ヴィレッジ
真っ昼間にメンテなんかやるなよ!?~、NIFTY
水曜、夕方頃からしきりに「疲れた……」と独り言を漏らすようになり、慌ててビタミン剤を飲む。そう言えば週明けからずっと下痢なんだよね。遅い夏バテだろうか。
夕方、女房が買い物中に、次男を二度板間の上に転ばす。長男が雑誌付録の仮面ライダーのお面を作ってくれというものだから(これが腰ベルトから胸当て肩パッドまで揃っている)、作業している間、ま、次男を床のマットレスの上に転がしていたいたんだな。所がこの頃ハイハイを始めたものだからすぐ安全エリアを出てしまう。
長男に、抱きかかえてマットの上に戻すよう、脇の下を抱かせてみたは良いが、「重い……」と放り出して、床の上で回転しつつ後頭部をゴン(-_-;)。でも泣かなかった。
続いて、ブランコ型のオモチャの前にお座りさせていたら、下に入り込んで、横の支え棒を越えようとする。無理だろうと思ったら、あっという間に頭から床にダイブ(-_-;)。
おでこを打って大泣き。たまには泣き声でも聴かせてやるかと田舎に電話していたら、あらら鼻水と一緒にちょっと薄い血が、ほんのちょびっと流れてくる。
※ 李登輝・前総統へのビザ発給、外務省が慎重姿勢
結局、民主党が弱腰でどっちつかずな態度をとり続けるから、外務省がいつも強気に出て拒否するんですよね。李登輝のビザ問題ひとつ取ってみても、日本の政治家は、口先じゃ中国のことをあれこれ批判はするけれど、それだけなんですよね。
※ 「母親『がん』の人、手を挙げて」校長が無神経発言
どうも、非常に鈍感で、無神経な人のようなんだけど、ある意味、死んだ組織の中では、こういう人材こそが出世するんですよね。今の長野県庁みたいに。知事のご機嫌さえ取れれば、他のスキルは一切問わないという人材が出世していく。
※ ヴィレッジ
http://www.movies.co.jp/village/
そんなわけで、火曜日、試写会に行ってきました。私、試写会のチケットが届くなんてことは滅多にありませんでして、年に二度あるかどうかですね。そもそもスタトレのチケットすら届かない人間ですから。ちょうど、メルマガのおまけで、このM・ナイト・シャマランの新作に関して書いた翌日辺りに招待状が届きまして、感謝感激です。自分が心から見たいと思っていた映画の試写会に招かれたのは初めて。
え、もちろん「華氏911」なんて全くお呼びは掛かりません。もっとも、これを映画館に見に行く気はさらさらありませんが。ちょっと政治的色が付いたコメディだと割り切れば面白いんだと思います。「裸の銃を持つ男」のシリーズを映画館まで見に行く人は行って損はないと思うけれど、まあレンタルで十分でしょう。私はそれですら見る気はありませんが。
さて、「ヴィレッジ」です。この夏、一本だけ見に行けるとしたら、これを見たいなと期待していた作品です。「サイン」は、ちょっと、それって何なの? というストーリーでしたけれど。これは、シャマラン作品を全部見ている私にしてみると、初めて真っ当な作品に仕上がったかなという感じがしています。
シャマラン本人と、ヒロイン役のブライス・ダグラス・ハワード(ロン・ハワードの娘)が舞台挨拶していました。シャマラン、これが格好良いんだ。あんなに格好良い男だとは思わなかった。運悪く私のシートが一番後ろだったせいで、ブライス・ダグラス・ハワードの顔なんて全然見えなくて、やたらガタイがでかい姉ちゃんやなぁ……、くらいの印象しか無かったけれど、映画の中の盲目の彼女は、なかなか勝ち気な性格なんですよね。
ストーリーはですね、乱暴に言えば、モルダー&スカリーが出ない「Xファイル」です。それも、ネタに溢れていた初期の頃の「Xファイル」。
いきなり、村に化け物が出始めて、村の長老役のシガニー・ウィーバーがおろおろし始めて、なんだよ、リプリー、あんたがショットガン持って森の中に入って行きゃ済む話だろうが……、とか、内気な青年役のホアキン・フェニックスも怯えちゃって、あんたグラディエーター連れてきて、その化けもんと決闘させりゃ良いじゃないか……、とか突っ込み入れつつ観るわけですが。
謎の部分は、私の予想と全然違いました。ああ! こう来たか! という展開。今度は、あの安っぽい宇宙人は出ません(~_~;) で、私は、あっちのレビューで、なんかラストのどんでん返しというか、種明かしは、とんでもなくふざけてる、ヘボイ、がっかりしたという評が出ているのを知った上で見たんですけれど、破綻した印象は受けなかった。いや、盲目の少女が、あんなに走れるわきゃあないだろうという突っ込みはさておき、物語の整合性等を考えると、この監督にしては、巧く纏めたなと思っているし、整合性ということを考えると、あのオチ以外には無かったんじゃないの? という感じもする。
ただ見終わった後、会場にいたご同業の方々に訊いたら、「あのラストは無いだろう」と、苦虫を噛んだように仰るんですよね。
私個人は、何しろシャマランにしては、珍しくハッピーエンドだし、いかにもありそうな部分はあるし、アメリカ人は、何処かでああいう暮らしに戻りたいという欲求を持っているんだろうなと思えて、凄くハッピーな感じで帰路に着きました。(それにしても、舞台挨拶込みで終わったのは10時を回っていたというのは辛い)。
もしお金を払って見に行っていたら、でも私はやっぱり満足できたと思う。シャマランは、「これはラブ・ストーリーなんだ!」と拘っていたけれど、それはちょっと無理だと思う。そういうんじゃなくして、アメリカ人にとっての癒しは、果たして何処にあるんだろうか? と、そういう次元のおとぎ話なんだろうと思う。
※ メルマガおまけ プラネテス
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