バレットM82A1
今朝7時のNHKを見ていたら、衝突現場の御近所の会社が人命救助に尽力したとレポートしていたけれど、肝心の会社名を出さないんですよね。「現場近くの工場」「市場」「運送会社」というだけで。市場だけは固有名詞が出たけれど、現場近くの工場というのは、「日本スピンドル」という会社らしいんだが、こういう時に会社名を出すのは構わないと思うんだが、その内、プロXにでもしてその功績を称えて欲しいものです。
【田中知事はコメントを発表し、その中で「小林氏が2月県会で人格否定とも言える仕打ちを受けた」との考えを示した上で、「様々な思いの中で辞表を提出した心情を汲み取るのがせめてもの敬意。苦悩の末、辞表を受理した」と説明している。】NBS
日本の政治史上、為政者の口から出た最も軽い「苦悩」て奴だろうな。コンマ2秒くらいは迷ったんだろうか? その優柔不断な性格を、こいつは利用できると目を付け、県議会への鉄砲玉として利用して、捨てる時にゃ、「苦悩の末」だなんて、まさに口舌の徒ここにありですね。
所で、このニュースは、何処からどういう経緯で流れたんだろう。きっと、お買い物旅行中にも、自分の名前がちゃんと新聞に載るよう計算してのことだと思うが。
※ 陸自活動への協力に謝意=戦時中の捕虜強制労働でおわび-小泉首相
感謝はともかく謝罪の必要なんか無いだろう。堂々と現地で言ってやれば良い。お前らはアジアでの植民地支配を一度でも詫びたのか? と。
本当かよ? これ。2月の事件で、たぶん捜査は難航しただろうに、物証も無く逮捕されているんですよね。25歳で尉官ということは、部内選抜では無いはずだけれど……。
きっと長野県議会でもいずれ同じ手が使われると思う。
清谷信一氏が、ペンクラブのあり方に関して、もっと身近なテーマを扱ってはどうか? と仰っている。全く同感です。ペンクラブの中でも、小説家集団の方は、獄中作家委員会等での活動がありますが、これはもっぱら海外での言論弾圧をターゲットにしています。戦争の度にくだらん反戦声明を出すのは、季節の風物詩みたいなもので、朝日の学芸欄がお付き合いで取り上げる程度のニュースバリューしか持たない。
獄中作家委員会でも、私の知り合いの作家さんたちが昔から係わっているので、あまり批判したくは無いんだけど、われわれはこういう活動をやっていますという、存在証明に近いようなレベルに留まって、実際に結果を出せていると果たして言えるのか疑問がある。
やっぱり、警察の記者クラブに縛られて警察批判が出来ないマスコミに代わって、代用監獄制度や、刑訴法の理不尽さなど、身近にある公権力の横暴と戦う姿勢を見せてはどうだろうかと思う。
※ CBSドキュメントTBS
50口径ライフルの規制案です。日本でも、これを撃つためだけにアメリカへ行くマニアのみなさんがいますね。
アメリカでは、いわゆるバレット銃(より正しい発音は、ベレットに近い)として知られる、82A1ライフルですが、これが狩猟用ライフルとして買えるんですよ。有効レンジは2000ヤード、フットボール場20個分で、ちなみにNY市警が装備している30口径の狙撃銃は、300ヤード、フットボール場三つ分であるとの説明が番組中でありました。
厚さ1.3センチの鉄板を撃ち抜く実験を行っていましたが、30口径では撃ち抜けない鉄板に簡単に孔が開く。北アイルランド紛争では、4人のイギリス兵がIRAによる国境越えの射撃で殺され、その時は、防弾チョッキの鉄板が胸にめり込んでいた。
ウェイコ事件でも、立て篭もった連中が使ったそうなんだが、貫通力発火力の全てに於いて抜きん出ているランフォース弾というのがあって、これはM16のフルメタル弾の10倍の威力を持ち、軍用なんだが、ネットで誰でも横流し品を買える状態にあるらしい。
ちなみに、シュワちゃんは共和党ながら銃規制に割と熱心で、加州に於いてだけ買えないらしい。製作者のミスター・バレットがインタビューに応えて、「全長160センチもあっちゃ、テロリストはよう持ち運びできんだろう。軍相手の商売はバラツキがあって不安定だから民間にも売る」と言い放っていた。
ちなみに、議会が求めている大口径銃の規制案というのは、販売規制じゃなく、購入者記録の義務づけレベルの話らしい。
固定翼機の狙撃にはいまいちだけど、回転翼機が、一時期、もの凄くこれを脅威に感じて、防弾性能を上げなきゃと焦ったんですよね。
* 過酸化水素療法
あと、こういうレポートもあった。アメリカで流行っているらしんだが、過酸化水素自体は、人間の体内で作られ、血管を拡張する作用があると知られているんだが、これを癌でも何でも治ると、静脈注射する医者がいて儲けているらしい。
※ メルマガおまけ SEEDうんたらの筋が全く解らない件に関して
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コメント
>小林公喜氏辞任
田中知事は、休養先のヨーロッパから「恐らくは様々な思いの中で今回、辞表を出されたのであろう、その心情を汲み取ってこそ同志であった小林氏に対する敬意の表れではないだろうか」とコメントしています。(ABN news引用)
このコメント意味不明ですね。主語は誰ですか?
「同士であった小林氏」と言っているからには「その心情を汲み取って」「敬意の表れ」を出すのはやはり「俺様」なのでしょうね。
自分に同情を引こうと、マスコミに引用されるようなカッコいいコメントを出そうとしたが、わけわからんコメントになっちゃった―というのが事実でしょう。
つまり小林氏のことなどホーントにナーンニモ考えてなどいないのです。だから、こういう心のこもっていない虚言が吐けるのです。
ま、いつものことですな。
投稿: | 2005.05.03 09:35
過酸化水素か?蒲鉾の漂白でコテンパンにメディアに封殺されたのはいつだったかな?
とにかく、毀誉褒貶が激しいのがラジカルと抗酸化療法です。活性酸素を局所で貪食白血球が産生しないと細菌や腫瘍を傷害できないのは本当です。
抗酸化物質が多すぎても例えばβカロチンは腫瘍が増えます"Vivekananthanらの検討(Lancet vol.361: p.2017-23)"。ビタミンEも役立たずです。
だからといってその逆をやるものね?注射するとその場で溶血するんじゃなかろうか?
50口径が全くない社会も抵抗力がないですが、セキュリティマムが全員50口径を持つ社会も不健全なものです。
投稿: sionoiri | 2005.05.03 10:04
つーか、50口径で撃たれたらミンチですよね。手に当たれば手が砕け、肩に当たれば腕が吹き飛ぶ銃でハンティング?
獲物もメチャクチャになるから、剥製もろくにとれないでしょう。競技用で2000メートル先の的を狙って点数競うならわかるけど、狩猟用としては威力過大でしょうね。
と、ハンティング向きではない、という話を徹底的に推し進めて、競技用なら認める、ただし登録制、くらいにするしかないのかな。
過酸化水素については……? としかいいようがないといいますか、血液サラサラの黒酢がどうたらやより数段怪しいですね。
投稿: 一三一 | 2005.05.03 10:37
過酸化水素注射?本当にやっているなら、医師であっても傷害罪でしょう。医療行為じゃないですから。よほど薄めた過酸化水素なら、ちょっと痛い(浸透圧が低いから)程度で害はないですが。
きっと、「ほんのちょっぴり過酸化水素が入った生食」なんでしょう。
投稿: 井上 | 2005.05.03 16:03
GUNDAM SEED DESTINYって所詮、腐女子が萌えるためだけの作品ですから。
筋なんてどうでもいいって言うような客を馬鹿にした姿勢は見えますね。
打ち切りが決まったウルトラマンネクサスとは内容が雲泥の差です(T^T)
視聴率やグッズの売行きは逆だけど(T^T)
投稿: Artane. | 2005.05.03 16:50
メルマガおまけの件ですが、「アンダーワールド」じゃないでしょうか。
投稿: Za | 2005.05.03 19:26
>SEEDうんたら
ターンAの酷さに比べればなんぼかマシに見えてしまうのは自分だけでしょうか?
私的には何でSEEDがその筋(腐女子)にバカ受けなのかriddle(謎)なんですが。
投稿: 悪党の最後の逃げ場 | 2005.05.03 22:46
>>SEED
>私的には何でSEEDがその筋(腐女子)に
>バカ受けなのかriddle(謎)なんですが。
絵柄と声優でしょうね。
昔も「ガンダムW」が同じような感じの絵柄で腐女子の妄想をかきたてて同人界で801本がバカうけしましたが、それと同じような感じではないかと。
あ、私はターンAは非常に評価しています。
ガンダムシリーズの中で珍しく打ち切りになったXと同じくらい。
確かにジブリ的なと言うか、淡々とした牧歌的な作風の作品なんだけど、そこの中に冨野氏のガンダムに対する自己総括と言う感じがプンプンしていて…
投稿: Artane. | 2005.05.03 23:51
> SEEDうんたら
今回は、「主人公とその敵」みたいな単純な構図じゃなく、他にあんな勢力やこんな勢力も絡んでわけのわからんことになってますからね。それで勢力が増えた分放送の尺も増えるかというとそういうわけでもないので毎回話がバラバラになってますますストーリーが見えにくくなる、と。私は主人公が誰なのかすらわからなくなりつつありますw
投稿: 00 | 2005.05.04 00:46
先月のスカパーガイドが手元にあったので番組表を確認したところ、グラウンドでなく、ワールドで間違いないようですね。
http://www.gaga.ne.jp/underworld/
投稿: yama-na | 2005.05.04 02:37
大石先生>
ご無沙汰しています。
JRの事故の事ですが
民放でははっきり日本スピンドルと言っていましたし、当事者のコメント(インタビュー)も出てました。
社長が全従業員に仕事をやめて救出に向えと指示を出したそうです。
現地の状況を見て(ガソリン臭がするので)社内にある消火器を全て現場に持ってこさせたそうです。
そのほか、近くの企業(社名は失念しましたが)氷を1.5Ton位と水、タオルなどを現場に持って行ったそうです
救助活動した人たちには最大限の敬意を
表したいと思います。
投稿: 86-D | 2005.05.04 05:16
オーブ=一国平和主義の日本という構図なんだろうか?
そういや、階級名称も自衛隊式だし。
投稿: 土門見人 | 2005.05.04 06:02
オジにガンダムを語らせると、長くなるぞぉ…
(今からン十年後ぐらいの老人ホームでは、ワシのガンダムを語る爺さんが大量発生するかと思うと)
トダカ一佐がお亡くなりなったかと思うと、mixiの種デスのコミュにご本人(つうか中の人ですが)がご光臨あそばされました。
絵に描いようなアホな上司の下で耐え忍ぶ現場の管理職と言う役どころですが…
種デスでは、正義がどこにあるかは別としても、ええもんとワルもんのキャラの区別が露骨と言うか一面的で、何だか先祖返りのような気がします。(抱かれたくない男No.1のユウナ御大とか)
ストーリーの整合性の乏しさとか、敵味方の構図のわかりにくさがあっても、キャラ萌えと言う軸で言えば、単純明快なお話であるワケで。
ターンAは、寓話と言うかおとぎ話ではないかと思います。あの、まったりとした世界観は、本当に良いものです。
裏設定では、人類の大半が地球圏を捨ててどこか遠くに旅立ってしまった後の、残された人々のお話だったようです。淡々と迎える終末も悪くないのかも知れません。
投稿: y-mat | 2005.05.04 08:25
凄く評判が悪くて、打ちきり?のウルトラマン・ネクサスを見ていても思うんだが、筋が複雑化するというのは、クリエーターの自己満足ですよね。
昔のガンダムやセブンを見ていて、シンプルな筋の中にもそれなりにテーマが立っているのに、どうしてあんたたちは、たいした能もないのに、話をややこしくて、子供にはさっぱり、大きなお兄ちゃんにもそっぽ向かれるような駄作しか作れないの? と声を大にして言いたい。
投稿: 大石 | 2005.05.04 10:12
そもそも、作家というのは物書きで、世間一般のできごとにあれこれ口挟むべきじゃないと思う。自分たちの執筆活動に弾圧が行われるというならいざ知らず。(個人的に何かやるのは止めない)丁度、日弁連を乗っ取った赤い弁護士が、日弁連の暖簾を悪用して政治活動を行うのと同じ構図に見えて、不快。
はっきり言って、こういう活動にフィーバーする進歩的文士は、井上ひさしのような完全な素人ばかりなんだから、余計作家の浮世ぶりが誇示される。
投稿: 土門見人 | 2005.05.04 13:02
http://www.majidali.com/intravenous_hydrogen_peroxide.htm
Table 1. Composition of Hydrogen Peroxide - I
Nutrient(Concentration)Volume
過酸化水素Hydrogen peroxide(3.75%)0.35 ml
重曹Sodium Bicarbonate(0.5 mEq/ml = 1.25 mEq)2.5 ml
生食Normal saline (0.9%)150 ml
さすがに35%ではヤケドしますよ!と注意している点、PL法の精神を尊んでますね。
いずれにしても、この量ならまぁ無害。点滴ラインの消毒程度.
ミリヲタなら秋水の燃料の一つが過酸化水素水だって知ってるよね!
投稿: sionoiri | 2005.05.04 15:15
> そもそも、作家というのは物書きで、世間一般のできごとにあれこれ口挟むべきじゃないと思う。
大石さんの本業も、職業作家なのですが、それが何か?
右であれ左であれ、物書きが世間一般にあれこれ口をはさむのは、問題ないと思いますが…
投稿: y-mat | 2005.05.04 22:11
個人でやるのは自由でつ。別に止めません。しかし、団体でやると、「何様のつもりや、おのれら!」と、毒づきたくなる。
文士だから憲法を語ったとしても、それに何か特別な意味があるのか?軍事や国際法に無知な弁護士が、米国のイラク進攻に文句並べても、無意味なのと同じですよ。「我々は、難しい試験に合格した弁護士だから、無知蒙昧な愚民どもは、我が高説を聞いて啓蒙されよ」という思い上がりが不愉快なだけです。
投稿: 土門見人 | 2005.05.04 22:34
>>ネクサス
ネクサスが駄作とは思いませんが…
最初から粘り強く見なきゃいけない時点で、週放送のエンターティメント番組として失格だ。
と言う考えなら賛成出来るのですが、それとは別の物をネクサスに見出してしまったので…
前半2クールをかけて一つのエピソードをやるだけのSFとしてのテーマ性はあったと思うのですが…
純文学とエンターティメントは簡単には相容れないのでしょうかね。(エヴァのような奇跡的な作品もあるにはありますが。)
確かに今の仮面ライダーのように2話で1エピソード完結にしたりとか見た目の陰惨さを減らすとかして、テンポのいい形式にしていれば又世間の評価も変わったし、打ち切られる事もなかったとは思うのですが…
但し、後番組の「マックス」はやる前からどうしょうもない作品になりそうなのが見えるので…困ったものです(;´Д`)
投稿: Artane. | 2005.05.04 23:04
>>そもそも、作家というのは物書きで、世間一般のできごとにあれこれ口挟むべきじゃないと思う。
これは僕らパンピー小説家の場合は、仰る通りなんですけれど、特に純文系の人々の中に、社会との関わり合いとか、コミットというか、思想をリードする的なプライドをお持ちの人々がいらして、またそれを持ち上げるマスコミがいるものだから、ついろくな見識も無しに、ほいほい声明とか出したがるんですよね。
投稿: 大石 | 2005.05.05 12:00