勝つぁん、返事をくれ。何をこそこそ隠れているんだい。先の山口村の問題に関して、勝谷誠彦氏にメールした長野県民がいらっしゃる。丁寧な文面だったと推測するが、返事はまだ来ていないらしい。この人、罵詈雑言なメールには速攻罵詈雑言で返事するし、本人の利益になるメールにもきちんと丁寧に返事する人なんだが、こと長野県政絡みで反論や批判のメールを書いても一切無視するらしい。
一度、長野市で「有名ジャーナリストと田中県政を考える」イベントでも組んで貰いたいですね。勝谷、日垣大先生を招きませんか? もちろん私も出ます。私は、日垣勝谷両先生の都合に合わせます。何なら、この二人の都合に合わせて日程と場所を選ぶという形でも良い。グリーン車チケットを遣せと仰る先生がいらしたら、会費も取りましょう。ギャラを遣せというのなら、私がサラ金から借りて払っても良いし。あの二人と会えるチャンスを頂けるのなら、何でもしますよ。それとも、田中を批判する人間とは話せない、奥深い理由でもこの二人にはあるのかな?
あれは出直し知事選の頃だったかな、連合の代表と元特別秘書を吊し上げてはしゃいでいた頃が懐かしいですな。今じゃ、二人とも、ウェッブでくだ巻くしか元気が無いんだから。
※ ホリエモンの哲学って何よ?
月曜のテロ朝朝刊瓦版だったかな、デーブ・スペクターが、彼はテレビ局との付き合いがあるからだろうけれど、フジ寄りな発言をしていて、「アメリカの会社では、正社員はいない。みんな契約社員だから、社長が誰だろうと気にしない。でも日本ではそうは行かないだろう」と言っていた。
私は生理的にホリエモンという人物を全く好きになれないので、どうしてもフジ寄りに見てしまうのだけど、彼の大きな失点は、パブリシティのマネージメントが全然出来ていないことですよね。それを、パブリシティの専門家たる放送局のプロ集団の前で、醜態を晒しているのが現状でしょう。
ここしばらくの失点としては、たとえば産経新聞を日経みたいな経済専門新聞にする(週刊アエラ)というのがあった。産経は、今の憂国論調だからこそ、これだけの部数を維持できているのであって、それが日経と同じことをやって部数を取れるわけが無いじゃないですか? それを言うのであれば、産経新聞の電子新聞は、良い商品だけど、販売店への配慮が強すぎて購読者本位になっていない。商品としての魅力に欠ける。これを改める、ということを第1に言わなければならない。この辺りは、産経新聞を買って何をやりたいのかのビジョンの無さを窺わせる。買うことが第1であって、ビジョンが付いて来ない。
それは最終的なターゲットであるフジテレビに関しても同様であって、「みんなでWINWIN、従業員や株主にベネフィットを与えましょう!」なんて法螺を吹いているけれど、そんなもん、30歳代で1500万円のサラリーを貰ってウハウハの連中に言ったって仕方ないでしょう? そもそも、中国のコールセンターに月給5万円で日本からスタッフを派遣していることを知っている彼らが、そんな与太話を真に受けるはずもない。彼やそのバックにいる村上ファンドがCXを買って真っ先にやることは、全社員の解雇と契約社員化ですよ。テレビ局なんて憧れ産業は、給料なくたって仕事したい連中は山ほど寄ってくるんですから、ライブドアに買収されたら、彼らのサラリーは上を見ても半分以下になりますよ。そんなことは解りきっている。もちろんそれは株主の利益にはなるかも知れないけれど。
ここで彼が言うべきことは、単に「ITとの融合」なんて雲を掴むような話じゃなく、今のテレビ業界は縛りが多すぎる、それに果敢にチャレンジして、たとえば、24時間全番組を、ネットで無料でストリーミングする。ビデオデッキなんて古くさい代物はお茶の間から駆逐するし、われわれは最早、地上波という形での視聴率には拘らない、とか視聴者受けすることを言えば良いのに、そこまで知恵が回らない。ここが、一応のビジョンは示して行動して来た孫正義との違い。買って何をやりたいのか? のビジョンが全く無い。
ここではやはり、会社は誰のものか? ということも考えなければならないでしょう。それは社員のものであって、ある種の公共財でもある。株主のものじゃない。それはアメリカの経済観念であって、日本の経済風土では、それは通らないんだな。放送局の場合は特にそうです。欧米で、メディアのM&Aがブームになって、何か良いことがあったか? 少なくとも、番組の質が向上して、視聴者の選択肢が広がったなんてことは全く無い。まずそのメリットを世間に説明できなければ駄目でしょう。あたかも全員がそれで利益を享受できるかのような嘘っぱちも通用しない。
確かにフジテレビは視聴率だけを見れば王者だし、当然それを買いたいという衝動を持つ人々は多いだろうけれど、買うからには、今以上の業績を上げられるというロードマップを、社員とマーケットに対して示さなければならない。それが彼の場合は全く無い。そういう姿勢は、社会からも嫌われるし、マーケットも歓迎はしないでしょう。メディア・グループを買ったら、何か面白いことが出来るかも知れないなんてのは、児戯ですよ。社員の立場もへったくれもない。そのビジョンを提示できないことが、今回のどたばた劇で、彼をピエロにしている原因だと思う。
※ 魚釣島抗議活動
というのが中国全土で行われたらしいんだが、ニュース映像を見る限りは、数も知れているし、何だか意気も上がっていない。しょぼいの一言。マイナーな抗議運動で、こんなんじゃ駄目ですな、>中国。これは日本の圧勝と言って良いのかな。
やっぱり中国も豊かになって、個々人には、国益より優先することが増えてきたということなんですよね。
※ NHK特集 陸上自衛隊イラク派遣の1年
溜まったビデオの消化。「情報戦研究」とか言っているんだけど、やっていることは「軍政」研究なんですよね。そこは防衛庁もNHKも、口が裂けても「軍政」という言葉は使わないんだが。でも、自衛隊、現地では何の役にも立っていないかのように言われているけれど、少なくとも経験は積んでいるじゃないですか。それはこの後に控えるシリア、イランで十分役に立つでしょう。 _| ̄|○
※ ある日、突然犯人に… テロ朝・ザ・スクープ
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/
私がしつこく何度も書いている、鹿児島県議選を巡る買収冤罪事件が、何と狭山事件と同列にレポートされるんだもん(~_~;)。もうびっくりですよ。鹿児島県警は、半世紀前で時間が止まっているらしい。これは、テロ朝は動画を公開しているので、ぜひご覧になって下さい。
まあ、田舎の事件です。東京でこんな(警察&司法の)無茶苦茶が通るかと言えば、さすがに都会ではたぶん通らないだろうとは思う。
けれど、冤罪というのは、普段まず、そんなことに巻き込まれるはずもない人々を突然襲うということを肝に銘じなければなりません。そこに年齢差性差はありません。堅気の商売に就いているから安全だということも絶対にありません。この志布志町の冤罪事件で言えば、たまたまその集落に暮らしていたというだけで、そこの住民全員が警察に目を付けられた。
でも某県知事は大丈夫です。彼の場合は、たとえテレビカメラの前で人刺しても、現場がいくら直訴しても、鉛筆舐め舐め能吏タイプの県警本部長が、「予算が大事」と庇ってくれますから。
番組から数字だけ拾ってみましょう。
13人が逮捕起訴され、自殺未遂3人、意識不明で緊急入院が10人。
首謀者とされた県議夫婦は、逮捕から395日でやっと保釈された。
これが笑っちゃうのは、たった6戸の集落で20人の票(全体の0.02パーセント)を買収するために、四回もの会合がもたれて196万円もの現金授受があったとされているのに、検察は買収会合の日時すら特定できない。こんなんで裁判が成り立つのか?
これが、「違法捜査のデパート」と番組中で言われていたけれど、なんでこんなことがまかり通るわけ? ということを平然とやっている。
オーソドックスな手法としては、ウソ発見器に掛けるわけだけど、結果は白なのに、「ほら、ここにちゃんと出ているじゃないか! 機械は嘘は付かない。真っ黒だ!」と脅す。これは狭山事件もそうだった。日本警察のウソ発見器は、そういう目的と方法でしか使われないという証左です。
自殺未遂の現場に居合わせて、それを助けた人間が、「死んだ方がましだ……」と述べていたと証言すると、警察はそれを「(選挙違反を)死んでお詫びする」と改竄して証拠採用に持ち込む。
私選弁護人に対して、あらん限りの接見妨害をして、解任まで唆す。接見交通権を妨害して、その弁護士とのやりとりを、75通もの調書に作り上げる。日毎の作業の大半が、事件の取調ではなく、弁護士と何を喋ったかに割かれる。しかも、「弁護士は最低、私選弁護費用は莫大になる」と脅して、解任届の下書きまで用意して、書かせる。
最終的に5人の被告が接見拒否に至り、3人の被告が弁護人を解任してしまう。
さらには、国選弁護人が家族の「ガンバレ」という激励の手紙を読み上げたら、検察側は初公判初日に国選弁護人の解任を申し立て、あろうにか裁判所の馬鹿判事は、文面の確認すらせずに国選弁護人を解任してしまう。うぉい! ここは日本じゃねえぞ!
田舎県警の悲しい性で、とにかくこの連中は、人権を巡る力学をまるで知らないわけです。地元の県紙だけ抑えこめば、マスコミなんて屁とも思っていない。あげくにこんなど田舎に回される検事判事は、出世コースを外れて大過なく任官生活過ごして弁護士を開業できれば良い連中だと見切っているから、警察が何しようが思い通りの判決文を書いてくれると思っている。まさか日本全国から人権屋弁護士が殺到して10年裁判になるなんてことは夢にも思っていない。
もちろん、この事件を捜査した連中はただの一人としていかなる処分も喰らっていない。こうなると警察は意地になって出世させますからね。徳島県警の自衛官不審死事件みたいに。それに、この番組、地元ではKKBのネットだと思うけれど、果たして鹿児島での放映はあったのだろうか?
それで、近代国家では、取調への弁護士の立ち会いは当然だし、それはビデオカメラに撮られるわけです。台湾や香港ですらそうですよ。かつてKCIAが違法活動の限りを尽くした韓国ですら、弁護人の立ち会いを認めるに至った。国連の人権委員会も、日本の刑事司法の立ち後れの象徴として、改めるように度々警告しているのに、法務省は金が無いと突っぱねている。要するに、日本の刑事司法を巡る人権状況は、中国以下なわけですよ。
先日、静岡県のクリニックで二名殺傷される事件があって、過去に病院と遺恨があったらしい大学生が公務執行妨害で逮捕され、たしか昨日、「証拠隠滅や逃亡を疑うに足る相当の理由がある」(公務執行妨害でその理由は何だよ? 大神茂裁判官)で拘置理由開示があったらしいんだが、彼が一睡もしていない状況で任意同行を求められ、連続12時間の取調を受けたことはほとんど報じられていない。公務執行妨害も怪しいもので、手が無くなった警察が、いつもの手口で、相手が手を出さざるを得ないよう追い込んだんですよ(本人は正当防衛を主張している)。
その辺りのことは、地元のメディアは書けないわけです。県警の機嫌を損ねて干されたくないから。彼が真犯人か冤罪かは解らないけれど、もし冤罪で逮捕されても、メディアですら貴方の味方ではない、ということは覚えておきましょう。
※ 日垣隆、週刊エコノミスト敢闘言
の今週のテーマは、名古屋の乳児殺害事件で、仮出獄の保護観察中の犯行に関してなんだが、保釈中にトンズラするのは今に始まったことじゃない。でもみんなが皆それで凶悪犯罪に走るわけではないし、結局、社会は、コストが許す範囲内で刑罰と仮釈放制度を運用するしかない。この手の話をする時には、諸外国の仮出獄や保護観察中の再犯率を並べた上で、日本の制度がどの程度機能しているかを論じなければ、意味無いでしょう。
この人のいつもの手法だけど、突出した事件を何例か引いて、何それは機能していないと論ずるのは、全く危険な論法だと思う。
起こった事件は、どれをとっても悲惨で気の毒、かつ理不尽だけれど、司法制度というのは、結局は、いつか運悪く被告に回るかも知れないわれわれ全体の利益を計るためのものだという認識を持たなきゃ駄目ですよ。なあ、康夫ちゃん。
※ 地震
火曜、お昼の12chでCSI2を見て、19時頃までまた横になる。異様に疲れている。症状としては、インフルエンザに似ているんですよね。熱も咳もないけれど、身体がだるくて節々が痛い、あの感じ。
水曜早朝5時前、大きな地震あり。ここ神奈川県高津区を見舞った地震としては、過去10年ほどで最大規模だと思う。なぜって、ここ5年ほど積んだままの本の山が見事に足下に崩れてきたから。
P波を脳内検知した瞬間、これはでかい! と慌ててPCの電源ボタンに手を伸ばした。ここん所、HDDが異音を発していつ壊れてもおかしくない状況なので、電源を切らなければ! と焦るのだが、何しろパソコンの電源は長押ししないと切れない。結局間に合わなかった。またこれで耐用年数を縮めてしまったなぁ……。
次男、2週間前から、何かナメクジでも這ったようなブツブツが左足にできはじめた。先週、まだ小さい内に皮膚科に行ったら、なんだか解らない、もう一ヶ月くらいしたら来てくれと言われて、別に薬も出なかった。しばらく収まりかけたように見えたのだが、昨夜、明らかに悪化進行して、本人も痒がっている。朝一で別の病院に連れて行くことにする。
※ メルマガおまけ BJ、かりそめの愛を
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