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2003.12.21

あの頃の日本

 多くのお祝いメールを頂戴しました。ひとまずはこの場にてお礼申し上げます
 土曜の夜中の2時半に、テレビを見ながら、しかし声が全く出ないので、口パクで「涙をこえて」を謳いながら陽気に踊っていた今年厄年の中年@オヂは私です(o^∇^o)ノ。やっぱり、あの頃の日本には無限の可能性があったよね。

※ <仮放免>収容中のミャンマー人男性 法相「人道上」

 公明党が強く訴えたために実現したことで、この一点をして公明党を誉めたら学会嫌いから叩かれるだろうか? 法務省はまだまだ国外退去を諦めたわけではないので、油断は出来ないが、一歩は前進。仮に法が、厳正中立をモットーとする条文の羅列に過ぎないとしても、政治はそれに温もりを持たせることが出来る。それが法理、つまりは理(ことわり)だと思う。

※ 4年10か月長期拘置、2年8月実刑判決で即日釈放

 診療報酬の不正受給に纏わる事件で、確かにこういうケースで実刑を喰らうこと自体が異例であるけれど、明らかに、拘置が自白と反省を強いる手段として堂々と使われているケース。法理に従うならば、証拠隠滅の恐れが無ければ、即刻釈放すべき法の原則が、この半世紀、ひょっとしたら明治時代以降、あたり前のように無視された結果がこんな馬鹿な状況を招いている。国民はもっと怒れ。明日は我が身だ。

※ 組長の妻から弁護士、今度は大阪市助役に…大平さん

 彼女が使い物になるかどうかは解らないわけです。「使える」という基準も、人それぞれでしょう。ただ、過去にも、この手のタレント登用は数多くあった。当然のことながら、使えたケースはほとんど無かった。その相当が、何処かの県知事みたいに、マスコミ人気だけに支えられていた。
 政界や役場内からの登用がベターだという気はないが、せめて、異業種からの採用に関しては、半年くらいの試用期間を設けるべきではないかと思う。

※ 北朝鮮はリビアの「核開発廃棄」に沈黙、心理的な圧迫も

 カダフィもいよいよ歳を取って、被害妄想が進んだ結果ですね。リビアの核なんて、今のアメリカは痛くも痒くもないのに。でも北朝鮮への圧力には貢献してくれることでしょう。

※ 島田紳助、来年3月「サンプロ」降板

 この番組の体質は、田原(太鼓持ち)総一朗が番組を降りない限りは何も変わることはない。Nステには長野智子起用だそうで、全くテレビ界の病理は根深い。

※ 終日バタバタ

 土曜午後、息子を義母に預け病院に残して帰宅。カメラの後処理から懸かる。とにかくファイル・サイズがデカイのでデジタルデータの処理に意外と手間取る。このご時世に、フジのサービスは相変わらずプログレッシブJPEGを扱えない。4時過ぎにやっとネット・プリント発注。土曜分の日記を書き上げ、ビデオをVHSに落とす。よくよく考えてみると、こうして物理メディアをせっせと生産して発送するコストに比べれば、田舎にブロードバンドを導入した方がトータルコストでは安くつくかも知れない。
 ボイスワープの転送先を女房の携帯から私のピッチに変更したいのだがマニュアルが行方不明。NTTよ、マニュアルくらいネットで公開しろよ。サポートの手間を減らせるのに。116に電話を掛けたらもうサービスは終わっていた。

 あっと言う間に時間は過ぎ、DPE屋さんにて写真をゲットして再び電車。息子は昼寝した後だったが、案の定、子供の長時間滞在は困ると病院からクレームが出たらしい。そら子供は病原菌の塊だもんなぁ。でもこの時期、出産する半分の母親も風邪気味なんだよね。
 持参した夕刊を病室で開く。42兆円の稼ぎしかない国が82兆円もの予算を組む。将来、次男坊が自分の誕生日の新聞を捲る日があったら何と言うだろう。仮に20年後、今の主計官は、優雅な渡り鳥生活を繰り返しつつ何処かの特殊法人の役職に収まり、左うちわで暮らしているはずだ。今の内閣閣僚のほとんどは、すでに現役ではない。一体誰の責任をどう問えば良いのだろう。私たちは、ほんの10年前の予算編成者の責任すら問えないのに。

 義父の車で帰宅ルートに。途中、凄まじい渋滞に巻き込まれる。近所のファミレスで夕食して帰宅。ファミレスに寄って田舎へ写真とビデオを発送。レジのバイトがとろいせいもあり、宅配荷物の精算を済ませたかどうか記憶が一瞬飛ぶ。お金だけ出して精算せずに買い物を続行していたらしい。入浴、気づいたらすでに9時。NHK特集の三分の二を見逃す。ま、その内、再放映があるか。
 長男、たっぷり昼寝したせいで、元気も元気。こっちはヘトヘト。夜に入ったら全く声が出ない。会話はほとんど掠れ声でアーウー。熱も出てきて6.5分に上がる。平熱が6度いかないものだから実質37度を超えている。自分一人の特異体質かと思ったら、実姉も36度平熱が無いことを初めて知る。ひょっとして南方系は平熱が低いのか? ぶっちゃけ、こういう時に疲れるのは(つって、私が産んだわけじゃないが(-_-;))、親戚一同を接待しご案内しなければならんからだなと思う。
 息子がベッドに入った隣の部屋のノーパソでザ・ホワイトハウスを見ながら仕事。番組が終わった後、息子、寝たふりをしながらちらちらとこちらを窺う。やっと息子が寝て仕事部屋に落ち着く。夜は母親がいないと泣きじゃくるかと思ったが、この二日は無事だった。

 そしてこちらは見逃さなかった。ステージ101のライブはしっかりHDDに落とした。みんなまだ声が出るんだよ! 凄い。
 息子たちが、人生の半分を過ぎた辺りで青春時代を懐かしめるコーラスがあれば良いけど。長かった一日がようやく終わる。

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