« サイコパスな隣国大統領 | トップページ | つぐみちゃんよ、いずこに! »

2005.03.25

日本のラジオはなぜ衰退したか

 木曜、鼻づまりではなく胸焼けで目が覚める。数日前から軽い胸焼け。実は約一ヶ月前から、胃が痛くて3年前の40歳検診で処方されたウルグートとガスターを飲んでいた。ただ一週間前から花粉症が発症したので、それ所じゃないと服用をアレグラ一本に絞った。それが良くなかったらしい。
 午前中、ずっと胃液が上がって来る感じがしたので、お昼に掛かる寸前に決意して総合病院。11時半に受付したが、延々と待たされる。
 軍事研究、週アス、週刊ダイヤモンドと武装して出掛けるも、ついぞ読む所が無くなり、憂国阿呆談を読む。
「縁故資本主義と訣別せよ」というタイトルなんだが、これは田中じゃなく浅田の台詞。ぜひ長野でもそうして欲しいですね。何かと言えば、田中康夫のお友達が「破格の値段」で請負、都合が悪くなれば軽井沢のママんが出てきて、電話だの葉書だので、うちの息子をよろしく、と拝み込むような縁故県政はそろそろ止めて欲しいものです。
*田中弁「堤義明もここまできたら全部、喋ればよいのにね。政治家や女優・歌手との付き合いを(苦笑)」
 あれぇ? 知事さん。喋って貰いたいこと。それだけですかぁ?(呵々)

 診察室に呼ばれたのは1時間半後の13時を回っていた。
「何なら胃カメラ飲みます?」という提案を受けるも、そんなこと言われたって先生……。命令して貰わなきゃ、患者は検査なんて望みませんがね。のらりくらりと応じて、結局、しばらく投薬で様子を見ることにする。オメプラール錠とムコスタ錠が処方される。

※ 排ガス規制不適合の都バス、地方に売却、撤回

 都知事が「論外だ! 都庁の全体が見えていない」と怒っていたが、仮に週6日都庁に出勤なさっても、無理でしょう。本来なら現場レベルで処理すべき話なのだから。
 スクラップにするとかいう話だけど勿体ない。東南アジア各国へ無償で提供すれば良いじゃないですか。あちらはたかだか不適合バスが一台二台増えた程度でどうってことは無いんだから。

※ CXソフトバンク傘下に?

 タバコの火の不始末で家が丸焼けになったら、あまりの熱さに真冬に凍てつく川に飛び込んだようなものか。あるいはハイエナに狙われて白馬に抱きついたら、実は飢えたライオンだったとか。インパール作戦でドツボに填ってしまったとか……。
 しかし、CXのことはともかく、ニッポン放送にぶら下がっているポニーキャニオンや産経新聞はどうなるんだろう。その辺りの防衛策が見えてこないんだが。

 所で、朝日のサイトは、このニュースの報道が異様に遅かった。日経サイトが報じた一時間後もまだサイトには無かった。やっと2時間後にタイムスタンプを弄って記事が掲載された。この問題では、他紙をずっと抜いていた朝日なのに、いったい何があったんだろう、というより、これまでは何だったのだろう? というべき問題か。

※ 愛・地球博

 見事に無国籍なセレモニーだっだ。誰がこんなの見るんだろうという気にさせるには十分だ。

※ 「情状証人には森と小泉、どちらが良いだろうか?」テロ朝報ステ

 堤義明が拘置所内でそう語り、ホテルの図面を取り寄せ、「これじゃ漏電する」と指図してオープンにも駆け付けたい意欲らしい。全然経営から退くつもりは無いらしいんだが、まあこの歳じゃ仕方ないだろうな。

※ ラジオ放送80周年

 往年の深夜放送族としては、80周年というテーマで何か書かねばと、ここ一週間思っていたわけだが、特に書きたいものも無かったりする自分に、溜息が漏れたりするわけです。少なくとも、ここ数年、私が聴いているラジオと言えば、田中康夫のプロパガンダ番組、TBS月曜のアクセスだけだから。月2回の苦行。たぶんこの番組をして今のラジオを語るのは、中の人々にとっては甚だ迷惑な話でしょうが、私の場合、何しろ指標がこれしか無い。
 昨年、田中康夫の旅費の寸借詐欺が明らかになった頃、アクセスは、そんなことはおくびにも出さずに、「長野県議会の宴会がどうのこうの、情報公開がどうのこうの」と明後日のネタで田中のスキャンダルを覆い隠していた。アシスタントは今テロ朝報ステに出ている長野智子。彼女がのちにメディア・リテラシー論をぶつのは、だから滑稽な話だったりするわけですが。

 ラジオは、ここ10年明らかに変質したと思う。かつて深夜放送と言えば、「深夜の解放区」「若者の本音」という文脈で語られた。所が、そのラジオは今や、偽善のメディアと化して予定調和の番組作りで地上波テレビの後を追っている。何処にも本音なんかありはしない。事実すらありはしない。それは、テレビ局に直結したラジオ局により強く見られる。TBSラジオが良い例。
 結局、80年代後半に起こった、パソコン通信、90年前後のインターネット、そして2ちゃんねるの隆盛に「本音が語れる、聴けるメディア」という役割を奪われてしまい、ラジオはそのダメージから立ち直れずにいる。少なくとも、「アクセス」という偽善に満ちた番組を作っている連中が、自分たちの放送にプライドを持っているとはとても思えない。連中にあるのは、出演者に対する打算と、日々のルーチンだけだ。
 われわれは今、ブログを発信源とするニュースや話題に日々山程接しているが、果たしてラジオを発信源とする話題がどれだけあるか? 皆無と言っても差し支えない。それほどラジオはつまらなくなった。
 アメリカではなぜラジオが今でも聴かれているのか? それは、多くの保守系DJの誕生に見られるように、彼らが今だリスナーにとって本音のメディアで有り続けようと努力しているからです。でも日本のラジオ局にはそれは無い。彼らはせいぜい親会社のテレビ局という大木の影で、テレビの顔色を窺いつつ、事なかれの放送を流していれば、明日首にならずに済むから、それで満足する。そこにリスナーの存在は無い。
 私の持論である、新興メディアは、既存メディアを決して駆逐しないという法則に従うなら、ラジオは今後とも生き残るでしょう。しかし少なくとも、そこにラジオならではのスタンスや思想は無い。せいぜいテレビから画面を抜いた予定調和のメディアというポジションから脱出できないのではと思う。

※ メルマガおまけ 恒例!今月のAVお勧めギャル(~_~;)

|

« サイコパスな隣国大統領 | トップページ | つぐみちゃんよ、いずこに! »

コメント

> この問題では、他紙をずっと抜いていた朝日なのに、いったい何があったんだろう、というより、これまでは何だったのだろう? というべき問題か

なるほど。意味深長ですね。私は、仇敵ソフトバンクに対する朝日連合の反感故かと勘ぐってましたが。

> ラジオ

個人的には、つぼイノリオのハイヤング東京が聞いてみたい。無理だろうけど。

投稿: 元県民現都民 | 2005.03.25 08:47

>※ 愛・地球博
少なくとも、うちの母親は見る気まんまんです。
「大阪万博はアンタがお腹にいたせいで見られなかったんだから、責任を持って
連れてけ」って、それ、私が責任をとる問題なんでしょうか?(´・ω・`)

投稿: 長月@ReadMe.毒 | 2005.03.25 10:54

孫正義は日枝会長に恩返ししているんだという見方もあるようです。
http://ss.nikkei.co.jp/ss/

投稿: ヨD | 2005.03.25 11:37

ラジオについては、やや的外れではないでしょうか?
深夜放送については、その通りでしょうが、地方の昼間の番組については、十年前と少しも変わっていないことが多いです。
この理由は、地元制作の番組とスポンサーの関係では? と、思います。
ラジオの広告料は、以外に廉価で、個人商店でも賄えます。
そのため、地方では長い間同じ時間帯のスポンサーになっているところが多いです。
長野や新潟あたりだと、CMが数十年? 変わっていないのもありますし…

投稿: 颶響庵 | 2005.03.25 12:59

いや、中年探偵団から森卓になり明らかに本音度は後退したし、ニッポン放送の社長から社員にいたるまで、「リスナーの為に」を聞いていると、
偽善以外の何ものでも無いと思う。
テレビ局にオンブに抱っこの構造が良く見える。

彼らのしている仕事が彼らの言うとおり崇高なものなら、たかだか親会社が変わる程度でなぜあんなに大騒ぎしなければならないの?
非民主的な国家からの脱却しようする国のラジオ局からすれば、ちゃんちゃらおかしい話だ。

本当にリスナーの為の放送をしていれば、何も恐れるものは、無いはずなのに。

投稿: | 2005.03.25 14:15

地方では比較的ラジオは聴かれています。それはクルマ社会だからです。局の数が少ない事や高齢者が多いことも、ラジオと地域との結びつきが強い理由でもあります。私はNHKローカルの朝の番組でコーヒーについて喋りましたが、反応が大きかったことに驚きました。あのときは、クルマ+通勤という客層を意識して、缶コーヒーの話だけをしました。

投稿: 斉藤久典 | 2005.03.25 14:51

ニッポン放送社員の面々はリスナーへの愛情云々言ってますがそもそもリスナーへの愛情の為ならよりよい番組を作るために努力をするのが筋ってもんでしょう。
彼らがいうリスナーへの愛情というのは建て前で本音は常識外れの高額年収を守るために動いているとしか思えませんね。
日経エンタで各マスコミの収入が出てましたがニッポン放送だけ他のラジオ局と比べても異常に高いですし。

投稿: 悪党の最後の逃げ場 | 2005.03.25 15:16

投稿: 悪党の最後の逃げ場 | 2005.03.25 15:18

年収の全業種に対する「偏差値99.3 by 日テレ」やっぱり凄いわ~。ニッポン放送にしても偏差値84.8。それだけもらっておいて自社株を買い支えないとは愛社精神が薄いのよきっと。あるいは会社に対する将来性のなさを感じているかどっちかよ。

投稿: sionoiri | 2005.03.25 15:45

アクセスは宮崎とか宮台とか、普段雑誌でえらそうなこと言ってる論者の頭の程度が知れるので
いい番組です。
リスナーへの対応も、泥酔したおっさんに対する交番の警官以下ってのが(警官は「早くどっか行け」とは言わない。)オモシロ過ぎ。

真剣しゃべり場並みの痛番組として続いてほしい。

投稿: tbsリスナー | 2005.03.25 18:25

 博覧会は、実施する団体が政府と民間の両方から出資をつのって、終わったら清算して、配当を行ったらどうだろう。
 そうすりゃ、馬鹿げた公共工事も無駄な税金投入もなく、必要性のある博覧会だけが催されるようになると思う。

投稿: 井上 | 2005.03.25 20:18

>>少なくとも、うちの母親は見る気まんまんです。

 テーマパーク実践者の私に言わせるとですね、ディズニーランドが一番混む12月31日の入場者数は7万人です。そらもうそこいら中でトイレ難民が出て阿鼻叫喚の地獄絵と化します(~_~;)。それが、半年で1500万人の入場を見込んでいるんですよね。とすると、日参で8万9万ですか。いくらTDLより広いとはいえ、マンモス見たら終わりでしょう。

>>地方の昼間の番組

 これ、ラジオじゃありません。たまたま電波は空中を飛んでいますが、実質有線放送みたいなものです。だから中央の資本とくっつく必要は無いんですよね。
 ニッポン放送の出演者が踏み絵したのは正直、鼻白む部分はありますよね。どう考えても、あの人たちがラジオで集客できる時代は終わっているんだから。

投稿: 大石 | 2005.03.25 20:43

PC Watchのコラムでなかなか興味深い記事が。
笠原一輝のユビキタス情報局-ライブドアショックは放送とITの融合を進める起爆剤となるか?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0324/ubiq107.htm


ニッポン放送の給料が高いのは、本業では大した利益が無いのにフジやポニーの配当があるからとか。

投稿: Za | 2005.03.25 22:41

井上さん、博覧会の中の国でも費用一切を日本政府が出している国、いくつもありますよ。(全部かも、、、そりゃないか)
最初から採算なんて合わないですよ。税金投入して地元がいくつか潤う、ただし終わった後は屍の山です。筑波万博がそうでした。
飲食店の経営者は首をつり、ノベルティは投げ売り、、、今回はどうなんでしょうか。

大石先生。
18日に行きましたが、マンモスに入る前に集合時間16:30の予定で15分前に並びました。15分間の間にポロポロと15分も待っていられないと人が消え、今度はグローバルハウスのハイビジョン放映施設で注意事項を聞くのに15分。その間にポロポロと帰る人が。それからハイビジョン放映。(内容は最低。奥行き感が無い、やたら鮮やかではっきりした映像が流れ、愛知丘博のテーマに沿っているような宗教ビデオのような意味が無いものを見せつけられ、展示施設を抜け並んでから1時間後に動く歩道に乗り、手あかだらけのガラス越しにやたら牙が長い頭に長い毛が残る象の頭を7秒間見せられるだけですこれは実に下らん。
きっと思い出は。行列なんでしょね。
リニモも振動あるし、混んでるし、感じとしては日比谷線の最終電車を六本木駅で乗るような感じですね。

投稿: おめだ | 2005.03.25 22:52

営業で出かける時、ニッポン放送とか聴いてるけ
ど、平日の日中なんかは創価学会、聖教新聞の
CMと提供番組が非常に多い。
それもニッポン放送だけじゃないのだよね。
そういう状態なのにリスナーへの愛情もへったくれもないな~。

タレントなんかよりも創価系がニッポン放送の提供から
降りたら、ホリエモンは一巻の終わりでしょうな。

投稿: 森 | 2005.03.26 01:13

初めてコメントします。
ラジオと言えば、FMの方も10年ほど前から深夜放送がつまらなくなりましたっけ(私が聞けるのは主にJFNorTFM系ですが)

90年代中盤までは辛口批評系の[FM Weekend Special]やロック・ポップスや演歌ばかりか落語までフォローしていた「特選音グルメ」、あとタイトルは忘れましたが午前1~3時台にアーティストが司会進行を勤める番組(まんたんミュージック以前限定)も素晴らしいものが有りましたが、それらが軒並み無くなってから大体10年位になりますね。

今じゃ精々で日曜午後の山下達郎の番組か、土曜夕方のインタビュー物しか聞いてないです、ハイ(涙)

投稿: 三葉虫男 | 2005.03.26 08:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6219/3424064

この記事へのトラックバック一覧です: 日本のラジオはなぜ衰退したか:

« サイコパスな隣国大統領 | トップページ | つぐみちゃんよ、いずこに! »