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2004.02.17

この戦争は駄目かも

※ 世界報道写真コンテストhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040213-00000282-kyodo-ent

 ピュリッツァー賞記者が撮影した写真で、ぼけているし、フレームも決して誉められたものではないけれど、一枚の写真が物語りを持つ瞬間ですね。
 一瞬、アメリカ国民が反戦へと大きく軌道修正するきっかけとなった、ベトナム戦争のあんな写真やこんな写真を思い出しましたよ。
 打ちのめされるような写真です。ほとんど1年前に撮られた写真だけど、私は昨日初めて、この戦争は駄目かも知れないと思った。

※ ハンセン病元患者 宿泊拒否ホテル廃業

 親会社は「最大の謝罪」とか言っているんですが、アグネス絡みで突然廃刊となった講談社の某雑誌のことを思い出しましたね。
 ま、客の入りがぱったり途絶えて、会社側は、従業員に対して廃業する良い口実が出来たというのが本音でしょう。

※ 川口外相、日朝交渉は今後も田中・藪中体制

 拉致家族会が田中審議官を外せとか言っているんですが、その必要は無いでしょう。外交官にもいろんな性格の人がいて、この人は見るからに華が無いひとですね。朴訥として、感情を決して顔に出さない。極めて理想的なネゴシエーターです。
 彼が抱えている問題、あるいは直面した問題というのは、これまで日本の外交官が滅多に経験しなかったことです。国民から説明責任を求められたことは無かったし、個人の人権に関わり、しかもそれをメディアが注視しているなんていうことも無かった。
 そんな異常な状況下で、彼が何か決定的なミスを犯したかと言えば決してそんなことはない。いずれも箸の上げ下ろし並みの些末なことばかりです。それをいろんなルートで第三者が介在してくるから、なおおかしくなるし、何か隠し事をしているんじゃないか? 勘ぐられる。外交官なんですから隠し事をするのは当たり前です。最終的に結果を出せば良い。
 彼にとっての不幸は、外務省の目的は拉致被害者の帰国ではなく国交樹立にあったのに、国民も政治家もそんなことはどうでも良かった。戦略目標の軌道修正を強いられたことに気付くのが遅かったという程度です。

※ 知事転入問題で長野市の再照会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news004.htm

 この問題の焦点は、泰阜村の村長さんが、居住の実態があると強弁していることでして、もちろんそんな実態は無いわけです。ことは住民票の問題と、選挙人登録という今二つのポイントで進行中でして、これは、たぶん康夫ちゃんと村長さん二人して、公職選挙法に抵触しているんじゃないかと思いますね。何しろ居住の実態が無い所で、選挙人としての偽装登録を村長自ら斡旋しているわけで、本来なら、二人とも逮捕されているべきでは無かろうかと思うんですが。これ、刑事告発したら面白いことになりますよ。

 実は、昨日、長野県庁ではちょっとした珍事がありまして、それは、元信大教授が康夫ちゃんの記者会見に乗り込んで行って、最前列に陣取って最初から挙手し続けたにも拘わらず、カワードな知事さんは最後まで指名せずにトンズラしたという事件がありました。

その長先生の怒りのコメントがここにあります。
http://www.avis.ne.jp/~cho/chka.html
ちなみに昨日の会見テキスト
http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/20040216n.htm

でまあ、昨日の珍事は、行政が会見を仕切ることの問題点を見事にさらけ出したと言えますが、この会見録を読んでもまあ酷いもんですな。大人の台詞じゃない。記者の質問に誠実に答えている部分は何ひとつとて無い。田中康夫悦び組の業界関係者を連れて行って、あんたたちが送り込んだ男が、いかに出鱈目やっているかをぜひ見せてやりたいものです。

 そんな夜郎自大な知事さんに、今日の産経新聞・櫻田淳氏の「正論」から、以下の言葉を捧げます。
【 ニコロ・マキャベリが断じたように、君主、すなわち「統治」層の最たる不徳は、世の人々の軽蔑を招くことなのである。】

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