もしも天安門が……
※ 阪神淡路震災10年
人の命の重さに軽重は無いけれど、人口減の日本で突然死んだ6千人の犠牲というのは、60万人分くらいの重さと衝撃があったのではとつい思ってしまう。
※ 安倍氏が本社に抗議 謝罪と釈明、訂正記事の掲載求める
朝日の紙面からは、ほとんどこのニュースは消えて、実質的に白旗状態なんですよね。むしろ毎日の方がガンガンやっている。朝日にとっては、後は、何処でどう会社の顔を潰さずに謝罪して幕引きするかというレベルの話なのでしょう。
※ 小山田大 鹿児島県姶良郡出身
TBS日曜、情熱大陸「指の第一関節で巨大奇岩をよじ登る世界最強クライマー」
世界ランク1位だそうだが、化けもんだ、こいつは。いや、ぼっけもんと言うべきか。
※ 趙紫陽氏が17日、北京で死去した。享年85歳
もし、天安門事件が中国の民主化の契機になっていたら、その後の中国はどうなっていたんだろうかと思う。チベットから撤退しただろうか? たぶんそんなことは無い。ウイグル他の民族運動はもっと激化していたはず。経済は、統制が取れずに、もっと早く、どこかで躓いていた。
唯一、前向きな状態に転んでいたのでは? と期待できるのは、恐らく民主中国は、北朝鮮との付き合いにうんざりして、援助なんかとうに止めていただろうから、何処かで北朝鮮の体制崩壊を誘っていたかも知れない。
日中関係は、恐らく日韓関係のようにぎくしゃくしていたんだろうな。
※ ハドソン湾の氷
これも、日曜のテロ朝深夜の自然番組。カナダのハドソン湾には、ホッキョクグマが棲息しているんだが、この所、出産する頭数が激減しているんだそうで、以前は、2頭3頭産んでいたのに、この頃はシーズンに一頭しか産まない。その理由は、ホッキョクグマは、氷が張っている間に、氷上でアザラシしか喰わない。氷が解ける間は、陸上で過ごすわけだが、その間は数カ月間、事実上絶食する。だから、氷が張っている期間が長ければ問題ないんだが、ここしばらくはその季節が年ごとに減っているので、絶食期間が長くなり、母親の体力が落ちているからだということで、地元の科学者も番組もそれを地球温暖化のせいだと結論づけていたんだが、どうも私は疑問に思えてならない。
このハドソン湾の結氷期間の短縮度は、目に見えて減っているわけです。でも、たとえばオホーツク海で、そういう状況が、目に見える形で劇的に加速されたというニュースは一度も聞いていない。それはベーリング海に関しても。
もしそれが地球温暖化の影響だというのなら、それは地球的規模で起こっていないとおかしい。ハドソン湾なりの何か別の理由があるのではと思えて仕方ないのだが。
※ メルマガおまけ ザ・プラクティス Police State
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コメント
>朝日の紙面からは、ほとんどこのニュースは
>消えて、実質的に白旗状態なんですよね。
今朝の朝日新聞、社会面で大々的に取り上げてましたよ。
投稿: 通りすがり1号2号 | 2005.01.18 06:59
オホーツク海の流氷減少、沿岸の降雪量減少はきわめて顕著であると地元では言っております。
降雪量の減少は他でも良く聞きますね。
投稿: おーつか | 2005.01.18 09:18
> 人の命の重さに軽重は無いけれど、人口減の日本で
> 突然死んだ6千人の犠牲というのは、60万人分く
> らいの重さと衝撃があったのではとつい思ってしまう
日本の6,000人は、どこかの国での60万人分ってこと?
1人あたり100人分ってことか… さすが愛国者ですな。
投稿: 今日は失言が多いね | 2005.01.18 17:48
条件反射的に「民主化運動は良い、独裁は悪い」と新聞の社説は書くんだけれど、あの民主化運動が何を批判していたかをよく検討すべきでした。
彼らは、
「中国社会の資本主義的腐敗を正せ」
と言ってたんです。文化大革命と何ら変わるところがありません。東欧革命とはこの点が決定的に違う。
投稿: Inoue | 2005.01.18 18:59
>>日本の6,000人は、どこかの国での60万人分ってこと?
ここで日本以外の国においてと想定するのはどうかと思うんですが? 前段で「人口減の日本」という振りがあることを思えば誤読されるチャンスはそう無いと思うんですが。
>>降雪量の減少は他でも良く聞きますね。
これも、スキヤー的な立場では、雪減ってるなぁ……、ということになるんですが、通年で見ると、異論が出てくるんですよね。学者レベルの話になると、当然彼らは百年千年単位での気候変動を観察するから、それに照らすと、最近の10年の変動なんて、そんなのは過去何度もあったということになっちゃうんですよね。
われわれが実感していることがもし地球温暖化の影響だとしたら、本州でスキーができなくなるまで四半世紀も掛からないですよね。
投稿: 大石 | 2005.01.18 22:02
>日本の6,000人は、どこかの国での60万人分ってこと?
ベースとなる人口の比からすればと言うことかも。
でも、死んだ人のことも大切でしょうけど、生き残ってるボクらだって、たいへんなんですよ。
震災からこっち、神戸で景気の良い話は聞かないよなあ…
住友ゴムさんにしても神鋼さんにしても、工場が潰れても、完全復旧などされなかったし。弱り目に祟り目。当時の政府が、景気の回復よりも、構造改革で、財政の再建なんてのを優先してたので、神戸は「構造改革」されちゃったのでしょう。
投稿: Y-MAT | 2005.01.18 22:34
ハドソン湾だけでなく、オホーツク海においてもこの10年(地元民に言わせれば二、三十年)、目に見えて氷結が減っているという声があるわけです。
これだけで、少なくとも今日の日記についての反証になってますよね。
「学者レベルの話」とおっしゃいますが、地学、歴史学、考古学、生物学、地球物理学、どのあたりの学者のことでしょうか?
仮説をたてて警鐘を鳴らすのも、学者の役割でしょう。
「ランナウェイ・サマー」のような極端な仮説も、だからこそ出されているのではないでしょうか。
さらに、「オルタナティブ」というのならば、学問的な「常識」に安住して警告を出すこともしない者たちに対してこそ、アンチテーゼを建てるべきなのではありますまいか。
投稿: おーつか | 2005.01.19 00:32
私は環境問題は大げさに言うにこしたことは無いという主義の人間なわけですけど、それでも、どこかのエリアのここ10年の変化が、生態系に影響を及ぼすほどの激変だったとして、それをすぐさま、温暖化の影響と結びつけることには若干の抵抗があります。循環というのは、ありますから。
そのオホーツクの状況は知りませんが、ハドソン湾の状況は、本州で、スキーが出来る時期が年々遅く、短くなったねという程度じゃない、結構凄まじいレベルらしいんですよ。もしこれが本当に温暖化による影響なら、気象学者の予想を遙かに上回るスピードで温暖化が加速されているんじゃないか? と素人目には思えてしまうよな感じなんですよ。
温暖化が確実に進んでいて、それに対処しなければならないということと、やっぱり何でもかんでもそれと結びつけてしまうと、逆に、アメリカみたいに、経済優先の連中にしてみれば、科学的データはあるんだろうな? 無いんだったら、それは狼少年だろ、というレベルで、温暖化警告の信頼をちょっとずつ無くしていきそうな気がするんですよ。
投稿: 大石 | 2005.01.19 02:52
> 前段で「人口減の日本」という振りがあることを
> 思えば誤読されるチャンスはそう無いと思うんですが。
じゃあその60万人ってどういう60万人なんですか?
人口がまだ増加している全世界の内の60万人?
まあ、大石さんの言ってる事は、本音としてはごもっともではある。知らない国で何万人死ぬより、
日本で一度に100人死ぬ方がインパクト大きい、というのはごもっとも。100:1 のインパクト比ぐらいはあるでしょうね。ニュースなんかでも日本人の犠牲者がいる/いないで扱いが断然変わる。
べつにそう目くじら立てるほどの言明ではなかったかな。
ただ、わざわざそういう言わずもがなの本音を書く必要もなかったと思うけど。
投稿: 今日は失言が多いね | 2005.01.19 10:55
そういえば、イラクでは既に内戦(という表現が適切であるかはさておき)で死んだイラク人の数が、人口割りにすると9・11の犠牲者の数をとっくに上回っているそうですね。
知人と見知らぬ人では、自分にとっての重みはやっぱり違う。その辺の感情が乗り越えられるなら、自爆テロなんてものも減っていくんでしょうけど・・・。
現在、阪神淡路を振り返る報道が多く流れていますが、10年後、インド洋の津波についてどれほどの報道がなされるか・・・。そう考えると、インド洋の津波より、阪神淡路の方がインパクトがあった、ってことになる。
世の中にはそういう感情(本音)と理性の区別もつけずに、TVや新聞で妄言を垂れ流している方が山ほどいらっしゃる。それを思えば、その辺区別した上で日記の体裁で本音を吐露する分には、別にかまわないのでは、と私などは思うのですが。
投稿: ya-mana | 2005.01.21 02:43