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2009.02.10

美田を遺さず

 まず昨日のネタから。「人口が増えるのは諸々拙いのではないか?」、
 世界を見ると、インドや中国の隠れ人口があって、アフリカも世情が安定すれば一気に人口は爆発するでしょう。今ですら足りない食料問題が爆発する。ただ、幸いな面もあって、環境技術が進むことで、先進国に於いては人口増をまかなえる代替エネルギーの開発が進む。食料もバイオ技術の開発で増産体制が進む。
 それでも食料生産は、世界の全人口をまかなうまではいかないでしょう。ただそこでも、経済成長をキープして、自国の貨幣価値を維持できれば、「他人は買えなくてもわれわれは世界各国から何でも買えます」という状況を今後とも続けられるでしょう。
 それと日本の場合、見込める人口増はたぶん知れてますよ。いくら金を使おうが、今のライフスタイルにみんな慣れてしまいましたから、そこから転換するのはそれこそ一世代を要するでしょう。

 それで相続税の話です。以下の話は、実現可能な話ではありません。先進国では、相続税はほとんどタダ同然です。日本を含めて。それはなぜかというと、税の理想として相続税が下がってきたわけではないんですね。法人税の引き下げと似たようなもので、あくまでも、世界各国のタックスヘイブン競争の果てにそうなったというだけのことです。
 他国との競争のために、税が本来もっている「富の再配分」という使命を放棄せざるを得ないような状況に陥ってしまった。これは良くないことです。世界中の経済学者で、現状の相続税の在り方を是認している人は、少数派だろうと思います。それは当の金持ちにしてもそうで、ビル・ゲイツもそうですが、金持ち度が世間の常識を越えた所で金を稼いでいる人々は、相続税の軽減に反対なんですよね。

 所で、私が相続税100%と言った場合は、あくまでも親から子へのという意味でです。一般論としての100%です。相続税の増減を話す時に、単純に重い軽いという話になりがちだけれど、「実体としてはほとんどタダだ」という現状にたどり着くまで細目の話を延々としなければならないでしょう。ここで控除があって、ここで控除があって、結果的に世間の大部分にとって相続税はタダになりますよ、と。
 昨日、コメント欄で、子供への相続を巡って話をしている時に、相続税には未亡人も含まれるでしょう? という不毛な突っ込みがありましたが、そういう細目はひとまず置いた上でのお話です。一般論としての100%。もちろん私は、未亡人からむしり取れなんていう話はしていません。また両親が突然不慮の事故で死んだ未成年の子供から100%取れなんていう話もしていません。

 横道に逸れますが、死刑論議をしている時に、「じゃああんたは自分の家族が惨殺されても死刑は求めないんだな?」と突きつける人々がいるでしょう。私はこの上なく失礼な話だと思っています。死刑論議をしている時に、そういう人が現れると、ついつい出てってくれ、と言いたくなるくちです。
 もちろん、それは大事なポイントだと思うけれど、死刑制度に反対する人々は、自己の中で、常にそれは問い続けるわけです。明確にイエスと応えられる人々もいれば、その時にならないければ「解らない」という人もいるでしょう。イエスと応えた人々だって、本当は、いざ自分にその災難が巡って来なければ解らないことでしょう。だったら、自分の問題としてそれを問い詰めることはさして意味が無いと思う。それは、現状死刑制度を肯定し、「もしそんなことが自分の身に起こったら司法の手には委ねない、自分で復讐します」、と表明している私にしてからが、自分の家族を惨殺されたら、ひょっとしたら死刑は回避して欲しい、と思うかも知れない。

 相続税に関して言えば、私は自分の親の遺産には何の関心もありません。ヨメをして、一切その人格を認めない、単なるモノ扱いしている今の婆さんから遺産を貰いたいなんて微塵も思いません。土地も預貯金も全部、親を人質に取った義兄にくれてやります。「介護料」だと言って。
 一年も経った後で、婆さんに横浜の女房実家に電話を入れさせて、義兄が私と会って、一方的に捨て台詞を吐いて席を蹴って帰った時、どんだけ不愉快だったかを蕩々と婆さんに訴えさせるドアホな実姉にくれてやります。この二人、母娘して、いかにして義兄のご機嫌取りをするかしか全く頭に無いんですよ。うちの女房の存在なんて皆無。それで孫がどうのこうのと言うんですから。事情を一切聞かされていない義母もさすがに呆れたらしいですが。
 また、自分の遺産を子供に残す気もさらさらありません。残せるものは借金しかないだろうけれどw、仮に土地や家屋を持っていても、それを子供に遺したいなんて思わないですよ。それで何の商売ができるというわけでもないのに、どうして子供に遺産を残す必要があるのかさっぱり理解できません。
 ひょっとしたら、これは地域性が絡むことかも知れませんが、我が南洲翁(信じられない! 最新版のATOKに入って無い。西郷さんに失礼だろう)は「児孫のために美田を残さず」と説いた人です。だから鹿児島県人には、子供に資産を遺す、ということを、むしろ恥だと思う部分がある。

 所で、この美田を遺さずという発想は、金儲けの才に恵まれたユダヤ社会にもあるらしいけれど、これは何も道徳的側面からだけ伝えられていることではなく、二代目は、先代の資産を使って上手く商売するだろうけれど、三代目は放蕩して家潰すかも知れないから…‥、という警句を含んでいるんだそうですね。
 じゃあ、商売や、農業や漁業している人から、それらの基本的なツールを取り上げるのか? ということになるでしょう。私は、原則的にそれやって構わない、と思っています。それで農地を集約できるから。
 もちろん、私は、資本財を引き継ぐことには多くのメリットがあるから、全否定するものではないけれど、昨今弊害が大きすぎるのではないか? と思っているわけです。

 昨日、こういうコメントがありました。

>相続税100%なんてやられたら市井で親の後を継いで仕事をしようとしている人たちは大打撃です。
>農業の土地や漁業での船、商売にしたって店舗も無くなりますしね。

 確かに大打撃でしょう。私は、親の畑を引き継いで、そこで農業を続けたいと思っている人々から農地を取り上げる行為は、最小に留めるべきだと一方で思っています。所が現状では、そういう農民は少数派で、実態は、売れもしない土地を持ち続けて、草ボウボウになり、隣の農地に迷惑を掛けている。シャッター通りを維持するために、税金が出て行く。跡継ぎもいないのに、何やかんやらで莫大な漁業補償金が港に繋がれた船に垂れ流される。そんな現状に嫌気が差して、若者は後を継ごうとしない。

 ご承知の通り、私は社会民主主義者です。全ての土地の国有化を主張している人間です。資本主義は、せいぜい他のシステムよりちょびっとマシなシステムに過ぎない、という考えの持ち主です。土地デノミの信奉者です。
 土地は1/10デノミをやった上で全て国有化。個人には一代限りという前提で貸与される。これで都市計画や道路計画し放題ですよ。限界集落が生まれそうになったらさっさと畳める。環八クラスの道路だって土地収容も楽でしょう。計画から三年後には車が走っている。それで高速道路を引きまくった人が何処かの国にいたような…‥。

 不動産は資産だという人がいるけれど、あんなものはチューリップ相場に過ぎないでしょう。しかもバブルというイレギュラーな状況で無ければ流動性を発揮できない異常な商品です。バブル期、日本はその土地を転がして、海外で資産を買えたんだから得したじゃないか? という人々もいるだろうけれど、結果はどうなりましたか?

 世の中にはレッセ・フェールの信奉者の方もいらっしゃいます。とにかく政府の関与は最小にすべきであると。こと相続税に関しては、現状はすでにレッセ・フェールです。
 ところがここに、合成の誤謬とも言える問題が惹起してしまった。昔はどうやって遺産を子供たちに残そうかと、生前贈与に知恵を絞った人々が、あ、計算してみたら、うちの相続税はタダ同然だわ、ということに気づいて、資産をひたすら溜め込み始めた。
 気づいたら1500兆円もの金融資産がダムに溜まっている。世界はそれが決壊して世界経済を更に崩壊させることに怯えている。一方で、そのダムの真下に暮らすわれわれは、放水路が詰まって、川が干上がっていることに焦っている。
 決壊は拙いし、かと言って現状も拙い。となったら、世界共通の税のフラット化に反するけれども、日本が、相続税強化に踏み出して、ダムから下流への放水路を確保することも前向きに考えるべきだろうと思います。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 漢検協会の委託先、実態なし 理事長の会社に7億円超
http://www.asahi.com/national/update/0209/OSK200902090108.html
※ 長男の嫁 発言誤解し激怒
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20090208-OYT8T00207.htm?from=yoltop
※ 人事院・谷総裁はカッコいい
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090206/185277/?P=1
※ “ブログ炎上”軽はずみの代償は大きい (ゲンダイネット
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/09gendainet05019252/
※ 借金再び増加見通し 県新年度当初予算案
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000902100003
※ 前日の空虚重量70.7キロ

※ 有料版おまけ トイレ掃除の効能

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コメント

> ご承知の通り、私は社会民主主義者です。

「原始共産主義」というようなレッテル貼りの先手をうって書いときますが、『国家民営化論』の笠井潔氏など、リバタリアニズムやアナルコキャピタリズム(無政府資本主義)の立場から相続税100%を訴えている人もいますよね。
まあ実現性については大いに疑問なんですが。

投稿: y | 2009.02.10 10:40

いや、国家が私有財産の承継を認めないのだから、思いっきり共産主義でしょ。

投稿: | 2009.02.10 10:55

>>漢検協会

読売テレビ制作のミヤネ屋で6億利益が出るなら文科省の天下りを年収6千万で10人雇えばいい。
そうすれば公になることはない、ってはっきり言ってました。

投稿: | 2009.02.10 11:36

それでしたら、先生の遺言に遺産は全額妻に渡す、成人になっていた場合子供にはびた一文やらないと明記されればよろしいのでは?
これならなにひとつおっしゃっていることと変わっていません。

作家のように親の仕事を継がない、継げない職業に着かれたから理解できないのでしょうけれど、世の中いるのは反戦地主だけではありません。
市井には親の職業を継いで、親の面倒をみて暮らしている人もごまんといます。
お母様との仲が悪いから遺産は貰わないのはよくわかりました。
じゃあ、面倒みている人は遺産目当てですか?
だから生活の糧であろうと全部ひっぺがしてもなんでもない。
まあ、寝たきりになった両親がいても都会でサラリーマンやって金儲けて送ってやりゃいいだけですね。
よくハゲタカファンドとおっしゃいますが、同じように金がありやいいだけ、道徳観なんてみじんもないことがよくわかります。

先生の死後、財産が誰にどれだけ配分されていくかもしらないのに、相続税が只同然ですか、笑っちゃいますね。
相続で生産財、農地を分割して物納して結果兼業農家になったり、船を売って他の船の乗組員になったり、土建屋になる人、離職する人だっているんですよ。
金持ちほど楽をして貧しい人ほど苦労しているのがまるでわかってないですね。

>だから鹿児島県人には、子供に資産を遺す、ということを、むしろ恥だと思う部分がある。
では鹿児島には仕事を受け継ぐ人も文化資産も農家も伝統産業もないんでしょう。

投稿: | 2009.02.10 11:40

>「他人は買えなくてもわれわれは世界各国から何でも買えます」という状況を今後とも続けられるでしょう。

今の世の中、日本だけ安泰で他の国は悲惨って状況は考えにくいけどなぁ。
それに、これでは平等とは言えない。
日本に生まれた人は幸せで、ボツワナに生まれたら不幸っていう現状は、金持ちに生まれた子と貧乏に生まれた子の不公平と変わりません。
日本に生まれてくる子供たちは、日本の国富という「相続財産」を受けついでいます。
国家レベルだとOKだが、家庭レベルではNGということですか? そうした方が日本全体が繁栄する可能性が高い?

西郷隆盛の、「子孫に美田を残さず」というのも、結局は、そうした方がより子孫が繁栄するから、ですもんね。公平さを求めて「子供たちは皆、平等なスタートラインからスタートすべきだ」ということではなくて。

投稿: | 2009.02.10 12:18

>投稿: | 2009.02.10 11:40

 他に表現の仕方というのは無いんだろうか?
アク禁にしようとしたら、他の人と被っているんだもん。

>そうした方がより子孫が繁栄するから

 アカや社会民主主義というのはこれに尽きるでしょう。ただ、公正性を担保した上で、それが実現されるのであればなおよし。だから美田を遺す必要は無いと…‥。
 もっとも、私利私欲を公明正大に追求できないから戦後共産主義は共倒れしたわけですが。

投稿: 大石 | 2009.02.10 12:27

連投失礼。

ああそうか、大石さんの、相続禁止という考え方は、子供の世代の公平というより、国家レベルの効率を考えてのことなんですね。日本全体をいかに効率良く運営して繁栄させるか、という。

投稿: | 2009.02.10 12:28

まあ文化は消滅しますわな

投稿: | 2009.02.10 12:32

>所で、この美田を残さずの発想は、金儲けの才に恵まれたユダヤ社会にもあるらしいけれど、

基本的に流浪の生活を余儀なくされてましたから、財産は移動可能で換金容易な貴金属に換える、更に他人が奪えない(譲れない)教育に投資し、自身のスキル自体が一番の財産という事でしょうから、基本的に相続も納税も出来ないでしょう(^^;
なにせ、ヒトに借金を申し込むときに、「オレはお前を助ける」と言い、何故かと問うと、「お前はオレにカネを貸すことで、貸しを作り、更に利子まで入るんだから、オレに感謝すべきだ」と言うヒトたちですから(^^;

>私は社会民主主義者です

「お前のシャツをよこせとは言い難いから・・・・・・」という、「北方領土」4巻のイワンと音無しの会話を思い出しました(^^;

投稿: yossi | 2009.02.10 12:36

>相続税
そこで親の財産は子供に買わせるんですよ。農林漁業の場合なら田畑や舟を、商売人ならお店をです。もちろんそのままでは買ないだろうし、偽装売買もあり得るので、銀行にローン組んで貰うんです。親は、その金で老後を過ごせばいいし、子供は相続ではなくて購入(借金して)ですから、税金はかかりませんよね。弁護士や医者のような資格が必要な商売とか、文士や野球選手のような才能が必要な商売は、難しいですが。

>漢字検定
公益法人だからといって、儲けてはイカン。というのは無いと思う。法人を維持するには、それなりの蓄えだって必要だろうし、ちゃんとした経営努力だってさせなきゃいけない。かつての江西省とか労働省直轄の法人(ホテル経営など)と来た日にゃ、放漫経営のし放題だったでしょ。それと比べりゃ、むしろ褒めるべきじゃね。最初の頃は、受験者が数百人とかしかいなかったのが、今や十万を超える受験者がいるんでしょ。よくやった、と言いたいね。委託先がどうのこうなは、協会内部の話であって、設けそのものは許容されるべきと思う。

投稿: | 2009.02.10 12:44

>農業の集約化
で、農業の集約化をする利点は?
ワタミやセブンイレブンが農園を始めていますが、
一部資本家以外、全国民がサラリーマンになっちまえばいいんですよね?
コルホーズ、鉱業、工業、漁業コンビナートの再来です。

投稿: | 2009.02.10 12:47

 日本人って、大規模営農は法人しか出来ない、と思い込んでいるんですよね。どうしてだろう。

投稿: 大石 | 2009.02.10 12:58

>投稿: | 2009.02.10 11:40の名無し
>親の職業を継いで、親の面倒をみて暮らしている人
>相続で生産財、農地を分割して物納して結果兼業農家になったり、
>船を売って他の船の乗組員になったり、土建屋になる人、離職する人だっている

これって,農業や漁業をやるには「親の持ってた」土地や船その他資材を継がなきゃやっていけないからでしょ?ある種の参入障壁というか既得権益的な感じで.
なら土地なんか全部集約して株式会社化して,農業やりたい人はそこの会社の入社試験に受かれば誰でもできますっていう風にすればいいんじゃないんですか?
これなら親が農業やってようがやってまいが誰でもできる.
継ぎたい人にも継ぎたくない人にも,飛び込み組にも対応できる.
生産効率も今よりよさそう.
そういうことなら相続税100%も納得できます.

投稿: nampac | 2009.02.10 13:02

>小田嶋ブログ

人事院から、JEAN GENIEで、デビッド・ボウイと来て、「ボウイに似てかっこいい」なんて
お見事としか言いようがありません。

惜しむらくはコメント欄のある偉愚庵亭で書いて欲しかったですが、致し方ありませんのでこの場をお借りして
池田信夫ブログのコメントの如き「まさに小田嶋先生の仰る通り」と最大限のヨイショをさせていただきます。


投稿: | 2009.02.10 13:27

人事院・谷総裁はカッコいい:
文章についてうんぬんするような文才もありませんが、興味深く読ませていただきました。
でも、公僕の分をわきまえない谷総裁には辞めてもらったほうがいいですね。

投稿: 黒煎りゴマ | 2009.02.10 14:28

アク禁免除ありがとうございます。m(_ _)m

場のまとまり方をみていると、結局国に土地を全部収容させればいいんでしょう?
だったら相続税100%なんて迂遠で社会が崩壊しかねないことをしなくても国が個人、企業、法人含めて土地を全部収容して、口分田、公共住宅にすればいいじゃないですか。
日本には口分田という立派な敗北した歴史があるんだから、その点を反省すればいい。
そうすれば、大都市通勤圏1.5Hでの一戸建て住宅の廃止、公共集合住宅の設置だって簡単。
海には漁業権なるものがあるから、全部撤廃。
誰でも好きなだけ獲ればいい。まあ、2~3年で韓国近海のようになるでしょうけど。
起業をしたい人には無利子無担保で貸し付けをしましょう。
そうじゃなきゃ自分で工場つくったり、商売始めたり、土地買って農業始めたり、船買ったりできませんからね。
なんたって社会が自力、自助のみですから。
まあ、失敗しても元々担保ないし。
原価償却する物品を購入しちゃうと破産したとき困るんですけどね。
(土地ってのは原価償却がないからすげー資産なのですが。)
そうすれば相続税100%といっても誰も困らない。
今財産を持っている人が40代からとして、ざっと50年、今生きている人が死に絶えるまで待つ必要がないし、その間に生じる貧富の差を考えればまだましです。

投稿: | 2009.02.10 14:49

>日本人って、大規模営農は法人しか出来ない、と思い込んでいるんですよね。どうしてだろう。

農地を買ったり多くの人を雇用するには、個人事業主より法人の方が得だからですけど。
銀行が小説家に融資したがらないように、資本や人を集めるには事業の持続性を誰もが考えるでしょ。

投稿: | 2009.02.10 15:16

ここのコメント欄にはそういう本質をついた投稿は要りません。

投稿: | 2009.02.10 15:24

>農業の集約化
>日本人って、大規模営農は法人しか出来ない、と思い込んでいるんですよね。どうしてだろう。
集約化というのはどこまで進めばいいとお考えですか?
今日本でも、他人の休耕地を借地、買収して成功している営農の例もあります。
景気が悪いと吹いてまわるマスゴミと同様、離農者が多くて農業は集約化が進んでいないからダメ、やるきのない2世に継がせるからダメという幻想に踊らされていませんか?
殺人、強盗はニュースになるが、××さんは大成功なんてのはニュースにならない。
NHK等では農業の成功例もやってますけどね。
農業だって技術です。先生もベランダ園芸をされているからわかると思いますが、市販されているレベルの作物はたやすくできません。
漁業だって同じです。船を走らせて魚探覗いていれば、魚がとれるわけではない。
参入障壁が下がるのは結構、今でも低額で農地付き家屋を提供している地域もあります、が、そうそう簡単に成功するわけではないのです。

投稿: | 2009.02.10 16:38

>お前はオレにカネを貸すことで、貸しを作り、更に利子まで入るんだから、オレに感謝すべきだ」
それが遊休資産であることを前提に、金が確実に帰ることが担保できるのなら、仮に利子がつかなくとも貸して有効利用してもらったほうが社会的には価値があるともいえる。さらに利子がつけばいうことはない。というかそれがまったくもっての資本主義なんだけどね。そのユダヤ人は資本主義をよく理解していると言える。

投稿: | 2009.02.10 16:47

本旨には影響ないツッコミですが、ご参考まで。

西郷さんの言葉は、正しくは”子孫の為に美田を買わず”ですね。
出典は下記の漢詩だと思います。

偶成  西郷南洲

幾歴辛酸志始堅
丈夫玉碎恥甎全
我家遺法人知否
不爲兒孫買美田


 幾たびか辛酸を歴て 
志 始めて堅し
丈夫(ますらお)は玉砕するも
甎全(せんぜん)を恥ず
我が家の遺法
人知るや否や
児孫の為に美田を買わず

補足: 偶成は、”たまたま出来た”という特に題が無い場合の決まり文句
    甎全は、玉の反意語で 瓦のように丈夫でも価値が低いもの。

投稿: 外資社員 | 2009.02.10 17:30

先生。与太郎の件ですが、改訂版が出たのか、OSとかインストール条件で違うのかは不明ですが、与太郎インストール後にすぐにATOKのインストールが始まり無事に終了しましたが?
ちなみに与太郎はダウンロード版で、OSはビスタSP1、CPUQ6600、HDD500GB、RAM2GBのDELLです。

投稿: | 2009.02.10 17:32

> 投稿: | 2009.02.10 16:38さん
>農業だって技術です。

当たり前ですが、農業“だけ”が技術というわけではないんですよ。
貴方のおっしゃることは、すべての産業分野についていえることじゃないんですか?
「他の産業とは違って、農業・業業は、ぜひとも世襲であるべきだ」あるいは「農業・漁業は世襲でなければ、営めない」と主張されたいのでしたら、その根拠を示していただきたいものです。

ちなみに私は某米どころの出身ですが、はっきりいって農家のせがれができることなんて、まともな大学の新卒者なら、すぐにおぼえられるだろうと確信していますよ。
根拠は農家の一人娘と結婚した私の弟w

投稿: y | 2009.02.10 17:55

> 公益法人だからといって、儲けてはイカン。というのは無いと思う。


公益法人だから税金が安くなっています。
また、寡占も認められています<公の資格としての漢字検定は他ではやれない。

そのような有利な立場でありながら短期的な変動で利益が出るのは仕方ないにしても継続的な利益が出ているのに受験費用などを値下げをしないことに対して警告も受けています。
しかも資産隠し、個人的流用が疑われる様なことをしています。

儲けたいのなら公益を外して活動すべきですね。

投稿: 一般書店で | 2009.02.10 18:03

現実に地方の1都市の商業地区に住んでますが。

子供が稼業を手伝ってるのなんて50件あるうちの4件ですね。うち2件は嫁入り前の娘さんが手伝ってるだけだから、実質2件だけ。
残りは爺さんが店番しながら株見てるか、またはとっととペンシルビル建ててテナント収入暮しですね。

みんな教育には力を入れていて、子供を役所にねじ込むと隣近所に自慢するw
商売にやる気があったら、シャッター通りなんかになりませんよ。

投稿: ez | 2009.02.10 18:27

内需だの内部留保だの言ってる人は10─12月GDP発表で横っ面叩かれて目を覚ませばいいと思う。現状認識甘すぎ。

投稿: | 2009.02.10 18:33

>OSはビスタSP1、CPUQ6600、HDD500GB、RAM2GBのDELLです。

 亜高速エンジンで旅している人間を捕まえて、ワープ3もあれば十分じゃね? みたいな話でorz…‥。

投稿: 大石 | 2009.02.10 18:34

>「他の産業とは違って、農業・業業は、ぜひとも世襲であるべきだ」あるいは「農業・漁業は世襲でなければ、営めない」と主張されたいのでしたら、その根拠を示していただきたいものです。
いいえ、そんなことは主張しておりません。
きちんと技術を習得して生業している者からまでその技術を奪うまでのことはなかろうというだけのことです。
土地の収用がしたいからというだけで、です。

>ちなみに私は某米どころの出身ですが、はっきりいって農家のせがれができることなんて、まともな大学の新卒者なら、すぐにおぼえられるだろうと確信していますよ。
>根拠は農家の一人娘と結婚した私の弟w
ならば、その程度で覚えられるだけの仕事というだけのことですね。
米作は比較的簡単であるということは聞いております。
農家へ嫁にいくなら米農家という言葉が山梨あたりにあるそうです。
理由 田んぼというたいらな農地で機械化も品種改良も進んでいて、受粉など手間がかからない。
よって兼業農家でも休日週一の手間で栽培することも可能。
でも、そこまでルーチンワークにできるだけの技術があればこその米農家です。
コシヒカリにしても、試験場から仮作付けのテストをしてくれた農家があってこその現在がある。
また、ぶどう農家のジベレリン処理やもも農家の受粉処理の戦場のようなありさまもご存じですか?
うどはどの都道府県が生産高が高くてどこで栽培されているかご存じですか?
こんにゃく農家はイモを植えてどう管理栽培しているかご存じですか?
収穫寸前の大根にひびがはいって売り物にならなくなるのはどうしてか、どう管理すればよいかご存じですか?
日本は米農家だけではないということもご理解いただければ幸いです。

投稿: | 2009.02.10 18:35

>日本人って、大規模営農は法人しか出来ない、と思い込んでいるんですよね。どうしてだろう。

ごめんなさい、ここで言う大規模営農ってのはどの程度なのか良く分からないのですが…。
それと、たとえば個人農家が集まって経営頑張って大規模に…なんて言うのは殆ど成功しません。農家は「自分が一番」ってのが多いので他人と共同作業となると揉め事が起きることが多々有ります。まぁ、全ての農家がそうだとは言いませんが…。
それならば、農業を知らない法人が金出して、農業やってみたい社員を募って技術だけを教えてもらって頑張ったほうがよっぽど成功する確率は高いと思います。
嫁の実家が農家なんですけどね、嫁も今後は法人(または国)営農しか農業は生き残れないと申しておりますわ。

投稿: Tom | 2009.02.10 18:41

センセそこで定額給付金ですよ。DELLなら家族四人分でC2Dでも可能ですよ。この際自作もいいでしょう。ファーストコンタクトしましょうよ。

投稿: | 2009.02.10 18:59

投稿: | 2009.02.10 18:35さん
>収穫寸前の大根にひびがはいって売り物にならなくなるのはどうしてか

農業を営んだこともなければ営むつもりもない私には分かりかねることばかりですが、それらって、学校や新人研修では学べないことなんですか?
という趣旨の質問をしているんですけど、通じてますか?


>きちんと技術を習得して生業している者

そういう人なら、他の「農家」(農業法人)にも就職(入社)できるでしょう?
なんで世襲じゃないと駄目なのか、というのを問うているわけなんですけどねえ?

なんで他の産業分野では当たり前のことが農業では駄目なのか、私には本当に分かりません。

投稿: y | 2009.02.10 19:10

>農業を営んだこともなければ営むつもりもない私には分かりかねることばかりですが、それらって、学校や新人研修では学べないことなんですか?
教科書や学校で学べないこともありますよ。年々変わる自然相手、各土地相手ですから。
そうじゃなかったら、米1つにしても各産地で作付け品種が変わるなんてことあるわけないじゃないですか。
それくらいはわかりませんか?

>そういう人なら、他の「農家」(農業法人)にも就職(入社)できるでしょう?
で、大根の農家が明日から米を作るわけですか。w
塗装工に明日からコンクリ打ちしろってのと同じですね。
>なんで世襲じゃないと駄目なのか、というのを問うているわけなんですけどねえ?
だから世襲なんて一言もいってないってば。
その土地に適した作物を作って不自由なく暮らしている人を、親が死んだから、土地収用をしたいからというだけで、職業の自由まで奪って、なんで農業法人にほうりこまなければならないのかを教えてほしい。
もし世の中に作家法人というものがあって、君は戦記ものではなくて恋愛ものを書きなさいといわれた小説家は幸せですか?


投稿: | 2009.02.10 19:37

投稿: | 2009.02.10 18:35さん
上の書き方じゃ分かりにくかったかもしれないんで、再度投稿。

「農業」というのは、ある種の伝統芸能やスポーツ、あるいは楽器の演奏などと同じく、幼少期から日常生活の中で訓練を行わないと習得できない、あるいは習得できたとしてもプロとしては使い物にならないようなものなのでしょうか?


農業については私より詳しそうな貴方が「そうだ」とあくまで断言されるなら、それ以上の議論は不毛ですから、私としては、ぜんぜん納得しませんが「はあそうなんですか」と引き下がるだけです。

投稿: y | 2009.02.10 19:42

あ、入れ違った。

>で、大根の農家が明日から米を作るわけですか。w

? 大根農家に就職すればいいんじゃないですか?
なんで職業の自由が奪われるの? それより脱サラして農業始めたい人の職業の自由は??
なんだか、反対のために反対してるみたいで、説得力が全然感じられませんねえ。

投稿: y | 2009.02.10 19:46

世襲 or 相続全否定、っていうのも、効率を考えると間違ってると思いますよ。
幼いころから親の仕事を見て育って、その仕事に対する知識や技術、愛着を持っている二代目が、親の仕事を継ぐのがもっとも効率がいい。

先祖代々伝わってきた家業を守る為にがんばる、子々孫々に伝えていくためにがんばる、というモチベーションだって生まれるし。

シャッター通りとか休耕地が出来るのは、相続のせいではなく、儲からなくなってしまった商店街や土地だから、というだけだと思いますよ。そこがウハウハ儲かる店や土地だったら、子供たちだってそこで稼ごうとするはずで。

投稿: | 2009.02.10 19:47

>ヨメをして

以前から気になっておりました。
だまされたと思って是非「して」
を国語辞典でお引きになってみ
てはいかがでございましょうか。

投稿: | 2009.02.10 19:58

いい加減、他の皆さんの迷惑かもしれないからこれで最後。

>投稿: | 2009.02.10 19:47 さん

ずっと私の相手をしてくれてる方なのか分かりませんが。


>幼いころから親の仕事を見て育って、その仕事に対する知識や技術、愛着を持っている
>二代目が、親の仕事を継ぐのがもっとも効率がいい。

>先祖代々伝わってきた家業を守る為にがんばる、子々孫々に伝えていくためにがんば
>る、というモチベーションだって生まれるし。

……いや、それって封建制とかカースト制とか貴族制とかいった身分制度を正当化する理屈ですって。
そりゃ実際は子どものころから親に習ってきたほうが習得度が深いかもしれませんが、だからといって、新しい人が入ってくるのを妨げても良い、ということにはならんでしょう。

だいたい、そんなに農業の習得が難しいものなら、たとえ親から農地を相続できなくても、引く手あまたのはずですよ。

投稿: y | 2009.02.10 20:01

> だからといって、新しい人が入ってくるのを妨げても良い、ということにはならんでしょう。

効率の為には仕方ありません。
素人を教育するというのは余計な手間がかかりますから、効率が下がります。
公平さと繁栄は必ずしも両立しません。

投稿: | 2009.02.10 20:20

相続100%放棄の話だから伝統芸能などの文化は死ぬものも多数あるでしょうね。相続によらない地位の継承も同様でしょうから。
宗教も血を神聖視するものでは死ぬものもあるでしょうね。

投稿: | 2009.02.10 20:43

>相続

まぁ、Reverse mortgageが普及しなかったことを、
もう一度、社会学的に再検討してみる必要はあるかもしれません。

蛇足
小田嶋コラムは米が入れられます。
かなり分かりにくいですし、不粋な輩が常駐しているので、
ご覧になるのは強くお勧めしません。

投稿: 七師三等兵 | 2009.02.10 22:28

>伝統芸能
まあ、芸術的なものが家元制度の下、相続されていくなんぞ、ナンセンスですな。
滅び去っていただき結構、結構!

投稿: | 2009.02.10 22:57

>南洲翁
実際には隠し田(美田というほどのものか知らないが)をもっていた、ということを深代淳郎の天声人語でよんだ記憶があります。
でも、あの時代そうせい侯や松平容保や小栗上野介のように「朝起きたら朝敵になっていた」「それもまたひっくりかえった」なんてことがしょっちゅうあるという状況では、それがあの時代のセーフティネットだったんでしょう。まして京都にいたらパレスチナ並に悲惨だったし。多分人間裸で生まれたから死ぬときスッピンカンがよろしいとかでなく、よかれと思って利殖にはまるな、はまると子々孫々の代で大事なことを見失うぞという一種の警句かなという印象ですね。

投稿: さいとー | 2009.02.10 23:17

>相続税100%
自由主義の立場から反対。

・取得した相続財産を分配する役人が絶大な権力を持つ危険性がある。
・相続する財産を、100%捕捉しようとするのは行政コストの無駄。人が死ぬ度に国から役人が派遣されて死人の財布をあさるよりもスマートなやり方があるはず。
土地の流動性を高めたいなら、土地利用料なりインフラ整備維持費用を土地の所有者に負担させればいいし、資金流動性を高めたいなら公正で効率的な市場が作られるように規制を緩和していくべきです。

やるなら、市町村レベルでやるべきです。相続財産を集めるのも使うのも、都市計画や道路計画も市町村レベルでやったほうが効率がよいでしょう。
国は、国家でしか行えないことに力を注ぐべきです。


>三代目は放蕩して家潰すかも知れないから…
それで良いのです。

ぽーんと、莫大な財産を継いでいきなりお金持ちになった人が、放蕩してくれるから経済が活気づくのです。
政府が家計から金を吸い取っても景気はよくなりません。


>気づいたら1500兆円もの金融資産がダムに溜まっている。
この金融資産が個人の持ち物かどうかは検討が必要かと。

平成21年1月時点での個人向け10年国債の発行高が316億円。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/contents/list_hendou/pdf/210127.pdf

発行額が一番多かったのは2005年4月の2兆3373億円。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/contents/list_hendou/pdf/170422.pdf

個人に資金余裕があるなら、10年国債の発行高は増えるはずなのに減っているということは、1500兆円のほとんどは政府が補足できていない企業の内部留保と考えた方がよいかもしれません。

投稿: ほるほる | 2009.02.10 23:25

>・取得した相続財産を分配する役人が絶大な権力を持つ危険性がある。

競売にかけることにすればいいんでは?

投稿: | 2009.02.10 23:28

投稿: | 2009.02.10 20:20
>効率の為には仕方ありません。

それだけの効率のよさが今の日本の農業にあるのか?
というのが疑問です。

作物作りのノウハウは集約・法人化しても失われるものではないし、むしろ
体系的に蓄積されていくから好都合でしょう。
素人の教育も集約・法人化すれば、個人でやるより体系的にかつ低コストでできるでしょう。一般企業はそうしてますよね。
農業法人に就職できるのだから今農業をやってる人に農業を辞めろっていう話でもないし。
先祖伝来の土地だからモチベーション云々ていうのも説得力がない。親の家業を継いでないサラリーマンはモチベーションないんですかって言えばそんなことはないし、
そこまでのモチベーションがないと農業なんて大変でやってらんないって言うんなら
余計に集約・法人化したほうが楽でしょう。
相続税を100%にしてでも集約・法人化したほうがいろいろと都合がよさそうです。致命的にダメな理由が特に思い浮かびません。

反対の理由を聞いてると「先祖伝来の/自分の土地で」農業をやれなくなるのがイヤだからという風にしか聞こえないんですよね。
その気持ちは理解できますが、そんなことを言ってられるほど日本の農業って効率いいの?日本の食糧事情っていいの?って思います。

投稿: nampac | 2009.02.10 23:46

>競売にかけることにすればいいんでは?

裏から競売情報や最低落札価格を漏らして、政治献金の変わりにしたり色々とできます。


民間の方が金も持っているし、その使い方もうまい。
開発独裁をする必要もないのだから、日本政府はどんどん地方分権をやって仕事を減らすべき。

投稿: ほるほる | 2009.02.11 00:03

>相続税を100%にしてでも集約・法人化したほうがいろいろと都合がよさそうです。

集約・法人化するだけなら農協を民営化して、採算が取れていない農協をどんどん潰して、残った資産を民間企業に売買すればOK。

>そんなことを言ってられるほど日本の農業って効率いいの?日本の食糧事情っていいの?

効率は良いですよ。収穫した作物の保存技術も高いです。
水も豊富ですから農業には有利です。

投稿: ほるほる | 2009.02.11 00:10

モチベーションがあって、幼いころから経験があって、やる気と能力のある二代目ならば、土地を取り上げる必要はないってことです。そういう人は、十分効率的に出来るだろうから。

親子で農業をやっていて、親75歳、二代目45歳で、バリバリやっているような状況で、突然親が亡くなったときに、相続は駄目だからってことで土地を取り上げる必要はないでしょう。効率を考えたら、そのままやらせてあげるのがいい。

相続って、親の財産を、何にもしていない子供に、棚からボタモチみたいな形でただであげるってパターンだけじゃないですよ。親がサラリーマンならそういうパターンになりますけど。

投稿: | 2009.02.11 00:36

想像で話の腰を折るようだけど、

まず日本の農業はすでに集約化され効率が良いのでは?
またバッサリ言ってしまうと、日本は稲作以外大規模農業なんか必要ないです。
各地に散在する独自性を持った農家は相続税100%とかで収奪しても非常に非効率です。また法人化もイオンやワタミのように食品一環産業として成り立っているのであって、農業のみを法人化しても成功例は余り聞きませんし大規模農家を必要とすることも無いのでは?

あと疑問なのは法人化した農企業は企業そのもの(株式等)に相続税がかかるんじゃなかったっけ?それを一旦国が回収してまた別の法人に買わせるんですかね?非効率極まりないでしょ。それならいっそのこと、農業も産業も全て国営でやったらどうです?

私は勘弁願いたいですけど。

投稿: nao_c/w | 2009.02.11 00:37

>親子で農業をやっていて、親75歳、二代目45歳で、バリバリやっているような状況で、

3ちゃん農家だらけの日本で、そんな絶滅危惧種を持ち出されても・・・
統計的には5%ぐらい?

だいたい、外部から取った嫁に全部やらせて、自分は会社に勤めに行っても成り立つ程度ですよ日本の農業なんてw

投稿: ez | 2009.02.11 00:50

というか「先祖伝来の土地」で農業している人ってどれくらいいるの?
戦後の農地改革で地主から土地を安値で得たって人の方が多いんじゃないのかな。
まぁ「先祖代々小作人として耕してきた土地だ」とか言うんならわかるけどね。

と、元地主の子孫が言ってみました。

投稿: | 2009.02.11 01:33

  内容からして、社会民主主義者ではなく、共産主義者ですね。自分の立ち位置を、しっかり把握しましょう。不動産も株式も全ての資産は暴落し、土地だけでなく、株式も国有財産になるわけですね。非居住の外国人と国だけしか最終的に株主になれない企業は、全て外資企業か国家経営になるわけです。たぶん外資企業は駄目だろうから、強制的に国有化となり、ジンバブエになるしかなくなるでしょう。それとも、外資と国家の合弁は認め、生産手段である土地と資本は官僚機構による恣意的な配分に任せる中華人民共和国を理想国家としているのでしょうか。
 相続税を100%にすれば、頭のいい人は海外にお引越しをするでしょう。そんなことはわかって書いているのでしょうが。自分が相続しないなら、それは自由ですが、結構愛読してきた私としては暴論は目ざわりです。
 全ての意見が一致するとは、もとより考えていませんから、引き続き愛読させていただきます。

投稿: basara10 | 2009.02.11 03:59

絶滅危惧種というなら、なおさら手厚く保護しなきゃ。
相続税で全部取られちゃうってなったら、親の仕事を引き継ごうとする子供はいなくなりますよね。そうなると、経験や知識の伝承が行われにくくなる。

親だって、自分が死んだら自分の私有財産である土地は国に取られちゃうってことになったら、かなりモチベーション下がると思います。

それと、相続税を100%にします、って決まった時の騒ぎはものすごいことになる。だれが決めるんだ、つー話もあるが。
決まったときは、地価は暴落しますな。
というか、それって、「今から30年後ぐらいに私有財産は国が没収します」って言うのとそれほど変わらないと思う。まあ、これが決まるとしたら、共産主義革命が起きたときぐらいでしょうね。

投稿: | 2009.02.11 09:18

>相続税で全部取られちゃうってなったら、親の仕事を引き継ごうとする子供はいなくなりますよね。

外部から新規に入って来ますから大丈夫ですよ。

投稿: ez | 2009.02.11 09:28

外部ってのが海外ってことだとすると、日本の土地や産業は外国ばかりになりますな。

投稿: | 2009.02.11 09:42

>外部ってのが海外ってこと

誰もそんなこといってないだろう。
てか、ずっと反対意見書いている人? あなた、会社勤めってしたことあるの? 

投稿: | 2009.02.11 09:56

外部から新規に素人が入ってきたときには、経験や知識の伝承は行われてませんよね。それはこれから一から教え込まなきゃならないことであって。
旨く行っている家族経営の農家では、それは既に済んでいるから有利だ、ということです。

投稿: | 2009.02.11 10:03

相続税100%なんかに賛成できるほうがどうかしている。一代で蓄財なんて限界があるから結局は海外資本にほとんど買われて終り。
相続税で国庫に全部没収。それを国が民間に売るときにそれを購入する購買力を国民が持てず、ほとんど外国が買うようになる。

投稿: | 2009.02.11 10:28

>外部から新規に素人が入ってきたときには、経験や知識の伝承は行われてませんよね。それはこれから一から教え込まなきゃならないことであって。

農業学校は何のために存在するのかと・・・
大体、今日日は農薬から施肥から何から何まで全部農協の指導でやってんですけどね。

投稿: ez | 2009.02.11 10:38

で?土地をどうやって入手するんだい?希望する人間に配布するのかい?結局言ってることはコルホーズじゃん。ソ連型社会主義の奇形に過ぎない。

投稿: | 2009.02.11 10:46

? 競売にかかってるものを自分で購入するなり、農業会社に就職するなりすればいいでしょう?

投稿: | 2009.02.11 10:48

> 農業学校は何のために存在するのかと・・・

ずぶの素人が学ぶより、すでに実生活で体験経験している農家の子供たちが学んだ方が有利ですよね。

家庭での教育は無意味で、全部学校で教えれば何とかなるとは思えません。

投稿: | 2009.02.11 11:01

で?相続も無い社会でその為の原資をどうやって社会に出てすぐに入手するんだい?新社会人にいきなり債務を政府が保証でもするのかい?そりゃ形を変えたソ連型社会主義でしかねーよ。

投稿: | 2009.02.11 11:01

集約化して成功できる農作物、そうでない作物があるのに、まるで「農家」という一つのユニットがあるがごとき話ですね…。

農家、農作物、耕作スタイル一つにとっても全国津々浦々、様々な形があるだろうになんと画一的な話なんだろうとは思いますが…。

農業技術にしてもしかり。職人芸が求められるのはあるでしょう。ある程度のアベレージに達するまでなら系統立てて教えられる技術に昇華できるものだってある。

法人格で出来るものもあれば、従来通りの農家スタイルのほうがいい場合もある。

上手く行っているわけではないですが、最近は各農業委員会単位で農地集積化、やる気のある農家へ農地を固めようという動きもあります。でも上手く行かないところだってある。

日本の農家っていうと、どうしても稲作農家だけを考えてしまいますが、ほんと多種多様ですよ。小麦耕作のシビアさは稲作とはまた違うものです。1日で差が出てしまうんですから。

何か議論が、農林水産省の"頭でっかちで農家出でもない"(某農業指導者談w)官僚のいいっぷりのような感じがするですよ…。

投稿: | 2009.02.11 11:46

>相続も無い社会でその為の原資をどうやって社会に出てすぐに入手するんだい?

なんで社会に出てすぐ独立自営業にならねばならんのか?
普通は、どっかに勤めて仕事を学んで資金を貯めて……ってなると思うんだけど違うの?
あなた、いったいどんな業界(職種)で働いてんだ?

投稿: | 2009.02.11 12:46

>ずぶの素人が学ぶより、すでに実生活で体験経験している農家の子供たちが学んだ方が有利ですよね。

その理屈だと、ずぶの素人が政治や統治を学ぶより、すでに実生活で体験経験してる貴族の子供たちが……ってことになりますから、民主共和制はダメな制度なんでしょうかねえ?

投稿: | 2009.02.11 12:49

>普通は、どっかに勤めて仕事を学んで資金を貯めて

相続税で私財全部没収の社会主義な制度下でのソ連を見れば無意味な主張。富の蓄積も難しく、信用となる担保も無く起業など不可能な社会になるよ。閉じた社会ならともかく海外資本に食い散らかされてしまうだけ。

>民主共和制はダメな制度なんでしょうかねえ?

前提に個人資産を相続税で全没収というソ連型社会主義を前提としている話では無意味な主張だね。

投稿: | 2009.02.11 13:38

相続税100%は行き過ぎだと思いますが、現行の相続税制度はちょっと甘すぎるかな、とは思います。
ところで、

>信用となる担保も無く起業など不可能な社会になるよ。

親が資産家でない貧乏人は、企業など不可能、ということですか?

>前提に個人資産を相続税で全没収というソ連型社会主義を前提としている話では無意味な主張だね。

相続税100%=ソ連型社会主義ではないでしょう。
「相続税で私財全部没収の社会主義」と書かれていますが、私人が資産を築くことや、それを自由に処分(利用)することまで否定している訳ではないのでは?
相続税で全部持っていかれるのが嫌なら、しかるべきコストを払って生前贈与すれば良いだけでしょう。
同族会社(ファミリービジネス)の方が一般的な公開企業よりパフォーマンスが良いというような研究もあるそうですし(ソース失念)、事業承継支援法制を全否定するつもりはありませんが、それがある種の参入障壁となっていることも事実です。

格差の存在よりも格差の固定&再生産が問題だと思います。そういう意味でも、スタートラインはできるだけ平等であってほしいものです。

投稿: Tim | 2009.02.11 14:51

>しかるべきコストを払って生前贈与すれば良いだけでしょう。

前提条件放棄のちゃぶ台ひっくり返しな全く無意味な意見ですね。相続税100%って前提条件のもとでの話なのに馬鹿らしい。

投稿: | 2009.02.11 15:12

>贈与税100%

日本で100年越えの会社がどれだけあるか……それ全部潰すようなレベルの話かと。

投稿: ¥e | 2009.02.11 17:36

ってか、相続税100%なんてのは先生の妄想(願望)なだけであって、そんな社会が到来するだなんて考える方がアホらしいわけですな。
宇宙人が支配する社会で我々はどう生きていくかってのを議論しているのと一緒。
ありえない前提を擁護するのは馬鹿馬鹿しいと気がつきましょうや。

投稿: | 2009.02.11 18:41

>信用となる担保も無く起業など不可能な社会になるよ。

親の資産など無しに起業してる人間は現にいる訳だが? 

>前提に個人資産を相続税で全没収というソ連型社会主義を前提としている話では無意味な主張だね。

そんなもの前提にしていないぞ?
いったい議論する気があるのかしらん


>日本で100年越えの会社がどれだけあるか……それ全部潰すようなレベルの話かと。

むしろ逆。個人の遺産が消えるから、残るのは会社(法人)だけになるのでは?

投稿: | 2009.02.11 18:44

>前提に個人資産を相続税で全没収というソ連型社会主義を前提としている話では無意味な主張だね。

「親の職業を世襲するのが効率的であり、それを守るためには新規参入禁止すべき」という主張は民主主義の根幹に反するんじゃないか? という疑問を呈しているのになんで、なんでソ連型社会が前提という話になるのか、さっぱり分からん。

投稿: | 2009.02.11 18:49

>ありえない前提を擁護するのは馬鹿馬鹿しいと気がつきましょうや。

「それは(かつて、現実に、存在した)ソ連型社会主義だ」といって、ずっと批判してる人がいるってのにw

投稿: | 2009.02.11 18:56

>「それは(かつて、現実に、存在した)ソ連型社会主義だ」といって、ずっと批判してる人がいるってのにw

封建主義から資本主義を経ず共産革命があったソ連や中国ならまだしも、今の日本でソ連型社会主義(共産主義の前駆)になるとでも?

投稿: | 2009.02.11 19:01

俺も自営だけど、これは家業を継いだもの。
俺は10年間サラリーマンやって、親の身体が悪くなったので会社辞めて継いだ。
で、お客さんからは感謝されているし(こっちはちゃんとお金貰っているのに更にお礼の品まで頂いている)、亡くなった父も「親孝行だ」って言っていた。
俺自身も過酷な職場から離れ、ストレスなく働けるのは家業を継げたからね。
もし相続税100%なら、親の財産を売って払うか、国庫に物納するしかないでしょ。
で、家業を継ぐなんてとんでもない。サラリーマンを続けますよ。

投稿: | 2009.02.11 19:09

大前提として大石先生の相続税100%って話があってのことなのにそれを無視しての話なら全くの無意味なわけだが。
大石先生はさらにその状態を「ご承知の通り、私は社会民主主義者です。全ての土地の国有化を主張している人間です」って示しておられるのに
その前提条件に基づかない仮定で何が言いたいのかねえ?

投稿: | 2009.02.11 20:47

投稿: | 2009.02.11 20:47

>大前提として大石先生の相続税100%って話があってのことなのにそれを無視しての話なら全くの無意味なわけだが。

? その「相続税100%って話」を認められない根拠として、世襲のほうが効率がいい云々という主張をしてたんじゃないんですか?
それとも「相続税100%」って話を認めるんですが? だったら、その社会はそもそも世襲なんかありえないから、こんな議論は不必要ですよ。

投稿: | 2009.02.11 21:05

「相続税100%没収なら生前贈与すればいいじゃない」なんてあまりに馬鹿げた意見。

投稿: | 2009.02.12 08:28

>てか、ずっと反対意見書いている人? あなた、会社勤めってしたことあるの? 
会社勤めで、農業も漁業も就業したことがありますがナニか?
それよりも、ものつくりしたことがありますか、あなた?

投稿: | 2009.02.12 11:03

言うまでも無く日本には、配偶者や親の介護をしている人が大勢いる。その一方で親の介護を放棄して好き勝手なことをしている人も大勢いる。親の介護だけでなく、農地も。そして、それらのことで莫大な税金が使われ、増大する財政赤字を助長している。膨大な国、地方の借金、いつになったら完済できるか誰も解らない。そんな現在の日本、そんな現在の日本を知っている常識人なら、とても「児孫のために美田を残さず」なんてことは言えまい。まあ、今の日本には、解らないくせに解ったようなことを言う人間が多すぎる。面倒なことから逃げていて、偉そうなことを言う人間も多い。そして、そういう人に限って、他人から蔑まれていることに気付かない、可哀想な人が多い。

投稿: おーくぼ | 2010.09.18 16:51

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