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2005.03.15

投資か投機か

※ マラッカ海峡で日本船受難、海賊が船長ら拉致

 海自の最強空母(もどき)部隊はまだあの辺りにいるんじゃないのか? 引き返させてひと月くらい示威行動して脅してやれば良い。日本船を狙うとお前らの商売が成り立たなくなるぞと。

※ 週刊誌あれこれ

 月曜夕方、書店。週刊ポスト「米軍、めぐみさん平壌救出作戦」を読む。グリーンベレーが2時間で救出するんだって。やれやれ……。
 週刊読売 小田嶋氏コラム。宮沢りえに関して「痛々しい」。そうなんだよねぇ。この人がテレビに出てくる度に痛々しさを覚える。業界関係者は気付いていないんだろうか? お茶の間にとって、彼女が長らくそういうポジションにいるということを。少なくとも、恐ろしく不健康なキャラなんですよね。
 週刊ダイヤモンド、県知事特集。
 長野県がトップなのは、ラスパイレス指数で、全国一公務員の給与が低いのと、知事報酬が安いのと、公共事業の落札率が低いのと、全国で唯一、借金(一人当たり7千円?)を減らしたこと。
 これだけの功績がありながら、インタビューされる三人の改革派知事の中に入れて貰えないんだもん。
 所で、県民一人当たりの借金で言えば、各県ともほとんど横並びで、うろ覚えながら過去1年に増えた借金は3万円に満たないんですよね。確か2万7千円程度で横並びだったと思います。これを、たとえば200万人の県民として計算すると……。 _| ̄|○  できない!(>_<)。600億円? 受忍限度内か否か微妙な所ですよね。例えば4人家族で計算すると、毎月1万円、借金が増えていくことですから。

※ 週刊エコノミスト日垣隆・敢闘言

 久しぶりに罵詈雑言野郎、日垣先生の面目躍如な胸くそ悪くなるテキストを読ませて貰う。ニッポン放送の社員がお涙頂戴の声明を出したことをして勝つぁん並みの罵詈雑言。ようわからんですねぇ。あんなたわいも無い、たかだかプロパガンダ戦の一つを捉えて親の仇みたいに罵れる、日垣先生の精神構造が理解できない。ひょっとしてネタが無かった? それって、週刊SPA!の巻頭コラムならともかく(てSPA!には載せられないが)、経済誌の巻頭コラムに書くような話じゃないでしょう。下品ということだけならともかく、視点が浅薄そのもの(後述)。便所紙の裏でも書いといてくれ、>先生。この雑誌の編集長はひょっとして毎週寝てんのか? ライバル誌の週刊ダイヤモンドの巻頭コラムと比較して、毎週毎週あまりにレベルが低すぎる。あんたら読者を舐めてるだろう。

※ ライブドア、担当弁護士が「任期満了」

 単なる任期満了で裏は無いでしょう。忙しい先生らしいから。ただ、誤解を生む原因になるから、こういうのはエントリーした時点でいついつまでと事前に公表して欲しいですよね。

※ 「TOB応諾で損害」東電株主が代表訴訟を準備

 これは微妙だな。たとえば法廷で「フジの総価値を維持するために協力したのだ。それが結局、我が社が持っている株の価値を守ることに貢献する」と主張したら、勝ち目は無いでしょう。この件では、トヨタの奥田会長は口を滑らせたと思う。ライブドアがニッポン放送の買収に成功した時と、CX側が守りきった時の株の評価がどうなるかを吟味しなければ、株主に説明できるできないの話は無理でしょう。そもそもニッポン放送が上場廃止になれば、その株は紙屑になるわけで、TOB価格で売ったことが明確に株主の利益を損ねたことを証明するのは難しいでしょう。

http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2005/03/13/02.html
 で、週末、村上ファンドの眼圧高そうな人が、↑「何のために上場したのか? 身内のけんかのためでしょう? 社長(日枝久会長のこと?)がぬくぬくとしゃべるのはやめてくれ!そんなのクズです!」(スポニチ)こんなことを言っているわけです。実は日垣先生も同様のことを今週の敢闘言で書いている。

 ただ、これは本当にそうなのか? それは株主の利益を損ねたのか? と言えば、たぶん否です。確かに、大元を辿れば、これは鹿内家の影響力排除という目的の下に、CX側は徐々に増資を進めていた。その過程で鹿内家が裁判を起こしたりしたけれど、他の株主は静観した。「お家騒動」というフレーズだけを取れば、下らん話です。
 しかし、その内情を企業価値という、株主にとって最も重要な視点から見れば、鹿内家が独占していた株を市場に開放し、個人商店から名実ともに株式会社としての脱皮を計るための一連の流れであり、たまたまそれを日枝天皇が主導したに過ぎない。もしニッポン放送のTOBが予定通りに成功していたら、グループとしての価値は更に高まっていたでしょう。つまり、株は上がっていただろうということになる。それは株主も歓迎できることです。
 ここで重要なのは、日垣先生のオツムで理解できないのは――、ことの本質を投機で見るか、投資で見るかです。投機目的の株主から見れば、短期で株の価値を下げる行為は絶対悪でしょう。しかし投資目的で株を保有し続ける株主にとって重要なことは、配当であり、会社が安定継続して成長することです。その点、CX側には何の問題も無かった。せいぜい、デジタル化の投資が嵩むという程度で。
 現時点で言えば、CX側は二つの間違いを犯したと言える。一つは、主眼が企業防衛とはいえ、グループ企業としての存立を保持することが、中長期に見て投資家の利益に叶う、株主の利益を守るということに貢献するのだという説明責任を十分に果たせなかった。彼らは二言目には「株主の利益を守る」とは言ったが、世間も市場もそれを真に受けなかった。その発言を裏打ち補強する説明が一切為されなかったからです。実際に青写真を提示して、数字を示してそれを訴えるべきだった。
 もう一点は、それを補強するためにも、CXは、ライブドア側に明確な事業計画を求めるべきだった。IT企業の面接ですら通らないような陳腐で滑稽なシナジー論では無く、きちんとニッポン放送買収後の青写真を出せ! と迫るべきだった。ホリエモンにはそんなもんはありゃせんわけですよ。テレビ局を手に入れて自社の株価を上げたいだけの人なんだから。これをやっていれば、仮処分は止められないにしても、投資家は説得できたかも知れない。 

※ 焦土作戦

 テロ朝報ステで、この焦土作戦を説明するためにスターリンの対独戦争のフィルムが使われていたが、何も近代の外国の事例を出さずとも、焦土作戦なんて、戦国時代にいくつも例を見ることが出来る。日本だと鎌倉時代まで遡れるのでは無かろうか?

※ 「バレないと思った」インサイダー取引の経産省前係長

 武士は喰わねど高楊枝で、株なんて下賤なものは官僚はやらんはずなんだが、このケースは結構悪質なんですよね。そもそも、マーケット関係者は株をやっちゃいかんというモラルが浸透しているのに、どうして官僚が株なんかやって良いんだろう。ま、仕事より株の方が面白かったみたいだから、5年も経てばファンド会社でも興して村上ファンドを夢見るんでしょう。

※ 「東京エムケイ」社長、駅員殴り傷害で逮捕

 こういう人は、普段から部下を殴りつけているんだろうなぁ。2世経営者だから、3代目を待たずにこの会社は今の激烈な競争下で潰れていくんだろうんな。ちょっと不思議に思ったのは、メディアによって、日本名で通す所と、朝鮮人名まで出す所と別れているんですよね。その基準を知りたい。

※ 医大教授セクハラ報道、毎日新聞や弁護士ら敗訴

 これはかなり画期的な判決と言って良いんでしょう。たかだかセクハラと言っては何だけど、民事の段階で相手側の言い分だけで実名報道するのは無茶でしょう。ただ、記者会見を開いた弁護士にまで責任を被せるのはどうかと思う。

※ 救急車

 月曜18時を回ってから、爺さんが倒れて救急車を呼んだと婆さんから電話。お隣にお世話になったらしく、お礼の電話を入れておく。今朝、脱水症状を起こしてベッドから転げ落ちたとのこと。入院させてくれとお願いするも、たいしたことは無いと点滴2本で帰されたらしいが、今も支えなくしては歩けないとのこと。
 どうやら、今朝やたら寒かったことと、トイレに行きたく無いからと、普段水分を控えるのが原因らしい。しかも、前日まで毎日計っている血圧では異常は無かったのだとか。それって計り方が間違っているということでは無かろうかとも思うが、年寄りというのはそんなものなんだろうな。
「毎日ポカリスウェットを適量飲ませよ」と告げるも、「あれは太るから駄目だ」と婆さん。太るほど喰っちゃおらんだろうと思うが、確かに年齢に見合わず太っているんだよねぇ。

※ メルマガおまけ ミオミオ&シュワちゃん&スタローン

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コメント

上場廃止になっても株は紙屑にはならないのでは?
株価は下がるだろうけど。

投稿: nervenarzt | 2005.03.15 12:36

そもそもニッポン放送が上場廃止になれば、その株は紙屑になるわけで、TOB価格で売ったことが明確に株主の利益を損ねたことを証明するのは難しいでしょう。

こんにちは、
TOB期間中の市場の株価は確かTOBの買付価格を常時上回っていたから、この点だけでも突けば、結構TOBに応じた経営者は、自らの責任を説明するのは、難しいのでは、とも思います。

ただ市場で性急に売れば、価格変動のリスクを負うし、
万一上場廃止になれば、西武鉄道みたく、流動性が著しく失われるから、
早めに、確実に保有株全てを一定の価格で処分できる、TOBに応じたと言う理屈もあるのかな?

投稿: | 2005.03.15 16:09

メーカーじゃないですけどポカの半分くらいのカロリーオフが割と簡単に手に入ると思います。鹿児島なら某自販機中心のベンダーのとか‥

投稿: | 2005.03.15 16:21

上の匿名の投稿を書き込んだものです。

昨日の報道ステーション、ホリエモンのインタビューを中心に30近くも報じたけれど、
私が大嫌いな、古舘の分裂症気味トークとホリエモンとが意気投合していましたか・・・

ただ、ホリエモンが構想する具体的なビジネスモデルとして例に挙げたネットオークションについて、
(1)古舘の愛用の眼鏡を出品する、
(2)その代金をチャリティにする、
(3)また入札してきた人たちの個人情報をデータベースにして、古舘の情報、「古舘グッズ」通販案内等を配信すれば、

と語った時、

古舘は「堀江さんの言う事、よっく解った」とか言っていたけれど、

「ヤフオク」とどこが違うんでしょうか?
(まあ、上記(3)の手法はヤフオクにはないけれど)

個人情報の安全はどう担保するんですか?

・・・ぐらいは突っ込めよ、と思いました。

投稿: Nara O. | 2005.03.15 16:21

上場廃止になっても株価はゼロにはならないのでは?
ただの未上場の株式会社になるだけなのでは?
上場廃止=倒産とは違うのでは?

投稿: nervenarzt | 2005.03.15 16:33

ホリエモンに対する批判にはごもっともな点もあるのですが、日枝会長はじめ現CX経営陣がはたして企業価値を高め、株主に貢献してきたのか疑問もありますね。急逝した鹿内社長の遺産を喰い潰してきただけでは?という気もする。フジの番組のおかげでポニーキャニオンはもっている、なんて発言のおかげで、アーティストの離脱が続いたりして・・・。

投稿: ya-mana | 2005.03.16 00:18

>日枝会長はじめ現CX経営陣がはたして

そういう話になると、田中真紀子VSムネオ(外務省)
または大石先生お得意の田中康夫VS県議会と
同じようなことで、県議会や外務省やムネオが
とんでもないからといって、真紀子や康夫たんのやってることを
正当化できるのか?と言う感じと似ているわけで。

正直、どっちもどっちだけど批判は批判として
きちんとやるべきですな。

投稿: たか | 2005.03.16 00:42

>>上場廃止になっても株価はゼロにはならないのでは?

 何かの番組でやってましたが、筆頭株主にとっては大きな問題じゃないらしいんですね。極端な話。再上場させれば良いだけの話ですから。ただ、2番手以降は、どんな大株主でも、事実上紙屑になるみたいな解説でした。

投稿: 大石 | 2005.03.16 08:17

>2番手以降は、どんな大株主でも、
>事実上紙屑になるみたいな解説でした。

今回の経営権取得の争いでは、単に第一位の大株主では意味がなく、株式取得の目的が達成できるか否か、と言うことではないでしょうか。

議決権ベースで50%超になるか否か、
あるいは(定款変更、会社解散、合併、取締役、監査役の解任などに必要な)株主総会の特別決議を単独で行える、つまり会社をほぼ完全に掌握できる議決権の3分の2超となるか否か、が重要だと思います。

ライブドアは経営権の取得が目的なので、それが達成できれば、上場廃止になっても問題ありません。なぜならば以後も継続して保有するからです。

しかし束になっても経営権を争奪できない株主2位以下は、何の役にも立たない株式を持ち、上場廃止で処分するに処分が出来ず、ただ取得資金のコストが重くかかり、当然ROEも下がって株価にも影響し、踏んだり蹴ったり、
せめて配当を、と思っても、ライブドアがそんな敵に塩を送る様な事をするはずもなく、上場廃止後は一切配当しないとする。

(上場廃止直前に個人株主向けにTOBなどで株式売却の機会を作っておけば問題ないでしょう)

こんな内容ではないかな?

投稿: Nara O. | 2005.03.16 19:13

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受信: 2005.05.21 23:53

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