そして……は野に放たれる
月曜夕方、田舎に電話を掛けたら、爺さんが電話口でわけのわからんことを喋っている。なんでも、脳梗塞予防のための薬を先々週から飲んでいるんだが、先週の検査で、ちょっと量が多いということで、2錠のものを1錠に減らされたという。
で月曜朝、田舎から電話が掛かってきた時には、これから夫婦して定期検診に行かなければならないというので、「アホか!」と怒ったんだが、何でも、その鹿大の医学部から来ているドクターは月曜しか来ないということで(うんなもんフェリーも止まっているのに来られるわきゃ無いだろう! と解ったのは、夕方の電話で聞いた後の話)、タクシーで病院に行ったらしい。
そしたら、前日、台風避けで雨戸を出し入れしていたら、ちょっと親父は怪我したらしい。本人はたいしたことは無いという自覚だったらしいんだが、月曜日、ついでに別のドクターに診て貰ったら、こりゃ偉いこっちゃ! ということになり、急遽そのまま点滴となったらしい。それでその薬は一錠から更に半分に減らされたとか。
最後まで話を聞いてやっと、「脳梗塞予防薬」の正体が、何か血小板の働きを抑制する薬だということが解る。つまり丸半日、負傷箇所からダラダラ出血していたらしい。
相手が年寄りなせいか、その薬が、どういう機能で目的を果たすとか、どんな副作用が起こる可能性があるのかを、ドクターはきちんと説明してくれないんですよね。とりわけ田舎ではこの傾向が強いような気がする。
※ NHKオリンピック総集編
柴田のゴールシーン、何度見てもジーンと来ますね。野口みずきは所属する怪しげな会社が叩かれているけれど、しょうがないじゃん。そこしか拾ってくれなかったんだから。おいちゃん的には、ぜひ少年ジャンプで「野口みずき物語」を読みたい! サクセス・ストーリーはもちろん本宮ひろし先生で。「柴田亜衣物語」は、若干の脚色を加えて G-taste の八神先生で(^O^)/
※ 五輪陸上:男子マラソン乱入男有罪 執行猶予付き禁固1年
この男は、当然、次の北京オリンピックも狙って来るんだろうけれど、ギリシャ当局としては、なんでイギリス政府は、こいつにパスポートなんか持たせたの? お宅の触法患者の扱いはどうなっているんだ? という気持ちですよね。
サッカーのW杯では、フーリガンを国外へ出さないという措置が取られましたけれど(というプレッシャーが功を奏した)、次の北京では、世界中で、愉快犯の要注意人物がマークされるんでしょうね。
※ テロ朝・テレビの力
先週から、札幌出身の、ある女性の行方を捜しているんですけれど、番組的にはほぼ見つかっているんでしょう。何か訳ありで夜の仕事とかなさっているらしい。でも、番組を観ていて気になったんですけれど、それが犯罪に巻き込まれているというのならともかく、探していく過程で、これは単なる自由意志による失踪だと解っていくわけですね。それが未成年者だというのなら別ですが、自由意志で姿を消した人間のプライバシーを暴く権利ってあるんだろうか? もしこの女性がプライバシー侵害でテレビ局を訴えたら勝てそうな気がする。
※ テロ朝TVタックル
なんだ、この国粋主義なだけの連中は……。地位協定くらいきっちり調べてから言って欲しいぞ。
※ バイト50日で「過労死」認定=勤務先に4700万円賠償命令-大阪地裁
ちょっと気になったんですけれど、TBSのニュース23でこのニュースを報じた時には、肝心の職場の名前が一切出なかった。雑誌制作会社「JCM」という所なんですが、なんでこんなニュースでスポンサー筋(カーセンサーのCMとかね)に気を遣う必要があるんでしょうね。
※ 交機隊長が2輪で50キロ超過、書類送検へ 千葉県警
なんか、オービスの実験だったとかいう話だが、うんなわけはないだろう。自分がそのスピードを出したかっただけの話。
もう時効だから言って良いでしょう。これに似た話が自衛隊にありまして、陸海空どこかは伏せましょう。どこで聴いたのかすらもう覚えていないんですけれど、その人は当時、結構な偉いさんで、たぶん一佐クラスだったんだろうと思う。時代は、たぶん1970年代後半か80年代初期のことでは思う。すごくカーキチな人で、スピードが出る良い車に乗っていたんだそうです。ある日、自分の愛車がいったいどのくらいのスピードが出るのか試したい誘惑に駆られて、部隊を動員したんだそうです。深夜に、対向車や警察がいちゃあまずいから、直線コース上に隊員を配置して、思う存分アクセルを吹かしたというエピソードが残っている。
※ 新潮ドキュメント賞:山本譲司前議員が受賞 獄中生活描き
同時受賞のわれらが田中康夫悦び組のお一人、日垣隆先生も忘れてはいけません。ま、さすがに新潮社の本ですから、選考委員の顔ぶれを見ると、全くの既定路線だったということでしょう。そのために人権屋と闘う新潮向きの本でノミネートされたんですから。さすがにこれで貰えなければ、新潮社自体が信用を失う。新潮てとんでもない会社だなということになりますから。ただ単独受賞だと対外的に露骨だから、話題性にも鑑みて、山本氏にも上げると。日垣先生的には、単独受賞でなく残念だったでしょうが、書店ではセットで売って貰えるからよろしいんじゃないでしょうか。
賞を貰うに値する内容だったか? と言えば、たぶん世間の人々は、触法精神病患者が、事実上回転ドア状態で世間に出てきて犯罪を繰り返しているという事実を知らないでしょうから、それを知らしめる効果はあると思う。私としては、取り上げたテーマは大いに評価するけれど、中身は評価はしません。問題はそんなに単純じゃないよ……、というのが私の感想。この手のルポは、初体験の人は、ええ!? そんな状況だったの? という驚きで済ませがちだけれど、じゃあどうしてそういう状況を改善できないんだろう? という所まで行かないと駄目ですよ。日本のジャーナリズムに決定的に欠けているのはそれなのね。追求して告発するだけで、解決策は出さない。まさしく、担いで煽てるだけ煽てて、駄目だと解っても、あんなもんだろう……、と白を切る誰かさんみたいに。
さてめでたいこととはいえ、彼が長野県を舞台にやって来た数々の県民を愚弄するダーティな所業が隠蔽されて良いわけは無く、今後ともわれわれはきっちりと監視し、検証し、告発していきましょう。
これでますますこの人の傲慢さに拍車が掛かるかと思うと、日垣ヲチの私は全く憂鬱ですねぇ。仕事がまた増えるので。《そして日垣は野に放たれる……》
※ メルマガおまけ 「氷雪の門」CX深夜ニュース
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