コンコルド墜落の真相?
金曜夕方、やむなく病院へ行き、薬を処方して貰う。
なんてこったい!? スカパー360chでネイビーファイルの新シーズンが始まっていたことに気付けず。またしても初回放映を見逃す。この一年、新シーズンの初回放映を見逃すのは、ミュータントX、アンドロメダに続いて二度目。何か番組表の構成に問題があるんじゃなかろうか。
そ~れにしても、第5シーズンの初っ端、前後編の後編は異様につまらなかった。友軍の誤射事件をテーマにしているんだが、プラクティスを見過ぎているせいか、ここでもうふた捻りだなと思ったら、ずっと一本調子のまま話は終わる。でも、いくら米海軍が広いと言っても、あんなアホな戦闘機乗りはいないよ。
※ スカイマーク、1往復増便し毎日4往復へ
往時の日航の往復並み本数に。朝の羽田発をもう少し後ろに倒して欲しいんだが、それは羽田の枠の関係上無理なんだよね。
※ コンコルド、墜落事故の真相 スカパー321ディスカバリーCH
これが、落下した部品を踏んだことが原因ではないという極めて興味深い分析でした。
まず、エンジンが黒煙を曳き始めたのは、部品が落下していたポイントより800メートル以上も前だったことを空港の消防隊員が目撃している(タイヤのバーストはそれ以前だった?)。
左前輪主脚の一本の軸受けに、本来入っているべきスペーサーが入っておらず、タイヤが異常振動し、かつそのせいで機体は滑走開始時点ですでに左へと偏っていた。その後ものずっと左へと滑走してしまった。
当日、まず滑走用の燃料を1トン余計に搭載してしまった。荷物を十数個余計に積む羽目になり、この重量増1.8トンのせいで、機体重心がかなり後方に下がっていた。重量増とタイヤの異常振動及び偏向滑走、重心位置後退により、機体は十分なスピードを得ることが出来ず、通常の離陸決定スピードに至ることなく離陸してしまった。エンジン火災に気付いた航空機関士は、機長の決定と命令を待つ前に、エンジンをクローズしてしまったがために、いよいよ十分な揚力を得られなかった機体は、失速、墜落してしまった。
ここで私が注目したのは、「余計に積む羽目になった十数個の荷物」です。番組中では、その荷物がどういうものかの説明はありませんでしたが、これは恐らく、十中八九、CDGお決まりのラゲージの積み残しの後始末でしょう。CDGでは、搭載される荷物の数パーセントが、必ず積み残されます。労働者が働かないから。だからしょっちゅう、後発の航空機が、前の便の荷物を運ぶという馬鹿なことを繰り返している。そのごたごたでまた労働者が仕事を投げ出す。それがこんな悲劇を生んでしまった原因の一つになったのかも知れない。
この番組は、今月が初放映なので、今後とも繰り返し放映があるでしょう。ディスカバリーchの今月は結構面白い番組が続きます。
※ スカパー朝日パックイン
やっと先週のパックインを見る。なんと冒頭50分近くもを、日本の外交官米軍誤射説に割いている。今日放映のものでもまだ拘っていた。
その可能性が全く無いとは言えないので、「そんなアホな!?」と見えを切るつもりもないけれど、双方の可能性を検証して、蓋然性を考えれば、米軍誤射説にそう可能性があるとも思えない。元帥はなんでこんなことに拘るんだろう。
この番組と日刊ゲンダイとアエラだけがこの説を取り上げていると自慢するようなことじゃないと思うぞ。
※ テロ朝Nステ、徳島自衛官変死事件
県警が事件性無しと判断した理由の一つの、2件の目撃証言。
一人の女性は、その前日にケーキ屋でのトラブルがあったことを鮮明に記憶して、それを同僚にも話していたのに、警察は、ケーキ屋が出した新聞へのお詫び広告(つまり製造が間に合わなかった)を証拠に、それは前年の記憶間違いだと断定する。所が、当のケーキ屋は、「それは企業相手のお詫び広告であって、その年は個人相手のトラブルは無かった」と証言する。
一人の男性は、新車に乗っていたことを記憶していたが、県警は証言者に対して、その目撃者に、「何年から何年頃の記憶だと幅を持たせた方が捜査がし易い」と訳のわからん証言を誘導する。その男性は、車を買った年は目撃の前年だとしつこく繰り返したにも拘わらず、県警は取り合わずに、この男性の記憶を、新車を買った前年の記憶間違いであると決めつける。
つまり、証言を得る段階で、県警の中で、全ての証言者の記憶を、前年の記憶違いにしようという筋書きがあって、それに則って証拠探しと創作が為されたわけです。(* てかだなぁ、それが前年の見間違いだというのであれば、前年、その暴走族被害に遭っただろうドライバーが名乗り出るだろうし、県警はその被害者を探すべきだろう)
番組に拠ると、事件当時の警察署長が交通課長か何かに順当に出世しているんだな。これは無理だわ。
※ 長野県公安委員会、時効殺人事件報告
ま、れいによって康夫ちゃんは公安委員会の委員長をガラス張りの知事室で吊し上げたみたいですが、冷静に考えれば、公安委員会としてはこの辺りが限界でしょう。
というのは、公安委員会というのは、独自の捜査機関を持っているわけでも、何かの強制権執行権を持っているわけでもない。日本の公安委員会というのは、警察に誤謬はないという前提の元で機能するようになっている。実はこういう状況というのは想定していないんですよ。
今回、長野県の公安委員会は責任を果たせたかと言えば、「警察に責任があった」と認定したことで、実は責任を果たせているんです。これ以上のこと(その原因究明)は、それこそ専門の検証委員会を議会や県庁が立ち上げ、当時の捜査関係者をそこに呼び出して吊し上げる程度のことをしないと駄目でしょう。
それをやるかどうかは康夫ちゃんの胸三寸で決まる。何しろ、結果を出せなかった住基ネットの検証に1.000万円近い税金を議会の許諾無く支出したのですから、その程度のことはやってくれるでしょう。
※ 次男誕生
金曜、ネイビーファイルを見終えて息子と風呂に入っていたら、女房が
キタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━ !!! 状態に。予定日通り、というか、年末年始の出産はさすがに産院側の態勢が薄いので、来週入院を睨みつつ、今日、子宮を刺激して貰った結果の陣痛。
いそいそと着替えてタクシーを捕まえ、えっちらと参院、じゃない産院に。女房が分娩室に入ったまましばらく椅子もない暗い廊下で待たされる。どうしてうちのお産はいつも夜中なんだろう。息子が「眠い、疲れた」とブーイング・モードに。
「ま、朝でしょう」と助産婦から告げられ、駅へと向かう。普段全く利用しないし、おまけに暗いし、終電は迫るし、女房に腕時計(方位磁石付き)を取られて、明後日の方角へと歩いてしまうが、なんとか辿り着く。
しかしなんと!? すし詰めで全然乗れない(゚.゚)。一本逃すが、入ってきた電車も一連の混雑のせいで10分遅れ。走り出した電車は直ぐ止まる。帰り着けばついたで、改札で駅員相手にくだ巻いている飲んだくれはいるし、しかもこれが巻き舌だったりする。この季節の駅員さん、自分も飲みたいだろうに……。でもこういう時にこそ働くのが鉄道マンの誇りだったりするんだよね。
2時半頃、病院より無事出産の電話。
* 土曜、辛うじて午前中に産院に着くも、新生児室の面会は2時からとかで、義母実姉と供に近所の公園へと向かう。滅茶苦茶寒い! 明らかに風邪を悪化させるようなお天気。晴れているんだけどあれは雪雲だね。たぶん今冬初めての首都圏の寒さだ。
早々にファミレスへと退避して昼飯。廊下からガラス越しにEOS-10Dで写真を撮りまくる。キャハ(~_~;)。髪の毛薄くて長男にそっくり!
日本にとっては最悪の状況下に、この世に生まれてきたけれど、この子が成長する過程においては、今より酷い時代が到来しないことを望む。そう努力しましょう。
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