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2004.11.30

外務省職員殉職一周忌

※ 外務省で奥大使らの追悼式典、イラク復興の誓い新たに

 サワマ周辺ということに限れば、相変わらず散発的で、幸い、ゲリラやテロが跋扈する状況に至っていない。全土は不穏な状況ですが、ザルカウィ派も、失った拠点を新たに構築して立て直すには、しばらく時間が掛かるでしょう。
 アメリカに同調する各国が撤退するという状況が続いていますが、これはたいした問題じゃない。イラク軍が立ち上がりつつありますから。
 ここでの問題は、傀儡政権がもし腐敗するようなら、ベトナムの轍を踏むことになる。それをいかに阻止して前進するかです。
 殉職したお二人に誇れるような状況では無いし、何よりイラク人の自立なくしては、援助の手だても限界があるけれども、確固たる戦略と外交方針を持ってかの地での復興に協力する、その復興を必ず見届けるという意志が必要なのだろうと思う。

※ ペー様離日

 やまあ、良い物見せて貰ったというか、ま、この国には、まだまだ何かに熱中できるオバサンやOLがいるという事実を知ることが出来たのは結構なことです。そんなことが出来るのはヲタ世代の野郎だけだと思っていたので。

※ 秋篠宮さま39歳、皇太子さまに異例の苦言
 事前に発言内容を親父に相談すべきだったと言っているんだが、極めて真っ当な発言。奇行癖ばかりが目立つお人だが、意外に真っ当なお人らしい。発言を精査すると、「自分がやりたいことが公務だと思わない」とか、マスコミが黙殺して来た、国民と全く同じ疑問を素直に表明しているんだよね。

 テロ朝の川村記者が、今朝の朝刊瓦版(7時33分)で、秋篠宮は、こういう発言に関して、雅子が喪に服している最中に良いのか? これは親父と相談したのか? と批判していたが、お前らみたいに皇族の発言ひとつ批判できない腑抜けな奴らに言えた義理じゃねえだろう。

※ 次世代DVD、米映画大手4社が「東芝規格」支持

 さて、ソニーの巻き返しはあるんだろうか。ただそんなにソニー陣営が追いつめられたという感じでも無いんですよね。まだディズニーがどっちに転ぶかは決定していないし、ソニーはそもそも次世代プレステにブルーレイを採用することを表明しているから、それだけで数百万台セールスが見込めるし、何しろ、ものはすでに市場にあるし。
 私は、書き込み容量が大きく、メディア単価が安い方に乗ります。
 ただ一つ言えることは、ハリウッドは、DVD画質に満足しているんですよね。あれでは駄目だとヲタクなことを言っているのは、ごく一部のクリエーターとアニメ関係だけ。

※ メルマガおまけ この頃の海外テレビ

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2004.11.29

信濃の国

 日曜、疲労激しく、朝から「疲れた」を連発。ピーカンなので何処か連れて行けという話になり、電車に乗ってたまプラ、ロケットハウスに。駅前のドラッグストアで300円のドリンク剤を買ってその場で飲むも終日、疲れは取れず。

※ 高知県知事選

 やれやれだね。【地方守る先頭に」、根強い改革への期待 橋本氏5選】これが朝日の見出しなんだが、12年も知事をやった人間にまだ改革幻想を抱くなんて、この連中の時計はどこかの時点で止まったままなんだろうな。

※ 窪塚、映画で復帰 「鳶がクルリと」来年公開

 ワイドショーで喋っている様子が出たけれど、全く元気。こいつはスーパーマンか!?

※ 定率減税見直し?

 財務省という所も全然懲りないというか、歴史の教訓が無いというか……。それとも、自民党政権を今度こそ潰すという深謀遠慮があってのことだろうか。

※ US-1A改輸出?

朝日の解説では【同社は「環境が整っていない」として自主的に輸出を控えてきた】と、こんな感じで、いかにも新明和が、武器輸出と批判されることに神経を使って輸出を躊躇ったように書いているんですが、事実はちょっと違うでしょう。
 突き詰めれば、新明和に、輸出するだけの意欲が無かった。体力が無かったから、オファーを何だかかんだと言って断ってきたというのが、業界的な見方です。
 やっぱり、飛行機を海外に輸出するというのは大変なんですよ。20年以上、中古転売を繰り返されながら使われる飛行機ですから。その間、ずっとカスタマーの面倒をみなけりゃならない。日本の場合、YSでもの凄く苦労した記憶があるから、新明和みたいな体力の無い会社では、当然、そんな先のことも解らないのに海外でカスタマーなんか抱えられないということになる。だから結果的に輸出は躊躇わざるを得ない状況が長く続いたわけです。
 輸出は結構なことだと思いますが、この人たちはどこまで本気なんだろう。

※ 北山早苗日記より
http://sanae.islandvoice.net/

【 さて、昨日は「これでいいのか田中県政、みんなで長野県を考える1000人集会』というのが安曇野スイス村サンモリッツで開かれた。  物見遊山で行って来た知り合いの暇人レポートによると、「650席ほどの椅子席がほぼ埋まった。内、関係者、報道陣の他に山口村から20名が出席。貸しきりバスまで仕立てたが、実質、一般参加者は最大500人くらいか。最後まで残っていた人は150人ほど」「内容については話す価値もないが、どうもこの次の知事選をにらんでの催し?、ほとんどの発言者はかつて知事を支持した人達で、なんか言い訳の会みたい。自ら担いでおいて今更という、無責任極まりない懺悔の会のような集会だった。それにしてもレベルが低くて情けない」と。  また、新聞報道よれば、山口村の越県合併賛成派の人たちがキャラバン隊をつくり参加し、集会最後の参加者によるトークリレーで先陣を切った。しかし、集会の締めくくりはなんと『信濃の国』を皆で歌ったそうで、信州から離れたい人たちを最初に使い、最後が『信濃の国』では、ジョークにもならない。 】

 私は、この人にもぜひ集会に参加して欲しかったわけです。出来ればスピーチもして欲しかった。たぶん聴衆からの凄まじいヤジが飛んだとは思うが。「最後まで残っていた人は150人ほど」、ご愛敬とはいえ、これは明らかに嘘です。確かに終了は5時を回って外も暗くなってはいたけれど、300人以上が残っていた。こんなことなら壇上から証拠写真でも撮っておけば良かった。
 集会は、無責任の懺悔の会じゃなく、新興宗教やマルチ商法の被害者の集まりみたいなものだったわけだが、ただし壇上の発言者の半数は、最初から警句を鳴らしていた人々ばかりで、そのお先棒を担ぐ側に回ってしまったのは、永田弁護士くらいのもの。レベルが低かったか云々は、私が反論すべきことじゃないかも知れないから黙っておくが、山口村から来たキャラバン隊の人々を「最初に使った」という事実も無い。これはそもそもプログラムの予定には無かった話で、会場に着いたら、そういうことになっていた。どうしても発言させて欲しいということで。それがメインでは無いし、いかにもあの場を越県合併に賛成する立場の人々の集まりと見られることには危惧を感じるけれど……、という慎重な意見もありました。それは私は、当日現場で進行の打ち合わせをしている時に聴きました。
 「信濃の国」という歌は、パートごとにテーマがあって、県歌として覚えやすい構成になっていますよね。これほど県民に浸透している県歌は、日本全国長野くらいでしょう。私の記憶に鹿児島県の県歌の記憶なんて全く無いから。この県歌がとりわけ長野で親しまれる理由は、まさに長野の地域分裂が主因です。その分裂気味の長野を何とか纏めようということで、積極的に「信濃の国」が謳われるようになった。

 余談ですが、イベント当日、斉藤さんのお店で、地元紙を読んでいたら、たまたま椋鳩十氏の記事が出ていた。長野のご出身ではあれど、のちに鹿児島県で教員採用され、最後は図書館長という要職まで務められた。私は、あまり影響を受けた作家や心酔する作家がいない人間だけれども、生涯において最も影響を受けた作家は誰か? と問われたら、迷わず椋鳩十氏の名前を挙げる。子供の頃、その全集を貪るように読んだ記憶がある。
 島崎藤村は、信州の文豪かも知れないが、それを言うなら椋鳩十氏だっている。島崎藤村ひとりじゃない。しかも彼の歴史や遺産が隣県に引っ越すという話でもない。その記事を読みながら、この越県問題で藤村の名を持ち出すことの矮小さを感じたりもした。

 あそこで「信濃の国」を歌ったのは、ジョークじゃないんだよ、北山さん。参加者にしてみれば、そんなたちの悪い冗談にして欲しくは無いでしょう。それに、これが一般の市民なら、あいつらは嫌いで裏切り者だから、関わらない。でもそこで何がどう展開したかは知りたいし、後々物笑いの種にもしてやろうじゃないか、という卑屈な発想も理解はしましょう。それでも、御近所なら覗きに来るのが筋だとは思うが。
 しかし他方、県民から付託を受けた県議という公人が、本来その場に行くべき義務を持ちながら、無視も出来ずに、行きもせずに嘘は書くは、罵詈雑言は並べる。いったい田中康夫の周囲は、いつからこんなアンフェアな人間が公人として集うようになったんだろう。

※ メルマガおまけ ノクチ、たまプラ客層の違い

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2004.11.28

サンモリッツ集会

 土曜朝、ホテルの窓から空を見上げると快晴。こりゃイベントやるには、天気が良すぎるかなと思う。ホテルをチェックフウトして外に出ると暖かいし、紫外線がやたらと強い。駅前のロッカーに荷物を放り込み、途中セブンイレブンに寄って500円の手提げ袋を買い、PC他を入れる。斉藤さんの車で会場へ向かう。
 しかし天気が良いわ。ずっと川沿いに走るんだが、左手に川を見て、右手にはあれは篠ノ井線になるのかな線路。で左手の川というのが、コンクリ護岸が無くて、うまく自然を活かした護岸構造が続き、しかも山からの清流だから、ちょっと石灰分も溶け込んだりして白濁観がある。いやぁ、これで屋根瓦の一戸建てさえなければスイス・アルプスで通りそうな景色だ。
 11時半頃、会場のサンモリッツ安曇野に到着。どういう会場か全然認識が無かったんだが、構造としては、ステージ付きの体育館という感じで、両隣には、馬と遊べる放牧場みたいな所と、観光客向けの土産物センターがあって、観光バスが止まっている。
 会場の椅子はすでに並べられている。700椅子を並べたらしい。みんなで昼飯にラーメンを食べる。皆さんフォーマルな格好で斉藤さんまでネクタイ締めているので、やむなく土産物屋にてちぢみ織りとかのネクタイを2.100円で買う。私なんか最初はいつものカメラマンズベストで壇上に上がろうと表明していたのに追撃さんまでネクタイなんだもの。
 しかし天気が良い。(*ブログに当日の写真有り)。松本というのは、全国的にはアルプスの入り口として知られていますが、盆地というより、平野部ですよね、あの辺りは。北アの峰峰はすでにうっすらと雪化粧。
 場内でジャズを聴きながら、観客の到着を待つ。最初は動員を掛けると聞いていたのに、そんな人々が全然見あたらないんだよね。このイベントの話が持ち上がった時には、県議らから動員は任せてくれ! と激励されたとかいう話もあったんだが、当の県議の姿も無し。最終的には、椅子は9割埋まり、当然前列はどうしても空くので、後から来た皆さんが、入り口付近で立ち見という状況だったらしい。

* 最初に基調報告した青木さん、田中県政誕生直後、運良く定年になって、ま、定年になる直前に実は辞表を書いて県庁を去った方なんだが、その方の報告では、田中康夫が県庁入りする時の、れいのビデオを録る撮らないという話が過去に追撃さんのスクープで明らかになっていますよね。この件に関して当事者としての説明があったんですが、最初は、田中が一方的に、3クルーカメラを呼んで登庁風景を撮れと言ってきたらしい。で青木さんは、それをしてふざけんなと却下するんだが、いざ政権が発足した後の異動で、予算を決済する立場になったら、広報からまたその件を言ってきて、というより泣き付かれて、実は東京から2クルーが来て撮っていた。その経費を出してくれないか? ということで、それも突っぱねた。それで知事との仲が決定的になったらしい。

 さて、当然話はみんな延び気味に展開し、追撃氏と私の対談も20分の予定が30分に。ま、そこそこ無難にこなせたと思う。日垣隆先生の名前もしっかり県民に売り込んで差し上げる。
 最後に、会場の聴衆からの意見表明。前回の出直し知事選に立候補された中川暢三氏もご発言。閉会後名刺交換する。
* 軽井沢で、田中支援をし、その前は、オリンピック帳簿追求や新幹線反対運動をしていた方がご発言なさったんだが、軽井沢では有名な方らしい。その人がオリンピックの帳簿疑惑に関して、委員会が立ち上がった時に、松葉弁護士が訪ねて来て、資料があるなら説明してくれないか? ということで、オリンピック疑惑に関する膨大な資料を渡し、レクチャーした。所が、その後は一切何の説明もなく、松葉弁護士は委員会を降りるは県の役職に就くで、そのまま沙汰闇になり、未だに資料の返却もなければ、それがどう活かされたのかの説明も無いという。
* 東京から来たという青年が発言して会場がちょっと沸く-、司会的には緊迫するシーンがある。彼は、車座集会にも何度か顔を出しているそうなんだが、「田中さんだって話せば解るでしょう」と口を滑らせたものだから、結構アホバカに野次られる。
 いや、彼の言いたいことも解るけど(でも田中が話して解らない相手だからこういう集会を開く羽目になったのだという認識が無いのは駄目だ)、地元としては、普段東京メディアで田中の虚像に晒されている人々が、善意の理解者として田中を支持し続けているという姿に直面すると、たぶん頭に来るよね。

 せめて追撃さんとの対談シーンだけでも後日公開しようと思ってテープを回していたんだが、何やらうっかりラジオのボタンを押してしまい何も入っていなかった。無念。終わったのは5時過ぎ。すでに外は暗く、斉藤さんの車で駅まで送ってもらう。800円のちらし駅弁を買い、今度はきちんと戦略を立てて自由席車両を選ぶ。喫煙車両から一両置き、しかも前方よりの車両を選んだので、タバコの臭いとは無縁の帰路となる。
 月曜日に放送された自民党の小林興起衆議院安全保障委員会を招いての郵政改革談義のTBSラジオ・アクセスのテープを消化する。小林さんももう60歳なんだそうだが、駄目だろう、田中康夫をして、改革しているとか、勉強家だとか持ち上げていたら。
 番組冒頭、康夫ちゃんがたらたらブラジル訪問自慢話をするせいで、長峰が進行しようと苛々する様子が窺える。
 長野県内で流れていない11時半からの部分でも小林議員が残って、散々田中を「改革者」「勉強家」と持ち上げるわけだ。そんでもって、小泉総理に関して、「彼は改革のために破壊はやった。でも改革は、それだけじゃ終わらない。破壊の後にどう創造するかだ!」と力説するのに、田中が横でうんうん頷くわけだ。アホか小林興起、お前の目の前に破壊しか出来ん馬鹿男がいるだろうが?
 民主党でのメッキが剥げつつあるせいか、この頃の田中康夫は自民党にもすり寄って、亀井派で講演とかしているわけだ。だから亀井派は低落状況から抜け出せないんだよ。
 甲府に着く頃、やっと番組を聴き終える。しかしスーパーあずさって、立川にも止まって欲しいんだけどなぁ。八王子で特快に乗り換え。でもこの時間帯のせいか、それとも上りは全部そうなのか、立川まで各停なんだよね。すでに9時だというのに、塾帰りと思しき小三くらいの子供が携帯で親に電話している。あ~あ、どうしてこうすぐ子供は成長するんだろうな……と寂しくなる。
 立川駅乗り換え、22時前やっと帰宅。電車酔いで軽い偏頭痛あり。あっという間の一日を終え、風呂入って寝る。

※ チープな旅行

 2ちゃんねるで、自由席で行ってビジネスホテルに泊まり、すかいらーくで飯なんてなんて惨めなとか煽っている奴がいるんだが、いや、私にしてみれば、本来、コンビニ弁当で済ますべき所をすかいらーくなんぞでたかが晩飯に2千円も使ってしまったこと自体、大奮発したつもりなんだが。
 それはさておき、選挙の応援で松本に通うようになって以来、私にとって松本は、ただの御近所圏内であって、そりゃ俺は出世した大物ジャーナリストだから帰省するにもグリーン車でなきゃならんという人とは違うわけです。あれ行って(6千円)泊まって(5千円)帰って来るだけでⅠ万7千円の出費になりますからねぇ。田中康夫みたいに、とても会議会場としては使えない不便極まりないパークハイアットで「政治」活動したことにして、政治資金から「性事」活動資金として宿泊費を出させるような絡繰りも持ってませんし。

 たとえばホテルにしても、松本のブランド、ブエナビスタは、冠婚葬祭で使うには良いけれど、あそこはビジネス・ユースで使える場所じゃないですよ。まず駅から遠い。かと言ってタクシー乗れる距離じゃない。しかも部屋にLANは無いし、おまけにピッチは旗が立たない。個人的には、家族連れででもなければ泊まりたいと思うホテルじゃない。
 あと、グリーンと指定席に関しては、私は強くJRに言いたいことがあるんですけれど、全車両分に占めるグリーンや指定席車両て、当然自由席禁煙車両より少ないわけですね。となると、自分にたまたま割り当てられたシートが、自由席より喫煙車両の近くである可能性は必然的に高くなる。自由席だと、こちらの自由意志と戦略でもって、一番空気が綺麗そうな場所を選べるでしょう。それが出来ない。指定席だって、座った後で椅子を探して移動させて貰うという手もあるだけれど、それはそれで車掌さんの了解を得てのことですからね。
 JRの今の思想がどうなっているのか知らないけれど、車両は、グレードでは無く、喫煙、非喫煙で編成すべきだと思う。昨日乗ったスーパーあずさは、その辺りの配慮が若干窺えたような気もしたんですが。
 それに、俺は著名なジャーナリストだからグリーン車でパソコン仕事したいという見栄っ張りな人も世の中にはいるかも知れないけれど、あずさでは無理よ……。昨夜も、何度かパソコン出そうかと思ったけれど、あの右へ左への揺れの中では酔うだけ。下手すると、HDクラッシュの原因を作りかねない。
そこいら辺の合理性を考えると、経済合理性という以前のレベルで結論が出ちゃうんですよね。

※ メルマガおまけ 血液型番組&昨日のお詫び

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2004.11.27

スーパーあずさ

※ ジェンキンス氏釈放

 私は一環して、この問題は全く些末な問題で、日米間でどうにでもなると書いて来た。あたかもこれが大問題であるかのように騒いでいた連中には責任とって欲しいね。それだけ家族や周囲を不安にさせたんだから。
 軍法会議がいかに政治的思惑で骨抜きにできるかの知識が無い連中が騒いだだけだった。

※ 松本へ

 金曜13時出発。まず書店にて雑誌「WiLL」を入手。南武線に乗って早速開く。会社のサイトでは、執筆者として谷沢永一氏の名前があったので楽しみにしていたのだが、記事は無し。この執筆陣に呆れて降りたのか。よくもこんなロートルな人々を集めたものだ。これが10年前の新創刊雑誌だったとしても、この面子は無いだろうという時代錯誤感が漂う。「正論」及び「諸君」の酷い劣化コピーにしか見えない。
 おまけに、田中@ウーまで書いてるんだもん。鳩は飛ばないがデムパが飛ぶ田中ウーが、俺は最初からイラクに大量破壊兵器があるという報告を疑ってたとたらたら自慢。どうするんだよ。今頃それ自慢して。

 日垣隆担当頁。7頁もをまるでゴミみたいな下らん日記で埋めている。いや、あの内容をメルマガで書くのはありだと思う。読者は日垣隆のファンと彼の言動に興味がある者ばかりなのだから。でも、彼のファン以外も読む雑誌に、よくもこんな駄文を載せる度胸があるもんだなと思う。お客を舐めきっているとしか思えない。「客や被取材者を舐めんなよ」か。読者を舐めんなよだな。

 問題の最後の行

「私に関する記事を書いた信濃毎日新聞報道部の辻本邦宏記者に、取材に応じたのだから掲載紙を送ってほしいと二度も〝お願い〟したのに、ついに送ってこない。取り寄せて読んでみると、これが完全なでっちあげ記事だった。これでは掲載紙を送ることなど、とてもできなかったのだろう。なら記者辞めろ。
 同記者に取材を受けたことのある人たちに事情を聞いてみる。取材前に思い込んだストーリーから離れることがまったくできないタイプの記者だということが、よくわかった。
 この男と信濃毎日新聞報道部の捏造体質については、次回へ。私は、この男を許さない」
(同記者…‥タイプの記者、まではボールドで表記)

 私は別にこの辻本記者の名誉を守らねばならない立場には全然無いのだが、本件に関しては、若干の、さらに日垣先生の主張とはまるっきり違う情報も入りつつあるので、来月末の同コーナーを待ちましょう。
 しかしなぁ、「取材前に思い込んだストーリーから離れることがまったくできないタイプの記者」だなんて、この四年間、田中康夫をヨイショして、そのカルトから抜け出せずに、「取材前に思い込んだストーリーから離れることがまったく出来ずに4年間も、田中を信仰して、それを批判する人間を中傷だの守旧派だの中傷する似非ジャーナリスト」から言われたぁ無いよな。
 こんな思い上がった人間が、ジャーナリストの肩書きで、堂々とこんな駄文を商業誌で公開できるなんて、この国のメディアの病理は深い。

 他頁、勝っあんの「築地をどり」も読んだけど、全体的にそのまま屑籠へ直行させて構わない内容ばかり。すかすかの雑誌。この面子で行くなら、何か儲けを出すとか、世論を喚起するとかじゃなく、単に花田編集長恩顧ライターへの出版社の慈善事業みたいなもんだと思うぞ。

 立川乗換、八王子駅のホームで、昼飯。月見うどんにワカメのトッピングで350円。スーパーあずさに乗って松本へ。

 喫煙自由席との間に一両自由席を置いて、さらに後方に座ったのだが、ドアが開閉するたびに、タバコのきつい臭いが入ってくるんだよね。車中、週アスとNWJを片づける。ライス国務長官をキッシンジャーに並ぶかもとヨイショ。をいをい。ふと視線を上げると、甲府手前で見事な紅葉。西陽に綺麗だ。しばし見とれるも、カーブ続きでだんだん気分が悪くなる。ああ、新幹線欲しい。
 高校出たてという感じの髪の毛ぼさぼさの兄ちゃんがカートを押して行き来する。むさい感じがするも、なかなか微笑ましい。ご近所のコンビニでも、深夜は若い兄ちゃんがカウンターにいるわけだが、皆近所の系列店を掛け持ちするベテラン揃いで特にどう思うことも無いんだが、こういう場で若年労働者と出会うと、その動作はともかくとして、ガンバレよと励ましたくなる。
 しかしカーブだらけだな、この路線。しかもしょっちゅう止まるし。だからビジネスマンは、大事を取って現地泊を入れるしかない。私も今回は、日帰りで動けるんだが、万一往路の電車が止まると他に移動する術が無かったので前泊を入れた。松本駅前のビジネスホテルは、鉄道自殺でもっているよな部分がある。これで一時間短縮だとかになったら、ホテル街は壊滅だろうな。しかしあれは思うんだが、鉄路の要所要所に、深夜も目立つよう、轢断死体のカラー写真を貼りだしたらどうだろう。すんでに思いとどまると思うんだが。
 16時半着。やけに暖かい。いつものホテルにチェックイン。フロントにて、「ここ無線LANしか出来ないんでしょうか?」と聞いたら、有線LANも残してあるとのこと。ほっとする。
 日垣氏頁のコピーを取り、斉藤さんちに顔を出す。19時、すかいらーくで飯。ステーキを食べたかったのにメニューに無い。がっかり。やむなくハンバーグを食べる。何ですかいらーくで無いんだろう。女子高生がこんなところで飯食えるのは、地方ならではか。東京の価格じゃカーサが限界だもんなぁ。その一方で、ホテル入り口のエレベータ奥に3時間以上座り込んでたべっている集団がいる。
 ホテルでネット。長野県政関連をチェック。斉藤さんちでも夕方のローカル・ニュースを見たが、越県合併等、康夫ちゃん絡みのニュース多し。しかし、愛用のVAIO PCG-C1Rって名機なんだけどなぁ。どうしてバイオも東芝もこのタイプから手を引いたんだろう。
 夜、横殴りの雨が時々降る中を飲みに出る。土曜、窓から見上げる空は快晴。やっぱり空の色が違うね。原色の青だもん。ほっとする。

※ メルマガおまけ 旅先のネット環境

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2004.11.26

WiLL

※ 任期付きが組織活性化だってぇ?

 今朝のテロ朝朝刊瓦版にて、アホの財部が「ある県知事と話していて、今、民間人を一杯いれているんだけど、――略――公で働きたいという民間人を入れると、組織がもの凄く活性化する。学校の先生も3割は民間経験者から取りたいと言っていた」7時52分

 ま、ここでいう県知事とはあの県知事のことなんだが、何しろ、彼の頭の中でも田中は駄目だという認識があるもんだから、固有名詞は出さないわけだ。そもそも長野では、民間で働いたとも言えない新卒同様の人間を課長に任命し、半年も経ずに逃げ出す公共心とはおよそ無縁な人間も入り、組織のモチベーションを下げまくっているわけだが、そこまで見る気はないらしい。この電波芸者評論家は。

※ 12月県議会開会中に知事が台湾出張へ
【田中知事が12月県議会の開会中に県産のリンゴなどをPRするために台湾を訪問することになりました。】SBC

 全く無責任な行動だと思いますね。本会議が無い日にと言っているが、この前の女子大生パーティの時もそうだったけれど、本会議がなくたって、職員は議案を巡って夜遅くまで走り回っているわけで、いくら知事抜きの方が県庁が回るからってこれは無責任でしょう。
 もちろん、旅行目的はPRなんかじゃありませんよ。だって別に議会開催中に行かなくても、いつでも行けるじゃないですか。それをその時期にしたというのは、当然他の理由があるわけで、ただのバイトでしょう。きっとどこかの雑誌かテレビが、向こうの要人との会談等セッティングしたんでしょう。あるいはBRIOの企画で、ただ飯喰いに行くだけかも知れないし。蓋を開けてみたら、れいによって「長野のPRの一貫だ」と言い逃れできるようなバイトが入っているはずです。いつものこと。

※ WiLL
http://web-will.jp/

 今時ブログのひとつも回せない、その一方で俺はネット上で商売を……とかご自慢する内気な書き手と、まんまウワシンの執筆陣を引き連れての雑誌みたいで、やっぱり、60歳になって雑誌の編集長はどうかなと思う。
 昨夜、問題の日垣頁に関して、編集部で雑誌(今日発売)を貰って来たというお人から電話が入り、その場で読み上げて貰う。7頁もあるので全体の評価は読んでからにしたいけれど、日垣先生が書く書くと宣言していた、れいの信毎の件は、頁の最後にちらと、誰それが自分に関して捏造記事を書いて、それは次号に書くという感じらしい。さすがに、ただ文教委員会のやりとりをコピーしただけの記事を肝心の議会と県教委をスルーして新聞社が「捏造した」と喚くだけじゃ、読者の理解と同意は得られないことにお気づきになられたか。
 昨日は、記事を入手したら、速攻編集部に抗議を入れるためのテキストをすでに書いて推敲していたんだが、残念だ。普通、雑誌で「次号」とか書くと……、いや、そもそも日垣隆の過去の言動に照らすと、たとえばその昔は、「これが公になったら自民党はぶっ壊れる」なんて大法螺もあったけれど、何事も無かったかのように、そのネタは封印されちゃったりするんだが、期待して良いんだろうか? この人に。
 そんなわけで、そろそろ日垣先生にメールを送ってから一ヶ月になるので、「あの件はどうなりましたでしょうか?」と催促のメールを出そうかと思っている。

 所で日垣先生のコーナーのタイトルはこうだ。

【日垣隆 「どっからでもかかって来い! 売文生活日記 第1回『客や被取材者を舐めんなよ の巻』」】

 (被)取材者を舐めんなよ、か……。アハハ(~_~;)。都合の悪い取材依頼には、「坊やはおいくちゅかな?」と舐め返した男が良く言うよ。ホント、この人やあの人には、「売文」という侮蔑的な台詞がよく似合う。少なくとも「言論」じゃねえわな。そんな責任感やプライドは窺えないもの。

※ ダン・ラザー降板

 昨日書こうと思って忘れたんだが、明らかに長すぎたよねぇ。キャスターの寿命なんて、せいぜい頑張って5年ですよ。理想を言えば、3年程度で交代すべきだと思う。9.11テロの頃から、全く精彩を欠いて、ジャーナリストとしても終わっていたと思う。ただこれ、ニュース枠の降板であって、捏造メモの発信源たる、60ミニッツは降りないんだよね。彼としては、面子を失うことなく責任を取るにはこれしかなかった。
 さ、それでもちろん次は、日本の筑紫哲也ということになるわけだが、これもやっかいなのは、金正日が失脚したら、次はましな奴が来るのか? の議論に似た部分があって、テロ朝も久米が降りた後の古館はどうかと言えば、久米は思想が入った左翼だったけれど、古館はノンポリのファッションとしての、「とりあえず左を狙えばボールにはならないだろう」というレベルだから、ある意味、久米より酷いわけだが……。

※ メルマガおまけ ペー様&バス釣り問題

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2004.11.25

ニートをどう捉えるか

※ 「迫撃砲数発で危険と判断しない」 防衛庁説明に反発が 朝日
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20041124/K2004112402430.html

 今朝のテロ朝朝刊瓦版では結構大きな扱いだったのに、ネット上のニュースでは扱いが小さいんですよね。防衛局長が、加藤古賀亀井の前で言って、加藤が「国民が聞いたらどう思うでしょうね」と言ったらしいんだが、建て前はともかく、戦場に出掛けているんだから、その程度のことでガタガタ言っても仕方なし。
 むしろ、こんなことをあげつらって叩いて、役人や現場を内向きにさせることの方が損失だと思うんだが。

※ 同友会代表幹事「首相の靖国参拝、控えていただきたい」

 ちょっと不愉快なニュースだな。対中ビジネスは大事だけれど、それでも、たかが商売ごときで、国家の原理原則に関わる部分でこんな連中に口出しして欲しくない。
 私はこういうニュースに接するたびにいつも思うんだけど、マスコミはこの手の「反対」の意見は積極的に採り上げるが、あそこに為政者が行くのは当然じゃないかと考える、遺族会とかの意見は一切無視するんだよね。

*「首相は参拝続けるべき」 靖国問題で安倍幹事長代理

 真っ当な意見でしょう。この問題てのは、実際に遺族会等の支援を受けている自民党の政治家すらが口を噤んで、反対する中国派要人(加藤紘一だぁ)の声ばかりがメディアでちやほやされるから、また中国を、もう一押しだと誤解させる原因になっている。

※ 沖縄・四国の陸上自衛隊を増強 防衛庁の「将来像」

予想の範囲内の展開で、イーグルを那覇へ移動させるというのは、米軍のトランスフォーメーションも睨んでのことでしょう。問題は、沖縄県民が歓迎しないということで、早速那覇市長が陸自の拡充に反対している。こういうのは、那覇を素通りすれば良いんです。防衛庁側は、「いや、残念ながら那覇市からは不快な反応が伝わって来ているので、われわれは手を挙げて歓迎して貰える所に行きますから。何なら那覇の部隊も余所へ引っ越して良いですよ」としれっとして言えば良いんです。
 これから半世紀、中国と対峙しなきゃならんという状況下で、そろそろ沖縄県民の心情だけ優先はできんという事実を県民にも認識して貰わないと。

※ ニートの親殺し

 両親ともに教職で、しかも父親は進路指導担当だったという所で「教育熱心」な家庭という虚像が作られていますが、それはたいして問題じゃないと思う。せいぜい親が世間体を気にしていた、それが息子にとっては不愉快だったという程度でしょう。普通は殺さないんだから。
 気になったのは3点で、盛んにニートという流行りな言葉が濫用されているけれど、これは止めましょう。そんなに格好良いもんじゃないんだから、ここは「引き籠もり」という差別用語を堂々と使うべきだ。
 こういうことを言うと、引き籠もりにもいろいろ理由はあるんだから……ということになるだろうし、私の日記の読者にもそういう人はいて不快に思うでしょう。でも、自分で、自分の引き籠もりを動機付けられる人間は、世間から後ろ指刺されても堂々としていれば良いんですよ。今は充電期間だなんだと割り切るだけでも良い。
 第2に、何やら国は、この引き籠もり対策で、来年800億円以上の金を使うらしい。これ、ぜひ何に使われるのか解明したいですね。たぶんとんでもない無駄遣いが潜んで、文科省の外郭団体とかに流れて、実態は天下り役人の小遣いに化けるはずです。てか、文科省の総予算を考えると、どこにこんな金額を紛れ込ませたんだろう。
 第3に、今の若者にとって、人生は80年90年ですよ。若い時分に、働きもせずにプラプラ過ごすことを責めるべきじゃないし、社会はそれに対応すべきだと思う。大学を出るのが30歳目前で、新卒の入社がその時期になっても良いでしょう。
 現状はどこに問題が潜んでいるかと言うと、まず社会や企業の側に、そうやってプラプラ人生を過ごした奴が使い物になるわけが無いという軽蔑がある。若者の側にも、一度そこで寄り道したが最後、社会はもうわれわれを受け入れてくれないという諦めがある。だから無目的な引き籠もり状況を加速してしまう。
 私は、引き籠もりであっても、何か将来の自分に繋がるような前向きな引き籠もりになるよう、それなりの努力はして欲しいと思う。昔は引き籠もりと言えば、本を読むか、海外に貧乏旅行するしか無かったけれど、今はネットを使って外との繋がりも持てる。引きこもるにも良い時代になりましたよ。
 企業や大学にも意識改革して貰って、そういう人材の中にも、きらりと光る個性的な人材が隠れていることを認識すべきだと思うし、親や社会にもそういう自覚を持って欲しいと思うわけです。

※ メルマガおまけ 本日の朝日社説&天声人語

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2004.11.24

郵便局って大丈夫?

 火曜、昼前からハードカバーの再校。夜10時頃やっと片づく。何度か指摘箇所に絶句する。著者本人が最低でも40回は通し読みして(←そんだけ気に入っている)全く気付かず、たぶん読者も絶対に気付かないだろうと思われる部分に突っ込みが入っている。この人たちは、いったいどういう訓練を経ればこんなに鼻が利くんだろう。

※ 30歳前後の男追う 奈良の女児殺害 朝日

 スポーツ新聞まで飛ばしているんだが、こういう記事が出るということは、捜査本部はもう目星を付けた男がいて、サツ周りの記者連中もそろそろ気付いているということなんだろうか、それとも捜査本部のアドバルーンだろうか。

※ 「日本語力」低下 4年制私大、国立さえ… 「留学生以下」お寒い大学生 産経新聞

 ここは、「留学生以下」お寒い2ちゃんねら~、と読んで欲しいね。

※ 郵政民営化、急ぐべし?

 それは日曜日のことでした。家族を連れて丸井の屋上に行ったですね。ウルトラマンショーを見に。丁度12時の初回のショーだったせいか、人手は予想したほどでもなく、戦隊ショーの半分くらいしか客はいなかった。
 ショー自体は、恐ろしくチープな作りで、たぶん戦隊ショーの5分の1程度のアクターしか出ていない。ネクサスと、怪獣は3、4体出たんですが、入れ替わり立ち替わりなので、ステージには怪獣とネクサスの二人しか上がらないんです。大きなお姉さんが、30分のショーの内、20分を一人で喋りまくって、やっと10分前後、キャラが出て暴れるだけ。ま、中の人の体力があるから、この人数だと、これが精一杯かなという部分はあるんですが、大きなお兄さんとしては、ちょっとポカーンとした感じがありましたね。

帰ったら、郵便局の不在通知が入っていた。何やら、田舎から焼き芋を送ったらしい。まったく生ものは送るなとしつこく言っているのに……。で、自動応答ダイヤルに電話したですね。所が、不在通知のペーパーに情報の欠損があって、まあ具体的に言えば、どういう内容かの所にマークが無かった。で操作をまごついている間に、手続きがキャンセルされ、オペレーター宛に掛けてくれとガイダンスされた。
 電話を掛けたら、結構話し中だったけれども、なんとか繋がった。それで、その日の夕方時間帯に再送をして貰うようお願いした。
 で、その後女房息子は、実家へ。私は日曜は早めに寝る予定だったので、7時まで待って来なかったので、速攻郵便局に電話を入れました。正確に言えば、郵便局のペーパーにある「夕方」の定義は、5時から7時頃であって、7時に来なかったからと言って、怒っちゃいかんと思う。
 ただ、サービスの概念としては、5時から7時なら、せめて前半の一時間内に届けるよう努めるべきだと思う。それがサーヴィスに於ける矜持と諦観。
 それで、「困るんですけれどねぇ……」という感じで、とにかく明日午前中に再送して貰うよう頼んだ。

 したら、月曜の8時半頃、また郵便局から電話が掛かってきた。これが酷いお喋りで、われわれ一般国民がイメージする、使い物にならん新入社員特有の眠たい感じのとつおいつのお喋りなんですよ。しょうがねぇなぁ……と思いつつ話ていたら、どうも話が噛み合わない。これから出ますという配送担当者が「いつ配達しましょうか?」なんてことを尋ねてくる。「え? 昨夜7時の電話で今日午前中にと指定しましたよ?」と聞き返したら、手違いがあって、そもそもお昼過ぎに掛けた、夕方の再送依頼の伝言が配達人に届いていなかった。そしてなぜか、7時過ぎに掛けた、翌朝の再送依頼の伝言も伝わってなかったらしい。
 どうしてですか? と訊くと、いや昨日はちょっと忙しかったみたいで……とか仰る。真相はわからない。電話が向こうから来たということは、何処かで何かのトラブルが発生しているという認識は向こうにあったのでしょう。

 電話で話していて、私は呆れるばかりだったけれど、今の宅配業者のシステムではまずあり得ないトラブルです。一度の再送手続きミスならあり得るかも知れないけれど、たぶん二度もはないでしょう。さらには、その経過説明をする電話口の実際の配送担当者のだらしない応対にも驚いた。宅配業者のドライバーの皆さんというは、転職を重ねた人々が多いから、その辺りの受け答えはしっかりしているんですよね。社会的な訓練を十分に受けている。この頃の郵便局や、ゆうぱっくの委託配送を請け負う人々は違うんですかねぇ。

 郵便局は一日も早く民営化しなきゃならん。とは一度思ったんだが、郵便局のサービスは、システム自体は拡充して良くなったと思うんだけど、どうも民間との競争圧力に晒されて以来、人材教育がおざなりになっているような気がしてならないんだが。これ、いざ民営化となっても、実態は半官半民ですよね。そんな親方日の丸の状態が継続して、果たして良くなる可能性はあるんだろうか。

※ メルマガおまけ 判官贔屓

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2004.11.23

靖国でまずすべきこと

※ 宮古島と見間違い?

 週刊AERAで、元帥が先の潜水艦侵犯事件に関して、石垣島を宮古島と見誤ったんじゃないか? ということを書いてらっしゃるんですが、さすがにそれは無茶でしょう。元帥は、この事件に関して、ずっとINSの技術が中国は低いということに拘ってらっしゃるんだが、たとえば日本のオハコとも言えるリング・レーザー・ジャイロは、80年代には、原理自体は広く知られていた。中国だって開発しているでしょう。じゃあ中国が打ち上げた有人ロケットのジャイロは、それもロシア製だったの? というレベルの話になるし、一定深度以上は絶対に潜らないというルールを徹底したにしても、東シナ海は、潜水艦がまともな位置測定システムも無しに航海するには危険すぎるほど浅い。それに、この手の航法装置にいくら誤差が出ると言っても、昔の技術でも、その誤差は知れてますよ。数キロはあり得ても数十キロはまず無い。
 何があったか? は意外に単純で、彼らにとっては、いつものルーチンの航路だったんですよ。それをたまたま今回、海自が予算上の理由から、情報公開して騒いだだけの話。海幕は、こんなことは初めてだとシラを切り通すだろうけれど、日常的なことだったと思った方が良い。

※ 靖国参拝・原潜問題で応酬 日中首脳、チリで会談

 結構シビアなやりとりでしたね。先週発売のニューズウィーク・ジャパンに、長いこと日本で暮らしている中国人が、初めて靖国に行った時のエピソードが書かれている。これはなかなか面白いコーナーでして、他にもトルシエの通訳だったフランス人や、韓国人も寄稿している。本当に、彼らが書いているかどうかの疑問はありますが。やけに日本贔屓な所があるから。
 その中国人は、靖国に行って、なんだたいしたことは無いなと思って帰り、祖国の姉にそれを電話したら、あんたなんてとこに行ったの!? と叱責される。それは、中国人のくせに、あんな所へ行ったことを非難したわけじゃなく、あんな物騒な場所に行ったことをして批判したらしい。
 これを読んで思ったんですけれど、中国社会においては、靖国自体が誤解されているわけです。ま、現代日本人自体が、靖国に関して正確な情報を持っていない以上、それを中国人に求めるのも全く無理な話でしょうが。
 かつて、湾岸戦争の時に、ブッシュとフセインが、互いの国民向けに短いメッセージを交換しあったことがあった。
 日中でもそれをやれば良いと思いますよ。たとえば、中国は、南京でも重慶でも良いから、日本人に伝えたいメッセージを1時間くらいの番組にして、NHKで流せば良い。日本は日本で、靖国は本当はこういう所です、と紹介するビデオを作って、それを中国で流す。それに関しては、お互い、ゴールデンタイムで流すことを契約して放映した後、ネットやレンタルビデオで流せば良い。
 われわれは日中問題の情報に自由にアクセスできるけれど、中国では官製メディアの他は、過激な情報を流すネットしかない。もし出来ることがあるとすれば、そういう環境下の社会にどうやって正確な情報を届けるかの戦略をまず持つべきでしょう。

※ 視点:陸自を早期撤収し「追従」脱した支援を 布施 広
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041122k0000m070143000c.html

 この毎日新聞の記事ですね。

【人的貢献や対米協力の象徴として陸自が先遣的に働く時期は過ぎ、イラク人の要望に沿った支援に移行する時期に入ったと思う。12月14日の期限を節目として陸自の早期撤収を図るべきである。】

 サマワに関して言えば、一貫して、目的はインフラの整備なんですよ。所が、治安上の懸念から、そこへ踏み込めない。ここでは、前段と後段に、論理の乖離があって、その目的を達するためになぜ自衛隊が撤退すべきかの論証が無い。

【誰もが気づいている。直視すべきは、日本の「対米追従」問題である。米国自身が奇妙に思っているのではないか。「追従こそ日本のさだめ」といった精神傾向が日本の社会に、】

 これはためにする発想で、追随だポチだと言って批判しているのは、国民じゃなくマスコミなわけですね。誰もが気付いているというより、そういう枠組みでしか話が出来ない連中がいる。

【 湾岸戦争時、日本は計130億ドルの財政支援をしたのに「遅過ぎて少な過ぎる」と酷評された。国民一人一人が100ドル札を差し出した支援がまるで生きなかった教訓を思い出そう。外交がしっかりしなければ、陸自がいくら駐留しても感謝されるとは限らない。】
 これ、ラストの部分だけど、まさにこういう発想こそ、追随だと思いますよ。われわれはクウェートのためにその100ドル札を出したのであって、別にアメリカのために出したわけじゃない。サマワに於いても、感謝されたいとは思うけれど、それだけのために兵隊を出しているわけでもない。  自衛隊が撤退するしないの議論はあって良いけれど、それが大前提でなければ話が進まないかのようなことを言うのは、思考停止ですよ。それはもう自衛隊を撤退させるための議論であって、今の状況をとどう立ち向かうべきかの議論じゃない。

※ 週刊エコノミスト・日垣隆敢闘言「ファルージャ大虐殺」

 ファルージャ情勢に絡んで、「小泉総理の自衛隊がいる所が非戦等地域だ」発言を捉えて「馬鹿がうつる」と啖呵を切って、自分がファルージャの住民ならワシントンDCとサマワで復讐すると宣言なさってらっしゃる。文体を変えれば、勝つぁんのコラムと全く一緒ですね。商業メディアでこの手の罵倒芸を披露する連中のあまりの痴性、知性の無さに愕然としますね。それが、SPA! にしてもエコノミストにしても、仮にも新聞社とその系列社が発行する週刊誌の巻頭頁を飾っているんだもの。

 米軍のファルージャの攻撃は、イスラエルの占領地区の掃討をモデルにしています。たとえば、街から外へ出ようとします。すると検問で米兵が、片っ端から男たちを追い返す。ゲリラとして戦える世代の男は街の外には出さないと言って。ここ数ヶ月、包囲封鎖されたファルージャはそういう状況でした。脱出しようにも外へ出られない。その一方でなぜかテロリストは自由に出入りして、人質だって担ぎ込む。
 でいざ米軍が突入して街の中で男性を見つけると、「こんな状況下で街に残っている男はテロリストに違いない!」と言って撃ち殺すわけです。本当に無茶苦茶です。その無茶苦茶なことをやって、住民を殺しまくって、街を瓦礫の山と化し、20からの人質隔離部屋を見つけたと米軍は宣伝している。
 しばらくは、誘拐ビジネスは静かになるんでしょう。国内に散ったテロリストが次の拠点を固めるまで、米軍が次の手を打てれば良いですが。

 で、あそこで繰り広げられたことは単なる虐殺です。虐殺に見合う成果を得たかすら実は怪しいと私は思っているんだけど、これって、罵倒したからと言ってどうなるものでもないと思うんですよね。将来、イラクが平定するようなことがあったら、検証して告発するしかない。そしてもし近い将来、イラクが平定するようなことがあったら、皮肉ではあるけれど、この作戦の成果だと、当のイラク国民から正当化されるかも知れない。

* 小ネタ
http://www.kabashima.com/economist/index.html

 ↑2ちゃんの日垣スレから拝借しましたが、これは難しいと思うなぁ。これは、日垣隆のおいしい所取りですよね。自分に都合の良いように解釈して、批判している。反論権という部分で言えば、結果的に樺嶋氏の主張の掲載を見送った編集部の決定は間違っていると私は思う。
 編集部としては、難しい判断だっただろうと思いますね。このケースは、どちらかと言えば解釈の問題だから、いざ司法の場に移っても、判断は難しかっただろうと思いますね。逃げ切れるかどうか、微妙な判断だったでしょう。たぶん社内で、法廷に出た時の顛末の予測等経た上で、黙殺ということになったのでしょう。ただ、われわれの職業倫理に照らした時に、相手の反論権には、一定の留意があるってしかるべきだと思う。それを百パーセント認めるべきだという気はないけれど、最低ラインはあってしかるべきでしょう。せめて投書欄での反論くらいどうってことは無い。
(所で本件に関する記録は日垣隆サイトには無い。かと言って、彼への反論が全て黙殺されているわけじゃないんですよね。商業誌でのやりとりに関しては結構ある。おおむねネット上で相手が披露したやりとりに関しては、彼の側は全く黙殺するという態度を取っている。商売人日垣としての、「何を顧客に広報すべきで何は隠蔽すべきか? の損得勘定なのでしょうが)

 そんなわけで、日垣隆にその後も動きはありません。こっちの反論権は認めて欲しいけどなぁ(~_~;)。こっちは解釈の問題じゃなく単なる事実誤認、あるいは捏造、でっち上げの問題なのですから。それもおいらにとってはかなり重大な。たった一行、私のペンネームを書いて、「基地外がブツブツ言ってきやがったよ」程度のことで、こっちはぢぇんぢぇんオッケーなんだけどなぁヽ( ̄∇ ̄|||)ノ オテアゲ、、。
 週末の安曇野の集会にもぜひ顔を出して欲しいけどなぁ。この人が来てくれれば、ぜひ発言者として壇上に上がってもらうのに。

※ メルマガおまけ 幽霊パソコン

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2004.11.22

難民はいかに発生するか?

http://kiri.jblog.org/ 切込隊長ブログ
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/ クライン孝子日記

 いやぁ、久しぶりにワクワクするような出来事だなぁ(^O^)/。

 最初にお断りしておきますが、私は、この二人は駄目です。まずクライン孝子氏の日記は普段全く読んでません。タイトルだけで内容をだいたい類推できるから。その辺りは勝つぁんと同じ。
 今日も、本宮ひろ志さんの、れいの劇画を巡っての実質勝利宣言みたいなのがあるけれど、大人げないですよ。相手が確信犯ならともかく…、私は確信犯だったと思っているけれど、少なくとも表面上は、とっとと白旗上げた人間に対して、そこまでの勝ち鬨を上げるみっともなさを少しは自覚して欲しいです。Epigonen という言葉の語源はドイツ語らしいのですが、彼女の論説を読んでいると、いろんな意味で、国内の保守系論陣のエピゴーネンに思えてならない。
 切込隊長氏に関しては、私が一番苦手とするタイプです。この人は、ちょっと天才肌の文章を書く人ですよね。7割書いて説明すべきことを3から4に留めて、お前ら、俺の主張の9割は、この程度の説明で理解しろよな、と突き放した感じがある。これは私が一番苦手とする所ですね。全体的なロジック構成では、猫が好き氏に似ている。ノリは大森望さんだな。NIFTY華やかりしき頃のスタイルですね。

 それで、心情的には、私は切込隊長を支持したいわけですが、各論で若干の疑問がある。国益を考えるなら、北にこのままずるずる半身不随のままで居て貰いましょうというのも十分ありだろうと思います。私は、人類のため、人道上の観点からも北の体制を倒すべきだと思っているし、それが最終的には日本の国益にも適っていると思うけれど、このまま放っておけという人々の論拠を完全否定する気はありません。(※所で、国益を論ずるのであれば、今現在も、そしてこれからも世界の核拡散の主役であり続けるだろう北朝鮮という存在は、人類社会の安全にも日本の国益にも全く反していると思うのだが?)
 私が気になったのは、難民問題に関する切込隊長のアプローチでして、珍しく彼にしては、ちょっとパタナイズされた認識だなと、思った次第です。
 本来の彼であれば、難民? 小遣いでも与えて毎日子作りに励んで日本の人口回復に寄与させようじゃないか? と言いそうなものですが。

 過去にも何度か書いて来ましたが、北朝鮮が崩壊して発生する難民の数は知れているし、それは日本海を渡れないし、われわれの国力で十分カバーできます。
 まず、難民が発生する要素を考えて見れば明らかです。難民が発生する要素として、もっとも頻度が高い最大要因は、言うまでもなく戦争です。幸いにして、われわれが想定している北崩壊のシナリオでは、どこにも戦争発生の余地は無い。体制変更の瞬間に、多少の混乱やドンパチはあるだろうけれど、それだけですよ。難民が大挙して国境の外へ出るような状況はないし、ましてやそれが日本海を渡って来るなんてのはナンセンスです。
 体制変更の直後に、ひょっとしたらまた金正日が帰って来るかも知れないという恐怖心から、国外脱出する連中はいるだろうけれど、それは押し返せば良いだけの話。
 で、これに似た状況というのが、かつてベトナムで起こったわけですね。自由の味を知っている人々が、もう溜まらんと国外に脱出した。この辺りのことは、どのくらい素早く、北の民衆に展望を提示できるか? に懸かっているわけですが、別に悲観する要素は無いですよ。
 人間というのは、戦争や飢えでも無い限り、早々簡単に、難民になんかなりゃせんのです。今の北は、これに近いとは言えるけれど、今よりましな環境を提供すれば良いだけの話なのですから。
 難民云々の話をする時には、もう少し状況を考えて欲しいなと思うのですが。

* ただ、切込隊長の最後の行の、これは駄目駄目。

【 ソビエトが崩壊したとき問題が起きなかった、だから北朝鮮は大丈夫だ、とかメールで書いてくる馬鹿がいて本当に泣けるわけだが、核拡散とかロシアマフィアとか領土問題や宗教問題に起因するテロとかどう思ってやがんだろ。--中略--  まあ、金正日がいなきゃ万事解決と考える輩は、物事の順序ってのが分からん奴らだってことだ。詰め将棋が一生できないタイプだろうな。】

 個別に考えれば問題は明白で、北朝鮮は今ですら旧ソヴィエトに並ぶ核拡散の最大犯人であるわけだが、もし北が崩壊してわれわれのコントロール下に入れば、その核拡散は一時的なもので済む。北朝鮮にも組織犯罪くらいあるだろうけれど、日本にとっては、たぶん中国の組織犯罪ほどの脅威ではない。領土問題は竹島くらいか、これは韓国との問題だし、宗教起因のテロはたぶん起きない。もちろん、北の崩壊は、北なりの問題が生じるんだろうけれど、それはロシアや東欧崩壊とは異質なものですよ。
 あと、金正日がいなきゃ万事解決すると考えている輩はたぶんいない。それは話を回すための常套句みたいなもので、問題の矮小化ですよ。金正日を排除してどうしようか? という議論もちゃんとあるんだから。

※ 高知知事選、橋本氏やや先行…読売世論調査

 ちょっとショック。県議会vs知事となれば、判官贔屓にもなるんだろうけれど、こんなに長いと知事やってて、まだやらせろなんていう人に投票すんのかなぁ、高知県民は。

※ ブッシュ、シークレットサービスを救出

 シークレット・サービスが羽交い締めにされるシーンて、見ていて結構気分が良かったりするんだが。

※ 2ちゃんのビンラディン

 今朝のテロ朝朝刊瓦版で、田中康夫のケツの穴を舐めて暮らす郷土の面汚し日刊ゲンダイの二木が、「見せしめとして実名を出せ」、それを受けてデーブが「ジョークですら許されない、洒落で済ませない」7時52分、と述べていたが、そう言われてしまうと、昨日から発想を変えてやるぞ(~_~;)。
 洒落で済ませてやれ。この悪戯は、スペルミスが多い英文としてポストされたらしいけど、場所を考えれば、こんなもんただの悪戯に決まっているんだから、いちいち取り合うのは税金の無駄遣いでしょう。新聞にでかでかと載って捜査官には金一封くらい出るかも知れないけれど、正体が解ったら、交番に呼び出して説教だけしときゃ良いですよ。
 てかこれ、他のBBSやパソ通なら、ただのジョークで終わる。せいぜいモデレーターが削除、警告してお終い。それが、無法地帯の2ちゃんなもんだから、いきなり官憲がモデレーター役を演じる羽目になっている。

※ 自衛隊撤退論の思考停止

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041122k0000m070143000c.html

視点:陸自を早期撤収し「追従」脱した支援を 布施 広

 今日は、↑これに関して書くつもりだったんだけど、また明日。

※ メルマガおまけ Day After Tomorrow

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2004.11.21

ライス新国務長官の無能

※ 田中知事が帰国の途 大統領とは会談できず 
【 県は今春以降、ルラ大統領と知事の会談実現のため、在日ブラジル大使館と交渉。九月には知事自ら同大使館を訪れて要請、ブラジル入り後も調整を続けた。だが、チリで十七日に開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚・首脳会議に合わせ、中国、ベトナム、韓国などの首脳が相次ぎブラジルを訪問。大統領らとの日程調整がつかなかった。】信毎

 外務省GJ! こんな国の恥を大統領なんぞと面会させるなんざもっての他だ。何を口を滑らせて両国関係を悪化させるか解ったもんじゃない。信毎は9月に知事自ら同大使館を訪れてなんて運動したと書いているが、実は、康夫ちゃんがブラジル大使館と接触を始めて、大統領との面談が実現するよう運動を始めたのは、確か出直し知事選の直後からなんですよね。その頃から盛んに、この訪問のことが彼の日記やスケジュールに出ていて、いくら何でも、この時期までこの人が知事職に留まっていることは無いだろうと私は思っていた。
 表向きはあちら側の理由ということで知事さんの顔を潰さずに済んだし、外務省としてはしてやったりでしょう。

※ ビンラーディン名でネットに爆破予告、大学1年生逮捕

 発信源は悪のスクツ2ちゃんねるから。ここには人間のモラルを崩壊させる何かがあるんだろうね。

※ 共産党の手帳、「不当弾圧への心得」6年ぶり復活

 やっぱり、日共はこうでなくちゃね。

※ ライス新国務長官・無能の証明

 昨日のスカパー朝日パックインで元帥が彼女に対して面白いことを言ってらして、「究極のイエスマン、相手が何を言うかの前に、それを察して答えを用意する」と。言い得て妙ですね。
 彼女を最初見たときに、どことなくマクナマラ風な印象を持ったんですが、日本で言えば、辻政信や東條英機の女版でしょう。官僚としてペーパー業務を申しつければ、天才的に完璧な仕事をこなすけれども、それだけの人物です。少なくとも、彼女は、この政権で何かをしたいわけでもないし、何かの解決能力を持っているわけでもない。

 政権内では、「unsticker」、剥がし屋として親しまれているということで、彼女が何を剥がしてきたかと言うと、テロの脅威を大統領の周囲から剥がして来たということらしい。思わず、それは何処の星の話だ? と言いたくなりますが、彼女は、もともとソヴィエト問題の専門家ですから、この手のテロ問題に関する見識は持っちゃいないわけですね。
 私が何より、彼女が無能だと思うのは、この四年間、アメリカが外交や安全保障政策で実のある成果が出ていないからです。せいぜいプラスを上げるなら、フセインを駆逐し、カダフィが恭順の意を示したことくらい。中東は混迷を深め、北朝鮮は手詰まり、チェチェンは泥沼。ロシアはますます腐敗と汚職が酷くなる。
 たとえば、ロシアやチェチェンの問題は、所詮、ロシアの内政問題だし、北朝鮮を巡る問題は複雑だし、中東情勢にしても、彼女一人の責任に帰するのは気の毒かも知れない。
 でも、少なくともこの四年間、彼女の業績と呼べるものは何一つ無いし、今後の四年間もそうでしょう。期待できる理由は何もない。彼女はピアノが得意なんだそうですが、たぶん、楽譜を完璧に弾きこなして先生に誉めて貰うタイプなのでしょう。少なくとも芸術としての音楽が彼女の頭にあるとは思えない。

※ メルマガおまけ 僻地で学ぶ

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2004.11.20

泥船に縋る人と、逃げ出すお人

※ 中川県参事が半年で辞任 任期付き公募部長級2人目

>国際石油資本の英BP副社長に就く予定という。信毎

 ということなのですが、外資というのは、副社長ポストをバカスカ設けます。というか、「副社長」の位置づけが日本とは違うんですよね。マイクロソフト辺りで百人いるとかいう話もあって、副社長の中でもいろんなランクが小刻みにあるらしいので、この人の「副社長」という肩書きがどの程度のものかは俄には解らないのですが、いくら外資がスピーディに動くといっても、少なくとも、昨日来た話じゃないし、もしそうなら、実際の就任は数ヶ月後ということになるでしょう。どっちにしても、かなり以前にそういう話があったんでしょう。
 勇躍、いざ長野に来てみたら、県庁はとんでもないことになっていることを悟り、さっさと逃げ出した訳ですね。たぶん逃げ出すという判断と再就職の運動開始には一ヶ月も時間を掛けなかったはずです。
 今、長野には、任期付き職員が20人いて、その人件費が2億円、つまり一人千万円の給料が出ているわけですが、人材というのは、使えるか使えないかの2パターンしか無いわけですね。任期付きもご多分に漏れず、残っているのは、使い物にならない連中ばかりで、使える連中は腰掛けに利用するだけでさっさと逃げ出す。
 給料を出す側の県民は良い面の皮です。それにしても、半年でトンズラは無いだろう。こんなにも倫理観に欠ける人物を雇って大丈夫か? BPは。

※ 横田めぐみさん:「遺骨」高温で焼かれ、鑑定は困難

 懲りないなぁ、北も。この連中は、日本の世論の動向に全く無頓着というわけでもないはずなのに、何でこんなことを繰り返すんだろう。国交正常化と、拉致被害者の隠蔽とどっちが大事かと言えば、自明なわけで、北の当局者の中にも、国の大枠を観察して判断している人間と、組織の安泰のことしか頭に無い奴がいるってことですよね。

※ 文芸春秋カメラマンを大麻所持で逮捕・警視庁

 これは珍しい事件ですね。文春という会社は、この手の「流行もの」とは縁のない会社なんですが。

※ 宮城球場の解体現場 浅野知事「中越地震のよう」

 神戸震災でも、筑紫さんの「まるで温泉のような」という発言が叩かれたけど、目くじら立てるよなことじゃないでしょう。

※ ビル・ゲイツ会長、迷惑メールは毎日400万通近く

 ピンと来ないので、いろんな計算方法を試みてみたんだが、一日1万通のジャンクメールを受け取るとして1年分。日本の有名所の社長なら、一日千通のメールくらい珍しくも無いから、そう計算すると、十数年分を毎日受け取っている計算になる。
 MSは自社のフィルタリング・システムで問題なく対応できていると言うけれど、これは嘘だと思いますね。だって、ウイルス検知ソフトもこの頃は、この手の機能を持っているけれど、誤認定の頻度は10パーセント近い様な気がしますから。しかもこういうのって、一本でも誤認定があって、大事なビジネス・メールがジャンク扱いされたら、使い物にならないんですよね。

※ 携帯追跡はメール受信後 小1女児誘拐殺人

 今後、恐らく警察の重大失態として浮上してくるんでしょう。ま、パニックに陥っていた親がそれを警察に報告しなかったようなことを県警は臭わせているけれど、保護者はどうして子供と連絡が取れないという説明は当然するでしょうから、警察の側に犯罪の認識が当初無かったことが原因で、結果的に照会が遅れたことは明かですね。
 ただこれ、電話会社の方に、ログが残っていないはずは無いんだよなぁ……。こういうシステムを開発するエンジニアは、当然、犯罪発覚後のトレースというのも念頭に置きますから、たとえば半日や一日遡って、GPSデータを復旧できるシステムは組み込んでいるはずですよ。

 最初は怨恨の可能性もありかと思いましたが、歯を何本も抜いているというのがポイントですね。これは犯人にとっては「戦利品」の意味合いですから、幼児性愛の傾向が強い者の犯行でしょう。未だに行方不明の大阪府熊取町での吉川友梨ちゃん失踪事件との関連もイメージされますが、この手の犯行は反復性が強いので、余罪微罪で警察に記録がある可能性があるし、ほとぼりが冷めたら、いずれは再犯に走って、何処かでボロを出す羽目になるでしょう。

※ メルマガおまけ 米製薬業界の陰謀

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2004.11.19

神はサイコロを振らない

 木曜、お昼前に倒れるように寝たらたった3時間でまたも電話で起こされる。週刊PBから中国ネタのゲラを至急チェックしてくれとのこと(しかしこの事件では、中国海軍も海自も見事な焼け太りだ)。そう言えば来週号は祝日進行だ。ハードカバーのラフに関して、その後電話でやりとり。ちょっとこちらに勘違いがあって、最初駄目出ししたんだが、聞いてみて納得。以外と良いかも、と思う。ボロボロの状態のまま21時前に寝て深夜0時にまた起きる。

※ 泰阜村分の登録、最高裁も「抹消」 田中知事の上告棄却

 実は昨日のうちだったかな、某筋からこの結果を聞いていたので、たぶん康夫ちゃんには、週初めくらいには解っていたんでしょう。事実上の門前払いです。当然の結果。税金でもって空騒ぎし、一人田中康夫がメディア露出するネタを提供しただけ。
 こんなママゴトに付き合ってヨイショした無知蒙昧な学者共を吊してやりたい気分だ。
 ま、神はサイコロを振らないってことですよ。

※ 忠犬特区 放し飼いにして クマやサルを追い払う 読売

 やっぱりネーミングがナイスだよね。きっとみんな長野県庁を意識して考えたんだろう。任期付きにはバタバタ逃げ出されているみたいですが。

※ 田中康夫に何が起きたのか? 週刊金曜日

 転向した相川俊英氏の4頁の記事ですが、まあここ半年くらいのおさらい記事みたいな感じで、転向した人間の吐露としてはこんなものでしょう。ちょっと解せないのは、浅川ダムに関して、そこそこ熱心に書いているのに、先日の台風被害に関して全く記述が無いのはどうかと思う。

※ 竹島の写真付き切手「発行拒否」で公社提訴 東京の男性

 これは郵政公社は、基本的に拒否する根拠は無いんですよね。性表現の問題でもないし、天皇の写真を使ったというわけじゃない(←戦後日本には不敬罪は無いから、肖像権侵害で駄目だということになる)。断る合理的な理由が無いことを思えば、全く勝ち目は無いでしょう。

※ 阿片の9割を生産するアフガン

 アフガンの芥子栽培と言えば、アフガン最大の産業で、地方の軍閥というのは、だいたいこの芥子栽培に手を染めているんですね。南米では、芥子栽培に手を出している連中を暗殺して歩く米軍が、アフガンでは、その頭領たちと組むしかない。だから年々芥子栽培は大きくなるの悪循環です。

※ 小型発電機数基をサマワで贈呈
 現地での引き渡し式の模様がテレビに流れたけれど、今は、こういうのは黙ってやるべきだと思うんですよ。テロのターゲットになるだけだから。しかしこれって、ディーゼルなんだろうか、流行のガスタービン……、なわけは無いよな。

※ 神はサイコロを振らない
http://eiji.txt-nifty.com/photos/eiji/ ←ブログの写真頁

 さて、12月下旬発売の新刊予告が、中公のサイトにアップされたみたいです。読者サービスとして、私が自分でデザインして編集者に提供した、最初のタイトル案での表紙をここに披露します。もちろんこれは、私自身の手によってボツになりました。何か、ドラッグ・ストアの安っぽいポップのような感じがして。
 最初のタイトルは、シンプルに「生還」と付けました。ちょっと芸がないかなと思って、リードに振った「神はサイコロを振らない」をタイトルにしたのですが。US-1A(エアメモ鹿屋で、この目的のために撮影したショット)はどんな役回りか? って。それは読んでのお楽しみ(~_~;)。

 どういう話か? 去年だったかな、夢の中で、なかなか泣ける話を思いついたと書いた記憶があるのですが、その話です。一番これに近い話は、スタトレDS9にあります。第4シーズンの「 The Visitor 」
http://www.mars.dti.ne.jp/~ateban/ds9/75.html

 ↑凄く長い紹介文ですが、そのDS9のエピソードは、ここが良いでしょう。DS9でベスト・エピソードを特集すると、必ず入る話ですね。私の「神はサイコロを振らない」は、丁度一ヶ月後くらいのローンチになりますのでよろしく。

※ メルマガおまけ 将官金曜日

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2004.11.18

法を殺す官僚主義

 なんだか、昼夜逆転フェーズに限って、電話で起こされる。

※ それってヤヌスの鏡?

【 あの国の行動というのは街のチンピラを思えばいい。狗が首相をやっているような弱い相手には徹底的に居丈高に出て罵詈雑言の限りを尽くし嘘八百を並べ立てる。一方でケンカの強い相手にはその気分を読んでペコペコと卑屈極まりない態度をとるのである。】今日の勝つぁんの日記より

 や、大人げないかも知れないが、あまりに面白かったので、記念に保存しておこう。もちろん本文中の「国」を「憂国コラムニスト」と変えれば良い。

※ 奈良で小1女児の遺体発見 誘拐後に殺害か

 本人が持っている携帯でメールするなんて盲点ですよね。これからこういうケースが増えて来るんだろうな。誘拐して写真撮ってメールしてすぐ殺して捨てる。何か写真メールという作業に固執した理由が解らない。愉快犯的というか、逆によほど遺族に恨みでもあるのか、刹那的なものを感じるんだが。

※ 年金崩壊 クローズアップ現代

 2ヵ月以内の短期契約だと厚生年金に入らずに済むから、企業は短期契約の更新で人を雇い続けるようになったとかで、たとえばパートでも、今、百何万円なのかな、それ以上を越えると、税金が上がるから仕事できないという事情が出来たりする。
 本来、法の主旨は違ったのに、今は企業のコスト削減の手段に利用されていたり、上げなければならない家計収入を圧迫する要因になっているのは全くあべこべな話で、こと年金に関しては、一本化して税の枠内に収めるしか無いでしょう。
 この話がなぜ前進しないかと言うと、年金にもいろいろ差はありますから、企業内年金や、公務員をどうするか? という問題が出てくる。問題解決に主導的立場を果たすべき業種の人々って、どっちへ転んでも年金一本化なんてやられたら、取り分が大幅に減るんですよね。だから改革に及び腰になる。

※ 危険運転致死罪

 昨日の、夕方のTBSのニュースでのレポートでしたが、驚くような内容でして、飲んだくれて足下もおぼつかない男が、同僚を助手席に乗せて、バイクの青年を70メートルも引きずって轢き殺した。犯人はどうしたかと言うと、コンビニに乗り付けて「重ね飲み」という行為に及ぶ。
 「重ね飲み」でぐぐると、一番上に、このケースを扱ったと思われるレポートが出てきます。事故時点での飲酒状況が解らないということで、検察は最初、普通の業務上過失致死罪で起訴する。後に、隣に乗っていた同僚の証言も得て、危険運転致死罪に切り替わる。
 危険運転致死罪がスタートしてから、轢き逃げ事件が激増しているんですね。あげくに「重ね飲み」なんていう悪辣な隠蔽工作が、飲酒運転を常習するドライバーに知れ渡っている。
 これ、普通に捕まったら、最高15年の危険運転致死罪が適用されるのに、そのまま逃げて、重ね飲みして捕まれば、最高半分の刑期で済むなんて滅茶苦茶な話ですよ。
 しかも、別の事故のレポートでは、重ね飲みはしていないんだけど、とにかく逃げたものだから、運転できない状態だったかを立証できない。犯人が飲んだ時のレシートが残っているにも関わらず、その場から逃げたせいで犯人の罪は軽減される。
 こういうのは、重ね飲みや飲酒轢き逃げが発覚した時点で、厳罰になるよう、法の運用だけで対応できるはずなのに。
 なんだか、法治社会というのも考えもので、一度システムが出来てしまうと、それに安逸依存して、それをどう現実社会にマッチさせて活かして運用するかの努力を忘れ去ってしまう。

※ メルマガおまけ 政教分離

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2004.11.17

コッチェビ

 火曜、16時過ぎ起き。途中宅配と電話で二度起こされる。
 2ちゃんねる、しつこい削除依頼が効いたらしく、夜以降荒らしが静まる。まだ時々思い出したように豆鉄砲を撃ってくるが、これはいつものことで、週末のような絨毯爆撃は無くなる。全くもってバカどもが、4年間も2ちゃんでコテハンとして過ごして来た俺を誰だと思っているんだか。お前らみたいな、気にくわなきゃ破壊しちゃれ! なんて人間の屑どもを俺が放っとくとでも思ったか。

* 横田めぐみさんの新たな写真を見る。彼の地で、いつの日か日本政府が助けてくれると信じて暮らしただろう彼女の気持ちを想うと、こんなにも長い間、放置してしまった日本国民と政府の罪は重いことを再認識する。
 少なくとも80年代後半からは、わてらプチ保守の間では、北が拉致したことは衆知だった。だって未遂事件の証拠は全部北朝鮮を指向していたのだから。でも、世論を喚起できなかったんだよね。外務省にとってはどうでも良かったし、マスコミは朝鮮総連の逆鱗に触れるのが恐ろしかったし。それを考えると、どこそこからの圧力がうざったいからと、関心を払おうとしなかった大新聞の罪は万死に値すると思う。でそれって、朝日毎日だけのことじゃないんですよね。産経だって及び腰だったし、読売もたいした関心は払わなかった。

 マスコミは少しはこの責任を自覚して、当時の記者を訪ね歩いて、なぜ我が社は、拉致問題を黙殺したかの検証をすべきだと思う。

※ 清津 チョンジン

 月曜火曜と、日テレの夕方のニュースで、清津の風景を現役の軍人が隠し撮りしたというビデオが流れていました。寒い時期に、大人が路上で固まって食事している横で、物欲しそうな顔で半袖で立ちつくすコッチェビ(浮浪児)とか、凍傷で両足の指を無くして、路上に蹲っている子供がいるんだけど、別のコッチェビ集団が通り掛かって、彼が大事に抱えていたキムチが入った瓶を取り上げてしまう。

 清津という所は、東海岸北部の要衝で、工作船の出撃基地と養成所があります。日本から拉致された人々は皆最初は、ここに幽閉された。街の半分は、工作員の養成所になっていて、残り半分の内のまた半分は、製薬工場という名の麻薬工場になっている。私の認識では、貧しい北でも裕福な街だという認識があったのですが、悄然とするビデオでしたね。
 ああいう光景は、敗戦直後の日本でもあったんだろうけど、この時代に隣国でそれがあるなんてのは、看過しちゃいかんことだと思う。一刻も早くあの体制を崩壊させないと。

※ 北朝鮮で金総書記の肖像画撤去=タス通信

 一応、要注意事項ということだろうか。

※ 非武装・無抵抗のイラク人負傷者、米兵が射殺 米軍捜査

 第一報を聞いた時には、どんなに大事件かと思ったが、いざ映像を見たら何てことはない。戦場では良くあること。これで軍法会議になったら、退役軍人とかは怒るんじゃなかろうか。
 それにしても、40名近い戦死者を出しながら、捕虜にした外国人は20人、果たして、この作戦の枠内だけで考えても、割に合う作戦だったのだろうか。

※ 東証、西武鉄道株の上場廃止を決定

 日本の夜明けがまた一歩。でも堤義明がちゃんと、まずは拘置所に入らないと、日本の株式市場は自浄作用が無いと、また落ち込むと思いますね。
 所で、康夫ちゃんが、表で煽って裏で幕引きを企む、オリンピック帳簿疑惑ですが、実は、核心は県庁じゃなく、国土計画なんですよね。だから誰も真剣に手を付けたがらない。

※ クマ・サルの農作物被害対策で「特区」提案 長野県など 朝日

【県の担当者は「訓練を受けた忠犬の数を確保するのが大変です」と話している。】

 忠犬探しなら長野じゃ苦労しないだろう。茅野、仁科、勝谷、日垣とよりどりみどりじゃないか。しかも今ですら放し飼いだ。

※ ブータン「国内禁煙」 12月から世界初、販売完全禁止

 もう、間違いなく神の国だ!

※ イラク石油食糧プログラム不正 1億ドル、日本で回収 米公聴会

 アメリカを利するもんだから、日本での報道の扱いは異様に小さいんだが、実はもの凄く根が深い問題なんですよね。

※ メルマガおまけ 国土安全長官も辞任へ、ブッシュ政権主要閣僚3人目

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2004.11.16

トンデモ芸能レポーター

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/20041115.wmv

(↑れいによって、テロ朝の著作権に配慮して数日で消します。と書きつついつも思うんだが、ペーパーの世界では、本文の一部分を引用しての批判は法的に全く許されているのに、テレビは番組の一部分すらキャプチャーして引用批判は駄目だというのはなぜだろう。極めて一方的な話で、もし法廷に出たら、十分勝てるんじゃなかろうか)

 月曜13時起き。テロ朝の朝刊瓦版をビデオで見ていてひっくり返る。れいの紳助殴打事件で、被害女性がPTSDに陥っているというニュースに関して、(上に動画あり↑)芸能レポーターのみといせい子という人が、誹謗中傷されて当然みたいな無茶な物言いをしている。見ていて唖然呆然とする。
 をいをい、そういうこっちゃ無いだろう? 俺だって肉体的な暴力を受け、あまつさえ付いていた電波芸者からは、俺を巻き込むなとばかりに冷たく見捨てられ、ネットで業界人に叩かれまくられちゃ寝込むぞ。
 いや、あたしは芸能レポーターという、ある時は芸人を叩き、ある時は芸人のケツを舐めなきゃならん連中のインテリジェンスとかをあれこれ論じるつもりは全くない。けど、この日のコメントはデーブ・スペクターの分も含めて無茶苦茶じゃないか?

 夕方前後、日曜で収まるかと思った荒らし行為が継続しているので、2ちゃんねるの掃除に追われる。削除板を含め、三箇所でスタッフに対処を依頼する。一応、2ちゃんねるのシステムの中で出来ることをして、荒らし退治を試みることにする。

※ 拉致問題をどうするか?

 日本政府がどう強硬に出ても、海上封鎖でも考えない限りは、北はわれわれが満足する証拠なんか出さないでしょう。今回だって、キム・ヘギョンの父親とされる人物の写真も髪の毛すら取らせなかった。何のために、この連中は平壌入りしたんだろう?
 この問題に関して、先々週の朝生で、日本はかつて、あのソヴィエトとも国交回復したし、文革の最中に中国とだって国交をもったじゃないか? どうしてそれを北朝鮮とだけ国交を持っちゃいけないんだ。ヨーロッパの各国はフランスを除いてみんな国交を持っているじゃないか? という議論があった。あれは、耄碌田原の意見でしたか。

 これ、ヨーロッパに関しては、北朝鮮の人権問題なんかさして興味は無いわけです。人質を取られているわけでもないし、巨額の援助を行うわけでもない。
 ソヴィエトとの国交回復って、シベリア抑留の遺骨収集や、北方領土問題をスムーズに運ぶためという目的があったし、中国とのそれは、バスに乗り遅れるなというムードが支配していた。
 じゃあなぜ北朝鮮は駄目なのか? 実はまさに国民的には、この2カ国との関係が影響しているんですよ。ソヴィエトと国交回復したって、北方四島は還って来なかった。中国との国交に至っては、ODAを吸い上げられるだけで、対日感情は年々悪くなる。国交樹立の意味が何も無いじゃないか? と国民は悟ったからこそ、北朝鮮との国交樹立に批判的なわけですね。

 で、言われている経済制裁ですけれど、結果は出せないにせよ、日本人の不快感や憤りを伝えることは出来るでしょう。
 最終的には、われわれが期待するのは宮廷革命なわけですが、その障害は何かと言えば、北が倒れたら、われわれはそれを抱え込めないという強迫観念です。外務省を筆頭にして、マスコミの中でもそれを煽っている連中がいる。われわれがすべきことは、そんなの怖くない。明日北朝鮮が倒れたって、われわれは十分対応できるよという姿勢を、対抗して衆知させることです。

※ 北方領土2島返還で決着?

 あまり大きなニュースになっていないんだけど、外務省はどうするんだろうな。まさか飲めるはずもないけれど、ロシア側はどんな思惑があって、こんな案を出して来たんだろう。

※ メルマガおまけ 家蜘蛛

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2004.11.15

日垣隆、ダメダメの証明

※ 陸自の57駐屯地が廃止に 財務省案で防衛庁試算

 すげえなぁ(~_~;)。これクーデターが起こるぞ。というか、北海道の38の駐屯地中30箇所を閉鎖なんて、北海道経済壊滅だろう。次期防中に北海道の人口を10万人単位で削る羽目になるんじゃなかろうか。これ、防衛問題じゃなくして、もう地域経済の問題なんですよね。

※ 日垣隆・週刊エコノミスト、敢闘言 11/16日号より

 先週末に配信された最新の日垣氏のメルマガに以下の記述がありました。

【 ■■お知らせ■■

★月刊「WiLL」が11月26日に創刊★━━━━━━━━━━━━━━━━★

 元「週刊文春」編集長の花田紀凱さんが、11月26日に新雑誌「WiLL」を
創刊します。

 私は、同誌に「どっからでもかかって来い! 売文生活日記」というカゲキ
な闘争記を本文7ページ分で連載することになりました。
 略称は「どこかか日記」。誰もそうは呼んでいないが。】

 という訳で、れいの信濃毎日新聞の一件の掲載はこの雑誌になりそうです。こういう雑誌名だし、何しろあの花田氏編集長の雑誌ですから、たぶん1年持てば良いとは思いますが。7頁もあれば当然、私の固有名詞もまた出てくるんだろうな(~_~;)。そんであの人のことだから、とっておきのもっとでかいホラ話とかも一緒に載るんだろう(~_~;)。メールで抗議した? そんなもん届いとらんよ、とかバックレて。ワクワク。
 でもって私は花田さんに抗議に行くことになるんだろうな。あの人のことだから、きっとのらりくらり逃げ回るんだろうなぁ。勝つぁんから御注進が行ったりして。まいいや。その時は、謝罪は良いから俺にも頁を遣せと迫ろう。
(*実は、この日記を書いている最中に、たまたま電話を貰った相手から、実は近々創刊になる雑誌があって、社長や編集長と会うことになっているんだが……、という話になり、それって、花田さんの雑誌じゃないの? とググって見たら、この雑誌が出る会社って、実は自衛隊ネタにめっぽう強い会社なんですよね。そんなわけで、一応、抗議のルートはすでに確保しました。いや狭い業界だ)

 そんなわけで、私が公開書簡という形で日垣氏にメールをしてからすでに半月が経過しましたが、未だにいかなる反応もありません。所で、私の日記の読者で、「あの件はどうなったんでしょう?」とメールした人間は一人もいないんでしょうか? ブログの方で訪問者のログが見られるんですが、それによると、SO-NET の日記と合わせて、4千人前後は、毎日私の日記を読んで貰っているはずなんだが、ただ一人もそんな度胸のある人はいないんだろうか? ちょっと情けないぞ。丁寧に書けば、別に相手に対して失礼でも何でもないし、それなりの返事を貰えると思うのですが。

 あと、「阿修羅」という、この世はみんな陰謀(~_~;)系サイトがあるんですが、その掲示板に、ちょっとふざけた投稿があったので、反論しておきました。
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/index.html

 この人にどういう意図があったのかは解りませんが、2ちゃんねるの方は、明らかに新参者と思われる、私のことを全然知らずに、今頃サイトの隅々を観察して、数年前の日記から引っ張ってコピペを繰り返したり、昔のネタで嫌がらせに励む連中が現れていまして、たぶん日垣さんのファンなんでしょう。別に構いません。こういう連中は、私がどういうキャラか全く知らずに荒らしているだけですから、いずれ自分が、どれだけ無駄なことに体力と時間を消費したかを悟って消えていくでしょう。この4年間、みんなそうでしたから。必要なら、自分で否定反論して歩くだけのこと。ぶっちゃけ、俺を日垣隆みたいなヘタレと一緒にすな、です。

 どうでも良いことだが、週末配信された日垣先生のメルマガでは、こんな面白い鼻血が、あいや話が載っている。

【 たまたま私は学生時代に「進研ゼミ」で小論文の模範解答づくりをしていたのを皮切りに、河合塾で「小論文」懸賞の審査員をしたこともあり、この分野については結構詳しいほうだと思います。】

 たちの悪い冗談でしょう? いや、つまり日本人の論文下手の原因は、意外にこんな所にあったわけだ。納得!

 さて、先週発売号の「敢闘言」は、イラクで惨殺された不幸な青年がテーマです。

【 無垢で無知な男でも、日本国憲法の保障するところによって、地球上どこにでも行く自由がある。他方で、日本国政府はいかなる場合にも国民の命を守る義務がある。  今回の惨殺事件で明らかなのは、ブッシュ大統領盲従の日本国政府が自衛隊をイラクに派遣しなければ発生しえなかったこと、…… 】

えっとですね、たぶん日本が自衛隊を派遣していなくても、単に外国人、先進国から来た外人というだけで彼は拉致されていたでしょう。さらに言えば、今ですらこの手のバックパッカーがイラクに入っているが、彼らの全員が拉致されたわけでは無い。半ズボンでイラク入りして野宿するしか無かった彼は、その中でもとりわけ用心が足りなかったことは明白です。

さて、日本国のパスポートには以下の文言が書いてあります。
「日本国民である本旅券の所持人を通路支障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する」

 日本政府がわれわれ旅行者に保証していることは、相手国政府に対して、自国民旅行者に保護を与えることを要請する程度のことであり、決して、政府は国外に於いて「国民を守る義務」は無い。そんなことを表明して実行しているのは、せいぜい傍若無人なアメリカくらいのものだ。
 この、海外に於いてすら自国政府が国民の生命を守ってくれるるなどと目出度い世迷い事を述べる無知蒙昧なメディアやジャーナリストがいるから、ほいほい不用心に危険地帯に出て行く連中が後を絶たない。国外において、自国政府が国民を守るなんてことを言い始めたら切りが無いでしょう。世界中の紛争地帯に軍隊を派遣する羽目になる。
 前回の3人組人質事件の時に、この辺りのことはメディアにも衆知されたと思っていたら、相変わらず馬鹿なことを堂々とお書きになるお人がいるのは残念なことです。あ、日垣先生、こういうのって、中傷でしょうか? 週末のメルマガでは、だいぶ田原総一朗のことを中傷してらしたようだし、その前は、香山リカでしたっけ? ご自分の中傷癖はよろしいのですかね。

 パスポートには、こう短く書くべきだ。
「日本国政府は、該当者が日本人であることを証明する。必要な保護を与えられることを関係酷政府機関に要請する。しかし、旅行者よ。勘違いして欲しくないのは、日本の法律も保護も、今貴方がいる場所においては一切通用しない。日本国政府は、貴方が巻き込まれる恐れのある災難に関して、いかなる救出義務も負わない、果たせないことを自覚せよ」と。

※ メルマガおまけ 40歳の独身男

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本日の日記は

都合により、午後3時以降のアップ予定です。

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2004.11.14

ファルージャの後始末

 2ちゃんねるの地方自治板が、康夫ちゃんが南米に飛び立った先週末から荒らされていまして、教祖が不在中に、何かの指令でも飛んだのか、見るからに基地外な、絵に描いたような荒らし行為に遭っています。ターゲットは私と追撃さんなのですが、とにかく、まともなログが存在しない状態なので、昨日で、いわゆるアドバイススレの130が終了したわけですが、この基地外が飽きるまで、しばらくブックマーク集の2ちゃんねるスレッドの更新はしません。もししばらく続くようなら、モデレータ機能を持つようなBBSを探して、そこへ誘導し、2ちゃんねるの地方自治板は、今後完全にスルーという形にもって行きたいと思います。

 ただ荒らすだけ荒らし回って、批判派を追い出した後に、知事マンセーだけでマターリとやるための策略かも知れないので、もう少し経過を観察してみたいと思います。いずれにしても、しばらくは、康夫ちゃん関連で2ちゃんねるにアクセスする必要はありません。

 実はこの頃、2ちゃんねるの将来性に関して私は以前にも増して悲観的になっていまして、それは何が原因かというと、ブログの隆盛です。というのは、マス板にしてもそうですが、ブログを発信元とするネタがこの頃増えている。
 となると、意欲ある個人はみんな2ちゃんねるから離れてブログへ行く。後には、やたら程度の低い、ブログを開設する、あるいはそこでブロガーと意見を交換できるだけの見識とは無縁な連中だけが取り残されて、その溜まり場となる恐れがある。いくら2ちゃんねると言えども、レベルが下がれば、客も減る。そしたら、2ちゃんねるは実況スレという、事実上のチャット機能部分が生き残るだけじゃなかろうかと思えてくる。

※ 大牟田・4人殺害事件の容疑者が一時逃走 身柄を確保

 変なニュースですよね。三人の警官が付いていたというのに、肝心の、その逃走の瞬間、その三人の警官がどこで何をしていたのかの報道は夕方段階では一切無いんだもの。
 昨日深夜になってオートロックの部屋に閉じ込められたという間抜けな話が出てきたけれど、これは何かあったんじゃないの? マル暴関係に警察が便宜を計るのはありがちなことで、何か、一時的にせよ、この青年に外で用事があって、帰ってくるとかなんとかの口約束でわざと逃がしたんじゃなかろうか。あるいは、暴力団と外で接触させるのが目的で。実はちゃんと尾行が付いていたりして。

※ 水難事故:担任が男児の遺体発見 行方不明から42日ぶり

 泣かせる話ですよね。担任の女性教諭は休日の度に川を探していたというから。よほど、この先生を慕っていたんだろうな。まあ、台風被害で県民が避難生活を送り、県内が道路鉄道寸断状態にも拘わらず、銀座でのディオールのパーティにのこのこ出掛ける、義務感ゼロのバカ知事もいれば、こういう見上げた教師も現場にはいると。

※ ファルージャの掃討戦、武装勢力千人以上を殺害

 8割方奪還したというこのプロパガンダを額面通り受け取っても良いけれど、それどうやって維持するの? 海兵隊をこのままファルージャに張り付けておくのは無理でしょう?
 サマワのオランダ軍が、3月での撤兵が決定しました。理想を言えば、英軍に治安維持を肩代わりしてもらうのがベストですが、その余裕があるとも思えない。当然米軍は、自衛隊に更に一歩踏み出て貰いたいから、治安維持任務をと言って来るでしょう。まだ撤兵まで4ヵ月あるから、その間に、出来ることをやれば良いんです。地元治安部隊の強化。
 一番簡単なのは、撤兵するオランダ軍から車両を買い上げて、地元警察に与えることです。それが無理なら、すぐ、南アに、各種装甲車両を発注し、日本の名前が一切出ない形で、地元治安部隊に供与する。同時に、給料をばらまいて、隊員を大幅に増員すれば良い。
 地元治安部隊の強化と増員で、街の治安維持は出来る。
 バグダッド周辺の状況にはタッチできないけれど、とにかく、日本が一切表に出ない形に徹して、インフラ整備を進めるしかない。できないはずは無いと思うんだけどなぁ。どうして外務省はそこまで知恵が回らないんだろう。周辺諸国の建設会社をいくつか買収すれば出来ることなのに。

※ メルマガおまけ 日本社会の縮図となった天皇家

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2004.11.13

中国、新思考外交

 中国と軍拡競争しても勝ち目はありません。なぜなら、ミサイル防衛に全力投球している日本の防衛予算にそんな余裕は無いからです。そんな中でも、海空自衛隊は、対中シフトを深めています。ただ遺憾ながら、それを明確にすることが出来ない。出来ない以上、80年代に北海道を舞台に対ソで繰り広げたような、明々白々な対中シフトは、部隊配置上も予算上も取れないわけです。
 今後10年という意味で言えば、もう軍事的な敗北ははっきりしている。護衛艦は40隻に減らされ、戦闘機も、トータル200機などという数字が出されている。われわれが今中国に対して持っている軍事的優位性は、10年後にはもうシーパワーのレベルでも空軍力でも存在しないでしょう。
 今回、中国海軍が下手を打ったことは明白です。普段、海自の艦艇は、防空識別圏ぎりぎりになんか展開しない。今回、海自はそれをやってのけ、あそこが日本の支配地域であることを海軍力のプレゼンスという形で明確に誇示できた。しかも中国海軍は、迎撃の増援艦艇を出せなかった。これは彼らにとっては屈辱でしょう。
 でも、このわれわれの優位は、10年後はもうありません。それは覚悟するしかない。あの境界線にイーグルの2機編隊を上げたら、たちまちフランカーが10機上がってくるような時代がもうそこまで来ている。
 これは二重三重の意味でどうしようもないことです。実際に予算が無い、中国を仮想的と捉える世論は無いし、ましてや外務省や中国派が多い日本の政界状況では無理という部分で、中国シフトを大っぴらにすることは出来ないわけです。しかもこれは、こっそり対中シフトやってがんばりますというレベルで済む話じゃない。

 だったら、それは諦めて、武力に頼らず、東シナ海への野望を中国に捨てさせるしかない。ここで、どうしても避けて通れないのが台湾です。日本人のおおよそは、たぶん台湾は独立すべきだと思っているでしょう。しかし政府レベルでは、日本もアメリカも、台湾独立による不安定化を恐れている。ただここで今一度冷静に考えなければならないことは、果たして独立後の台湾はわれわれにとって歓迎できるのか? ということです。冷静に考えれば、独立後の台湾は、北京に対してよりフリーハンドな外交政策をとれるでしょう。最初はぎくしゃくするでしょうが、その文化経済的な結びつきの強さは、日韓の比じゃない。北京に、新思考外交を思考する指導層が出現したら、台湾との関係を、EUのような、緩やかな経済統合関係にすれば良いじゃないか? ということを言い出す日が必ず来る。そして台湾もそれに乗る日が来るでしょう。
 われわれは、台湾が仮に独立したら、容共の態度を取る台湾もあり得るのだということを覚悟しなければならない。
 さてここで、中国を抱き込むために必要なことは何かです。東シナ海の開発は、将来においても、そう採算が取れるものじゃありません。一方で、中国という大国は、あれだけの面積を持っていながら、実は資源小国です。彼らがなりふり構わぬ資源開発に乗り出す動機はそこにある。だったら、われわれは中国の資源獲得に協力すれば良いじゃないですか? 幸いそれは、シベリアの大地に眠っている。それに、資金も人も出すから、あんな金にならん所で軍事行動して、日本人の神経を逆撫でする必要はないと、アピールすれば良いんです。それは、こちらにもリターンのある話であって、まるっきり金が出て行くわけでもないのですから。
 ただそれはそれとして、今後とも外洋を志向する中国軍の戦略は変わらないでしょう。それとどう対峙すべきかは、きちんと考えなければならない。

* あと、いろんなブログで指摘されているけれど、沖縄のメディアは、今回の事件をほとんどスルーしている。沖縄県民に言わせると、「だってそんなの今に始まった話じゃないでしょうに」と仰るらしいんだが、それを言うなら、米軍の不祥事だって今に始まった話でなし。いざ米軍が沖縄から引き揚げる段になったら、その穴埋めをどうするか? という戦略を立てなきゃならないのに、この人たちはそれも知らん顔して、文句ばかり言うつもりだろうか。

※ 朝生、テレビとテキストの質感

 まず、以下のテキストを読んで下さい。これは先週のテロ朝朝生で、勝つぁんが田原にやり込められるシーンのテキストで、2ちゃんねるから持ってきましたが、元々何処にあったかは知りません。昨夜、やっとそのビデオを見たのですが、ままこの通りのやりとりでした。番組開始90分辺りの、れいの「日中戦争は侵略では無かった」発言です。

田原「勝谷さんに聞きたい つまり 日中戦争は そっからいきたい も一回ね 日本の侵略だと思う?思わない?」
勝谷「僕は思わない」
田原「どうして?」
勝谷「それは もう デティール言い出すときりがないけれども・・」
田原「いや きりあるよ 簡単に言えば?
勝谷「いや もっと言うんだったらですね 日韓排斥あたりからね 言うとですね」
田原「うん
勝谷「もっと言うなら 中国人が 今になって反日 反日と言うけれども じゃあ 中国人が親日だったことがかつて近代史にあったかっていうとですね ないんですよ ありましたかね」
田畑「ありますよ ありますよ」
田原「そんな難しい話じゃないよつまり さらに言うならば」
姜「あのねえ 日中戦争を侵略でないと言ったら じゃあ 戦場はどこだったの どこが戦場だった?」
田畑「何戦争だったの?」
姜「何戦争だったの? 少なくともこないださあ 満州事変を侵略戦争じゃないと 言う人がいたけれども
田原「いや もっと聞きたい あれはねえ 自衛の為の戦争だと言える?」
勝谷「いや それは違う」
田原「じゃあ なんだよ じゃどういう戦争なんだよ!」
勝谷「それは違うけれどもお ・・・」
田原「じゃあ どういう戦争? どういう戦争なの!」
勝谷「・・あれがですか ・・・・あれはだからそのう 列強が出て行くなかの 日本のだから その す・・・ どこをもって 日中・・ シ シナ事変の開始と言うかが 問題なんだけれども 
それは だから その 最初のきっかけ たとえばイラクがその大量破壊兵器のあったなかったってこと言ってますよね あの アメリカの場合ね 
イラク戦争にたとえて言うと・・・」
田原「いやね 僕はねアメリカの問題は 大量破壊兵器があったかなかったかではなくて 自衛のための先制攻撃だとブッシュが言ったことが問題だったと思う 
自衛の為の先制攻撃なんて言ったらね もう 全て自衛ですよ ねえ ワグナーさん」
ジェームズ・ワグナー「その通りです え 自衛と言う言葉だけで戦争はいつでも起こすことができる」
田原「できるよね だからね 日中戦争がね 自衛の戦争だとはどうしても思えない」
周囲のパネリスト「そりゃ常識だよ」「そりゃもう常識だ」
勝谷「侵略の戦・・・・」
田原「じゃあ 勝谷さんに聞くよ じゃ 何の為の戦争だったかってこと!!日中戦争は」
勝谷「・・・・・・日中戦争は?」
田原「はい」
勝谷「・・・・・・・・・・!」
田原「もっと言えば盧溝橋事件で どっちが撃ったかといえば 僕は中国が撃ったと思う でもそら現地で停戦になったんだよ 現地で停戦になってるのに 
なんでね 三師団をね 日本からダーンと送ったんだよ こら侵略だよ 明らかに 現地はね停戦協定やったんだよ ちゃんと!!」
勝谷「・・・!!」
田原「なのになんで三師団送らなきゃならないんだ 答えてみろ!」
勝谷「・・・・・・・・」
田原「反論!」
勝谷「・・・・・・・・・(汗)・・・・・・・・・・・」
田原「それ答えられないならね そんな偉そうなこと言うなつーの!!」
勝谷「いや ちがう だから 戦後 今からみて その あの・・・・・」

-------------------------------

 で、私はこのテキストを読んだ時に、なんて酷い司会者だろうと思った。勝つぁん、なんて可哀相な! 初めに結論ありきで、ゲストに恥を掻かせるなんて、なんて恥知らずな司会者だろうと。俺ならこんな番組には二度と出ないぞと。で、いざ、そのビデオを見て、私は勝つぁんのヘタレぶりに愕然としました。テキストの後のやりとりも酷いものです。↓ここに、そのシーンを4分ほどキャプチャーしてアップしました。ぜひ実際の映像を見て欲しいです。テキストと実際の映像では、印象がまるで違うことが解って貰えると思います。

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/asanama.wmv

【「日中戦争は侵略だったか」という田原さんの地雷をまんまと踏んで一瞬立ち往生した私に温かい声をいただいた。ありがとうございます(涙)。軍事的な詳細をここで言った方がいいのかと考えて出演者の顔を見渡して果たしてどのくらいのダイジェストでわかるかと悩んでいるうちにああいう事になってしまった。】

 ↑これは日曜の勝つぁんの日記だけど、嘘こくでねぇ! 軍事的な詳細なんかこれっぽっちもこの人の頭に入っていないことが、画面からひしひしと伝わってくる。あげくに、上にコピーしたテキスト部分には無いんだけど、「当時の日本人は、あれを侵略とは認識していなかった」と口を滑らせて、田原からピシャリと、石原完爾と青年将校の有名なエピソード(石原完爾は、これは侵略だから撤兵すべしと認定したが、じゃああんたがやった満州事変は何だよと、若手から突っ込まれた)を持ち出されて口籠もる体たらく(*田原としては、一応、軍事問題も喋れる男だからと、勝つぁんに振ったんだが、実は先の大戦に関しては、何も知らんことに気付いて愕然としたというのが事実でしょう。私は、あんな所で守備範囲外の時代の戦争に関して振られるのは迷惑だ)。
 この日は、勝つぁんは番組の最後にチベット問題を持ち出したとかで憂国な人々から誉められているんだが、とんでもない話ですよ。私は、15年戦争は侵略戦争だったと思っているけれど、いくら何でも、こんなヘタレな人間をテレビに出すな。北京の思うつぼだ。

※ メルマガおまけ スターリングラード12ch&名銃のお話し

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2004.11.12

深く静かに海自の演出

 木曜お昼、酷い疲労感で、昼食後横になる。2時間近く寝たはずだが、疲れが取れないまま起きる。

※ わざと対応を遅らせた海自

海自がなぜ海上警備行動に拘ったかが今ひとつ謎ですよね。別にこんなの必要は無いんですから。海自に、該当潜水艦を攻撃する意図があろうはずもなく(そんなことをしたら、最悪、沖縄近海でのメルトダウンを誘うことになる)、せいぜい発音弾で脅す程度でしょう。そんなことは実は珍しくもない。
 じゃあなぜ海自は、海上警備行動発令に拘ったのか? しかも、とっくに領海外へ出た後で。そのターゲットが、コースを変えた時点で、何時間後に領海に入るなということは察しが付く。なのに、彼らは報告を遅らせたわけですね。この時点で海上警備行動発令となれば、那覇基地から、普段は積んでいない爆雷を搭載したP-3Cが上がって、領海内にいる間に、それを至近に落下させて警告したでしょう。そしたらさすがに相手は浮上するしか無いけれど、海自にはそんなことをする気は更々無かった。

 恐らく、夜明け時の段階で、海幕や内局の中で、議論があったんでしょう。いつもの領海侵犯だけど、いつものように知らん顔して見逃そうか? それとも、「こんな破廉恥なことは初めてだ!」とか騒いで予算獲得のネタにすべきか? と。
 最終的に、これを政治マターにして、予算獲得の手段にすることに決まったわけですね。それに、ファルージャ絡みで注意をそらせられるようなニュースを欲しがった官邸が乗っかった。財務省辺りじゃ、今頃、苦笑いでしょう。海自は予算欲しさに露骨な演出をしたと。

 しかし、今回の事件で、中国の潜水艦は恐ろしくロートルだと、メディア的には宣伝されました。でも、今の中国に最新鋭の潜水艦を売りたがっているのは、何もフランスだけじゃありません。ドイツ、スウェーデン、ロシア。ロシアはともかく、ドイツ製の通常動力潜水艦が入ってくるようなことでもあったら、かなりやっかいなことになるでしょう。それはそれとして警戒しなければならないことです。

※ 「レイプ・オブ・ナンキン」の著者、自殺か

 私、鬼じゃありません(~_~;)。そう礼儀知らずでもないつもりですが、アラファトの死に関しては、日本人の税金でたんまりと貯め込んだ男が晩節を汚して死んだという印象しかないし、アイリス・チャンが死んだという第一報に接した時は、疲れもふっ飛び、とても晴れやかな気分になったことは白状せざるを得ない。

※ アラファトの死を悼むフリ

 世界中のマスコミが、アラファトがどういう人間だったかは百も承知している。それ以上にパレスチナの民衆はアラファトと、その女房らを嫌っていた。でも、アメリカ以外のメディアは親PLOだからそんなことはおくびにも出さずに、悲嘆にくれるパレスチナを演出するし、外国人相手ですらベラベラとアラファトの悪口を喋る民衆も、それが旗頭だと割り切って、カメラの前では、さめざめと泣いてみせる。あの虚構の世界が、パレスチナ問題の根の深さというか、欺瞞を浮き彫りにしているような気がする。

※ シュワちゃん

 NEWS23でスタジオでのインタビューに応えていましたが、さすがショービズの人間だけあって、全く淀みなく喋る。こういう人には、専門のスピーチ・ライターがいて、事前に特訓するわけですが、それにしても上手い。間違いなく、彼は米国大統領の座を狙ってますね。地元での評判もなかなか良くて、手堅い運営をしている。もし4年後、シュワちゃん対ヒラリーの対決になったら面白いですよね。れいの、「米国で産まれた者でなければ大統領にはなれない」という問題も、新たな立法でクリアされそうだし。
 感心したのは、ショービズに戻る気は無いのか? 映画出演の依頼もあっただろうにという筑紫さんの問いに、確かに依頼はあるが、自分は、カリフォルニア州民のために全力を尽くすと明快に述べる。
 支援者の浄財でパークハイアットにしけ込み、バイト三昧のどこぞの県知事とはまるで違う。シュワちゃんは、奥方の方がスペシャル・オリンピックを後援していることもあって、その支援もしたいと訴えていましたが、康夫ちゃん、絶好のプロパガンダの機会を逃して、ブラジルへの観光に旅立って行った。
 バイト云々のことに関しては、やっぱり日米に於けるメディアの格の違いと、有権者の民度の相違ですよね。アメリカのメディアは、そういう所をしっかりと見張ってて、たとえば知事就任当時、加州で森林火災が発生していた時、ハワイでこっそり家族で休暇を取っていたことをきっちり批判したし、メディアを使ってバイトなんかしてれば、有権者はガンガン抗議もする。本人はもとより、当のメディアにも。日本には、メディアにも有権者にも、そんな民度は無いから、為政者が好き放題する。

※ 南京大虐殺巡り削除へ 本宮ひろ志さんの漫画で

 個人的には、ちょっと嫌な展開で決着したなと思っています。私は、本宮氏は確信犯だったと思っているので、ここの何処に嘘があるんだ? と闘って欲しかった。こんな結末になるのであれば、最初からやらなきゃ良いのに。
 劇画の世界では、時々不思議なことが起こって、活字以上に多くの人間が関与するのに、それが世に出るまで、誰も重大ミスに気付かないということがままある。それほど忙しいということなんだろうか、それともこの人たちは世間のニュースには無関心ということなのだろうか。

※ メルマガおまけ 米国は陰謀だらけ

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2004.11.11

中国潜水艦侵犯

 昨夜8時頃、届いたハードカバーのゲラに集中。23時過ぎまで半分片づけて、朝7時から残り半分。起きて5時間で今日の体力を使い果たす。なんかこう、脳細胞に蓄えていたほんの僅かのビタミンが一斉に昇華していくような感じがする。
 てか、ハードカバーのゲラ、今頃読んでいて良いんだろうか。本来なら、書評家諸氏にゲラを謹呈しておかなければならなん時期だが。あとは、表紙だな。デザインのラフを早く見たいぞ!

※ アラファト死去

 アルジャジーラが「死亡」を流したらしいですね。この人の男色は有名な話でしたから大元の原因はエイズでしょう。パレスチナの民衆にとって、何が嬉しいと言って、これであの浪費家のバカ女房のでかい面をもう見なくて済むことでしょう。
 アラファトの不正蓄財の原資の相当部分は、実は日本政府からのODA等の日本人が払った税金が元です。その資金のかなりは、パレスチナ政府高官の懐に消え、民衆には届かなかった。
 つまり、われわれの税金が、あのバカ女房がパリの豪邸に住んで飲み食いして豪遊する原資になったということです。この辺りのことも、なあなあで済ませずに、きっちりと検証、告発して欲しいですね。

※ 中国潜水艦侵犯

 何が驚くって、知識として、「漢」級は稼働状態に無いものと認識していたのに、それが動いているっていうんだから凄い。後期型なんだろうけれど、あんなボロっちい船で、浅深度を潜航して海峡を抜けるなんて、私はむしろその真っ当な技術力と繰艦技術に感心しますよ。
 何が起こったかと言えば、実は東シナ海で、米海軍と海自が対潜訓練を行っています。今朝の朝日では、米海軍筋として、「小さな訓練」とか言わせていますが、参加部隊から推測して、「小さい」と言い切れるものではありません。
 恐らくその対潜訓練は、中国海軍を念頭にしたものですから、中国海軍としては、当然偵察に艦船を出したということでしょう。本当は、水上艦も出しているはずなんだが、これが、防衛庁は白を切っているのか、何かの事情で、水上艦は出せなかったのか不明です。れいの潜水艦救難艦と曳船の進出も何か関係があってのことでしょう。

 ただどっちにしても、東シナ海の大陸棚や沖縄周辺海域は、全く原潜の運用に適さない海域です。浅いから深く潜れない。深く潜れないということは、排熱を処理した冷却水が、あっという間に上がって来て、探知されるということです。いくら静粛な原潜を造っても、それですぐ探知される。

 さて、問題は日本政府です。これまでも、中国の潜水艦があの辺りで領海侵犯したことが無かったはずは無い。外務省が公にすなと防衛庁を脅していただけでしょう。防衛庁だって、探知した事実は宣伝して歩くものじゃないから、報告を上げるだけで公表はしない。いくらそれが敵対行為だからと言って、潜水艦戦の現実はそんなものです。朝日に拠れば「海上警備行動を発令して貰わなければ作戦行動できない」と、海自側が言ったということになっているけれど、いったい海自はそれで何をするつもりだったのか? 平時の海軍は、ただ潜水艦を追尾してデータを取れば良いのであって、北朝鮮の不審船じゃないんだから、海自が潜水艦の浮上に拘るはずもない。
 海自側としては、予算圧縮の最大脅威と戦っている最中ですから、世論の援護を得るために、公表せざるを得ないような状況に持って行った部分はあるでしょう。
 では政府側はなぜ今回、公開に踏み切ったのか? やっぱりファルージャ絡みでしょう。国民の関心をイラク情勢から遠ざけるための小ネタに政府が飛び付いたのだろうと思います。

※ メルマガおまけ お断り&集中力

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本日の日記は

都合によりお昼以降のアップ予定

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2004.11.10

海上警備行動

>政府は10日、中国海軍とみられる潜水艦が、沖縄県の宮古列島の多良間島周辺の 日本領海を潜航したまま航行し、領海侵犯したことを確認した。<読売

 またまた。とっくに艦名は特定できているくせに。
 P-3Cで音紋を取った上で、米海軍じゃないことを確認しての公表で、たぶん台湾海軍ですら無いでしょう。台湾なら、穏便に片づけるようとするから。
 東シナ海で米海軍と海自が対潜訓練やっていたらしいんで、その偵察行動という説あり。あと、これが先日の中国海軍の潜水艦救難母艦の動静と絡むとなると、ファルージャ情勢絡みで、政府の情報コントロールの一貫とみることもできるでしょう。

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基本高水と百年確率の合理性

 さ、皆さん! 

「魚釣島奪還作戦」
はもうお手元に届いたかな(^O^)/ 時々、私のことを霞を喰って暮らしているように思っている人がいるかも知れませんが、私の稼ぎの99パーセントは小説です。ちなみに、日販の新書部門では、先週2位にエントリーされたとか。1位は、「小説鋼の錬金術師」だそうで、ま、これには逆立ちしても勝てませんわな(~_~;)。発売後すでに2週間経つので、在庫がある書店はもうほとんどありませんので、ネット書店等でお買い求め下さいませ。
 ニフテイのブログでは、ブロガーの写真を貼り付けることが出来るので、そこに、新刊の表紙をスキャンして張り付けました。われながら格好良いです。私は、サイトは軽ければ軽い方が良いという主義ですが、やはり写真が一枚あるとなしとでは、また印象が変わりますね。来月、ハードカバーが出るまでは、この表紙で行きます。

※ 基本高水を巡る論考
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news006.htm

 讀賣新聞の長野版に、脱ダム議論の理論的指導者で新潟大学の大熊先生のインタビューが掲載されています。掲載は昨日でした。なぜか読売のサイトは今朝は更新されていないので、今日一杯はこの記事が長野欄のトップ頁で読めるでしょう。

【七月の新潟豪雨では、百年に一度の大雨を想定したダムがあった川で堤防が破れて大洪水になった。ダム自体の能力は発揮したが、水害を防ぐまでの機能はなかった。むしろ、ダムに頼らなくても破堤さえしなければ、被害は少ないことが実証されたと、考える。  基本高水を超える大洪水が起きても、そこそこに安全な治水を考えるべきだ。私は床下浸水で収まるのなら、十分だと思う。】

 前半部は、素人を欺くレトリックに満ちた文章で、ちょっと何をかはいわんやです。後半部分の、「床下浸水で収まるなら十分だ」は、これなかなか耳障りの良い言葉だけど、平野部であっても、一戸建ての床の高さは隣近所様々ですよね。仮にそれが一定の幅に収まるという前提で考えても、床下と床上の差は、どのくらいなんでしょう。それは2メートルとか5メートルとかの話なんでしょうか。床下浸水する可能性のあるものは、床上浸水もありうるということでしょう。これも誤魔化しですよね。

 実は、今回の台風の水害で、「基本高水」という概念に関して思うことがありまして、これまでは正直、学者やエンジニアが決めた数字でよう解らんなぁと思っていたんですが、今回の水害で、なかなか良い線を行っているのではと思えるようになりました。
 というのは、今回、浅川流域では、その百年確率に近い雨が降った。にも関わらず、浅川はひとまず保ったわけです。これをして、ダムは要らない派は、なんだ、ダムが無くても百年確率の雨に耐えたじゃないか? と主張している。実際は雨の降り方という要素があって、ことはそう簡単では無いわけです。流域では、実際に氾濫もあった。
 百年確率というのは、本当はもっと必要かも知れないけれど、金も掛かるから、最低限、このくらいで我慢しましょうという数値です。それが過大か否かで揉めている。先日の台風災害を経た今となっては、この数字は、なかなか合理的なものでは無かっただろうかと思いますね。その辺りは、恐らく流域住民にしても同じで、百年確率と基本高水の問題に関して、具体的なイメージが抱けて、この問題を考えるのにプラスになったのではと感じる所です。

※ 土曜授業の復活

 今朝8時前のテロ朝朝刊瓦版で、勝つぁんが、上体を左右に揺らせながら、文科省のゆとり教育をやめろ、土曜授業を復活させるべきだと言ってましたが、私も土曜日の登校に賛成です(ゆとり教育という教育はすでに存在しないというのは過去に論じたのでここでは割愛します)。これは、公務員にも週休二日をきっちり取らせようということで推進されたけれど、今は教師もだぶついているわけですね。これ、教師不足じゃないんです。金が無いから教師を採用できないだけ。教師にしても事務官にしても、たとえば土曜日、リタイヤ組の教師や県職員をパート雇用して、土曜日は土曜日なりの一風変わった授業を施すなんてのはどうでしょう。たとえば、そこで雇用するリタイア組は、交通費程度のボランティア感覚でも良い。実際、10年以上前から、新任教育に退職者のパート採用をあちこちの自治体で行っていることを思えば、ハードルは高くないでしょう

※ メルマガおまけ 宇宙装&新潟産地

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2004.11.09

コラテラル・ダメージ

 月曜夕方、昼寝してた長男が半べそで起きてくる。なんでもバルタン星人から痛い目に遭わされたとか。
 翌朝、こっちが悪夢に見舞われる。6畳くらいの事務所で仕事していて、そろそろ田中批判のイベントに行かなきゃなと腰を上げようとしたら、突如として20名前後の男女が半開きのドアを開けて押し入ってくるんだ。その中には実は康夫ちゃんもいて、でも康夫ちゃんもなんだか嫌々拉致されて来た感じなんだな。で、部屋に居座って、田中への批判を金輪際止めろと言う。俺たちは、萌え系エロソフトの制作クリエーターだと言う。それがどうして康夫ちゃんと関係があるのか良く解らないんだが、彼らは、自分たちがいかに世間から迫害されているかを切々と訴え始める。
 で私も、穏便に引き取って貰いたいから、「いやぁ、別にエロソフト屋が家の前に出来たらちょっと困るけど(実は歓迎だ(~_~;))、クリエーターまで批判される謂われはないでしょうな」と応じて相手の気分を解した上で、制作の苦労話や、こんだけ売れたら次の開発費が出るけどそんなことは滅多に無くて、いつも苦労しているんですよ、とかいう話に、うーん、苦労はどこの業界でも一緒ですなぁ。と意気投合したり、でも一方じゃ向こうは、とにかく康夫批判は金輪際駄目だ! と脅迫する。とうとう、康夫批判が駄目だということの説明は無く目が覚めた。
 どうやら、前夜ビデオで見てた日曜の市町村合併を巡るN特で、市民が行政を吊し上げるシーンが脳裏にあったらしい。で、康夫批判が駄目だという根拠が説明されないのは、この所、支離滅裂状態に陥って、いかなる意味に於いても田中擁護の論陣を張れずに荒らし回るしかなくなった2ちゃんねるに於けるマンセー集団の隠喩だろうと思う。じゃあエロゲーは何のメタファー? それはユング先生に任せよう。

※ 出口戦略?

 今、自衛隊がサマワに出している兵力は、500名ちょっとですね。これは、私が考える所、籠城してエリアを守るには十分な数です。ただ物資が持つかどうかがちょっと微妙で、この半分ならロジが崩壊してもかなり持ち堪えられる。ただ500名を維持するめたに必要な物資を日量20トンと計算すると、たぶん毎日、クウェートから2便、ハーキュリーズで補給物資を基地内に落とさなければならない。これはちょっとリスキーな作業で、いざサワマの安全が崩壊し、オランダ軍が撤退云々、あるいは潰走状態(ほとんどあり得ない)になったら基地内に籠城するしか無いわけで、救援の手はずを整えるまでの一週間前後を耐えなければならない。
 いざ治安崩壊ということになれば、オランダ軍も当然籠城という戦術に出るでしょうから、その点敵の目標は分散されるでしょう。もちろん、現地部隊も、1、2週間籠城する程度の物資は貯め込んでいるはずです。ただ、敵がロングレンジで迫撃砲攻撃に出てくることを思えば、それに対抗するための迫撃砲中隊を派遣しておくべきだろうとは思うのですが。
 ただ、軍隊を派遣した以上、犠牲は覚悟の上でなきゃならない。500名の派遣だと、10パーセント前後の犠牲は覚悟するしかない。少なくとも、移動途中を狙われて、4、5人の犠牲を出す事態はそろそろ覚悟しなきゃならないでしょうし、夜間の迫撃砲攻撃によるまぐれ当たりもそろそろでしょう。

 で、ファルージャの攻防は、とにかく戦果は期待できない掃討作戦で、米軍の目的は、街を破壊し尽くすことですから、民間へのコラテラル・ダメージ(附随被害)がどのくらいの規模になり、それがイラク国民にどういう形で伝わり、対米感情に作用するかで成否を評価するしかない。
 不幸にして、もうファルージャの中には、欧米系のジャーナリストはいませんから、ここがベトナムと違うところで、街の中でどんなに悲惨な出来事があろうが、米国内での世論喚起には繋がらない。

※ メルマガおまけ タカエビ&オカヤドカリ

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2004.11.08

卑怯者の最後の隠れ家は愛国心

 今朝は6時には起きたので、今日からまたバリバリ仕事モードに、最悪でもお昼過ぎには日記をアップできるつもりでいたんだが、女房の都合で、私は今日しか病院に行けないことが解り、まず病院へ。したら今度は、女房が私も医者行くとか言い出して、昼は次男の子守りで、全てから解放されたのはなんと14時。

* 昨日、NIFTYのブログに写真を貼り付けようとしたら、それが出来ないことに気付き、なんと無料版ではそこまでのサービスが無いらしく、やむなく月500円の有料版に切り替えました。そしたら、フォントサイズの拡大やらいろいろ出来るようになり、だいぶ以前より使いやすくなった。
 ただ、まだ横幅の変更が出来ないなどの問題があります。NIFTYのブログは、基本のテンプレートが横幅800ピクセルを前提にしていて、その中であれこれ弄るしか無いんですが、その設定画面にバグが潜んでいるらしく、何を弄っても、変なエラーメッセージが出て、変更できないという状況に直面しています。朝一でサポートに電話したのですが、向こうは要領を得ない感じで、ちとメールで問い合わせることになった。
 これだけシステムが複雑化しているのに、サポートの現場に全てのスキルを求めるのってナンセンスですよね。そんなことより、専門のプロを育てて、ウェッブならここ、ブログならここ、接続ならここと、個別に誘導すべきだと思うんですが。
 ともあれ、そこそこ使えることが解ったので、来年1月1日を目処に、サイトの日記は畳んで、ブログへ完全移行します。

※ 北山早苗県議
http://sanae.islandvoice.net/

 私は、これまで、この北山県議に関して、日記や康夫ちゃん頁で触れたことは一度もありません。田中康夫親衛隊として孤軍奮闘状態で頑張っているのに、気の毒だなと思ったりしたものですから。共産党の石坂千穂県議は別です。この人は共産党県議団長という要職にあるし、共産党の全面的なバックアップを受けている人ですから、「知事を批判する信毎はけしからん」などと口を滑らせたら、徹底して批判します(中傷じゃないよん)。
 余談ですが、石坂ちほりんのサイトには一つの法則があります。それは、田中県政を支持する日本共産党という姿勢に疑義を挟まざるを得ないような事件事故ニュースが発生すると、途端にサイトの更新がストップするということです。そういう時こそ、共産党として、または県議としての意見表明が求められるのに、この県議団長は、何かと都合が悪くなるとすぐ口を噤んで貝になる。
 この秋の台風シーズンも、浅川の状況を巡って水位が基本高水近くまで達するという危機的状況が発生したら、とたんにサイトの更新が止まりました。
 こんなにも情報公開から縁遠い人々が、口を開けば、お役所に対してやれ説明責任だ、情報公開だと訴えるのはまことに滑稽なことです。ま、日本共産党の体質を具現しているとはいえ。

 さて、北山県議です。この人のことをして、実はしたたかな人間だと評する方もいらっしゃらないわけではないけれど、私には、単にカルトにはまってしまった気の毒なインテリにしか思えません。
 県議という立場でありながら「知事を批判する信濃毎日新聞は不愉快だからもう読まない」と堂々表明する。それは県議の任務を放棄するということでしょう?
 そして今度は、「売国奴」発言です。
「馬籠を失いたくない、11月21日(日)午後1時から大集会」

【……なぜなら、田中知事や私のように、えてして余所者扱いされる者が、山口村に岐阜県に行かないで欲しいと願い、生粋の長野県人ばかりの県議たちが売国奴と化しているからだ。
 私のこの日記に、感情論だと言う方がいるかもしれない。】

 いや、北山県議、それは感情論とかの生やさしいものではなく、まったく禁忌な言葉であり、いかなる状況下にあっても政治家に許される言葉ではありません。
 どなたか、いくら何でもそれは言い過ぎだからお止めなさいと注意する支持者はいないのでしょうか?
 政治家には、使ってはならない言葉というのがいくつか存在します。自分が賛成しない言動を取る人々や集団を「売国奴」や「非国民」と罵るのは、その最たるものです。かつてわが国に於いて、その手の根拠無きレッテル貼りが、右派勢力や軍部や特高警察によってなされ、この国がどれほど有為な人材を失い、国を破滅させる原因となったことか。

 この日、松本歯科大の会議室で行われた「田中知事に越県合併を提案させない」ことを求める会の参加者は、自分たちに賛成しない合併容認の人々を「売国奴」扱いすることに果たして同意したのだろうか? はたまた、今月21日に行われる大集会は、合併容認の人々を「売国奴」扱いする前提の集まりなのだろうか? 県世論調査協会の調査によれば、県民の実に8割近くが、「山口村村民の意向を尊重すべし」と回答している。では県民の8割は、「売国奴」ということか? そもそも、隣県と合併したいと主張する山口村村民は、これもみんな売国奴ということなのか?
 田中康夫を支援し奉るのは結構です。ご自分の信念に従い、思う存分おやりなさい。でも、人間として、政治家として越えてはならない一線があることは、認識して欲しい所です。政治は言葉だ。その言葉を知事自ら弄んでいるからと言って、与党の県議までもが真似することはない。

※ 日垣隆、敢闘言

【 テレビ局のスタジオからは、選挙になるとよく顔を見る福岡何某という教授兼業のコメンテーターが、一体どのような智見からか、「私が防災大臣ならお茶が飲めるように湯沸かし器を1万個配る!」と仰っていた。被災者が見ていないのが救いか。こういう先生は湯沸かし器に入れて沸かしてあげるといい。 】

 これは、書かれたコラムの全体の最後の5分の1です。じゃあ前半部は、援助品にはどういうものが相応しいのか? そういう話でもしているんだろうと思いがちですが、全然違います。前半部は、ご自分の地震遭遇自慢で、松代群発地震や、海外でもいろんな所で地震の爪痕を見てきたという、ただそれだけの自慢話です。そこで何かの教訓や蘊蓄が語られるわけじゃない。「おかげで地震が来た瞬間、震度を正確に当てられる」というご自慢の記述があるが、そんなもの、普通に日本で暮らしていれば、成人の6割7割は、かなりの確率で震度を当てられるでしょう。
 これは全く駄目なコラムの見本のような代物で、ジャナ専辺りのテキストに最適ですね。何しろ、その「湯沸かし器」を送るという行為の何が駄目なのかの論証が一切無い。せめて前半部で、援助の話でもしていれば、それに比してこういう援助は駄目だと示唆しているという論法も成り立つけれど、これはそうではなく、唐突に「福岡何某」(しかし何某扱いが好きなお人だ)氏の発言が出てきて、どうもそれは馬鹿馬鹿しい発言らしいんだが、それが愚かな発言であることの論証は一切無い。同じくテレビで「化粧水を配れ」と言った知事さんもいたような気がするが、そっちは良いんだろうか。

 巧妙な……、あいや高名なジャーナリスト相手に僭越ではありますが、日垣先生。「中傷」とは、まさにこういう行為を言います。論証無く他者を辱める行為そのものです。

* 所で、私が日垣先生にメールを送ってからすでに3回、日垣先生のメルマガは発行されました。少なくとも、こちらでは、私から抗議が来たという記述を確認できていません。どうなっているんでしょうか? 私としては、日垣先生の面子を潰さぬよう、先生が妥協できる内容で、お願いしたつもりです。謝罪や訂正を求めるでなし、単に、「そのような事実は無いとの反論メールを貰った」ということをメルマガに掲載してくれと要望しただけです。URLを入れろとも言って無い。たったこれだけの条件を提示したに過ぎません。
 日垣先生は、信濃毎日新聞に関しては、やれ取材依頼に応えない、掲載紙を送って来ないとか仰るが、私にはそのメルマガが届いたわけでもないし、メールしても返事一つ貰えない。

 10月18日付けの日垣先生の「私に関する信濃毎日新聞のトンでも捏造記事について」の最後にとても素晴らしい言葉がありますが、それを私から日垣先生に謹呈申し上げます。

 「捏造する"勇気"があるわりには、あいかわらず小心なお人です」

 所で、日垣先生は、ホットメールは受け取らないと仰っているので、誰か実名でメールしても良いという方がいたらしたら、日垣先生宛に、あの件はどうなっているんでしょう? 確かご本人から抗議のメールが届いているはずですが、黙殺なさるのでしょうか? という主旨のメールを送って頂けませんでしょうか? 正直、私が送ったメールが日垣先生ご本人に届いているか否か確証はないし、そのような読者からのメールも黙殺するのか、あるいはそちらへは何かしら返事を遣すのか、反応を知りたいので。

※ メルマガおまけ 疾患

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2004.11.07

七五三

 土曜、煙草の臭いが染みこんだブレザーを着て朝一で南武線。女房実家にて長男の晴れ姿とご対面する。馬子にも衣装って奴だ。
 うちの田舎では七五三なんてやらない。この頃は、ホテルで食事会とかやるらしいんだが、とにかく、私自身もやった記憶が無いので、別段興味は無かったが、こっちで紋付き袴を用意するからと、全部あちら任せにする。
 横須賀線に乗り、鎌倉へ。実姉と合流。しかし暑い。鶴岡八幡宮は、とんでもない混雑。まるでTDL並み。宮司はウォーキートーキーを持って走り回っているし、若い神主さんは、やたら馴れ馴れしく喋り掛けてくる。それってあんたらキャストでしょうが。
 行列に並び、50人単位で、かしこみかしこみ~。計算してみたら、このベルトコンベアー方式だと、週末一日の稼ぎは、3千万円を優に越えるのでは無かろうか。
 駅の近くで会食。帰宅は4時。滅茶苦茶だった今週のスケジュールの全てがやっと片づく。

* その長男の晴れ(後)姿と、冒険作家クラブの看板の写真をブログにアップしました。ブログ頁右側の「マイフォト」をクリックして下さい。

 そう言えば、歌舞伎座付近の風景って、頑なに昔のままの光景が残っていますね。当時ですらあの辺りには似つかわしくなかった、仲間と通い詰めたチープな居酒屋があのまんま残っていたのにはびっくりした。

 日曜、お昼頃から酷い倦怠感に襲われる。冷蔵庫を開けたら、週初めに自らマルエツで買った289円、豪州産肉切り落とし、更に2割引が入っている。すでに賞味期限を3日過ぎている。まあなんとかなるかと開けてみたら、ぷーんと異臭が。牛肉だぞ、牛肉……。 _| ̄|○ 。他にも、食べるつもりで忘れた食材が何点か入っている。まともに食事も摂れない一週間だった。

※ 米軍、ファルージャで最も激しい空爆実施

 これ大統領選挙前から大々的に宣伝されていて、もう中にいるテロリストは逃げ出した後なんですよね。ベトナム戦争の末期も、米軍はこの手の無意味な村落の破壊に手を染めて、死体の数だけ加算して戦果があったと自慢していた。
 結果を導くための作戦じゃなく、何かやっていることをアピールするためだけの作戦。ちょっと末期的な臭いが漂う。

※ まだらの紐

 昨夜から、スカパーミステリーchで、「シャーロックホームズの冒険」が始まりました。初回は「まだらの紐」で、この事件では、横暴な家主が、敷地内にジプシーを出入りさせているという描写が出てくるんですが、なんと「ジプシー」という所だけ、吹き替えが代わっているんですよ(~_~;)。そこだけ全く別の人の吹き替えで「ロマ」と言い換えている。そこまで気を遣うよなことじゃないと思うけどなぁ。

※ 明日こそは、敢闘言ネタを

※ メルマガおまけ 某クラブ某事件2

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2004.11.06

勝谷誠彦、貴方のプライドは守られたのか?

 まだ見てないんですが、昨夜のテロ朝朝生で勝谷氏が、「日中戦争は侵略戦争では無かった」と仰ったそうですが、私は寸分も同意しません。細かい所での論争はあるし、どっちが何処で仕掛けたとかいう些末な話もあるけれど、あれは侵略です。あれが侵略で無いと言ったら、ナチスの戦争の大部分も、侵略じゃないという論法が成り立つ。
 正直、こういう部分の思想性は、日教組教育の洗脳を今でも根に持っているわれわれの世代の良くない所だと思います。
 ぶっちゃけ、建て前や理論としては、戦争というのは、もの凄く複雑な要因が絡み合って発生するわけで、その原因や責任をひとつ、あるいは一人に限定することはナンセンスだと思う。でもね、われわれが最低限やっちゃ行けないと思うのは、それを話すには、膨大な論証を必要とするわけです。いくら朝生が議論の場と言っても、少なくとも、そのテーマに関して3時間議論しているわけでもないことを思えば、その場でその論証を述べることは不可能でしょう。そういうことが解りきっている場で、「あれは侵略じゃなかった」と口走るのは軽率だと思う。

<関西お笑い界の対人マナー?真相はまるでわからん。関係者の共倒れが望ましい。はず?>

 まずこの週刊読売のタイトルに関して言いましょう。品がないことは事実ですが、勝つぁんが、金曜の日記の最後で脅しているように、名誉毀損が成立する余地はほとんど無いでしょう。というのは、ここには、実は論証があって、殴った奴、そしてまともに説明できない奴、両方、共倒れすりゃ良いという主旨ですよ。その通りじゃないですか?

 この金曜日の勝谷氏の3連ちゃんカキコに関して、一番注目すべきことは、実は、ここに書かれていないことです。つまり、勝谷誠彦氏は、そもそもの発端、彼が小田嶋氏に激昂した原因である、先週の放送に関して、自分がその場で何をコメントしたかを全く説明していない。せいぜい<「ひどいデタラメが書かれていますよ」と彼が怒る通りこの描写が虚偽なのは番組を作ったスタッフたちが一番知っている。」>この程度ですよ。スタッフが何を知っているかなんてことはどうでも良いことです。
 これが、もし裁判になって、私が小田嶋氏の弁護士を務めるなら、勝谷氏に「所で、貴方は、その番組で何をどう仰ったのでしょう?」と突っ込みます。それは果たしてコラムスト、言論人、表現者として取りうる最良の選択肢だったと言えますか? と突っ込みます。
あと、これもポイントですが、彼は日記では、タイトルに怒ったと主張しているけれど、実際、3日の番組での発言は下記です。

【「……ホントにね、たとえば今出ているウィークリーヨミウリでもオダジマナントカという人がね、こないだのやじうまのここでボクの反応を書いているんだけど《にやにやしながら10秒ぐらい触れただけだった》とかなんとか。そんなことないよね。ちゃんとあんときもコメントしたし……ホントにいいかげんなこと書くな、コノヤロー……」】

 つまり、ここに明らかなように、勝つぁんが水曜朝の時点で怒って主張したかったのは、「ちぁんとあん時もコメントした」という、この部分な訳ですね。黒幕云々ですら無い。所が、このポイントは、編集長に抗議する段になって消えるんだな。消えるというか、戦略目標の転換があったわけです。たぶん、これは筋が悪いという判断が何処かで作用したのでしょう。
 彼が週刊読売の編集長に抗議したのは、木曜の夕方ですよね。この頃は、もう、ネット上の、ブログや2ちゃんねるも含めて、その吉本所属のコメンテーターとしてのへたれぶりがあちこちで叩かれた後ですから、勝つぁんとしては、自分のコメント云々で反論するのは、やっぱり筋が悪いという自覚はあったんでしょう。
 ただ、この週刊読売の編集長は全く駄目! 新聞社系週刊誌の編集長なんて、ただの順繰り人事で、とにかく事なかれ主義だから、抗議が来たら、とりあえず謝っとけという態度が如実に出てくる。この辺りは、出版社系週刊誌の雄、文春のアンカーマン出身としては、赤子の手を捻るよなものですよ。
 ここで、週刊読売の編集長が言うべきだったのは、「え? 何が拙いの? あんたも文春のアンカーやってたんなら、この程度のタイトルは山程つけただろう。訴える? ああどうぞお好きに。それネタにしてお互い話題を盛り上げて稼ごうじゃないの」で、出版社系週刊誌の編集長なら、鼻で嗤ったことでしょう。それを電話を貰ったその場で、相手の言い分に頷くなんて、バカだよ、この編集長は。きっと勝谷さん、憎っくき読売の編集長をやり込めるなんて至福の瞬間だったでしょうね。

 横道に逸れますが、日垣さんのメルマガにあった、私がアサジャのコーナーを切られて康夫ちゃんを逆恨みした、という部分は、これは裁判になったら、日垣さんには勝ち目はありません。それは事実でないということを、私は当時の証人を10人単位で立てて証明できるから。もちろん、たかがネットワーク上のことで、それはいつでも修正が出来るから私は訴えたいとは思わないし、そう脅すつもりもありません。ペーパーは別ですけれど。勝つぁんが怒ったのも、それがペーパー上のことだったからで、その部分は、私は心情的に理解できます。

 あと、最後のこれね。
「私が事務所に入っている理由はただひとつ。今回のような時に堂々と法的な措置をきちんととれるようにである。」

 なんで彼が、こんな効果の無い脅し文句を使ったのか理解できないし、もしそれが本音だとしたら、言論を巡っての諍いに発展した時に、彼は自分一人では戦えないから、組織に守って貰うんだ。そのためのプロダクション所属だと、とても気恥ずかしいことを表明しちゃっているわけですよね。
 いや、誤解の無いように言いますが、私は言論人、プロの物書きは、法律ではなく、自分の筆で自分の身を守るべきであると主張する気はさらさらありません。ただ、その努力は必要でしょう。私と日垣さんの件に関して言えば、私はその情報が是正されることに、最善を尽くします。一方で、この手の話は突拍子もないほど受けるから、もっと破廉恥で法螺な話を仕込んでくれやしないだろうか? >日垣先生(~_~;)、あの人なら、それが出来る! という微かな期待も無い訳では無いけれど、まあ、それで忙しくされるのも迷惑だし、実際、一度ペーパーになった情報を修正させるというのは、凄い労力を必要として、且つ得るものは僅かですよ。

 どっちにしても、尽くした努力で、自分が望んだ結果が得られないのであれば、司法の手に委ねるのは、われわれの権利です。たださ、そこでプロダクションが出て来て、なんぼのもんなの? それは組織を頼っての虚仮威しという以上に、一帯どんな意味があるんです? 私は、その手の発想は、まずフリーランスで食べていることを誇りとするわれわれの principle に反する思想だと思うし、何より、それは貴方が普段書いて主張していることに真っ向反することでしょう。俺はいざとなれば組織というスカートの襞に隠れて闘うと吠えたって仕方ないでしょう。しかも貴方のような憂国のコラムニストが。

 この一件では、勝谷氏はちょっと気の毒な立場に置かれたとは思います。たぶん大阪だけのマネージャーでしょうし、日常的に着いているわけでもないでしょうから。
 ただ、やっぱり貴方の言論人という立場と、普段の言動に照らして、自分は何も見てないからコメント出来ませんじゃ済まないでしょう。
 あの事件が発生した時点で、勝谷氏には、二つの選択肢しか無かったと思う。自分が知っている事実、つまり、彼女の性格を喋ることに不都合があったとは思えないし、彼女や局関係者から聞いたことを話すことも、たぶん差し障りは無かったでしょう。あるいは紳助という人物の評価に関して。でも勝つぁんとしては、結局、世間に対して、自分を当事者でなく局外者として扱って貰うことを選択したわけですよね。それって、ぶっちゃけ、こういう状況下では、フェアとは見なされないんですよね。普段、そういう言動を批判する側に身を置いてしまった自分が、いざ当事者となった時にどう振る舞うべきかの方針を間違ったとしか思えない。
 もう一つの選択肢としては、ちょっとみっともないけれど、自分にも言えることはあるし、言いたいこともあるけれど、今の辛い立場を解ってくれ。俺は吉本であれこれ言えるような大物じゃないんだから。普段組織人間を罵っているけど、その苦労が良く解った……、とでも言えば、まだしも失うものは少なかったと思いますよ。でも彼は、自分が最良と思った選択で失敗したんだと思う。
 それは表現者として取るべき態度じゃ無かったんですよ。そんな二十歳前後のじゃりタレじゃあるまい。普段、カメラに向かってバカヤロー! を連発している人物が「現場には居なかった。何も見てない、知らないんです」じゃ済まないでしょう。
 少なくとも、言論人・勝谷誠彦にとっての、「コメントする」という意味は、説明責任を果たすという、それ以外に無く、少なくとも、小田嶋氏はもとより、それが果たされたと思っている人間は一人もいないわけです。吉本の一員でありながら且つ正義を追求するジャーナリストとしての名を挙げる絶好のチャンスだったのに。

 決定的なことを言いましょう。今回の事件、あるいは島田紳助に関して、某か傾聴に値するコメントが勝谷氏からありましたか? 無いでしょう。この一週間、世間はこの話題で盛り上がっているのに、ワイドショー以下ですよ。ワイドショーだってさ、吉本の機嫌を窺いつつ、どうこの事件を面白おかしく伝えようかと腐心しているのに、この人はまるで月の裏側の出来事のように無視し、「紳助《司会者》」に対するコメントも無い。「稲垣《メンバー》」の時には、あんなに萌えたのに。
 つまり彼は、今回、徹底して内部を優先させているんですよ。吉本の一員という内部を優先して、コラムニストという仕事を全く捨ててしまった。それで、批判や嘲りに怒っているわけだ。笑いもんにされて当然だろう、あんた。
 プロダクションに所属することで、得るものもあるでしょう。テレビの世界も楽しいかも知れない。でも貴方は、それで得られるもの以上のものを失っていますよ。それは何かと言えば、われわれのプライドです。筆一本で食べている、筆一本で食べるということは、辛いかも知れないけれど、それを支えるものは、自分の思想信条、表現活動は、何人からも束縛されないというプライドでしょう。それを無くしたら、貴方はもうその瞬間から、コラムニストでも言論人でも無い、ただのタレント、電波芸者ということですよ。

 今の勝谷誠彦の口から、原稿料で食べることの苦労話を聞かされたって、俺らどっちらけですよ。

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香田青年斬首ビデオとどう向き合うか?

 異例なことですが、今日の日記は二本立てで、夕方6時、あるいは7時以降にもう一本配信します。勝谷氏と小田嶋氏のやりとりを受けての論考です。ちょっと今日は朝からの雑用を抱えていて、それを優先して片づけないとならないので。余裕があったら日垣氏の敢闘言を巡っても。

* 金曜、午後4時外出。お昼、揉み上げが見苦しいので、スキカルで切ろうとしたら、女房が途中でQBハウスに寄れば良いだろうというので、渋谷で一端降りてQBハウスを探すが無い。ちなみに渋谷には二箇所QBハウスがあって、何れも東側。一件は渋谷警察の向こう、もう一件は郵便局方向。所が郵便局への歩道を2回往復して発見できない。やむなく家に電話してググらせる。
 そうしながらあるべき場所を探し回る。なんと五島プラネタリウムがあったビルが取り壊され、もうビル工事が始まっていた。
 したら、あったあった! 東口のロータリーの上の渡り廊下を歩いた先。この橋は、文化会館の2階に接続していたんだけど、そのビルは当然もう無いわけで、真っ直ぐ歩くと、実は東口方向は坂になっているんで、そのまま地べたに接続するわけですね。今はそこがトンネル状に上を覆われて地べたまだ続いている。そのトンネルの途中にあった。
 前回、揉み上げを切るのを忘れられたので、特にそこを強調して切って貰う。気分壮快

※ 冒険作家クラブ秋パーティ

 銀座線で銀座駅。歌舞伎座近くのレストランを借りてのパーティ。意外に天井が低く、しかもステージに見立てたポジションの横幅が狭いが、なんとか看板が収まる。2メートルも離れると、マジックのムラも解らない。
 第3回赤ペン大賞を、文藝春秋社のB嬢と、角川春樹氏に特別賞ゴールデン・トリガー賞授与。角川氏の受賞に関しては、幹事として私は反対したのだが、いろいろあって受賞となる。会員では無い森村誠一氏がおみえになり祝辞を述べる。森村さん、自分でデジカメ撮ったりして嬉しそうなんだよねぇ。このお二人は義兄弟みたいな関係だなと思っていたけれど、辛い時に、身内以上に慕ってくれる作家がいるというのも、春樹氏の魅力故か。
 個人的に、春樹氏の復権はどうかと思っているし、森村氏の事件に対する考えにも私は決して賛成できないけれど、何か、男の友情という言葉で括ったら、もの凄く安っぽい関係に誤解されそうな、しかしほのぼのとした雰囲気だった。森村氏は、春樹氏と一緒に闘っているんだよね。賛成は出来ないけれど、その覚悟の深さは尊敬できる。
 息子が肺炎だからと、二次会をぶっちして帰宅、シャワーで煙草の臭いを落として10時には寝る。

※ 鈴木宗男実刑判決

 たとえば、次の衆議院選にも、彼は立候補するでしょう。もし当選したら、任期中にまた実刑判決を喰らうことになる。たぶん最高裁に上告するだろうけれど、高裁判決は、恐らく、次の衆院選前後になるでしょう。すると、任期中に最高裁判決の確定まで行きつく可能性が高い。とすると、どっちにしても任期中に収監される可能性がかなり高いですよね。地元の支持者や有権者はどうするんだろう。

※ 日韓会談「鹿児島やめて」韓国、西郷さん出身地嫌う

 西郷は、別に朝鮮併合のために出兵を主張したわけじゃない、単に外交使節を送ろうとしただけだという話もある、というか地元ではそう解釈されているんだけど、まあそれは良しとしましょう。というか、韓国人にそれを言っても受け入れられる余地はほとんど無いから。「特攻隊の基地があったから、軍国主義だ」というのは、そこまで言うかなぁ、と思うけれど、だったらむしろ、日本人として散華した朝鮮人パイロットだっているんだから、私たちが彼らの御霊も分け隔て無く慰霊しているという事実を知ってもらうチャンスだと思います。首脳会談に同席するだろう新知事には、ぜひその辺りのブリーフィングもお願いしたい。
 ところで、秀吉の朝鮮侵略に駆り出された地方大名のほとんどが、半島から優秀な芸術家や陶工を拉致して日本に帰ります。島津もそれをやりました。ただ、島津は、彼らをもの凄く厚遇したんですね。城下町に住まわせ、武士と同じ特権を与え、かとって日本人への同化を強制したわけでもない。
 でまあ、その厚遇ぶりは戦後も続いて、彼らは良い生活を送った。それ以上のことは私は言わないけれど、というのは説明できるだけの知識を持ち合わせていないから。そういう、朝鮮との付き合いもあったということを知って欲しいですね。
 そもそも、韓国の首脳が鹿児島入りするのは初めてじゃないでしょう。

※ ブッシュ新政権はまるで長野県庁並みヨイショ人事

 パウエルはもとよりアーミテージも抜けだし、唯一、ブッシュに忠実なライス補佐官の首が、あっちだいやこっちだと都合良く引き回しに遭っているらしい。第一期ブッシュ政権がスタートする時に、ライスの能力は信用ならんと日記で書いた記憶がありますが、歴代の国家安全保障問題担当補佐官として、一番無能な人物ですね。ブッシュに忠実だという以外、何の取り柄もない。
 まるで、田中康夫の下の長野県庁と一緒。ブッシュの第二期は、一番使えない連中だけが居残って政権を回す羽目になりそうな予感がする。

※ 香田青年斬首ビデオとどう向き合うか?

 ひろゆきが書いたとされる、「香田青年斬首ビデオのURLをポストした奴は法務省にログを提出する」というテキストがいろんな所に張り付けられているんですが、これは私はとんでも無い言論表現の圧殺行為だと思います。
 いつから、ひろゆきは体制の手先に成り下がったんだ!? たとえば、これがただの殺人シーンのスプラッター・ムービーなら、これは人権侵害と呼べるでしょう。でもことはテロリズムに関わる問題であって、戦争という国家意志が招いた惨劇の証拠物件です。その事実の重みを判断するための、一つの無視すべきでない重い素材ですよ。
 私は、それを見ていないし、見たいとも思わない。どういうシーンが映っているかは、テキストで解説されたものを目にしました。テキスト自体、とても正視できるものじゃありません。そういうURLを張り付けて歩く行為も、決して歓迎は出来ない。

 ただ、これはわれわれが無視しちゃ行けないことですよ。テロリズムと戦う、戦場に出て行って、われわれがどういう正体の敵と戦っているかを直視させてくれる映像なのでしょう。もし2ちゃんねるを論争の場として機能させようというのであれば、ひろゆきよ、こういう時に怯むな! お前の底抜けに駄目な所は、官憲の意図を嗅ぎ取り、それに抗えない哲学の無さだ。
 莫迦な奴だよ、全く。かくかくしかじかの理由で、俺はこの件では法務省と闘う! と宣言すれば男を上げて、世間的にも2ちゃんが思想の場として認知されたのに。

※ メルマガおまけ 某クラブ某事件1

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2004.11.05

島田紳助《司会者》?

 今日は、香田青年斬首ビデオとどう向き合うべきか? や日垣氏の敢闘言をネタに書こうと思ったんだが、ひとまず当面の祭りに乗るとしましょう。

※ 専業主夫状態

 木曜、女房は11時前出発。以降、次男との長い一日が始まる。まずは、冒険作家クラブのパーティ看板の文字をA4に一文字ずつ印字。お昼の民放ニュースが終わってから、外着に着替えさせてベビーカーを押して外出。まず書店にてNWJと週刊エコノミストをゲット。コンビニにて、プリントした用紙を拡大印刷。たまたま飛び込んだコンビニのコピーマシーンが、高津駅周辺の各コンビニでは、必ずしも新しい方では無かったため、設定で往生する。成功するまで5枚失敗。これ、刷り上がりイメージを事前表示できるようになるといいのになぁ。そこで20分をロス。
 続いて文房具屋。水性マジック他の作業に必要な道具をゲット。時計を見たらもう1時20分。子供を連れて二度も出入りするのはしんどいので、スーパーへ赴き買い物。お昼ご飯が14時になる。次男、離乳食の進みが良くないが、オモチャを与えてご機嫌にさせると、大人しく口を開くので、必要量を食べさせる。昼寝させるが1時間で目を覚ましたので、背負って作業を開始する。
 居間のテーブルを片づけ、ハンズで買い求めたロールペーパーを四苦八苦して切断。長さだけじゃなく、上下の幅も必要量の2.5倍はある。ペーパーの下に印字すべき文字をプリントしたB4用紙を敷き、透かした上から鉛筆でなぞる。ところが、背中で次男が動くたびに指先が揺れる。やむなく、息子を降ろしてベビーチェアに座らせる。
 作る看板のタイトルは「第3回赤ペン大賞」、「赤」まで書いて、とんでもないことに気付く。必要サイズの上に十分余裕を見て横幅を切断したはずのペーパーの尺が全然足りない!? たぶん下を見ても二文字は足らない。どこで計算を間違ったのだろう。「赤」を一端消しゴムで消し、左に詰めて「ペン」まで書き入れてみたが、もう全くバランスを欠いている現実をやむなく受け入れ、一からやり直し。
 ペーパーをもう一枚カットする _| ̄|○ 。もう汗だく。息子は背後で泣き喚くし。
 下書きを終えて、やっと色塗りに掛かる。どうしてもムラが出来るんだよねぇ。こういうのって、本来ならエアブラシを普段使っているガンダマー・モデラーの敏ちゃんの仕事だろう、くそ……。電話して文句言ってやるぞ、とブツブツ零しつつ塗り絵仕事。
 あっという間に陽は落ちて、テロ朝のニュースを見つつもくもくと作業。途中、小宮アナの「島田司会者」の発言が耳に入って、口をあんぐりと開ける。これは祭りだ! 祭りの悪寒~ん!(^O^)/ と思えど、こっちは2ちゃん所じゃない。

 すでに2時間掛かりっきり。ずっとテーブルに屈み込んでいるのでやたらと腰が痛い。真っ直ぐ立てなくなる。息子にとっかえひっかえオモチャを与えるもすぐ飽きる。やがて、色塗りに没頭していると、ついに凶事が発生する。
 次男、何をどうやって抜け出たのか、背後のベビーチェアから真っ逆さまにドタッ! とダイブして床に転げ落ちている(@_@)。大人の腰の高さぐらいの位置のガードを越えて。自分で放り投げたオモチャを取ろうとしたらしい。 _| ̄|○
 幸い、生きていた。顔中鼻水と涙でぐちゃぐちゃにしながら、恨みがましい視線で父親を見つめる顔がいじらしい。そんな顔をすんなよ。俺だってなぁ、何が楽しゅうてこのキャリアで、学生バイトがするよな雑用をしたいかって。
 とりあえず何処にも瘤は出来て無い。頭頂部のかなり広い面積で受け止めたらしい。19時、やっと作業が完了。3時間超の作業になる。何しろむらがあるので出来映えは酷いが、まあパーティ会場で頭上に貼った看板を覗き込むような奴はおらんだろう。いたら絞め殺してやる。二人して入浴。
 20時前、やっと夕食。食前の薬はぱくぱくと飲んだが、機嫌が悪くてその後の水分補給のミカンを食べない。夕食は諦める。21時、長男を連れて女房帰宅。やっと解放される。
 なんだか、ただでさえ惨めな仕事に謀殺された状況下で、更に落ち込む一日となる。

※ ちゃんとコメントした?

 まず、昨日の日記のお詫びから。勝つぁんが小田嶋氏を「バカヤロー!」と罵ったというのは誤りで、「コノヤロー!」の間違いでした。ここに謹んで訂正、お詫び申し上げます。いくら、それが全く同じニュアンスであったとしても。
 所で、小田嶋氏のブログによると、勝つぁんは、小田嶋氏のコラムのことで週刊読売の編集長に抗議したらしい。その抗議の理由は頷けないでもないが、少なくとも今週水曜のコメントは全くもって言い掛かりでしょう。

 つまりだな、小田嶋氏が「にやついて……触れただけだった」と批判したことに対して、彼は、3日の番組でこう言ったわけ、

【 ホントにね、たとえば今出ているウィークリーヨミウリでもオダジマナントカという人がね、こないだのやじうまのここでボクの反応を書いているんだけど《にやにやしながら10秒ぐらい触れただけだった》とかなんとか。そんなことないよね。ちゃんとあんときもコメントしたし……ホントにいいかげんなこと書くな、コノヤロー……】

 小田嶋氏のブログより上記を拝借しましたが、最後の「コノヤロー……」の部分は、該当シーンのビデオを見れば明白ですが「……」じゃなく「コノヤローッ!」ですよ。

 で、ここにある、

「ちゃんとあんときもコメントした」

 は?(゚o゚)

 はっきり言わせて貰えば、あの時、勝つぁんがコメントしたのは、「俺はみとらんしらんからコメントできない」ということをコメントしただけでしょう? それってプロとして「ちゃんとコメントした」と言えるのか? いやま、ここは芸能人のスキャンダル会見みたいなもので、「コメントできません、ノーコメントです、私知りません」というのもコメントだとしよう。百歩譲って。でも、どう考えても、それは《ちゃんと》、あるいはきちんと「コメントした」ということではないだろう? 勝つぁん、あんたもプロならそのくらいの自覚は持ちなよ。俺が小田嶋氏なら、テロ朝に抗議するぞ。「あれの何処がコメントだ? どこのトーシローなら、あれをして、ちゃんとコメントしただのと大見得切れるんだ?」と。

※ 島田司会者?

*日テレ 夕方6時13分 フラッシュニュースとして短く20秒前後、字幕は「島田紳助・書類送検」、一度だけ呼ばれた名前は「島田紳助さん」
*TBS NEWS23は番組冒頭に堂々「島田紳助司会者」、同29分から、「島田司会者」を連呼連呼連呼。CXでは深夜のクリちゃんハアハアの時間枠では無かったが、夕方ニュースでは「容疑者」扱いだったらしい。あっぱれ!CX。 NHKもへんてこな呼び方をしていたらしい。「島田紳助所属タレント」←言葉のスタンダード、NHKがこれじゃ駄目だろう。

 つうことはあれかねぇ。たとえば私がへまして捕まったら、テレビ局は、何か他の敬称で呼んでくれるんだろうか? 「大石英司ヲタク人」とか、「大石英司○×クラブ会員」とか、「大石英司文士」とか? うみゅ。《文士》は格好良いかもしれない。

 たとえば、小宮悦子は、こう読み上げるわけだ。
 去る11月4日、「ここが変だよ、康夫ちゃん」で知られる日本のマイケル・ムーアこと大石英司《文士》は、自宅居間内に於いて、次男がベビーチェアより落下する悲劇を防げず、神奈川県警高津警察署より、保護責任者注意義務違反容疑で書類送検されました。高津警察によると、大石《文士》は、当日、同業者仲間より、「こんなのパソコン使えば簡単に出来るだろう。あんたやっとけや」とパシリ扱いされたことにムシャクシャし、次男への保護注意義務を怠ったことが原因で、次男を椅子から落下させる悲劇を招いたとのことです。取調に対し、大石《文士》は、「息子には済まないことをした。仕事に忙殺され、妻が不在がちなこともあり、つい目が届かなかった。自分が何をしていたのか思い出せない。しかし、真人間なって出直したい」と殊勝に供述しているという。
 なお、大石《文士》に関する著述もある、匿名希望のジャーナリストによると、「いつかこんなことになると思っていた。大石《文士》は、粘着質なストーカー性格の持ち主で、田中知事に雑誌のコーナーを潰された恨みを持って中傷を繰り返していた。きっとその恨みが育児放棄という最悪の結果を招いたのだろう。しかしこの事件の本質は、そもそも刑法39条にあって、今回も、心神喪失の訴えだけは断固許してはならない」と述べている。】
とかぁ?(~_~;)

いつから、何を理由にして「容疑者」という呼称が使われるようになったかは諸説あって、免田栄さんの再審無罪が最初という説もあれば、田中角栄を巡ってという説もある。ま、この辺りは、日垣先生が確定して下さるでしょう。
 これ不思議なのは、マスコミは、呼び捨てはいかん、拙い、推定無罪もあるしぃ、という所で始まった「容疑者」呼称なのに、紳助自身有罪を認めているにも拘わらず、「容疑者」扱いをしない。もっとも、こういうのは「稲垣メンバー」に限らず、田中康夫の公選法違反を「書類送検」と書けずに「書類送り」と書いた信毎とかあったし、そもそもその時ですら「田中康夫容疑者」では無く、「田中康夫知事」と、あくまでも肩書きの敬称付きなわけです。
 でも、私はそれで良いと思う。なぜなら、あんな微罪で、「容疑者扱い」も無いもんだろうと思うから。
 ただ、これはやっぱおかしいでしょう。市井の個人が罪を犯したら、それがどんな微罪であっても、是か非かを判断せずに自動的に「○×容疑者」と連呼するのに、芸能界の人間だけ、「メンバー」だの「司会者」だのと特別扱いされる根拠は何だ? それをやるのであれば、テレビは、明日から「○×容疑者」という呼称を全て封印すべきだ。全ての個人に対して、それに相応しい推定無罪を前提としたニュートラルな敬称に代えなさい。
 テレビは腐っているよ。報道番組まで腐らせてどうすんだ? 君らは。
(*所で今朝のテロ朝朝刊瓦版では、「紳助」と呼び捨てだった。各局とも世間の反響の大きさに驚いて軌道修正を図っているということだろうか)

 所で、よもや、こんなに美味しいネタを勝ちゃんがスルーするとは思いませんが、予習として、さるさるの勝つぁんの頁にて「稲垣」で検索してみましょう!(~_~;)。一杯出てきます。しかしなぁ、テレビでタメ張るのも高くつくよなぁ。鉄面皮でなきゃとてもやっていけない。この人たちにはお似合いなんだろうが。

 今日書く予定だったけれど、明日以降に日延べしたテーマ
※ 日韓会談「鹿児島やめて」 韓国、西郷さん出身地嫌う
※ 香田青年斬首ビデオとどう向き合うか?
※ ダメダメ・コラムの典型、日垣隆今週の敢闘言を読む
※ ブッシュ新政権はまるで長野県庁並みヨイショ人事

※ メルマガおまけ 実は使い捨てられる紳助人気

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2004.11.04

共和党、地滑り的勝利

 水曜、朝から夕方まで子守り。木曜、朝から夜まで子守り _| ̄|○

※ 共和党大勝

 「勝つとしたらケリーが地滑り的勝利を収める」とアホな予言をしたコラムニストもいらっしゃいましたが、ケリーが勝つ可能性はあっても、地滑り的は全く無い話で、それは、勝つぁんが水曜朝のやじうまで発言した時点であり得なかった。それを言うなら、上下両院における共和党勝利の方が地滑り的なんですよね。
 ただ勝つゃんがちょっと気の毒なのは、日本人は皆、ケリーが地滑り的勝利なんてアホな! そんなこと言うアホは吉本に忠義立てするタレント・コラムニストさんだけだろうと思いがちですが、実はアメリカの方では、ここへ来て、ケリーの圧勝を予測する連中が少なくなかったんですよね。私もちょっと、それで最後は揺れましたが。

 もし何か決定的な要素がブッシュ勝利にあったとしたら、やはりビン・ラディンの演説ビデオ、これでしょう。あれは見事なオクトーバー・サプライズになりましたね。じきにマイケル・ムーア辺りが、あれはドリームワークスのデジタル映像だ! とか言い出すかも知れない。
 アメリカ国民は、ブッシュ・パパを一期で降ろしてクリントンを選んだことを、何処かで後悔しているんだと思います。二期やらせて、フセインの始末を付けさせるべきだったと心の何処かで思い引っ掛かっている。それが、ブッシュ息子は使いものにならんし、酷い政権だけど、それでも戦時下に指導者を代えるのは、敵に対して誤ったシグナルを与えることを危惧したんだと思う。つまり12年前の失敗は犯すまいという思考が作用した。
 これでまた、私が過去に述べたように、「外交問題で負けた大統領はいない」という法則が再確認された。

 問題はもう4年後ですよ。今頃ヒラリーは、あらん限りの神に感謝していることでしょう。ただ、これも現時点での話でして、選挙なんてのは、一番最初に名前が出た候補者は潰されるものです。とりわけ民主党は、この傾向が強い。4年後、民主党が誰を担ぐかは慎重に見極めなければならないでしょう。
 日本的には、アーミテージが政権内に留まり順当に出世してくれれば、何の懸念もなし。トランスフォーメーションに備えて、国内での議論を進めれば良い。もう一つの問題は、イラク問題で、派遣する部隊増(現実問題として無理)や、独仏の参加展開など、新たな戦略が取れるかです。

 そして、いよいよ、イラクの不名誉を挽回し、歴史に名を残すための北朝鮮ですよ。

※ 日本人のブッシュ嫌いの根底にあるもの

 日本人って、昔から共和党嫌いですね。日本人の頭の中では、共和党=自民で、田舎もんと金持ちの保守が支えているという思いこみがある。昨今、これに宗教原理主義という要素が加わり、更に日本人の共和党嫌いに拍車を掛けている。これは正直、私も眉をひそめますね。メガ教会に通うインテリが真顔でアルマゲドンとか口にするのは。でも、共和党の支持層ってそれだけじゃないわけです。逆に民主党だって、ユダヤ票や同性愛というアキレス腱を抱えている。
 つまり双方の政党が、自分たちは社会的マイノリティだと認識している集団を抱えている。それはどっちもどっち。ホモとクルセイダーとどっちがましか? そういうレベルの話になりがちにだけれど、われわれは、共和党という存在に関して、もう少し理解を深めた方が良いような気がしますね。

※ 勝谷&日垣

 日垣先生のサイトの信濃毎日新聞の頁に、れいのメルマガの記事がそのまま掲載されました。これまでは、メルマガというクローズドな空間で、その情報に第三者がアクセスできなかったことを思えば、このように情報が公開されたことを歓迎します。
 ただ、せっかく頁を編集するのであれば、私から抗議があったことも同時に公開すべき情報だと思うのですが。当分野ざらしでしょうか。

* 勝谷さんが、昨日の朝刊瓦版で、小田嶋隆氏を「バカヤロー!」と罵ったシーンは下記に。
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/katuya.wmv
(テロ朝の著作権に配慮して今日中に削除します)
 ここ数日の彼の発言のポイントは2点でして、まずは、「マネージャを躾けていない勝谷が悪い」という、紳助シンパからの文句。これは全く気の毒な話です。ただ、疑問なのは、この事件では、彼自身、表面上は迷惑を被っているわけです(内心はウマーですよね。メディア露出できて)。吉本の中の事件であって、彼もまた被害者の一人。なのに、会社への文句の一つも言えないというのは、日頃の彼の言動に照らすと、全く解せない話ですよね。
 もう一点、たとえば、昨日「バカヤロー!」発言があった番組内でも同様の発言があったけれど、「僕の関与しないところで起きた。彼女(女性社員)の人柄について聞かれることも多いが、個人情報の漏えいになるので言わない」ということをここ数日繰り返している。
 これは全く変な話で、「人柄」って、個人情報かぁ? 違うでしょう。いやぁ、彼女は仕事熱心で生真面目で、良い相棒ですよ、と言ったら、それは個人情報ですか? 単なる誉め言葉でしょう。これじゃまるで言外に、あの女はとてもやな奴で全く使えない、でもそれ言っちゃうと個人情報になるから拙いだろう? と表明しているようなものでしょう。
 ネット上で、彼女に関して、これほど不利益情報が出ていて、それを知らんはずもない。そのほとんどは、芸能界が出所で、元を質せば吉本がばらまいているに違いないんだから。彼は、彼女を知っている個人として、いや、ネット上で言われているようなことは無いし、そんな女じゃない、と否定できるのに、それをやろうとしないのはなぜか? それはやっぱり、普段彼が罵倒している組織人間なりの深謀遠慮が作用していることはあまりにも明白であって、そこを批判されているわけでしょう。


※ ダーウイン進化論・2時間特番 TBS

 うーん、ダーウイン消されたお人の話はどうでも良いんだろうかと思いつつ見てします。荒俣先生ったら凄い。ガラパゴスで潜ってんだもん(~_~;)。番組を最後まで観たら、スタッフロールの最後にアサジャ時代の仲間の名前が。考えてみりゃ、あいつももう40歳近いよなぁ。番組任されて当然の歳だ。テレビ局なんざとっとと辞めてやらぁとか昔は息巻いていたが。
 しかし、ま、この人の存在は知らないにせよ(TBSに電話一本入れればすぐ解るから、裏取りすると良いですよ、日垣先生(^O^)/)、斉藤さんとかしなやか会にいたし、新聞社で記者やっている人間も複数いれば、出版業界もいるし、今にして思えばそれなりに業界度の高い集団だったが、何処で誰に何を訊いたんだろうか、日垣先生は。

※ メルマガおまけ 専業主夫状態&デイ・アフター・トゥモロー

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2004.11.03

自主防衛を考える

 火曜、核家族の我が家はもうボロボロ(@_@)。家の中、夢の島状態。次男は朝一でまた病院。マイコプラズマ肺炎の疑いありと診断。病気の自覚が無い病人ほど始末に負えないものは無い。お昼前、次男と二人きりに。背負っていたらすぐ寝たので、ベッドに降ろしたら案の定すぐ起きる。以降2時間近く、泣き喚く。こっちは眠いという前に、眼がボロボロの状況で、目薬注しても瞼を開けていられない状況で、とても子供の相手どころじゃない。
 14時前にやっと解放され、ベッドに倒れる。19時に起きたら、病院通いが祟ったのか、今度は女房が38度の熱で倒れ込む _| ̄|○ 。

※ 紳助から事情聴取、傷害容疑で書類送検へ

 「殴ったことはいかんが……」、あるいは「手を挙げたのは反則だったが……」、とかいう声が芸能界に蔓延していますが、法治社会でそれ言っても仕方ないでしょう。スーフリの和田さんを擁護する時に、レイプはいかんかったが、とか、酩酊させてやったのはいかんかったが、女たちもバカだった、と言ってもしゃあないわけです。そういう時は、そもそもヤリサーの知識も無く飲み歩いた女がアホやったと言うしかない。でも「レイプは駄目だよ」と言った時点で、法は遵守しますということへの同意を宣言するわけだから、もうこの議論は負け。やられて当然だろう、ぐたぐだ言うなと言うしかない。
 この事件でマネージャーを叩くなら、「なんであんた芸能界にいたの?」と言うしか無い。その上で、マネージャーなら殴り蹴られて当然だという論を展開するしか無いわけです。それを言えない奴らは黙っとけですよ。他方で常識の無さを売りにする連中が、一方で「いや法律は遵守しますから」とか言っても世間は白けるだけ。

 日垣先生は、この事件に関して、彼女がこの一件を闇に葬らずに自分を守るには110番して、話を外に出すしかなかったということをメルマガで書いているらしい。私はその記事をまだ読んでないんだけど、この人も、刑事事件のルポに徹すれば、良い視点を持つ人なんだけどなぁ、センス無いことに手を広げすぎるし、田中康夫というカルトにはまっちゃうしぃ。

※ ライブドアの広告効果

 てのはどうなんだろう。ホリエモンの顔だけは世間に知られるようになったけれど、会社としては、ソフトバンクのかなり安っぽい劣化コピーに過ぎないイメージを拡散しただけでは無かろうか。

※ 自主防衛を考える

 ここの所、短い日記が続いたので(ほんに日記所じゃなかっただよ!ヽ(`Д´)ノウワァァン!!)、久しぶりに政治的な話題を。先週発売かな、憂国雑誌SAPIOのゴー宣を読みました。実は先週書店で見かけた時に、ああまだ沖縄のネタかと思って、パスしたんですが、ブログの方で推薦を受けたため読み直しました。ウルトラマンシリーズの金城さんの沖縄帰郷後のエピソードの話等あって面白かったです。

 自主防衛の話をすると、すぐ「そんなものは高く付く」ということになるわけです。高く付くことは事実です。たぶん核武装云々の話も始めなければならないでしょうし。
 しかしもし、韓国や中国で、「日本人は自主防衛は高く付くと論じている」なんて言ったら、連中はひっくり返りますよ。今の日本のこの武力でもってしてもまだまだ自主防衛出来ないというんなら、日本人はいったいどんだけ戦車や戦闘機を揃えれば満足するのか!? と。

 つまり、自主防衛は、実は出来ているんです。正面装備を見る限りにおいては。フランスは、日本より防衛費が少ないのに、核の3本柱まで持っている。節操ない武器輸出が支えているとはいえ、ほとんどの兵器が国産で、空母まで持っている。アメリカ以外で、まともな空母と艦載機を運用しているのは世界でフランスだけです。一点豪華主義みたいなものですが。

 将来的な人口減を睨むと、徴兵制云々という話も出てくるでしょう。沖縄を守るということになると更にハードルは上がる。それでも、実際に日本の軍事力は、今、自主防衛できるだけのレベルにあるし、日米安保があるからと言って、米軍が、日本と一緒に闘ってくれるかどうか解らないことも自明です。それは事実上、もう無いとみんな解っている。

 自主防衛を巡る問題の核心というのは、従って、実は、「金が掛かる」云々の問題ではありません。この問題の核心は、自主防衛という言葉を、「日米安保」という軍事同盟の解消と定義した時に、ではそれは日本に取って有益なのか? アジアの安定に寄与するのか? ということです。その判断によって左右されることになる。
 アジアにとっては明白です。こんな途方もない軍事力を持っている国が、アメリカの鎖から解き放たれて、自主外交だの自主防衛だの言い出されるのは迷惑な話でしょう。

 では日本にとってはどうか? 自主外交の旨味はあるのか? 今のイラク派遣にした所で、日米関係が冷え込むことさえ覚悟すれば、有志連合から抜けることは出来ます。逆に言えば、安保が有ろうか無かろうが、国際社会から求められれば、兵力展開しなければならない状況は今後とも避けられない。
 そう考えると、現状ですら、日米安保が縛っている部分は、実はさほど多くはない。われわれは安保同様に、国連の理想であるとか、日中関係であるとか、多くのしがらみに縛られている。それを勘案すると、実は日米安保という枠組みを脱したからと言って、さほど自由になれるわけではない。日米安保という枠組みの外に、日本の国家意志や民族の悲願が存在するわけでもない。モンロー主義を取って、内に籠もるという意味なら、それも価値あるだろうけれど、現下の国際経済が複雑に絡み合う中で、それはナンセンスなことです。
 その辺りを複合的に考えると、自主防衛を選択したからと言って、得るものは実は限られているという現実も直視すべきだろうと思います。

 ここで大事なのは、沖縄から米軍に出て行って貰う云々の問題は、これは安保を毀損することなく、二国間で交渉できることです。外務省にその気概が無いだけの話。
 安保を破棄すれば、2千億の思いやり予算が浮くという話もあるでしょうが、米軍とのお付き合いと思えば安いものです。自衛隊は、米軍と密な付き合いをすることで、とても2千億ぽっちでは買えない情報や技術や戦術を手にしている。
 核武装にした所で、小さな問題です。その気になれば、いつでもIAEAを脱退できるんですから。日本だけがそれを守っている間に、北は核武装し、韓国も実験やっていた。気が付いたら、日本だけが核兵器を持っていない。それでもって、日本を監視するためだけの機構に金を払い続けるとしたら、全くナンセンスな話です。
 この問題は、「日本が脱退したら、IAEAの枠組みが崩壊する。だから核武装はナンセンスだ」という視点では無く、「事実上崩壊している枠組みに、日本はいつまで留まり、金を出し続けるのか?」ということです。何しろ、北の核に関して言えば、日朝、米朝の二国間の枠組みだって存在するわけで、その中で交渉すれば良いわけですから。昨日まで機能した枠組みが、今はもう崩壊しているという現実を直視すべきでしょう。>元帥閣下。そういう状況下で、核武装にフリーハンドを維持すれば良い。核はいつでも持てるし研究もするけれど作らないよ、という程度で良いでしょう。

※ メルマガおまけ 田代砲-最強の兵器形容詞は?

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2004.11.02

肺炎

 すみません。ちょっと大変状態継続なので今日も短縮モードです。

 レッドスキンズ負けちゃったよ。これはやばいかも、ブッシュ。ここほんの数日で、ネット上の世論調査はまたケリー優勢に逆転してんですよね。私は今でもブッシュだろうと思っているんだが。

 月曜、次男の熱が下がらないので朝一でまた病院。昼から夜に掛けては下がるんだが、どうしても夜明け時に上がる。私は、9時過ぎに横になっていたんだが、11時に女房からの電話で起こされる。「肺炎の疑いあり」の推薦状を持って近所の大学病院に行ってくれとのこと。ひょえ~!? と慌てまくる。5歳児の肺炎だって驚いたのに、0歳児が肺炎だなんて、大丈夫かぁ。ま、本人は至って元気なんだが。
 慌てて、諸々後始末することになる。女房、14時頃やっと帰還。本人は元気なんだけれどなぁ、診断は血液検査待ちなれど、軽度の肺炎だろうということ。私らの時代なんて、肺炎とかしたことは周囲を含めて全く聴いた記憶が無いんだが、たぶん今なら肺炎と言って良いんだろうけれど、昔は、ちょっとしつこい風邪程度で済まされていたんだろうな。

※ 宿営地倉庫に被弾=再び砲撃、陸自隊員に被害なし

 なんでこんなことで大騒ぎするのか解らない。でもこれ、着弾して跳弾したものが、爆発もせずにコンテナの両サイドをぶち抜いているんですよね。かといって至近距離から撃たれたわけでもない。運動エネルギーがそれだけ大きかったということ。
 あとこれ、注目しなきゃならんのは、この手のロケット弾では人命に損害を与えるのはちょっと難しいんですよね。というのも、倉庫をぶち抜いたという所が味噌で、宿営地の中でも、人がいるブロックを、この手の空のコンテナで囲んで守っているということです。だから頭上から降り注ぐ迫撃砲弾に対しては脆弱だけど、ほぼ水平から突っ込んで来るロケット弾には、それが防御壁としての機能を果たせる。
 今回、それが立派に役割を果たしたということで、基地関係者としては、狙い通り上手く行ったと胸をなで下ろしているはずです。

※ メルマガおまけ てんやわんや

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2004.11.01

被害者はトラブルメーカー?

 今日はへとへと&まだ仕事があるのでショートバージョンで。と言ってもこれ始まった頃の日記って、毎日この程度の分量しか無かったんですよね。

※ CX報道2001

 昨日も朝一で新潟県知事を掴まえているんだもの。休ませてやれば良いのに。何だか懲りない番組。

※ 中期防予算、1兆円超圧縮…財務省方針

もうひえ~! というような状況なんだが、金額だけ出されてもピンと来ない部分はあるんですよね。実際、部隊がどれだけ減る、戦闘機や艦艇がこれだけ減るという話を聞かないと。

※ 香田さん遺体、チグリス川沿いヤシ林に…殺害後放置か

 気の毒な話で、ただ自分探しの旅に出ていただろうに過ぎない青年が、たまたま国際政治とテロの狭間に巻き込まれて犠牲になったわけですから。われわれは自業自得と突き放すより、こんな暴虐な行為に及ぶテロ集団に対する怒りを燃やすべきなんだろうな。

※ 被害者はトラブルメーカー?

 勝つぁんマネージャーの殴打事件に関して、芸能界から、その被害者のマネージャーは、帰国子女のコネ中途採用で、挨拶もようできん、業界ではトラブルメーカーとして知られていたという情報がまことしやかに流されている。
 これって酷いセカンドレイプでしょう? 彼女がどういう経歴の持ち主かは、まず事件には関係ないし、トラブルメーカーだったかどうかも関係ない。いかにも紳助に同情を集めさせて、復帰を促そうという意志が見え見えで、いくら非常識がまかり通る芸能界でも、こんな破廉恥なことが許されるのか?
 強い者には徹底的に媚びへつらって、水に落ちた狗は叩きまくるという、いかにも吉本的な性格をお持ちな憂国コラムニストのダンマリにも呆れるが、やって良いことといかんことは区別しろよ。芸能界。

http://www.matsuo.tv/sunbbs02/index.html↑松尾貴史さん、好きなキャラの人なんだがちょっとがっかり。この日記にある27日の分は、実はありだと私は思う。しかし28日の日記はアンフェアだし(てかそれただのネット情報でしょう)、29日の日記にはがっかり。言ってみれば、芸能界総掛かりの印象操作が始まっているように見える。

※ メルマガおまけ オサマ・ビンラディン容疑者

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