康夫ちゃん、決死!のアリバイ作り
※ 職務放棄した長野県監査委員会
「県の監査委員は24日、50件のうち、29件はすでに1年以上が経過しているため、監査の対象にならないと却下した。」NBS25日
この手の監査請求には、ひとつハードルがありまして、それは1年以上前の情報を訴求できないことが多い。納税者がその情報を知りうる可能性があった場合、却下できることになっている。これが問題になったのが、北海道警の裏金問題なんだけど、道民は不正支出があるということを認識できなかったということで、この1年ルールは通らなかったんです。所が長野ではそれが通ってしまった。
「知事の実際の行動は、就任以来、テレビ、新聞、雑誌等で報道されていた。相当の注意力をもって調査すれば知ることができた」24日信毎
これが監査委員でもある石坂千穂共産党県議団長が、信毎のスクープをして「信毎はけしからん!」と仰天発言した驚くべき長野県監査委員会が出した答えです。
所が、その知事の実際の行動自体、本人が「あんなのは出鱈目、あんたたちゃ信じてたの?」と笑い飛ばしている。本人が、それは事実じゃないと否定したものを、監査委員会が、それは事実で県民は知っていて当然だと認定したわけです。いや、百歩譲って、それを県民が知りうる立場にあったとしよう。でも、そこで不正な支出があったか否かを知る術は県民には無かった。にも関わらず、県民は知る立場にあったなどと、石坂県議よ、あんたはどの面下げてこんなふざけたことが言えるんだ?
私はこの次の県議選では、反石坂千穂サイトを立ち上げ、対立候補の応援に乗り込んでやろうかと思っている。有権者に背を向けて権力と心中しようなんていう共産党員はその罪万死に値する。
※ 泰阜村アリバイ作り
昨日、長野市が康夫ちゃんの住所確定の申し入れを県庁に行って、康夫ちゃんはそれに合わせてわざわざテレビ向けのパフォーマンスに、泰阜村から出庁したらしい。
読売にこんな記事があった。
【 田中知事は26日午前10時半ごろ、“現住所”で宿泊先の松島貞治・泰阜村長宅から高速バスなどを使って登庁。「泰阜村の家から来た。朝1番のバスに乗れば、8時に到着できる」と強調し、市側の手続きについて「書類を拝見していないが、今後知事として慎重に判断することになる」とコメントした。 】読売26日
最初これ読んであれ? と思しました。なぜなら飯田市からだけでも3時間ちょっと懸かるはずだから。そもそもバスなんかいないだろうと思った。
丁度今、掲載されている週刊SPA!のペログリ日記にこんな下りがある。
【2月16日(月) 飯田市から高速バスで長野市。途中、梓川サーヴィスエリアでの10分間休憩を含めて3時間弱の乗車】
8時に着くには、たぶん4時前にはもう村長の自宅を出ていなければならないですよね。そしたら、バスがいるんだな。
http://www.shinnan.co.jp/hb/hb02_3a1.html
↑ここに時刻表があります。飯田5時15分発で県庁に8時9分着予定。これに乗るために村長宅を何時にタクシーで出れば良いかというと、どうも30分で飯田に着くには、スピード違反して、谷底に落ちるほどの危険も犯さなければならないらしい。たぶん4時頃には出ているんでしょう。ちなみに仕事が終わった後は、6時40分発の9時37分飯田着という最終がいます。まあ、村長さんのご自宅に着くのは、10時半として、一風呂浴びて4時間くらいは眠れるんですかねぇ。新聞は往復7時間と書いていますけれど、実質的にはやはり8時間でしょう。
裁判に備えて、途端にアリバイ作りに励みだした。それも公費で(~_~;)
【「居住地」との往復が出張? 県方針 泰阜村での公務に旅費支出 】 27読売
今日は夕方から松本で脱ダムのイベントがあるものですから、それに合わせて泰阜村に「帰った」らしい。公費で。その泰阜村の村長さんは、横浜で共産党系のイベントがあるらしいです。残念ながら私は、今日は別用があるので、どっちも行けないんですが、それが無ければ久しぶりに松本に行きたかったのですが。
で、ここで公費を出させるというのは、まさにこの人は、県民や議会マスコミを挑発しているわけです。彼は特別職ですから、たとえばそこが自宅と認定されたら、定期とかは出るんだろうか。
それはそれとして、私はこの頃、この泰阜村の村長さんに不信があるんだけど、知事は癌で闘病中。オムツを当てて仕事しなきゃならんような人間が、アリバイを作らなきゃならない、マスコミ向けのパフォーマンスもしたいからと言って、仮に週一でも、往復8時間近く懸かるような道中を通わせる村長の神経が理解できない。そろそろ、惻隠の情を発揮して、貴方が伝えたいことはもう県民に伝わったから、住民票を長野に返しましょうと言うべきじゃないんですか? 村長。誰かが止めなければ康夫ちゃんは自分からは降りないでしょう。それが、知事さんより人生経験が豊富な先輩としてのあるべき姿だと思うのですが。
* 金曜21時起き 鼻水がちょっと辛い。夕方、田舎から電話が掛かってきて、六本木で起こった事故でどうのこうのと心配したらしい。
国会審議の待機状態からやっと抜ける。今週は、いつ電話が懸かってくるか解らなかったので外出できなかった。幸いお呼びは懸からなかったが、提出したペーパーは役立てて頂いたらしい。以前、ただ一度、ほんの数時間私と連絡が取れなかったばかりに(単に私は寝てた女房は外出してた)、質問を交代しなければならなかったということがあって、それ以来、結構気を遣うようになった。
※ 回転ドア:6歳男児、頭挟まれ死亡 東京・六本木ヒルズ
ヨーロッパに行って、何が憂鬱かというと、このホテルの出入りですね。到着日程度は、物珍しさもあって、この回転ドアを使います。その内、めんどくさくなる。私の場合、撮影機材や三脚を担いでの出入りになるので、特に外から引き揚げて来た時に、疲労で反射神経が鈍っている状態で、この回転ドアを潜らなければならないというのはとても憂鬱で、直に隣のドアを自分で開け閉めするようになる。
ただ回転ドアが多いと言っても、ファミリーユースな建物ではあまり見ないような気がしますね。デパートとかでも見ますけれど、そういう所は必ず警備員がいますから。
この事故があったドアは1.5トンの重さがあって、センサーが関知してから停止するまで20から30センチ外周が進むということですから、回転ドアとしては優秀な方でしょう。ただ回転ドアが持つ慣性の大きさを考えると、直ぐ止めるのはこれはこれで物理的に無理でしょうから、やはりこんな所に回転ドアを設けようと考えた施工側の責任のような気がする。今回、たまたま死んだのが子供でしたけれども、大人だって危ないですよ。
※ 尖閣上陸 7人を強制送還 送検見送り、日中関係を最優先
情けない話で、この連中は、島の灯台や神棚とかも破壊しているんですよね。明らかに器物損壊を働いた刑法犯を、刑法犯として認知することを回避して入管に渡す。こら沖縄県警としては内心忸怩たるものがあるでしょう。
外務省としては、中国政府とバック・チャンネルで交渉して、このまま帰してやるから、その代わり、出港を取り締まってくれということを担保にしたつもりなんだろうけれど、中国政府にそれを履行する能力は無いじゃん。あんなに広い海岸線を抱えているんだから。
たとえばきちんと検挙して、裁判を受けさせたら、それはそれで、殉教者にしちゃう部分はあるんだけど、それでもこの措置はあんまりだと思う。
あと、私も愛読している泥酔論説委員さんが11管の戦力のことを問題にしてらっしゃいますが、人口比で考えればあんなものですよ。じゃあ海自なら十分な戦力を持っているかと言えば88艦隊4つで、シーレーンまでやっているんですから。要は運用の問題です。どうして11管がこんなポカをやったのか全く理解できない。ひょっとしたら、中国政府がこの上陸計画を後押しするために、11管区内で陽動作戦を展開したのかも知れない。
※ 女優の島田楊子さんが「無免許」事故
良いじゃないか。人が死んだわけでもない。プッツン女優の大御所島田陽子なんだから、警察も、サインの一つも貰って、安全運転して下さいね、と帰してやれば良いだろう(^O^)/。
※ Nステ18年半の歴史に幕 久米さん司会、広げた波紋
いや、ニッポンの夜明けがまた一歩近づいたと(~_~;)。最後の番組中特徴的だったのは、冒頭部分から、久米宏のニュースステーションが終わるんじゅなくして、「ニュースステーション」自体が終わるということを強調していたことですよね。本来なら、後を継ぐ古舘らが出てきて花束贈呈となるのに、それをすらやらせなかった。いかに自分の番組だとプライドが強かったかが窺われる。
その後の、NEWS23で筑紫さんが、「ニュースと茶の間の距離を縮めた」と言っていたけれど、私は正直に言うと、この手の番組がやったことは、視聴者が自らその起こった事柄に対して沈思黙考する機会を奪ったことだと思う。過剰な演出によるしかも偏った解説が、全ての物語をそのフレームの中で完結させてしまうようになった。それがこの手のニュース・ショーの罪だと思う。
番組中、勝惠子と大石恵のカットが一瞬映ったけれど、勝惠子は、さすがに若い頃は美人だった。でも大石恵と並ぶと色褪せるんだよね。大石恵という存在は、ヒューマノイドの遺伝子が生み出したある種の極致美だと思うね。
さて、久米さんは降りたけれど、次の古館は久米宏以上にデンパゆんゆん飛ばすんだろうなぁ(~_~;)。結局、これキャスターの問題じゃなく、放送局の思想の問題なんだよね。
※ 給水活動が本格始動 サマワ陸自
日テレがここ二日レポートしているんですけれど、日本が供与した給水車にはエアコンが付いていないから、運転手は昼間は仕事しない。しかもオランダ軍が供与した給水車(エアコン付き)より小さいんだそうです。別にたいしたことじゃない。あっちがベンツで来たからこっちはRRを出す必要なんか全然無い。カローラで十分です。
おまけに運転手は、こんな安月給じゃやっちゃらんねぇぜ、と住民から小銭をせびっている。でも彼らに渡されている月給100ドル程度というのは、今のイラクの給与体系からすると、決して安くは無いんですよね。
この人たちにぜひ戦後復興ものを扱ったプロXのビデオを見せてやりたい。国の再建のために公に尽くすという意識をどうやって芽生えさせることが出来るのか。それが次の問題ですね。
※ 江角会見
彼女には実業団時代のOL生活の経験があったわけですよね。しかも、社会保険庁が督促状を出していないとはとても思えない。それは受け取っていなかったのか? 事務所はその督促状を破り捨てていたのか? 払っていたつもりでした、税理士任せでしたで本人が知らなかったはずは無いんだけどなぁ。
かと言って、芸能人に常識など求める気はさらさらないけど。
※ 徳島の元自衛官不審死で地検が不起訴、遺族は異議検討(01:28)
何しろ、県警は、事件当時の管轄署長を県警本部の交通課長に引き揚げて万全の体制で挑んでいる事件ですから、検察が県警の機嫌を損ねるような結論を出すはずもない。
これは、単純な事件でして、死亡した自衛官には自殺の動機は無かったわけです。そして警察は、遺族や世間が納得できるような自殺の動機を見いだすことは出来なかった。それが出来なければ、自動的に殺人に切り替えなければならないのに、それが無かった。
このままこの事件が闇に消えるようなことになったら、日本の警察史に残る汚点となることでしょう。
※ 朝生
70のボケ老人を囲む月末のデムパな集まり。追っかけ再生で見る。島田裕巳さん老けたなぁ。老けたけれど昔より元気な感じがする。勝ちゃん、言っていることはただのブサヨ。特に記憶に残る発言無し。
せいぜい香山リカ大先生の、いつものチョ~能力(触れずに)診断が光っていた程度。正直、3時間に及ぶ先生方の全共闘ノスタルジーだった。
※ 筋弛緩剤事件記事巡り、守被告が「週刊朝日」など提訴
実は私が、火曜日にこの記事を読んで、今日まで書かなかった理由のひとつがこれでして、読売の記事中では、朝日新聞広報部の話として「記事は、冤罪(えんざい)とする弁護側の主張を紹介しており、一方の主張のみを掲載したものではない」と言っているんだけど、記事中のインタビュー内容に関しての弁護側の主張は一片も無いです。何を根拠に広報部がこんなことを言っているのか理解できない。
事件のもう一方の主人公である、半田医師の旦那の東北大学教授が初めてインタビューに応えた作りです。守被告を信頼していたけれども、白衣を着て医者の真似をしていて変だったとか、細部において二人のやりとりは本当はこうだったと、半田医師側の真実を語っていたりする。
インタビューの核心部分は、弁護側が、筋弛緩剤では無いというのを、半田教授が自ら立ち会ったケースに於いて、気管内挿管したのに咳き込むとか無かった、電気ショックを与えたのに反応が小さかったから、これは筋弛緩剤の効果以外の何物でもないと証言しているんだけど、果たしてこれは事後で証明できることなのか? たとえば捜査当局に彼を名指ししたことは無いと言う一方で、「急変や急死が続いていて、それぞれに同じ人が関与しています」と事実上の名指しをしていることも認めている。
ちょっと印象操作の部分が多いかなという感想を持ったのですが、やはり奇異なのは、マスコミ的には、この事件は冤罪とされているわけですね。そういう事件であるにも拘わらず、半田医師の証言に対する弁護側の反論が一切無いんですよ。週刊朝日は、3人もの記者が取材に動いていながら、弁護側と接触することなく、この記事を載せたのか? それもちょっと考えられない。たぶん弁護側と、このインタビューの掲載を巡って、何か意見の行き違いがあったんじゃないかと思うんです。それで週刊朝日はやむなく弁護側の反論が無いまま掲載し、弁護側は、じゃあ訴えるという結果になったのではと。両者の間にどういう意見の相違があったのか知りたいものです。
判決は、30日火曜日に出ます。現状では無罪の可能性はほとんどない。
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