公式参拝せよという世論
まず昨日の康夫ちゃんの捜索依頼。金曜午後は、知事争奪杯マレットゴルフ大会というのが、諏訪であったらしく、そちらの合同庁舎で、アルファードを見たという報告を頂戴しました。諏訪地方の人々、本人見かけましたか?
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-2606-storytopic-1.html
↑土曜日は、沖縄でトークショーだったらしい。不思議なのは、どうして金曜午後の予定は公表されなかったのでしょう。
それにしても、去年は久しぶりに長野でも川の氾濫で自然災害が発生した。自衛隊から国交省までが参加する大規模な防災訓練だったことを思えば、たぶん一年前にはもう日取りも決まっていたことでしょう。それをすっぽかしてまでバイトに出掛けるとは良い度胸で、県庁内でどういう議論があったのかぜひ知りたいですね。
あと、県民として県庁に要求すべきことは、県庁の主催で、県知事が出席すべきイベントや会合があったら、それもきちんと県知事のスケジュール表で公表しろ、と迫るべきでしょう。単にスケジュール表に「出席、欠席」と書き加えれば良いだけの話です。これはもうどこから見ても、露骨な隠蔽です。情報公開からはほど遠い。
一部にはもう、ガセ説決定みたいな報道もあるんだが、何処からがガセで、どこまでは若干の信憑性ありという話では無いのだろうか。
※ リコー製メディア
やっぱり駄目だった。 _| ̄|○ エラーレートの向上なんて嘘こけ! エラー出まくりで全く使い物ならん。つい昨日までドライブを作っていた老舗が自社イメージに泥を塗るようなこんな安っぽい商売は止めて欲しい。
※ ディープインパクト、キター!
あたしはまた、あの出来の悪いSF映画のパート2が出来たのかと思った。
※ 参拝の分離
土曜日に元帥が面白いことを言ってらして、形式上のことで済むのであれば、参拝の分離をしてはどうか? という提案でした。今でもA級戦犯の遺族は、刑死した12月に集まって慰霊祭をやっているそうなのですが、それを分離して、形式上、8月15日は、A級戦犯を除く戦死者の慰霊ということにして、A級戦犯の御霊も慰霊したい人は、12月に行くという形にしてはどうでしょうかと。
あと、私はずっと気になっているんですが、安倍さんが先日、「靖国参拝は首相の責務」と発言していました。
小泉さんが、靖国に行きながら、私人としての気持ちに拘るのは私は違和感があるし、正直納得できません。行くのであれば、私人だろうが公人だろうが、外から喰らう批判は同じなのですから、ここは総理大臣の責務に於いて公式参拝していると堂々と言って欲しい。
日曜朝のNHKの討論番組で、東大の藤原帰一と京大の中西輝政氏がやり合っていた。これはまるでお約束のようなやりとりでしたが、まず中西氏が、読売の世論調査を引いて、これだけ参拝すべしという意見が国民にある、と述べると、藤原氏が、待ってましたとばかりに、共同の世論調査の数字を諳んじて、反対だってこれだけいますよ、と応じていた。
私は、靖国公式参拝の国民の意思は固いと思っています。それはなぜかというと、朝日や、TBSテロ朝といった国民世論の形成に多大な影響力を持つ所が、これだけ煽っても、靖国参拝に反対するという国民は半分しかいないわけです。
逆に、ぶっちゃけ、この手の世論調査では、もう戦中派が引っ掛かることはまず無いわけです。言わんや、靖国に旦那が祭られている、ひょっとしたら父親が祭られているという人々ですら、世論調査の被験者として引っ掛かることはほとんど無いだろうと思われる中で、全く戦争を知らない世代が、どんなに左翼的なメディアで数字を取っても、4割もが、靖国に参拝すべきだと思っている。
これは私は、この70年安保以降、ノンポリに転じたわが国の世論状況にあって、驚異的な数字だと思います。言っちゃなんだけど、ほとんどの国民が靖国に参拝すべしと強固に考えていると言っても過言では無いと思う。仮に、朝日の世論調査で、両派から10人ずつ出してディベートさせたら、参拝反対派は、玉砕すると思いますよ。要するに意見の質の問題です。その辺りを、奥田経団連は全く甚だしく読み違えているし、朝日がいくらマッチを擦っても国民の大勢が靡くことはない現実だと思う。
* あと元帥が、番組中、副首相の帰国はむしろ中国が日本に気を遣ったのだ(にも係わらず日本が勝手に騒ぐのは本末転倒だみたいな言い方だった)と仰っていましたが、それは無いでしょう。日中どちらがセッティングしたかの話はあれど、格違いの両者の会談が決まった以上、礼を尽くすのは格下の側です。それは外交だけじゃなく、人付き合いの理です。それで北京が気を遣って会談を止めたのだという論理がまかり通るなら、そもそも北京は、目算も無しに小泉と会うなどというスケジュールを組むべきでは無かった。
この辺りのセンスの無さからも、中国の外交力の衰退を見て取れる。
※ メルマガおまけ 子守りモード&月のひつじ
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コメント
> ほとんどの国民が靖国に参拝すべしと強固に考えていると言っても過言では無いと思う。
強固かどうかは分かりませんが、お説の通りほとんどの国民が参拝すべしと思ってるでしょう。
理由は英霊がどうたらこうたらでは無くて、中韓が物言いを付けてくるからでしょうね。
ただ賛成派の人でも、あそこに戦前政治ごっこをしていたような軍人達(戦犯云々ではなく)が祭られていることに不快感を持っている人達もいます。
残念ながら中韓のために我々日本国民が、このことを広く議論する状況で無くなってしまっていると思います。
投稿: yamada | 2005.05.30 13:51
DVDのエラーって、どういう種類のエラーが出るのですか?書き込みエラーが頻発するようなら、DVDドライブあるいはHDD側の問題かも知れません。また、メディアとドライブの相性というのもあるようで、同じディスクでもドライブによってうまく焼けたりエラーになったりするようです。DVDドライブはManufacturer IDを読み取ってそれぞれの特性に合わせて書き込むのですが、古いドライブと新しいメディアの組み合わせだとこれが合致しなかったりすることがあります。これはファームウェアの更新で対応できることがほとんどですが。
また、焼き上がったディスクはhttp://www.cdspeed2000.com/">Nero CD/DVD Speedというソフトでチェックできます。ディスク上で読み込めない箇所やエラーが出た箇所がわかります。まぁたいていは外周部がヤバイ感じになるんですけどね。
しかし、DVD-Rメディアって、未だに安かろう悪かろうなんですかね?DVD-Rの登場からかなり経ちますが、さすがにそろそろ精度の底上げがあっても良さそうな気がするんですが。
投稿: 00 | 2005.05.30 15:23
勝谷氏が大阪ABCでレギュラーのムーブという番組で、元日本兵問題で昔フィリピンの山中は彷徨った事があるという武勇伝を披露。彷徨ったとしか言っていませんでしたけどね。あと、例の遊覧船で行って来た竹島突入リポートもあり、ホームビデオで撮った竹島の様子も放映されていました。一基ある高射砲撮ったど〜と(これは嘘)、はしゃいでいました。一つ疑問に思ったのは、勝谷氏の顔が竹島部分では一切映っていなかった事です。音声は一カ所入っていましたが、かなり、怪しい(笑)ホントに行ったのか?まあ編集の都合だったのでしょうが、普通、証拠として撮っておきますよね。ジャーナリストとしては、初めてなんですから。(これの一月前に行った日本人記者は追い返されたとか。竹島の一つ前の島に行った事は案内人に撮ってもらったバストショットと反日ビラの説明のやりとり(音声だけですが)で確認できましたが。)
投稿: | 2005.05.30 17:54
靖国参拝が憲法違反でがある以上は、世論がどんなにプッシュしても参拝しないのが、憲法の遵守者たる公務員の使命だと思いますけどね。
投稿: Inoue | 2005.05.30 18:20
靖国参拝が憲法違反だとは思いません。
その程度で憲法違反というなら、どこの国でもあるでしょうね。
投稿: チンシャ猫 | 2005.05.30 18:49
靖国参拝は、小泉首相が私人としていく以上、信教の自由ですから合憲です。
信教の自由を守るための政教分離ではないんですが?
参拝反対を唱える人は、人権侵害していることに気づいて欲しいと思います。
投稿: kk | 2005.05.30 19:08
結局、靖国が大日本帝国の意志の象徴として残ってるのが問題だと思うのですが。
で、大日本帝国を否定する考えが数十年前まで強かったけど、ここ最近の(日教組を排除した)戦後教育で(苦笑)大日本帝国へのある種の憧れや中朝への反発が大東亜戦争の惨禍の記憶よりも強くなってしまった。
結局、靖国って薩長閥からなる大日本帝国が建てた虚構の神社で(神社界でも余り関わりたくない神職の方が圧倒的に多い)、「戦死すれば神になれるから安心して戦場で散ってこい」って考えでと言うか位置づけの下にあり続けている神社な訳で、それと今の日本とは本当は相容れないと思うんですけどね(´・ω・`)
投稿: Artane. | 2005.05.30 19:12
国会議決で戦犯の靖国合祀が決まっているのに、戦犯が合祀してあるから参拝に反対する国会議員が存在することです。
国会議決とはそんなに軽いものなのでしょうか。
投稿: | 2005.05.30 19:30
元々軍隊では「死んでこい」と言う命令がある
訳です。日本は「祀るから死んでこい」と言った
だけ情に厚いと言えるのではないでしょうか。
ま、もし大日本帝国への憧れが強くなってきた
のであれば、それは中・朝・韓の3バカが原因
でしょうね。
投稿: | 2005.05.30 19:38
>結局、靖国って薩長閥からなる大日本帝国が建てた虚構の神社で
これを虚構というと、菅原道真等を奉ってある多くの神社についても虚構になる。
時の権力者の都合によって、多くの神社は造られています。
投稿: | 2005.05.30 19:38
靖国神社も、今後平和が続いて年を経ると、他の神社と同様に他の役割が与えられるかもしれません。
スポーツ国際試合の勝利祈願とか。
投稿: | 2005.05.30 19:48
今まで靖国裁判では、憲法判断を行った裁判ではいずれも違憲判決です。
靖国神社は決して無色透明な慰霊施設ではありません。明治国家の意思が強烈に体現された宗教法人です。「平和を祈念している」だなんてホームページには書いてますが、戦死者だけを祭っている施設のどこが平和を祈っているのか非常に疑わしい。本当に平和を祈念しているんだったら、民間人の戦没者、敵国の軍民の戦死者だって祭らねばならない。
投稿: Inoue | 2005.05.30 20:02
>Inoueさん、Artene.さん
「鎮霊社」でググってみてくださいな。
投稿: | 2005.05.30 20:19
わかってないね。鎮霊社は誰も訪れないような片隅にポツンとあるだけで、そこに祭られている人が「神」として「柱」のひとつに数えられることはないんですよ。本殿の霊と合祀されることはない。「靖国問題」(高橋哲哉)でも読め。
投稿: Inoue | 2005.05.30 20:40
そこの名無しさん、「靖国問題」(高橋哲哉)でも読んでからモノをいいな。鎮霊社ぐらいは知ってるよ。あそこに入っている死者は「柱」には数えてもらえないし、本殿の霊と合祀されることも絶対にない。霊魂を差別して祭っているのだ。
投稿: Inoue | 2005.05.30 20:43
>今まで靖国裁判では、憲法判断を行った裁判ではいずれも違憲判決です。
それは玉串料の公費支出を違憲とする判例はあったが、参拝すること自体を違憲とした判例はないはずだが。
投稿: | 2005.05.30 20:59
おちついてくださいな。
そんな言い方じゃまとまるものもまとまらなくなっちゃいますよ>いのうえさん。
投稿: まあまあ | 2005.05.30 21:01
まーなんだ、靖国ってすでに元手いらずに向こうの厨房を煽って治安を悪化させることの出来る便利なカードになってるし、手放す道理はないわな。
投稿: 緑川だむ | 2005.05.30 21:30
高橋哲哉はどうなんだろう。
このあいだ問題になった、安倍氏がNHKに圧力をかけたとされる番組で、出演者だった人だし。
慰安婦も性奴隷みたいな言い方してる人だしね。
靖国神社についてはいろんな見方があってもいいとおもうけど少しかたよりがある人かもね。
投稿: | 2005.05.30 21:37
犬死にさせられた可愛そうなご先祖と、犬死にを止められなかった為政者が
一緒に祭られているのがおかしいんだよな。
死んでしまったらみんな仏様になるはずなのに靖国に祭られるとまた違うモノになっちゃうからな。
ここは天皇と皇太子が中国韓国シンガポールに出向いて土下座で謝罪して靖国神社を認めてもらうしかないな。
そして空港を靖国神社にして文句があるなら来るな、と世界に宣言するべきだな。
投稿: おめだ | 2005.05.30 21:58
靖国の成否はともかく、今回のエントリの世論調査の段はちょっと強引な話の進め方だと思う。
投稿: | 2005.05.30 22:38
>参拝すること自体を違憲とした判例はないはずだが。
民間人が総理大臣の靖国参拝を憲法違反として訴えることは出来ない、という原告適格性の問題。→少しでも憲法を学んだ者には常識。
そもそも日本の裁判所の憲法判断は消極的なものであり、よぽど明確に違憲となるような行為が(公務員により)行われない限り違憲判決は出ない。
そうでない問題(たとえば靖国問題)に対して裁判所は、政治的に決着すべき問題であるので判断しない、との立場をとる。
だから、総理大臣の靖国参拝での判例を「裁判所は違憲としていないからOK」と取るのはおかしいですよ。
投稿: とんでん | 2005.05.30 22:52
>霊魂を差別して祭っているのだ。
別に、靖国に祭られないからといって、それは、不名誉でも何でもないんですが。ただ、“天皇(=国)の命による”死ではなかったというだけで。神社側も、それはおもんぱかって、せめて祭神のそばに置いたのだと思うんですが。
それに、高橋哲哉って…
http://210.145.168.243/sinboj/sinboj2001/9/0926/51.htm
ピース暴徒で、北朝鮮訪問ですか。仕込みの連中の、紋切型の対応にツッコミもせず。件の新書での、靖国批判の100分の1でもいいから、北朝鮮批判をしてみたらどうだったんですかねえ。ま、懇意の政府高官(文在哲・黄虎男)の手前、それはムリだったんでしょうが(w
投稿: truely_false | 2005.05.30 22:59
中韓がガタガタ言ってくるのはホントにむかつきますけど、じゃあ自分や子供が戦死した場合、あそこに入って神様になりたいかというと、それはイヤだなあと思うんですが。
神様になりたくもないし、民間人で、自己犠牲的な最後を遂げる方もたくさん居るわけですし、優劣は付けたくないですねえ。
時代の要請に応えた普通の市民として、慰霊された方がよいです。
投稿: 一般人 | 2005.05.30 23:17
>田中康夫
防災訓練をすっぽかす度胸の持ち主というよりは、治水対策放置を責められるのが嫌で、その手のイベントは避けているのではないかと。ニュースでもボクチャンの雄姿、ではなく、「治水対策はいまだ定まらず・・・」というキャプションが流れるのは目に見えてますから。
沖縄で「基地の偏在」について言及した件についても、確かに沖縄に負担を押し付けている側面があるとは思うが、
「治水ダムは中止したくせに、電力会社のダムにはいっさい口出ししないオメーが言えた義理じゃねーダロ!」
といいたい。そのせいか、私が知らないだけか、「原発の偏在」について、彼がコメントをしたのも聞いた覚えがない。
>公式参拝
[強固]な世論ってことはないのでは?この件に関しては、朝日が否定的だとしても、憲法見直し論調のマスコミも少なくない。だから国民も、どっちつかずの支持率になるんでしょう。マスコミが公式参拝容認一色になればそちらに、否定一色になればそちらの方へと、簡単になびきそうな気がしますが・・・。
投稿: ya-mana | 2005.05.30 23:27
A級戦犯としてではなく,希望的観測のみで
数百万人の同胞を殺した政治家としての結果責任は
取って貰わなくてはいけない
その為には,靖国カードの無効化が前提だが
例外として死者を鞭打たない伝統をあえて変える
戦後ドイツがナチに罪をかぶせたような,冷酷な判断も必要なのでは?
投稿: | 2005.05.30 23:36
そもそも対米戦争へ舵を切る役割を果たした人で、靖国神社にまつられている人って、どれくらいいるんでしょうね?戦死することもなく、戦犯として訴追されることもなく、ほとぼりが冷めた頃に自己を正当化するような回想とやらを書いてのうのうとしている手合いが多数派ではないですかね。
そういうのと比べると、曲がりなりにも戦死して祀られている人たちはだいぶましなように思えてならないです。
投稿: | 2005.05.30 23:51
>数百万人の同胞を殺した政治家としての結果責任
“無条件降伏”にこだわり、日独の退路を絶った英米の“非道”についてまで、しかも、“過失責任”ではなく、「結果責任」を負わせるのは、あまりに酷い要求でしょう。
>戦後ドイツがナチに罪をかぶせたような,冷酷な判断も
>必要なのでは?
あれは、「冷酷」というよりは、(やむを得ざる)“姑息”というべきでしょう。マネしていいモノではありません。
投稿: truely_false | 2005.05.31 00:39
まずおかしいのは首相が神社に参拝する事に中国がなりふり構わない圧力を加えているという事です。あれこれ声がありますが、一番いやなのは中国が何をするか分からないからぶるぶる震えている事を「独自外交を」とか言ってごまかす事です。
中国が怖いので靖国参拝をやめるのなら、自分たちは中国に負けたという事を自覚すべきで、日本と言う国は力ですごめば屈服するという印象を与えるだけですよ。こんなものリベラリズムでもなんでもない。単なる「降伏」に過ぎない。先の戦争でも降伏したじゃないかと言うかも知れないが、なめられたまま降伏することは単に「安い奴らだ」と軽蔑されるだけです。
降伏や屈服を「冷静な外交」とごまかす事は自分が奴隷だという事をごまかす事です。
投稿: ペルゼウス | 2005.05.31 07:55
学者は大学のような生ぬるい組織しか知らないから、権力の魅力と魔力そして組織の怖さに対する理解の度合いが一般に非常に劣っており、逆にそうであるが故に権力や組織に対して強いルサンチマンを抱いている。
中国ビジネスをやったこともない評論家が、デカイ面して「日中経済関係への悪影響」を心配するな。「小泉首相が靖國参拝をしているから、わが社の案件が受注に至らなかった」という痴呆社長がいたら、その会社の株は直ちに売り払ったほうがいい。中国共産党は台湾のような政治的緊張関係にある相手でもゼニになりさえすれば投資や貿易は受け入れる。
軍がクーデターで政権を掌握し外国企業の財産を接収したり不当な税を課す等のカントリーリスクは経営者が自分で判断するべきである。まともな経営者なら中国以外のASEAN、インド等に生産拠点を探すなどして中国での一極集中を回避する。日本、台湾にだって大地震というカントリーリスクがある。企業の国際社会的責任という面からもリスク分散を行うべきである。
投稿: えの | 2005.05.31 09:57
「学者だから」とかいう乏しい属性情報で話を進めるのは強引じゃないでしょうか。大学には大学なりの陰湿な権力闘争があるわけですよ。「不幸について」(中島義道)に詳しい。
投稿: Inoue | 2005.05.31 10:25
>>数百万人の同胞を殺した政治家としての結果責任
イケイケのノリノリだった国民の責任はどうなるのでしょうね。
おめださん
>一緒に祭られているのがおかしいんだよな。
>死んでしまったらみんな仏様になるはずなのに靖国に祭られるとまた違うモノになっちゃうからな。
それはあなたの信仰でしょう。
投稿: むにゅう! | 2005.05.31 11:21
靖国神社や憲法の話になると、必ず奇妙な学説や判決の傍論を引用して極論を唱える輩が湧く。学説や傍論も一応一つの理論の体裁を取っているから、学説や傍論の位置付けなど知らない素人には侃侃諤諤の議論が行われているように見える。これを称して「神学論争」と言う。
だがこの手の議論は、時代が停滞している間は意味があるように思えても、時代が動くと一気に無意味になってしまう。かつてのスコラ哲学の論争も、近代科学の登場とともに問題は解決されたのではなく「解消」されて終わった。神学論争の神学論争たる所以である。
大石氏がいみじくも指摘しているように、世論は靖国神社についても憲法改正についても結論を出しつつあるように思われる。要するに「普通の国」がやってることは日本もやろうという、極めて単純明快な議論によって、首相の靖国参拝も憲法改正もOKというのが世論なのだ。
「普通の国」という単純明快な前提を受け入れないあらゆる議論はもはや衰退するばかりであろう。
投稿: 元県民現都民 | 2005.05.31 14:12
チャイナリスクの実例
「投資も友好もすべて“人質” 冷酷非情と現世利益追求 これが中国のやり方だ」櫻井よしこ
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/archives/2005/05/post_343.html
投稿: えの | 2005.05.31 15:16
>かつてのスコラ哲学の論争も、近代科学の登場とともに問題は解決されたのではなく「解消」されて終わった。
スコラ哲学が近代科学を準備したという主張が科学史家の間では有力ですよ。「西欧近代科学」(村上陽一郎)
一見、現実社会とは関係ないと思われる論争でも、現実だけをみていると議論が膠着してしまう場合に、まったくべつの視点を用意してくれる場合があります。
「常識論」はえてして証明なしで使われるので、禅問答にしなならないものです。
投稿: Inoue | 2005.05.31 17:38
「スコラ哲学が近代科学を準備した」という命題と、「神学論争が近代科学の登場によって無意味になった」という命題は矛盾しません。そのあたりの事情を知りたければ、デカルトの「方法序説」やニュートンの「プリンキピア」などでスコラの論争がどう扱われているのかお読みになったらよろしい。
「場合がある」ということが「有意味である」ことにはなりません。理論百出の大論争が実験結果によってあっというまに収束してしまうことは科学でよくあることです。少なくとも空理空論が現実を変える場合よりも、現実が議論を終結させてしまう場合の方がはるかに多いことは言うまでもありません。
投稿: 元県民現都民 | 2005.05.31 19:47
ロシアのユコス会長もそうですが、中国でも急成長した成金が些細な口実でぶち込まれることは珍しくないようです。お上への黄金入りモナカが足りないためという単純な理由ではないでしょう。
資本主義は、私有財産の徹底的な保護がなければ成立しませんが、露・中にはこのような考えが存在しません。また、起業家がこのような意味から自由を欲し、それが共産主義を脱していない権力者の癇に障るのは必然でしょう。
中国人が拝金的な人種であることは間違いありませんが、だからといって、大金を稼がせてくれるビジネスパートナーの権利を尊重するとは全く限らないのです。それどころか、資本主義国家なら当然に守られる権利が、全く尊重されない。だから、日本企業にもヤオハンのように手痛い目に遭ったところが少なくないのですが、「中国が共産主義を捨てた」という幻想が、教訓を学ぶことを邪魔しています。
ヤオハンの元会長は、今でも中国進出ビジネスの顧問を生業にしているそうですが、絶対に中国のまずいところは言わないそうです。何時になったら目が覚めるやら。私も株や社債の投資はやっていますが、中国株や中国に進出している企業のそれは、手を出しません。
投稿: 土門見人 | 2005.05.31 22:52
>「普通の国」
この場合の「普通」とは、どう言う意味なのでしょうか?
少なくとも、寡聞にして私の知る限り、「靖国神社」の存在する国は、日本しかないはずなのですが…
「普通」とか「常識」とかと言う言葉が使われるとき、発話者にとっての「普通」とか「常識」って場合が多いような気がいたします。ある意味、自己中心的な天動説的な物言いと言いましょうか。
オンリーワンならオンリーワンで、別にかまわないんですけどね。他人に自分標準原器を押し付けない限り。(自分の意見に絶対的な自信があれば、たとえ少数派であっても、その意思は揺るがないんじゃないのかなあ?)
投稿: y-mat | 2005.06.01 07:42
ピース暴徒で、北朝鮮訪問の学者...
教科書や靖国問題など見られるように、歴史学者にはいまだにマルクス主義を信奉している人がかなりいて、権力について非常に歪んだ見方をしている。一般に多くの歴史学者は宗教、特に仏教神道についての勉強が足りないのにその自覚に乏しい。そもそも宗教を軽蔑しているマルクス主義歴史学者などは問題外のさらに外である。
投稿: えの | 2005.06.01 08:56
> 「普通の国」
軍隊を持てるとか、集団的自衛権を行使できるとか、スパイ防止法を整備できるとか、軍人の追悼施設があるとか、憲法改正できるとか・・・いろいろ書けますが言い尽くせないし言い尽くす必要も感じません。挙証責任が移ったようです。こういうところに時代の流れを感じます。
これは決して議論の末に辿り着いた結論ではありません。けれども今後しばらくの議論の前提になる考え方だと思います。いわば猶予を与えられた格好です。この猶予期間のうちに実効力と説得性を兼ね備えた枠組みを打ち出せなければ、また潮目が移ってゆくでしょう。
欧州統合の行方を見ても、猶予期間は長くないと思う次第です。
投稿: 元県民現都民 | 2005.06.01 10:19
>「靖国神社」の存在する国は、日本しかないはずなのですが…
国家が創設した慰霊施設はどこの国にもあると思いますが・・・
欧米を真似て作っただけなんですから、中国からの干渉も欧米を真似て対処すればよいだけのことだと思います。
投稿: ほるほる | 2005.06.01 11:16
靖国が(国家が支援する)宗教法人であることが問題だと言っているんだろ。
だから、非宗教の慰霊施設を作ろうという動きがある(靖国シンパは反対しているが)
投稿: | 2005.06.01 11:32
まず慰霊という考えが宗教的な発想から来ているのですから、非宗教的な追悼施設なるものは完璧なペテンですよ。
全ての宗教がOKというのが筋のはずです。
政教分離の点からいうなら、その存在自体公明党はアウトでしょう。でも存続している。
彼らに靖国非難など出来るはずもない。
投稿: ペルゼウス | 2005.06.01 11:40
戦争犠牲者のための非宗教の慰霊施設を造るべきだなどというのは、全く宗教の本質が解っていない証拠だ。「慰霊」という行為が成り立つ前提には、「霊魂の存在」を信じる(否定しない)ということがいる。これは宗教以外の何ものでもない。したがって、「非宗教の慰霊施設」というものは論理的には存在しえない。たとえそれが公営であろうがなかろうが。
本物の無神論者や唯物論者にとっては、戦争犠牲者の慰霊・追悼施設なんて意味がない。そもそも、霊性という前提が成り立っていないのであるから。
(マルクス主義)無神論、唯物論者は現世利益追求と権力闘争に専心してください。
投稿: えの | 2005.06.01 12:42
>靖国が(国家が支援する)宗教法人であることが問題だと言っているんだろ。
何が問題なのかさっぱりわかりません。
創価学会が(国家が支援する)宗教法人であることが問題なの?
投稿: ほるほる | 2005.06.01 14:36
みなさんは、憲法の政教分離原則は必要だとお考えでなのでしょうか?
投稿: | 2005.06.01 17:15
>>憲法の政教分離原則は必要だとお
程度の銘記が必要な感じがしますね。憲法が想定しているのは、かつてのキリスト教弾圧のような状況であって、特定宗教への肩入れでは無いようにも思えるのですが、玉串料程度でいちいち訴訟が起こる状況はどうかと思うので、おおよその所で、ここまではオッケー、ここからは駄目みたいな大まかな線引きが必要でしょう。
投稿: 大石 | 2005.06.01 18:27
JUKI、中国生産を見直し ベトナムに工場検討
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20050601221429-WFKSFAVDYJ.nwc
「工業用ミシン世界最大手のJUKI(東京都調布市)は、中国に集中している生産体制を見直す。ベトナムにミシン工場を建設する検討を始めたほか、インドの販売網を強化するため1日付で同国南部の工業都市、バンガロールに駐在員事務所を開設した。 」
中国上海市と浙江省、外資導入が減速・電力不足や人件費高騰で
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20050601d2m0101d01.html
「契約額のうち製造業は18億9000万ドルで31.4%も減少した。 」
投稿: えの | 2005.06.02 09:43
ディープインパクト、、、、
アルマゲドンに比べたら100倍よかったですけどねえ。。。。
って、映画の話じゃないって?
投稿: スサノオ | 2005.06.03 00:38
鎮霊社は本殿に付属する摂社。
本殿に祀るのは、特定の条件を備えた神であり、それと由緒がある神を祀るのが摂社なわけで。
特定の条件の故人だけを神として祀るのを差別ととらえるかどうかだけの違いなんだけどね。
投稿: | 2005.06.03 15:17
別に、“靖国に祭られざるは神(あるいは仏)にあらず”ってワケでもないし、ただ、“国(=天皇)の命”によるか否かってだけのことなんですがねえ…。てか、靖国を忌み嫌ってるヒトたちって、よく考えてみると、靖国のことを、密かに“神社界の唯一の頂点”ってとらえてるフシがあるんジャマイカと。だから、そこに祭られないことを、「差別」ととらえるんでは(逆に、祭られると、“最高ネ申”となると)
投稿: truely_false | 2005.06.03 15:49
太宰府天満宮なんて天照大神が末社(摂社より格下)に祀られてたりするわけだしね。太宰府は天照大神を差別しているとは誰も言わないw
投稿: | 2005.06.03 18:15
つか、差別じゃなんて批判は、あまり筋がいい批判じゃないのよね。
つっこむなら別のところがあるだろうにとはいつも思う。
投稿: | 2005.06.03 18:57