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2004.03.07

道路公団改革に早道は無い

※ 靖国参拝などで日本を非難 韓国外相
 訪米中の潘基文・韓国外交通商相は5日、ワシントンの戦略国際問題研究所で講演……

 外相がわざわざ国外に出て行ってまで言うようなことかね。なんて大人げない連中だろう。こうなったらいっそ竹島を巡って日韓で戦争したらどうだろう。一応、本土基地は攻撃しないという取り決めを行った上で、観戦武官を第三国の駆逐艦にでも浮かべて竹島沖で見物させると。
 空自の全戦力を借りだして制空権を確保している内に、3日ばかり爆撃と砲撃を繰り返して岩肌を削れるだけ削り、後は自然崩落に任せれば数十年後島影は水面下に没するかも知れない。

※ 「北」拉致の疑い濃厚、失踪者 「遺体は山本さん」 山梨県警判断

 DNA鑑定で、そう結論づけられたのですが、じゃあこの人は、図書館に行くと出掛けたのに、なぜ日本海まで出掛けてしまったのかの説明は一切無い。警察は早々と自殺と断定しているんだけど、そこいらへんの説明は一切無いんですよね。
 これでまた新たな謎が生まれたと言える。

※ NHKスペシャル「奥克彦大使・イラクでの足跡」復興支援のあり方を追求した外交官の全記録

 番組中で、故人の興味深い発言がある。
われわれはイギリスと供に「アメリカのベビーシッティングをやっている」という発言です。これは意味深な言葉でして、果たしてアメリカ人に雇われているベビーシッターという意味か、それとも、アメリカというちょっと大きな子供の面倒を見ているという意味なのか、どうとでも取れる。たぶんご本人の胸の内では両方の意味があったのでしょうが。
それにしても、外務省の人材不足を窺わせる作りでしたね。こんな、個人一人二人に、政権の命運を左右するような重大任務を押しつけていたんですから。

※ 道路公団問題

 HDDデッキに溜まった康夫ちゃん関係のビデオをRAMに追い出そうと、入院明けの猪瀬直樹を呼んでのサンプロをちらちら見ていたんだが(ちなみに康夫ちゃんはこの番組での猪瀬とのやりとりに関して自分が言い負かしたかのようなことを週刊ダイヤモンドの憂国阿呆談で自慢しているが、もちろんそんな事実は無い。きっと抗癌剤が回って、自分に都合の良いように記憶の再配列がなされたのだろう)、財部さんが、しきりに、「道路公団を普通の会社にするんだ!」と連呼して隣で康夫ちゃんがうんうんと頷いている。

 バカじゃないのか、この人は。道路公団を普通の会社のようにするなんてことが出来るわけもないし、またそうすべきでもない。JRを民営化したがためにいったい何が起こったか? 不採算部門の見事な切り捨てで、それは結局の所、第三セクターという形で地方が被った。しかも、ここで肝心なことは、誰も言わないんだが、JRは鉄路を潰しはしたが、新しい鉄路の建設はそれ以降、全くなされなくなってしまった。国民の足としての鉄道の敷設は、もうそこで止まったわけです。あれほどエコロジーで安価で大量輸送に向いた交通システムは存在しないのに、以降、新幹線という幹線軌道の開発でしかビジネス展開しなくなった。
 国有だったら政治力の介在を許して、しかも税金を野放図に注ぎ込まれるから駄目だ。じゃあ民間だったら、その会社は不採算を承知でビジネスを展開するか? と言えば絶対出来ないわけですよ。JRにいったい何の義務があって、篠ノ井-長野間を手放しますか?
 国営でなければ民間しか無いのか? というのは、極めて不幸な発想で、半官の部分を残すことによって国が介入する余地を残してしまうじゃないか? というのも一定の説得力はあると思うけれど、それにしても発想が短絡過ぎですよ、あんたたちは。
 JRの民営化にあれほど反対したマスコミは、ちっとばかりうまく行ったことに味を占め、完全民営化のみが唯一の解決策だと呪縛にとらわれている。

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