少年法は誰も守らない
※ 診療放射線技師法
http://www.houko.com/00/01/S26/226.HTM
昨日のレントゲンの件ですが、2ちゃんねるでもメールでも、医師はレントゲンを撮れるという訂正を頂戴しました。診療放射線技師法の「第4章 業務等(禁止行為)第24条 医師、歯科医師又は診療放射線技師でなければ、第2条第2項に規定する業をしてはならない。」、この部分ですね。いやしかし私は、普段聴診器を扱っている所しか見たことのないドクターが機械を操作しているのを見て感動しましたですよ。余計な世間話は一切なさらない無愛想なドクターなんですけれどね、高津区内では、ナンバー1のホームドクター兼小児科医として知られている。
※ UFJ東京三菱統合へ
銀行が合併するたびにサービスが低下しているように思うのは「俺はどうしようもない負け組だよ!」という顔で銀行の窓口でつい振る舞ってしまう、そん時だけ庶民の僻みだろうか。
※ ジェンキンス氏緊急来日へ
早い話が、治療を理由に、「日本暮らしも悪くないよ」と仕込むための口実、カムフラージュですね。マスコミもみんなそれは知っているけれど、アメリカを刺激しないために、口にしない記事にしないお約束になっている。別に治療なんてジャカルタでも出来るわけですから。あわよくば、治療に時間が掛かるとか何とか言って、そのまま日本にいさせれば良い。
テロ朝朝刊瓦版、午前6時06分の勝ちゃんはれいによって、「ジェンキンスさんの渡航が早すぎた、ちゃんと傷口が塞がってからでも良かった」と述べてらっしゃいましたが、これは全く的を外しています。
※ 新潟県集中豪雨
長野県では、先週末金曜午後、丁度康夫ちゃんが大阪で辻元の応援演説に立っている時に、軽井沢など東信地方で10億円に及ぶ雹被害が出ました。すぐさま現地視察に入ったかと思いきや、全然そんな声は聞かない。少なくとも月曜は長野に帰ってまた東京へ出て、火曜また新幹線で長野へ帰ったわけですから、どこかで途中下車しようとすれば出来たのに、どうもやっていない。
県庁の中の皆さんは良くご存じですが、実は康夫ちゃんには行ける所と行けない地方があります。長野周辺や東信は、そもそももう全く支持が無いから、行こうという気にさせないわけですが、加えて、実はこの4年の間に、地方へ飛ばした職員が一杯いるわけです。たいした理由も無く。
そういう人々と会いたくないから、決して顔を出せない地方が彼には結構あります。何で彼は、あそこを避けるんだろう? と疑問に感じたら、そこには誰か康夫ちゃんに嫌われた職員がいると考えれば良い。
それにしても、長野県は田中康夫登場以来、県庁が指揮権を発揮しなければならないような天災に全く見舞われていない。康夫ちゃんの幸運というか、少なくとも自然災害に対する厄よけとしては、善光寺よりご利益が大きかったようですね。
※ 米大統領「潜在的脅威見逃せなかった」と開戦を正当化
イラクから持ち込んだ核疑惑のガラクタを前に、アメリカも世界も前より安全になったとか言ったらしいけれど、たぶん世界的に、誰もそんな実感は無いでしょう。世界はますます窮屈になった。ただ、ここで冷静に見なければならないのは、じゃあ9.11でアメリカが何もしなれけば、世界はより安全だったかと言えば、少なくともアフガンは、テロリストの輸出国として今も存在し続けただろうし、ビン・ラディンは金が続く限りのテロを継続したことでしょう。
世界は安全になったという実感を今だに抱けないけれども、少なくとも窮屈な思いを強いられた分の安全は維持されている。しかしこれを、昔ののどかな時代に戻すためには、やはりパレスチナ問題を抜本的に解決するしかない。
※ ここだけの話:被害者の人権 !【牧太郎】
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040713k0000e070059000c.html
何か昨日のサイバッチ!もこのテキストを肴にしてましたが、私はちょっとこれには疑問があります。本当に、少年法は彼ら犯人を守ったのか?
私は嘘だと思います。たとえば、神戸の連続児童殺傷事件。殺されたのは二人でした。これが大人の犯罪で、単なる通り魔、心神耗弱等一切司法は認めなかったとします。たぶん求刑は無期か20年で、判決は15年前後でしょう。初犯ですから。しかもこれがもし心神耗弱等を認められたら、もっと軽くなる可能性がある。というより、弁護側は間違いなく心神耗弱を狙ったでしょう。それが通るかどうかはともかく、少年法が無ければ、彼はもっと重い罪だったことでしょう。そういう意味では、この事件に於いては、少年法は確かに犯人を守ったと言える。
ただ一方で、じゃあ少年法が無かったら、10代前半だった彼に対する判決はどうなっていただろうかと考えてみれば良い。初犯で、しかも若いから更生の可能性が高い。となれば、やはり10年かそこいらの懲役刑で娑婆に出てくる可能性が高い。
マスコミには著しい勘違いがあって、少年法が守っているのは、単に、その犯人の匿名性だけです。極論すれば、少年法はマスコミから被疑者を守っているに過ぎない。別に少年法を持ち出さなくても、法が犯罪者の更生の可能性を探り、刑務所が教育と矯正に重きを置いている限り、普通に刑法で裁かれようが、少年法で守られようが、与えられる刑罰はさして変わらないんです。この現実を見ないで、何か少年法が特別寛大な措置を罪を犯した少年に与えているかのように論じるのはナンセンスだし、刑法全体の現状を見失う大きな原因になっていると思う。いわんや、実名報道に拘泥するのは、マスコミの単なる自己満足に過ぎない。
*7時39分 「盗みで資金・大麻乱用…埼玉の高校生ら9人、密売も」に関して
「しかも彼らは少年法で守られている!」とテーブルを叩くと、大谷(天皇制マンセー)が、「高校名を出せ!」
で、それで貴方たちがささやかな自己満足を得る以外に何がどう変わるの? 社会がより安全になるとかの実利を誰か得られるんだろうか?
* 昨日の毎日のコラムではこちらも面白かったですね。
参院選:辻元清美さんは、なぜ敗れたか
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040713k0000e040067000c.html
※ 公費で合併前町長、9泊10日欧州旅行 兵庫
「情けないというか、せこいというか、卑しいというか……」大谷07時53分弁
これは、町費から出る旅費が中途半端でして、60万円なんですね。つまりエコノミーシートの料金です。これでおらが村の町長さんが旅行するとも思えないので、恐らく半額実費でビジネスシートでという旅行でしょう。
何の問題も無いですよ。たかだか60万円で、欧州の町並みを楽しみ、町造りの哲学を町長自ら学べるんですから。ファースト・クラスで送り出してあげれば良い。
こういう外国体験を税金で行うことを批判する鎖国根性に満ちた連中の発想をこそ誠に卑しい話です。
※ メルマガおまけ 天皇行幸の狙い
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