大石英司の代替空港

※　美浜原発事故

　二次系の事故だから、放射能漏れの心配は無いんですよね。それにしても、チェルノブイリ以降、重大事故の全てが日本に集中しているように思うのは気のせいだろうか。

※　超速宅配便

　金曜夕方に、米が余っているんだが、という電話を田舎から貰った。丁度切れた所(うちは原則、女房父親田舎の会津から美味しい東北米が貰える)だったので、じゃあ送ってくれと返事した。その米は日曜の夕方には届いた。土曜の午前にスーパーに出掛けて、わざわざ土地のものを買ってそれも入れているから、たぶん午後３時頃の集配に間に合うように荷造りしたのでしょう。実はそれより前、午前の集配に間に合うように荷物をもうひとつ送ったんだが、こちらは月曜のお昼前に届いている。何処で差が付いたのか解らないが、とにかく、土曜の夕方前、鹿児島県鹿屋市で集荷されたクール便が、日曜の夕方関東の目的地まで届いた。飛行機に載せて元が取れるとは思えないから陸路を来たんだろう。こういうことって果たして正常だと言えるんだろうか。
　確かに、お盆休みに入って、高速も逆方向は空いている。夕方に鹿屋を出発すれば、深夜には博多に着くし、そうすれば、神奈川まで12時間ちょっとで何とかなるかも知れない(て、12時間で走れるか？　ググって見たら走れるらしいんだが、大阪までフェリー、そこから高速という手もあるらしい)。しかしこれって正常なことなんだろうか？

※　拉致問題を逆手に取る平壌

　昨日のＴＢＳ報道特集で、れいの藤田さんの写真を持ち込んだ脱北者が新たに拉致されたとする日本人女性３人が並んで写った写真を出したみたいで、何なんでしょうね。次から次へと。
　朝のＣＸの報道２００１では、産経新聞の古森記者が面白いことを言っていた。

「普通の国は、交渉の結果に向けて頑張るけれども、(北は)交渉から合意までに得るものを取っていく。交渉の結果には興味は無い。」
（それにしてもキャスターの黒岩は酷かった。川口外務大臣に向かって、散々中国に怒れ！　とけしかけて、あんたは救急車の取材だけやってなさい。田中康夫の一件と言い、政治を語る資質は全く備えていないことが昨日の番組で解った）

　この藤田さんの写真も含めて、これらは全部北朝鮮が意図的に流しているものですね。彼らはここへ来て方針転換したのでしょう。日本の外務省は、さっさと拉致問題を幕引きして国交樹立したいのに、それじゃ、ちょっとでかい援助が一、二度来て終わりになるだけだから、ここは拉致情報を小出しにして、拉致問題は全く終わらないことを日本社会にアピールし、その度に、一人頭いくらいくらという算段で援助を引き出そうという戦術に転換したのでしょう。
　表向きは、「拉致問題はもう終わった」と声を荒げつつ、裏では、ほれ、ここにも一人、こっちにも一人いるんだぜ、とこちらの足下を見る戦術に変換したと見て良いでしょう。
　この国は、崩壊させるしか無いという現実を直視する良い機会です。

※　日本優勝のその後

　それにしても日本のテレビはどうして二点目のゴールを映さないんだろう。なんでだろう～、なんでだろう～。

　この件は、いずれにしてもたいしたことは無いんです。なんだかんだ中国も統制がとれなくなって、国民がナショナリズムを露わにする時期が来ただけのことでして、それが日本相手なら、政府も大目に見てくれるから、アピールするだけのこと。言ってみれば、民主主義新興国で学生運動が吹き荒れるようなものですよ。日本でもアメリカ排斥はあったし、韓国でも日本排斥の激しい時期があった。
　ちょっと思うのは、中国はメディアを国家統制しているから、という人々がいるけれど、こんなもの、国家統制していなければもっと酷くなりますよ。
放っておけば良いんです。損をするのは北京政府だし、今の日中の軍事力の差からすれば北京は何にも出来ないし、調査船問題も含めて、どうもファール続きだったなということに彼らもいずれ気付くでしょう。
　日本の外務省の役割は、それってポイント稼いで無いですよ、ということをチャイナスクールを通じて伝え続けることです。日本の外務省は、ただ間違ったシグナルを発しさえしなければ良い。
　あと、私が思うのは、石原都知事の、民度発言は最低ですね。国会議員が言うんならともかく、東京なんて一国の政府に匹敵するような影響力を持つ人物には口にしちゃならんことがあることを認識して貰わないと。ろくに仕事もせず、メディアが飛び付くようなことばかり口を滑らせて露出するのは、田中康夫レベルですよ。

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