メディアの腐敗2例
※ W杯予選、バーレーン戦
バーレーンの人口は60万ちょっとです。日本で言えば、人口が一番少ない鳥取県と似たようなものですね(更にバーレーン人は40万しかいないらしい)。言ってみれば、日本代表は、オール鳥取県と闘って、一点も取れなかったということです。オウンゴールの一点で勝ったことを喜んでどうする!? 3-0で勝って当然の試合だぞ。
テロ朝の昨夜のはしゃぎようはいったい何ですか? どう考えても、全くダメダメなチームでしょう。浦和レッズを、そのままのメンバーで出した方がましじゃなかろうか。
※ 第100大隊イラクへ出撃 日テレ深夜ニュース
なんと、ハワイのワンプカプカが、イラクへ出て行ったらしい。一年間の任務だとか。レポートを見ていて、涙ぐんでしまった。なんて過酷な運命だろう。
※ 日航機の翼、支柱に接触 羽田、設置ミス
なんてアホな。こんなことが現実にありうるのか。
※ <岸和田女性失跡>40歳知人逮捕 供述通り遺体発見 大阪
テレビのチカラ、またまた大金星! ただ、遺体の遺棄場所は、ちょ~能力者の推理とはまるで反対方向だった。
※ 武富士から5000万円 週刊朝日に「編集協力費」
↓こちらが朝日のタイトル
編集協力費処理で不手際 武富士から5千万円 週刊朝日
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200503300320.html
【 この経緯について、週刊文春の記事は、「ウラ広告費」「闇金」「ブラックジャーナリズム」などと記述している。朝日新聞社は30日、「事実と異なる記述や不当な表現が多数ある」として、週刊文春に抗議した。】朝日
朝日の図体を考えれば、端金に過ぎない。でも、この金額は、あの高給取りの朝日にあっても、編集部員の年収を三人分確保できるわけですよね。
もちろん、これが裏金でなくて何だと言うんですか。ブラックジャーナリズムそのものじゃないですか。どこの羽振りの良い週刊誌が、たかだか編集協力費で5千万もの大金を貰えるというんです。
たぶん朝日としては、後々になって返さなきゃ拙いなと考えたけれど、時機を逸したということでしょう。ただこれは本来なら、社長が記者会見を開いた上で引責辞任すべき大問題ですよ。何が「不当な表現だ」っつうの。
※ 親日派ギア 中国にNO!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000015-dal-ent
リチャード・ギアと言えばチベットですよね。ダライ・ラマの亡命先には、ギアが訪れた時に瞑想するための特別な部屋があると伝えられます。
小泉と会うんなら、きっとメディアの前で、何かしでかすだろうと思っていた。所が蓋を開けてみたら、小泉総理とのダンスですよ。一方で、彼がこんな発言をしていたなんてことは、マスコミは伝えないわけです。北京に支局を持っている連中は。昨日の朝日の紙面もノー天気そのものでした。
たぶん、官邸での「ハプニング」は、誰かが仕組んだのでしょう。ギアはきっとサプライズで、総理を隣にして中国批判するだろうから、機先を制して、総理が手を取りダンスの真似事をすれば良いと入れ知恵した人間がいたはずです。官邸の人間か、記者クラブの側かは解りませんが。
※ ファンドバブル
昨日、TBSニュース23で、イ・アイ・イの高橋治則氏がインタビューに応えて、「今はファンド・バブルだ」と述べていた。バブルの主役の一人だっただけに、なかなか重い言葉でしたね。
昨日の、「退職公務員という妖怪」に関して、やっかみじゃないか? という反応を頂戴しました。私のブログや、メルマガはもとより小説の読者の多くが公務員ですから、私は公務員批判には、普段気を遣っている方です。自身公務員家庭で育ちましたし。
http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/
斉藤さんのブログに、地方で、今どうやってお金が回っているかの報告がある。簡単で良いですよね、親の家を担保にして事業資金を貸して貰うというのは。それでも地方の地価下落が止まることは無いから、十分に回るわけでもない。
公務員という肩書きや、お役所というのは、ある種の打ち出の小槌ですよね。ひとたび「公」が絡むと、途端に金が回り出す。とりわけ地方にその傾向が強い。しかも、地方に於いては、その、官が絡む部分だけで資金が回ってくれれば、金を貸す側としては、仕事が片づいてしまう部分がある。無理して民間に貸す必要も無く、それはちゃんと担保のある連中にだけ貸せば良いという図式が長らく続いた。だから日本の銀行は、与信能力を身に付けずに済んだ。
お金が回る上での、官尊民卑というのは、実に酷いものです。日本経済が、このゼロ金利状況から脱出するには、民でお金が回るシステムを組まなければ駄目なわけですよ。でも地方では相変わらず公共事業頼みで、官にぶら下がっている所でしか回らない。長野なんてまだましです。IT企業を抱えている分。鹿児島の離島なんて、官業が唯一の地場産業ですよ。それにぶら下がれないと暮らしていけない。
そういう所で、お金を回すにはどうすべきかと考えた時に、荒療治ではあるけれど、官の信用を一度引っぺがすしか無いと思うわけです。それこそ、公務員のマイホームに貸すのも、喫茶店開きたい若者に貸すのもイーブンですよ、くらいの審査基準に持っていかないと、銀行は官抜きの民業に土地という担保無しに金なんか貸しませんよ。これはささやかな一例に過ぎないわけで、官というブラックホール、公務員という、地方に於いては特権階級に偏在する富をどう再分配するかのモデルを、そろそろ真剣に立ち上げるべき時だと思うわけです。国民全員を公務員には出来ないのですから。
私は、「官による収奪」という考え方は取らないけれど、実際に地方で起こっていることは、官への富の偏在だし、官がマネーの流通の中心にいるせいで、結果的に民業を圧迫している。そこを改めないと、地方経済の浮揚は無いでしょう。
※ メルマガおまけ QUEEN&看護師
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