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2012.06.17

ゼロリスク信仰が日本を蝕む

※ 原発反対デモで「葬式ごっこ」あまりに酷いとロイターも取材
http://www.yukawanet.com/archives/4221205.html#more

 昨日、ノクチ駅のきらりデッキで、明らかに団塊世代の人々が、再稼働反対の署名運動をしていたんですよ。中核なのか、普通のプロ市民の皆さんかは知らないけど。
 良いよね。あんなことする暇があって(^_^;)。羨ましい。

※ なぜフル稼働までに6週間かかる? 
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120616/trd12061620270019-n1.htm

 関電さんは、再稼働しても足りないと早速言っているみたいだけど、まずはこっちを確実に動かさないとね。その上で大阪市役所のエアコンを止めましょうw。

※ 中国が有人宇宙船打ち上げ 初の女性搭乗、実験室滞在へ
http://www.asahi.com/international/update/0616/TKY201206160422.html

 単純に悔しいですよね。日本の場合、シャトルがあるからとか、そもそも有人ロケットを上げる意義等が議論されて、結局、そこに至らなかったわけです。
 恐らくは、日本の有人ロケット開発を阻止したいアメリカの深謀遠慮みたいなものも影響したことでしょう。
 ただ、原発の問題、食の安全を巡る問題、昨今の企業活動、とりわけ日韓の経済競争等を見ると、結局、われわれはなぜ自前のロケットで宇宙を目指せなかったのか? 戦後のある時期に、この国は、政治も社会も、ゼロリスク信仰に雁字搦めにされて、冒険が出来なくなった。
 実はそのゼロリスク信仰が日本社会に芽生えたのは、不景気になった最近の話じゃなく、かなり古くからだったのではという気がします。
 具体的にそれがいつ頃定着したのかは解らない。鎖国を考えると、そもそもがそういう民族性だったのかも知れないし。戦後もなぜ定着したのかも、私には解らない。ひょっとしたら、薩長土肥という、田舎モノ集団による革命と、その後の世界を敵に回しての大げんかと破滅は、日本史の中では、極めて特異な出来事だったかのも知れない。

 一つの理由には、戦争をしなくなったことで、理不尽な死が社会から追放された。犯罪に遭遇して命を落とす危険はほとんど無いし、自然災害への備えもそこそこ、交通事故と病気でしか死なない社会を、日本は何処の国より先に達成できた。
 そのことも、社会にゼロリスク信仰を根付かせる切っ掛けになったことでしょう。あるいは、そのことを妄執のごとく国家や企業に対して求め続けた大新聞も原因を作ったかも知れない。
 乱暴に言えば、今の日本の状況は、政治のせいでも日銀のせいでもない。ゼロリスクを金科玉条として追求して止まない社会が、必然的に陥る衰退の罠にはまっていると言える。
 日本経済の復活、あるいは、日本社会の復興を考える上で、ゼロリスク信仰との決別が今後必要になるでしょう。
 そういう意味では、朝日新聞が、安全神話を、神話でなくコスト&ベネフィットの概念で冷静に語れる日が来て、やっとこの国は、長いトンネルから抜け出せるんだと思います。その日は異様に遠そうだけどorz。

※ 尖閣、国が所有するのが筋…長島首相補佐官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120616-OYT1T00666.htm

 長島さんは、防衛大臣を務めても全然おかしくないキャリアの持ち主なんだけど、たぶん官邸が手放さないんだよね。将来、そのチャンスがあれば良いけれど。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 石原都知事は日本をアジアの厄介者に変える=中国人有識者
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0616&f=politics_0616_011.shtml

※ 高橋克也ゆすり取られた逃走資金!菊地直子同棲男に「お前逃亡犯だろ、カネ出せ」
http://www.j-cast.com/tv/2012/06/15135738.html
※ スーチー氏「平和めざす旅を」訴え ノーベル賞受賞演説
http://www.asahi.com/international/update/0616/TKY201206160468.html

※ パナソニックがソニーと仕掛ける“日の丸テレビ”の大バクチ
http://wjn.jp/article/detail/2764985/
※ 「白くま」アイスはなぜ人気なのか?
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/06/16/12062/

※ 水を噴射することで自由自在に空を飛べる水噴射型ジェットパックバイク「Jetovator」がスゴイ!!
http://commonpost.boo.jp/?p=39085

※ ボイジャー1号、太陽系境界に到達 35年間飛行の惑星探査機
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120616/amr12061611280008-n1.htm

※ 前日の空虚重量73.1キロ

 本日は都合により、午前3時セットのタイマー更新です。

※ 土曜お昼過ぎ。

 土曜、喉が痛い。アレルギーじゃなく風邪だろうか。次男を連れて電車。スカパー朝日の田原総一朗の番組を聴きながらラゾーナに。番組はミスター円とケケ中さんをゲストに。凄く面白かった。勿体無いなぁ。こんな面白い番組を衛星やケーブルでしか見られないなんて。
 次男がそろそろ身長制限に引っ掛かるので、ウルトラマンの遊戯施設で遊ばせた後、ビックカメラでマウスを見て帰る。モバイルマウスが欲しいんだけど、どれもいまいちだった。

※ 有料版おまけ アジアを取り込む

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コメント

有人ロケットは羨ましくないけど、深海調査船は羨ましい中国。
ROVはROVで大事だけど、マリコン各社とサルベージ大手が、軒並み2000m程度の深海有人作業艇を揃えて仕事している位になって欲しい。
http://mric.jogmec.go.jp/kouenkai_index/2009/briefing_090903_3.pdf
ペラ2枚目。
ROVにしても有人にしても、なかなか予算がこなくて、新品がこない。
単品で粋を見せる日本の癖より、量産品ガンガンに負けちゃう。
嫦娥2号にしても、
月から何時の間にか、惑星探査まで始めている。

投稿: pongchang | 2012.06.17 10:17

>ゼロリスク信仰

たくさんの小心者がいる証拠でしょう。

投稿: | 2012.06.17 10:50

>原発反対デモで「葬式ごっこ」

20年来の反原発の人が「彼らと一緒にされたくない」と嘆いているそうな。

自分たちで自分の首絞めてるね。

まぁこういうウソツキのことを信奉するような人たちですし

>鳩山勉強会で上杉隆氏

>「チェルノブイリの今近くのキエフ含めて20歳から25歳の人口が
>ほとんどゼロに近い。みんな死んでしまってる」(12:50〜)

http://www.youtube.com/watch?v=0ur1dyhLtys&feature=youtu.be

投稿: | 2012.06.17 11:23

>中核なのか、普通のプロ市民の皆さんかは知らないけど。

反原発デモなのに「日米同盟反対!」とかやってるそうですしw


>日本社会の復興を考える上で、ゼロリスク信仰との決別が今後必要になるでしょう。

そのためには具体的にどうすれば良いんでしょうね。

前にも言いましたが、うちの近くの児童公園はすべて、子供が怪我をするからと
滑り台やジャングルジムまで撤去されて更地になっている現状で
ゼロリスク信仰は決別に向かうどころか先鋭化しまくってます。

医療の世界も訴訟問題で萎縮し、リスクのある患者を取らないでたらい回しにする
状況が進んでいますし。

なにをどう変えていけば良いんでしょうね・・・・

投稿: | 2012.06.17 11:31

>ゼロリスク信仰

ゼロリスク信仰と例のスカイマーク批判は同根だと思いますけどね。アメリカの格安航空会社やウォルマートやマクドナルドの店員にスマイルゼロ円を求める奴がいるかっての。

投稿: | 2012.06.17 11:41

わずかな瑕疵に対して過大な謝罪と賠償を声高に要求する在日と基地外が闊歩しているからでしょう。

あと、小さい懐中電灯をマグライトというのはいかがなものかと。
ホッチキス等ほど一般化されていないですから。

投稿: | 2012.06.17 12:08

晴海に着いたお。船でかいお!

投稿: 大石 | 2012.06.17 12:25

ゼロリスク信仰と原発安全神話は、裏表の関係なんですけどね。
じゃぁ今の関電や東電が「避難訓練をやろう」と言い出しても、
ゼロリスク信奉者が発狂して事態がややこしくなるだけだろうし。

投稿: 猫大好き | 2012.06.17 12:27

いせとブルーリッジですね。
俺も乗ってみたいです。

投稿: 沖 | 2012.06.17 12:33

>>※ パナソニックがソニーと仕掛ける“日の丸テレビ”の大バクチ
http://wjn.jp/article/detail/2764985/
>いくら何でもこれは無いと思う。家電に国費が入るようになったら、いよいよ日本の産業はお終いよ。

まぁ、この類に国費が入るのは、私は容認できる範囲だと思いますね。

実際、サムスンなんて補助金漬けで家電やフラッシュメモリ作ってシェアをここまでにしたんだし(品質問題を幾つも起こしてるが)、既に家電も国家の総力戦でやりあう時代になってる事を認識したほうがいいと思います。
特に、ハイアールのようなチートじみた中国企業がのさばってきてるし、彼らを相手にする必要がある。そうなると、国費をバックにつけて価格競争力を確保してる企業が勝ち残るというえげつない状況に家電市場は陥り始めている感じですね。

それを抜きにしても、この「新テレビ」はコケると思いますね。著作権とかそういうことに対する過剰すぎるとも言える配慮が相変らずで、クリエイティブな方面でのテレビ素材の流用が殆ど出来ない現状を放置して、いくらインテリジェント化しても「電気紙芝居」以上には出来ないし、国内市場はそれで押しきれても、海外市場でそれでは押しきれない。

多分、メーカーの偉い人も総務官僚の天下り団体やJASRACのような連中が要求する著作権保護を相当部分無視したテレビを作れば確実に売れるしテレビの周辺の産業も活性化するとわかってるのでしょうが、それをやったら国内市場で商品卸す事ができなくなるので、最低でも国内市場ではそれを出せない。

三すくみ状態の市場に公費を投入するなら、今までうるさいことを喚き続けて立法にも大きな権力を行使してる著作権ゴロ連中に金を掴ませて黙らせることに使わないと、金をドブに捨てるだけになりますよ(憶測ではなく敢て断言します)

投稿: 業界インサイダー | 2012.06.17 12:34

>晴海に着いたお
タイマー更新だったので、これかな‥と思っておりました。お天気が回復して良かったですね。

投稿: ブリンデン | 2012.06.17 14:10

今、「たかじん」に上祐が出ています。
後半は三島がテーマで、見ごたえがあります。

投稿: ペンチ | 2012.06.17 14:31

>実はそのゼロリスク信仰が日本社会に芽生えたのは、不景気になった最近の話じゃなく、かなり古くからだったのではという気がします。<

う~む、いつからなんでしょうね。地球の裏側ブラジルに家族で移民していたころは、なかなかチャレンジングだったような気がしますが。

投稿: ピンちゃん | 2012.06.17 16:08

ゼロリスクは異常潔癖の流れじゃないかな。そしてそれは穢れとかのつながりで。神代の昔から我が民族にある。。。。

投稿: | 2012.06.17 16:36

http://komaken.asablo.jp/blog/2012/06/17/6471951
この現代日本で最悪の犯罪は失業罪だ、死刑廃止の世論の中、戦後70年の今、追放罪になる。
日本アパッチ族を改作した、毎日放送のラジオドラマをNHKで再放送している。

投稿: pongchang | 2012.06.17 17:11

http://www.shimotsuke.co.jp/select/t-berry/20100708/348168
なにが悔しいかは有人飛行より、HOPEだと思う。HTVはなかなかのものだが、X-37Bが日本製だったかもと思うとね。
http://www.space.com/16174-secretive-air-force-space-plane-x37b-lands-video.html

投稿: pongchang | 2012.06.17 17:24

>投稿: | 2012.06.17 11:31

>前にも言いましたが、うちの近くの児童公園はすべて、子供が怪我をするからと
>滑り台やジャングルジムまで撤去されて更地になっている現状で

少子化で子供一人の価値が上がっているのに、
自治体の予算不足で修繕費が出せないからでしょう。
ゼロリスク信仰批判する人の中にはリスク計算をしない人がぞろぞろいるのはいかがなものか。

投稿: | 2012.06.17 19:57

>ゼロリスク信仰

日本のはまる毎度のパターン
「本降りになって出て行く雨宿り・・・」 昔の人はうまいこといいましたね
「宿題を末になてっやるのびた 」    あなたもそうだったでしょ?
「土砂降りになって見にいく田んぼの水」 それで用水路にはまるですよ
「残りまであと1年になって飛ぶヤマト」  先に言うてほしいよなスターシャさん
「台風が上陸してから屋根直す」     毎度毎度落ちますネエ・・・・上陸するまで何してたん?


       


投稿: | 2012.06.17 21:29

>ゼロリスク信仰批判する人の中にはリスク計算をしない人がぞろぞろいるのはいかがなものか。

この件はお役所的ことなかれ主義でしょう
そういうのと平行して指導者不足なのに格闘技必修科目ってのも、一度決まっちゃったら
用意に撤退しないってのも官僚主義、お役所思考でしょう。全部都合かな
どっちも根本ではゼロリスク関係無いんじゃないかな
面倒くさいなあって思ってたところに「ギャーギャー責任!責任!」言ってきたんで
じゃあ無くせばいいんでしょうと・・・・説明や啓蒙の放棄ね
そもそもゼロリスク言うならそりゃ個人の問題だよ。子供が公園で遊んで危ないのなら
行かせないようにすればいいんだな。そういう選択肢もあるだろう
まあゼロリスクが蔓延するならこの国の国民がやはり民主主義を消化しきれてないからですな
選択の自由ってのが何なのか知らないんじゃないの?

投稿: | 2012.06.17 21:40

>う~む、いつからなんでしょうね。地球の裏側ブラジルに家族で移民していたころは、なかなかチャレンジングだったような気がしますが。

戦前は満州にアジアに南洋にと・・・・・

投稿: | 2012.06.17 21:42

>そのためには具体的にどうすれば良いんでしょうね。

尖閣諸島を中共に取られるこったなw

投稿: | 2012.06.17 21:45

> ただ、原発の問題、食の安全を巡る問題、昨今の企業活動、とりわけ日韓の経済競争等を見ると、結局、われわれはなぜ自前のロケットで宇宙を目指せなかったのか? 

いまでも立派に自前のロケットで宇宙を目指していますし、軌道エレベーターの建造計画も民間から出ています。
アナウンサーが会社の金で衛星軌道でピースをした時点で、多くの日本人にとって衛星軌道上は冒険の場所では無く金を出せば行ける南極点のような観光地になったのです。

中国が多大なリスクを負って有人宇宙飛行を目指すのは、そうやって国威発揚を続けないと共産党政権が崩壊するというリスクがあるからです。

コスト&ベネフィットで判断するなら有人宇宙飛行は無駄なだけですし。


>※ スーチー氏「平和めざす旅を」訴え ノーベル賞受賞演説

翻訳のせいか、スーチー氏がミャンマーの民主化を他人事のようにとらえている感が…
セイラ・マスのように、さっさと政治の表舞台から引退するべきだと思う。

投稿: ほる | 2012.06.17 21:50

>実はそのゼロリスク信仰が日本社会に芽生えたのは、不景気になった最近の話じゃなく、かなり古くからだったのではという気がします。

占領軍憲法で左翼の皆様が「諸国民を信頼すべき!中国も朝鮮も無条件に信頼すべき!欧米のやることなすこと何でもマネするべき!」と言い始めた頃からだと思われ。

中国や朝鮮の反日教育や政策で彼らの正体がばれ、リーマンショックなどで欧米も大嘘ついて金儲けをしていたことがばれたから、ゼロリスク信仰というか朝日新聞信仰が大きく揺らいだのでしょう。

投稿: ほる | 2012.06.17 22:07

役所や大企業と打ち合わせていて、「それじゃ未だ判断できないな」と言われたこと何度もあります。「未だ」は、情報足りてないとか、世論が来てないとか、色々とある訳ですが、判断できるほど情報が揃った時は、判断は必要無く、自明となっているので、責任者は猿でもできるなと。それで判断が遅いことは問われず、その判断はやむを得なかったと人事評価されるなら、ゼロリスクというのとは少し違うかも

投稿: | 2012.06.18 00:51

>>ゼロリスク信仰
日本に限った話ではないように思いますね。
この数十年の欧米社会のありようを見てると、羹に懲りて膾を吹く場合や一部の利権層とか声の大きなクレーマーに配慮するばかり世の中を窮屈にするような制度改正ばかりが続いてた。

例えば、ミーガン法のような近代の人権意識とは明らかに反する法や条例が特にアメリカではゴマンとあって、向こうでは人権侵害との声も大きいから修正圧力がかかっていていいものの日本だとそういう声がとことん潰される物だから個人への圧力や人権軽視ばかりが増して行く。
なので、この問題は日本に限らないというか、この数十年間にアメリカから精神性を輸入されて日本的に変化していった部分が予想外に大きいのではないかと思います。

「日本化」が何であるかと言えば、元から特にお役人にあった事なかれ主義が拡大していく中で、欧米のそれを(一部の人の利権拡大に)都合よく弄って事なかれ主義と融合させることで利権の拡大再生産やクレーマーに対するコスト削減に流用していったことであって、本質は欧米の保守右派や宗教右派のスタンスの亜流だと思いますが。

投稿: 業界インサイダー | 2012.06.18 00:56

> 恐らくは、日本の有人ロケット開発を阻止したい
> アメリカの深謀遠慮みたいなものも影響したことでしょう。

何でも自前で持ちたがるフランスでさえ、
ロケット自体はアリアンをばんばん打ち上げていても、
有人ロケットの計画はないのだから、
アメリカの影響だけでなく合理的判断では?

スペースシャトルとの国際分業は、
開発費や維持費を考えれば合理的な判断だったと思いますよ。
実際、有人でなければできないことって、
ある種、人体実験的なことが中心ですから、
有人にこだわる要素ってあまりないのでは?

投稿: | 2012.06.18 02:07

今日の話題とは関係ない話です恐縮ですが、昨日、車に乗った際、カーナビが今日(6月17日)は、「薩摩の日」といってました(なんでなのかよくわかりませんが)?
ご存じでした?

投稿: | 2012.06.18 05:48

>アメリカの影響だけでなく合理的判断では?

私もそう思います

1人乗りのカプセル程度なら20年前のH-Iでも低軌道投入できますし、
軌道を周回して地上に帰還する技術ノウハウを自力で獲得することに
コスト・リスク以上のメリットが何かあるのでしょうか?

いまどき国家プロジェクトとして有人宇宙飛行を自前で達成しようなんて
本気で考えてるのはシナとイランくらいなものです

イランは国威発揚とICBM技術の獲得を。シナは偵察衛星やASAT衛星の
メンテを有人でやりたいからでしょう
あの国なら操縦や砲手も人力でやらせそうですが・・・

そもそも公人を大気圏外に出すということは、その人を強烈な宇宙線
に曝すわけで、福一の○号機の近くに行って今まで誰も出来なかった
作業をやってこいというのに近いです
しかも必然性のレベルから言えば後者に比べるべくもない

宇宙に限らず、有人でしか出来ない作業を如何に無人で達成するかという
事が、現在さまざまな科学技術&セキュリティ分野での課題となっています
そして震災と原発事故の当事者であるわが国にとっては尚更のことです

断崖絶壁の燕の巣を採りに行く蛮勇が喝采を浴びた時代はとっくに終わっている
と思うのですが、それは私がアポロ11以降の生まれだからでしょうか?

投稿: | 2012.06.18 07:16

>理不尽な死が遠くなった
なるほど、ごもっともなご指摘です。 日本の場合は、死を穢れとして遠ざけるので、文化面でも遠くなりますね。
こういう部分で、行過ぎないようにするには、教育やら、躾け、社会の仕掛けが必要なのかもしれません。

一方で、人が生きるためには、動物の命を食らっている訳で、自分で魚や肉を捌く行為は、死を少しだけ近づけてくれます。
東北の津波で、ボランティアに4月に行った時の、見渡す限りの瓦礫と、遺体捜索中の風景は、理不尽な死 突然訪れることを、嫌と言うほど教えてくれました。
たぶん、被災地にいる人や、それを見た人は、ゼロリスクを信じる率は随分と低いのでしょう。

セロリスクを要求する人の、一部は 自分から死や災害を遠ざけておきたいという、無意識の希望があるのかもしれません。

投稿: 外資社員 | 2012.06.18 07:21

>有人宇宙飛行
王立宇宙軍だね。

投稿: 九頭竜 | 2012.06.18 09:01

>王立宇宙軍だね
by九頭竜様

でもって、ロケットの実物と御対面して
「ちょーぉ、きょだいな、はーりぼてっとっ!」
とやる気なさげにほざくんですね、判ります。

・・・しかしお互い年齢層がバレバレなネタで盛り上がってますなw

投稿: 北極28号 | 2012.06.18 09:23

>日本の場合は、死を穢れとして遠ざけるので、文化面でも遠くなりますね。

まず仏壇に挨拶しませんか?
「命を頂きますありがとう」と食事のたびに感謝する。「七歳までは神のうち」と七五三で小さな子供が生き抜いたことを感謝する。死んだら神になる。夏には先祖様をお迎えして無くなったご先祖様に感謝する。春には豊作祈念のお祭りをし、秋には豊作感謝のお祭りをし。
日々の暮らしの中にあります。遠ざけてたら通夜なんかしません。

投稿: たつや | 2012.06.18 10:00

>王立宇宙軍

昔、王立原子力発電所とかいう凶悪なパロディ四コマをどこかで見た記憶が。

投稿: 川副海苔 | 2012.06.18 10:36

>かなり古くからだったのではという気がします。
そもそも鎖国だって為政者からみたリスク回避策なわけで。

でもゼロリスクって程の話だと、そのきっかけになるのは戦後の教育が始まってからじゃないですかね。
ちなみに冒険手帳って本が1972年に出たのを大石先生は憶えておられますかね?
あれって、なんだか学校がごちゃごちゃとつまらなくなってきた反動のような気がするんですけどね。4年間で141版でたのでかなり売れたようです。

ちなみに製造業で始まったゼロ災運動は40年くらい前かららしい。
品質の方ではZD運動(ゼロディフェクト:欠陥ゼロ)というのが1960年にマーチンマリエッタで始まったとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ZD%E9%81%8B%E5%8B%95

投稿: ロック | 2012.06.18 10:49

ロックさん
>冒険手帳
文庫になって再版されています。現在もAmazonで入手可能です。
石川球太氏の独特の絵の挿絵もそのまま。

なんか、なつかしネタばっかり振っているな。

投稿: 九頭竜 | 2012.06.18 16:19

>投稿: 2012.06.18 10:00

たつやさん、いつも興味深いコメント有難う御座います。

私の説明不足なので、「死を穢れとして遠ざける」の意味が互いに違うのだと思います。
日本では、死を実感できるものが少ないというべきかもしれません。

日本では火葬が当たり前ですが、世界ではマイナーです。
欧米でも死体はそのまま、中国文化圏、イスラムでも、土葬です。
ですから、日本では死体をみるのは、通夜で 一部の親族と近しい人だけ。

仏壇に祈るのも、頂きますの感謝も、基本的には観念の世界です。
自ら血にまみれて解体した肉を食べるのと、それを見ないで 観念で感謝する事とは、
良し悪しではなく、違う観念の中にいるのだと思います。
日本では、ご先祖様は灰になっており、リアルな死体としては存在しないのです。
一方で、海外では、死体は、事故や災害の証拠として存在します。
311一周年の報道をみて、ヒストリーチャネルやディスカバリーチャンネルでは、
死体や流されている人が報道されているのです。
一方で、日本のマスコミでは、見事なくらいスクリーニングされていました。

この違いを称して、「死を遠ざける」と言ってみたのです。


投稿: 外資社員 | 2012.06.18 18:24

外資社員さま

大変失礼申し上げました。
たしかに今の日本ではほぼ火葬で死体と接する機会はありませんね。

幽霊とゾンビの違いに似たものを感じるのですが、ついこの間まで土葬が多く、また即身成仏などがいらっしゃるので、すこし違和感を感じます。
少し調べると日航ジャンボ墜落事故の報道でやりすぎがあって自主規制となったように記載がみつかりました。死体に対する敬意の発露だと。
少し理解を深めてみようと思います。中途半端な指摘ですみません。

投稿: たつや | 2012.06.18 19:39

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