じり貧の朝日
長男、土曜昼間、熱がぶり返したのでやむなく小児科へ。容連菌感染症の疑いがあるということで抗生物質を貰うも、まだそうだと診断を確定できるほどの症状は出ていないとのこと。子供ではありふれた病気だが、それってもしかして、人食いバクテリアのことじゃんか。
※ 17分30秒
これは、テレビで2名の人質解放の速報が流れた17時から、朝日新聞社のサイトで赤い帯のフラッシュ・ニュースが流れるまでに要した時間です。一番早かった読売のフラッシュ・ニュースからすら16分後。もちろん、この時間にはもうとっくに他社はフラッシュ・ニュースを引っ込め、読毎産日経は本文記事としてアップロードを終えていた。
朝日コムの記事というのは、今でもサンノゼで編集しているんでしょうか? そんなはずはないと思うけれど、私は、この手の臨時ニュースが入ると、新聞社のサイトでは何処がどの程度のレスポンスを見せるかをチェックするのですが、ここしばらく、朝日は絶望的なまでに各社に水を空けられている。昔はフラッシュ・ニュースと言えば朝日が最速で他社を圧倒していたのに、この頃はいつも、ライバル他社がフラッシュを引っ込め、本文記事に差し替えた後になってやっとこさフラッシュを掲げる始末。ひょっとして、こんな所で人減らししているんだろうか。
不景気なせいで、しかも日本社会の全体的な保守化のせいで、朝日は相当に部数を落としていると言われています。こういう時に、もともとたいして儲けてもいない産経や毎日は、体力並みの仕事を精一杯する癖が身に付いているから、不況の影響が紙面に出ることは滅多にない。所が朝日の場合は、給料は業界一、仕事は業界一の怠け者で、それでも人が余っている内は誤魔化せたわけです。でもここ数年ずっと人減らしに励んできた。ライバル社の半分しか仕事しない貴族暮らしが染み付いた連中がじり貧に陥ったらどうなるかは、これまで倒れてきた大会社を見れば明らかで、このウェッブ展開の無様な状況は、どうもこの会社の終わりの始まりを露呈しているのではないかと気かがりになる。
※ 鳥取県が異例の定昇停止、職員9人「勤務態度悪い」と 読売
【 9人は▽無断欠勤や遅刻が多く規律を乱した▽責任を部下に転嫁した▽態度が悪く、苦情が絶えなかった――】
素晴らしい! ぜひ長野県にも導入しよう。あらゆる評価項目において、知事がブッチ切りのマイナス評価を得ることは疑いよう無く、真っ先に首にできるだろうから。
※ 【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 原稿料を政府が補助 産経
いや凄い時代になったものだ。これを羨ましいと見るか、そこまでと見るかは微妙な所だろうなぁ。でも、日本にしても韓国にしても、原稿料のこの安さを考えると、焼け石に水では無かろうか。それこそ、国家権力が端金で言論を蹂躙することになりかねない。
※ イラク解放の高遠さんの本に注文殺到
をひをひ。命あっての物種だと思うけど、ま、海外を彷徨くのはリスキーだから、今後は華麗な女流作家業へ転進なさるのもよろしいかもしれん。しかしこの高遠さんて、髪をショートにするとちょっとミライ・ヤシマに似ているんだよね(~_~;)。古いか、ちと。
※ アルマゲドン・パパ
最初にテレビカメラに映った時に、郡山さんは「俺は撮るのが仕事なのに……」というニュアンスのことをぽろりと零して、それがまた国内では顰蹙を買いましたが、これはもちろん、自分が撮られる側に回ったことへの嘆きですよね。
映画「アルマゲドン」の中で、ウィル・パットン演じる所の鉱山技術者でギャンブル好きな男が、出撃前に、接見禁止されている別れた女房の所に出掛けるシーンがある。すっかり大きくなった息子からこの人だあ~れ? と聞かれて、母親はセールスマンよと応える。男は、「今度でかい仕事をするんだ」とだけ言って、路上にシャトルの模型を置いて帰る。もう二度と会えないことを覚悟しての涙のシーンです。
郡山さんには、離婚した奥さんとの間に二人の子供がいらっしゃるそうで、ご本人は、もう子供たちには逢えないけれど、どこかで俺の仕事を見て欲しいみたいなことを漏らしていたらしい。日本に帰ってきた彼にどんな仕事が待っているか解らないけれど、ぜひめげずに再起して欲しい。
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