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2004.06.25

法と正義の名において

 木曜、悲惨な一日になる。先週から咳き込んでいた長男が熱を出す。女房は次男を置いて外出。寝ろつうのに、長男も次男もびんびん。女房が帰宅した時には、嫌がる次男を腹の上に置いてソファで寝てた。あげくに夜になったら女房に風邪が移っている。

 その間に、長野地方裁判所の判決が出る。東京マスコミを抱き込み、東大のタレント教授まで担ぎ出し、かつ、長野県民の税金を費やして行われた出鱈目に、一人司法が冷静な判断を下してくれたことに救われた気持ちがする。三権分立の価値を久々に実感できた瞬間だった。

 この裁判において、泰阜村(というより松島村長)はマスコミに対しては、知事の住民票受理に関して、その正当性を縷々と訴えたが、法廷においては、勝ち目が無いことを悟り、ひたすら裁判を起こした長野市民の原告適格を訴えて門前払いさせようとした。
 それ自体は、法廷戦術としては正しかったのだろうけれど、結局、判決はあらゆるポイントに関して完敗だった。一つ拙かったのは、丁度選挙と重なったことですね。もしこれが認められるようなら、地方でかつて頻発した、選挙目当ての住民票の大量異動を容認することになる。

 これからどうなるかと言えば、控訴(一部に「上告」と書いた地元メディアがあったけれど、法律用語としてはこれは「控訴」が正解ですね)という手だてもあるわけです。泰阜村に裁判所からの正式通告が届くのはたぶん週明けになります。控訴期限はそれから2週間のはずですから、選挙後でも控訴するか否かの判断は留保できる。その間に康夫ちゃんが投票を済ませて、選挙後に「控訴断念=判決の確定、でも結果的に投票は出来ちゃった」となれば、泰阜村選管が被る傷は最小で済む。

 ところが、泰阜村選管はすでに選挙人名簿から田中康夫の名前を末梢すると言っている。つまり康夫ちゃんが、葉書を持って投票所に出向いても、名簿との照合が出来ないから投票は出来ないわけです。しかし康夫ちゃんは、昨日の段階では、不在者投票すると強気に明言したらしい。となると、今度は、いつの時点で泰阜村が田中康夫の名前を抹消するかです。
 彼のスケジュールは今週は真っ白で、金曜日まで議会ということになっている。終日拘束されるわけではないけれど、いずれにせよ、不在者投票するためには、窓口が開いている時間帯に投票所に赴く必要があるから、一晩泰阜村に帰って、朝一で投票を済ませてお昼に登庁するか、お昼に早引けして夕方までに村に着く必要が出てくる。
 アホなペテン師と、知事との関係しか頭に無く後先のことを考えるセンスの無い村長に翻弄された村の選管が、更に気を利かせて、田中康夫が不在者投票を済ませるまで、抹消手続きを引き延ばす可能性が無きにしもあらずではあれど、それでは、名簿から抹消するという意味が無い。それこそ、自治において最も法に厳正であるべき選管が、自己の任務に対して不法行為を率先する事態になりかねない。

 日本には下らない法律が多いし、時には、それに真っ向挑むのも格好良いでしょう。しかし、県知事が税金を浪費して、そこまでするほどのことなのか? この裁判に掛かった費用は、すでに、この三年間田中康夫が長野県で納めた県民税を遙かに越えていることは間違いない。挙げ句にこの後、長野市の住基裁判も控えている。
 ペテン師のパフォーマンス・ショーに税金と貴重な人材を支出し、マスコミはただ面白いからと、それを持て囃す。けれど、所詮ペテンはペテンですから、法と正義の前には、滑稽な猿芝居で終わるだけです。後には、対応で走り回った地方の役人の徒労感と、税金を無駄遣いした記録が残るだけ。長野県民はいつまでこのペテンに付き合うつもりなのだろうと思う。

※ 韓国人スリ集団

 これは、入りも出も、入管を通っていないんですよね。たぶん日本海辺りから上陸し、数週間稼いだら、また日本海ルートで帰国するんでしょう。不審船対策だなんだ言って、しかも、テロ阻止の国際合意の名の下に、釣り人から護岸を奪うようなことをやっている一方、ほとんど野放しに犯罪者集団は入ってくる。もう一度、対策を練り直して欲しいですね。
 たぶん、逃げ延びた5人は、今頃、関西まで逃げ延び、帰りの船の手配を付けていることでしょう。

 ただ、あの犯人、包丁の柄に、何か滑り止めの布のようなものを巻いていたようにも見えたんだが、たぶんあの辺りの注意事項までマニュアル化されているんでしょうね。

※ イラク戦「反対」なら5点追加…愛知の県立高中間試験

 愛知といえば、昔はがんじがらめの管理教育で有名でしたが、こんなアフォな教師の跋扈を許すまでに「改善」されたのでしょうか。
 所で、岩手だったかな。選管のポスターで、「どうして岩手の人は不満があるのに何も言わないの?」という、キャッチコピーのポスターがボツになりましたけれど、これは現状是認の有権者も大勢いるわけで、気持ちは解らないでも無いけれど、ちょっと勇み足ですよね。ただこれ、自民党岩手県連が直に抗議したというのは、拙かったと思う。いかにも自民は現状是認の政党というイメージを与えかねないから。事実そうだとしても。

※ 【映画】世界的に映画料金が上昇、最も高いのは日本

 このニュース、ちょっとおかしいのは、日本の映画料金を平均価格が1,252円と弾いているんですよね。おっちゃん、こんな安く映画を見たことはここしばらく無いぞ。
 難しいのは、じゃあ映画料金を安くすれば、観客は劇場に戻ってくるかと言えば、たぶんそんなことは無い。ここいらへんの事情は出版不況と一緒なんですよね。映画はレンタルやDVDで、副収入が得られるようになっただけ、まだ出版事業より恵まれていますが。
 公租公課とか地価物価という話になるけれど、駅前に小劇場を作って、そこでちゃんと儲けが得られるシステムを作るべきだと思いますね。今ですら、都会には一杯シネコンがあって良いなと地方の人々は思うかも知れないけれど、意外とそのシネコンが遠くて不便だということは知られていない。所詮、シネコンは、都心に通勤するサラリーマンやOLがターゲットだし、神奈川であとシネコンと言えば、行楽地くらいのものですから。意外と、この映画圏から外れたエリアというのは多いんですよ。

※ 女性定員8人に女性刑務官2人 受刑者妊娠の刑務支所

 これは結構重大なニュースで、選挙と韓国人スリのニュースが無ければ、たぶんトップニュースに躍り出たことでしょう。
 姑息なのは、発表は昨日のお昼で、逮捕は名古屋刑務所自身によります。つまり法務省は、参院選のニュースでこれが後回しになることを十二分に計算した上で、逮捕と発表を昨日にセッティングしたわけです。えげつない連中です。
 しかしこの事件の異様な所は、それがセックスのことしか頭にない新人刑務官とかではなく、分別盛りの46歳にもなる看守部長という、管理職によって為されたということです。恐らくここでは、看守が女性受刑者と肉体関係を持つことが昔からの慣習として存在したはずです。たぶんこの看守部長がマスコミなんかと接触したら、ボロボロと過去の行状が出てくるでしょう。今、法務省は、どうやって彼の口を封じて無事に裁判を終えるか頭を悩ませているはずです。

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