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2006.07.21

昭和天皇はそういう人だった

  喉の状態、やっと改善。蜂の刺され跡、これも全快。ただし、全般的にかなりバテ気味。体力の限界を150パーセントほど超えた感じがする。終日、軽い下痢が続く。

※ 2陣営選挙初日の動き 知事選告示
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news002.htm

 案の定、県民の災難までちゃっかり選挙活動に利用しているじゃないか?
職務代理者を置かなくても選挙に出られるという今の制度はおかしいと思いますよ。これだったら、県知事はいくらでも日頃の公務でテレビに出られるじゃないですか。村井陣営は、選管に訴えるべきだと思うんですが。

※ 自分そっくりロボット開発 表情も豊か
http://www.asahi.com/national/update/0721/OSK200607200104.html

 いや、自分似のロボなんて憂鬱になるだけですから。ここはひとつ、CXクリたん似のロボットをば。

※ 昭和天皇の苦い思い、浮き彫りに
http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY200607200618.html

 松岡の話ばかりがクローズアップされているけれど、それだけなんだろうか。宮内庁の奥の院の力関係も面白そうですね。
 今、こんな情報が出てきた背景は当然あるんでしょう。誰がそれを表にすべきかを判断したのかは興味ある所ですが。

 情報の信頼度という所を問題にしている人々がいるようですが、だって昭和天皇てああいう人だったじゃん? それを問うても仕方無いと思いますよ。

※ 淫行山本圭一が出演、フジ「東京タワー」を放送延期に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000034-sanspo-ent

 テレビ局としては、どうでも良い小粒タレントをネタに自粛で吉本に借りを作って置こうという腹ですよね。
 解せないのは欽ちゃん野球。青少年ならともかく、どこかのプロ球団が、選手一人の不祥事で解散するんでしょうか? 私は、高校野球の自粛はやむなしという立場だけど、どうもこれは納得がいかない。やっぱり止め時の責任転嫁に利用されただけのような気がする。

※ 「日本の貧困層比率、先進国で2位」
http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3339533.html

  情報の細部を見てみないと真に受ける気にならない。たとえばアメリカの貧困層って言ったって、子供たちがゴミの山を漁っているわけでもないし。

※ メルマガおまけ 疲労のピーク

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コメント

>自分そっくりロボット
クソたんですな、男の顔だと。MRIを延々やってスキャンさせるのはちょいと骨ですな。
>職務代理を置かなくても選挙に出られる
中越地震も引き継ぎと地震が重なりました。
普通の県では大丈夫。もっとも、口先三寸のひとが「ああせい」というと確かにコンランショップ。もっとも、投票後の地震と公示前の土石流は一緒にはできません。選挙事務と避難行動を両立させるという意味では、諏訪の自治体のご苦労が忍ばれます。もっとも、三宅村ほどではないが。
http://home.r00.itscom.net/izumida/

投稿: pongchang | 2006.07.21 10:05

>今、こんな情報が出てきた背景は当然あるんでしょう。
松岡に対する感想とかは戦前の1940年ころでも辛辣なものがありましたし昭和天皇独白録とか徳川侍従長のインタビューでも確定した物でしたけど
近年、岡崎久彦とか桜井よしことか歴史を書き換えようとする人間が増えてきたので、それに対処する為でしょうね。秦郁彦や半藤一成とかがこれで論議は終わった結論が出たと言ってるのもそういったものろ受けてのものでしょうし。
2ちゃんねるとかの一部には必死で捏造メモってことにしたくて頑張ってる人も多いようですけど
ね。つくづく2ちゃんねるってああいう所なんだなあと思いますよ。
まあ、映画公開前から「日本沈没」は反日映画なんてスレッドが多くの板に乱立するような場所ですからねえ。

投稿: | 2006.07.21 10:48

2ちゃんねるならともかく、
他人との識別する名前さえ付けないじゃ、
その人のレベルが分かりますね。

あのメモはもう両者ともこの世にはいないから事実は永久に分からんでしょ~

投稿: エンピ | 2006.07.21 11:07

>昭和天皇関連の記事
本日の日経では、またトーンが変わっていましたね。 
小泉首相の”自分の判断には関係ないが、
議論はいいことだ”というのが方向でしょうか。
 昭和天皇ならずとも、松岡洋介は靖国神社に
入れるべきではないという意見は多いでしょうね。
在独ドイツ大使と言われたドイツかぶれで、
ソ連と結べば複雑怪奇、イギリスには勝つと
言ったあげく、しらんぷりした人ですから。
遺族からも改めて苦情を出させて、政府によらず
分祀への議論を誘導との見方も出来ます。

いづれにせよ、8月15日を前に、
議論が盛り上がるのは良いことかと。
この手の話が続く限り、
戦争は風化しませんので。


投稿: 外資社員 | 2006.07.21 11:32

「ああいう人だったじゃん」の根拠を教えてください。根拠も無しに人を貶めるのはどうかと?情報の信頼性が無ければ、2chで言われてる様に「捏造」と言われても仕方ないでしょう。その点で貴方の情報の信頼性に重きを置かないという態度には問題があるのでは?それではただ「天皇きらいだぁ!」という、子供の戯言にしか聞こえません。私は貴方の事を信頼しているので、この件で貴方がこういう態度を示された事にガッカリしています。いつもの冷静な大石氏はどこへ行ったのでしょうか?

投稿: 予備二等兵 | 2006.07.21 11:33

> 解せないのは欽ちゃん野球。

先月末、欽ちゃんに仕事上の関係で色々と話を聞きました。野球チームに夢中で、今後の抱負や計画を楽しそうに延々と語ってくれましたよ。止め時だったってことはありえないでしょう。

「若いときは、漠然とした『夢』ではなく、明確な目標を追おう。年をとって色々な責任から開放されたら、そのときこそ『夢』を追おう。ここでいう『夢』というのは、周りの人を楽しませて幸せにさせるようなものでありたい」
といってました。

そういう『夢』だったからこそ、ああいうことがあったら、一気にさめちゃったんでしょうね。


「視聴率100%男」といわれた絶頂期に、「目標を達成したから」と、TVの仕事を辞めてしまったような人ですし、今回の件、特に「裏」があるとは思えません。

投稿: y | 2006.07.21 11:34

>情報の信頼度という所を問題にしている人々がいるようですが、
ざっと見たテレビでコメントしたのは、秦郁彦、半藤一利、上坂冬子あたりかな。さすがの上坂婆さんも真贋、信頼度にはイチャモンつけませんでした。松岡外相については、第2次近衛内閣であまりの過激ぶりに杉山参謀総長、東条陸相も辟易し東条は「望みがなくても最後迄(外交交渉を)やりたい」と発言したとか。これは逆説を多用する松岡の策謀かもしれませんが、国務長官ハルは松岡をヒトラーの征服政策を指示し、その路線にはっきりとコミットしていると声明までだした。内政干渉だが日米双方から嫌われていたようですな。
2ちゃんもそうですが、クソ右翼の狼狽えぶりはなんなんですかね。「昭和天皇てああいう人だった」の通りなのに。おまけに日経新聞社に不発火焔瓶とは情けない。

投稿: TOソープランド | 2006.07.21 11:35

>昭和天皇ならずとも、松岡洋介は靖国神社に
入れるべきではないという意見は多いでしょうね。

数十年たってからでは、すでに歴史。

いまさら靖国から追い出すことには何の意味もないと思われ。
中国に日本文化を誤解させるばかりです。

投稿: | 2006.07.21 11:36

>昭和天皇はそういう人だった

そういう人だったのは戦前戦後の多くの記録で明らかなのに、まるで解釈改憲のように無視して都合よく理屈を組立てて徳川元侍従長の証言も無視して突っ走ってきた報いでしょうね。
だからこそうろたえて「捏造だ」「信じがたい」などと叫ぶようになる。堂々と「天皇の考えは間違っている」といって今までの主張をすればいいのに。
その点、小泉総理は違いますね。「それぞれの心の問題」として昭和天皇はそう思われて靖国へ行かなかったのだろう。自分は自分の考えで靖国へ行く。それぞれの心の問題でそれに従って行動すればよろしいとの考えですからね。
他人に○○するべきなんだと主張している人間がその権威の象徴に否定されるような発言されてうろたえるのは米長とかと同じで情けないことですね。

投稿: dada | 2006.07.21 11:47

天皇って本人の意思では行動や発言を行えないから、こういう形でしか本心を伺うことができないんだよなぁ。ま、知ったところで象徴天皇制下では政治的影響は無いけど。

>情報の信頼度という所を問題

2chで何度もマスコミの捏造が暴かれたりするわけで、マスコミを信用できないのが問題。マスコミの検証に名無しの集まり2chではなく、ブロガーが頑張るのを期待したいな。ブログ形式なら言いっ放しでは誰も見ないから、まともな議論を期待できるし。

投稿: XYZ | 2006.07.21 11:58

※ 昭和天皇の苦い思い、浮き彫りに

 昨日ヤフーニュースを見ていたら、中国がこの件で早速発言していましたね。公的発言をするにはずいぶんと素早い。情報は裏を取ってから公的態度を決めるのだと思うのだが。
 この名前を出すとレッテルを貼られそうだが、落合信彦氏の情報の大事さの話は面白い。ダブルチェックとかデスインフォメーションとか。何しろ日本が一番苦手なのが、情報関係。情報収集・分析にしろ、情報公開にしろ、情報操作にしろ、世論形成にしろ、全くお粗末。その鏡の反面が、リーダーシップのなさ。
 なまじリーダーシップがあると引きづり下ろされたり叩きつぶされたり。集団無責任体制の中で、隠れてうまいことやる連中が結局日本を動かしているのでは無かろうか。

投稿: 早隠居 | 2006.07.21 12:03

怪文書の真贋は鑑定に出せば一発では?
筆跡、紙質、インクの褪色、糊こんなところか?
そして、「私」がいったい誰を指すのか?
こういった検証が、きちんとなされているんでしょうかね?

まぁマスゴミがきちんとやるとは思えないが、官房長官あたりが、「真贋を鑑定しなさい」ぐらい言ってもよいのではないかと。

投稿: | 2006.07.21 12:25

>選手一人の不祥事
どうやら、ゴールデンゴールズの「個人ぐるみ」だったようですね。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2219320/detail

チーム遠征中に選手3名が関わる不祥事では、チーム解散も当然でしょう。勿論、監督・オーナーとしての萩本欽一個人の管理責任も問われるべきです。
取り敢えず、日本野球連盟としては、3選手及び萩本欽一・チーム自体それぞれに対して処分を下すべきでしょう。チーム解散というのは、見ようによっては処分の忌避です。

投稿: 五月原清隆 | 2006.07.21 12:31

例のメモに付いては
しっかり鑑定でもして真贋がハッキリしない限り
その内容自体は相手にしない方向ですわ。

本物らしい内容の偽物を作るなんてのは
当然行われる事だし文面から真贋の如何を
見極めるなんてのは何の信憑性も無いし
労力の無駄でしょう。

そもそも件のブツを持ち込んだのは
どこの誰なんだろう?

投稿: M | 2006.07.21 12:46

大石様

連日の更新ありがとうございます。

私としては情報の信頼云々より、怪しげな情報に基づいて他人をどうこういうのは、日頃酷くあげつらっている勝谷氏とあまり変わらないのではないかと、読者の一人として嘆いたつもりです。

>情報の信頼度という所を問題にしている人々がいるようですが、だって昭和天皇て
>ああいう人だったじゃん? それを問うても仕方無いと思いますよ。

これは明らかに論点のすり替えです。私の記憶している限りでは、大石様はniftyでの論戦の経歴を誇られたことがあると思います。私もパソ通時代からniftyのメンバーでありますが、論点のすり替えは、返答に窮した時の常套手段であり、あまり褒められた手法ではないと記憶しております。

何度も書きますが、大石様の一読者として、大石様が勝谷氏と同レベルの発言をするのが非常に嘆かわしく思います。どうか、これ以上自分を貶める発言をなさるのを控えていただけると、大石様の読者の一人として、大変嬉しく思います。

投稿: Jinguzi | 2006.07.21 13:18

昭和30年代生まれの者としては、今回のメモの話は、いかにも昭和天皇が仰りそうなことだと腑に落ちるところがあり、
「ああいう人だったじゃん」というのは、そういう意味だとばかり読んでしまいましたが、
貶める意味だったのでしょうか。
今回のニュースで、昭和40~50年代の「戦後」の戦争観とか、天皇観とかを思い出した人は多いと思います。
ほとんどの大人に空襲や食糧難の経験があり、
戦死して「靖国にいる」おじさんの話を未亡人のおばさんから聞くことができた頃。
戦争の恐ろしい記憶が生々しく、けれどそれが「悲劇」ではなく「生活」として記憶されていた頃。
マスコミやネットウヨが思うほど事情が単純じゃないってことを、みんなが知っていた頃・・・。

投稿: 金魚草 | 2006.07.21 13:45

>今回のメモの話は、いかにも昭和天皇が仰りそうなことだ

そうなの?
先帝陛下はそんなこと仰るような方なのかな。

投稿: 通りがかり | 2006.07.21 14:06

物証を元に論を張るのに事の「真贋」を問うのは基本中の基本ですよ。その前提無しに議論が進むのは異様な気さえしますね。

>2ちゃんねるとかの一部には必死で捏造メモってことにしたくて頑張ってる人も多いようですけどね。

日本で事の真贋を唯一問うているのが公的メディアではなく「2ちゃんねるとかの一部」だけなのですか?やばいですね。その疑問に対し短絡的に不快を示す貴方もやばい。

投稿: | 2006.07.21 16:07

>「日本の貧困層比率、先進国で2位」
・・・・子供たちがゴミの山を漁っているわけでもないし。

この間、近所のゴミ集積所に出されていた粗大ゴミの中にヤマハのアンプを見つけたので
急いで家に帰り車で現場に着いたらすでに拾われていた。しかたないのでトリオのチューナーとシャープのHi8ビデオカメラが有ったので持って帰った。調べたら十分稼動しましたよ。捨てちゃった人はネットオークションに出すのが面倒なのかそういうのが有るのを知らないのか。まあゴミの選別場から300万円出てくる国だからこんなもんでしょうかねえ。

投稿: | 2006.07.21 16:52

やっぱり、ジャーナリスト宣言は社説でやってしまいましたね。zakzakにツッコまれる始末w

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006072126.html
朝日新聞、社説に二面性…皇室の発言に対し
『同じ新聞の社説で、これだけ主張に差があるとは驚くしかない。皇室を政治的に利用しているのは一体誰なのか。』

投稿: XXX | 2006.07.21 17:48

>>天皇発言メモ

天皇だって人間なんだから(まぁ、「現人神」と言う人にして神。と位置づけられていた事もありましたが(´Д`)y-~~)、腹に据えかねることや不快な事も沢山あったでしょうね。
ただ、そういう事を公の場で表明できる立場にはいなかった(天皇機関説は単なる政治学的な意味合いでは無く、そういうあたりも指摘している感じがする)し、
現天皇もそういう感情や主張を公の場で表明できる立場ではない訳で(そういう意味では園遊会での米長氏への苦言は精一杯の意志表示だったと思う)、
侍従達、特に侍従長に、立場上言いたくても言えないことについて怒りをぶつけたり愚痴っていたりするのは当り前だと思いますけど。

そういう意味では今回のメモは事実のごく一部でしかないでしょうね。
東條内閣の事を本当に信頼していたのか。とか、敗戦に至る過程で軍部の作戦や内閣の政治をどう見ていたのか。とか、まだまだ出ていない昭和天皇の「本音」は多いと思いますけど。

# それにしても、今どきの「自称愛国者」は何に依拠しているのか、
# 「偽造説」やら日経本社への火炎瓶テロやら見てるとわからなくなるのですけど…

投稿: Artane. | 2006.07.21 18:08

>ネットオークションに出すのが面倒なのか
個人情報の保護のためにはリサイクルも断念する。古物商に住所を開示するのも癪だ。
そんな感じ?
ポイントとかマイレージとかで、システム開発する金があるなら、「会員証はお持ちですか?」とか、ごねる間にさっさと会計して帰せや、それがサービスだろ。
そんなにおもう私としては理解できます。
レンタル多用する、Blog主の神経も、同じ点で理解出来ない。セルならプライバシー明かさないぞ、と。

投稿: pongchang | 2006.07.21 18:37

確かに価値のある発見ではありますが、
現在の靖国問題を論ずるにあたって、
あまり意識する必要はないものと思います。
資料の真贋は歴史学者がおいおい論ずれば良いでしょう。

各メディアがこの資料から靖国問題に影響を与えようとしていますが、
果たしてそこまで陛下の意向を気にする必要はあるのでしょうか?

例え陛下が合祀を苦々しく思っていたとしても、
こちら側(現世)の事情ですでに祭られた方の御霊を
分詞してしまうのは、亡くなった方をもう一度断罪するかのようで、
日本人には(少なくとも私には)とても抵抗があります。

分詞しなければ首相が参拝できない、というのであれば、
私なんかは「来なくて結構」なんて思うのですがね。


>だって昭和天皇てああいう人だったじゃん?

「そういう人」だったのですか?
公の場で当たり障りのないことを言ってるところしか
聞いたことがなかったので、実際の人となりは、よく知りませんでした。
(私が知らないだけ?)
このあたりについて、とても興味を持ったのですが、
なにか出版とかされてないものでしょうかね。

投稿: とら | 2006.07.21 18:39

>大石氏
>どこかのプロ球団が

欽ちゃん球団は草野球チームですよ。
野球好きな人ががっちり草野球楽しもうぜというスタンスで設立されたチームだったように記憶しています。
ですので自分もyさんの意見に同意です。
野球を楽しむ人に純粋にプロ以外でも楽しめる手段があると、そういう夢を提供したくて設立したチームでこんな泥臭い事件が出てしまえば、或いは全くやる気がなくなってしまうのも仕方ないのかもしれません。

>自分そっくりロボット開発 表情も豊か

本当に心から同意です。
つか何でオッサンの顔をそっくりに作っちまったんだYO!
デモとして見せるなら可愛いお姉ちゃんの顔で作れYO!
或いは架空のメイドロボとかにしとけYO!
・・・だってリンク先の画像があんまりにもあんまりだから・・・orz


メモの件はなにやら盛り上がってますが、まだ真偽不明なのだから50:50で今は考えるのがいいんじゃないかなぁと浅学の自分は思ったり。

投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.07.21 18:43

今回の天皇メモについて信憑性に疑いがあると主張される人たちの背景にある考えがよく分からんのですが・・・・

私がアホな頭で想像するに、、


もともと天皇制には賛成な人が、
【前提】
・靖国神社にA級戦犯(と呼ばれる人たち)を祀るのは当然
・それに対して否定的な意見を持つとは国賊的な考え方で許せない

と考えていたところに、

【今回の件】
・天皇がA級戦犯合祀に否定的であったとされると、【前提】の考え方に対して天皇が否定していることになり自分の考えが揺らぐ

ということでしょうか?

投稿: | 2006.07.21 18:56

マスコミと違い、ネットでは正直天皇の意志
なんぞどうでも良く、メモの真偽がどうかと
いうことで盛り上がっているように見える。

問題が、内容云々より偽物かどうかというと
ころに比重があるのはニセメール問題と同じ。

逆に、メモの真偽でなく内容がどうこうと
言っているこのブログのコメントの方に、
違和感を感じるが。

投稿: すわ | 2006.07.21 19:09

# それにしても、今どきの「自称愛国者」は何に依拠しているのか、
# 「偽造説」やら日経本社への火炎瓶テロやら見てるとわからなくなるのですけど…

ひたすら中韓への意趣返しに血道をあげてるだけだと思いますよ。わかりやすい人たちです。靖国のことにはまさに心の問題であり、中韓に言われたから参拝を自粛するのも、逆に意地になって参拝するのも同じ程度に野暮なことなんじゃないですかねえ。

投稿: | 2006.07.21 19:21

>天皇がA級戦犯合祀に否定的であったとされると

ただ、このメモからも、「合祀」そのものに否定的だったのか、「合祀」には肯定的でも、そのやり方(この場合は時期・対象者)について、なんらかの暗黙の了解でもあって、それに反した、あの時期・対象者(松岡・白鳥を含んだこと)での「合祀」には否定的だったということなのかが分からんしね。

投稿: truly_false | 2006.07.21 19:25

>中韓に言われたから参拝を自粛するのも、逆に意地になって参拝するのも同じ程度に野暮なことなんじゃ

まったくそのとおりだとおもいます。でも一番野暮なのは、それを言い募る中韓ではないかとw

投稿: とおったり | 2006.07.21 19:50

2chは信頼すべき情報源でもないけど、100%無視するには惜しい場所です。

・「捏造」だと決めてかかってるのは、ほとんど無視して構わないような(というか、読む気がしない)レスばかり。

・メモの信憑性を正面から議論しようというエントリは、それなりに興味深い分析をしてます。

・仮に、このメモが昭和天皇の心情を正確に表現していたと仮定しても、靖国神社のありかたを議論する際に考慮すべきかどうかは、まったく別の話です。

投稿: 規制ごっこ | 2006.07.21 19:55

靖国神社はただの宗教団体。
そのあり方を議論しようなんて、どこファシスト?

投稿: | 2006.07.21 22:11

>zakzakにツッコまれる始末w

言ってること自体は正論でも去年秋篠宮殿下のお言葉を捏造して、秋篠宮殿下がフジサンケイグループを賛美するお言葉を発したと記事にした産経新聞社が言うべき言葉ですかねえ?
皇室のお言葉を堂々と捏造したZAKZAK=夕刊フジ=産経新聞社編集発行が言えることですかねえ?

それと、昭和天皇の内心を去年から岡崎久彦を使って何の資料もないのにひたすら三木私的参拝問題によると自社の媒体(産経新聞、正論、夕刊フジ)で何度となく報道して広めていたのは産経新聞社じゃなかったですかねえ?

投稿: dada | 2006.07.21 22:13

>靖国神社はただの宗教団体。
そのとおり。従って政府や総理大臣が特別に肩入れするような事は断じて慎むべき。

投稿: | 2006.07.21 22:15

ダブルチェックが必要でデスインフォメーションがもっとも疑われる、それが勝ち組・ノビー・クオリティ。

投稿: | 2006.07.21 22:28

デスインフォメーションって、死んだ情報?

投稿: | 2006.07.21 22:29

>解せないのは欽ちゃん野球。

彼が本当にクラブチームとしての野球を根付かせようと
しているのならば、解散など断じてするべきではないでしょう。

携わったスタッフや選手、そして何より
多くの観客(1万4千人も入ったことも!)がいて
クラブが成り立っていたことを
彼は忘れているのではないでしょうか。

オーナーの都合でできたり、なくなったりしているようでは
衰退しつつある企業チームと変わりはありません。
ましてや今後増えてゆくであろうクラブの成功例として
模範とされてゆこうとしているチームだったのですから。

欽ちゃんの苦悩はわかりますが、もし情熱が冷めて
やめてしまいたくなったならチームの受け皿を全力で探し、
なんらかの形で残す努力をするべきです。

彼が本当に野球を愛しているのなら、
同じように野球を愛している多くの人達から、
一時の感情で野球を取り上げようとしていることを
気づいて欲しいものです。

投稿: とら | 2006.07.21 22:41

>ひたすら中韓への意趣返しに血道をあげてるだけだと思いますよ。わかりやすい人たちです。

今の右翼論壇の主流の人達が、本当にそんな稚拙な事に血道を上げているとしたら、野村先生とか赤尾先生のような民族派や国家社会主義者の猛者の皆さんが草葉の蔭で泣きますよ…(;´Д`)

>靖国のことにはまさに心の問題であり、中韓に言われたから参拝を自粛するのも、逆に意地になって参拝するのも同じ程度に野暮なことなんじゃないですかねえ。

単純に「心の問題」だとすれば、小泉首相はきちんと筋道立てて国民や周辺諸国に「なぜ、自分が靖国参拝するのか」を筋道立てて説明し、テロに遭うのを覚悟して、一人でSP付けないでいく位の覚悟で臨むべきでしょうね。

靖国神社は、人によっては怨みの対象でもあるのですから、その怨んでる人の「心の問題」をスポイルする行動を取る以上はその怨みを受け止める覚悟を見せなければ、筋が通らないでしょう。

後、靖国が「心の問題」である以上、それに纏わる「愛国心」も「心の問題」に過ぎなくなる訳で、
教育現場などで国旗国歌に関して行政上層部が監視員を立てたり、来賓の議員などが生徒職員などを恫喝したり、あまつさえ拒否した人間に行政が懲罰を加えるなどするのは、もってのほかの行為では無いですかね。

片方の件が「心の問題」で、それと相反する方向の考えが「個人の思想信条を越えた問題」であるとするならば、それは明らかに二重基準ですよ。

投稿: Artane. | 2006.07.21 22:58

>今回の天皇メモについて信憑性に疑いがあると主張される人たちの背景にある考えがよく分からんのですが・・・・

メモの内容・存在が本物であれば十分に「靖国」に対する議論の叩き台となる文面です(政府が関与・参照すべきでないのは当然の前提として)
この事に関し右派に異論は無いでしょう。
左派にしても今回のメモ出現以来の言動を見る限り異論はなさそうです。
右であろうが左であろうが中道であろうが、メモの信憑性に対し疑念を抱く理由は、もしメモが造られたものである場合、「何」を意図として「誰」がこのキャンペーンを張ったのかとういう背景に関しての「魅惑」ではないでしょうか?
偽物であるならデカイ魚が食らい付いている可能性は大きい。

某国家ー財界ーマスコミー政界

「壮絶な一本釣りが見れるやもw」という期待は思想信条云々以前に捨てがたい人の業でしょう。
そして、私個人も内心深いところで期待している部分があることは否定出来ません。

投稿: | 2006.07.21 23:24

>テロに遭うのを覚悟して、一人でSP付けないでいく位の覚悟で臨むべきでしょうね。
中国人や朝鮮人に殺されでもしたら、心の問題どころではない。場合によっては戦争になります。

国旗国歌に関しては、礼儀を無視した場合のリスク(特に海外での)を教えるべきでしょう。
それをせずに、煽動だけする教職員は処分されて当然でしょう。

投稿: | 2006.07.21 23:49

>右であろうが左であろうが中道であろうが、メモの信憑性に対し疑念を抱く理由は、もしメモが造られたものである場合、
>「何」を意図として「誰」がこのキャンペーンを張ったのかとういう背景に関しての「魅惑」ではないでしょうか?
>偽物であるならデカイ魚が食らい付いている可能性は大きい。

2ちゃんとかmixiでの議論をヲチしている限りでは、そんな高尚な話にはなっていないようですけど(^_^;

「偽造真理教」の人達が「本物だとしたら…」と言う人たちの揚げ足を取って、がむしゃらに偽物「と言うことにしたい」と言う行動に出ているような、カルト宗教の信者が教義を否定されたときにヒステリーを起こすような、「それ」と非常に近い感じが否めないのですが…

偽造を主張する人で、偽造だと言う事が先に立っていないで論を立てている人は稀ですよ…
はっきりいってエリア51云々の論議よりも、レベルが低くなっている。

投稿: Artane. | 2006.07.21 23:55

>小泉首相はきちんと筋道立てて国民や周辺諸国に「なぜ、自分が靖国参拝するのか」を筋道立てて説明し

何度も説明していると思うが?
どの国も胡散臭い戦争を行っているが、その時に死した将兵は別にして慰霊しているのか?

投稿: | 2006.07.22 00:04

>>23:49:15の名無しの方

論点ずらさないで下さいよ。
こちらはテロにあう程度の覚悟すら出来ていないのに、「心の問題だ」などと口先三寸でごまかそうとする行為の浅ましさと、
教職員や生徒、保護者の「心の問題」が軽視され過ぎている事のダブスタ振りを嘆いているのですが。

一応、真面目に反駁致しますが、
外国での振舞が云々なんてのは、虚像ですよ。
国家という組織に対する帰属意識と民族や郷土に対する郷愁や帰属意識は必ずしも一致しないですし、前者に関しては、幾らでも批判の声を在日外国人から聞きますよ。
又、自分の民族が愚かな事をしたという報道があれば、キチンと筋道立てて批判する人も、又いる訳で。

国家や国土や民族に対する帰属意識を強制する事は、どう言い繕っても不毛でしかないし、社会悪や為政者の独善を隠蔽する結果にしかならない。

その事を我々は、60年前に核二発を始めとする無差別爆撃やその後の占領で嫌という程思い知ったのでは無いですかね?

その想いを語り継ぎ、過去の過ちを繰り返さんとする動きに抗うことが、なぜ「反日」だ「煽動」だなどといわれるのか、思考回路がわかりません…

投稿: Artane. | 2006.07.22 00:11

>Artane.さん
>論点ずらさないで下さいよ。

これに関しては私は少し疑問です。
少なくとも2006/07/21 23:49:15さんの意見は後半に関しては2006/07/21 23:49:15さんの方が完全に正しいように私には見えます。
国家国旗に対して個人が不愉快に思うことは勝手ですがそれを教育現場で広めること、ましてや教育現場での式典においてそういう思想の発露を行うべきではないでしょう。
教員というのはそういうことが許される職業ではないはずでし、それは大石氏が常に指摘していることでもあります。

前半に関しても色々貴方の心情的に反論したいのだとは思いますが国家の責任者に対し「心の問題ならテロなど関係ないではないか。SPなど必要ないではないか。」
という発言に対して「一国家の首相がSPをつけずに行動するなどありえるはずが無いし、そのような行動こそが無責任極まりない」という回答は私には真っ当なように思えます。

2006/07/22 0:11:34時点での発言の

>国家や国土や民族に対する帰属意識を強制する事は、どう言い繕っても不毛でしかないし、社会悪や為政者の独善を隠蔽する結果にしかならない。

にしても、そうであるからといって逆に国家への帰属を全く起こさせないような意識を植えつけてよいことの理由にはなりません。
そういうことは常にイーブンで判断できることが重要だと考えますし、そのためにはどちらの立場も同等に教えるべきでしょう。

まぁ色々ありますけど、とりあえず落ち着きましょうよ。

投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.07.22 00:36

東条らA級戦犯は、あの戦争を総括するための人柱で、本人達もそれを理解していた。
それなのに「松平の息子の宮司」が靖国に祀ってしまい、東条らの刑死により定まった議論を蒸し返してしまった。
それで昭和天皇は「松平の息子の宮司」に不快感を示されたと言うことでないんですかね。

大石先生は昭和天皇が部下に冷たい、といった印象を持たれたのかもしれませんが、私から見れば君主たるもの国家を守るためには、例え忠臣でも命の十や二十など気にするべきではなく、その意味でも昭和天皇は立派な君主であられたと改めて感じた次第です。

投稿: | 2006.07.22 03:40

あの富田メモの内容が先帝陛下のご意志であるかどうかが全く検証されていないのに、
富田メモの内容が正しいとの前提でお話されている方が多いですよね。

富田メモの内容が間違ってないとの確信はどこから来るんでしょうね。
そういうの鵜呑みって言うんじゃないんですか?

メモの内容を肯定した発言をなさるなら、「富田メモの内容が正しければ」とか断った方が良いですよ。

投稿: 通りがかり | 2006.07.22 05:07

命をかけることが覚悟の程を最も大きく示す手段だとも思えませんし、また、そのように主張することも適切だとも思えません。
それこそ、国への愛を示すのに、特攻に参加することが最も素晴らしい手段である、という琴と同じ論理ではないですか?(身近な例で言えば、失恋したら死ねとでも?)
周知の中靖国参拝したことは、自信の政治生命をかけているわけだし、覚悟の程は、一定の批判のある中参拝を続けていることを持って推し量ればいいのではないでしょうか?

また、国旗国歌の問題に関しては、私は大石さんの意見は注目するに値すると思います。すなわち、心の問題以前に、教職員は公務員としての職務の一環であり、生徒に関しては、自分の信条に会わずとも強制的に命令に従わなければいけないこともある、社会参加するための訓練の一環なのだ、ということです。取引先に「私は水玉ネクタイが嫌いだ」という担当がいれば、自分がいかに水玉が好きだろうがストライプにしなければいけない、そういう「社会の常識」を生徒は学ばなければいけないのだろうし、教職員もやはり、自信の非常識を矯正しなければいけない、ということではないのでしょうか。

投稿: k.n. | 2006.07.22 07:12

>富田メモの内容が間違ってないとの確信はどこから来るんでしょうね。
>そういうの鵜呑みって言うんじゃないんですか?

そこまで馬鹿ではないと(は)思いますよ。
それだけ本メモの真贋が本件の重要事項であることの証左です。
自信が無い・不安であるからこそ前提(検証)を飛ばし本題(論戦)に移そうと躍起なのでしょう。
それだけ今回のメモの公表は、時期、内容、共に余りに(反靖国派にとり)出来過ぎた代物であったという事です。
逆に全く逆の内容のメモであったのなら必ず彼らは「検証」を求めたでしょうね。当然です。

投稿: | 2006.07.22 08:36

流れを読まずにカキコ。
先生の地元の鹿屋高校、惜しかったですね。今年の鹿児島の高校野球は県立同士の決勝だったようです。県立の代表は(今回は鹿児島工業)鹿児島では何十年ぶりのこと。以上、ゴミレスまでにつき。

投稿: | 2006.07.22 09:21

昭和天皇の言葉がどうであれ、それを根拠に政治に影響を与えようとする人達は余程主権在民が嫌いなんでしょうな。

ま、昭和天皇は自らの言葉が現実政治に利用されるのを一番嫌っていた(そしてそれが皇室的にも日本的にも最も賢明な選択だった)んだからその時点で「御遺志に反している」とは思いますが。

国旗国歌の問題が内心の問題と言うのは理解できません。形式的に敬意を払う態度をとればいいだけで、内心で軽蔑しようが踏みにじろうがそれは各人の自由なのですから。
総理の靖国参拝とダブスタだとか言いたいなら、まず総理の靖国参拝を禁じる法律を作ってからにした方がいいでしょう。
(憲法違反?ならその判決を最高裁で勝ち取ってきなさい)

投稿: 紅 | 2006.07.22 09:52

Artane.さん
>国家や国土や民族に対する帰属意識を強制する事は、どう言い繕っても不毛でしかないし、社会悪や為政者の独善を隠蔽する結果にしかならない。

>その事を我々は、60年前に核二発を始めとする無差別爆撃やその後の占領で嫌という程思い知ったのでは無いですかね?

ブサヨクや反日勢力の馬鹿が作った妄想話ですね。

アメリカが原爆を落としたのは、トルーマンの独善とアメリカ軍の技術力であって、日本の教育内容とは何の関係も無い。

国家や国土や民族に対する帰属意識が施政者の誤りを正したり、社会悪を撲滅するのです。

国家が無ければみんな幸せというのは、ブサヨクの貧弱な脳みそが作り出した妄想にすぎません。

投稿: ほるほる | 2006.07.22 09:57

小泉首相が靖国参拝を心の問題と主張しても結果的に政治的影響をもたらすので靖国参拝は政治問題です。

「昭和天皇の「心」で政治が動くのは、主権在民の点からみて危うい」(北海道新聞)といってもインパクトが大きくて主権者の国民、その代表者の政治家の心に作用するのはあったり前です。そこで「昭和天皇はそういう人だった」が大事です。敗戦直後に疎開中の皇太子に送った手紙には明治帝には山県、大山、山本など名将がいたが自分にはいなかったと書いているんだがハァーですよ。あの手紙は本物なんでしょ。他、終戦を勧めた近衛上奏に対して「「もう一度戦果を上げてから」など結果を見れば大御心はなんだかなーだ。

投稿: TOソープランド | 2006.07.22 11:11

正直、
「徳川侍従長ネタの蒸し返し」
でなんでみんなうろたえているのか、と。

そのときはこんな感じで決着がついたように記憶する。

時系列で考えれば、78年の合祀より、
「陛下の参拝が沙汰止みになった直接のきっかけは1975年8月15日をわざわざ選んでスタンドプレーをしようとした三木首相がマスコミに追いつめられてやっちまった"私的参拝行動・発言"とそれをふまえた11月の陛下の参拝直前に国会で社会党が”天皇の参拝の公私や如何に”とことをあらだてたことで、とりあえず11月の参拝は予定通りにやったもののそれ以降は”参拝につき公的か私的が必ず問われるおそれ”から動けなくなった」
ことの方が先にしか思えないんだが・・・・

 それ以降78年の合祀があったとしても前者の問題が解決していなかった以上動けなかったはずだし・・・。

 またその後も自身はゆけなくても毎年勅使を春秋例大祭に送っていることからも、靖国を祀ることをやめていたわけでもないし。

 あともっと遡れば戦犯について国会で戦犯は級を問わず全員無罪決議が出たこと、、それに引き続き刑死・獄中死は戦死扱いのとなったことも当然陛下はご存知だし、
 それを受ければ以来、例の武道館の式典は当然祀る対象に「A級戦犯」を含んでいるわけで、先帝も今上も天皇皇后両陛下は毎年それに出てるわけで・・・

 先帝陛下も人間だから嫌いな部下もいただろうけけど、「あいつがいるから俺は行かない」なんてだだをこねるようなことを参拝という本来「公務」であったものについておっしゃるだろうか・・・

追記
(西にヒトラー日記の例もあるし、日経の調査部に連絡して「「いつ」「だれが」このメモを発見して公開したのかということ」について不明という言質を取った人もいるし」)

投稿: toumeinahito | 2006.07.22 11:44

産経新聞は去年から政治家や歴史家に靖国問題をインタビューする際に常に

--昭和天皇が参拝されなくなったのは、故三木武夫首相が自らの参拝を「私的」と言って政治問題化したせいでは

と質問して私的参拝が原因だとの説を広め、その権威でもって公式参拝を実現しよう天皇行幸を実現しようと小細工を続けていたから、今回のメモでそれが破綻したので逆上しているのでしょうかね?朝日ばかり批判しても日経は21日以降、天皇のお言葉の新連載を開始しているんで虚しいばかりですがね。

投稿: dada | 2006.07.22 11:59

>終戦を勧めた近衛上奏に対して「「もう一度戦果を上げてから」など

そりゃ、“お前がそんなこと言えた義理か?”ってことでしょ。上海事変で片付いてたハズのことを、己が人気のためにおシャカにしとるのに。あとで戦犯指名を受けて自殺するくらいだから、自分がどんな処置を受けるかは判ってのアリバイ工作に過ぎんワケで。

まあ、道新を引いた時点で御里は知れてるけど。

投稿: truly_false | 2006.07.22 12:13

手帳が発見されたのに全文公開はしないんですかね?
本物なら靖国以外の部分だってそれなりに
価値のあるものだと思いますが。

投稿: たこ | 2006.07.22 13:45

本当に徳川侍従長の発言じゃないのか?

http://blog.goo.ne.jp/tech_innovation/

投稿: すわ | 2006.07.22 13:52

途中で切れた失礼。

↑まとめといっても微妙?
前提としてのメモの信憑性から話をするべき
であって、その上で発言の内容を考えたほう
が正しいとは思うんだけど。
ものだけにマスコミも検証はしっかりやるべ
きだと思う。

投稿: すわ | 2006.07.22 14:05

> たこ

日経にのってたよ

投稿: | 2006.07.22 14:05

なんか結論出てますよね。
そのメモが現在起こっている靖国の問題とは直接の関係が無い。亡き昭和天皇陛下は20世紀後半、政治に関する権限を一切持ってないし、陛下もそれを意識して避けてきたのだから。富田メモなるものが出てきたことの是非論がそれに関連してくる。
そして富田メモの真贋の検証、書かれている内容の検証、メモの内容=昭和天皇陛下の意思の主たるものであるか否かの検証、それらを棚に上げたまま靖国問題に絡めて先走りしていることの愚かさ。
これが出てきたタイミングにしても、どこかの仕込みじゃないの?と疑いたくなるのは当然。。

投稿: 時をかける名無しさん | 2006.07.22 14:55

 真贋論争はともかく。

 極東裁判の最大の欠陥は、本来、日本の新支配層が旧支配層との決別の儀式として行うべきであった敗戦責任の追及を、歪んだ形で代行してしまったことでしょう。

 なぜ、そして特に臣下指導層の誰の責任に於いて負けたのか、当時の先帝陛下(と国民)にとっては、ある意味で「平和ニ対スル罪」よりもずっと切実な問題でしたでしょうに。

 あるいは、そんな先帝陛下の大御心を忖度するような不敬よりも、極東裁判がなかったら、誰と誰が敗戦の責任を負うべきだったのかを論じることの方が重要でしょう。そして、陛下に対して大罪を謝すに、死を以ての外に方法が考えられなかったのがあの時代というものではなかったでしょうか。

 陛下の名の下に戦争を指導して縮尻り、挙げ句に国体を危うくする敗戦という事態に及んでおいて、自らの死後、なお陛下に何を求めるというのでしょうか。

 他国の利害に引きずられて外交方針を誤り、軍事戦略上の選択肢を極めて狭めてしまった者、廟算の立たぬ戦を勝つには今こそ起つべしと強弁した者、…靖國の英霊に申し訳が立たぬと、顔向けができぬと、なぜ思えぬものか、全く理解ができません。

 なおかつ自らも靖國に祀られたいなど、どんな顔で言うものか。怒りすら覚えるのは見当外れなのでしょうか。

投稿: rijin | 2006.07.22 15:15

>投稿 rijin | 2006/07/22 15:15:40

この場で靖国問題の是非を論じようというお積りか?
富田メモが靖国問題を見つめ、しいては昭和時代史の検証や極東裁判・極東史観の是非を論じるカードの一つになるには、その真贋論争を経なければならんということ。

今の日本はまだ極東裁判の是非を論じることができる環境に無い。というのは、軍部の暴走なんて簡単なものでなく、大きな要因であったとされる朝日その他のメディアによる国民世論の扇動の罪を真正面から論じることができないから。政治カードとしてでなく感情的に靖国に関して中共が固執するのもまさにそこに根本があり、今の我らは物的証拠などを蓄積して、歴史上の評価はメディアのあり方や扇動に弱い国民の体質が変わった後世に委ねるのが最善だと思う。本当にそんなときが来るのかつう疑問はともかくとして、今の我らはそのために資料の価値を定めるべく真贋論争をしっかりとやっておくべき。

投稿: 時をかける名無しさん | 2006.07.22 16:42

これは真贋論争などしなければならない問題か?

メモはどう見ても先帝の言葉ではありませんな。
陛下は神社に「参拝は」しません。
「行幸」するか「親拝」するかです。
これを昭和帝の言葉だとして持ち出した者は、明らかに日本語の教養が足りないか、どうせバレやしないとタカをくくっていたか、どちらかですね。

アサヒはそれに気付いたか、今朝の天声人語あたりは妙に腰が引けてますね。

投稿: アル | 2006.07.22 16:54

rijin様

 戦争責任追及のことについては終戦内閣である東久邇宮内閣で「自前でやったら」という話もでたが先帝ご自身が「所謂敵が戦争犯罪人と呼んでいるものだが、結局は天皇の名においてその役割につけ、それに従って力を尽くしたものを天皇の名において裁くとはいかがなものか」おっしゃって沙汰止みになったという。(木戸幸一日記だっけ?)

 私は例のマッカ-サー訪問の時の天皇発言はそこらを踏まえてのもの、と考えています。

 ところで、仮にやったとして、まともに
「国内法・国際法に従っての罪状認否なら死刑のような極端な刑を科せられるものはまずいない」極めて「責任者探しの気分」にはそぐわないものになったような気がする。

 下手すればおちるところはヒステリックなリンチみたいなものになっていたのではないか。

 さらに「責任者が靖国に祀られたいと思うものだろうか」と書かれているようですけどその理屈だとたとえば山本五十六(でも誰でも良いけど)は死に得で靖国に入ってることになる。

 実際に東京裁判のA級戦犯本人たちの大半はまさか靖国に入れるとは思っては居なかっただろう、というのには同意だけど。

 ドイツのような「悪いのはみんなあいつ等」と「悪の権化」として祭り上げる存在が必要なように思われているようですが、それについては「多分無理」という風に話しの決着がすでに着いていると思うので特に記しませんが。

dadaさん、 
 時系列に物事を並べれば自ずと見えてくるものがあります。 更にご自分でゆけないときには出していた勅使をA級戦犯合祀後も出し続けていた、ということは靖国に何らかの形で関わり続けることが「役目」であったと思っていた傍証になります。

 なお、戦後初に8月15日に参拝を試みたの首相が三木武夫であることは意外と忘れられていることで、先程も述べましたように「スタンドプレー」を三木首相がやろうとしたところ、公明・社会・共産から「首相の立場で行くのか」と厳しく追求されとは「公用車使わない・ポケットマネーで玉串・公職者を伴わない・記帳に肩書き無し」で姑息に「これは私人としての参拝だ」としてなんとか意地を通したのです。

 これを受けて 既に決まっていた11月の例大祭への天皇御親拝について、その実施直前に議会で社会党が「天皇の参拝について問題化」したのも事実であり、 

 以降先帝が薨去なさるまでの歴代の首相の靖国参拝がうやむや、私的を主とし、中曽根氏が「公的」と言ったときも「神道としての正式な例に則った拝を行わず、玉串料ではなく供花料、といった宗教色を廃した」という姑息なものであった上にそれを数回行った後、中国の政治家に配慮して取りやめるというものであったことを思い出してみてもヨロシイかと思います。 かのような「首相」ばかりのところに現憲法の立場での天皇が自主的に「きちんとした御親拝」を行えるでしょうか。逆にまた天皇陛下が「私的参拝」を自らの意志で挙行できるでしょうか?

 さらに今回の事の真贋や上記のような揣摩憶測を超えて、思うのですが
天皇陛下とは重大な公的な行為について私的な感情でヤーメタ、などと本気で仰るようなお立場ではないと思いますが・・・・
・・

投稿: toumeinahito | 2006.07.22 17:16

> 結局は天皇の名においてその役割につけ、…天皇の名において裁くとはいかがなものか

 ここには強烈な歴史の皮肉を感じますね。

 まさに玉を握った一団が、叡慮を騙って好き勝手をやった結果が敗戦です。

 やるなら陛下の名を借りることなく、新旧エスタブリッシュメント自身の問題として決着を付けるべきでしたでしょう。

投稿: rijin | 2006.07.22 18:26

rijin様

そのような才気走った感想や意味不明な決めつけは愚者である私にはよく分りませんです。 

>まさに玉を握った一団が、
>叡慮を騙って好き勝手をやった結果が
>敗戦です。
あんまり乱暴すぎて語ろうとするとまた長くなりそうなので止めます。
「玉」戦後の「民主主義」「市民のため」「平和」「人権」「株主」「安全保障」「etc.etc.」と入れ替えれば現代の様々な場面を語る言葉にすることも出来るくらいまあゆるい表現なのでこれについてはやめておきましょう。

>やるなら陛下の名を借りることなく、
>新旧エスタブリッシュメント自身の
>問題として決着を付けるべきでした
>でしょう。

「新旧エスタブリッシュメント自身の問題として(当事者間で?)決着をつける」と言う風に理解しましたが、
なんについて語っているのですか?

 新旧の「政争や権力闘争」があったからこそ「終戦」という結果にたどり着いたのでありますし、
 終戦後ならば(占領軍がどうしても絡んでくるので話がややこしいのですが)、パージやらなんやで旧世代のエスタブリッシュメントは隠居させられています。 旧世代から見れば閑職に追いやっていた連中や、うさんくさい若造やそれに組みするような連中(”新官僚”でしたっけ?)が戦後を牛耳っていったわけでそれはそれで進んでいます。

 靖国についてだ、と言うのならば、マスコミや野党や外国がうるさく言ってこない限り「新旧エスタブリッシュメント」とも別に問題にしていなかった様に見えます。
 靖国問題とは、靖国が何であるか、ということもありますが、靖国をいかにして問題化するか、その梃子には何を使うか、という流れを見ていると、結局の所、スイスの「民間防衛」的なものを軽んじてきた、という意味で戦後エスタブリッシュメントがこうした方面に怠慢であった、という言い方は出来ると思います。(戦前への過剰反応?占領をうまく利用しすぎた?)

まあ話が広がりすぎますし、お互いどうもずれた感想のやりとりはこれで終わりにしましょう。 お相手感謝。
 

投稿: toumeinahito | 2006.07.22 19:33

分祀問題についての兵頭二十八氏の意見は興味深い。

http://sorceress.raindrop.jp/blog/

投稿: Za | 2006.07.22 21:15

欽ちゃん問題については
http://blog.goo.ne.jp/shiratori-chikao/e/c4fb7518db1960dbb4d9c1c250a18e02
の分析がしっくり来ます。
責任追及を回避しむしろそれを支持に繋げる策だと。松下がファンヒーターでみせた危機管理策みたいなものですかね

投稿: | 2006.07.27 18:02

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