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2004.11.18

法を殺す官僚主義

 なんだか、昼夜逆転フェーズに限って、電話で起こされる。

※ それってヤヌスの鏡?

【 あの国の行動というのは街のチンピラを思えばいい。狗が首相をやっているような弱い相手には徹底的に居丈高に出て罵詈雑言の限りを尽くし嘘八百を並べ立てる。一方でケンカの強い相手にはその気分を読んでペコペコと卑屈極まりない態度をとるのである。】今日の勝つぁんの日記より

 や、大人げないかも知れないが、あまりに面白かったので、記念に保存しておこう。もちろん本文中の「国」を「憂国コラムニスト」と変えれば良い。

※ 奈良で小1女児の遺体発見 誘拐後に殺害か

 本人が持っている携帯でメールするなんて盲点ですよね。これからこういうケースが増えて来るんだろうな。誘拐して写真撮ってメールしてすぐ殺して捨てる。何か写真メールという作業に固執した理由が解らない。愉快犯的というか、逆によほど遺族に恨みでもあるのか、刹那的なものを感じるんだが。

※ 年金崩壊 クローズアップ現代

 2ヵ月以内の短期契約だと厚生年金に入らずに済むから、企業は短期契約の更新で人を雇い続けるようになったとかで、たとえばパートでも、今、百何万円なのかな、それ以上を越えると、税金が上がるから仕事できないという事情が出来たりする。
 本来、法の主旨は違ったのに、今は企業のコスト削減の手段に利用されていたり、上げなければならない家計収入を圧迫する要因になっているのは全くあべこべな話で、こと年金に関しては、一本化して税の枠内に収めるしか無いでしょう。
 この話がなぜ前進しないかと言うと、年金にもいろいろ差はありますから、企業内年金や、公務員をどうするか? という問題が出てくる。問題解決に主導的立場を果たすべき業種の人々って、どっちへ転んでも年金一本化なんてやられたら、取り分が大幅に減るんですよね。だから改革に及び腰になる。

※ 危険運転致死罪

 昨日の、夕方のTBSのニュースでのレポートでしたが、驚くような内容でして、飲んだくれて足下もおぼつかない男が、同僚を助手席に乗せて、バイクの青年を70メートルも引きずって轢き殺した。犯人はどうしたかと言うと、コンビニに乗り付けて「重ね飲み」という行為に及ぶ。
 「重ね飲み」でぐぐると、一番上に、このケースを扱ったと思われるレポートが出てきます。事故時点での飲酒状況が解らないということで、検察は最初、普通の業務上過失致死罪で起訴する。後に、隣に乗っていた同僚の証言も得て、危険運転致死罪に切り替わる。
 危険運転致死罪がスタートしてから、轢き逃げ事件が激増しているんですね。あげくに「重ね飲み」なんていう悪辣な隠蔽工作が、飲酒運転を常習するドライバーに知れ渡っている。
 これ、普通に捕まったら、最高15年の危険運転致死罪が適用されるのに、そのまま逃げて、重ね飲みして捕まれば、最高半分の刑期で済むなんて滅茶苦茶な話ですよ。
 しかも、別の事故のレポートでは、重ね飲みはしていないんだけど、とにかく逃げたものだから、運転できない状態だったかを立証できない。犯人が飲んだ時のレシートが残っているにも関わらず、その場から逃げたせいで犯人の罪は軽減される。
 こういうのは、重ね飲みや飲酒轢き逃げが発覚した時点で、厳罰になるよう、法の運用だけで対応できるはずなのに。
 なんだか、法治社会というのも考えもので、一度システムが出来てしまうと、それに安逸依存して、それをどう現実社会にマッチさせて活かして運用するかの努力を忘れ去ってしまう。

※ メルマガおまけ 政教分離

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コメント

 経済学者がおもしろい提案をしています。消費税の負担額をICカードにレジスタでそのつど記録するようにして、それをそのまま個人の年金として積み立ててはどうだろうというのです。
 この方式の利点は実質増税であっても、消費者に不満があまり出ないことと、納税が自分の利益になるので、消費を喚起するであろうという景気刺激効果です。

投稿: 井上 晃宏 | 2004.11.18 18:40

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