大石英司の代替空港

　日曜、康夫ちゃんのサンプロ出演を生で見る。意外なことに司会者もゲストも全く康夫ちゃんに同調せず、珍しい展開になる。ちなみに、康夫ちゃんがこの夏、突然豹変して義務教育費削減を主張し始めた理由がやっと判明する。ま、いずれ明らかになるでしょう。長野県議のサイトを隈無くチェックすれば解る人には解ります。
　今日こそは、れいの地震時の康夫ちゃんのバイト上京に関して書くつもりだったけれど、疲労困憊状態なのでまた明日以降。

　サンプロが終わってから、沖縄米軍ヘリ撃墜問題に関するペーパー作製に取り懸かる。夕方、やっと決定稿が上がる。FAXしようかと思ったが、雑誌記事のコピーが一枚あったので、潰れちゃ拙いと持参することにする。
　月曜、決定稿をプリントする。レーザープリンターがやけに汚い。何しろ滅多に使わないので、買い換え意欲も湧かないんだが、ペーパーにトナーのゴミが付いて、まるで10回コピーを繰り返したみたいにペーパーが汚てしまう。これじゃFAXも変わらんなぁ……、と思いつつも、ブレザーを着て外出。
　６時半を僅かに回ったばかり、しかも後ろから急行が来るから空いているはずなのに、電車はすでに満員状態。ああ、田園都市線ってどうかしているぞ。しかし日本のサラリーマン、こんな朝早くからご苦労様。

　７時過ぎ、議員会館着、ところが誰もいない。警備の警官やガードマンすらいない。カウンターも閉じられたまま。私がカウンターに立っていると、職員が素知らぬ顔でオフィスへ消えてゆく。ああ～、お役所仕事だよ。
　蒸し暑いし、たまらん。15分ほど経って、やっと男性職員を掴まえる。で、「午前中に届けば良いんですけれど……」と渡したら、「セキュリティ上の理由でそれは出来ません」 ＿|￣|○ 。
　なんでも、この頃は炭疽菌テロとかあるから、でもそういう警備に割く予算も無いので、事務所が開いていて、せめて秘書と連絡が付く時だけ、取り次ぐことになっている。
　でもまあ、今は閉会中で、その秘書も何時に出勤してくるか解らないわけだぁ……。「それって変ですよねぇ。だってテロを言うなら、郵便物や宅配だって同じで、それは届けるわけじょう？」というが、まあ何しろそれが規則だかってことで。
　あぁ、ここに手乗り勝ちゃんでもいてくれれば、肩の上に乗せてあらん限りの罵詈雑言を叫かせるんだが……、なんてことは全然思わない。こういう時の「役所の規則」はＭ－１タンクの正面装甲みたいなものだ。突破できるはずもない。
　やんわりと、まあ、セキュリティの予算くらい認められると思うんですけどねぇ……と訴え、ペーパーを締まって帰りの電車に乗る。
で、やむなくＦＡＸ用に編集しなおして送信する。

　なんつうかさ(~_~;)、いやまあ必要なことはＦＡＸやＥメールで送れる時代ですから、何かものを届けるという緊急性も、通信手段を選べる良い時代になったけれど、それって合理性が無いじゃん。どう考えたって、意図を持った犯人にとってのリスクは、郵送や宅配の方が低いぞ。そっちは届けるけど、持参は駄目ってのはどういうこっちゃ。私が背広じゃなく、速配バイク便の格好だったら、お宅等は、帰れって言うのか？

※　メルマガおまけ　洒落にならん