« 南信州に吹き込む新風 | トップページ | 危機管理不在の長野 »

2004.07.25

涙は詐欺師の七つ道具

※ WILL幕引き

 最初聞いた時には無茶だけど面白い異業種企画だなと思う一方、なんでここに近ツリがいるんだろうと思ったら、近ツリだけがそこそこブランド・イメージの構築に成功したらしい。これで懲りずにまた別の企業同士がくっついて展開してみれば良いと思うんですが。日本という国はまだまだ人材の流動化に欠けると思うんですよね。こんな形ででも、人材交流して、次のビジネスのヒントを得て欲しいです。

※ 白骨温泉、被害拡大

 少なくとも、国はもとより長野県においても、温泉の水質管理という問題に関しては、さしたるガイドラインを設けてこなかった。せいぜい衛生上の問題を保健所が管理して来ただけ。(そういえばブランド・イメージの構築では、信州牛なんてのもあったような気がするが、結局、宣伝で県費を無駄遣いしただけに終わった。この人には何かを成し遂げるという目的意識は無いらしい)
 昨今の温泉ブームで乱開発がたたり、日本全国で、足りない湯量を補うための水道水の利用や、ボイラーでの再加熱、汚いお湯の循環等はずっと指摘されていた。日本中で。だからこそ源泉そのものを求める秘湯ブームも起こったし、レジオネラ消毒の問題も発生した。
 しかるに、今日まで田中康夫がそれらに関して発言したことなど一度も無い。私はここ一週間日本のテレビを見られなかったけれども、彼はこの問題で涙ぐんで見せたらしい。(※ 今夕の報道特集で見られるらしい)
 涙は、ペテン師の商売道具のひとつです。いつでもどこでも必要な場面で涙ぐめることはペテン師として求められる資質の一つです。
 白骨温泉で、なにやら怪しげな自作自演ぽい二件目の入浴剤使用を田中康夫が自ら暴いて、ビジュアルに訴えたわけです。でも、お前にそんなことをする資格があるのか? つい昨日まで、観光県だなんだと囃し立てながら、身内にパブリシティの利権を分配することにしか興味が無かった男が、それ! 水戸黄門ごっこをやる好機だと、はしゃいで見せただけ。
 少なくとも、温泉を着色してはいけないという法令は無かった。温泉の着色問題と、レジオネラ消毒や再加熱といった問題が、その悪質さにおいていかほどの差があるというのか?
 ここでやるべきことは、静かに問題の本質を見極め、全国に先駆けて、温泉地の自主基準と監視システムを組み立てることを業界と供に構築することであって(知事就任時点で取り組むべきこと)、マッチポンプよろしくホテルをスケープゴートにしてテレビの前でさめざめと嘆いてみせることじゃない。県民はあんたのその芝居がかった態度に冷め切っているよ。

* あと、民放一社に、水戸黄門ごっこのビデオを田中康夫が提供した件ですが、これは単純な業務妨害であり、人権侵害でしょう。いかなる悪党でも、守られるべき人権があり、守られるべきプライバシーがある。それが法治国家の基本原則です。田中康夫がやってのけたことは、警察が嫌疑が掛かった容疑者の逮捕にテレビ局を同行させ(それも令状も無し、所か、どういう法令に引っ掛かるかの説明すら無く任意性の担保もない)、一切のプライバシー保護の手段を講じることなく、もちろん判決どころか起訴をすら待たずにして、その逮捕シーンを全国に、刑事のお手柄として放映させたようなものです。
 これはTBSが最初嗅ぎつけたことからSBCにお貸し下げされたらしいんですが、独自のスクープと官による情報操作は峻別して欲しかった。

※ NHKプロデューサー着服

 80回で4,800万円ですから、一回あたりの金額に均すとちょっと微妙な感じですね。やっていることは、田中康夫と平……、あいや、民放の番組制作者と全く同じ手口でして、下請けのイベント会社をでっち上げてそこに架空発注させてキックバックを得ると。田中康夫と某イベント……、あいや、民放の場合は、みんな同じことやっておいしい思いをしていますから、みんなじっと自分がそのポジションにたどり着く日を夢見て黙っていれば済むけれど、NHKともなればさすがにやばい橋を渡れる人間の数は限られていますから、それなりに口封じに全力を投じないと、チクられるわけですね。しかし長野県民……、あいや、視聴者は、こんなことどこでもやっていると思っていますから、受信料不払い運動の引き金を引くことは無いでしょう。

※ 不評9字、まず削除

 糞、屍、呪、癌、姦、淫、痔、妾。一瞬新聞紙面を開いて、とうとう勝ちゃんが全国紙でコラムを書くようになったかと錯覚してしまいましたが、ちょっとこの問題が変だなと思うのは、人名漢字って、実は使えない漢字が圧倒的に多いんですね。日本は漢字文化の国というのに、学校の先生を慮ってか、なんでこんな字が使えないの? というケースが多い。

※ 無事帰国

 日曜午前7時半。「乗せてやっている」という態度のエアフラ276便にて、無事旧大陸より帰国。FNS27時間に付き合えず、無念! 今年は誰が走っているんだろう。て、それは日テレか? 喉の状態、全く改善せず。

※ メルマガおまけ 今回の任務

|

« 南信州に吹き込む新風 | トップページ | 危機管理不在の長野 »

コメント

「信州牛」ではありません。「しなの牛」ですよ。

投稿: とおりすがり | 2004.07.25 13:32

そうでしたね。
でもこっちが「しなの牛」なのに、なんで県名は「しなの県」にしなかったのでしょうね。

投稿: 大石 | 2004.07.26 10:28

それは多分、「しなの」は懲りたからでしょう。(笑)

投稿: とおりすがり | 2004.07.26 10:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 涙は詐欺師の七つ道具:

« 南信州に吹き込む新風 | トップページ | 危機管理不在の長野 »