経済学者の退場
女房のパソコンがまた朝一でウイルスに殺られる。今度は「troj topger.ag」という奴で、ネットスカイの一種が送り込んだらしい。特に破壊活動をするわけじゃないけれど、ウイルスバスターで削除が出来ない。削除できないものだから、このウイルス、何かタスクする度に、別に埋め込んだdllを叩くせいで、防御ソフトが数秒おきにポップアップ警告を発する。そういうことを狙った嫌がらせのウイルスらしい。
まったくお手上げなので、やむなくサポート・センターに電話する。朝からその問い合わせが殺到しているらしい。「これ、ソフトのバグのせいですよね?」と尋ねたら、向こうは、頷く。レジストリ・エディタで削除する。どんなやばい所を覗いたんだ? と女房に尋ねるが、新聞社とかで、得に怪しい所は無いという。しかし、これじゃファイアウォールも何の意味もない。
女房より遙かに怪しげなサイトを毎日覗いている私の98SEは今の所、無傷なのに、どうしてXPはこんなにウイルスに弱いんだろう。
※ スカパーパックイン
をやっと見る。民主党の首藤議員が、案の定、警察の報告書はこれで誤射説を証明してくれたと。 _| ̄|○
36発も喰らっているというのと、弾は複数だが特定できないという二つの要素を強引にくっつけて、ということは一つの銃から発射されたということで、これこそ米軍の車載銃から撃たれた証拠だと胸を張ってらっしゃる。私に言わせれば、それこそあり得ない話で、訓練された兵士は、決してフルオートでは銃は撃たないし、そもそも撃てるもんじゃない。車載銃で36発も撃つ時間の長さを考えると、ランクルはその半分も撃たれない内に道路を外れてますよ。2丁以上の銃で撃ったからこそ、あの集弾になった。
*週刊ポスト。目玉記事なのに目新しい情報は何も無し。
現場で薬莢がひとつも発見されていないことに拘っている辺りは、全編に渡ってただの素人の執筆と編集を窺わせる。あんな所で、誰が呑気に薬莢なんか探し回りますかいな。
週プレが米軍誤射説を展開するようなら、寸分の隙もない、「これぞ米軍誤射の真相だ!」と私は全面協力しちゃうね。どいつもこいつも、どうしてこんなちゃちな話しか出来ないんだろう。
※ 実録! 痴漢物語 W大学制作 在京キー局協賛
いやぁ、この先生って、甘いマスクの割には結構華やかな私生活の持ち主のようですね。あ、甘いマスクだから当然か(~_~;)。ま、良いじゃないですか。景気回復が軌道に乗って、もう自分は退場する時期だと悟ったんですよね。だから気が緩んだ。気が緩んで、普段の警戒心が散漫になって捕まったと。痴漢失格です。
田代まさしのケースもそうだけど、こういう人は別に魔が差したわけじゃないんですよね。一般人として暮らしていれば、日常の刺激に満足できる人々。非日常の生活を送るようになって、更なる刺激が欲しくなった。世間から浴びる脚光が、麻薬のような効果を精神にもたらし、最早金や名声では得られない刺激を求めたと。
しかし、女子高生のスカートの中って、結構汚そうな気がするけどなぁ。何というか、シンナー、大麻、ヒロポン、覚醒剤と極めた達人が、いきなりブロン液に回帰してしまったような。
※ 田中康夫支持率推移を読む
http://www.nagano-yoron.or.jp/
今回は電話調査ですから、信頼性はいまいちという感じですが、61パーセントの支持率というのは、実感からそうずれた数字でもありません。
康夫ちゃんが持っているベースの支持率というのは65パーセント前後です。これを柱にして、前後5パーセントのずれで増減する。今回は、その中で最低の支持率となった。これ以上下がることはそうないでしょう。
ただ気になるのは、支持率自体は、この5パーセントの中で上下傾向にあるのに、支持しない層は、出直し選挙以降一貫して増えている。純粋支持層に至っては、それ以上にかなり劇的に減っている。
「コモンズ」が解らないというのが79パーセントというのはごく当たり前のことで、信州県への改名もすこぶる評判が悪い。
これらから言えることは、康夫ちゃんがここ半年打ち出した人気取り目玉商品の全ては、県民に全く受けていないということです。受けていないことをなぜやるかと言えば、そのパフォーマンスが県民向けではなく、単にマスコミ向けだからですね。メディアを賑わすことだけが動機で県民にどう評価されるかはどうでも良い。
細部の数字を見るまでは、この人の支持のされ方は田中真紀子型だろうと思っていたのですが、彼はジジババより若い層に、全般的に政策の評価が高い。そういう意味では、メディア露出しか頭にない彼の目論見は当たっているんだけど、逆に言えば、若い層の支持というのは、決して固く無い。田中真紀子型の政治家というのは、少々スキャンダルがあっても、このジジババ層の基礎票があるから選挙は固いわけです。でも康夫ちゃんの場合はそれが無いから、県議選とかでも負けちゃうわけですよ。若者や中年は選挙行かないから。
支持率が下がっているから首になるというわけじゃないけれど、ひとつ気をつけなければならないのは、康夫ちゃんをマンセーしている東京のマスコミは、支持率が下がった後でも、「県民の人気が高い田中知事」と書くんだろうかということです。政治は人気商売ですから、あの小泉さんだって、政権基盤が無い以上、国民の支持が無くなったら退陣を強いられることになる。まだまだ十分に高いとは思うけれど、危険水域に入ったと見て良いでしょう。
今の田中県政は、小泉政権を支持しない人々の評価と似ている所がある。国民の人気はたいしたことないのに、対米関係優先で、アメリカとの友好関係で政権延命がなっていると批判する人々は多いけれど、康夫ちゃんにもこの構図が当てはまる。県民の人気は無いのに、東京メディアとの関係ばかりを最優先してそれだけで政権がなっている。たまには地元の方も見て欲しいものです。
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