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2004.05.06

荒天の連休終わる

 木曜朝、親父のバッグをチェックしたら、やたらと重い。どうせ読む暇なんか無い文庫本が3冊、なぜか昨日買った消しゴム、血圧計にひげ剃り。このシェーバーというのがまた凄い。何をどう作ればこんなにでかく重たくなるんだろうと思うほどに馬鹿でかい。ひと昔前のハンディ・ムービー並み。2日3日髭を剃れんでも死にはせんと、次々とバッグの中身を放り出して家を出る。

 南武線京急線で羽田へ向かう。川崎のサラリーマンって、シルバーシートの真ん前に白杖持った婆さんが立とうが、乳児を抱えた母親が立とうが我関せず。田舎じゃ絶対にあり得ないことで(たぶん外国でも無い)、こういう目に遭遇すると、都会人のモラルは潰えたなとつくづく思う。
 13時のJAL便にジジババを乗せる。チケット・センターで「スマイル・サポート」なる老人ケア・サービスを依頼する。だが集合場所がどこだか解らない。全日空の場合、6番の柱と決まっているんだが、何やらカウンターの女性はムニャムニャで、要領を得ない。結果的にそれは、チケット・センターの真向かいに、カウンターという形できちんと存在したんだけど、何故この程度のことを口頭で説明できないんだろう。
 日航と言えば、他業種に接客業のアドバイスで人材派遣するほどのベテラン会社なのに、日航ですらまともな接客が出来ないとなれば、あとはマニュアル主義のファーストフードやTDRくらいでしかまともな接客にはお目に掛かれないということか。
 田舎への土産を到着空港から宅配扱いするために、近くにいた案内の女性にカウンターは何処ですか? と訊いたら、「解らないから訊いてきます」。これもすぐそばにあったのだが、何で案内役の人間が知らないのだろうと思って、「ひょっとして宅配サービスの利用者が少ないのでしょうか?」と訊いたら、「いえ自分はまだここに配属になったばかりで、しかも先月カウンターの一部変更があったため知りませんでした」とのこと。いやぁ、それで貴方がそこに立っているのは意味無いでしょう。せめて貴方が知っておくべき情報は事前に抑えておいて欲しいぞ。
 時間があったので、出発フロアの奥のギャレリアの喫茶店でお茶する。こんなスペースがあるなんて初めて知った。天井が高くて気持ちいいが、禁煙席に衝立やファンがあるわけでなし。やたらと煙草臭い。
 所で、羽田というのは、致命的にどうしようもない部分があって、たとえばエスカレータは、荷物もベビーカーも使うなと警告しながら、ギャレリアの上の階に上り降りするためのエレベータは三基しか無く、いつも客を積み残して動いている。全く需要を満たしていないのに、増設しようという動きもない。下の階に授乳室があるんだが、これも首都の玄関とは思えないほど狭いらしい。なんとかならないものか、この空港は。

 12時半にスマイル・センターにジジババを連れて行く。案内の女性がつつーと歩いた後、「あ、お手をお持ちしましょうか?」と婆さんの左手を持って歩き始めるのでキレそうになるが我慢する。きっとこの連中は、日航の社員じゃない。東急エージェンシーかどこかの、それも契約社員だろう。多くは期待すまい。
 目が見えない人間は、介護者が自分の前を歩くことを極端に嫌う。それは、足を出した瞬間に、相手の後ろ足にぶつかる危険があるからで、介護の鉄則は、斜め後方より肘なり腰に手をあてることなのだが、この連中は全日空にしてもJALにしてもその鉄則をまるで知らん。盲人は手を引きゃあ良いだろう程度にしか認識していない。うちの親父並みに役にたたん介護者だ。

 用事があった女房は先に帰ったので、次男のベビーカーを押して帰宅、車中、半分は寝ている。駅で女房長男と合流、丸井フードコートでラーメン。ここのラーメン、500円もする割には全然美味しく無いんだよね。太麺のせいだろうか。耳鼻科に行きたかったが、この辺りの町医者はどこも木曜が定休。
 14時帰宅。そのまま倒れる。爆睡と行きたかったが、長男すこぶるハイテンションにて、昨日買ったばかりの「ウルトラマン大百科パート2」を開き、歴代ウルトラマンの名前を大声で復唱する。あんたら、ジオン軍のキャラか!? どうしてウルトラ兄弟が30人も50人もいるんだ。
 次男、結局5月連休中は何処にも行けなかったが、昨日、婆さんの財布にて7.000円もするデカレンジャー・ロボをゲットしてご満悦。どうしてこんな値段なのだろうと思うが、たぶん搭載されているLED光源のせいでは無かろうか。電球ものだと半年も持たないが、LED光源ならうちの息子に孫が出来る頃まで遊べそうだ。

※ 三菱ハブ事故

 これは三菱の責任だけクローズアップされているけれど、国に責任は無いのでしょうか? 三菱は過去にリコール隠しがあったわけで、それを認識するなら、国は他にも隠蔽や誤魔化しがあることをその時点で疑うべきだった。
 さらに言えば、自動車というのは、高度成長期以降、一貫して日本経済の牽引役であったわけですね。しかも今では主要輸出産業の根幹でもある。にも関わらず、国の責任において、国の機関で、それらの商品の安全性をテストする体制が全く無い。
 日本の自動車産業が発展した理由は、それが国の保護下に無かったからだけど、そろそろ、業界任せで無い、消費者本位のチェック・システムを作るべきでは無かろうかと思います。

※ 自衛隊ヘリ近づきテント飛ぶ 米軍岩国基地で6人けが

 岩国での事故で、ホストは米軍、ゲストが自衛隊なんでしょうか。MH-53Eのローターの爆風に飛ばされたみたいですが、これはやっちゃいかんですよ。それやって良いのはSH-60まで。あんな大型ヘリでそれやったら、観客は吹き飛ばされるかも知れないくらいのことは考えないと。
 ただ、私は田舎のショーに帰った時も感じましたけれど、アメリカで基礎訓練を受けたロック岩崎は、基本的に米軍のレギュレーションで飛んでいますから、絶対に観客の上は飛びません。欧米のレギュレーションというのは、どんなポジションでアンコントロールに陥っても、絶対に観客席には墜ちないことを前提にしている。だから日本のそれと比べると、ちょっとショーとしてつまらない部分はあります。
 でも、例えばT-4ブルーは、最後のコークスクリューで真正面からアプローチして来る。鹿屋では、AH-1Sや、地元の救難ヘリが観客の真上を最後に飛ぶし、P-3Cだって、お構いなしに観客の上空をパスする。
 いつか、日本のエアショーの、この甘いレギュレーションが原因で、数十名の観客の犠牲者を出す大事故が起こることでしょう。私らがいくらレギュレーションを厳しくすべきだと主張しても、なかなか受け入れられない。

※ 米軍民間人攻撃?

 フランスのテレビ局が公開する前に、ABCが公開したというアパッチヘリの赤外線映像ですが、あれは米軍のROEで言えば、全くの合法ですね。映像の一番最初に、人間が何か竿状のものを抱えて走って空き地に置くか、放置しに行くシーンがある。ものが何かですが、端っこに、何かぶら下がった蓋のようなものが揺れているんですよね。それを見ると、どうも携帯式対空ミサイルに思えなくもないけれど、対空ミサイルにしてはあまりにも軽々と持っているし、センサー部分の膨らみが無い。その点からすると、弾頭を装着していないRPG発射基かなとも思える。
 前世紀以前のいろんな国際法規に照らすと、ちょっとグレーゾーンな攻撃ですけれど、あれで軍法会議に掛けるの無理でしょう。いずれにしても、この戦争の難しい側面を窺わせる映像でしたね。
 しかし、30ミリ砲でミンチにした後の人間って、まったく原型を留めていないというのが、当たり前のことながら凄い。肉片が飛び散って、それが反応するだけなんだもの。胴体らしき部分すらモニター上では判別できない。

 本日は、康夫ちゃんの5時間(虐待)辞令交付、勝谷氏の、そんな事実はない、「長野記者クラブ解散イジメ」、批判者を排除する日垣氏メルマガ等を書く予定でしたが、また明日。

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コメント

例のアパッチのサーマルサイトの画像ですけど、おおっぴらになってなかっただけで、海外のサイトでは一月末位から流されていましたよ。
阿修羅♪だかamlだかで紹介されていたので「いつ消されるかわからん」とDLして、サウスパークばりに無機的に人間がふっ飛ぶのを見て背筋が寒くなったのを覚えています。

どっちかと言うと「何故この時期に公表された」って辺りがあの画像の問題の本質ではないかと思うんですけど。

投稿: Artane. | 2004.05.07 00:01

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