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2004.10.06

宇宙戦艦ヤマト30周年

※ 信濃毎日 「報酬代わりにグリーン要求」http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/200306higaki.htm

 ↑信毎のペーパーをそのまま張り付けました。テキストだとただの情報に過ぎないけれど、こうして紙の情報として見ると、結構生々しいですよね。ほとんど犯罪者扱いです。いやぁ、日垣先生も、たまには報道される側の悲哀を味わうのも良いでしょう。
 残念ながら、記事のタイトルに「日垣隆」の固有名詞は入っていないし、何しろ単に委員会のやりとりを小さく報じただけに過ぎないわけですけれど。ただ、出て行った金額がいくらだったかはこれで明らかになったわけです。

 せめて地元の記者に、日垣隆ご本人に突撃取材くらいして欲しいけれど、しないんだよねぇ、この人たちは。しかも未だに長野には日垣信者のアホな記者連中がうじゃうじゃいるから。新潮の受賞パーティを長野で開いたら、きっと大盛況ですよ。
 日垣隆と長野県内ジャーナリストの関係というのは、東京のマスコミに対するコンプレックス丸出しですよね。でもねぇ、地方から見ると、東京のマスコミというのは全国区なんだろうけれど、東京のマスコミにとっては全国区の意識は無いんですよね。せいぜい関東エリアの意識しかない。全国はできれば斬り捨てたいし、関西のマーケットも知れているから。ただ東京でやっているというだけで、要するに、もうペーパーにしても電波にしても、マスコミの正体というのは、実は東京地方区に過ぎないんですよ。ちょっと大きな地方の一つのミニコミでしか無くなりつつある。
 それでも、他の地方からは憧れの視線で見られるし、地方の記者には、東京での大新聞やキー局での就職を目指したけれども……、というコンプレックスがあるだろうけれど、今の東京メディアの現状を見て下さいよ。

 あいつを呼べば視聴率が取れるから仕方なく呼んでヨイショする、というCXの黒岩さんを。あれがアメリカ特派員まで務めたベテラン・ジャーナリストのなれの果てですよ。愚にも付かない支離滅裂なコラムを巻頭に載せる週刊SPA!や週刊エコノミストは、お宅の地方紙や番組よりクオリティが高いと思えますか?
 今時、地方の方が、よほどしがらみのない良い仕事が出来ますよ。なのに、なぜか東京の雑誌で記事を書いている、テレビに出ているというだけで、変な憧れを持つんですよね。県民総掛かりで憧れたタレントが、一体どんなペテン師だったか、あなた達知らんわけでもないでしょうに。

※ 国際航空宇宙展が開幕

 幕張じゃシーテックもやっているし、どっちに行くべきか? どっちも行きたいけれど、どっちも行けなそうなんだよね。悲しい。

※ よど号事件の魚本容疑者の妻に有罪判決 旅券法違反

 なんで、この人は娑婆にいるんだろう。こういう時にこそ長野県警を出動させて適当な犯罪をでっち上げてしょぴけば良いじゃないか。公安委員も県警の良き理解者だし。

※ 北朝鮮崩壊マニュアル

 韓国政府内に、金大中時代から存在すると明らかになった計画は、平壌に総督府を持つプランと、20万人の難民を既存施設で受け入れる2案からなっているらしい。ここで注目すべきは、20万という人数ですね。どこから導き出された数字なのか。もちろん、今の中国経由の脱北者の数を考えると、ちょっと20万人では済まないでしょうが。
 いずれにしても、総督府を置くと言うことは、韓国も一気に統一という事態を想定しているわけではなく、そこにはワンクッション置くという姿勢を明確にしているわけで、彼らも、北朝鮮崩壊阻止=実は「統一反対」というお題目はともかくとして、現実的に、崩壊のシナリオは持っているということですね。

※ 北朝鮮人権法案

 今朝のテロ朝朝刊瓦版で、憂国コラムニスト氏が威勢の良い進軍ラッパを吹いてらっしゃいましたが、この法案自体は、大統領がサインしなければ、ただの絵に描いた餅に過ぎないわけですね。しかも現状では、サインする可能性は低い。なぜか?
 年間2千万ドルを国外脱出支援に支出するということは、北の崩壊を促進させるという意味合いを十分に持ちますから、日本政府はこれだけは困る。だから、たぶんこれは、日本政府から、ホワイトハウスに対して、「サインはするな」という要請が行くでしょう。
 ここで着目すべきは、よって、憂国コラムニストの「日本も類似の法律を作るべきだ」ではなく、「日本政府は邪魔をするな」です。そもそも日本だって、制裁法案は、外為法改正案等いくつも準備されている。政府が嫌なら議員立法でやれば良いだけのこと。

※ 宇宙戦艦ヤマト、放映開始30周年

 火曜。訳あって、つまり雨が降っているせいで、朝の9時から夕方の5時半まで次男と二人で過ごす。この長雨の何が辛いと言って、やっと風邪が治ったばかりの次男を外に連れ出すわけにもいかんから、普段、次男を連れ歩いている女房の行動が当然しわ寄せされて、私が次男と留守番する羽目になる。
 疲れて11時過ぎ、次男を羽交い締めにしてベッドに倒れて寝さす。お昼に一瞬女房が帰ってきたので、切れた目薬を買いに出る。
 前回、店員に勧められるまま、新商品の参天製薬の「ザイオン」を買ったが、いまいちだったので、以前の大正製薬のアイリス・ネオ・クールに戻す。やっぱりこっちが良い。
 再度、夕方まで子守り。暴れまくる次男に上の歯が覗いていたことに気付く。3時前、また羽交い締めにして寝せるが、眠りが浅く、20分置きにふにゃふにゃと泣き声を上げる。16時から、スカパー361chにて、宇宙戦艦ヤマト放映開始30周年記念番組をやっているので、やむなく二人で見る。
 361chのサイトを見たら、丁度この10月で30周年らしい。随所で涙ぐむシーンあり。たとえば、放映3話目で、ヤマトが大型ミサイルを撃破して黒煙の中から飛び立つシーンや、あれは木星か何処かの衛星なのか、古代進が、敵と交戦している最中に、兄守の銃を拾って敵を倒し、撃沈された「ゆきかぜ」を発見し、沖田艦長が報告を求めるシーンとか。
 やっぱりあれは、日本初の憂国アニメだよねぇ(~_~;)(とか書くと、私の周囲では、10人くらいが、いや、戦後日本に於ける初の憂国漫画と呼べるものは……と議論を始める)。
 絵はもろに松本零士だし、声もみんな張りがあって若いんだよね。納屋吾郎さん、デスラー総統役の伊武雅刀さんとか。脚本も完璧ですよね。あの脚本が崩れ始めるのは、たぶんラスト近くになってからですよね。

 水曜、疲れて12時まで寝ている。

※ メルマガおまけ イラク戦争間違いの出発点

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