小学校で英語はナンセンス
昨日、新着ココセレブ記事一覧が復旧し、私の記事のタイトルも反映されたので、ブログのタイトルを通常モードに戻します。
もちろん、古河社長が退陣すべきだという思いに代わりはありません。この人、ぼんぼんだからとかいうことじゃなく、やっぱり法人相手のビジネスの経験しか無い人でしょう。そうすると、東証みたいなトラブルが発生しても、切られる心配はない。なあなあで謝ったふりをすれば済むと思っている。エンド・ユーザー、コンシューマ相手のビジネスに於いて、トップはいかなる哲学を持つべきかの矜持が無いんですよね。
までも富士通の100パーセント子会社で、社長は財閥系のお坊ちゃんとなれば、その不運な会社はどうなるかは想像尽きますわな。
※ 中公創立120周年パーティ
異様に眠い。昨日、昼からずっとスーツ着てネクタイ締めてまして。夕方いったん解放されて、やたら遅い昼飯を食べてから中公の創立120周年パーティに出掛けようとしていたら、時間を一時間勘違いしていたことに気付いて走りに走る羽目になったとですよ。
いや最初は、案内状の開封すらしなかったんだが、敏ちゃんが大きなパーティだよ、と言うもので、え、俺行かなきゃ拙いんだろうか……、と思いなおして。
それがほら、冒険作家クラブのパーティは編集者が参加できるよういつも19時スタートなんですよ。そのつもりでいたら、昨日ずっと外で担当編集とM1000でやりとりしていたメールをチェックしたら18時からだと書いてある。それに気付いたのがもう17時過ぎ。駅まで走りぃの、階段走りぃ~ので、でもそういう時に限って、どうして俺はあと10秒、何処かで稼げなかったのだ!? 状態で、階段の踊り場からドアが閉まる電車が見えたり、案の定、その次は急行電車で高津駅パスだったりするわけだぁ。 _| ̄|○ 。
大手町で降りてからも走る走る! それが奥さん! もうやたら人多いなと思ったら、ホテル、事実上の貸し切り。SPまでわんさか。出席者も千人を優に超えていて、セレプ~な皆様が一杯。もう見たこともないような豪華な食べ物も仰山あって、壁際には屋台がずらりと並んで、アオヤギとサザエの焼き物がえかった! ああん、セレプ~、てこうやって晩飯代を浮かすんだ……、と思いつつも(田中は何処だよ? 招待状行っているはずだぞ)、両脇を「原稿~、仕事~、締切~」と念仏唱える編集者に囲まれて落ち着いて飯も食えない。ましかし、あの由緒正しき革新系文藝会社も、今じゃ軍ヲタ作家のスクツ(~_~;)。俺も、この端っこが見えない会場の畳20畳分くらいは今年は貢献しただろうかと満足。
小言喰らうだけで、こんなに大勢来たんじゃ俺がここにいる必要無いじゃんと思いつつ、敏ちゃんにガノタの0079カードを見せびらかす。
大勲位にシンキロー、イカンザキ、社民の福島、民主だけがこの騒動で人がいない。ここにサリソやダーティうんたらを一発(以下自粛)……、でも読売関係者が多いから築地を喜ばすだけか~。
居たたまれないので喰うもの喰ってさっさと引き揚げる。帰りの車中、中央公論本紙の格差特集を読む。フムフム。
*睡眠リズム障害の現実。
で昨日、02時には寝たんだけど、全然眠られずに、一端起きて、また3時半頃、寝たんだけど、これも眠れず、結局寝付いたのは5時前でしたね。それで9時前には電話で起こされた。
睡眠リズム障害って、規則的にずれるんじゃないんですよ。たとえば先月下旬からでいうと、先々週の日曜日に帰国してから時差ボケはすぐ解消。今週週明けまで、7時から8時起き、0時寝をキープできた。
所が、これを一週間から十日キープすると、ある時点で何処かがガタッと崩れるんです。昨日の場合、たまたま起きた時間が9時になったのが引き金になって、就寝時間を引っ張ってしまった。こうなると、また朝寝の体制がしばらく続くんですね。そうやって一週間後には完全に昼夜がひっくり返る。
*M1000
ネットで使うとあっと言う間にバッテリーが無くなりますね。で帰省中は、とにかく便利なものだからずっとM1000とパソコンを繋いでネットしていました。地位ども固定回線は使わなかった。
ただスピードは速くない。100kしか出ていない。FOMAなら300kくらい出ても不思議じゃないんだけどなぁ。しかもなぜか情報の取得に失敗してリロードを迫られるケースが多く、一番困ったのは、やっぱりPOP3が通らない。海外でだけかと思いきや、国内でも駄目。だから普段のプロバイダのメールに関しては、返信はwebメールを使うしかなかった。
これがSO-NETなんか最低なのは、ブラウザを画像オンにしないと、返信もできないんですよ。WEBメールなんて、外出先でのとろいくて高いネットを使ってアクセスする頻度が高いんだから、テキスト・オンリーで画面操作出来るようにしなきゃさ。
プロバイダ・メールを出せない件に関して、週初めにドコモに電話したら、スパム対策だという。そりゃ昔はその必要があったかも知れないけれど、今はスパムの踏み台対策もいろいろあるでしょう? エンジニアは一度組み上げたシステムは滅多に見直そうとしない、良くない傾向だ、と要望を出す。
※ 自治体の行政サービス財源、なお地方に厚く・格差2.5倍
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060407AT3S0601906042006.html
これは数字を疑う必要がありそうな気がしますね。実感としても、たしかに地方の方が行政サービスが良さそうな実感はあるけれど、人口当たりの効率ということを考えれば、人が密集して、かつ一行政単位の面積が地方より狭い都市部の方が、諸々の行政サービスのコストは安く上がるわけです。ゴミの収拾にしても、道路等の維持管理にしても。だからその辺りの修正値も加味しないと、この数字だけ見てどうこうの判断はできないと思う。
※ 小学校英語必修 都知事「ナンセンス」発言に文科相反論
http://www.asahi.com/life/update/0407/002.html
私もナンセンスだと思う。てか、ぶっちゃけこれは、中学以降の英語教育が全く身に付かないから、じゃあ小学校からチャレンジさせましょうということでしょう。後々の教育のツケを小学校で先払いさせることは無いじゃん。
※ 光反射せず、全部透過―理研
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-04366939-jijp-soci.view-001&kz=soci
すんません。これがどういう技術革新に繋がるのか教えて欲しい。
※ 韓国武装すり団?西日暮里駅の催涙スプレー事件、負傷者27人に
http://www.sankei.co.jp/news/060406/sha046.htm
これ、スリ団じゃなく武装強盗団でしょう。
※ 東京駅構内の店長刺殺、8370万円の賠償命令
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060406i213.htm?from=main2
実際には支払い能力が無いわけですね。単に、遺族の思いを幾ばくかでも晴らせるならと裁判をやった。それで遺族は某かの救いを得られたんだろうか。
※ 太平洋の海水、じわじわと酸性化…米研究者ら観測
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060406i104.htm
ほんの数世代後、私の孫の世代には、海洋から生物が消え失せるということになるかも知れない。
※ コエンザイムQ10:厚労省の回答待ち再検討 食品安全委
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20060407k0000m040043000c.html
なんか、コエンザイム買いたいけど買えないパンピーとしては、え? 効果無いの? という感じなんだが。
※ 息吹き返す旧東独の“亡霊” 秘密警察「シュタージ」元幹部ら暗躍
http://www.sankei.co.jp/news/060407/kok005.htm
こら恐ろしいニュースですよね。だからドイツ人は信用ならん!
※ 岩崎グループ 赤字バス195路線廃止
http://373news.com/2000picup/2006/04/picup_20060407_1.htm
これ、鹿児島だけじゃなく、日本中の地方でこうなるんですよね。行政の補助が無ければ、とてもバス路線を維持できないようになる。
※ ユダ裏切ってない?1700年前の「福音書」写本解読
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000301-yom-soci
面白いニュースですね。福音書だのは、後にそれを広めたいと思った勢力によって都合良く改変されていますからね。どこまで、その裏の話を暴くことが出来るのか。しかし、ダビンチ・コード、なんであんなに日本で受けたんだろう。
※ 市営住宅で火災、幼児2人死亡…兵庫・赤穂
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000402-yom-soci
ありがちな火事なんだけど、子供二人を育てるために母親は新聞配達に出て~、と聞くと、ぐらしか~の一言。神様は残酷だよね。
※ メルマガおまけ 春はあけぼの
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コメント
>※ 光反射せず、全部透過―理研
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200604070025a.nwc
光ファイバーやらカメラのレンズに使えるらしいです。
投稿: | 2006.04.07 12:10
>アオヤギとサザエの焼き物がえかった!
パレスホテルですか。あの前の噴水のあるところはちょっとしたデートスポットですな。それにしても貝好きのオッサンだ。スケベ。そのうち貝毒にやられるぜ。
投稿: 東京ocnソープランド | 2006.04.07 12:12
>テキスト・オンリーで画面操作
telnetでfjに入るのは確かに楽だったが、中国人が霞ヶ関に侵入していたずらがき…以下略
>小学校で英語はナンセンス
コンテンツがあるから努力するんです。
子供にあったコンテンツの提供をすれば小学校で英語を覚えるべきです。
AVのAVもそうですし、ネットとPCもそうです。私も、ダークピットを読むために、英語が判るようになりました。トムクランシーで拍車が掛かり、仕事の書類も苦無く読めるようになりました。もっと好きなドイツにはとうとうコンテンツが無いがために上手く覚えられない。
それで、出てくるのは、トーマスとネズミ。
舞浜は中の案内全部英語。これで決まりでしょ。
香港を吸い上げ、シンガポールを吸い上げ、子供も必死に身につける。
サービスが悪いという文士先生も米国に行かなくても英語に身欠きニシンが掛かります。
#うちは、トーマス。絵本は全部英語。必死コクコク。
投稿: sionoiri | 2006.04.07 12:26
>光反射せず、全部透過―理研
減衰0で光ファイバーが接続出来れば
海底ケーブルとかでも
途中の中継器がかなり省けるのでは?
それよりも
>多数のレンズを重ねて使用する一眼レフカメラ
こっちのほうがメリット大きいかも?
いくらレンズ重ねても視野が暗くならないカメラとか?
>小学生から英語
それよりも国語の勉強をもっとやらせたほうが
いいのでわ?
投稿: | 2006.04.07 13:06
>光反射せず、全部透過―理研
光学兵器系はそれなりの恩恵受けるでしょう
光学観測機器も。
身近だと車のウインドウ、テレビモニターの表面材、
軍用機のキャノピーとかも(’’;
投稿: | 2006.04.07 13:19
>>光反射せず、全部透過―理研
カメラのレンズに使えば、f値が限りなく0に近付き、コンパクトカメラでもストロボなしで夜間撮影OKじゃないかな。それより照射角の広い白色LEDを使えばストロボ自体が不用になるな。
>途中の中継器がかなり省けるのでは?
中継器だけど、実態は増幅器というか減衰補正器じゃないかな
減衰がゼロなら増幅器も不要で、太平洋を1本のファイバーでつなげるのかな?
でもファイバー同士のつなぎ目で減衰するか
投稿: | 2006.04.07 13:23
>>光ファイバー
中継機には当然減衰を増幅するという機能もありますが、もう一つとしては光の位相のずれを補正するという機能があります。
光を媒体に通信を行っていると、レーザ光とはいえどもだんだん載せている信号の波形が鈍ったり位相がずれたりしてきます。
# レーザのコヒーレンシーが長距離維持できないと言う
# あたりかな?少し自信が無い…(^^;
それを中継機を通すことで「きれいな」波形や位相の信号に戻してやるという事が長距離の高ビットレートの通信では必要になります。
まぁ、これから技術が進歩すれば中継機の間隔が長くなっても位相とかコヒーレンシーを補正する事が出来るようになっていくとは思いますが…相手はギガビット級の通信信号ですからね。
投稿: Artane. | 2006.04.07 14:27
埼玉や神奈川には若年層が多く、島根など山陰には高齢者が多いですから、人口動態の差が行政支出に影響していると思います。
投稿: 斉藤久典 | 2006.04.07 14:48
>まぁ、これから技術が進歩すれば中継機の間隔が長くなっても位相とかコヒーレンシーを補正する事が出来るようになっていくとは思いますが…相手はギガビット級の通信信号ですからね
現状の光ファイバーでも20GHzaか40GHzでWDMを使えば今でも144Gbit程度は余裕ですよ。
コヒーレンシーやジッタが問題なのは、DWDMで40波以上の波長分割多重をするときやベースを100GHzに上げるTbit通信ですよ。
投稿: | 2006.04.07 15:56
>※ ユダ裏切ってない?1700年前の「福音書」写本解読
ナショナルジオグラフィック・チャンネルで4/9日曜午後8時からやりますね。
投稿: | 2006.04.07 16:44
>ガラス
自分は温室のガラスに使えば保温効果上がるかなとか窓に使ったらガラスを通しても色が変わらずに見えるかなとか太陽電池のパネルををこれで覆えば室内でも効率よく発電できるかなとかしか思いつきませんでした。
やっぱり皆さんすごいなぁ
そして自分の予想は何だか間違っていそうだorz
投稿: | 2006.04.07 18:48
※ 小学校英語必修 都知事「ナンセンス」発言に文科相反論
日本語がろくにできないのに、英語覚えてどうするのだろう?
片言の日本語と片言の英語のできる人間、
そういう人間を求めるなんて、誰が何の為だろうか?
アメリカの召使い?それともアメリカの下っ端の兵隊?
まず日本語を充実させることが先じゃないのだろうか?
いっそのこと、小学校で古文、中学校で漢文にしたら
というのが私の持論。
だが、大勢はアメリカの属国化だから、
英語教育、もっと進むでしょうね。
いっそ日本語を放棄して英語を国語にするか?
そうしたら受験生の負担も軽減出来るだろうか?
確か中国では、英語の発音の為に子供の舌を
巻き舌に整形手術する親がいたとか。
理由は英語ができると金儲けができるからとか。
投稿: 早隠居 | 2006.04.07 19:01
日本の言語教育って、国語にせよ英語にせよ文法教育と定められた結論への最短解を求めることが主で、
結論が出ないことを自分で考察するとか論理的思考を養うとかという教育に力を入れていないんですよね。
国語・英語に限らず数学や理科なんかでも同じなんですけどね。
Mailing Listとかで外国人相手にド下手な英語でやりとりすることがありますけど、一般的な日本人の言語空間…昔だとNIFTY,今は2ちゃんとか…とは全然勝手が違うんですよね。
言語以前に思考法とかが全然違う…日本の言語空間だと「空気を読む」のが重要ですが、英語の言語空間に行くと個人としての考えとか考察を相手にどれだけ読み取ってもらえるかというのが重要な訳で…
なんつーか、そういう空間で中華系や朝鮮系の人達が欧米人とスムーズに意見交換しているのを読んでいると、英語を教える前に日本語教育をなんとかしないとダメなんじゃないか。とよく思うのですが…(;´Д`)
投稿: Artane. | 2006.04.07 20:21
語学教育に限りませんが、あらゆるモノゴトは、一気呵成に短期間詰め込みでやらないとダメです。週1時間なんて、そんなの英語遊びにしかなりませんわな。
しかも、生活と無関係に、教室という密室の中で、限られた時間で語学を教えるには文法用語なしには無理です。小学生が関係代名詞だとか不定詞なんて概念を理解できますかね?
投稿: Inoue | 2006.04.07 21:21
>※ ユダ裏切ってない?1700年前の「福音書」写本解読
そもそもキリストの復活というのは、じり貧の教団の起死回生策として、奇跡をでっち上げる案をユダが考えたと言うのがありましたね。
投稿: | 2006.04.07 21:34
>アオヤギとサザエの焼き物
羨ましいっす。最近食べた貝類なんて、シジミの味噌汁かボンゴレくらいですから・・・
>秘密警察「シュタージ」元幹部
ナチスドイツのRSHA(国家保安本部)の香りが、プンプンする組織ですねぇ。設立当初は、RSHA所属だった元SS隊員連中が、組織の切り盛りしていたとか。
まぁ、西独のBNDも出自がアレですから、目糞鼻糞って感じですが・・・
投稿: 名無し二等空士 | 2006.04.07 22:59
>※ 光反射せず、全部透過―理研
この件、誤解している方がいらっしゃるようですが、この技術は「ガラス表面での反射」をなくす技術であって、ガラス内部での光の減衰を防ぐ技術ではありません。だから、光ファイバーにはあまり関係ない。
利用方法としては、2006/04/07 13:06:38の名無しさんが書かれているものでしょうかね。
投稿: AS | 2006.04.08 00:08
>小学校で古文、中学校で漢文にしたら
確かに漢文素読ってのは有効ですね。
最近になって音読の効果が見直されて
声に出して読む名作なんてのが売れてるみたいですけど。
ゆとり教育とかですっかり子供達は
頭の中を空っぽにされてしまったからなー
投稿: | 2006.04.08 01:51
教育論の難しいところは、あらゆる人が自分の経験に基づく「一言」を持っているので、専門家の意見が軽視されやすいということなんじゃないでしょうか。
「小学校からの英語教育」にしろ、「ゆとり教育」にしろ、それを専門にやってきた人が考えたことなんでしょうから、そんなに「ダメ」なことはないんじゃないでしょうかね。
投稿: | 2006.04.08 02:22
流石ですな。矛先を納めるタイミングを先生ははずしませんな。w
時をおかずまた古川社長は話題ネタを振りまくに違いないでしょうからな。
ニフティ育ちの作家に、実務経験のない肩書き社長がネットで勝てるわけもなくw
パソ通時代からのユーザーの殆どに睨まれた自覚などないでしょうな。どちらにしろ、社長すら守れないネットに疎いボンクラ側近に囲まれているのがよくわかった事件ですなw
投稿: クレーマー親父 | 2006.04.08 02:34
「ゆとり教育」は、ある官僚が導入を進めたのではなかった?
海外ではすでに失敗しており、最初から失敗が予想されていた。
投稿: | 2006.04.08 10:34
>自治体の行政サービス財源、なお地方に厚く・格差2.5倍
格差なんて改革に反対する人たちがでっち上げたインフォメーションなんでしょ(藁
投稿: | 2006.04.08 11:07
「ゆとり教育 寺脇研」で検索すれば色々出てきます。
少し前は日本のポルノ映画を海外に紹介する仕事をしていたんじゃなかったかな。
現行の国語教育は文学鑑賞教育であり、「思ったこと」や「感じたこと」を素直に表現する「感想文」教育なんて馬鹿げたことをやっている。
だから大学になってレポートを書くときに、報告文を一から学ぶ必要がある。
「文学鑑賞」と「言語教育」を分離して、後者を構築しないとダメだと思う。
幸い、良い参考書が出始めており、問題意識のある教員に恵まれれば、大学以前でもまともな言語教育に触れることが出来る。
投稿: | 2006.04.08 11:09
>それを専門にやってきた人が考えたことなんでしょうから
いや、違う。学校臨床研究を行ってきた人々(東大教育学部系)の批判は全く意に介さず、かといって現場教師から細かくヒヤリングをしたわけでもなく、文部省官僚がお膳立てした御用学者の審議会で決められたことが通ってしまっているだけです。もちろん、本格実施の前に一部の学校で試行研究はなされますが、サンプリングに偏りがあります。
生徒の質や予算や設備や教員で恵まれた学校で試行プログラムが実施され、うまくいく(そういう学校では何をやってもうまくいく)となったら全国に実施が通達されて、無茶苦茶なことになる。
「日本の教育は危機が改革を生んでいるのではなく、改革が危機を生んでいる」(佐藤学 「習熟度別指導の何が問題か」)
投稿: Inoue | 2006.04.08 12:33
>「思ったこと」や「感じたこと」を素直に表現する
空気を読むことを自らで学習し、そうでない人が困った人になってしまうわけですね
投稿: | 2006.04.08 22:30
でも、自分の感じてる事を具体的に書こうとすると案外難しかったりするんですよね。感情や思考を文章化するにもそれなりのテクニックと言うか理論みたいなのが必要なはずなんですが、そういったものは教えてもらえないんで徒手空拳で苦闘するだけで得る物が少なかったなぁと言うのが自分の学生時代を振り返っての素直な感想です(苦笑)
投稿: 押入れ満杯の夢 | 2006.04.09 01:42
弟が経営する塾の小学生に作文を添削指導していた清水義範は、その顛末を綴った本の中で、「読書感想文は難しい」と書いてます。本の内容を要約するだけではだめだし、かといって自分が感じたことを主観的に述べても他人にはわからない。本と自分の主観との距離をうまくとるバランス感覚を小学生に要求するのは無理なんだと。
「文学部唯野教授」は小説という体裁ですが、唯野教授の”講義”の形で文芸批評理論がコンパクトにまとめられています。これを読むと、いかに世間の書評が無茶苦茶であるかがわかります。印象批評ばかりで、過去の批評理論を踏まえていないから、いつまでたっても進歩がないわけです。個人のブログに書くんならともかく、原稿料もらって新聞や雑誌に書く批評が小学生の作文レベルなんだから、批評された作家がムカつくのは当然でしょう。
投稿: Inoue | 2006.04.09 09:29
小学校で英語はナンセンス、というのか、別に教えてもいい。ただ国語の基礎のほうが優先事項というだけのこと。最低限の日本語を使いこなせるようになってからでいい。
>ユダ
ユダ・イスカリオテについての記述があるといっても、イエスの時代から3世紀後の記録であることが証明されただけで、内容についての検証は別ということ。当時は聖書がローマ帝国領土に広まりを見せていた頃で、同じ頃に中国で「讖緯説」が大流行していて、いわゆる聖書を正本とする「讖緯説」的な物も出回ったかもしれんし。
投稿: 時をかける名無しさん | 2006.04.09 16:54