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2004.10.09

松本行き

 金曜、12時半の電車に乗るつもりだったが、準備が早めに終わったので、もう一本早いあずさに間に合う南武線に乗る。雨はしとしと。この時点では泊まりにするか最終で帰るかを決めかねていたので、ひとまず宿泊を前提の荷造りで出かける。
 普段なら、人と会わねばならない予定など一ヶ月全く入らなくても全然不思議じゃないのに、こういう時に限ってスケジュールが重なるマーフィの法則状態。実はてっきり7日のつもりでいたら、8日だということがわかり、でもどうせ週末だから問題無いなと安心したのもつかの間、不運にも自分の意志ではどうにも出来ない予定が重なっていたことに気づき愕然とした。
 どうしても土曜日東京にいなきゃならない。帰京ルートを中央線、高速バス、長野経由と3本考えて電車に乗る。

 立川乗り換え。途中、頻繁にピッチのメール・チェック。台風のせいで明日の予定が確定しない。30分ほど車中で仮眠、3時頃、松本着。駅の下にあるいつもの立ち食い蕎麦屋でうどん。そういえば、長野に通うようになって、ソバを食べて帰ったことがない。別に嫌いなわけじゃない。ただ、わざわざ信州に来て食べたソバがこれかよ? というマイナス評価が自分の中で広がることを恐れている。
 ダイエットと割り切り、斉藤さんのお店まで傘を差して歩く。今日、もし泊まりになったら、いつもとは別の、大浴場付きのホテルにしようと思っていたが、いざ駅前に立ってみると、そのホテルが意外と駅から離れていることに気づく。しかし寒い! 台風性の雨だから蒸し暑いだろうと予測したが、寒い。
 斉藤さんのお店で、4時にNHKで天気予報をチェック。女房より、土曜午前に予定されていたイベント一件の日延べがメールで届く。出発前のニュースと比較して、台風のスピードがさして変わっていないので、今日は松本宿泊と決定。いつものホテルに予約を取り、ひとまずチェックインだけ済ますべく駅へとまた徒歩で引き返す。途中、登山用具店をちらと覗く。いつかここでウォーキング・シューズを買おうと思っているんだが、なかなかその機会なし。あとで寄ることにする。
 いつものホテルにチェックインし、フロントのLANでネットしようとサブノートを抱えて出たら、なんと有線LANが無線LANに進化しているでは無いか? _| ̄|○ 。うーん、時代は進んでいるんだが…‥。いやだよ、俺は外で無線LANなんて。やむなく部屋に引き返してちんたらピッチでネット。長野関係のニュースをダウンするに30分も費やす羽目になる。
 結局、ホテルを出たのが5時半を回ってしまう。登山用具店を覗く時間が無くなる。途中、追撃氏より電話あり。斉藤さんの車で一緒に向かいましょうか? とかけ直そうとしたら、うちのピッチには掛かってきた電話の履歴が残らない。やっぱりピッチも買い換えるべきかなぁ。軽いからこれで十分間に合っているんだが。
 やむなく、斉藤さんと二人で出かけることにするが、何となく話が合わない。私はヴィレッジ安曇野のつもりでいたのだが、斉藤さんは近所の駅前だと勘違いしていたらしい。で、あわてて車を出すが、週末渋滞と帰宅渋滞とこの雨のせいで松本から外へ出る道路は酷い渋滞。何だかんだ言っても、ここはまだ都会だと認識する。

 30分遅れで会場到着。十数人だろと思っていたら60名近く集まったらしい。しかもその全員が、二度の選挙で田中康夫の選対の核になった人ばかり。
 きっと、ただ淡々と事務的な話が進行しているんだろうと思ったら、もうなんだか(~_~;)、いきなりボルテージの上がった人々が、「田中が、田中が!」とまるで吐き捨てるみたいな感じで、一人一人思いの丈をぶちまけている。
 うっ(-_-)、と一瞬退いてしまうが、挨拶を求められたので、「11月の集会が単なるガス抜きに終わらないよう、結果を出せる集まりにして下さい」と述べる。
 したら真後ろに追撃さんがいるではないか。実は初対面だが、予想外にもハンサムな人だ。いや、この人のサイトには、まるでギャグみたいにケビン・コスナーの写真が貼ってあるんだが、なるほど似てる。しかも、あっちはもう生え際が後退しているから、こっちの方がまだ遙かにハンサムだぞ。
 初対面で追撃氏と待ち合わせる人には、「和製ケビン・コスナーと思って探せば解る」と言えば、言われた側は冗談にしか取らないだろうが、実際会ったら納得すると思う。まじだよ、ちゃねら~の諸君。

 会合終了後、部屋を移して雑談。しかしでかい建物だ。れいによって三セクだそうだが、やたらに広い。9時半頃、先に松本に移動した人々と合流すべく出発するが、私は下で良いと言ったのに、斉藤さんが気を利かせて高速に乗る。したら、松本インターの一キロ手前で見事な渋滞にはまる。松本-塩尻間で事故があり、全車両が松本インターで降ろされているんだが、その料金所渋滞。結局、ヴィレッジ安曇野から、普通に下を走れば30分のところを一時間掛かる。すでに11時が近いが、皆さん、私のためにわざわざ飲み屋で待っていて下さる。
 ここではゲストの立場を捨てて、メディア対策上取らなければならない戦略に関して意見具申する。
 12時過ぎ、事実上夕食抜きだったので、コンビニで蟹雑炊とサラダを買い、やっとホテルに引き上げてテレビを点けたら、NEWS23に、沖縄選出の某参議院議員が出演している。深いため息を漏らす。テレビの罪は重いね。

 さて、私は今日土曜日、本郷で開かれる、「デフコン」という集まりに招待されています。しかしあんのか? この天気で。普段なら絶対引き受けません。宴会の席で突然話しかけられて、酔った勢いで、ついうっかりオーケーしてしまった。
 別にその集まりが濃ゆそう(~_~;)、だからというわけではない。半年も後のその日、昼間起きていられるか否か、私にとって全くのギャンブルだから。来週、どこそこに来てくれないか? なら私はそれに出られるかどうかを判断できるわけです。でも再三書いているように、三週間以上先のことで約束を入れるのは酷く苦手とする。今回も案の定、これに出るために生活リズムを無理に維持する羽目になった。おかげで松本にも来られたわけなので、これはこれで幸いに作用したと言えますが。
 しかし、おまけにこの天気で、何か軽井沢辺りで、私がスムーズに身動きできないよう、ベルサーチを着て呪詛している男がいるんじゃないかと思ったりするんだが、もし、私が今日会場に着けなかったらご免なさい。

※ メルマガおまけ 周回遅れのテレビ

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コメント

商売柄、しかも出先、というコンディションですが、「でふこん」「でぶこん」でもなく、「イフコン」です。

投稿: sionoiri | 2004.10.09 09:09

昨夜は、お疲れさまでした。
永田弁護士は、「政治運動ではない」と言っていましたが、
今回の動きは政治活動として地元マスコミは扱うでしょう。

私は、「田中・反田中」という枠組み、そのものが古いと
思うので、その先を考えた方が良いと考える立場ですが
今回は行きがかり上、事務局ということになってしまいました。

投稿: 斉藤久典 | 2004.10.09 12:07

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「田中県政に異議あり」。松本のローカル紙も、「田中・反田中」の構図にこだわってますね。昨夜は、安曇野ビレッジにて『これでいいのか田中県政――みんなで長野県を考え... [続きを読む]

受信: 2004.10.09 21:46

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