税金無駄遣いの見本がここに
土曜日、中年@出稼ぎ親父、終日全局のオリンピック・ニュースをチェックし、ご満悦な一日を過ごす。
夕方、川崎市花火大会。今年は、堤防工事がうんたらで世田谷側は中止、川崎だけの寂しい花火となる。次男が長居できないので、姉夫婦を連れて、開始時刻に間に合うようにちんたら歩く。結局、川縁まで行き、一段下がった歩道から見上げる。街灯が眩しく、やはり花火は暗闇で見るものと納得する。
とろこで私は、40年の人生を生きてきたわけだが、英霊が手を引いてくれたとか、英霊の守護を受けて……、と感じたことは一度も無い。この世代の鹿屋の人間としては、たぶん平均以上に英霊に興味を持ったはずだが、それでも、個人に過ぎない私は、何かを為す時に、彼らの意志を感じたことは無い。オリンピックのあのプールに、柴田選手縁の故人の魂はいたかも知れない。けれど、あの場に英霊がいたとは思えない。
大言壮語なことを仰るコラムニストもいるが、わが故郷の経済的現状を見るに付け、英霊はたぶん、この国全体を守護するのに忙しいのだろうと思う。また後の世代のわれわれは、それ以上のことを望むものでもない。盆だというのに、たかがオリンピックで呼び出されちゃ、彼らも溜まらんだろう。
※ バス・ギルトーナメントin信州
土曜日、長野県大町市の青木湖という所で、バス釣り大会が開かれました。康夫ちゃん主催。田中康夫がテレビに出てパフォーマンスするためだけのイベントに、なんと250万円もの県の予算が付けられた。
まあ長野県民というのは、さすが軽井沢を抱えているだけあって、太っ腹ですね。たかが県知事がテレビカメラに映るためだけに、こんな金額を気前良く支出してくれるのですから。しかも、この青木湖という所は、ボートを使っての釣りは禁止されているとかで、バス釣りの漁場としては明らかに不適当な所です。だもんだから、全く人が集まらず、大本営発表で200人は越えたが、どうも実際は、募集人数を大幅に下回って100人前後の参加しか無かったらしい。
この頃、産卵床を人工的に作って、それを回収することによってバスを駆除しようとかいう試みも出ている。長野県を除く日本全国で、そういう研究が積極的に行われている。残念ながら、私は全ての試みは失敗するだろうと思っています。生物は進化の道を探す。生き残る術を探すし、バスはその能力に長けているからです。
さて、このイベント。康夫ちゃんがテレビカメラの前で、ブルーギルで作ったフィッシュバーガーをれいのギョロ目で愛嬌を振りまきながら食べてお開きになったらしい。その様子はなんと、CXの夕方の全国ニュースですら流れた。私はたまたま、土曜の夕方のニュースは、全局録画していたので、当然、DVD-RAMに保存しました。ちなみに長野の地元のTV局のサイトでもその時の様子は見られます。
トークショーもあったらしいが、もちろんその場で、バスをどうこうしようという前向きな意見が開陳されたわけでもない。共存へと踏み出すでなし、駆除を明言するでなし。
ただオラが県知事が、テレビカメラの前でフィッシュ・バーガーを食うために、250万円もの税金が支出される。一個250万円ものフィッシュバーガーなんて、北朝鮮の首領様だって食べたことは無いでしょう。いやはや羨ましい。
私は、北朝鮮の人民には深く同情する。何しろ彼らは銃剣と秘密警察で脅され、否応なく、あの凍土での奴隷並みの生活を強いられているのだから。しかし長野県民は、言ってみれば飽食の果ての暇潰しに、こと怠惰と無駄遣いに関してだけは人後に落ちないピエロを雇って、今度はいったいどんなパフォーマンスで県民を驚かせてくれるのだろうと、わくわくしているようにも見える。
※ 冬ソナやっと終わる。
さあ次はerかウエストウイングか!と期待したらまた韓国ドラマらすぃ _| ̄|○
※ CBSドキュメント クリントン・インタビュー
結構面白い構成でしたね。何カ所か面白いエピソードがあって、オスロ合意を受けてのワシントンでの調印の時に、ラビンがアラファトとのアラブ式の抱擁を嫌って、それを阻止するために、握手しながら左手をアラファトの右手の肘に添えろ、そうすれば一見、強い握手に見えるばかりか、肘が突っ張られて、アラファトは握手以上のことは出来ないだろう、と伝授した話や、クリントンは、彼の政権中ずっと、フセインが大量破壊兵器を隠し持っていると信じていたことなどが出てくる。
※ スカパー朝日パックイン
元帥、米軍ヘリ墜落での日本側排除は一切条約上の根拠はなしと熱弁。黙っとけば良いのに(-_-;)、次の国会では荒れるんだろうなぁ、オラシラネ。でもあのヘリをしてロートルだというのはどうだろう。確かにヘリの耐用年数は固定翼ほどでは無いだろうけれど、じゃあMV-22なら良いのか? という話になる。そもそも海兵隊って、物持ち良いんだよね。逆に自衛隊はさっさと退役させる。F-1戦闘機は、F-4ファントムより遙かに後の開発と製造なのに、そちらの方が先に退役させられ、なおかつ、最新鋭なはずのF-2だって、ひょっとしたら、というか確実にイーグル戦闘機より先に退役するかも知れないという話をどう受け止めれば良いんだろう。
で、沖縄の件は、あれ結局、不幸な偶然が重なったんですよね。墜落場所が基地の近くだったせいで、米軍が自前で処理できたのと、やっぱり外務省に沖縄への偏見があるんですよね。はっきり言えば、沖縄県警自体を信用していない。
ただ、私は何度も言いますけれど、航空機事故を警察の管理下に置くのは間違いです。
でも、今後、日本国内で米軍機の墜落事故が起こったら、間違いなく米軍は、沖縄でのケースを先例として迫って来ますよ。あの時は、日本の警察を排除したじゃないか? と。外務省はこれに対して、抗議なんか出来ないでしょうね。
次の国会で、外務省から一筆取っておくくらいのことはしなきゃ行けないんだろうな。
※ メルマガおまけ 姿なき一〇八部隊 大映(サイパンから来た列車)
http://www.necoweb.com/neco/html/program/p001294.html
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