有田芳生氏への公開質問状
月曜日の日テレ・ザ・ワイド、有田氏はご出演でした。ビデオをチェックし直したら、最後に一瞬だけ映ってちょこっと質問して終わっていた。というわけで、その質問内容を巡っての有田氏への公開質問状です。公開質問状という形をとってはいるけれど、別にレスポンスを期待するものではありません。ただ有田氏ご本人には読んで頂きたいので、メールします。http://www.web-arita.com/
月曜番組中での有田氏と田中県知事とのやりとり
「田中さんの改革への熱意、あるいは構想力への豊かさというのは、長野県の財政再建をが進んでいることから見ても疑いがないところなんだけど、(選挙が終わったら)元に戻りますからと言っているけれど、その辺りはどうなんですか?」有田氏
「それは裏が取れていることなんですか?」 田中弁
田中康夫の周囲にいる人々(有田氏も含む)は、さかんに彼が長野の財政を改善しているかのように宣伝なさるわけですが、それは果たして評価するに値することなのでしょうか? それはまた、コメンテーターの有田氏が仰るように、「改革への熱意」「構想力への豊かさ」を証明するものなのでしょうか?
私自身は、少なくとも借金が増えていないという点に於いて、彼の財政運営は評価すべきだと思っていますが(ここでは「財政再建」という言葉の定義づけをまず行うべきことですが、問題の核心では無いので置きます)、この「借金を減らした」という成果は、主に、基金の極端な取り崩しと、公共事業の過度な引き締めによってもたらされたものです。
有田氏もご購読の日垣隆氏のメルマガ最新号に於いても、来年夏には任期が終わる田中県政後に誕生するだろう新しい長野県知事は、また公共事業の大盤振る舞いに走らざるを得ないだろうことが危惧されています。現実問題として、放置状態の脱ダム代替案など、この4年間、本来すでに着手しておかねばならない公共事業が見送られている状況に鑑みますと、公共事業を好むと好まざるとに係わらず、次期長野県政が、公共事業予算の大幅増に踏み切らざるを得ないだろうことは十分に予想されます(ここでは、田中康夫が三選されるかも知れないという可能性も置きます。現状では、まずありえないことなので)。
本来ならば、ここで長野県の税収構造に関しても詳細に分析しなければならないのですが、IT産業への依存度が高い長野県の場合、税収の景気連動は、他県よりずっと早く訪れます。それを睨んでいれば、ここ数年間、田中康夫が喧伝したように、長野県の財政が破綻するという事実は、最初からありませんでした。これには不用意にも長野県議会がのっかってしまったこともありますが、いずれにせよ、長野県の財政危機は、田中知事によって演出された側面が大きいと言わざるを得ません。彼は、言ってみれば、自分で演出した財政危機を、将来的なことも考えずに、この数年間、ただ数字を出すために、無計画にハード・ランディングに励んだというのが真相です。
長野県民は、その借金を減らしているという「功績」をあまり積極的に評価していない様子です。恐らくは日本最低の支持率、日本最高の不支持率に表れているようで、これをして田中県政の「改革への熱意」「構想力の豊かさ」などと喧伝されるのは迷惑でしょう。
更に言えば、有田氏は、果たして、「改革への熱意」や「構想力の豊かさ」をいったい他に上げられるのでしょうか?
もし、小泉政権が「郵政民営化」「道路公団改革」のみによって評価されるとしたら、小泉政権には、批判される余地は全く無いでしょう。田中康夫の周囲にいらっしゃる、有田氏のような方々がメディアで喧伝していらっしゃるのはそういうことです。他にも問題が山積し、事実田中県政の支持率は地を這う状況であるにも拘わらず、それには一切目を瞑り、未だに彼のオレオレ詐欺のような改革パフォーマンスが成功しているかのような錯覚を、テレビという影響力の大きいメディアで日本中にばらまかれることに驚きを禁じ得ません。
オウムにせよ、原理にせよ、一つ二つは評価すべき点があったでしょう。しかしだからと言って、彼らの存在が許されるわけではない。貴方がテレビで発言なさったことは、オウムや原理は悪く無い、彼らのこれこれの業績は立派だと、褒め称えるようなことです。
有田氏は未だにジャーナリストの肩書きをお持ちのようですが、果たして、見るべきものを見ず、権力者である田中康夫を無批判に礼讃する行為は、ジャーナリストとして胸を張れる行為でしょうか?
日本の地方政治は、この半世紀の間に、モンスターのように歪な姿になりました。都市部への人材の流出と、まるでそのことへの復讐のような交付金の収奪とバラマキ。田中康夫はその歪んだ関係に楔を打ち込む切り札になったはずなのに、やっぱり中央のマスコミは、その地方で起こっていることは黙殺して、地元の民意は無視し、自分たちマスコミに都合の良いデマゴギーをばらまいて、また地方の住民を落胆させる。貴方は、それに手を貸しているという自覚がおありですか?
あなた方の無批判な礼讃が、田中を増長させ、県民置き去りのタレント業三昧に繋がったという認識がおありですか?
ご参考までに、かつて田中康夫の選挙を手伝った側近にして小生の古い友人のブログを紹介します。ぜひご一読下さい。また下記の、日垣氏のメルマガ記事に関する批判もご一読願えれば幸いです。
Espresso Diary@信州松本
http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/30609334.html
※ 日垣隆のデマゴギー
*メルマガ最新号にて。
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七つめのウソは、ライブドア社長の堀江氏や新党「日本」代表の田中氏に浴びせられた「兼職はいかん」です。そのほとんどが国会議員から指名される大臣など、各行政体の経営トップと議員との堂々たる兼職ではありませんか。大臣が務まるのを当然視する同じ人が、なぜ企業経営との兼務が務まるはずがない、などと無前提に断言できるのでしょう。
例えばイタリアでは、議員が職業をもち、なおかつ自治体の局長を務めることはごく普通のことです。
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最新のメルマガはこの選挙の総力特集でして、6割方同意できる内容です。最後の、小沢一郎に関する、「彼が説明責任を果たしたことは無い」という辺りも同感できる。どこかの県知事にも言ってほしいですけれどねぇ。ただ、力が入っている割には、既出の話ばかりでして、あれをして、国内の情報に飢えている在外邦人に読ませるトリビアとしては面白いけれど、普通にニュース番組を見ていていれば、3度は何処かで誰かが喋ったことの寄せ集めです。そこにアナリシスは無かった。最後の小沢一郎に関する行が、かろうじてオリジナルな視点と言える程度。
別に、議員が職業を持って、局長だの市長だのやっている所は、日本でも全然珍しく無い。長野市長だって、確か建設会社か何かのオーナーですよね。わざわざイタリアを持ち出すまでもない。
前段部分に関しては、まさに噴飯もの。田中県政の現状に関して、「まああんなものだろう」と、他県の人間みたいに第三者然とした評論しか出来ない日垣氏ではいらっしゃいますが、「なぜ企業経営との兼務が務まるはずがない、などと無前提に断言できるのでしょう」。これに関しては、残念ながら、長野県民の結論はもうとっくに出ているわけです。
その35パーセントを下回る支持率、逆に5割を越えた不支持率。それがバイト三昧で、仕事しないパートタイム県知事に対する評価としてはっきりもう「タレント業と県知事の兼務は務まらない(あ、「務」が二重に掛かっていたりするが(~_~;))」と結論を下している。事実、全く務まっていないわけだ。それに加えて「党首」という三つ目の仕事まで増えたら、副知事もいない状況下で県政の破綻度が増すことははっきりしている。
そもそも、マスゴミの訊き方が悪くて、「兼務できますか?」じゃなく、すでに県民世論が「あんたのタレント業との兼務にはノー」だと言っているじゃないか? と迫らなければならない。
こと田中康夫に関して、「兼務が出来る、ヨーロッパじゃ普通だ」などというのは、酷いデマゴギーに過ぎない。
※ 公職選挙法違反で住民グループが田中知事を告発 SBC
http://sbc21.co.jp/my-cgi/sbc_news.cgi?page=seventop&date=20050823
この後に、公文書不実記載での告発も控えているという話ですが、これはもう全く論点争点は無いので、早ければ来年の春、2月県会が終わる時期を睨んで在宅起訴ということになるでしょう。
ただ、これが田中自身2度目の公選法違反であることと、回数が多い、金額が大きい、れいによって反省の態度が全く見られない等を重ね合わせると、逮捕しての起訴もあり得るでしょう。
国政へのアピールというのは、実はここいへらんも絡んでいるわけです。公党の党首を務めるような大物政治家の俺を、たかだかこの程度の公選法違反で、お前らは立件なんか出来ないだろうという検察へのブラフにもなる。
※ 将校遺族の請求棄却 「百人斬り」報道訴訟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000025-san-soci
たぶん高裁でひっくり返るでしょう。日本の近代司法の成立過程では、仇討ちの禁止と、法による故人の名誉回復が長い間、焦点になっていたわけで、もしこういう判決が通るなら、たとえば、遺跡を巡る自殺事件で名誉毀損が問われた文春のケースであるとか、これは、それが自殺の引き金になったと認定されてはいるけれど、遺族が持つ権利が、かなり狭義に解釈される恐れが出てくる。
ただ、ひとつ感じるのは、遺族側の訴訟の進め方にミスがあったような気もする。故人となった軍人は、その時点では、記事に同意していたと判断せざるを得ない。そこの所を、戦意高揚が義務であった時代の異常なケースであったともっと強く訴えるべきであっただろうと思うけれど、同時に解せないのは、明らかに物理的に不可能だっただろう百人斬りに関して、法廷が真贋の判断を避けたことですよね。いかにも政治的配慮しましたという感じで。
※ 上半期の国内人口、3万1000人減
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050823it14.htm
とうとう来たかって、奴ですねぇ。昨夜のクローズアップ現代で、産婦人科医不足の特集を放送していましたが、この数年間で、10パーセント近く、産科を掲げる病院が減ったとか。これも小児科医不足と似たようなものでしょうけれど、これはどうすれば良いんだろう。小児科医の場合は、総数は足りている、配置が上手く行っていないだけだという説もあるけれど、リスクは大きい、訴訟も多いとあっては、なり手が減るのも当然のことで、でも一方で、貴方は、何それの専門医になりなさい、と行政が強制出来るレベルの話でもない。海外から医師も輸入しなければならない時代が来るんだろうか。
※ 対中ODA知らず77% 中国人の嫌日 背景に無理解?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000014-nnp-int
ひでぇなこれ。先週だったかな、サンプロの田原総一朗が、中国に乗り込んで、向こうの政治討論番組に参加するという企画を放映していましたが、あれはどうしよう無い番組でしたね。たとえば自衛隊に関して、「あれは軍隊じゃない、戦争出来ない軍隊だ」なんて堂々と言うわけ。そんなこと、中国人に言って通るかよ!? これだけ立派な海軍と空軍力を持ちながら、隣国に行って、うちの軍隊は戦争できないことになっていますからなんて言って、誰が真に受けるというんだ。不信感を植え付けるだけだ。
※ 中3、「拳銃奪い自殺」と警官刺す 宮城の駐在所
http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY200508230351.html
駐在所だから一人勤務ですよね。で、こういう事態は想定していない。監視カメラを何カ所かに付けて、ボタン一杯県警本部にブロードバンドで動画を送れるようにしなきゃいかんですよ。NTTがその気になれば、10年前の枯れた技術で、すぐ大量生産向きの安い商品を作れるのに。
※ <大麻>譲り受け容疑で潜水艦の海士長逮捕 海自横須賀基地
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000107-mai-soci
海軍って狭い社会だし、軍艦の中は逃げ場が無いから、葡萄の一粒が腐ると、周囲を巻き込まないわけにいかないんですよね。
※ イラクで死亡の橋田さん遺族の保険金請求棄却 東京地裁
http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY200508230335.html
極めて真っ当な判決。こんなことでいちいち保険金が支払われては、他の、観光地巡りするだけの一般契約者はたまったものじゃない。
※ 「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/23/news037.html
目くじら立てるようなことか。ここは鷹揚に構えて、ヲタとしての寛容を示せ。
※ キヤノン、フルサイズCMOS搭載のデジタル一眼レフ「EOS 5D」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2005/08/23/2115.html
APSサイズ用の標準ズーム・レンズを買い換えたばかりなのに。 _| ̄|○ 。でも40万円は高いだろう。たぶん描写性能は1Dより優れていると思うけれど。
※ メルマガおまけ 戦争は数だよ、兄貴
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コメント
↓「あたご」だって。なんだかなー。ハタゴとかアタイみたいで全然いただけない。
http://www.ehime-np.co.jp/newsflash/news20050824017.html
新型イージス艦が進水 「あたご」と命名
投稿: | 2005.08.24 13:10
>将校遺族の請求棄却 「百人斬り」報道訴訟
毎日・朝日新聞認定、現代の剣豪ということで。
大石先生、2人の活躍する小説を書いてください。
投稿: | 2005.08.24 13:46
あたご・・・
「こんごう」よりも弱そうな名前ですね・・・・・・
ところで、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000078-kyodo-soci
「弾道ミサイルを宇宙空間で迎撃できる海上発射型ミサイル」
というのはスタンダードミサイルの改良版でしょうか?
宇宙空間で迎撃というのはすごそうな気がするのですが。
投稿: | 2005.08.24 14:00
>スタンダードミサイルの改良版でしょうか?
いや、それ技本の06式全自動防空システム通称アルテミスの首飾りでしょ。
投稿: | 2005.08.24 14:27
まあ、こんごう、きりしま、ちょうかい、みょうこうと巡洋(戦)艦名が続いたんだから、あたごは妥当なところ。4音節にこだわって、あしがら、ふるたかって予想もあったけどね。
投稿: | 2005.08.24 15:05
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=24kyodo2005082401000391&cat=38
SM3じゃろ?
ななしはななしでいいんだが、困るのは新しいコメントが出たとき、|でも¥でも_でも書いてくれれば、ボタン一発その書き込みにジャンプできるんだが、本当に空欄だと、下までホィール廻しておりてこなけりゃいかんのが大変面倒である。
投稿: sionoiri | 2005.08.24 15:07
> 自分たちマスコミに都合の良いデマゴーグをばら
> まいて、また地方の住民を落胆させる。
デマゴギーをばらまいて、の誤りです。
投稿: 國懸 | 2005.08.24 15:09
センセ高裁でも無理だと思います。時効です。これをひっくり返すと他の戦中の件についての請求が全部請求権があることになってしまいます。毎日はもちろん朝日も本多の記事後20年経過してますし実名を出した本多の南京の旅初版からも20年超えてます。13の嘘以外は全部時効です。どっかの国のように時効を認めず遡りますか?
当該作為である本件日日記事の発表が終了した日をもって民法724条段の除籍期間の起算点とすべきであり, 本件日日記事の発表は, 遅くとも 1937年12月13日に終了しているから, 同日から 20年をはるかに超えた本訴提起の時点においては, 同条後段の除籍期間を経過したものであると認められる.
投稿: arara | 2005.08.24 16:12
「まあ」っていうイージス艦があるのかと思ってしまった。(笑)
投稿: | 2005.08.24 16:25
あたごなら「アナゴ」の方がいいでしょ!夜戦は得意中の得意。ひっそりと穴の中から監視を続けていざとなれば、速攻出撃。
戦闘が終われば再びタコツボに戻ってひっそり監視。行動力の素早さと猛烈な敵愾心。これこそ次期イージス艦の姿であるべき。
投稿: ハマの住人 | 2005.08.24 16:53
全く関係ないですが、せんせはたしか一太郎を愛用していたと思ったので。
ジャストシステム、創作家向け「一太郎 文藝」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0824/just.htm
投稿: Za | 2005.08.24 17:29
>こんごう、きりしま、ちょうかい、みょうこうと巡洋(戦)艦名が続いた
これって、元々は山の名前から取ってあるんですよね。
で、「あたご」というのは東京の「愛宕山」のことでしょうか?
そんなことはないですよねぇ・・・
投稿: | 2005.08.24 18:24
「まや」もあったからなw
投稿: | 2005.08.24 18:25
>>高裁でも無理だと思います。時効です
うーん、どうなんでしょう。例えば、貧困なる精神の最終版日を起点とするとか……。
>>デマゴギーをばらまいて、の誤りです
修正しました。
>>創作家向け「一太郎 文藝」
高いし、何より魅力を感じないんですけどぅ。
>>あたご
今日半日唱えていたら、何と無く馴染んできた(~_~;)。
投稿: 大石 | 2005.08.24 18:32
>arara さま
>除籍期間
“除斥期間”では?
投稿: truely_false | 2005.08.24 18:48
ホットドッグ屋バイトのブログについては、2chのニュー速あたりで火がついたらしいですな。
同人板では至って冷淡な反応でして。
今後の「バイト雇用時の注意」の教材になるようなケースかと。
http://blog.goo.ne.jp/newseko/d/20050823
関係ないけど自民党に県知事が挨拶に来たときの関係はっときますねー。
投稿: ¥ | 2005.08.24 18:51
>これって、元々は山の名前から取ってあるんですよね。
京都の「愛宕山」からでしょう。
http://kamnavi.jp/yamasiro/atago.htm
東京の「愛宕山」は徳川家康が慶長8年(1603年)に愛宕神社を勧請。
投稿: えの | 2005.08.24 18:55
¥さん「楽になりました」
マスコミと違い、世耕さんの記載は冷静ですね。
公職選挙法とwebというのはまったく混乱の域にありますが、
「そうだ!衆議院選挙だから参議院議員は更新束縛されないんだ」
と刮目しました。
投稿: sionoiri | 2005.08.24 19:40
全く関係ないですけど
新刊がでますね
25日 期待です
投稿: いそ | 2005.08.24 19:47
新刊、本日夕方神保町の書泉ブックマートで購入。
書泉グランデにもありました。
投稿: a.sue | 2005.08.24 20:03
これまだ出てないですよね?
http://www.shinmai.co.jp/news/20050824/mm050824sha2022.htm
「知事が新党代表」79%反対 7割が「好感持てず」
投稿: | 2005.08.24 20:04
>あたご
さっき知りました。まぁ、落ち着く所に落ち着いたというか・・・・
軍国主義云々で「やまと」「ながと」が駄目で、大和・長門より大立ち回りした「比叡」「霧島」がOKってのもねぇ・・・
ところで、TBSの朝の番組で信州の将軍様が、自分の事をド・ゴールに例えて自画自賛していたそうですね。
投稿: 名無し二等空士 | 2005.08.24 20:14
「愛宕」
これって「あたご」「おたぎ」どっちが正しいんでしょうかね?
旧友とはありがたいもので、十年前はともかく現在はクズであっても、本日の日記のようにこうして取り上げられる。珈琲屋さんは大石英司さんに頭が上がりませんねこりゃ。
脱線ですが、穴に篭ってたCXのアナさん、じゃなかったキャスターさん、白々しく出てきましたよ。
投稿: | 2005.08.24 21:15
どうせこんごう、ひえいと山の名称ばかりですから、「みかさ」もあったと思うと、残念。
投稿: 土門見人 | 2005.08.24 21:38
まぁイージスは巡洋艦クラスですから
戦艦の名前とかは名前負けでしょう。
高雄級重巡の愛宕は妥当な命名でしょう。
軍国主義うんぬん以前に「やまと」とか「ながと」
はもっと重厚な艦艇に付けて欲しい。
(そういう艦が今後竣工するかどうかは別として)
「こんごう」は巡洋戦艦だからということでしょうけど。
投稿: たか | 2005.08.24 23:39
近く建造が予定されているとの噂があるヘリ空母(「ヘリ搭載大型護衛艦」とかの名称になるでしょうけど)には、「あかぎ」又は「かが」、あるいは「しょうかく」か「ずいかく」を期待しましょう。「たいほう」は、やだな「大砲」か「大鳳」だか分らない。
投稿: 土門見人 | 2005.08.24 23:43
>>ヘリ空母
最初の空母として「ほうしょう」になると思われ。
それか軽空母クラスの名前。
「しょうほう」「ずいほう」とか
「しょうかく」クラスは本格空母にとっておきたい。
投稿: | 2005.08.24 23:52
ちょっとおききしたいんですけど、百人斬りって事実ではないんですか?
投稿: 名無し | 2005.08.24 23:55
>百人斬り
まぁ、いろいろな考え方もあるでしょうが、少なくとも、日本刀で100人を「斬る」事はできないって事だけは、だいたいの人の共通認識じゃないでしょうか。どうしてもやりたいのなら、刀を重たい鉄の塊として、相手の頭蓋骨を叩き割るか、ひたすら刺すかでしょうが、いずれにしてもそれでも100人は難しいのでは。
投稿: | 2005.08.25 00:21
マスコミは郵政だ社会保障だなんだといってますが
これこそまさに日本の歴史が変わるようことなのになんで取上げないんですかね?
民主党の沖縄ビジョンhttp://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312/kouan/BOX_KOA0022.html
民主党が政権とるわけないと思ってるから
なのかコレが公になれば民主党が吹っ飛ぶかもしれないと遠慮してるのか知りませんが、沖縄の「一国二制度」を考えてるなんてまさに民主の数少ない独自路線なのに。
投稿: ちゃんた | 2005.08.25 01:06
一国二制度って、規制緩和特区や自由貿易地域ですでに行われていることを拡大強化するというだけのことですよ。べつに、沖縄が国軍を備えて独立しようってんじゃない。地域通貨だって自治体がお遊びでやっている例はあるし。
投稿: Inoue | 2005.08.25 03:07
世耕さん広報の人だったのね。立て板に水だわ。
http://www.asahi.com/politics/update/0824/011.html
でも、首相はブログは「新聞でも放送でもないから第百四十八条又は第二百一条の十五、第百五十一条の三及び第百五十一条の五の適応はない」って公言しちゃったんだよね。世知辛い。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b159151.htm
まぁ、田中氏来訪の件は、選挙と関係なく、社交辞令をかわしましただから、政党と政策について記載無くOKだけど
投稿: sionoiri | 2005.08.25 05:26
>日本刀で100人を「斬る」事はできないって事だけは、だいたいの人の共通認識じゃないでしょうか。
判決文でも触れてるけど10日間に捕虜を日本刀で処刑した話だけどね。一日10人。
楽勝で斬れますよ。
投稿: | 2005.08.25 08:04
「一国二制度」は、80年代のはじめにトウ小平主席が提案したものです。これは香港やマカオの返還のために思いついたものではなく、20世紀内に中国が実現しなければならないと考える台湾統一をどうしようかと悩んだときに、一つの国に二つの制度を共存させるということを思いついた結果です。これを1980年代の半ばに行われていたイギリスとの間の香港返還交渉に利用しました。一国二制度をまずは香港でやってみようというわけです。
民主党 21世紀「沖縄ビジョン」
http://www.takemasa.org/next/okinawavision.htm
11.ビザの免除、入国管理運用の緩和
外国人 「3千万人ステイ構想」
華僑がどっと押し寄せる。
日本のシンガポール(華僑が実権を握る都市国家)になる。
投稿: えの | 2005.08.25 09:05
社会大衆党は結党当初は「国際正義に基づく琉球国の建設」を綱領で謳っていました。それに準じて居るんでしょう。もっとも、基地を返還して貰っても地主が自分の土地を持てあましてしまうので、基地内の町有地と等価交換して地代の継続的受給を望んでいるのも沖縄の在り方です。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200508041300_02.html
「金武町は返還に当たって、キャンプ・ハンセン内の町有地との等価交換を進め、(ギンバル訓練場の)地主に不利益が生じないよう配慮する」
投稿: sionoiri | 2005.08.25 10:03
>一日10人。
>楽勝で斬れますよ。
無理すれば出来ないこともないけれど、かなりきついはずですよ。
まして「競争」なんてとんでもない。
おそらく「首切り」だと思うんですが、一本の日本刀で何人切れるか。
いろんな記録を見ても相手が抵抗しないことを考慮に入れて、それでも4,5人でしょう。
お二人とも剣豪と言えるほどの達人でもないでしょうから、そんなペースで100人も切っていたら折れる刀も1本や2本じゃ済まないですよ。
折れなくともそこまでやったら鞘に入らないほど曲がってくるし、研ぎが必要になりますから交換ですね。
それで翌日使えるというものでもないです。
一体何本の日本刀を現地に持って行ったと?
それだけ考えても「100人切り」ましてや「競争」なんてかなり無理がありますよ。
投稿: 中村 | 2005.08.25 10:23
“百人斬り”をかいつまむと、ネタ枯れしてて、ボーナスの査定に響くことを憂いたブン屋さん(浅海記者)に、野田少尉と向井少尉は同情するも、そもそも両人ともにネタの乏しい任務(大隊副官・歩兵砲小隊長)だったので、とりあえず名前は貸してあげたうえで、“百人斬り”っていうキャッチーな響きのタイトルもいっしょに考えてあげてやって、そのネタの細部はブン屋さんに任せた…、ということだったワケです。
投稿: truely_false | 2005.08.25 11:14
そもそも百人切りの記事は
戦時中よくあった戦意高揚のための
捏造だったわけで。
でもそれを「2人」が記者に名前を使うことを
同意してしまったから名誉毀損にならないって
判決でしょ。
投稿: たか | 2005.08.25 11:24
「100人斬りが可能かどうか」なんてのは
「台湾沖航空戦で米空母15隻撃沈という
報告があったがそれは可能かどうか。」
ということを論じるのと同等に不毛。
投稿: たか | 2005.08.25 11:28
ちなみに、この事件を担当した、シナ人の裁判官・弁護士ともに、個人的には、この事件の真実性を疑わしく思ってはいたようです。問題なのは、中共の仕込みの言うことを、なんら確認・検証もせず記事にしたばかりか、のちに野田少尉の“証言”(捕虜の据え物斬り)とやらを聞いたという投書がなされるや、それに合わせて“捕虜の据え物斬り”説をとなえ始め(それについても独自の確認・検証はない)、両人の顔に泥を塗りたくり、先の判決の際にも、“これは歴史上の事実”(判決でさえ“事実かは分からない”と言っている)とウソぶいた、本 多 勝 一 (“自称”ジャーナリスト)という人間のクズのほうでしょう(それと最後まで元の記事を“ネタ”だとは言わなかった“親中派”浅海記者も)
投稿: truely_false | 2005.08.25 11:38
> 百人切り・・・
戦時中と戦後を分けて考える必要があるのでは?
あるいは、史実とその評価の区別と言っても良いでしょう。
「百人切り」が新聞記事に至るまでの経緯をキチンと明らかにするのは困難なことだけど重要なことだと思います。
けれども、荒唐無稽な新聞記事を下敷きにしてあることないこと書きまくった本多勝一氏には、まったく別の扱いが必要ではないかと考えます。いやしくも作家たるもの、「新聞記事にあった」というだけで裏取りもせずに、他人の名誉を踏みにじって良いとは到底思えないのですが。
投稿: 元県民現都民 | 2005.08.25 12:21
100人斬りが事実かどうかなんてのは裁判では所詮傍論。
名誉毀損で訴えました。時効が成立しています。普通3年、最大見計らっても20年です。時効だから訴えは却下します。
この判決自体は動かない。上告してもせいぜい裁判官の感想が多少変わるだけで判決は変わらない。
それでも裁判するのは憲法判断させたくて靖国で小泉を訴える連中と同じ。
投稿: | 2005.08.25 13:29
次期主力戦闘機は F/A-22 と F/A-18EF のハイ&ローミックスでいかがでしょう?
投稿: とおりすがりん | 2005.08.25 13:30
>次期主力戦闘機は F/A-22 と F/A-18EF のハイ&ローミックスでいかがでしょう?
よく、こういった航空分野でハイ&ローミックスって話を聞くんですが、整備関係のコスト(自衛隊内と後方の工場両面)から見て、そうじゃない選択肢をとったときとどっちが安くあがるんでしょうか。
F/A-22とF/A-18EFの整備作業がある程度まで共通化できているならいいんでしょうが、別個のラインを設けなければならないとしたら、相当カネがかかりそうな気がします。
投稿: スコップダンディ | 2005.08.25 15:33
全くの素人考えなんで申し訳ないのですが、ただ、この先 30年以上使う機体ですよね。すぐ陳腐化するようでは将来に禍根を残すと思います。さりとて「戦争は数」もまた真理なんで、ハイ&ローミックスなのかなと思うわけで。本当はF-2が「ロー」で使えれば良かったんですけどね。
投稿: とおりすがりん | 2005.08.25 16:17
ここいらで一つ、アメリカに圧力をかける意味でも欧州産の機種を選定するのも手かと。
聞いた話では代金先払いにも関わらず納品が滞る事もあるんだとか>米国
供給元を一つに固定した弊害ですね。
その他価格交渉やら諸々の為にも一度ソッチを選んで前例とするのも悪くないでしょう。ヘリでは既にその前例があったはず。
投稿: α | 2005.08.25 17:44
F/"B"-22の共同開発です。これは、実に明快に諸問題を解決します。それは、武器輸出三原則ですけど、米国以外にだれが買いますか?それが、SM3との大きな違い。SM3は心情的に台湾に売りたいくらい(中華は一帯という大石先生の説を全否定する訳でもありませんが。国民党で無い台湾は支持に値しますので)
投稿: sionoiri | 2005.08.25 19:14
ご当地のニュースでは、例の警官ぶっ刺して拳銃強盗やらかそうとした厨房の学校で、心のケアに当たるカウンセラーを置くとか報道している。
さすがに今回は「命の大切さ」とかいうお決まりの迷文句は出てこなかった。(それとも、警官の命は大切でないとでも言うんかい?)やるべきは、ガキどものケアじゃないだろう。そもそも、「ケア」ってのは、この場合、何をどないすんねん?
今必要なのは、どういう行為が犯罪に当って、何故それをやらかしちゃいけないということを教育することだろう。
投稿: 土門見人 | 2005.08.25 20:59
>土門さん
というか、心のケアもクソも無いと思います。
単純に当該のガキがアホなことをしでかしたことがまず問題なわけで、そこをまず考えることが先ですし、そもそも中学生とはいえ大概は「やって良いことと悪いことの分別」くらいはつくと思うのですが…… 甘いですか?
投稿: スコップダンディ | 2005.08.25 21:22
甘いと思うな。最近のクソ餓鬼は、自分たちが少年法で守られていることを、歪んだ形で学んでいます。つまり「カツアゲしようが、他人を殺そうが、犯罪にはならない」という理解をしています。
私らが厨房の頃を思い出しても、ガキはガキなりに悪賢さを備えていました。今思うに、ああいった連中は一人残らず、地上の楽園はかわいそうにしても、シベリア辺りに年間避暑に招待してあげた方が、世のため人のため国のためだと考えますね。
投稿: 土門見人 | 2005.08.25 21:29
どーも私の場合自分を含めてこのテのことを考える時にサンプルとして偏っているのか、どうにも実感がわかないんですよね(殺生はいかん云々とか…… 仏教系の学校だったもんで)。そういう偏った環境で育った人間からすると、正直なところ殺生をするだの盗みを働く人がどうにも理解できない部分があります。
確かに「悪賢さ」ということは自分を含めて同意できますが、それでも超えてはならない一線ってのはあるわけで、そこらへんを容易に超えてしまうことがどうにも理解できないです。
投稿: スコップダンディ | 2005.08.25 21:47
昔の「ドラえもん」で、カンニングペンシル?という勉強しないでもテストができる道具の話でした。これを、のび太から騙し取って100点を取ったジャイアンが、答案を父親に見せたところ、泣き出した父親いわく「これまで0点続きだったお前が、急に100点取れるわけがない。出来が悪いのは仕方ないとして、不正だけはあれほどするなと言って来たはずだ!」で、ジャイアンはボコボコ。ペンシルを投げ返して、「100点なんかこりごりだい」
こういう、筋を通す父親がいなくなったところに、大きな理由があるのではないでしょうか。私の子供の頃なんか、父親や教師が悪ガキをしばき倒すなんて、当たり前だったのですけどね。
投稿: 土門見人 | 2005.08.25 22:22
警察官が強そうだったら中学生も襲うのをあきらめたのでは?
派出所や駐在所、警察署内ではやられる方が悪い。
投稿: おめだ | 2005.08.25 22:30
警察のイメージが「強くて正しい」というものから遠くなって久しい。それも、理由の一つではあろう。
投稿: 土門見人 | 2005.08.25 22:54
警察「なんで自衛隊を襲わなかったんだ。あそこにも銃はあるだろう?」
本人「だって、実弾が込めてないんだもん」
投稿: sionoiri | 2005.08.26 05:24
少年法は「処遇の考え方が違う」だけで、処罰が軽いのではないです。極端な例をとりあげて、「成人ならこれだけ、少年だからこれだ」とやる人が多いんですが、逆に成人よりも「重い」処遇になることがあります。
たぶん、少年たちは間違ってそれを学習していると思うので、きちんと伝える必要があるでしょう。
成人なら不起訴になるような事件であっても、少年だから保護観察処分になったり、家庭の状況いかんでは施設収容になることがあります。
投稿: Inoue | 2005.08.26 08:20