傭兵のメッカ
※ 横路氏、憲法シンポをドタキャン 小沢氏と政策一致せず
同床異夢がいつまで続くかですね。
※ 戦時免責事項はどうなる?
危険な目に遭った挙げ句に無事帰還を果たす人を捕まえて何だが、勝谷さんがイラク国境を越えてから記した日記にいったいいくつ軍事的なダウトがあったろうかと思う。日本の従軍記者は勤まるが、少なくとも英米の従軍記者としては落第だと思う。
月刊現代に掲載されるとかいう記事がちょっと怖い。お願いですから、誰か専門家に原稿を見て貰ってね。でないと苦労した挙げ句に落合信彦扱いされる羽目になるから。
ところで、ちょっと興味深いのは、勝谷さんが申請するだろうカメラや何やらの保険は支払われるんだろうか? この手の損保には、戦時免責事項というのが必ずありますから。どう考えたって、イラクは戦場です。何しろ奪われた本人が「戦場」「戦場」と連呼しているんだから、疑いようがない(~_~;)。ここで、保険会社としては、「だって、貴方は観光じゃなく戦場の取材に行ったんでしょう?」と開き直れるわけです。もちろん、講談社がバックにいる以上、保険会社がケチケチするわけもありませんが。
* 英軍はSOFがテンポラリーに使用する程度でM16は装備しない。ということは、目撃したグルカ兵は英軍兵士ではなく、傭兵会社が雇用して派遣した兵隊だということですね。格好が付かないから、米軍だの英軍だののパッチを付けているだけです。そもそも、バグダッドは米軍の軍政下にありますから、空港に業務要員はいるだろうけれど英軍の正規部隊が展開すること自体まずあり得ない。
英軍の軍政下にあるバスラでは、かの有名なグローバル・セキュリティ社がグルカ兵を使っていますね。バグダッドでは、ひょっとしたら、フロリダにある某社が、グルカ兵を使っている可能性がある。
今、欧米の傭兵会社がイラクに送り込んでいる兵士の数は、間違いなく英米以外の参加国軍の兵力を越えます。たとえばバグダッドのグリーンゾーンを出入りする要人警護に当たっている連中のほとんどはこうした傭兵で、素人には正規軍だか傭兵だかはなかなか見分けが付かない。今後ともこの関係が進み、正規軍は傭兵のサポートはするし権威も与えるが、危険な前線に出るのは傭兵という状況が拡大するでしょう。自衛隊もそうすれば良いんです。
米軍が、正規軍の撤退スケジュールを発表していて、そんなこと出来るのか? と疑われていますが、その計画の裏には、実はこういう傭兵ビジネスがあるんですね。傭兵と言っても、実はたいしたサラリーは出ていないんですが。そしてその資金はどこから出ているかと言えば、日本がイラク復興支援で拠出したお金が、マネーロンダリング紛いの手法で、闇に消えて、傭兵会社へと流れるわけです。これを国会で追及したら面白いことになるでしょう。
※ 山菜採りの4人一時不明=5歳の孫連れ夫婦ら-長崎
行方不明になる直前に、「これから山を降りる」と携帯で電話しているんですよね。この頃、思うんですけれど、たとえばUAVに搭載できる携帯電話の中継器を早急に開発すべきでしょう。UAVなら夜間も飛ばせるし、ただ中継ステーションとして使うだけなら、飛行船タイプで良い。もちろん、救難ヘリや防災ヘリにもそれを搭載する。そうすれば、行方不明者の発見にも役立つし、災害派遣現場で、山奥に入った救助チームにとってもストレスのないコミュニケーションが可能になる。良いアイディアだと思うんですが、ドコモさん。
※ フィアリー氏死去 復帰作業時の民政官
時々、思うのですが、もし沖縄が日本に返還されず、あのままアメリカの委任統治領として残ったら、いったいどういうことになっていたでしょうか。復帰前夜あれほど日の丸を恋した沖縄県民にとって、その後のメディアや組合勢力の反日扇動が浸透したせいで、日の丸が親の仇みたいな象徴にされていくわけですが、返還が無ければたぶん、グアムのように、のどかな観光地として、発展はしないけれど、そこそこの保養地として賑わったことでしょう。物価だって、今より安いのは間違いない。若者の大部分は日本に出稼ぎに出ただろうけれど、もし日本が、あそこはもう日本じゃないからと、在沖米軍に対する思いやり予算をケチったら、米軍はかなりの部隊を冷戦終了と供に撤退させていたことでしょう。
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