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2004.02.22

そしてママは戦場に散った

 土曜15時半、頑張って起きる。夕方、池袋でオフ一件。溜まっていたNWJを持って電車に乗る。お台場の某所にて怪しげなイベントが開かれるたびにオフがあるよな気がするのは偶然だろう。
 22時半帰宅。次男を風呂に入れてパソコンの前に。出掛けている間に2ちゃんのマス板にまた変なタイトルのスレが立っている _| ̄|○
 せめてこの次、あたしのスレをマスコミ板に立てる時には、私の固有名詞は抜きで「田中康夫翼賛報道を斬る!」くらいにして欲しいぞ。あたしの固有名詞さえ入っていなければ、自作自演だなんだと揶揄されんで済むから。

※ スカパー朝日パックイン

 ますますデムパ度を高めるパックインをビデオで観る。昨日の電波発言。

11時37分
「自公連立をして、宗教的権力が政治にどんどん出てくると、宗教の方が上になってくるというのは、民主主義の否定どころか中世ですよ」元帥弁。 

 正直、好ましい現象で無いことは当然のことだけど、ヨーロッパなんて、そもそも政党名に「キリスト教うんたら」と付いた政党が連立を組んでいる所は珍しくもない。それに、誰がなんと言っても、学会が選挙を勝ち抜いて政治家を議会に送り出しているという事実はいかんともしがたい。われわれが民主主義を戴く以上は、公明党の存在を否定することこそが、民主主義の否定に他ならない。悔しければ、公明抜きの政権を創れば良いだけの話でしょう。つまり、これは公明や創価学会や自民党に当たるべき話では無く、ふがいない有権者を批判すべきことだと思う。

11時46分
「(国会討論で)菅さんが前のフランス大使の小倉和夫氏が書いた『日本外交の過誤』という本を読んだかと? と訊いたら(小泉さんは)読んでないということで済ませてしまう。国民の代表である総理がそれを読んでいないということは、ある意味で恥じらいを持って語らなければならないことではないのか」テロ朝コメンテーター・川村晃司

 あの小倉和夫を持ち上げるなんて信じられない。あ、その前に、「日本外交の過誤」は、小倉和夫氏が書いたものじゃない。これは吉田茂が外務省に15年戦争の過ちを検証させた機密文書のことであって、小倉和夫氏の書いた本は、「吉田茂の自問」です。そして、その小倉和夫なる、朝日御用達外交官がどういう人物かは、長くなるので、今日の日記の最後に引用します。

12時50分
「金正日体制というのは、他人の国の体制じゃないですか。基本的にその国の人が決めるべき問題でしょ?」 今日の新しいデムパ・キャラ 升味佐江子・弁護士・自由人権協会理事

 元帥も「そう」と頷いていたけれど、私はこの発想に強く抗議します。ナチス・ドイツをして「ナチス体制というのは、他人の国の体制じゃないですか。基本的にその国の人が決めるべき問題でしょ?」なんてことを、今言ったらはっ倒されるぞ。なぜこんな歪んだ独り善がりな発想が堂々と、わが国で金正日体制に対してまかり通るんだろう。
 何より、金正日体制を支えて来た最大の功労者は、あの収容所列島に暮らす2千万の国民ではなく、日本から資金を送り続けた人々だった。それを黙認したわれわれ日本人に、あの国の現状を看過することは断じて許されない。

※ 石破長官、空自機で地元鳥取から千歳入り 経費47万円

 空自の定期便に乗って移動したということで、目くじら立てるな。東京でバイトするためにヨタな公務を入れる何処かの県知事さんと比較しても何ら問題は無い。ていうか、出征する自衛官を壮行するために長官の行動に齟齬があっては困るわけで、自衛隊機の使用は当たり前のこと。
 しかし、私がこの問題で言いたいのはメディア批判じゃない。かつて、防衛庁長官職に精進し過ぎた故に、地元で草刈りの暇もなく現職大臣として落選した不運な人がいらした。とは言え、石破長官、貴方が今担っている重責を考えるならば、そもそも大臣在任中にお国入りなどすべきでは無かった。イラクへ派遣される幹部自衛官の一体誰が、せめて一度故郷へ帰って墓参りでもしておこうか、などと考える余裕があっただろうか? 身の律し方を覚えなさい。

※ SLBM発射失敗 露の大規模演習、的はずれた

 ちょっと情報が錯綜しているので、実際に何が起こったのか確定するのは難しいのですが、とにかく発射実験は失敗し、それも一発では無かったらしく、原因は複雑多岐に渡るらしい。これで私が心配しているのは、こんな使い物にならないシステム、逆に不意に誤射される心配は無いんだろうか。たとえば発射シークエンスの訓練が、なぜか実射モードになっていたり、いつかCNNを捻ったら、米本土の何処かでロシアの核ミサイルが爆発したらしいなんてことが起こりうるかも知れない。

※ ルーミー(ルームメイト)

 電車内で読んだニューズウィークの2月11号、この号のピーター・タスカのコラムもなかなか面白いんですが、これはまた明日にでも。

 ジェシカ・リンチの告白本のパブリシティがあるんですが、これがなかなか悲しい物語が載っているんですよ。あの時、彼女と一緒にハンビーに乗っていた女性兵士に、ロリ・パイエストウ( Lori Piestewa )というホピ族出身のシングルマザーがいた。アリゾナ州テューバシティ出身のホピ族にとっては、仕事などほとんどなく、4歳の男の子と3歳の女の子を祖母に預けて軍隊の給料で彼女は二人の子供を育てていた。タフで有能で、よく訓練された女性兵士だったが、認識票の下には暖かい心があった。
 2002年3月、二人はテキサス州フォーブリス陸軍基地の女性兵舎で同室(ルーミー)となった。ジェシカは、この人なら頼れると思い、二人はすぐ意気投合した。やがて507工兵中隊に前線への出撃命令が下った。ロリは前線へ行く必要はなかった。肩を負傷して出征免除の許可を得ていたからだ。だがロリはジェシカに言った「あなたが行かなくてはならないのなら、私も行かなくては」。そして507工兵中隊の兵士82人はクウェートへと出発した。

 彼女らが、迂回するはずだったナシリアへと迷い込んでしまう下りは、戦場におけるごく些細でありがちなミスでしかない。150キロにも及ぶ隊列は、時速20キロでのろのろと進むが、砂漠での運転経験のある兵士など皆無で、何度もトラックが立ち往生し、レッカー車が行き交う。出発後3日目には、疲れ切った部隊はゾンビ集団と化し、全く隊列を保てなくなる。ジェシカが乗っていたトラックも、遂にギア・ボックスが折れて身動き取れなくなる。
 その時、疲れ果てたジェシカの耳に「こっちに乗るのよ! ルーミー」という声が響いた。ハンビーを運転していたロイが追いついたのだ。ジェシカは、荷物とライフルを掴んで後部席に飛び乗った。

 さてここから。われわはいかにも砂漠の一本道で襲撃を受けたように勘違いしていたけれど、実際は、その迷子の隊列は街の灯りを本隊の灯りと錯覚し、ナシリアの町中へと侵入してしまい、周囲は映画ブラックホーク・ダウンの状況と化す。彼女らが衝突したトレーラーも、イラク軍ともゲリラとも解らない、とにかく敵が意図して置いた代物だった。ナシリアでの市街戦からの脱出行は一時間にも及んだ。敵の弾丸がついにタイヤをパンクさせ、ロリはハンドルの制御を失い、トレーラーに激突した。
 ロリは頭部に重傷を負い、ジェシカと供にイラク軍の捕虜になったが、結局還らぬ人となった。そして、この戦争に於いて、合衆国軍初のシングルマザーの戦死者となった。

ググって出てきた彼女関係のニュース。
http://www.azcentral.com/arizonarepublic/news/articles/0420piestewabio17.html
http://www.indianz.com/News/show.asp?ID=2003/04/07/piestewa

* 小倉和夫ってこんなひとです。

【 外務省管轄下の政府機関(現在は独立行政法人)国際交流基金が今年一月末、米側の社会科学研究評議会に人選などをゆだねてワシントンで開いた「記憶・和解とアジア太平洋地域の安全保障」と題する連続セミナーも、そうした傾向が顕著だった。日本人参加者も日本を被告席において、糾弾するという姿勢が大多数で、国会でも「日本の贖罪(しょくざい)意識を売り物にしている人ばかり」(参院自民党・谷川秀善議員)という批判が出て、川口順子外相も人選に問題があったことを認めたほどである。

 国際交流基金というのは政府の資金で日本の実情や主張を日本を利する形で対外的にアピールすることを任務とする公的機関のはずなのだが、今回ことさら気になる動きがあった。フランス大使だった小倉和夫氏が外務省からの天下りでこの十月、同基金の理事長に就任したことである。小倉氏といえば、長年、日米同盟への懐疑を表明し、中国や南北朝鮮を含むアジアとの連帯を訴えてきた異色の官僚だからだ。

 小倉氏は一連の著作で日本の過去の反省や戦後風の平和主義の重要性をしきりと説く。まさに工藤雪枝氏が批判する「特殊な国家観」なのだ。そして小倉氏はそんな特殊性を実証するかのごとく、国際交流基金の理事長就任直後、朝日新聞のアジアネットワークという組織の社外委員にもなったのである。】【緯度経度】なお居座る「自虐派」日本人 ワシントン・古森義久 [2003年10月26日 産経新聞東京朝刊] 】

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