ひょっとして出来レース?
※ 週刊文春出版差し止め
今日、10時頃起きて、テロ朝の朝刊瓦版を再生したら、いきなり初っ端でこんなニュースをやっててびっくりしました(ちなみに、本件に関する大谷、勝谷二人のコメンテータの意見は、いずれも全く本質を外していたと思う)。ゲラが何処で漏れたかなんてのは、テクニカル論であって些末なことでしょう、勝谷さん。今週は連休進行ですから、彼がまだゲラだったはずと主張する時間帯には、すでに電車の中吊りも出ていたはずなんだが、自営業の欠点でよね。連休で発売日が早まっているという認識がすっぽり欠落するのは。
で、私は、新聞社サイトを覗きに行く前に、2ちゃんのニュー速板の関連スレを、半分ほど読みました。中に二つほど、慧眼すべき意見があった。
ひとつは、この長女は、ある女子大からある新聞社に入って、そこで社内結婚したらしいんだが、あの女子大からこの新聞社という就職は、普通なら無理だろう。だったらこれは政治家子女のコネ入社であって、彼女に私人としての権利は無いだろう。というもの。
これがコネ入社かどうかは微妙なところだけれど、プライバシー権をそう強く言えるのかな? という疑問はある。
もう一点、そもそもこの記事は、娘の離婚というテーマではあれど、その問題に関して、政治家田中真紀子がれいによってどうハチャメチャに関与したかを記事にしているのであって、十分公益性を持つというものです。私もこの意見を支持します。
ましかし、雑誌の9割方は出荷済みで完売は間違いなし。文春としてはシメシメでしょう。
※ 新撰組か!? K1か!? で兄弟げんか内臓破裂
せめてNHK特集イラク問題VS「砂の器」かぐらいなら同情も出来るが、それって「セーラームーン実写版」と「ナイナイ土曜8時」で喧嘩するくらい空しいと思う。
※ 自衛隊は自閉隊
政治家が自閉症に関して無自覚というより、名前が良くないんですよ。いかにも誤解を招きやすい病名ですから。私がずっと以前から言っているように、名前を変えることを学会や保護者団体で働きかけるべきだと思いますよ。
「サマワの隊員の前で言ってこいよ! お前」 6時21分勝ちゃん弁
7時台、「教師を隔離」というへんてこなニュースに関して、勝谷さんの灘高時代の同窓だとかで、怒りで呂律も回らず、「こいつなんんだ、この教頭!」 7時33分
あの~、一応、公共の電波なんですから、まあデムパは仕方無いにしても、乱暴な言葉は止めなさいよ、貴方。その口調で、防衛庁長官の発言や小泉の発言を叩いても説得力は無いということを気付いて欲しいけどなぁ。
* 所で、勝谷さんは、スペインの選挙結果に関して、昨日こう書いた。
「アルカイダではなくETAだといいな」と輿論を操作しようとしたアスナール政権に鉄槌を下した。」とあるが、たとえば、今朝の番組中6時5分に、彼はこうも発言している。「たぶんアスナール政権も楽観視していたんですよ。だから起きた時に焦って嘘付こうとしたわけですよ」
ものはとりようで、これが本当にアルカイダによる犯行かどうかはひとまずおくとして、アスナール政権は、アルカイダを封じ込めたと思っていたことは事実です。勝谷さん自身がここで書いているように、彼らは「楽観視」していたからこそ、アルカイダは念頭に無かった。国内政治状況の可能性からすれば、アルカイダよりETAの方が高かった。
9.11テロ直後は、車に置かれたコーランをしてアルカイダだと指摘する政府を、でっち上げだ、出来すぎているとする批判が日本で散々なされた。どこかの県知事みたいに。
左様に、テロ直後に出てくる情報をして、さも政府が印象操作を行うようなことを主張する人々がいるけれども、そんな余裕は政府にゃありゃせんのです。スペイン国民は、結果としてテロに怯える方へぶれたんですよ。鉄槌を下すなんていう政策判断を示したわけじゃない。
※ NHKクローズアップ現代、イラク・ウイーク
国谷さん、戦車数える時は「台」じゃなく「両」でカウントして欲しいんだけどなぁ。
DODの背広がイラク高官の暗殺攻撃で、「55人の政権幹部を狙って50回ピンポイント爆撃したけれど、全てが失敗だった」としれっとして言うんですよね。
あとこの番組、面白いのは良いんだけど、インタビューした軍人の階級を出さないんだよね。誰がプロデュースしているのか。
先週、CBSニュースは、ダン・ラザーがやはりイラクから放送していたんですが、正直、彼らも素材に困っている様子が窺えましたね。基地から外出できなかったのか、町の様子や地元要人のインタビューとかほとんど無かったし。せいぜい、82空挺とマリーンの交代レポートが面白かった程度。ハンビーが一杯出てきたけれど、みんなM2でしたね。20台くらいそのレポートで見たけれど、5台の内4台はM2を装備していた。
※ オウム三女、入学拒否
一時は、教団の跡取りと目されていた三女ですが、まあこれは仕方ないでしょう。どこかのマンモス大学だとか国公立なら争う余地があったかも知れないけれど、あの小さいな私学で、彼女を受け入れたら、翌年以降、志願者はゼロになりますよ。たぶん大学の存続に関わることになる。
「余所の大学では名前を言った時点で断られた」という彼女には気の毒だし、われわれの社会のシステムの中で勉学したいということは、彼女は洗脳から脱したということなのでしょうけれど、どうしても高等教育を受けたいのであれば、国公立を目指して裁判で争うくらいのことをすべきだと思う。
※ 昨日発売の週刊SPA!の康夫ちゃんのふざけた記者クラブ制度に関する自画自賛コラムに関して、SPA!のサイト上に記事がアップされたら、明日明後日にでも書きます。
なんですか、浅川ダムの代替案は、いつの間にか30メートルの、堰堤を作るという話になったそうで、それは当初予定のダムの高さ60メートルには及ばない30メートルだからダムでは無いのだそうです(~_~;)。言論の詐欺師の面目躍如ですな。
その30メートルもの堰堤は、たぶん金だけ掛かって、それも60メートルとたいして変わらぬ金額になり、いざという時は、金を掛けた分の機能すら備えない役立たずなものになるでしょう。為政者が自己満足のために税金をドブに捨てた事例として後生、「長野県の失われた4年間」としてモニュメントになるはずです。
私、これからこの「長野県の失われたX年」を田中批判のキャッチフレーズにしようと思っています。
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