コミケ
行って来たでよ、おっかさん! まんず、東京つう所には、まだまだどえりゃえとこがあったでよ~。
7時、バッテリー満充電のサブノートを持ち、週アスを読みながら田園都市線経由で大井町へと向かう。車中、どいつもこいつもヲタクに見えてくるが、さすがに大井町駅で降りると、お台場で向かう輩は、一目瞭然として判別できてくる。
臨海線のホームに降りるが長蛇の列。すでに駅員が絶叫している。入ってきた新宿発の10両は、まるで朝8時の田園都市線。結局乗れず。しかしその後に入ってきた大崎発の6両はすかすか。ほっと胸をなで下ろして国際展示場へと向かう。
しかし、国際展示場に着くと今度はホームから出られない。なぜか上がつかえている。そうこうしている内に次の電車が入ってきて危険極まりない。上がってみると改札渋滞。あそこの改札って、ほんの5列6列しか無いんですよね。イベントのシーズンには、客が殺到するだろうことが解っているはずなのに、あれは設計ミスでは無かろうか? 改札フロアにはいきなり、トップを狙え!2等の、アニメの垂れ幕が仰山下がっている。あれ、一枚いくらだろう。
結局、乗っている時間より着いてから改札を出るまでの時間の方が長かった。駅の外ではすでに出店が出てオニギリやら何やら売っている。すでにそこいら中、長蛇の列。8時半頃、スタッフ用のチケットで入場。
売り場面積は、パイプ椅子を二つ並べられる程度。なんか、いきなり隣の隣で騒動。完全にキレて怒鳴りまくっている親父がいる(~_~;)。周囲、あまりの剣幕に退いて静まりかえっている。ひょっとして心の病のしとだろうかと思うが、何か一家総出で商売にいらした方が、準備の不手際を巡って、家族に当たり散らしているらしい。すぐそこで叫いているのに、何を怒鳴っているのかさっぱり聴き取れない。うっ……、俺、こんな所に来て良かったのかしらんと冷や汗(-_-;)。
パソコン仕事なんか出来る環境では無いので、世間話で時間を潰す。10時、入場が始まり、長蛇の列が入ってくるが、こちら西館は閑散としたもの。人が入ってきてもお客か売り子か判別できない。スタッフは膨大な数で、しかしどいつもこいつもヲタ顔(-_-;)。いくら貰っているんだろうと思ったら、現場はほとんどボランティアで、幾ばくかの本人が当てにする役得で持っているのだとか。
しかし、この時間に入れる人は徹夜か、もしくは6時頃の始発で並んだ人々だけだそうで、そんな集団からもお客が来てくれる。あっという間に旅行グッズのおまけは無くなる。
11時頃、ベテランのガイド付きで会場内散策に出る。しかし暑いやね。まだ入場が続いているので、順路に従い、外と中を出たり入ったりして移動する。一番上のフロアにある企業ブースを覗くと、雰囲気としては、FarnboroughやワールドPCエキスポと変わらなかったりする。って全然違うって!(~_~;)。いやぁ、でもちょっと濃ゆさが違う程度だよね。
メーカーさんと言っても、いわゆる美少女ゲーのブースがメインでして、メイド服を売るお店とかもあったりするわけですが、お客が入りきらないので、コンクリの照り返しが激しい外で、ブースごとに「最後尾」のプラカードを掲げたスタッフ、それもコスプレしてたりするんですが、行列させて、団子にしてちょっとずつ入れるわけですね。
ま、買いに来ているお客に取っては、お目当てのショップがあるんだろうけれど、なんか門外漢の私にしてみれば、それってキャラが着てる服がちと違うだけで、あっちのブースもこっちのブースも一緒だろうみたいな感じはあるんですよね。オヤジにはその微妙な違いが全然わからない。
それから、冥土の土産に一度は覗いておきたかったコスプレ広場へ行ったですね。時間が早かったそうで、そんなにたいした混みようでも、コスプレーヤー自体もたいしていなかったみたいなんですが、撮影者の装備にチェック入れてみると、意外とたいしたこと無いんですよね。とりあえずデシタル一眼買ってみましたみたい人々だけで、ブルーインパルスの追っかけや、TDR辺りでダンサー追っかけている連中みたいにカローラ二、三台買える程度の装備じゃないんですよね。「30センチ以上の長物禁止」の張り紙があるんだが、カメラでは無く、コスプレの剣とかの話らしい。ひとまず目の保養になる。なぜかここのエリアだけでもスポンサーが付いて、細々と注意事項を書いたペーパーを握らせてくれる。いささかうんざり。
しかし、凄まじい照り返しで、猛烈に暑い。あそこ、植え込みを作るとかで涼しくは出来ないんだろうか。
コスプレ会場の奥に、ドコモの移動中継車が止まっている。一見屋上なんだが、車両はどこから入れたんだろう。緊急車両ヲタとしてはこれは見逃せない。赤色灯を乗せているんですよね。思わずおお! と感動する。
一番混んでいる東館はまだ素人が入れる時間では無いのでパス。自分がいる西館(ミリ&メカ)を一回り。しんかい6500と深海潜水艇の作り方の同人誌をゲットして会場を退ける。高津駅で降りたら、湾岸の会場より明らかに暑い。帰宅後ジュース類をがぶ飲み。仕事が片づかないので、コミケ流れのオフ2件はキャンセル。
日曜、起きてからNHKスペシャル「遺された声~録音盤が語る太平洋戦争」を見る。
私たちが先人の苦労の末に、平和な生活を謳歌していることを感謝する。
そして今この瞬間にも、世界各地で戦場に踏み止まり、また紛争地帯で戦後処理に当たっている自衛官がいて、国を遠く離れた世界各地で奮闘している企業戦士がいることにも感謝を捧げましょう。
※ メルマガおまけ 熱砂の企業戦士他ちょっと長い
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コメント
で、自宅にDVDが無いので後の人に渡してください
ってなことを言って、旅行セットを貰ったのですが。
もしかするとあそこで手渡ししてた人って先生本人だった
ってことですか?
全くもって気付きませんでした。
投稿: 旅行セットを貰った人 | 2004.08.16 03:10
有り難うございました。私は奥にいて無駄話していただけの人でして(~_~;)、ビデオテープも持って行くべきだったのですが、どうしても荷物が嵩張ってしまうので、DVDのみとなってしまいました。また懲りずに、いらして下さいませ。
投稿: 大石 | 2004.08.16 09:33