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2004.11.29

信濃の国

 日曜、疲労激しく、朝から「疲れた」を連発。ピーカンなので何処か連れて行けという話になり、電車に乗ってたまプラ、ロケットハウスに。駅前のドラッグストアで300円のドリンク剤を買ってその場で飲むも終日、疲れは取れず。

※ 高知県知事選

 やれやれだね。【地方守る先頭に」、根強い改革への期待 橋本氏5選】これが朝日の見出しなんだが、12年も知事をやった人間にまだ改革幻想を抱くなんて、この連中の時計はどこかの時点で止まったままなんだろうな。

※ 窪塚、映画で復帰 「鳶がクルリと」来年公開

 ワイドショーで喋っている様子が出たけれど、全く元気。こいつはスーパーマンか!?

※ 定率減税見直し?

 財務省という所も全然懲りないというか、歴史の教訓が無いというか……。それとも、自民党政権を今度こそ潰すという深謀遠慮があってのことだろうか。

※ US-1A改輸出?

朝日の解説では【同社は「環境が整っていない」として自主的に輸出を控えてきた】と、こんな感じで、いかにも新明和が、武器輸出と批判されることに神経を使って輸出を躊躇ったように書いているんですが、事実はちょっと違うでしょう。
 突き詰めれば、新明和に、輸出するだけの意欲が無かった。体力が無かったから、オファーを何だかかんだと言って断ってきたというのが、業界的な見方です。
 やっぱり、飛行機を海外に輸出するというのは大変なんですよ。20年以上、中古転売を繰り返されながら使われる飛行機ですから。その間、ずっとカスタマーの面倒をみなけりゃならない。日本の場合、YSでもの凄く苦労した記憶があるから、新明和みたいな体力の無い会社では、当然、そんな先のことも解らないのに海外でカスタマーなんか抱えられないということになる。だから結果的に輸出は躊躇わざるを得ない状況が長く続いたわけです。
 輸出は結構なことだと思いますが、この人たちはどこまで本気なんだろう。

※ 北山早苗日記より
http://sanae.islandvoice.net/

【 さて、昨日は「これでいいのか田中県政、みんなで長野県を考える1000人集会』というのが安曇野スイス村サンモリッツで開かれた。  物見遊山で行って来た知り合いの暇人レポートによると、「650席ほどの椅子席がほぼ埋まった。内、関係者、報道陣の他に山口村から20名が出席。貸しきりバスまで仕立てたが、実質、一般参加者は最大500人くらいか。最後まで残っていた人は150人ほど」「内容については話す価値もないが、どうもこの次の知事選をにらんでの催し?、ほとんどの発言者はかつて知事を支持した人達で、なんか言い訳の会みたい。自ら担いでおいて今更という、無責任極まりない懺悔の会のような集会だった。それにしてもレベルが低くて情けない」と。  また、新聞報道よれば、山口村の越県合併賛成派の人たちがキャラバン隊をつくり参加し、集会最後の参加者によるトークリレーで先陣を切った。しかし、集会の締めくくりはなんと『信濃の国』を皆で歌ったそうで、信州から離れたい人たちを最初に使い、最後が『信濃の国』では、ジョークにもならない。 】

 私は、この人にもぜひ集会に参加して欲しかったわけです。出来ればスピーチもして欲しかった。たぶん聴衆からの凄まじいヤジが飛んだとは思うが。「最後まで残っていた人は150人ほど」、ご愛敬とはいえ、これは明らかに嘘です。確かに終了は5時を回って外も暗くなってはいたけれど、300人以上が残っていた。こんなことなら壇上から証拠写真でも撮っておけば良かった。
 集会は、無責任の懺悔の会じゃなく、新興宗教やマルチ商法の被害者の集まりみたいなものだったわけだが、ただし壇上の発言者の半数は、最初から警句を鳴らしていた人々ばかりで、そのお先棒を担ぐ側に回ってしまったのは、永田弁護士くらいのもの。レベルが低かったか云々は、私が反論すべきことじゃないかも知れないから黙っておくが、山口村から来たキャラバン隊の人々を「最初に使った」という事実も無い。これはそもそもプログラムの予定には無かった話で、会場に着いたら、そういうことになっていた。どうしても発言させて欲しいということで。それがメインでは無いし、いかにもあの場を越県合併に賛成する立場の人々の集まりと見られることには危惧を感じるけれど……、という慎重な意見もありました。それは私は、当日現場で進行の打ち合わせをしている時に聴きました。
 「信濃の国」という歌は、パートごとにテーマがあって、県歌として覚えやすい構成になっていますよね。これほど県民に浸透している県歌は、日本全国長野くらいでしょう。私の記憶に鹿児島県の県歌の記憶なんて全く無いから。この県歌がとりわけ長野で親しまれる理由は、まさに長野の地域分裂が主因です。その分裂気味の長野を何とか纏めようということで、積極的に「信濃の国」が謳われるようになった。

 余談ですが、イベント当日、斉藤さんのお店で、地元紙を読んでいたら、たまたま椋鳩十氏の記事が出ていた。長野のご出身ではあれど、のちに鹿児島県で教員採用され、最後は図書館長という要職まで務められた。私は、あまり影響を受けた作家や心酔する作家がいない人間だけれども、生涯において最も影響を受けた作家は誰か? と問われたら、迷わず椋鳩十氏の名前を挙げる。子供の頃、その全集を貪るように読んだ記憶がある。
 島崎藤村は、信州の文豪かも知れないが、それを言うなら椋鳩十氏だっている。島崎藤村ひとりじゃない。しかも彼の歴史や遺産が隣県に引っ越すという話でもない。その記事を読みながら、この越県問題で藤村の名を持ち出すことの矮小さを感じたりもした。

 あそこで「信濃の国」を歌ったのは、ジョークじゃないんだよ、北山さん。参加者にしてみれば、そんなたちの悪い冗談にして欲しくは無いでしょう。それに、これが一般の市民なら、あいつらは嫌いで裏切り者だから、関わらない。でもそこで何がどう展開したかは知りたいし、後々物笑いの種にもしてやろうじゃないか、という卑屈な発想も理解はしましょう。それでも、御近所なら覗きに来るのが筋だとは思うが。
 しかし他方、県民から付託を受けた県議という公人が、本来その場に行くべき義務を持ちながら、無視も出来ずに、行きもせずに嘘は書くは、罵詈雑言は並べる。いったい田中康夫の周囲は、いつからこんなアンフェアな人間が公人として集うようになったんだろう。

※ メルマガおまけ ノクチ、たまプラ客層の違い

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コメント

新明和は確かに日立グループですからね
…親格の日立自体が余り業績よくなくて他社と合併している状況ですからね。
 サポートを数社の航空機関連会社と商社の合同で分担してやりゃいいのに、それをやれない「壁」でもあるんでしょうか?<日本の航空機業界
 それとも新明和がみそっかす扱いされてるのかなぁ(;´Д`)

投稿: Artane. | 2004.11.29 23:09

>橋本再選
はぁ~、高知県民としてお恥ずかしいorz
13年間思考停止しているようです。
いまだに「過去のしがらみの県政に戻すな」なんて言ってる。
高知県の低迷=国の責任=「国に物申せる人」を支持という無責任な構図があるように思います。
橋本氏が中央政界に出て行かないのは、知事のほうが好きな事が言えるからでしょうね。いい迷惑だ。早く中央に行ってほしい。
高知のこともアレですが、長野県政にも注目しています。これからも頑張ってください。

投稿: deepskysea | 2004.11.30 00:05

朝日新聞は経済記事は間違いだらけですが、政治記事はさらにイデオロギーによるバイアスがかかっていて、もっとひどいです。
「反自民」=「改革派」
「自民」=「保守派」
という枠組みをいまだに堅持しているんでしょう。書いている人の頭の中が55年体制なんです。
 質の高い記事を書かせるには専門記者を育てるか、社外の学識経験者をブレーンとして契約するかどちらかしかないと思うんですが、そんな気はないらしいです。政治欄は政治というより政界記事です。

投稿: 井上 晃宏 | 2004.11.30 07:14

>>新明和は確かに日立グループですからね

 これはまさに日立の問題だよね。新明和の話をすると、親会社の話は避けて通れないし、親会社としては、とにかく金が掛かることは止めてくれというのが優先事項だから。

>高知県知事選

 票差を考えると、弾さえ選べば何とかなったような気がしますが。すでに市長として手垢が付き、しかも橋本さんと同じ歳というのはどうだったんでしょうね。

投稿: 大石 | 2004.11.30 10:56

>窪塚、映画で復帰 「鳶がクルリと」来年公開
高いところ、怖くないんでしょうね。

投稿: おめだ | 2004.11.30 23:01

実は、「ゾンビがクルリと輪を描いた」状態だとか…

(えいじはえいじでも、横山えいじネタですね)


投稿: Y-MAT | 2004.12.01 02:14

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