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2004.10.13

チーム・アメリカ

 康夫ちゃんの頁に、月曜夕方のテレ東ニュースで流れた、康夫ちゃんの生インタビューを含むレポートの動画をアップロードしました。テレ東の著作権に配慮し、数日で削除します。
 昨日はお昼に就寝、夜7時に電話で起こされて、9時前、昨夜作っておいたファイルを公開したんだが、いざ自分で再生してみたら、途中一箇所、30秒ほど音声だけ流れて画像が固まるシーンを発見し、一から作業をやり直し。1時間半もあれば完了するだろうと思ったら、もう何もかんもハングしまくりで、結局全ての作業が完了したのが午前1時半。たかが9分(それにしても長ぇよ、テレ東)の動画ファイルを作るのに5時間も費やす羽目になった。 _| ̄|○ 当分、動画なんて弄りたくない。

 あ、なお一部に誤解があるようですが、このニュース部分だけを見ると、別に田中康夫批判の材料になるわけじゃありません。むしろ、知事さんオバサン相手に一生懸命戯けて大変だなぁ、立派に仕事しているなあという印象もありでしょう。別にそれで良いんです。判断材料を示すのが私の目的であって、災害で県民が困っている最中に、知事さんはこんなことやってパフォーマンスしているということを見せるために、動画ファイルを編集したわけじゃありませんから。それは受け取る人それぞれで構いません。

※ チーム・アメリカ(サウスパークじゃないよん)
http://www.teamamericamovie.com/

 人形劇で、金正日が大活躍します(~_~;)。たまたま、昨夜の報ステでも、その後のクリたんハアハアCX深夜ニュースでもほぼ同じシーンを使って紹介していましたが、個人的に今一番見たい映画ですね。私は、マイケル・ムーアの「華氏911」を見たいとは全然思いません。たぶんレンタルになっても見ないでしょう。なぜなら、あれは所詮民主党のプロパガンダ映画だとこの頃思えるようになったから。起こったことの真相を容赦なく暴くことをモットーとしながら、イスラエルやパレスチナ問題は全く出てこない。9.11の原因がパレスチナ問題にあるというのは、アメリカ以外の世界の共通認識であるにも拘わらず、それを隠蔽した映画などドキュメンタリー映画の名に値しないでしょう。
 横道に逸れたけれど、この映画「チーム・アメリカ」は、実はアメリカの保守層からも嫌われ、れいによって配給を巡っても一悶着あったんですよね。私はこういう作品をこそ応援したい。

 ちなみにこの映画、こんな下らないネタでもニュースになっている。
【チーム・アメリカ、人形同士のセックスシーンでR指定】
 見てみたいぞ、それって(~_~;)。

※ アニメ・ジパング TBS

 先週放映された初回をやっと見る。全然期待せずに見始めたけれど、良い出来じゃないですか。ひとまず見続けてみようかな。でも、この手の憂国物語って、アニメだろうが映画だろうが、この歳になるとちょっと辛いんだよね(-_-)。

※ 世界最速への挑戦 スーパー電気自動車 誕生 Nスペ

 こちらもやっと見る。8輪車。リチウムイオン電池で時速300キロを出し、加速性能もエンジン車よりは良い。ネックはリチウムイオンで、日本では2千万、それが中国へ行くと200万円になるから、なんとか中国と組めると良いなぁ、という慶應の先生を中心としたチャレンジでした。

 でもリチウムイオンは駄目でしょう。第一に、これリチウムイオンだって事実上のメモリー効果は発生するわけで(今にして思うと、パソコンのバッテリーがリチウムイオンに切り替わる時機に、リチウムイオン充電池はバラ色だと喧伝されたのは、あれは何だったんでしょうね)、仮に、単価を下げたとしても、毎日乗る利用者は、半年かそこいらで数十万円出してバッテリーを交換しなければならない羽目になるでしょう。公称300キロ走れるとかいう性能だって、バッテリーがへたってきたら、いくら満充電しても100キロも走れない状態に陥るでしょう。
 加えて、電池型の自動車の問題点としては、仮に東京から大阪まで高速を走るとして、300キロ走った後、どうやって充電するんですか? そのためにサービスエリアで数時間ドライバーは無駄に過ごすという羽目になる。せめて燃料電池がものになるまで待つしか無いでしょう。

※ 飯田の女性殺害遺族に署長が謝罪

 やっと地元署の警察署長が事実上の謝罪をしました。ただ、「事実上の」と言わざるを得ないのは、犯人扱いされた遺族は、それを真摯な謝罪と受け止めたけれど、県警は未だに「謝罪」とは言っていないわけです。
 もちろん、これで幕引きにしちゃ駄目ですよ。また同じ過ちを繰り返す羽目になるから。この件では、公安委員の河野さんが、ほぼ一方的に県警寄りな発言をしたことが、かつて河野さんを犯人呼ばわりした急先鋒の週刊新潮に暴露されたけれど、実際相当に酷い発言でした。
 きちんと、検証委員会を立ち上げ、実祭に捜査に当たった現場の刑事をその場に呼び、どこで目論見を間違ったか? ということをはっきりさせた上で、関係者の処分まで行かなきゃ駄目です。身内説に県警が固執することがなければ、更なる犠牲は防げていたという事実を重く受け止めなければなりません。

※ 車内に男女7人の遺体、集団自殺か? 埼玉・皆野

 起きてすぐ7時のNHKニュースを点けたらこれをやってました。で、私の最初の感想は、俺は自殺するにしても、見ず知らずの人間を隣にして死にたかぁないな、と思った。
 その後に、報ステだったかな、学者先生が解説して、いや、今はネット仲間の方が身内より濃い関係を築けるんだみたいなことを言ってらしたけれど、それって全然違うと思うぞ。
 確かに、親子の関係となると微妙だろうけれど、兄弟や夫婦、対面の友人は違うわけで、メールを二、三度交換して、BBSでほんの一週間付き合っただけの見ず知らずの人間の方が分かり合えるなんてのは、学者の勘違いだし、やっている側の、ある種の自己陶酔に過ぎないですよ。せめて死ぬ時の相手ぐらいは、本当に分かり合えたつもりでいたいという。
 ただ気になるのは、なんでこれ、20代の人間が自殺するんでしょうね。あんたたち、まだ未来はバラ色じゃん。何度でも人生やり直せるでしょう。

※ メルマガおまけ オブジョイトイ

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コメント

北朝鮮はこの冬を越せるんでしょうか?
今年の猛暑は彼らにとっては天佑だったのかな?

投稿: 寒くなってきましたね | 2004.10.13 12:20

リチウムイオンについてですが、
事実上のメモリー効果というのは??
粗悪な電池を使うとサイクル特性が良くなかったり、
組電池内部の電圧バランスが崩れて内部の保護回路が
働く場合がありますけど・・・。
何か別の現象ではないでしょうか。
それからNiCdやNiMHを使ってた頃の
パソコンや携帯に比べると
リチウムイオン電池は持ちますよ。(実体験)
半年で電池交換というのも、まず無いでしょう。
プリウスはNiMHですが、浅い充放電の繰り返しという
厳しい条件でも半年じゃ交換になりません。
番組ではなかなか自動車会社が興味を示さない事が
紹介されてましたが、充電インフラの問題は確かにありますね。
非接触充電方式で統一されて、
かつ充電開始/終了データなどのプロトコルが
統一されないと、純電気自動車普及は難しいでしょうね。
(電池の種類によって充電制御が異なるんです。)
あのクルマの売りはホイールインモーターでしょう。
バネ下重量の問題さえ克服すれば、理想の形式ですから。

投稿: 元川崎市民 | 2004.10.13 23:35

300km走った後の充電について。

その番組見てないのですが一言

スタンドにあらかじめ充電済みのバッテリーを常時ストック
しておき、交換するというやり方なら
それほど時間はかからないかと。

問題点
(1)バッテリーの規格統一
(2)交換に適した車両設計
は、たいした問題ではないですが、
(3)バッテリーをストックするスペース
(4)重いバッテリーを交換するための機材(人員も?)
(5)もしかしたら電力インフラも強化する羽目に…

…燃料電池の普及のほうが早そうです。

投稿: だよもん星人 | 2004.10.14 10:30

>>事実上のメモリー効果というのは

 メモリー効果とは別の現象ですね。だから「事実上のメモリー効果」と書いたのですが。劣化と書くべきだったかな。いずれにしても、サンデードライバーならともかく、通勤に使う利用者に取っては、リチウムイオンは、持って一年だと思います。実際、スタンドで交換したバッテリーが、300キロ走れるつもりが100キロしか走れなかったという事態は起こりうるだろうと思うのですよ。

 あと、あまり指摘されないけれど、電気自動車みたいなのが普及すると、じゃあガソリン税はどうすんの? という話も出てくるんですよね。電気自体も、今でも結構な税金が掛かっているけれど、ガソリン税が減ったら、結構影響が大きいですよね。

投稿: 大石 | 2004.10.15 08:13

関連記事を発見しました。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0411/01/news003.html
慶応の電気自動車について開発者が語ってます。
何故、8輪なのかという問いにタイヤを小さくして
居住空間を増やすとかキレイ事を言ってます。
電気自動車は遅いと言うイメージを払拭する為に
時速400キロという目標があって、それを実現する
為には、一個80馬力のホイールインモータでは
8個以上必要だっただけでしょう。
あとタイヤへの負担も分散したかった筈。
でも640馬力で、しかもバンクのあるコースで
400キロは難しかったんだろうな。
(ベイロンという開発中のスーパーカーが1000馬力で
400キロ狙いだが、まだ出てないんだとか。)
バネ下重量もかなりある筈なので乗り心地とか
どうなんでしょうね。
インタビューでは燃料電池に対する優位性も語って
ますけど、どこか無理矢理で先行きが思いやられます。
自動運転ですか・・・。
そんな電車みたいなの運転したくないなー。
購買意欲を削ぐような商品では成功は難しいと思うよ。

投稿: 元川崎市民 | 2004.11.09 02:02

結局、これ、飛行機のエンジンと似たようなものですよね。
エンジンを4発、6発にすれば、一個一個のパワーは小さくても、全体で出力は確保できる。でも重量やメンテのコストが……、という話。

投稿: 大石 | 2004.11.09 10:11

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想像、勝手です。 規制もなければルールもない。 想像、自由です。 アンティーク&コレクティブルスの雑貨や旧い車が好きなんだけど、旧いだけあってコンディ... [続きを読む]

受信: 2004.10.13 16:41

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