緊急援助の環境創り
米原万里さんの逝去に関して、ビッグマウス@日垣先生は何かお書きになるんだろうか? と思っていたら、昨日配信されたメルマガに記事がありました。彼女の癌闘病に注目しての記事の転載は良い着眼点だと思いますが、一箇所だけ気になる所があった。
米原さんが、恐らく唯一ペーパーに残る形で日垣氏を批判した一件がありました。私もブログで紹介したので、ご記憶の方もいらっしゃるだろうと思います。
ペンクラブの会員の半数が会費を払っていない、という記述を日垣氏がしたら、米原さんが、週刊文春で、いやそんなことは無い。払っていないのは、ほんの1割だ。と反論なさっていた(率直なところ、この数字自体に私は疑いを持っているんだけど、未納率はもっと高いと思う)。そのことに関して、以下の文章が昨日のメルマガにありました。
「ペンクラブを揶揄した私の文章に眼をとめ、怒りが収まらなかったようです。」
いやそういうことじゃなくて、米原氏は、あんたが上げた誤った数字に対して、理事としての現状把握の数字をもって反論にしたに過ぎず、怒りが収まらないも何も、そこに感情の発露を思わせる記述は全く無かった。せいぜいそこから伝わってくるものは、「困った人だなぁ……」という程度のことだった。
日垣大先生に限らないけれど、他人を批判することに関しては、自分はフリーハンドを与えられて罵詈雑言誹謗中傷揶揄、好き放題に書き散らかすくせに、いざ自分が批判される側になった途端、稀有壮大針小棒大に「攻撃された!」と喚き始める馬鹿がこの業界には大勢いる。これ、痴呆の前駆症状ですから、日垣先生。老醜を晒すのは自重して下さい。何しろ、米原さんには、いかなる反論も出来ないことだし。
>□父親のすすめ
◆哀川翔に学ぶ「親」の知恵<
あと、こういう記事もあったんだが、何だかなぁ。子を叱る自慢をしていいのは芸能人やスポーツ選手までよ。世間がそれに付き合う必要はない。哀川君の結婚披露宴に出た時(確かその時点で奥方は3人の子連れだった)は、3年持つだろうかと思ったけれど、意外に巧くやっている(~_~;)。立派なことです。
* 早く長野県知事選挙終わってくれないかなぁ。したら速攻で日垣隆ウォッチ・ブログを立ち上げるんだが。
※ 知事支持率最低の17% 企業・団体トップ調査
http://www.shinmai.co.jp/news/20060531/mm060531sha14022.htm
景気回復の中での、この傾向は良くないですね。最近あれだけ熱心に企業訪問して再選をアピールしているのに、効果が出ない様子で。
※ 精子の数、日本男性が最下位…日欧共同研究
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000101-yom-soci&kz=soci
これは環境ホルモンのせいなんだろうなぁ。やっぱり日本民族自体が、種としての寿命を迎えつつあるということなんだろうか。
※ 難航する救出活動 ジャワ島地震上空ルポ
http://www.sankei.co.jp/news/060530/kok120.htm
地震発生は、日曜の午前でしたか。すぐ映像は入ってきたから被害の概要は分かる。出そうと思えば、日曜の夕方には、緊急援助隊の派遣は可能だったわけです。なぜそれが遅れたか? 受け入れ国との調整に手間取ったということですよね。
結局、どんなに立派な組織を立ち上げ、ぶっちゃけ侵攻型部隊の即応性を維持できても、最終的には、打ち合わせ国の了解が無ければ出動はできない。それが最後の大きなハードルとして残るわけですね。
それを解決するために、地震多発国間で、自動即応システムの協議を立ち上げるべきだと思う。一定規模以上の地震であれば、相手国の了解無しに、ひとまず出動するという取り決めを交わせば良い。あるいは、出動には、周辺3カ国の緊急協議に基づく了解を経て……、とか。
これは日本だって、大地震になれば、各国の支援が必要になるわけですから、他人のためじゃなく、自国のためにもなるでしょう。
※ 外環道アセス準備書、大深度方式は「影響小さい」
http://www.asahi.com/national/update/0531/TKY200605300522.html
なんで今頃、こんな話をしている!? 私が生きている間に、完成するのか? これ。何度も書くけれど、高速が欲しいと願っている地方の自治体の首長や国会議員さんは、まず、都心に高速を走らせなさい。都会の交通渋滞を無くすことを最優先すれば、都市部の有権者だって、じゃあ地方にも道路を造ろうか、という寛大な気持ちになれる。
※ “盗作被害”訴えの伊の画家、「東京で私の展覧会を」
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060530i217.htm
昨日、NHKのニュースで堂々とインタビューに応じていらしたけれど、いや、これをして盗作じゃないというのなら、「贋作」と呼んでも良いよな話だと思う。
また文科省大臣の発言が、歯切れが悪いんですよね。これから盗作かどうか専門家に見て貰います……、みたいな。いや、そういう問題じゃないだろう。相手がいることなんだから、さっさと盗作だと認めないと、最悪、相手国との文化摩擦に発展する恐れもある。
※ 東大助教授が助手に暴言、嫌がらせ 停職2カ月の処分
http://www.asahi.com/national/update/0530/TKY200605300461.html
凄いですよねぇ。今時、こんな話ってありなのか? 停職2ヵ月なんて、本来なら横領、強要、脅迫で刑事事件として大学側が刑事告発すべき問題でしょう。なんで停職程度で済ませるわけ?
※ メルマガおまけ 出色のドラマ&続コルネット
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