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2008.02.26

橋下知事のパフォーマンス

 さあ地方の皆様、新刊はもうお手元に届きましたかぁ(^O^)/ アマゾンコム、やっと表紙写真がアップされたので、ブログの左脇著作集にリンクを貼りましたので、書店に届かない地方の皆さんは、そちらからお求め下さいませ。

※ 昨日の、陸曹がお亡くなりになったニュースに関して、現役の方から何件かメールを頂戴しました。この場を借りて御礼申し上げます。それによると、公務災害は適用して欲しいけれど、みんな一応経験する、WACのおばさんもひいひい言いながらクリアする。類似のことはわりと起こっているけれども、それ故に大事には至らずに済んでいる。衛生なら限界を知っておくべきだけれど、今回は付いていなかったと……。

※ イージス艦の衝突事故に関して、漁船群の動きに対応出来なかったみたいな話がありますが、確かにテレビが報じる各船舶のトレース画像を一見すると、ガノタな皆さんは、誰でもジェットストリーム・アタックな……、と思うわけです。
 ただ、横須賀や呉の出入港、とりわけ呉へのアプローチなんかそうですけれど、あんなもんじゃないですよ。10倍くらいはきつい混雑した海を縫うように走って護衛艦は出入りします。海自のセーラマンはあの出入港で個人的にも、チームワークも鍛えられるんです。混雑度のレベルとしては、あんなものはたいした部類には入りません。逆に言えば、それが状況判断の甘さを招いたと言える。月も無く、波がもう1メートルあって、漁船団がもう一ついたら、あの事故は絶対に起こらなかったと思います。

※ 猛吹雪 吹きだまりに車埋まり男性死亡 北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000011-maip-soci

  最初、このニュースを聞いた時に、体力の無いお年寄りが凍死したんだろうな……、くらいに思っていたら、28歳の若者が一酸化炭素中毒での事故死だそうで、お気の毒な限りです。イージス艦の事故でも、後になってみれば、なんでこんなバカなことをやったんだろう……。ということは山ほどあるわけですね。組織で、しかも大勢の人間がいるのにそれやっちゃうのは救いようがないと思うけれど。
 ただ、この千歳の状況で身動き取れなくなったら、どうすれば良いんでしょうね。エンジンを切らないと一酸化炭素中毒が起こるという情報が明確にインプットされて、かつその時に思い付かないと、やっぱりエンジン止めないですよね。そこいらへん、雪国では積極的な広報とかなされているんだろうか。雪掻きしようにも、スコップの類が必ずトランクにあるわけでもないだろうし。
 雪国ではスコップの搭載を義務づけても良いような気がするんですけれどね。雪掻き用で数回持てば良いんだから、プラ製の軽いのをトランクの裏に貼り付けさせておけば良いし。

※ 牙むいた「寄り回り波」 富山湾を直撃
http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY200802250465.html

 田舎に帰るたびに、こんな大げさな防潮堤作って……、みたいに思うけれど、いざ起こってみると自然の猛威は凄まじいですよね。報じる所では、寄り回り波の予報は難しい、ということですが、インフラ整備には限界があるから、気象庁の予算を付けるべきだと思いますけれどね。
 昨夜のニュースで「予報は出来ないんです」という予報官のインタビューに、きっとこの人は胸の内で、その防潮堤を整備する予算の1%でもうちに回してくれれば……、と思っているんだろうな、と感じましたが。

※ 橋下知事、サイン求める子供たちに「おっちゃん仕事中やねん」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080224-00000901-san-pol

  スケートリンクの視察というのが、この子供用の遊戯施設の前にありましたよね。私はあの時からちょっと疑問を持っていたのですが。あちらもこちらも確か1億ちょっとの年間持ち出しということでしたよね。私は敢えて赤字とは言いません。行政は金儲けが目的ではないから、持ち出しがあるのは当然です。儲からないから行政が手を出すのですから。
 スケートリンクに関して言えば、あれは遊戯施設という意味合いと同時に、冬季スポーツの訓練施設という性格も持っているんですよね。
 ビッグバンの場合は、あれは流行っている施設なのだそうですが、民営でやれば、たぶんとんでもない入場料になるでしょう。それでいま年間1億ちょっとの持ち出しでしょう。これが不適切な支出なのだろうか? 大阪程度の財政規模なら、なんてことないですよね。
 確かにカメラを引き連れて大名行列して、「けしからん!」とアピールして歩くためのパフォーマンスの生け贄としては格好のターゲットなのだろうけれど、もっと他に、名称を聞いただけではよう解らん特殊法人とかが一杯ぶら下がっていて、それを整理するのが優先するような気がするんですけどねぇ。府庁の役人の高笑いが聞こえてきますよ。あんな傍流の文化施設でパフォーマンスに明け暮れている内は、本丸は安泰だな、と。

※ 出版社「アスコム」夜逃げ? 関係者に広がる不安
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t20080225toku_all.html

 もう止めて!(>_<)。うちの業界にはもうベホマズンもザオラルも効かないのよ! ゲーム業界が「凍結道路注意」状態なら出版業界は「通行止め、これより氷河期」状態なんだから。

 ここは何しろアスキーが母体だけあって決して小さく無いんですよね。草思社の倒産劇にしてもそうだけど、小説とは無縁な会社から倒れているんですよね。実用書系の会社がバタバタ倒れている。これは何を意味するかというと、小説の場合は、もうバブルの頃から十分過ぎる不況感が漂っていましたから、それなりに備えが出来ていた。
 いま、実用書ブームだけど、そっちで何とかやっていた会社が過当競争の波にもまれて脱落している感じですね。

※ サルコジ仏大統領の暴言ビデオ、ネット上で話題に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000785-reu-ent

 この人は、今宰相の地位にある先進国の首脳の中で、群を抜いて気分屋さんですね。先日もCBSの単独インタビューで、カメラが回っている中で、この忙しい最中にインタビューなんぞ入れやがって! 無能な奴が! と秘書を叱責して、ちょっと気にくわない質問があると、マイクを外して席を立つし。もの凄く気性の激しい人ですよ。

※ 【セレブ妻バラバラ第8回公判(5)】
裁判長「世間で通用するか」と父に苦言 祐輔さんの父は「かたきを討つ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000917-san-soci&kz=soci

 被告の精神鑑定で、PTSD以外の問題が生じたという変なニュースも出てきているのですが、この裁判長の発言は全く解せない。民事ならともかく、刑事の裁判で、被告の親に何か謝罪を強いるような言動を取る権利が果たして司法にあるんだろうか?
 被告の親の責任を問うことは刑事の裁判ではままあるけれど、その謝罪行為をして裁判長がある種の暴言を吐くようなことが許されるとは思えない。そもそもが判決が出るまでは、被告には推定無罪が適用させるわけで

※ 飯島愛さんが「ノイローゼ」告白、ピロリ菌感染も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000931-san-ent

>「抗うつ剤を処方されたので凹みました。抗うつ剤なのに」

 ちょっとこの辺りが気になりますね。どんな薬をどんな飲み方をしていたのか。抗鬱剤って服用が難しくて、良くあるパターンは、もう良くなったからと服用を止めた途端、鬱になって自殺するとか偶に起こる。

※ バックのごみ収集車、後ろの女性歩行者はね死なす…岐阜
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080226-OYT1T00229.htm?from=main4

 この件に関して偶に書いてますけど、業務用のゴミ収集車は、法律の網を被せなきゃ駄目よ。スピードの規制は当然、複数乗車、バック時は必ず一人を外に置けとか。放置すれば死人の山を築く羽目になる。

※ メルマガおまけ とうとうやってしまった

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コメント

千歳の死亡事故。私も気になって千歳に住む知人に聞いてみました。どうも千歳と言うところは今回のような積雪になるほど雪が降ることは滅多にないんだそうです。噴火湾に近く元来雪が少ない土地柄ということでしょう。(だから空港があるともいえます)そんなところなんで、今回亡くなった方も雪に車が埋まりながら、エンジンを切る。早めに車を見捨てて徒歩ででも人家のあるところへ逃げるなどの判断が出来なかったんじゃないか。そう言ってました。道南で海沿いの町は何処でも(函館とか)そう本土の人間思うほどには雪がないというのは私も何度か冬に旅して感じてるところです。

投稿: 孔子 | 2008.02.26 12:56

> この千歳の状況で身動き取れなくなったら、どうすれば良いんでしょうね。エンジンを切らないと一酸化炭素中毒が起こるという情報が明確にインプットされて、かつその時に思い付かないと、やっぱりエンジン止めないですよね。

眠ってしまう可能性があったらエンジンを切ります。常識です。
北海道では毎年何人かこういう犠牲者が出ます。この人はたまたま迂闊にも眠ってしまったか、北海道にあまり長く住んでいなかった人と思われます。逆に年配の人はこういうことにはそうはなりません。

投稿: | 2008.02.26 13:04

>猛吹雪 吹きだまりに車埋まり男性死亡 北海道
道民です。
車が埋まったら、観念してエンジンを切った方が良いというのは、それなりに知っているドライバーも多いかと。ただ、一般的な車は断熱性に乏しいため、エアコンを切ると凍死の危険性もあるのが難しいところです。
対処法としては、エンジンを切った上で窓にダンボール貼り付け&冬登山用寝袋常備で救助を待つ、あたりでしょうが、実践している人はほとんどいないでしょうね。

また、車を見捨てるという判断は、さらに難しいでしょうね。地域によっては人家がまったくなかったりしますから、自殺するようなものですし。

投稿: 銀次 | 2008.02.26 13:05

サルコジの動画はこれですかね?

http://www.youtube.com/watch?v=axDyUNWyuw8

フランス語、判りませんが軽くイナシタ程度?

投稿: ハマの住人 | 2008.02.26 13:23

>雪国ではスコップの搭載を義務づけ
そんなもん義務付けなくなって一度、雪道でスタックして痛い目みればスノーブラシやスコップは言われなくたって積んでるって。(流石にママさんダンプを積んでる猛者はいないだろうけど、北東北では何故か湯道具を標準装備で車に積んでる人が多い。)

ただ吹雪の中じゃスコップ1本じゃどうにもならん。1時間で20~30cmは平気で積もるし1m先も見えない状態で素人に車外にでてラッセルしろたって無理な相談。更にこの人の場合3mの吹だまりでしょ。一酸化炭素じゃなくたって酸欠になりそう。

でもというか、だからこそサバイバルの為には、この人どっかの段階で外にでて車を雪洞風にアレンジするしかなかったのかもしれない。それには冬山の装備と技術が必要で北海道では教習所で冬山研修も受けないと、いけないということか。

投稿: デコイ | 2008.02.26 14:31

>猛吹雪
以前、北海道に赴任して営業活動をしていた友人から、地吹雪になったら、民家のある場所を探し、早めに車を捨てて、そこへ飛び込むように指導されていた…という話を聞いたことがあります。
また、北海道の場合、地方では、このような事故が起こるので、避難してくる人を当時は受け入れてくれた…とも話していました。

投稿: Feri | 2008.02.26 15:16

当日まさに長沼のR274で地吹雪に埋もれかけたんですが(逆方向にブレイクする決断しなかったら、新聞載ってたでしょうね)

・そもそも車がスタックした状態から自力でスコップやヘルパー使って脱出する、なんて出来るコンディションじゃなかった。
・エンジンを切って車内で一晩耐えるにも、車捨てて徒歩で脱出するにも、車内にスキーウェア上下+長靴ぐらいの備えは必要。車捨てて雪洞掘るにも、あの辺の積雪量はさほど多くない。
・車を捨てて脱出するには、猛吹雪の中民家まで1キロ以上這いずり回る覚悟が必要。背広コートだったら、もうリアル八甲田山状態。
・カーナビ普及のおり、高速や国道がクローズ→抜け道を探して除雪されてない道道や市道に迷い込み、吹き溜まりに埋まるパターンがこの頃多い。
・まず雪に弱いFRスポーツや軽自動車がスタック→道をふさぎ後続車両が渋滞、Uターンもできずそのまま皆埋まる。皆で埋もれたほうがまだ救助が早いのが救いか。

「車をシェルターにして朝まで耐える」には装備と知識が必要だし、「車を捨てて徒歩で脱出」には加えて体力と運も必要かもしれない。
昔の改造車の「竹やり」みたいにマフラー延長してルーフまで伸ばす、ってのはCO中毒対策に意外といい解決方法かもしれないが。

投稿: | 2008.02.26 18:29

エンジン停止した車内で朝まで耐えるには、具体的にどうすれば
いいんでしょう?
外気温が、マイナス5度と、マイナス20度では対応が違うと思いますが・・・

投稿: | 2008.02.26 21:09

スコップよりは毛布の方が役に立つかも。
一番大事なのは大雪の日に外出しない事。

投稿: crazy potato | 2008.02.26 21:27

>エンジン停止した車内で朝まで耐えるには、具体的にどうすれば
いいんでしょう?

そのヒントは大石先生の新刊の中にあります!
早速、買いに行きましょう。

投稿: ほるほる | 2008.02.26 21:49

出版不況については、作家なら英語で作品を書いて、英語圏に本を出すようにしたらいいのじゃないでしょうか。

英語圏の市場のほうが、日本の出版の市場より広そうだし。

競争に勝つのは大変でしょうけども。

なぜ、日本人の小説家は英語で本を書かない人が多いのでしょうね。わけがわからない。

投稿: まえやま | 2008.02.26 21:50

>>なぜ、日本人の小説家は英語で本を書かない人が多いのでしょうね。わけがわからない。
……いや、単純に英語で小説書けない人の方が多いからじゃまいかと思う英検3級。

それはさておき。
ライトノベルなんかは、ぼちぼち翻訳作品も出ているようで菊地秀行さんなんかは『D』シリーズが好評だとか。
もっとも、ロイヤリティ払って、翻訳料掛けてまでペイする作家さんは限られるでしょうし、それくらいならネイティブの作家育てた方が安いというのが「ライトノベル」でもあるので、やはりネイティブで小説が書ける越したことはないわけなんですが。

投稿: 義忠 | 2008.02.26 23:13

英語で小説を書くためには、英語が出来る出来ないだけではなくネイティブに使い水準で英語圏の文化や思考等について理解がないと難しいんじゃないかと。
ラノベ等については、基本的に異世界だったりニッチかつマニア向けだからこそ成り立っているわけですし。

投稿: | 2008.02.26 23:35

>雪掻き用で数回持てば良いんだから、プラ製の軽いのをトランクの裏に貼り付けさせておけば良いし。

雪道でスタックしたらプラ製のスコップ程度じゃ歯が立ちません。気温によってはがちがちに凍結しているので剣先スコがいります。

投稿: | 2008.02.27 02:57

一時期、私の車にはみなさんご指摘の上記のグッズが全て積載されていましたね。>スコップ・長靴・毛布e.t.c....ちなみに、スコップは家で雪かきに使うのはプラ製の軽い奴ですが、車に積んでたのは鉄製の頑丈な奴です。タイヤを側溝に落としたときなどにも使用することを想定したら、そうなりますね。

投稿: ya-mana | 2008.02.27 03:01

 自分はスノーヘルパー、膝丈の長靴、剣先スコップ(鉄製)、ワイヤー、寝袋、毛布…積んでます。

 若い頃に厳冬期の美幌峠越えで死にかけたことがあるので。

 地吹雪では体感気温が非常に低くなりますし、ホワイトアウトで方向を見失う危険が高いので、車外に出ることはオススメできません。車のドアを開けることも、風のせいで閉まらなくなることもありますから、状況判断が必要です。

 今回の豪雪は千歳でも非常に多かった部類に入るかも知れません。しかし、千歳から東に拡がる盆地は岩見沢まで連なる豪雪地帯です。むしろ、お住まいだった登別方面の方が雪が少なく、北海道在住とはいえ冬の怖い経験が少なかったのかも知れません。

投稿: rijin | 2008.02.27 08:42

と思ったら今日も千歳が閉鎖され、羽田にダイバートされました。家に帰れません。

投稿: rijin | 2008.02.28 01:21

>家に帰れません。
そういう時は大洗→苫小牧のサンフラワーはどうでしょう?
深夜便なら夜中の2時出港です。ホテルにもう一泊したつもりで、たまには、のんびり船旅も良いものですよ。

投稿: デコイ | 2008.02.28 09:12

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