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2006.08.10

満蒙開拓団棄民

※ 模擬投票も村井さん「当選」 知事選 中高生ら参加
http://www.shinmai.co.jp/news/20060809/KT060808FTI090011000022.htm

 いやぁ、笑い話みたいな。こういう時、タレント候補は「若者からだけは支持された」と自慢するもんだが、裸の王様の正体は、誰よりも若者が見抜いていたわけだ。

 それで、日垣先生も、最新のメルマガでぶつぶつ言ってらっしゃるんだけど、これはきちんと批判しといた方が良いのかなぁ……。一応日垣ブログを開催した時のネタとして取っておこうかな。いかにも夜郎自大な文章で、夕刊紙のデスクが、バイトの学生に、記事に穴があいたから、お前、長野の選挙をネタになんか原稿書いてみろや、方向性は分かってんな? と命じて書かせたよな低レベルなテキストですよ。
 総じて、田中をヨイショしまくった業界関係者って、少なくとも軍人には向きませんね。指揮官のタイプじゃない。指揮官ってのは、ことが負け戦になった時に、いかにして士気を鼓舞するか? という算段まで付けておかなきゃならないわけですよ。この人たちにはそれが全く無い。負けた途端に、オモチャを取り上げられた子供みたいにただ喚き散らかすだけ
 負け戦になった途端に何もかんもうっちゃって、ただひたすらに恨み言を繰ってよしとする。負けるべくして負ける軍隊の指揮官ですよね。そういう連中って。

* ところで、NHK特集で近々満蒙開拓団を取り扱うらしいですが、関東軍が逃げて云々というパタナイズされた話になるでしょう。
 でも、帝国主義時代に於ける植民地の有り様というのは、そんなに歴史のある話ではなくて、まして日本みたいに、ほとんど地続きで植民地を持てた幸運な近代国家というのもそうない。当時の政府も軍も、お手本とすべき植民地放棄のノウハウを知らなかった。
 更に言えば、中ソ、とりわけソヴィエトが、あそこまで過酷で非人道的な行為に出るなんて、当時は誰も想定しえなかったことです。条約も守られるつもりでいたわけで。満蒙開拓団を舞台に、個々で発生した事件や、残留邦人の問題は気の毒ではあれど、他にやりようがあったかと言えば、それもちょっと疑問なんですよね。

※ あわや医療事故、249施設で18万件 薬処方や管接続
http://www.asahi.com/life/update/0809/011.html

 大事なことは、失敗から汲み取り、同じあやまちを未然に防止することですよ。
 所で、昨夜のCBSドキュメントで、アメリカの保険未加入患者の扱いをレポートしていましたが、ある人が、14日の入院で25万ドル請求されて、それは手術等も全く無かったのに、ほぼ同じ治療で、医療保険加入者だと、5万ドルで済むというきてれつな話をしていましたね。
 というのも、医療機関側は、医療保険会社に請求するのも、未加入者に請求するのも同じ金額なんだけど、医療保険組合に関しては、75パーセントオフとか平気でやるので、未加入者への請求がべらぼうな金額に上るんだそうです。
 旅行者の皆さんも気を付けて下さいね。うっかり入院なんてことになったら、100万の単位じゃすまないのがアメリカですから。

※ 医師不足:総数増加も地域・科で格差拡大
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060809k0000m040166000c.html

 このニュースで気になったのは、「町立病院」なんて無理でしょう。というかナンセンス。だって、人口10万の鹿屋に市立病院は無いんですよ。人口20万の高津区には、区立病院どころか公立公営病院のひとつもない。町立病院なんて、それは自治体の体力を越えていると思う。

※ 不妊治療施設:基準クリアは2割未満 妊娠率にも大差
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060810k0000m040165000c.html

 不妊治療って、本当にピンキリですよ。クリニック間で、実力差が一番開きがある分野じゃないでしょうか。何しろほとんど保険が利かないから、基準が無いんですよね。だから都会では、まず実績のあるクリニックを患者側が判別できるか否かで、妊娠できるできないが左右されたりする。

※ オシムジャパン初陣勝利 三都主2ゴール
http://www.sankei.co.jp/news/060809/spo084.htm

 良く解らないんだけど(しかし昨夜のオシム語録も相当に面白かった!)、そもそもどうしてジーコが日本チームを率いることになったんでしょうね。私みたいな全くの外野から見ると、単に、日本サッカーに貢献してくれたことのお礼みたいなもので、勝てるためのチーム作りという部分で、ジーコが相応しかったんだろうか? と疑問に思えてならないのですが。W杯を采配するジーコ監督の評価は結構聞かされたけれど、じゃあ4年間を彼に委ねたことの是非はどうだったのか知りたい。

※ 鋼材落下 上信越道高架トラック横転
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news002.htm

 ここでは過去に何十件も事故が発生しているらしいけれど(今年だけで20数件)、スピードがどうのこうのじゃなく(たぶんこの事故は過積載ぽいけれど)、何か構造的な欠陥があるということですよね。ドライバーがスピードをなかなか落とせない構造的な理由が。

※ ウルトラマン40周年記念作で“同窓会”
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20060809-72830.html

  でも、うちの子供が40年後、メビウスとか覚えているかと言うと、絶対覚えていないと思うね。当時のシリーズと、脚本の出来が全然違うもん。

※ 性的暴言の特養「さくら苑」、処分見直しで施設長解任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000212-yom-soci&kz=soci

 この施設長って、テレビで見る限りでは、30歳前後にしか見えないんだが、いったい何歳なんだろう。

※ 奇岩崩落、鬼の姿に/大和・トルス崎
http://373news.com/2000picup/2006/08/picup_20060809_5.htm

 原因は、大陸からの酸性雨ですよね。

※ タンカーから落ち24時間、自力で海岸に 宮城
http://www.asahi.com/national/update/0809/TKY200608090440.html

 ぜひ、ディスカバリーchの絶体絶命の危機にご出演を!

※ 「堀江前社長をCTOに」 藤田社長、冗談?話題作り?
http://www.asahi.com/business/update/0809/146.html

 うちは虚業ですから……、とわざわざ宣伝しているようなものですよね。

※ 民主上院予備選、大物現職が敗北 イラク戦争容認があだ
http://www.asahi.com/international/update/0809/011.html

 信じられない。あのリーバーマンが予備選で負けるなんて。

※ 本日のブログの下に、土曜日のコミケで商品購入の皆様に差し上げるお土産の写真と説明文をアップしました。これプラス、たぶん全員に、今年のFarnborough+RIATの写真を納めたDVDが行き渡るはずです。

※ メルマガおまけ 裏山が崩れる&シートを取れる代理店

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コメント

>施設長
確か、二日前のTBSの夕方のニュースでは29歳とかでていたような記憶があります。
つか、30歳前後で施設長ってやれるんでしょうかね。その辺も疑問です。

投稿: ななし@北海道 | 2006.08.10 10:09

※ あわや医療事故、249施設で18万件 薬処方や管接続

知人の技術者に言わせると、この調査結果は、「“ひやり・はっと”と“軽微事故”の区別が付いてないところが致命的」だそうな。
要するに、新聞沙汰になるような“重大な事故”以外をすべて“ひやり・はっと”に区分してしまっている時点で、リスク管理の手法としては、はるかに時代遅れであると。

畑村さんの「失敗学」が話題になっても、それが現場に生かされるには至ってないということなんでしょうね。


※ 民主上院予備選、大物現職が敗北 イラク戦争容認があだ

この結果は予想されていたようです。
“2つのアメリカ”の弊害がまたひとつ露わになったということでしょう。
特に民主党内の穏健派はどんどん居場所がなくなりつつあるそうで・・・
日本では、次の米大統領選はヒラリーを擁する民主党が有利だという予測(願望?)をチラホラ見かけますが、穏健派の没落した過激な民主党を支持する米国民がどれほどいるのか定かではありません。

投稿: 規制ごっこ | 2006.08.10 10:53

玉川桜子さんは36歳だそうですよ。

投稿: | 2006.08.10 10:54

>満蒙開拓団
と言えば「赤い運命」。
伊勢湾台風の混乱で両親を取り違えられて三国連太郎に百恵ちゃんが引き取られるんだけど、この三国連太郎がどーしょーもない、ろくでなしで
で、こいつが二言目には「私は満蒙開拓団でお国の為に苦労して~」というんだよね。このろくでなしが! だから当時小学校に上がったばかりだったけどトロウマで「満蒙開拓団」という言葉を覚えています。

でも今でも被爆にしろ、沖縄戦にしろその体験と疑似体験を売りに反論を封じ込める連中が、わんさと居るんだよね。

投稿: デコイ | 2006.08.10 11:20

確かにトロはウマい(・∀・)

投稿: m | 2006.08.10 11:47

>>そもそもどうしてジーコが日本チームを率いることになったんでしょうね。

もともと強化委員からトルシエの後任候補にジーコの名前が全く入っていなかったそうです
ところが川淵会長の鶴の一声で決定に。
理由は実力とか采配云々ではなく、「選手時代W杯の経験があるから世界を知っている」「ジーコほどのビッグネームなら強豪チームと試合が組みやすくなるから」など
結局単に川淵氏の思いつき(電通の入れ知恵説あり)だけで監督になったといっても間違いではありません。だから今そのことについて責任も取らずに会長の座に居座ることに対する批判がネット上でも起こり昨日も試合後に解任デモなどが行われています。

投稿: | 2006.08.10 12:25

> 町立病院なんて、それは自治体の体力を越えていると思う。

 もちろん、病院より有床診療所、有床より無床でいい町は少なくありません。

 地域ニーズにあったスキルを持つ医師確保の問題(そんなヤツはほとんど居ないということ)はともかく、規模の問題よりも、ニーズがあって、かつ、採算性が取れることだけやっていればいいんですよね。

 ニーズがないところに過剰な設備投資をしたり、採算の取れないことが明らかな場合に、コストシフトすら意識せずに突進したりというのが悲惨な結果を招きます。規模の問題は、その一部に過ぎません。

 ただ、隣接した充分な診療機能を持った中核的医療機関にとって、明らかにその地域が商圏から外れている場合は、なんとか商圏に組み込んでもらう工夫が必要です。そんなこと、意外に意識されていないわけです。

投稿: rijin | 2006.08.10 12:28

> 昨日も試合後に解任デモなどが行われています。

こちらから署名に参加できます。
私は署名をしました。 http://kawabuchi.tv/


投稿: ハマの住人 | 2006.08.10 12:58

>関東軍が逃げて云々というパタナイズされた話になるでしょう。

民営化議論から“国体護持”をなしとげた犬HKにとっては、まったく唾棄すべきハナシなんでせう(アナログハイビジョン?あれは“転進”なんです)

投稿: truly_false | 2006.08.10 13:20

>満蒙開拓団を取り扱うらしいですが、
>関東軍が逃げて云々というパタナイズされた
>話になるでしょう。
引揚者の不満は、軍や政府関係者は 先に
家族を逃がして、一般人は後回しになって
悲惨な眼にあったということでしょうか。
他にやりようがあったかと言えば、確かに無くて
満州政府が”土地を捨て避難せよ”と言っても
開拓者は土地を捨てなかったでしょうね。
とは言え、それを言えば 多少のエクスキュースに
なったかも、それでも結局は他の問題で
非難を受けたと思います。
結局は、勝てなかったのが根本原因か?

細かい話ですが、
関東軍は逃げたのではなく、南方に回されて
十分な兵力がないから、開拓団から男手が
根こそぎ動員されて、残った女子供が悲惨な眼に
あった。 

満蒙に限らず、敗戦のベルリンでも
婦女子は酷い目にあいました。
 被害にあった人々にとっては、
負け戦や、侵略を受けるとはこういうものだと
いう言い方は受け入れられないのでしょうね。

投稿: 外資社員 | 2006.08.10 15:06

>確かにトロはウマい(・∀・)
また、やってしまいましたorz(と言うより日常ちゃめしごと…)
×トロウマ
○トラウマ

投稿: デコイ | 2006.08.10 16:01

>条約も守られるつもりでいたわけで。
昨日の朝日ニューススター「ニュースの深相」では「大東亜当時の日本軍には指導層以外は国際法の知識が全く無かった」という興味深い話がありました。
「生きて虜囚の…」とあるように生存権をかけた聖戦においては捕虜や敵住民を保護すると言う概念は成立しない、といったような内容でした。
私は常々ジュネーブ協定など偽善極まりないと考えていたので納得してしまいましたが実際はどうだったのでしょうか?

投稿: | 2006.08.10 16:23

ジュネーブ協定ではなくジュネーブ条約でした。

投稿: | 2006.08.10 16:29

デコイさん。

あなたもトラウマを抱えた被害者の一人なのですね。
だから、その体験を主張する権利はある。

投稿: 行き台湾! | 2006.08.10 16:47

初めて書き込みさせていただきます。よろしく御願いします。

※ 性的暴言の特養「さくら苑」、処分見直しで施設長解任

施設長が若い施設は私の周りでは結構多いように思います。
理由としては、
1、オーナーの肉親
2,ここ10年くらいでぽこぽこ建ったため人材が不足気味。
3,職員の定着率が非常に悪い業界なので安心して任せられるベテランが少ない。
などがあるようです。

投稿: huku | 2006.08.10 17:28

ブライト艦長役の鈴置洋孝さんが肺癌によりお亡くなりになっていたとの情報が流れている。
セイラさん役の井上瑤さんも数年まえに亡くなったというのに。
56歳という若さで旅立たれるとは…
ご冥福をお祈りいたします。

投稿: hhh | 2006.08.10 17:44

>他にやりようがあったかと言えば、確かに無くて
>満州政府が”土地を捨て避難せよ”と言っても
>開拓者は土地を捨てなかったでしょうね。

なぜそんなことが言えるのですか?
ソ連は充分に恐れられていたようですが。

>細かい話ですが、
>関東軍は逃げたのではなく、南方に回されて
>十分な兵力がないから、開拓団から男手が
>根こそぎ動員されて、残った女子供が悲惨な眼に
>あった。 

南方に抽出されたという長期戦略的な移動と、「逃げ出した」といわれる短期集中的な移動はまったく別のものです。

確かに逃げたわけではないですが、朝鮮半島の付け根に防衛線を張るべく、開拓団には何も告げずに満州を抜け出し、速やかに転進を行ったのです。
この「鮮やか」な作戦を立案したのが今も存命のフィクサー、瀬島龍三中佐であるというのもよく知られた話。

投稿: L-Wing | 2006.08.10 17:58

>民主上院予備選、大物現職が敗北
>イラク戦争容認があだ
>信じられない。
>あのリーバーマンが予備選で負けるなんて。

私も全く同様の意見を持ちました。
ホントびっくりですわ。

テレ・ヴィでちょろっとやってましたが、リーバーマンがモーフィングでブッシュになるという「いやーこりゃ効果的だろうけど品性としてはどうよ?」ってカンジのCFを流してたみたいですね、相手陣営は。

で、そんなCFを流した相手っつーのがさぞやヒダーリな叩き上げ職業活動家みてーな人かというとこれがさにあらずで、大変な旧家・名門出身で目を剥くような大金持ちの優秀なIT企業家だそうですよ。ちなみに奥さんも超高給取りの株式専門家でガキどもはみんなハーヴァードに行ってるらしい。うーん、鼻白むぜ。

アメリカン・エスタブリッシュメントもユダヤとワスプで分裂してきとるという兆候かッ?(←それは考え過ぎ)

しかしまぁリーバーマンはなんか本選に無所属で立つそうで(で、受かったら復党するんでしょう)、アメリカじゃそういうのってよくあることなのかもしらんが、あれだけの大物がそんなことするってのはそりゃちょっといくらなんでも 必 死 だ な 過ぎるんでやめてもらいてぇなぁ。あっさりロビイストに転職すりゃいいじゃない、そのほうが今より以上に影響力を発揮できるかもしれないくらいなんだから。ねぇ。

投稿: kamikitazawa | 2006.08.10 18:39

>>満州政府が”土地を捨て避難せよ”と言っても
>>開拓者は土地を捨てなかったでしょうね。
>なぜそんなことが言えるのですか?
>ソ連は充分に恐れられていたようですが。
単なる私見なので、言い争う気はありませんが、
私が土地を捨てないと思ったのは、
農民の土地への執着心故です。 苦労して入植した
土地ならば、簡単に捨てられないと思ったからです。
農民に限らず、予想の段階で人間が生活基盤を
捨てるというのは非常に困難だと、自分自身から
も思います。 三宅島でさえ、避難勧告を
危険が迫るまで無視し続けた人は多いですよ。
無かった非難通達:IFの話ですので、
根拠の一例にてご勘弁を。

>朝鮮半島の付け根に防衛線を張るべく
軍事の専門家ではないので、そうなのですか
としかいえません。 

大石先生の”逃げた”が、満州国民を守るべき
任務を放棄という意味なら、その通りなので
”逃げたのではなく”は取り消させて頂きます。


投稿: 外資社員 | 2006.08.10 19:30

>そもそもどうしてジーコが日本チームを率いることになったんでしょうね。

ジーコ就任の経緯とそれに伴う川渕会長の責任については
 2006/08/10 12:25:22 の方ののコメント通りです。
(様々なインタビューで会長自身が語っていますしね)

>勝てるためのチーム作りという部分で、
ジーコが相応しかったんだろうか? と疑問に思えてならないのですが。

前回の日韓大会で日本はトルコに敗退し、WCからベスト16で去りました。
(これはこれで立派な成績だったんですけど)

そのときの試合内容から、前任のトルシエのどちらかと言えば、規律(約束事)を
重視するやり方に協会は限界を感じ、日本が次の段階に上がるには、
個人の力と選手の自主的な判断力の強化が必要であると考えたようです。

そこで「選手の自由」を標榜し、日本を良く知るジーコが最適であると考え、
ジーコ・ジャパンが誕生することとなりました。・・・たぶん。
(監督経験のなさは彼の豊富な経験で、何とかなると考えた?)
しかし実際は自由と言う名の放任であり、何の策もなくWCに挑んで、
無惨な敗戦となってしましたが。

>W杯を采配するジーコ監督の評価は結構聞かされたけれど、
じゃあ4年間を彼に委ねたことの是非はどうだったのか知りたい。

「非」の部分は結構挙げられるのですが・・・。

信じた選手を特権階級とし、日本代表をほとんど競争のない
ぬるい集まりとしてしまいました。
またコーチ経験がないためなのか、トレーニングもだらだらとした
雰囲気の中で行なわれていたようです。

そのぬるい雰囲気のためなのか、親善試合でも予選でも酷い試合はいくつもありました。
大石先生も当時のHPで酷評されていましたし、
当然のことではありますが、日本代表の観客動員も落ちてゆく一方でした。
それにも関わらず、なぜ4年間も任せたのかと言うと、切るタイミングがなかったからです。

予選では危なげながらも、イランのホームでの一敗のみで、あとは全勝。
コンフェでレーションズカップでは強豪国相手に善戦し、
逆境の中国で行なわれたアジアカップでは、幾度も逆転勝ちをして
見事に優勝してしまう・・・。

処々のポイントとなるところで、ジーコは奇跡的にも結果を残し、
試合内容は悪くとも、協会は解任する理由を見つけることができませんでした。

もし協会がはっきりと「日本は将来、このスタイルのサッカーがやりたい」
という理想像があったのならば、結果を残していたとしても
「我々の目指すものとは違う」と解任もできたのでしょうが、残念なことです。


「是」の部分は・・・、ちょっと考えて見ます(笑)

投稿: とら | 2006.08.10 20:21

なんのテーマの「朝まで生テレビ」か忘れたが、満州からの引き揚げた方の説明によると、彼の地では開拓も開墾もなかった。中国人の農地を奪っただけと言ってました。たぶん、入植した地域の状況で自ら開墾した地域と、軍のバックを頼りに奪った土地とがあるのでしょう。中国人から見れば倭冦的満蒙窃盗団ですよ。ゆえに引き揚げの状況がいかに過酷であっても日本人は被害者面できない。
引き揚げた方の再入植地として千葉の三里塚があります。水の手が悪く、石が多くて開墾は熾烈を極めたようです。再度の国策は空港建設で出て行けですからこれは怒るのは当然です。国は何やってんだか。

投稿: そろり | 2006.08.10 20:30

目黒区議会議員・目黒区行政監視団代表・ジャーナリスト須藤甚一郎の康夫落選記事です。
http://jin1ro.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/scu1_diary/scu1_diary.cgi?action=article&year=2006&month=8&day=7#20060807419

投稿: | 2006.08.10 20:40

>関東軍が逃げて云々
 陸関係あまり詳しくないですが、陸軍はドイツ降伏辺りから対ソ戦不可避と判断して、満州南部・朝鮮北部に防衛線築くべく、諸兵団を南に下げ始めていた様ですね。
 まぁ、犠牲にされる民間人はたまったもんじゃありませんが、軍事的には下がれる従深があるだけまだマシってモンですかねぇ。冷戦期のNATO軍なんて、地理・政治的に従深活かして戦うってのが不可能で、何とか防衛するために、放射線強化爆発力減少弾(中性子爆弾)、精密誘導兵器、MLRSの開発に大枚投入してましたから。
>ブライト艦長役の鈴置洋孝さん~
 合掌・・・

投稿: 名無し二等空士 | 2006.08.10 21:31

>「大東亜当時の日本軍には指導層以外は国際法の知識が全く無かった」

ジュネーブ条約
第百四十四条〔条約の普及〕
 締約国は、この条約の原則を自国のすべての住民に知らせるため、平時であると戦時であるとを問わず、自国においてこの条約の本文をできる限り普及させること、特に、軍事教育及びできれば非軍事教育の課目中にこの条約の研究を含ませることを約束する。
②戦時において被保護者について責任を負う文民の当局、軍当局、警察当局その他の当局は、この条約の本文を所持し、及び同条約の規定について特別の教育を受けなければならない。

>>>>文民の当局、軍当局、警察当局その他の当局は、この条約の本文を<<<<
>>>>所持し、同条約の規定について特別の教育を受けなければならない。<<<<

基本的に、「指導者層」と担当部局以外で知っとく必要があったんですかね?

投稿: truly_false | 2006.08.10 21:42

>中国人の農地を奪っただけと言ってました。

もともと満州は清を建国した満州民族の土地であり清帝国は漢民族に対しては禁足の地としてこの地に入ることを禁止しておりました。しかし漢民族が勝手にどんどん入り込んで居座って土地を取ってしまったわけです。
チベットも同じです。いつものパターンです
彼らはまた、常に国が荒れている状況でしたので安定して住める場所を求めて入ってきて
しまうというのもありました。日本人が満州を手に入れてからさらにその動きが増し。
国民党や軍閥の重税を逃れ満州に入植した
中国人もかなりの数にのぼりました。説明しますと。地域の支配者がコロコロ変わるたびに軍事費を得るため税金を取られます。当時の中国には6百の政党と50~60の軍閥政府があり、それぞれ「われこそが中国の正当なである」と唱え勢力争いの戦争に明け暮れていました。
国民党はその中でも主流派の大きい所の
一つでしかありません。中共などはその他
大勢の中の一つでしかありませんでした。
とにかく朝にある軍閥が勝って税金を徴収されたと思ったら夕方に別の軍閥がやってくる
などたまったものではなかったそうです。
そんななかで出現したのが比較的安定した
満州国でした。多いときには年間100万人の中国人やその他の民族が新天地を求めて流入しました。まあ先進の重工業地域でもありそれだけの移民を受け入れるだけの経済成長率を保っていたというのもあったんですよ。後にそこに目をつけたのが毛沢東です。
彼曰く「他の全てを失っても東北三省さえ
あれば盛り返すことができる」と。
(ちなみに日露戦争前には100万人から数百万人の人口・・アバウトだな・・、1908年の時点で満州の人口は1583万人、満州国建国前の1931年には3000万人近く増加で4300万人、1941年には人口は5000万人にまで増加していた。)

投稿: | 2006.08.10 22:38

おっと書き忘れた。
ちなみに満州に移民した朝鮮人は1945年ごろには300万人に増えていたそうだ。
地元の中国人農民といちばんトラブルが多かったのも彼ら。旧属国でずっと苛められてましたから日本人以上に積年の恨みと言うか中国人、満州人との間に民族的な確執があったみたいです

投稿: | 2006.08.10 22:44

訂正
>それぞれ「われこそが中国の正当なである」
     ↓
それぞれ「われこそが中国の正当な政権である」

投稿: | 2006.08.10 22:47

>トラウマを抱えた被害者
8月6日の読売新聞の人物語で、中国人を銃剣で刺し殺した人が遺族を詰問してしまったとありましたね。無実の人でなければ殺人が合理化できて、良心の呵責から逃れられるから。アメリカが原爆が必要だったと言い張るのは、非道徳だと思っていることの裏返しなのか。
戦後日本の暴力的な父親の何割かは、PTSDのせいだったのかもしれませんね。

>ジュネーブ条約
将来、高校・大学で戦争学が必須科目になったりして。

投稿: so | 2006.08.10 23:11

>中国人を銃剣で刺し殺した
「蟻の兵隊 」
http://moviewalker.yomiuri.co.jp/schedule/0000/mo4421.htm

この山西省残留部隊の話かな。アエラやピアに批評が載っていましたが、人道に関する優秀賞受賞(香港国際映画祭)なんて聞くと見に行く気が失せました。

投稿: そろり | 2006.08.11 00:06

>満州に移民した朝鮮人
当事、韓国は日本(日韓併合で韓国は存在しない)。朝鮮人は日本国民。通州事件の被害者の相当数が朝鮮人。朝鮮人日本兵も台湾人日本兵も存在することを失念している人、案外多いですよね。戦争犯罪人が終戦後に日本人でなくなっている可能性も。

投稿: so | 2006.08.11 00:11

鹿屋には、鹿屋徳州会病院がありまんがな!

投稿: とんぼ | 2006.08.11 10:43

>>中国人を銃剣で刺し殺した

ああ。むろん、シャバの「中国人」ではなく、「中国人」“便衣兵”(八路軍の)ね。よく支那共産党が言うのよ。そこらのシャバの庶民を面白半分で頃してたってみたいに。
それに、支那に残留してた日本軍将兵をコキ使ってたのは八路軍のほう(なかには朝鮮戦争にまで投ぜられた人もいたとか)

投稿: truly_false | 2006.08.11 13:04

>>だから今そのことについて責任も取らずに会長の座に居座ることに対する批判がネット上でも起こり昨日も試合後に解任デモなどが行われています。

オシムの名が出た数日後のインタビューで、川淵会長はオシムにオファーを出す理由として「第一に人柄」などと言っていました。責任を取るどころか、このヒトには反省すらないのかと思いましたね。

投稿: aquila | 2006.08.11 13:52

>中国人を銃剣で刺し殺した
>>シャバの「中国人」ではなく、「中国人」“便衣兵”(八路軍の)ね。
読売新聞の記事によれば、
・炭鉱の警備を担わされていた
・共産党軍が攻めてきた時、途中で戦闘をやめた

その刺した人は戦後、上官から残ってくれと言われ、国民党軍と手を組んで共産党軍と戦い、捕虜になった。

投稿: so | 2006.08.11 23:41

上官から言われたのはまだイイほうで、日本への引き揚げの為に集合した場所から、八路軍によって“強制連行”された将兵もいたそうな。

投稿: truly_false | 2006.08.12 00:57

蟻の兵隊の原作というか?製作裏話インタビューはこちら
私は「蟻の兵隊」だった 奥井 酒井 共著
岩波ジュニア新書 ISBN 4-00-500537-3

反日以前 水谷尚子 文芸春秋
ISBN 4-16-366340-1

と併せて夏蒸し暑さ倍増にどうぞ

右も左も碌なことはない
#こうやって大石家に流れる筈の図書券が他所にいってしまう

投稿: pongchang | 2006.08.12 06:03

 関東軍が、ソ連参戦以前に邦人会にいざという時の避難計画についていろいろと調整しようとしていたけど、むしろ邦人の方が「軍は腰抜けだ。我々は自分の開拓地を守る」と頑強に抵抗し、かえって関東軍が閉口していた模様。

 なお、関東軍が見捨てようが見捨てまいが、ソ連もハーグ条約を批准していた以上、非軍事目標への不攻撃、非戦闘員の保護といった交戦者の義務は果たさざるを得ず、これを完全に怠ったというより、無視した以上、邦人の犠牲の責任は関東軍ではなく、赤軍にある。

投稿: 土門見人 | 2006.08.12 14:35

>無視した以上、邦人の犠牲の責任は関東軍ではなく、赤軍にある。

まったくその通りなんだよなあ。普通はね?
でも、大勢の日本人を拉致していながら
「これが日本に対する罰である」って
向こうの人(ロシアの政治家)は堂々と言っちゃうんだよなあ。
世界はシドニー五輪のフランス柔道みたいなのがデフォなのかな


投稿: | 2006.08.13 11:34

ソ連がいちばん悪いってのと関東軍の無責任作戦が悪いってのはまったく問題なく両立する命題だと思うのですが。

投稿: | 2006.08.14 07:47

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