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2006.07.15

ヤクザ知事の言い掛かり

 小泉さんに空白のスケジュールがあるらしいんだが、ひょっとして今頃サマワ?

※ 知事「全国大会出席断られた」と批判
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news003.htm

 これは酷い! 田中は選挙期間中も職務代理を立てずに、県の公式行事にバンバン出まくってテレビやメディアを使ってタダで選挙活動することを目論んでいるらしくて、これがその一発目ですよね。
 この問題は、県が金を出す出さないはどうでも良いんですよ。つい昨日まで、毎年招待状出しても来なかった奴が、今年は選挙だから招待状も出さずに済ませようとしたら、なんで招待しねぇんだ!? ゴルウァ! とごねてきた。

 凄く疑問なのは、こんな単純な構造でも、新聞記事になる時には、こうして、「知事が批判」と出る訳ですよ。いかにも批判された側が悪いみたいなニュアンスで報じられる。
 こういうのは、関係者がきちんと記者会見を開いて、ピシャリと言ってやらなきゃ駄目ですよ。今日まで長野県民はそれをやらなかったから、ここまでの田中の増長を許したのですから。

※ 小松(映像化)作品

 週末ということで、柔らかいネタを。私はもちろん、小松作品映画は、全部観ています。最高傑作は、「エスパイ」ですよね!(~_~;)。異論は無いだろう? みんな。あの絶頂期のボディの由美かおるのお宝映像が拝めるんだから、他に何があの作品に必要だったというんだ?(ちなみに↓来週スカパーでデジタル・リマスター版放映あり! 小松作品大特集中)
http://www.nihon-eiga.com/0607/0607_04.html

 「日本沈没」。良かったですねぇ。テレビ版も見たはずだけれど、こちらは記憶にない。「復活の日」何か問題がありましたか? ちょっと脚本に難があったかも知れないけれど、世界のトップスターを拝めたじゃないですか? 世界を舞台に活躍する日本人科学者が仰山出てくる。何よりヲタ心をくすぐったのは、日本映画に最新鋭の原潜が出て来たこと!(←あれは実はね、と突っ込まないこと)音楽も良かった。
 で、「さよならジュピター」。もちろん映画館で観たと思います。やっぱりラストは涙ぐみましたよね?(突っ込みご無用(-_-))。歌良かったんじゃん! 歌。そりゃ原作を貪るように読んだ私としては、え? あの浮遊した宇宙船の話はどこ行ったの? みたいな部分はあったけれども。あれ説明してオチつけないのがいかにも小松先生ですよね。私はああいう仕掛けはきっちりオチつけないと気が済まないですから。
 「首都消失」は、見たけれど、ちょっと印象に薄いですね。ま、今度の沈没リメイク版は、監督名と配役が出た段階で、結果は見えていたわけですが、そらまあ日本映画界の諸々の事情という奴でぇ。自衛隊の活躍シーンだけ楽しみましょう。
 今では、その小松左京先生も本件錯覚……、いや冒険作家クラブのメンバーになって頂きました。

※ 「パロマ」事故多発判明、母の執念による再捜査が契機
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060715it01.htm?from=top

 たぶん、最近の死亡事故で立件されるんだろうけれど、なんでこれ、今まで明らかにならなかったんだろう。いったいどこで情報が隠蔽されていたんだろう。

※ 世界レベルに遠く及ばぬ、とアジアサッカー連盟会長
http://www.yomiuri.co.jp/wcup2006/news/20060714i3z5.htm

  これ、次大会では、アジア枠が減らされる可能性が大きいということですよね。日本は一回ぐらい休んだ方が良いですよ。とてもあそこに出るレベルに無いんだから。

※ 片山右京さん:てんぷら油でパリダカに挑む
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20060715k0000m040021000c.html

 世界のナカータもこのくらいとんがったことをして欲しいですよね。

※ 「作文・漢字が好き」 高学年ほど少なく
http://www.sankei.co.jp/news/060714/sha078.htm

  まあ、高校ともなると、国語も受験国語ですから、そりゃつまらなくなるに決まっている。ただ日本って、小学校の途中からそうだけど、自由に作文を書かせるということをしないんですよね。必ず一定の枠に当てはめる。だから作文とは言っても、そこに創造性は無い。

※ 宇宙旅行計画の榎本氏、30億円申告漏れ
http://www.sankei.co.jp/news/060714/sha060.htm

 凄く悪質なケースなんですが、このニュースのキモは、30億円の申告漏れに対して、重加算税を含めても、たかだか3億超の追徴で済むということですよね。ふつうに何かの事業所得で30億円稼いだら、下見ても10億は所得税で持っていかれるわけですよね。予定納税やナニやらで半分持って行かれる。
 それが株の取得に関しては、10パーセントで済む。それともこのニュース、所得税として、「本税」を別にきちんと払わせた上で、追徴税が3億超という主旨だろうか。にしても、タダみたいな話ですよね。バレてもたかだか10パーセントの懲罰で済むのなら、誰だって脱税するでしょう。

※ NTTドコモ、FOMA用の新型燃料電池を開発
http://www.sankei.co.jp/news/060714/kei086.htm

 ライター2個分で小型化しました、と言われてもねぇ……。

※ メルマガおまけ 鉢植え

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コメント

>ただ日本って、小学校の途中からそうだけど、自由に作文を書かせるということをしないんですよね。必ず一定の枠に当てはめる。

失礼ながら、少なくとも欧米の教育についてご存知ないとお見受けしました。なぜなら、日本ぐらいいい加減な国語の教育はなく、作文も感想文など自由すぎるくらいです。
逆に、事実と意見の識別をはっきりさせた、論理的に繋がる文章の書き方などを教えたりしません(大石さん自身、そんな教育受けました?)。欧米では大体、小学4年あたりからこういう授業が入ります。その差が日本の政治・経済・学問を問わず、国際社会での無理解を招いたり、主張の脆弱さとなってます。

投稿: 今日は暑い | 2006.07.15 10:28

私は逆に,ある一定の枠に当てはめた文書の書き方をトレーニングすべきだと思っています。例えば,仕事でメールを読んでも,何が言いたいのかよくわからず,結局,電話で確認せねばならないという経験をいつもしています。これだったら最初から電話で確認した方が手っ取り早く,メールを使って生産性を上げるなんて,夢のまた夢。結局の所,日本人って,学校教育で誤解なく,伝えたい内容を正確に,かつ,簡潔に書くという訓練を積んでいないので,こういったことが起こるのだと思います。また,同質的な社会なので,言わなくてもわかる,以心伝心を期待して,曖昧な書き方でも,通用するという甘えがあるのかもしれません。

私の記憶では,小学校や中学校で,作文を書かされる時は,特に思ったことをそのまま書きなさいと先生は言っていたような気がします。子供の時分で,そんな書きたいことなどなく,途方に暮れ,いつも,作文用紙をいかに埋めるかで,四苦八苦していました(行頭で改行したりして,稼いだりして)。

blog等で,素人でも文書のうまい人はたくさんいますが,全体的に見れば,正確な文書を書ける人は少数派ではないでしょうか。メールがこれだけ普及してきたのだから,今こそ,メールだけで正確なコミュニケーションが出来るように,書き方の教育をしっかり行っていくべきではないでしょうか。

投稿: suu | 2006.07.15 10:29

メルマガおまけ>
田舎からエクスパックで送ってもらえばバッチリ解決です。

投稿: MURA | 2006.07.15 10:39

作文、感想文、授業や宿題でずいぶん書かされた記憶はあるけど「書き方」を教わった記憶が無いですねぇ。

独学で覚えたコンピュータ言語の方が日本語より上手だったりします。
#仕事仲間もそんな人ばかりだったりします。

投稿: MM | 2006.07.15 11:09

>小松左京作品
エスパイ見たことないんですよ。DVDレンタルやってるなら借りてみようかと。
日本沈没は地震列島より何故か怖くなかったような。
さよならジュピターは泣きつつ笑いつつ。最初に見た小松作品はこれだったな。
首都消失は原作と映画の違いにポカーン。でもあの頃からP-3Cは使えそうな機体というイメージが。原作に出てきたバーカウンターのシーンが好きですね。
今回の牛丼の丑五郎版は最初は見ないつもりだったし、ちといろいろあって「とっとと沈めこんな国」とか呟いてみたこともありましたが、丑五郎がおおすみのウェルドックに入ってくるLCACを頑張って撮ったというのが気になるんで見ることにします。
札幌版のポスター見た時は時計台と赤レンガ庁舎が隣り合っているのですが、実際にはけっこう距離があるし、それが縮むほどの地殻変動が起きたらどちらの建物も原型を留めちゃいないだろと大人げないツッコミを。

>パロマ製品
今年の春にガステーブルを新調したんです。魚焼きのグリルは大きくなったし、揚げ物用の温度センサーや省エネ機構など便利になった筈なんですが、点火用の電池ボックスが夏休みの工作セット並のシロモノで、おまけに電池が自重で落っこちるんです。一度設置してしまうとなかなか手出し出来ないし、よりにもよって見つけたのが揚げ物してる最中だったり。何とか流し台に鍋を移動し、元栓を止めてからひっくり返してガムテープで電池を固定したのですが、これ気付かなかったらガス漏れの危険性があるわけで。
今回のニュース見てちとびびりましたね。

投稿: oh-1好き | 2006.07.15 11:30

大石先生にはヘンリー・シルヴァが大スターだったんですね。私と同じ趣味で満足です。

投稿: dada | 2006.07.15 11:32

> 作文

小中学校の時には「思ったことを」「自由に」書きなさい、と言われた。
「見たこと」や「聞いたこと」や「事実」は書くなとすら言われたと記憶する。
それでいて、入試対策として、一足飛びに小手先のテクニックばかり教えられる。

これでは作文教育は最初から放棄されているようなもの。
こうしたことは戦後教育で「技術」が軽視されてきたことの反映なのだという意見もある。

それでも心ある人たちが様々な取り組みをしている模様なので、徐々に改善されてゆくことを期待したい。
(大人向けの参考文献)
木下是雄『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫, 1994年.

投稿: 規制ごっこ | 2006.07.15 11:39

 燃料電池開発は、利用目的を間違えてると思う。だってさ、あの小さい充電池に、どうやってメタノールをつぎ足すの?こぼしたら、プラスチックなんざすぐに腐食しますよ。モニタの透明パネルなんてすぐに白く曇っちゃう。ACから充電した方がはるかにまし。
 継ぎ足しをしない、プリンタインクみたいな密閉カートリッジにするなら、単なる一次電池でしかない。エネルギー密度が増えるのはいいことですが。
 燃料電池は、宇宙とか地中とか海中の探査機器みたいな、ケーブルフリーで、かつ、簡単に補充に行けないような機械に使用すべきで、携帯家電機器向けじゃないと思う。
(原子力電池は管理がめんどう)

投稿: Inoue | 2006.07.15 11:54

>パロマ工業
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060714it14.htm
ガス会社に勤める者から言わせてもらえれば、上記のリンク先にあるパロマの言い分ももっともです。「弁明に終始」とか書いてますが、そら、安全装置を短絡させた後の事故までメーカーも責任とれません。

大石先生は隠蔽という書き方をされていますが、こういった事故自体はそれほど珍しいことではないです。(同一メーカーのみに集中するというのは珍しいかもしれませんが)
なぜかというと、昔は結構あったんです。設置業者が勝手に安全装置短絡させてお客さんに使わせるのが。私が故障サービスに配属されると、まず最初に「安全装置を短絡させたまま、客にガスを使わせるな」ということをたたき込まれました。
ガス会社は法律で一定の期間を定めて、ガス器具の設備調査を行うことが義務づけられてますが、その調査のさい、とんでもない設置をしている現場をよく見ました。
資格もない人間が勝手に設置したりとか。
もちろん、即事故につながるわけではありませんが、我々からすればいい加減にしろと言いたくなります。(そして、危険だと説明して改善を進めても、ごねるお客もいるわけです。いままでふつうに使えたのに、と)

ちなみに、なぜパロマ製造の機器だけ事故が多発したかは、あくまで個人的な見解ですが、この手の屋内式湯沸器を当時一番多く製造していたからではと。(機器の内部構造がとりたて他のメーカと比べて問題は無かったと思います)

投稿: nov | 2006.07.15 12:02

>燃料電池

携帯用と考えると「でけえ」ですけど、ノートPC用やPDA用と考えるとけっこう良い線だと思いますよ。カートリッジ形式で規格化されてコンビニ売りされてる未来はちょっと便利そうだ。

投稿: ¥e | 2006.07.15 12:45

>昔は結構あったんです。設置業者が勝手に
去年ヒットした、吾妻ひでお氏の『失踪日記』には、
『設置業者が勝手に』というのが結構ありましたなぁ…
でも、アレ、5、6年前のわりと最近の話じゃ?

投稿: naga | 2006.07.15 13:03

>だから作文とは言っても、そこに創造性は無い。
古典一つとっても、中国にその源があるわけで、創造性より変化させ研ぎすますことが日本人の特性です。日本は文の国といわれながらその実態は語らずとも解りあえる以心伝心、テレパシーを基本とする民族です。よってミュータントの如く頭がでかいんですよ。例、康夫、英司他多数・・・。

投稿: | 2006.07.15 13:20

私も¥eさんの感想に同感です。
さらにいえば、密閉式でもよいんではないでしようか。
コンビニで燃料電池のカートリッジを売ると同時に回収して、工場で水素供給源(おそらくメタノール)を充填してまた出荷すればいいんではないでしょうか。

投稿: s_doi | 2006.07.15 14:12

ココログに関してこんなんがありました。
既出ならすんまそん。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/20/news057.html

投稿: | 2006.07.15 14:26

さよならジュピターといえばイルカの歌。

 史上最強の拷問があるとすれば、あの歌を聴かされることですね。

投稿:   | 2006.07.15 15:09

>naga氏

すいません、私の言葉足らずです。私がサービスにいた5年前の頃のことととして「昔」という表現をしました。

現在はもう無いとは、断言できないので、割り引いてお考えいただければ(^^;)

投稿: nov | 2006.07.15 15:18

>復活の日
 コレ、個人的にトラウマムービーなんですよね(一桁のガキ連れて、こんな映画見るなよ。親父)
 潜水艦に関しては、ツッコミ禁止令(笑)が出ているので
あえてつっこみません。あの「原潜」が、ソ連潜を撃沈するシーンに使われたサブロック発射映像、アレ、結構貴重らしいですね。
>首都消失
 モーリス・ジャールの手抜きBGMしか、印象にありません

 ↑の話と全く関係ありませんが、NHKの番組に出ていたヒズボラのUAV、イスラエルの艦艇にカチコミかけた模様。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006071501001424

投稿: 名無し二等空士 | 2006.07.15 15:51

先日、田中が我が県(島根)に全国知事会で来た際に
地元紙でインタビューを受けてましたよ。

http://www.shimanenichinichi.co.jp/db/show.php?ki=200607159902

とりあえず御紹介まで。

投稿: KAZZ | 2006.07.15 16:28

パロマ湯沸かし器の出荷時と別配線の改造、だれがやったんでしょうか。
設置業者かマンションの管理人かそれとも部屋の居住者か。novさんの書き込みをみてると簡単に改造できちゃうような印象を受けるんですが。

投稿: s_doi | 2006.07.15 16:55

エスパイっつーとワタクシは原作しか読んだことない人なんですが、サイコキネシスで○○○○の□□□をへし折るシーンしか憶えてないあたり我ながらどうしようもないなぁと思ったり(汗

あとワタクシも文章教育の面では自由を強調された方でしたが、やる事決められないのに自由もヘッタクレもないなぁと思ってました。まずは自分でテーマを決めるというのがどんな経過を辿るものなのか、そしてそれ以前に他者に理解してもらえる文章ってどんなものなのか分かってない事には徒労感ばかり募ってそりゃ勉強嫌いになります罠。

投稿: 押入れ満杯の夢 | 2006.07.15 18:26

> 小松(映像化)作品
当時、東宝の「さよならジュピター」を観てガクッときたのを憶えています。
> あの浮遊した宇宙船の話はどこ行ったの?
このエピソードを省略したのを残念に思ったのは同感です。
ラストの木星爆発シーンをスーパーコンピュータでレンダリングしたのが話題でしたが、出来映えは「なんじゃこりゃ」でしたね。手描きアニメでやった方がなんぼかましでした。当時のスパコンの能力としては仕方なかったのでしょうね。

投稿: ぬばたま | 2006.07.15 19:07

既出かもしれませんが、「ココログ」開発者の方は、「はてな」に移籍したようですよ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/18/news023.html

多分、ココログの対応の悪さはこういうところにもあるかと。
やはりITでも究極的にはスタッフの力量にかかるのはどこでも一緒かと・・・。

投稿: | 2006.07.15 19:16

来週辺り「日本沈没」を見に行こうと思っていますが、実は「日本以外全部沈没」のほうが興味あります。スラップスティックが好きな人なら楽しめそうです。

投稿: 猫背中 | 2006.07.15 19:24

日本沈没、今日見てきたのですが、観客席にいた大半は40代後半から50代の男女でした。前作に思い入れのある方たちなんでしょうね。

投稿: | 2006.07.15 19:35

>さよならジュピターといえばイルカの歌。

 およ?今まで、松任谷だとばかり思っていた折れって……

投稿: 土門見人 | 2006.07.15 20:13

日本沈没、ノストラダムス、猿の惑星・・・この辺は石油ショックを実感として知らないとわからないんでしょう。文明が衰退していく恐怖というか。

投稿: Inoue | 2006.07.15 20:16

>宇宙旅行計画の榎本氏、30億円申告漏れ

スーファミのマジコン(フロッピーやCDに書いておいたカートリッジROMのイメージを読みこんで、あたかも正規品のカートリッジROMのように振る舞う魔法の機械)を香港とかタイから輸入してボッタクリ価格で売って儲けたお金を元手にここまでのしてきた人ですからね、
法の抜け道は熟知しているって事ですよ:-)
脱税がバレても最低限の「支出」ですむようにうまいこと計算づくで仕掛けておいたんだと思いますけどね(;´Д`)

投稿: Artane. | 2006.07.15 20:47

> 小松(映像化)作品
2ちゃんなどでは不人気の「日本沈没」ですが、
今日私観にいきました。
で、率直な感想を言いますが、私はこれを駄作と
呼ぶなら世界の映画の99パーセントは駄作では
ないかと思います。
多分、原作や前作に脳内修正を加えたいい記憶し
かない人達が難癖をつけているだけだと思うのです。
原作とはげしく違う映画というのは多くありますが、
今回私がそんな映画ので思い出したのは「ブレイドランナー」です。
あれも原作とはかなり違った(というか全くの別物)作品
ですが、私はむしろ原作より面白いと思っています。
あと、大石先生も持ち上げておられた「攻殻機動隊SAC」は
どうでしょうか。あれも原作「攻殻機動隊」とは全く違う
ものになってしまっているのですが、面白くないのでしょうか。
オリジナルとは違うのですが、それぞれ素晴らしい作品に仕上がっています。
私は、今回の樋口版「日本沈没」もそんな「原作とは違うが素晴らしい」
作品の一つに数えてもいいのではないかと思っております。

てか、樋口版を批判している人達って、自分の意見ではなく周囲の「駄作だ」の合唱に
扇動されていっているだけではないでしょうか。
僕は素晴らしい作品だと思います。

投稿: スサノオ | 2006.07.15 21:55

脱税してる人でも、何かおもしろいことにお金を使ってくれたら、その分の税金はいらないってことにするのはどうなんでしょう。

たとえば、個人の資産でコマンドを組織して、北朝鮮から拉致被害者を救出するとか…

投稿: y-mat | 2006.07.15 22:11

>自由に作文を書かせるということをしない
日記・随筆のような文章が好まれて、哲学や数学のような論理的思考と文章が嫌われやすい文化があるのでは。和を乱さないように空気を読むことが大切で、曖昧な方が好まれるし。初対面の人間との会話で、欧米人との会話は展開が予測できるが、日本人の場合どうなるか予測できないという話を国語の教科書で読んだ覚えが。

欧米の自由って規律に基づいた振る舞いというか、例えるなら警察犬並に調教してから放し飼いにする、といいますか。

投稿: SO | 2006.07.15 22:12

>「作文・漢字が好き」

作文や漢字に限らず、大勢に「勉強が大好き」と答えられる方がよほど怖いような気がするのは何故だろう。

そういえば以前某新聞に、今本が売れない・読まれないのはゆとり教育の弊害だ、みたいな事を書いていた国内の作家さんがいて、思わず目が点になりましたよ。あれって業界内外で問題にならないんですかね?

ちなみにその時のベストセラーランキング第一位は「ハリポタ」シリーズだったりして……。

投稿: Gao | 2006.07.15 22:47

 田中将軍様のお膝元は、地震と火山の噴火で、こうなっちゃう予定。
http://www.nc06.jp/special/wallpaper/nc06_wp01l.jpg
 さて、将軍様は有権者の前で、どう振舞うか?
1 県知事として責任を果たすため、県民避難の指揮を取る。
2 イタリア辺りへ逃げる。
3 茫然自失として、即身成仏となる。
4 昼寝する。

『猿の惑星』より、『猿の軍団』の方が、思い入れが強かったりする。
 遥か、遥か、はーるーかー
 東海(トンヘ)の果てへ旅立てば
 そこにそこに、そーこーにー
 ひもじい世界が待っていた
 マンギョボボンボンボンボンボン
 共食いするのはもう止めて
 怒りの声を挙げるのだ
 恨(ハン)という名の武器を執り、人民らしく戦え
 キムの軍団、キムの軍団
 何するものぞ、何するものぞー♪

投稿: 土門見人 | 2006.07.15 23:18

>多分、原作や前作に脳内修正を加えたいい記憶し
かない人達が難癖をつけているだけだと思うのです。

そういう意味では、トヨエツが小林桂樹の顔マネをしている数シーンは評価できるかな。

投稿: | 2006.07.15 23:20

原作と違っていても面白ければ文句はいわれないとおもいますよ、面白ければね。

ただ面白いとか面白くないとかは、個人の感想だから絶対は存在しないにしても、多数の人がそういう感想を抱いたというのは間違いのないことなのでしょう。

投稿: | 2006.07.15 23:37

うーん、反射的に書くといろいろ不正確ですね。「設置業者」という書き方は一般の方には誤解を招く書き方だったかもしれません。

>改造は誰がやったのか?
以下はフィクションとしてお読みください。

マンションオーナー「******ガスさん? うちのマンションの湯沸器お湯が出ないんだけど」
******ガス「はい、ではサービスマンをお伺いさせます」
サービスマン「ああ、これは湯沸器本体じゃなくて、これに連動している換気扇が壊れてますね。換気扇が作動しないと安全装置が働いてガスを出さないようにするんです。修理費用は******円です」
マンションオーナー「えー、もっと安くならんの。なんならうちのマンション他のガス会社にかえるで」
サービスマン「え、それは…… (仕方ないとりあえず、安全装置を短絡して使えるようにするか)」

投稿: nov | 2006.07.16 00:15

日本沈没。いや具体的に反論するとネタばらしになっちゃうでしょ。例えば首相とか。だから反論しようにも説得力がないものになるのは仕方ない。DVDにでもなったころに反論します。

投稿: | 2006.07.16 08:04

>田中が我が県(島根)に全国知事会で来た
>際に地元紙でインタビューを受けてました
突っ込みどころ満載のインタビューですが、
とりあえず、一点。
>今は五人に一人が六十五歳以上の高齢社会。
>田舎ならもっと。でも、今は六十五歳以上の
>方でもみなさん働いてますよ。改革のヒント
>は地方にある

それなら、東京のホテル住まいの50歳より、
木曽出身の69歳の方が改革も進むってことか?

>将軍様は有権者の前で、どう振舞うか?
1と3は絶対ないわなあ。
可能性が高いのは2?
そこまで露骨でなくても、どこぞの出張先から帰れなくなったことにして、自分は安全なところから、政府批判だけはする、と。

投稿: | 2006.07.16 22:30

>どこぞの出張先から帰れなくなったことにして、自分は安全なところから、政府批判だけはする、と。

 沖縄決戦前夜、出張の名目で本土に逃亡し、そのまま体面を気にした内務省が別の県知事に発令した泉沖縄県知事を思い出してしまった。
 第32軍が常に悪者にされるが、沖縄戦で県民に大きな犠牲を出した本当の責任者は、内務省だということを、思い出さねばならん。
 『沈没』でも、官房長官は我が身かわいさで単身米国に逃亡する筋書きらしいが(オフィシャルガイドによる。よって、ネタバレにならない。)、どうせならキャラ名を「野崎」ではなくて「野崎中」にして欲しかった。逃亡先は、もちろん「地上の楽園」で……

投稿: 土門見人 | 2006.07.16 23:23

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