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2004.01.16

Deep throat

夕方5時起き。次男、昼間寝てないというのに珍しく宵っ張り。深夜に4時間ほど抱いて過ごす。これが手乗り文鳥ならぬ手乗り赤ちゃんみたいで可愛いんだな(~_~;)。でもこの一ヶ月で3分の1近く体重が増えたせいで、20分も抱いていると、腕が麻痺してくる。これがね、赤ちゃんの首ってのは異様に重いんだ。

※ 赤ちゃんリンガル発売

 はっきり言って大きなお世話。子供ってただ退屈なだけで泣くんだが、普通の親なら、機械が10数秒判定に懸かる所を瞬時に聞き分けられるよ。

※ 芥川賞に最年少2女性…19歳

 こんなんで驚くな。次は君たちの番だ! 全国の少年少女諸君。史上うんたらという枕詞を演出しなければニュースにならないというのであれば、3年以内に中学生が受賞し、10年後にはサルや犬が……、以下自粛。
 結局これ、賞の問題じゃなく、そういうのに冠を付けて掲載しなければ消費者にアピールできなくなった業界全体の問題なんだよね。そういうのしか上がって来ないんだもの。しかしまあ、世の中にはそれでも煽てまくって、こんな賞が欲しい欲しいというお方もいらっしゃるようで……。

※ 米衛星故障、GPSが一時的に世界各地で狂う

 他人のシステムに依存するから……。日本周辺に限定すれば、予備も含めてほんの5基かそこいらでオーケーなはずなんですよね。でも日本には、そのたった5基の衛星を上げる体力がない。

※ 台風並み低気圧で交通機関は終日混乱 北海道

 なんか、南方出身の私としては全然実感がわかないんだが、大変なんだろうなぁ。や、大変なんだろうと書くのは容易いが、何しろ道路脇のバス停の看板が一晩で首まで隠れるという状況を全くイメージできない。

※ CX21:00金曜エンタテイメント新春ドラマ特別企画「スチュワーデス刑事8・列島縦断グルメツアー殺人事件の航空トリックはアラブ超豪華リゾート・ドバイにヒントがあった…少食シスターズも新登場!」[出]財前直見 [出]水野真紀 [出]木村佳乃 [出]村田雄浩 [出]戸田菜穂

 そっかぁ、JALに乗ってドバイのれいのホテルにタイアップロケに出掛けたんだろうか? てことはどうでも良いが、水野美紀のコスプレが拝めるとあってはこれは万難を排して見なければなるまい! スッチー刑事をグルメと絡めると来たか……。これにゴジラを加えればもう茶川賞間違いナシだね。
 と思ったら美紀じゃなく、水野真紀じゃないか!?

※ 疑似吉村政権と化す長野県

【 なお大きな手術直後の入院療養中に、一部報道機関から療養生活を妨げるような報道がありました。医療者の立場からは、自粛していただきたかったと、最後に申し添えます。今後は、外来通院にて定期的に術後経過をみさせていただく予定です。

長野市民病院 泌尿器科科長 岡根谷利一(おかねや としかず)
院長       長田 敦夫(ながた あつお)】

これは、驚くべきことに、知事の私物化が激しい長野県庁のウェッブサイトに堂々アップされた公文書です。しかも、康夫ちゃんが自分で筆を入れた文書です。中日新聞の日記でそう書いている。信じられないですね。おらが県知事様は大出術で入院しているんだから、報道を控えるべきだなんてことを主治医が言って、それを県知事本人が赤入れて公文書として公布するんだから。お医者よ、まず自分を治せ。そんなくだらんことを言うのであれば、貴方はまず医師として、治療に専念すべく知事職の辞職を言うべきだろう。
 吉村政権当時ならいざ知らず、自分の金銭スキャンダルを封殺する理由に、俺は今入院中だから自粛しろなんてことをどの面で言えるんだ。

 昨日から、れいの県議の情報公開を巡って報道が混乱しています。あの讀賣新聞ですらが、夕刊の時点では、「法令違反」だという間違った情報を識者に喋らせてミスリードしていた。今朝の長野県版ではコソーリと修正記事が載っているが、あんたら識者のコメントを取る前にググることくらい憶えなさい。
 長野県では、個人情報保護条例に、議会は含まれていません。その条例を改正するために、議会を含めるべきか否かを合わせて県民からの意見聴取をするということを、つい一月前県庁サイトで表明されました。所が、いろんなメディアが、何か勘違いして、あたかも議会がそれに含まれている、にも拘わらず議会議長がそれを破ったかのように書き飛ばしている。その程度のことは調べろ。ぐぐれば一番最初に辿り着く頁にちゃんと書いてあるんだから。
 私は何度も書きますが、法令が無いからと言って、ま、これを公開したことは拙かっただろうと思っています。一方で、公務員は、バイネームで出来ないような行為に及ぶべきでもない。
 それで、各紙、見事なまでに申請者に関しては「会社員」で統一されているわけです。しかし少なくとも、この情報を得る方法に違法性は無かったんです。それはもうはっきりしている。議会事務局は慣例に従ったまでですから。確かに誉められたことではないけれど、違法性が無い以上、その情報公開を申請した人間が、先頃100億円もの借金をちゃらするよ県知事から確約された鉄道会社の県庁出向者であったことは書いて構わないでしょう。こんなに美味しい情報を知っていて隠匿するのは、メディアとして犯罪的であるとすら私は思います。カワードなことこの上無い。現実問題として、その情報を秘匿する意味も無いわけですよ。もうみんな知っているんだから。
 しかしこれは、少年犯罪の実名がネット上に出たから秘匿する意味は無いというレベルの問題とはまるで違う。個人名を特定しなくても、それがどういう絡繰りかを類推させる情報の公開は一向に差し支えないしそれは出来る。こういう時に向こう疵を恐れて萎縮するマスコミというのは、全く尊敬できない。あなた方がこんなことを3年間も続けて知事を甘やかして来たから、彼は県政を放置してやりたい放題しているんですよ。

* 康夫ちゃんの借金問題ですが、どうも、県民に対して報告がないのは、やはり拙いらしい。生計を一にしている家族間での借入か、本人の自己完済で無いと、「政治倫理の確立のための長野県知事の資産等の公開に関する条例」という長野県の条例に引っ掛かるらしい。前者の場合、何しろ彼は独身ですから、これはそういう家族はいませんし、自己完済は、もしこれがあったら、この人のここ数年間の資産公開全体がまったくの嘘っぱちだったということですから、それだけで条例違反に問われる様子です。

 この問題で康夫ちゃんに注意して貰いたいと思うのは、明らかに真相を知っている人間が何処かにいる。その人物は、少なくとも康夫ちゃんの味方では無い。ある日2ちゃんねるに現れて「登記簿を調べろ、面白いものが出てくるはずだ」と示唆した。自らはどうも表に出る気は無いらしい。私は彼のことを密かに「ディープスロート」と名付けたのだけれど、康夫ちゃんがこの件に関してくだらん作り話で下手打つようなら、またこの人物が2ちゃんねるに現れて、次はどこそこを洗えと、suggestion を与え続けて、結局は誰かが堂々と取材して真相に辿りついて、康夫ちゃんは取り返しの付かないドツボに填る可能性がある。
 田中康夫は金銭スキャンダルで躓くだろうとだいぶ以前に私は予言したけれど、健康を害して辞職するのは惜しまれるが、金銭スキャンダルでの失脚は、もはや作家としての居場所すら無くなるということも意味する。そうでなくても、旅費の寸借詐欺ですらまともに弁解できない状況にあるんだから、説明責任を果たす意思がないのであれば、そろそろ身の処し方を考えなさい。

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