大石英司の代替空港

　康夫ちゃんネタを書いたんだけど、長くなったので、「ここ変」の方にアップしました。

※　藤沢女性殺人放火判決　逆転有罪懲役１５年　東京高裁「合理的疑いなし」

　この裁判で注意したいのは、東京高裁は、検察側の新たな証拠申請をほとんど却下しているんですよ。これは、こんな単純な事件、わざわざ高裁まで上げんなよ、という意思表示で、一審段階においても、誰が見てもただ殺人であったにも拘わらず、なぜか無罪認定されてしまった。その時点で、犯人は民事で敗訴していたにも関わらず。そういう時には、とりわけ慎重な審理が尽くされるべきなのに、それが無かった。たぶん、検察が手を抜いたことが原因でしょう。どうせ有罪は決まり切っているから、適当で良いと。
　ただそれにしても、一審の酷さを思うと、この時の裁判長の氏名は何処かに記憶しておく必要があると思います。
　刑事、民事に拘わらず、裁判所の裁判官一覧みたいなサイトを作って、そこで誰がどういう裁判でどういう判決を下したか、すぐ検索できるべきだと思いますね。むしろ国が率先してそういう情報を開示すべきでしょう。
　もう一点、もとはと言えば、これは神奈川県警の捜査が杜撰だったために今日まで遺族を苦しめ、殺人犯を娑婆に出す羽目になったという点では、神奈川県警も反省すべきことです。

※　小泉改造内閣

　非常に手堅い編成だなと思いました。石破防衛庁長官の退任は、春からの既定路線でして、彼は辞めるまでに、すべきことのほとんどをやりました。ここ10年20年では、恐らく最も優れた仕事をした長官として記憶されるでしょう。
　サプライズが無かったとか言われていますが、サプライズのそもそもの目的は、それで支持率を上げることでしたから、小泉さんに、もうそういう野望が無くなったということですよね。私は良いことだと思いますよ。そんなくだらんことに拘るべきじゃない。ネックは、幹事長の武部さんですね。彼は、ＢＳＥ問題で詰め腹切らされた気の毒な人ではあれど、どうしても山崎リモコン幹事長ですよね。たぶん、来年の春、補選でヤマタフが復活したら、交代ということになるんでしょう。

＊　福岡の補選はどうして春なんだろう。事実上、有権者の代表が不在という状況が半年続くわけで、これは選挙をする側の著しい不作為だと思うが。

＊　昨日は番組改編後の初の夕方ニュースだったが、ＴＢＳは、田中真紀子なんぞを呼んでいる。だからテレビは駄目なんだよ。この連中は、絵になるか否かの価値観しか持たない。

※　郷土出身大臣

　珍しく鹿児島から二人の議員が入閣しました。それもいずれも参議院という珍しいコンビです。
　一人は、あのドミニカ移民問題で政府を追及した厚労省大臣就任の尾辻氏です。昨夜、ちょっと嬉しくなって、閣僚としてドミニカ問題の解決にもご尽力下さいと、メールしちゃいました(~_~;)。
　もう一人は、看護婦出身の南野知恵子さん。法務省って、つくづく盲腸官僚になっちゃいましたね。こんな人を担ぐんだから。「ナンノ」だろうと思っていたら、これで「のおの」だそうで、鹿児島ではあまり聞かない名字ですね。満州の生まれですが、元はどこの方なのか。
　読売が、「南野法相、１億５千万の献金受ける…看護連から一度に」こういうスクープを飛ばしていますが、これは法律に違反する訳じゃないんですね。記載義務を怠ると法律違反になる。それが橋本派の１億円。
　私個人は、これ自体は、別に構わないと思います。というのは、以前は、政治資金管理団体を、百も２百も作って、献金を小口化して、何処からの献金か解らなくするようなことがまかり通っていたわけです。一方で個人献金は一向に進まない。
　そしたら、何処かどかーんとくれる所の名前がしっかり表に出て、そこの族議員であることが、有権者の前にはっきりと出された方が良いでしょう。

※　ハムスターで、「アナフィラキシー」ショック死

　もともと喘息持ちだったせいでの死亡らしいですが、まさかなぁ、とっとこハム太郎に殺されるとは思わなかっただろうなぁ。

※　カダフィ大佐の息子、シャンゼリゼ通りを暴走

　これ、面白いニュースだけど、実子かどうか解らないんですよね。彼は養子を一杯取っていますから。

※　ネオ麦茶、テロ朝

　昨夜、７時からの２時間枠で、再現ドラマを交えて、かつ、ざっくり顔を切られた被害者もスタジオに来ての番組がありました。
　これが、再現ドラマで犯人役を演じた若者が、無茶リアルに怖い。ああいうのを見ると、ネオ麦茶、何処かで生きていて、直に娑婆に出てくるんだよなということが如実に怖くなる。

　自分があの若者の親だったらどうするかと思いますね。たぶん「俺が飛びかかって押さえ込むから、その間に蜂の巣にしてくれ」とでも警察にお願いするしかない。もちろん、娑婆に出てきたら、その場でメッタ刺しにして心中するしかない。
　あの事件の時にも書いた記憶がありますが、正面のフロントガラス越しにライフルで狙撃するのは無理があったと思う。抜けた弾は間違いなく、乗客へと向かうだろうから。ただ、警官と、運転席の窓越しに犯人が接触する機会は何度もあったわけですね。ピストルで射殺するチャンスは何度もあった。
　警察はなんとしても、生かして犯人を捕まえたいという思いがあっただろうと思うけれど、事件解決が長引いたせいで、昨夜スタジオにいた女性は、失血死で亡くなっていた可能性があった。それを考えると、犯人の身柄確保に固執した警察の判断は明らかに間違っていたと思う。もっと早い時点で犯人を射殺すべきだった。

※　メルマガおまけ　自治会費＆鳩御殿