« 公教育改革の鍵 | トップページ | 体制崩壊でしか問題は解決しない »

2004.01.11

ムーンベース・アルファ

※ アメリカ、月面基地建設へ?

 ま、あと30年は無いと思うけれど、完成した暁には、ぜひムーンベース・アルファと名付けて欲しい。

※ 三宅島で海洋生態研究、ジャック・モイヤーさん自殺か

 なんでまた……。

※ 西宮神社の“福男選び”、「スタート妨害」抗議殺到

 個人的には、あの消防士の削ぎ落としたような立派な肉体美にきっとときめいたモーホーさんも多かったに違いないと思った程度なんだが。

※ 首藤先生、貴方まで!?

 昨日のパックインで、民主党の首藤議員までもが、外交官射殺事件を米軍の誤射だと断定していまして、疑惑があるとかじゃなく、断定なんだもん。その根拠というのが、外務省は未だにその四駆を公開もしないし、検死解剖で取り出したはずの銃弾の情報も寄こさないから……、なんだが、それって米軍誤射説を証明する証拠になるんだろうか? というのは、不鮮明ながらも銃痕の写真はある。遺体にせよ、車にせよ、事後直後に米軍が偽装するのは簡単なわけです。車の中に潰れたAKの弾を置いておけば良いし、遺体に残った弾は理由をつけて綺麗に除去しても良い。
 米軍が誤射して、しかもそれを隠蔽するのであれば、方法はいくらでもあった。もし偽装した後なら、四駆も公開されるでしょう。遺体から取り出した弾だって、日本政府が疑って調べなければ口径はごまかせるから、こっちはそう問題でもない。
 米軍が誤射したかも知れない……、までは良い。じゃあそれを偽装する理由は何か? の動機部分が決定的に弱い。日本人の感情はしばらくは拗れるだろうけれど、それだけのことですよ。米英関係じゃ、友軍の誤射なんてしょっちゅうなんですから、日本に対してだけ神経を使ったとも思えない。

※ 長野県外郭団体整理 NHK特集

 答申は出たけれど、それで沙汰止みなんだよね。小泉総理は、道路改革問題に手を着けたと自慢するけれど、まさに手を着けただけで満足していると土曜のパックインで皮肉られていたが、どこかの県知事も同類。肝心な所で汗を掻くつもりなど微塵もない。

【ガラス張り知事室で執務しているのとほとんど変わらぬ仕事量。その情熱と体力に敬服、と来訪者は口をそろえるが、そんなもの、“信州”知事として当然の矜持(きょうじ)。】10日の康夫ちゃん日記より

 笑っちゃうのは、ほんの数組の来訪者と会っただけのことで、「知事室の執務と変わらぬ仕事量だ」と自画自賛するんだが、この人のスケジュールは、別に入院してなくったって、平素からスカスカなわけです。この程度のことで、知事室と変わらぬ仕事量だと自画自賛して来訪者に誉められるってのは、どこぞの貴族社会の話ですな。別に働かなくてもかまわない連中がたまに仕事して自画自賛するようなもの。俗世の厳しい現実を知らんからこういう呑気な自慢が出来る。こういう連中には、ぜひ隣県の岐阜県知事のスケジュール表でも見せてやりたいものです。
 お前さんの矜持とやらは、お貴族並みの仕事量を自慢することかいな?

 【石坂千穂、小林伸陽、林奉文、丸山賢二の県議諸姉諸兄が来室。入院中の身をも慮(おもんぱか)らぬ、どころかあえて入院期間中に的外れな一大キャンペーンを張る「一部報道機関」は腹立たしい、と口々に仰せるので、聡明(そうめい)なる県民の民度を試すべく、果敢に挑戦しているのでしょう、と応じる。】11日の康夫ちゃん日記より。

 私は10代のずっと昔から、共産主義が政権を取るような日が来たら、たぶん法律もへつたくれもない闇夜のような独裁国家になるんだろうなと思っていた。ま、泥船を担ぐのもたいへんだろうから一抹の同情は禁じ得ないけれど、監査委員でもある共産党石坂県議団長は、自らは県民や支援者に何ら説明することもなく、単に渦中の人に御注進に及んで忠勤ぶりをご自慢のご様子で、共産党というのは根っこのところは昔から全然変わりませんね。上へ行けばいくほど腐っている。
 ま、これまでいろいろと腐った政治家を見てきたけれど、ここまで腐りきった政治家を見るのは久しぶりですね。ほとほと嫌になる。なんで俺はこんな下劣な男にいつまで関わって貴重な時間を潰しているんだろうかと思う。だって私、長野県民じゃないんだもん。どこぞの田舎の素朴な有権者がペテン師に引っかかったからって、私にゃ関係ないもん。

 私はいつも、なんでそんな田中康夫が嫌いなの? と問われれば、何を仰る、好きであればこそのウォッチに決まっているじゃないですか。あんな面白いトリックスター、今どき、どこにいますか? と反論する。その言葉に嘘はありません。私はあの手の人間は大好きです。もちろん人間的には、最低の部類に入るだろうとは思うけれど。別に人間的に優れているという理由で人の好き嫌いが決まるわけでもありませんから。
 ただ、時々、心底、この人の人間としての醜悪さに嫌気が差すことがある。

 この件に関して言えば、彼は自分自身で説明責任を果たしていないというその一点のみで、もう有罪を認めたようなものなんですよ。県民に対して自分の口や文章で申し開きできないというその一点がすべてを物語っている。いくら強がりを言っても、そりゃもう単純に、汚職にまみれた政治家の典型的な行動パターンを辿っているに過ぎない。
 ただ、この人には、本当に罪悪感は無いんです。寸借詐欺というのは、そういう性格のものですから。金額はトータルで、政権発足直後にさかのぼれば、4、5百万円は行くんでしょう。それでも一回の支出が、2万、3万円の単位なら、本人どころか県民だって寛容になるかも知れない危うさがある。

|

« 公教育改革の鍵 | トップページ | 体制崩壊でしか問題は解決しない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ムーンベース・アルファ:

« 公教育改革の鍵 | トップページ | 体制崩壊でしか問題は解決しない »