医師不足の現状認識
生活リズム修正フェーズに突入したので、しばらく10時頃のタイマー更新をキープできるかと思います。
医師にインセンティブをどう与えるのか? という話は、常にあるわけで、それはそれで大事な問題でしょう。ただ、三重県でしたか、ちょっと法外なサラリーで産婦人科医を招聘した街がありましたが、この医師はもう事実上病院住み込みのような状況だそうで、果たしてこの人の人生は、その高給で釣り合えるのかどうか疑問ですよね。
* 患者様は偉くなった?
これは私も如実に感じます。医師と患者の関係て逆転しましたね。入院等を伴う重い病気はどうか知りませんが、町医者レベルの待合室を見ていると、本当に患者は横柄になったと思います。逆に、やたらと医者が優しくなった。そらもう気味が悪いくらい懇切丁寧になった(残念ながら医師としての説明責任をきっちりと果たしてくれているという主旨ではないけれど)。医業とてサービス業だし、そもそも医師に敬意を払う必要があるのか? という部分での疑問はあってしかるべきでしょうが、早い話、日本人は、他者への敬意の念を喪失しつつあるんでしょう。それは医者だけじゃなく、教師に対しても。あるいはネットの中でも。
ただ、そこは、患者は患者として病気で気持ちも参っているわけですから、そういう敬意の無い患者と上手にお付き合いするのも医師として求められるスキルだと思います。
* インセンティブで解決するのか?
たぶん解決しないだろうと思います。つまり、ぶっちゃけよほどの稼ぎを狙わなければ、都市部の勤務医でも十分食べていけるのに、1億積むからと、子供の教育やその外を抱えて地方に引っ越したいか? と言えばまず無理でしょう。
ではどうやって解決すべきか? 外国人医師の輸入。あまり知られていませんが、これは実は昔からあるんですよね。そうやって異国の地で生涯を終える立派な外国人医師も実はいらっしゃる。だいたい在日朝鮮人系だと思いますが。日本の医師国家免許は外国人を事実上閉ざしているのに、どういう仕組みになっていたのか……。ただ、これも日本人はあまり歓迎しないんですよね。看護師ですら揉めているくらいですから。
ぶっちゃけ、医師不足の認識は地方だけの話で、世論形成力の強い都市部には無関係な話ですから。
様々なアイディア。たとえば医系専門学校を設立しての医師の大量養成や、看護師、あるいは技師系からの登用も必要でしょうが。じゃあ今既に統計上は過剰かも知れない医師が更に増えたら、地方へ行ってくれるのか? と言えば、その保障も無い。地方へ行くくらいなら、上海の方が遙かにマシという医師も出てくるでしょう。
それはひとつ置いておいて、医師が全体では足りている、という件もひとつ置くとして、この医師養成ルートを拡大するという一見よさげなアイディアのハードルは、まず、世論に対してそれが訴求力があるかどうかですよね。そもそもそんな方法もあるんだけどなぁ……、というアイディア自体が世間に知られていない。その、方策の衆知の問題が一つと。
では仮に医学界もそれを制度として受け入れたとして、実際にそれら拡大ルートの医師が現場に出たときに、果たして患者はもとより、スタッフの信頼が得られるのか? ですよね。
養成ルート拡大は良いアイディアで、ぜひ国に検討して貰うために、もっと世に知らしめるべきだと思いはしますが。
ここまで考えて、一つ原点に戻った時に、果たして医師としてのやる気に訴えるのは無意味なのだろうかと思うわけです。地方の国公立大医学部って、定員はどのくらいなのでしょう。50人100人? とにかく毎年一定数が輩出されるわけですね。自然死やリタイアする医師より、遙かに養成される医師の方が多いのだろうと思います。仮に10年後、技術を得た彼らが、ローテーションを組んで地方を回ってくれれば、医師不足は雲散霧消するでしょう。それをこれまでは、医局が仕切っていたわけで、それが崩壊してこういうことになった。
ただ私はここで、昔あった「女子大生亡国論」を思い出すわけです。どうせ家庭に入るのに、大学出てもその役に立たない席を男に譲れ、という暴論は、男性社会の側から見ると、明らかにある程度の説得力を持っていた。
国公立大の医学部養成には、膨大な税金が投入されるわけです。歯医者も皮膚科ももう十分に足りている。そこの貴女、ただ偏差値が良いというだけで医学部に入った貴女や貴方。私はここ半年、ずっと皮膚科のお世話になっていたからこういうことを書くのは申し訳ないけれど、小児科医や産科や僻地医療に尽くす医師を地方は求めている。訴訟リスクが怖いから云々と言う貴方に、医師としての使命感を求めるのは酷でしょうか?
毎年数十名、あるいは100名の医師が、その地方で誕生する。今やその数たるや、地方で採用される教員数とさして変わらないかも知れない。彼らはいったい何処に消えていなくなるんだろう。
※ 救えた命:救急医療を問う 看板倒れ、担当医不在--栃木・脳卒中専門病院
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20060514ddm041100167000c.html
幼子を残してさぞ無念だったろうに。ひとまずCTなり撮れば出血は解ると思うんですけど。そこで、開頭手術が必要と判断できても対応できないものだろうか。
※ 「職務重圧で自殺」上海領事館、遺体引き取り時に説明
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060515it01.htm?from=top
【真相を伝えた場合、発覚を恐れる情報当局に妨害され、遺族への遺体引き渡しを拒否される可能性がある】
こんな摩訶不思議な弁解が通るのはチャイナスクールの中でだけだろう。最初から、いかに隠蔽しようかと、それしか頭に無かったわけだ。
この事件、死者に鞭打つのははどうかと思うけれど、ぶっちゃけ、女絡みで籠絡という、極めてオーソドックスな手で、これまでも多くの政治家や役人、そしてたぶんジャーナリストも引っ掛かって来ただろうことを思えば、もう少し、批判をそっちへ向ける必要もありますよね。
※ 出生率の目標値設定を 川崎厚労相
http://www.asahi.com/life/update/0514/009.html
これ嘘っぽいなぁ、と思うのは、年金絡みの話もあるわけですが、厚労省が年金の話をする時には、国民が100パーセント掛け金を納めていることが前提なんですよね。
※ GM、ハマー「H1」の生産停止 燃費の悪さの象徴
http://www.asahi.com/business/update/0514/005.html
よく知らないけれど、これってハマーの中でも特殊な部類に入るんじゃないですか?
※ エアガンで「実戦」訓練-陸自部隊に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060513-04431055-jijp-soci.view-001&kz=soci
どうなんでしょう。銃というのは全体の重量だけでなく、各部のバランス重量も大事なわけで、そこまで緻密な構造になっているんだろうか。ただモデルガンで訓練って、世界的な傾向ですよね。警察もこぞって日本製のモデルガンを求めたりしているから。
※ メルマガおまけ 隣は選べない&水飴
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コメント
1.医師不足の現状認識
現役の時調べたところでは、人口対比の医師の数は、他の先進国と比べて、遜色ないだけの物があった。それでも不足だとするならば、何処に問題があるのだろうか。
供給側の問題ならば、医師の能力不足?、地域的偏在?、診療科別偏在?、人材活用の問題?、研究職への偏在?、行政職への偏在?、予防の不備?・・・・
需要側では、過剰診療受診?、大病院指向?、予防不備?・・・
勿論回答は持ち合わせていないが、医療費の仕組みを変えると大分緩和されるのでは無かろうか。実体験として、医療機関にいる患者の半数は医療を受けなくても済む人では無かろうか。誤解のないように言うと、医療機関での医師による処置等が必要ないと言う意味なのだが。逆に言えば、カウンセリングで良いとか、生活指導で良いとか、ただの人生相談で良いとか、薬剤師の処方で良いとか、おばあちゃんの知恵で良いとか・・・・
一時イギリスの医療費の仕組みがいいといわれたこともあるのだが、その後どうなったのだろう?
2.※ エアガンで「実戦」訓練-陸自部隊に
89式の電動ガン、自衛隊OBのサイトを見ると、結構できが良いようですね。
剣道だと竹刀で練習というか、飛行機だとシュミレーターで練習というか、導入部分の負担軽減とか、経費節減というか、安全管理というか、色々利点はあるのではないでしょうか。
投稿: 早隠居 | 2006.05.15 10:21
ここ数年の医師不足の直接の原因は、大学医局人事の崩壊です。過去にもちょっと書いたけど。「白い巨塔」みたいな大学教授を頂点とする医局に若手が入らなくなったんです。動かす手駒がなければ、医学部教授もただの大学教授でしかなくて、いくら自治体から要請されても無い袖は振れない。今や医師は履歴書持って自分で就職活動をするようになった。
今まで主に自治体立病院は、大学人事によって、市場価格より低い給与で医師を雇ってきていたので、その事実に直面しても、待遇を改善しようとせず、ただあちこちにお願いして派遣を要請するだけです。
待遇ってのは、ぶっちゃけた話余計に金を出せば大体解決するんです。恒常的に医師が週70時間労働をしているなら、2人雇えば40時間で済みますし、オンコールにだって時間外手当を出せる。現状は時間外手当どころか宿直室すら十分な数がなくて、家が遠いオンコールの医師はビジネスホテルに泊まる(ホテル代は出ない)か、病院のソファで毛布にくるまって寝ているわけだし。
投稿: Inoue | 2006.05.15 10:36
例の学徒出陣案を出したNPOが各種反論に再版論しています。なるほど、一理ある。
彼らは今行われている医学部5-6年の臨床実習は廃止して、4年終わったらすぐに国家試験受けさせて、ポリクリなしで卒後研修に入れと主張している。それを”学生”と呼ぶか、それとも”医師”と呼ぶかは法律上の問題でしかなく、実態は研修医です。実質的に医学教育は2年短縮される。
http://blog.medu.jp/
しかし、それをすぐに実現するのは手続きが多くて時間がかかるから、暫定措置として5年で卒業、6年目とその後2年の合計3年を研修医期間として地域限定免許で臨床をやらせる。3年間あれば、最初の1年はお荷物でも3年目にはいくらか役に立つようになってるから、それで浮いた医師労働力を僻地に回すことができる(研修医は都市部で仕事をして熟練者に僻地に行ってもらう)。
投稿: Inoue | 2006.05.15 10:45
>ぶっちゃけよほどの稼ぎを狙わなければ、都市部の勤務医でも十分食べていけるのに、
>1億積むからと、子供の教育やその外を抱えて地方に引っ越したいか? と言えばまず無理でしょう。
無理じゃないと思いますよ。1億積んだら転ぶ医者は少なくない。
1億くれたら3年くらいは我慢できる。5年いけるかもしれない。
でも1億で一人じゃなくて、5000万で二人雇った方が長続きするでしょうね。
>実体験として、医療機関にいる患者の半数は医療を受けなくても済む人では無かろうか。
そうそう。そういう患者を切り捨てるためには、病院に行きにくくするしかない。
それには病院を潰すのが一番。
というのが今の流れでは。
>一時イギリスの医療費の仕組みがいいといわれたこともあるのだが、その後どうなったのだろう?
貧乏人の病院ではインド人と中国人(と日本人「留学」医師)が働いてます。
水準はそれなり。間違ってもCTは撮ってくれません。カレー臭いです。
投稿: | 2006.05.15 10:59
元祖僻地医療といえば徳洲会。
と思って与論島の病院のホームページ見ましたけど、人口6000人の島で、この規模の医療って考えられない。
http://www6.ocn.ne.jp/~yoronhp/index.html
年中無休24時間対応で、外科・内科はもちろん、月1〜2回はほとんどのマイナーを診てる。
医者の数が書いてないのが怪しいといえば怪しいが。
CTくらいあるのかと思ったらとんでもない。MRIにヘリカルCTだって。どっひゃー。
ヘリカルCTなんて都会でもそうそう見たことないぞ。
デイサービス、ショートステイ、訪問看護なんでもありだな。
自前のセスナも持ってて、手に負えないときは本土に搬送だって。
すごすぎる。これ成功してるのかな。成功しているとしたら、どういうシステムなんだろう。
投稿: | 2006.05.15 11:14
2006/05/15 11:14:50 様
こんなのありました。
★自由連合&徳洲会病院を語ろう★
http://sikoku.machibbs.com/bbs/read.pl?BBS=kyusyu&KEY=1011537362&LAST=50
投稿: 一 | 2006.05.15 11:26
>エアガンで「実戦」訓練
今日は時間が無いので取り合えず‥
確か調達コストは1丁8万位で重量,重量バランスとも本物に似せてあるって話ですよ。
たぶんこれです。↓
http://www.tasco-japan.co.jp/Military-Web/P38.jpg
投稿: デコイ | 2006.05.15 11:32
>Inoueさん
研修医はローテートで回って最初の2ヶ月は全く戦力として期待出来ないばかりか、多くの場合指導にあたる指導医に余分な労力を負荷する係累でしか有りません. 3ヶ月目になって漸く在る程度使える様になった時には次のローテート先へ移動する. 1箇所のローテートでの期間を現行の3ヶ月から、せめて4ヶ月なり半年なりに延ばさない限りは係累が2学年分から3学年分に増えるだけと言うのが研修医を日常的に指導する立場としての実感です.
現研修医制度になって、指導医層(30~40代の中堅層)の負担が増大し、大学を含む基幹病院からの脱落が激しくなったのが、統計上の数字以上に医師不足感を激化させている主因でしょう.
仮にどっかの空軍で幹部候補生曹長や初級幹部で頭数だけは揃えたとして、大尉~中佐クラスの教官層がごっそり戦死したら組織として戦力の回復が出来るでしょうか?
投稿: AGGRESSOR | 2006.05.15 12:38
>ハマー「H1」
ハンビーの民生版がH1で、それ以外(H2,H3)はハマーの名前を騙った普通のSUVです。(ベース車はGMのサバーバーンだったかな)
米軍がハンビーの調達をやめる(2007で終了予定)ので、民生版を残していてもしょうがないということでしょう。
>エアガンで「実戦」訓練
某社のエアガンは外観や重量バランスがリアルなので、インドアの訓練では海兵隊も使っているとか。(屋外では飛距離の問題があるので、ガス式ペイント銃のようですが)
投稿: Za | 2006.05.15 13:22
信州僻地の小さな公立病院(=地域市町村の補助金でなんとか成り立っている)で帰省出産しましたが、出産現場も診療現場もびっくりするほど若い女医さんと若い看護婦、助産婦さんばっかりでした。
そこは双子は受付ないし、できるだけ計画的に安全にやろうと、良くも悪くも非常に慎重でした。最終的に帝王切開でしたが、手術室も見事に女性ばかり。唯一立ち会った小児科が若い男の医者だっただけ。手術の前の雰囲気も「はじめます」が何かお茶会を始めるかのような和やかさでしたが、腕もよかったです。若い看護婦さんも腕がいいし、見た目よりも遥かに経験豊富でしたが、都会ではあまり目にしない光景なので、最初は不安もありびっくりしました。慣れれば女性同士の方が安心で気楽ですが。。。
投稿: anzu | 2006.05.15 13:28
>よく知らないけれど、これってハマーの中でも特殊な部類に入るんじゃないですか?
これ、何を差して特殊と問われているのか、分からないのですが。
たぶん、H1を軍用を含むと考えればH1系と考えればメジャーですが、H1~H3の民生用車両シーズとしては特殊といえます。
投稿: | 2006.05.15 13:35
>医師としての使命感を求めるのは酷でしょうか?
医者や大学だけの問題では無いでしょう。
私は東京23区内でJRと私鉄、地下鉄のターミナル駅から歩ける範囲に居住しています。近くに医療法人の総合病院や個人の診療所があり、車で10分ほどの距離に大規模な公立病院2個、私立大学付属病院3個、国立大学付属病院1個、国立病院2個と揃っています。
しかし、不便です。徒歩では規模の大きな病院に行くのが不便だし、近所の個人病院は混雑していて待ち時間が長いし。
「そんなの、無医村に比べれば恵まれているだろう」と言われれば、それまで、その通りです。
でも、この環境で生まれ育った人間には不便であり、医者を増やして大いに改善すべし、と思うのです。
建前なら地方医療の改善に何の異論のありませんが、縁も所縁もない無医村のために、自分の近所の医師が引き抜かれるのは断固反対です。医師だって、田舎より都心でお気楽に働いたほうが楽で儲かるから、好き好んで田舎に行かないのでしょう。そんな医者には使命感なんて、無いですよ。使命感がある医者なら、すでに僻地医療に従事していることでしょう。
法制度をいくら変えても、その前に民意が変わらないと、絵に描いたもちかな?
規則を作れば世間が変わるなんて、アマちゃんはここにはいないと思いますが、法や規則なんて人が考えたモノには、抜け道がありますよ。
投稿: | 2006.05.15 15:28
>モデルガンで訓練って
散弾でクレー射撃とスラグ弾で標的射撃してますが、クレーでは銃の微妙なバランスなんて気になりません。逆に伏せ撃ちの標的ではトリガーの重さと銃のバランスは絶えず気になります。
なので、戦闘訓練で大体の方向に向けて撃つだけなら、モデルガンで充分でないかな?
投稿: S682 | 2006.05.15 16:40
>研修医はローテートで回って最初の2ヶ月は全く戦力として期待出来ないばかりか
ええ、そうでしょう。しかし、研修修了後の3年目なら、猫の手程度には役立つ。
件の三重県は県全体では医師数は決して不足してないのに、北中部に医師が集中していて、南部の半島部で医師不足が深刻化しているという”南北問題”です。meduのページ読んでも、南部に医師を配置する具体策はないみたいです。これじゃいくら医師が増えても意味がない。
自治医科大学の定員増やして、三重枠を50
人ぐらいにして、卒後の就業義務期間に適当なところに強制配置させるのが一番いいと思われますが、最大の抵抗勢力は、医学部定員を抑制することが医療費抑制になると思っている厚労省です。
三重県が自治医科大学に払う金を県議会が認めるかどうかも問題ですが。あの県はシャープの工場誘致に払う金はあっても(正確には亀山市が払ったのだが)、産科医に払う金はないケチくさい県ですから。
投稿: Inoue | 2006.05.15 17:20
そもそも過疎地域の医師不足は解消すべきものか
と言う論点もあるかと思いますが。
ま、千平方キロメートルの範囲に居る千人と
1平方キロメートルの範囲にいる一万人、
救うとしたら後者でしょうな。
医師の偏在と言うのも、高齢者医療の負担率上げて浮いた分小児科と産科に充てれば殆ど解決するでしょう。
地方と高齢者が過剰に医療サービスを受けていただけじゃないですかね。今の日本の諸問題と同様に。これを解決せんと幾ら医者の数増やしても焼け石に水で終わると思いますよ。
投稿: 紅 | 2006.05.15 18:02
> 医師不足の現状認識
僻地で不足しているのは診療所開業医です。これは人口割りでいいのです。必要な数は全国10万の開業医の2割弱であって、不足は万に及びません。いわゆる無医村に限ればわずか600人です。ただし、20年ぐらいは腰を据えてくれる人が必要とされています。
また、地方で不足している病院医師は日常的医療を提供する診療科に限られます。これは病院医師全体の2割ほどで、さらにそれが人口割りになりますから、病院医師全体の4%程度、従って5000人ほどです。不足はやはり2000人ぐらいなのです。
投稿: rijin | 2006.05.15 18:28
>でも、この環境で生まれ育った人間には不便であり、医者を増やして大いに改善すべし、と思うのです
こんな薄情な都会人ばかりを増やした政府の責任だね。そして、その政府を容認した国民の責任。
この国の未来って…
投稿: 9mm | 2006.05.15 18:49
>エアガン訓練
剣道の竹刀の訓練が実戦にどれだけ役に立つか、みたいなものではありますね。
真剣なり木刀なりの訓練の上で竹刀で間合い感覚が掴めるようになるから実戦に有効ってことで。当然両方訓練しないと意味ないですけどね。
投稿: ¥e | 2006.05.15 18:52
>GM、ハマー
っていうと私ら世代は、おもちゃ屋や模型店の最上段で光り輝いていた「ランボルギーニチータ」や「XR311」の田宮のラジコンを何故か、ほろ苦く思い出しちゃう。30年近く前の小中学生の頃、欲しくて欲しくてしょうが無かったけど庶民には、まったく手の届かない高嶺の花でした。
投稿: デコイ | 2006.05.15 19:27
>エアガン
東京マルイ製の89TAG-Sですね。近々市販されるとの噂も。
聞いた所では市街地や屋内での戦闘を想定した訓練に使うそうです。屋内戦闘では立ち回りや素早いターゲットの選別が重用だと思うので、重さや操作法がだいたい同じなら充分有用なのではないでしょうか。
なにより当ったら痛いほうが身に良く付くでしょうし(笑)。
投稿: | 2006.05.15 19:55
>エアガンで「実戦」訓練-陸自部隊に
既に警察の機動隊が、訓練で○イのMP5J使っているそうですよ。
投稿: 名無し二等空士 | 2006.05.15 21:06
モデルガンとエアガン(エアソフトガン)は違うような・・・
にしても一丁8万はチト高いですな。気のせい?
投稿: 漏れも田中 | 2006.05.15 21:09
>いわゆる無医村に限ればわずか600人です。
これって、診療医を一人配置した場合の人数ですか?その場合、当該医師が病気になった場合及び休暇を取得する場合の対応が取れませんよね。と成れば、600人ではなく1200人ですよね。また、不可分散を考えるともう少し必要なのでは?
無医村が無くならないのは、不便なだけでなく、「自分が病気になった場合、だれが診療してくれるのか」という不安が医師にあるからだと思いますがね。
これを、使命感だけで「克服しろ」とは、私は言えませんな。
>地方で不足している病院医師云々
病院をどう配置するかでも変わってきますよね。どれだけの人口規模に病院を配置するかで、必要とされる人数も変動するかと。
それとね、それを維持するためのコストも考える必要が有ると思うんですよね。
この場合のコストは、インフラ全般に渡りますよ。
人口規模の少ない町村の場合、病院を持つ事はコストの面から出来ませんよね。となれば、数町村が合同して運営する事になり、そこへのアクセスを整備しなければなりませんよね。しなければ、役に立ちませんから。
アクセスは、病院だけに使用するわけでは無いでしょうが、町村間の移動の為に日常そうしたアクセスを使用する人は限られているのでは無いでしょうかね。
そうしたコスト負担に耐えられるかでしょう。本当に、そうしたコストをかけてまで、医療を提供すべきなのかどうか。この部分を検討する必要が有るのでは無いでしょうかね。
都市部への人口集約も選択肢の一つではあると思うんですけどね。
将来、少子化が進展した場合、その方向に進むと思いますけどね。何処かの県だか市だかが、過疎対策で、都市部への移住を勧めてた記憶が有るのですが。
投稿: HISASHI | 2006.05.15 21:36
沖縄は主な島には県立診療所を持っていて、医師1人看護師1人程度でぎりぎりの臨床を行っております。
どんな名医でも、一人ではプライマリケアとトリアージしかできませんので、緊急時には県知事から要請を受けた自衛隊機が出動します。ですが、費用を国が県に請求したら、果たして沖縄県は自衛隊を搬送に使うでしょうか?
まあ、そういうことです。私は孤島や僻地の医療水準はある程度で我慢してもらうかわりに、健保保険料を割り引くべきだと思う。
投稿: Inoue | 2006.05.15 22:16
>患者様は偉くなった?
卑屈な奴隷か、さもなければ傲慢な主人か、これが民衆の本質である。
―――ティトウス・リヴィウス
http://homepage1.nifty.com/cactus-hp/koko05.htm
>エアガンで「実戦」訓練
海兵隊が使うのは、海水につけても錆びないのが理由とか。
投稿: so | 2006.05.15 23:00
>にしても一丁8万はチト高いですな。気のせい?
まぁ、多少ボッタ入っているかもしれないけど
専用ケース
予備Mag
バッテリー
充電器
がセットだからあながち高いとは言えんかも…(定価と言う発想なら)
恐らく銃単体なら¥40kでね?問題は2脚の有無…これが有る無しで¥10kは変わるはず。
投稿: | 2006.05.15 23:27
>にしても一丁8万はチト高いですな。気のせい?
『各部の強度増強と重量バランスの同一化そして予備マガジン数本に予備バッテリー数本にケースまで付いた1セット』ならそんなもんになっても全然変でないですよ。むしろこの訓練モデルで市販せんかなー?
投稿: ¥e | 2006.05.15 23:32
>エアガン8万円
おそらく、自衛隊向けは重量とかバランスを実銃に近づけるために金属パーツを多用したカスタム仕様じゃないですかね?普通に売られているエアガンでも金属パーツでカスタマイズしたら結構高いです。さらに予備マガジンにバッテリーにケースまでついてるとしたら、むしろ安いかもしれない。
投稿: | 2006.05.15 23:38
>anzu様
その医院は、双子出産を拒否していることに注目してください。ある意味、そのお医者さんは産婆さんと同じなのですよ。要は、自分の手に負えない患者は別のところに回す、ということを前提にして成り立っている。
この考え自体はメリットもデメリットもあります。個人的にはすべて受け持つタイプの産科で訴訟の優遇措置を設けることを前提として大いにありだと思います。
ただ、その産科はある意味、いざというときに緊急治療できる産科がある都心部だから存在を許されているという認識は持つべきでしょう。
でもまぁ、女医を求めたいのは山々でしょうが、女医限定にすると、単純計算で絶対数が半分に減ります。医者の絶対数が足りていない現状で、それやったら間違いなく都市部の出産も崩壊します。
>投稿 | 2006/05/15 15:28:33様
うーん、知り合いの開業支援コンサルタントの方に開業の条件を聞いたことあるんですが、その状況じゃ、多分新規の病院はもうできないと思います。理由は単純で、そんな都心の一等地で病院多数の場所に開業しても、地価が高すぎて10年くらいでは開業資金が回収できません。(最初の数年は評判が無いためにお客が少ないため。都心部一等地開業でも最初の一年は一日患者5人とかもざら。)それだと、自腹で診療所レベルですら数億円の開業資金を必要とする現状では、すべて自己資金でまかなえる資産家の息子さんくらいしか開業できないかと。いっそのこと、ビルを持っている知り合いの方を口説き落として格安家賃で診療所を呼んだほうが状況は改善されるかと思います。
都心部は都心部で、病院を考えたときにビジネスの採算性が厳しいという問題はやはりあるんですよ。その意味じゃ、地方も都心部も採算性が難しい点では一緒です。
投稿: うみゅ | 2006.05.15 23:46
ちなみに、現在2chでは、地域医療や参加小児科外科崩壊の原因として、「心の僻地」をクローズアップする人が増えています。場所の僻地ではなく、大変な状況にあるという認識を持てずに、一等地のような待遇を受けようとする人を示す総称として使われているようです。「心の僻地」となる職場からは逃げたいが、最近の合言葉のようですよ。
あと、良しにしろ、悪しきにしろ女医の増加がいろいろと変化を起こしているようです。
投稿: うみゅ | 2006.05.15 23:54
ま、医療の分野で先行しているだけで
その内あらゆる産業分野で「人不足」の問題が
起こるでしょうね。
この十年、先達がリストラされ捲るのを見続けてきた社員は最早終身雇用に対する幻想も会社に対する愛着も失っているし、雇用の流動化は進んでいるんでスキルさえあれば就職先には困らない。
一部の業績のいい大企業が人材を独占し、十分な人材が得られない中小・不況産業はバタバタと斃れる。
そして下請けが無ければ上流も仕事が成り立たなくなり、結果としてどこも不幸になる。まああくまでこのまま行けば、ですが。
投稿: 紅 | 2006.05.16 00:29
HISASHI さん
まず、基本的に全国25万人以上の医師の中で、田舎や地方で不足している医師の数の少なさに注目して下さい。
HISASHIさんはずいぶん多くの医師が地方で必要だと主張されているようですが、それでも移動が必要なのは全体から見ればわずかです。
実際問題は、このわずかを動かすことよりも、既にいる人たちが動かないことの方が大切です。
特に診療所開業医に長期に亘って根付いてもらうことの方が難しいし、効率の面から見ても重要なのです。
…誤解されているようですが、診療所開業医は都会であっても借金と不安を抱えて病気になれないのは田舎と同じです。医局の力が衰えて、代診の確保も難しくなりました。
日本の病院の配置構造は、高機能の都市型病院と、福祉施設的色彩の残る地域密着型の中小病院に大別二分されてきています。HISASHIさんは地方にかなり高機能の病院が必要であるように思っていらっしゃるようですが、もはや全くの誤解です。まして、後者は主力病棟である療養病床が現在整理対象になっていますので、向こう2年間で激減することが予想されています。
その中で、むしろ地方にどういう病院機能を残すかの議論が為されていないのが気になるところです。前提を明確にしない議論は不毛でしょう。
投稿: rijin | 2006.05.16 06:15
>ではどうやって解決すべきか? 外国人医師の輸入。あまり知られていませんが、これは実は昔からあるんですよね。・・・在日朝鮮人系だと思いいます。
在日コリアを外国人、輸入と捉えるならば台湾人医師も同様に多いと思います。在日朝鮮人の場合は日本名を使っていたり帰化したりで実態はどうなんでしょうかね。「SAPIO」に載っていた記事によると、台湾は清朝時代から鉱毒を原因とする風土病?やら伝染病やらが蔓延してやっかいな所だったそうです。それで日本は、医科専門大学を数多くつくって医者の養成に励んだとありました。もちろん上下水道の整備などインフラの集中もやったんでしょうけど、まあ、そういった日本の影響もあって台湾は戦後、医者の一大生産国として世界中に医者を送り続けたという内容です。なるほど、日本国内の病院でも中国名の医者が当たり前にいる。それに王監督の兄上も現役の医者ですよね。もっとも「SAPIO」なんで日本人の自尊心をくすぐるような編集はいつものことだけどな。
あと、昨日のWBCの「変貌する医療の現場」という特集は素人でもわかりやすかった。千葉の佐原であの状態かよって驚きました。
投稿: TOソープランド | 2006.05.16 10:14
ここでの話とは若干ずれるかもしれませんが、今日のテレ東「ガイアの夜明け」が地域医療問題ですね。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview060516.html
「町の病院が消える日」~地域医療の未来を描け~
投稿: | 2006.05.16 14:15
>エアガンで「実戦」訓練-陸自部隊に
口でパンパン言ってるのよりはましでしょうが。
しかし。自衛隊は走ってきて伏せるとき米軍のように銃床で地面を擦ってブレーキングす
るような実戦に即した荒々しいまねは、銃が傷むのでやらない様に指導されるそうなので
玩具のエアガンを使うことによって、もっと
丁寧に扱う習性がついてしまうんじゃなかろうか?
投稿: GR2 | 2006.05.16 21:05
rijin様
>HISASHIさんはずいぶん多くの医師が地方で必要だと主張されているようですが、
いやいや、私はね、貴方の数字の確認と医師の孤立を防ぐ為に必要な人数を貴方が出された数字から提示しただけです。
一つ目で主張したいのは、無医村に医師一人では、派遣するのは難しいということです。
>診療所開業医は都会であっても借金と不安を抱えて病気になれないのは田舎と同じです。
貴方こそ誤解しています。都会の場合、すぐに医者にかかる事が出来ますが、無医村で一人の場合、その医師を診察する人が居ないんですよ。
>地方にかなり高機能の病院が必要であるように思っていらっしゃるようですが、
ここも誤解。私はね、具体的な設置場所をイメージして主張しています。私は、ここ数年、個人的な目的で京都府下の各地を訪れていましてね、その見た状況からイメージしているわけです。例えば、京都市左京区の久多地区。人口百数十人の地域なんですね。結構、風光明微な場所です。
アクセスは、滋賀県に出る経路と広河原地区からら花背に出る経路があります。一度地図で確認してみてください。で、この地域は、冬季は広河原へ抜ける経路が閉鎖されます。
滋賀県に抜けたほうが近いような地域です。所が、滋賀県に抜ける経路も車幅1車線程度の道です。しかし、滋賀県に抜けたほうが近い。
人口140万人都市の京都市にもそのような場所があるわけですね。京都府全域で見れば、そのような場所は、他にもあります。
で、まあ、そうした地域に診療所を置くわけには生きませんよね。医師二人の体制なぞ経費的に難しい。となると近い場所の診療機関へのアクセス路を整備する必要がある。そして維持もね。
主張したいのはね、こうした場所の医療の為に、コストを掛け続けるのかということなんです。
京都府の場合、本当に南北格差が有って、大都市圏に属する京都市を含む山城地区は、医療に心配は無い。京都府唯一の「村」である。南山城村でも、一部地域を除いて、概ね問題は無い。
しかしながら、中部北部は結構厳しい。日常医療の面倒を見てもらうだけで、車で20分程度は走る必要がある。中には、それ以上の時間が架かる場所もある。道路を維持しているから、この程度の時間で済むんです。
そうした、アクセスの整備が財政上厳しくなりつつある。平成の大合併で単位自治体の人口は増えた。だけれども、サポートする面積も広がった。人口が集中し、サポートする面積が狭まれば、規模の効果がでてくるけれど、人口が点在している現状では、医師の偏在を是正するまで至れるかどうか。
済みなれた場所から引き離される苦痛は、並大抵の物じゃぁ無いだろうけれど、それも選択肢に容れざるを得なくなると思いますね。
投稿: HISASHI | 2006.05.16 22:10
慢性疾患の経過観察と薬物投与だけだったら、医師が往診して回ってもいいのです。つか、自分で移動が難しい患者の場合は、家族の負担も考えると、往診の方が低コストです。診療報酬も、外来にくらべると約3倍ぐらいあって、往診だけで食っていける。
往診専門の開業医なんてものがすでに存在してます。往診の何がいいかって、患者を待たせても文句が出ないことです。「遅れますよ」と電話を入れるだけでいい。待合室で2時間待たせると患者は怒り出すが、自宅で待たせるなら問題ない。
投稿: Inoue | 2006.05.18 08:12