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2006.08.09

48時間の約束

※ NHKスペシャル 硫黄島・玉砕戦
 生還者61年目の証言

 米軍は最後には、海水とガソリンを一緒に洞窟に流し込んで火を点けるまでやったわけですね。それで投降しない日本兵を殺した。
 純粋に戦略上の判断を下すなら、硫黄島の日本軍が投降せずに、ひたすら陣地に籠もってゲリラ戦を繰り返したのは、正しい戦法だったと思う。だって、彼らに負わされたものは、「捨て石」としての本土決戦までの時間稼ぎであったのだから。総力戦というのは、そういうことですよね。捨て石に悲惨な運命が待ち受けていることは自明のこと。
 ただ疑問だったのは、物量に優る米軍が、どうしてあんなに犠牲を払うことになったんでしょうね。他に戦術は無かったんだろうか。
 あと、まだ1万柱の遺骨が眠っているそうなんですが、これは要するに、1万人の最後が分かっていないということですよね。洞窟は埋まっているしで。きちんと掘り起こして、慰霊して欲しいですけれどね。

※ 「48時間の約束」 NHKスペシャル・にっぽんの現場

 かつて児童虐待による死亡が一番高いとされた埼玉県の児童相談所の日常をルポするもので、中央児童相談所の担当部長を軸に番組が回る。この担当部長というのがなかなか良いキャラで、勝谷誠彦を思いきり善人にしたような人なんですが、「48時間」というのは、通報を受けてから、48時間以内に、児童福祉士が通報があった現場に赴き、実際に子供を眼で見て確認するというシステムらしくて、72時間では子供の命が危ない、24時間では職員が持たない、ということで、48時間ということに決まったらしい。

 部長さんが、「ケースワーカーは一人前になるのに10年懸かるのに、すぐ燃え尽きてしまう」と言い、番組の最後に、「大人で将来に希望を持っている人は少ないでしょう。でも子供はもっと少ないですよ」と嘆くんだけど。
 いや私は、この番組を見始めた瞬間、「児童相談所にも逮捕権やりゃ良いんだよ……」と思っていたけれど、問題はそういうことじゃないよね。番組始まって5分もしないうちに、こりゃここ(児童相談所のオフィス)は戦場だぞ、という雰囲気がビシバシと伝わってくる。ひっきりなしに鳴る電話の向こうには、いまにも子供の首を絞めかねない母親がいたりするわけですよ。
 暴力を振るう保護者から信頼を得つつ被害者である子供を守らねばならない、そのさじ加減の難しさが、レポートから汪溢してくる感じがあった。

※ プールのボルト不備指摘の業者、翌年「指名」外れる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060809i401.htm?from=main4

 なんだか、どす黒い話になって来たなぁ。

※ 髄液漏れ:子供の症例次々明らかに 「苦しさ分かって」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060808k0000m040144000c.html

 ぐらしか~。30年前の私そのものだ。でも原因が解っただけでも良いですよね。それだけでも自分に自信が持てる。私の時は、二十歳を待たずに死を待つか首くくるしか選択肢は無かったんだから。

※ 大阪・連続監禁 殺人容疑で立件へ
http://www.asahi.com/national/update/0809/OSK200608080205.html

 最初、このニュースを聞いた時には、どうして警察は死人が出ていたにも拘わらず、捜査しなかったのだろうと思ったんだけど、警察にとっては、この男性のケースは、日常のドメスティック・バイオレンスには写らなかったんですよね。最初に110番を受けて出動した時点で、刑事ではなく民事ということでインプットされたまま修正されることなく事件が進行した。ああまたこの暴力息子か……、くらいで済ませてしまい、いざ新聞沙汰になるまで、その凶暴性に気付けなかった。

※ 靖国神社:麻生外相私案にコメントせず 過去に国営化案
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060809k0000m010161000c.html

 このアイディアは良いと思うんだけど、靖国側はとても応じないだろうなぁ。昨夜のTBSニュースの関係者へのインタビューとか見ていても、微塵もそんな雰囲気は無かった。

※ 韓国大統領官邸に「摂理」信者 韓国誌報道
http://www.sankei.co.jp/news/060809/kok013.htm

 やることなすこと、原理のデッドコピーじゃん。

※ 通知表:「別のクラスより厳しすぎ」親指摘で書き直し
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060809k0000m040160000c.html

 不思議なのは、どうして保護者は、隣のクラスと違うと分かったんだろう。

※ ドコモ国際サービスに障害 通話、メールが困難に
http://www.sankei.co.jp/news/060809/kei010.htm

 10年前、ネットのローミング・サービスで起こったことがとうとう電話サービスにまで。今年は、携帯のローミング・サービス元年みたいなもんだしねぇ。たぶん去年とは利用者の桁が違うはず。

※ ホンダが子会社設立 4年後めどに航空機量産
http://www.sankei.co.jp/news/060809/kei002.htm

 本気だよ、ホンダ……。株持っている人は今の内売っといた方が良いかも。

※ 日本医師会、出産事故救済提言へ 医師に過失なくても補償
http://www.sankei.co.jp/news/060809/sha021.htm

 こういう時、金出さないって言うから、少子化医者不足への国の真剣度を疑われる。

※ 台風7号、9日午後には関東方面へ 大雨に警戒必要

 私、これ凄く困ってまして、スカパーAXNでは、今毎日トム・ハンクス制作のアポロ計画のドラマシリーズを放映しているんですよ。でこれは、聞くところによると、BS版、地上波版、DVD版といろいろあるらしく、BSがDVDと一緒なのかな、今AXNで放映されているのは、NHKの地上波版の吹き替え版らしい。で、DVD版の吹き替えが、かなり評判悪いらしいんですね。なんで地上波版で出さなかったのか不思議なんですが。
 で私はこれをRに落とすつもりで毎日録画しているんですが、何しろスカパーは雨に弱い。台風に居座られると非常に困るんですよ。夜と夕方の二回放映しかないから。
 案の定、今朝は6時前からスカパーはボロボロですよ。

※ コミケ準備

 すみません。ビデオは間に合いませんでした。もうどうにもならない。せめて写真だけでもと、東芝MXで焼き始める。3枚続けて失敗。スピードを落としたりしてみたけれど、途中で必ずシステムがハングアップする。
 で――、B's Goldの、
オンザフライ方式・作業ドライブにトラックイメージを作成せずに書き込みます。転送時間が間に合わない場合はオフにして下さい」のチェックボックスを外したらやっと解決。転送時間が間に合わないはずはないけどなぁ……。
 30枚焼いて、一応サインを入れて、スタッフ宛発送。残念ながら、私は参加出来ません。その頃は寝てます。お土産は、例年以上に諸々用意しました。全部写真を撮ったので、明日にでもお土産一覧をアップします。そもそも今年の出し物は何かって? 知りません(~_~;)。

※ メルマガおまけ 人類にとっての一歩&007新作&小菅ダイエット第2弾キター!

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コメント

オンザフライでの書き込みは、転送速度だけでなくCPU処理能力不足でもダメになります。

よっぽどの強力パソコンでなければ、使わぬほうが吉です。

投稿: そあ | 2006.08.09 10:36

※ 「48時間の約束」 NHKスペシャル・にっぽんの現場


 私は自分が現場に近い立場だったので言いづらいのだが、HPに児童福祉司になれなかった話しと、ならずに生徒を救った話を載せている。
 児童福祉司は、一生福祉司のままでうだつが上がらない、やる気がないで滞留している淀みの人と、やる気満々の人と2極分化していたらしい。しかし人事権を持っている人にとっては、職員Aを福祉司にすると3人余計に子供が救われ、職員Bでは3人少ないとしても(どうして3人という数値を測定するのかの話は別にして)、自分の利益には関係がないから、人間関係や好き嫌いで人事を決めても何ら問題がない。
 これは何処の組織集団でもつきまとう問題だが、役人の場合は特にひどい。児童福祉司の選び方については、新聞では児童心理を専攻した若手を増やすべきだとしている。だがそれでうまく行くのだろうか。養成するのに10年と言うが、生活保護とか税の徴収とか用地買収、MSWなどの経験者の方がその10年が短くて済むと思うのだが。(読むべき心理は子供の心理ではなく、大人の心理なのだが)

 ※ 大阪・連続監禁 殺人容疑で立件へ
 
 その一に、面倒なことはやりたくないから、面倒ではない方の事件として扱うことにしている。その二に、人間は見たいものだけを見る。見たくないものは目の前にあっても見えない。

投稿: 早隠居 | 2006.08.09 11:46

>生活保護とか税の徴収とか用地買収、MSW
>などの経験者の方がその10年が短くて済む
そりゃそうだ、生活保護は扱う対象が重なるし、MSWも年寄りばかり扱うと気が腐るから、すこしやりがいのある方面に転地させて養生したほうが、心が荒まなくて済む。
あとは教諭か、教育大学院じゃなくて心理の大学院に内地留学させて。でも、市の管轄だと人事権の壁があるか?

投稿: pongchang | 2006.08.09 12:08

自分も見ました。

アレくらい質のいいドキュメントばかりなら受信料を喜んで払うんですけどね。変なハンリュウドラマの買い付けで何億円とか、そういう話で払う気も帳消しです。

頭をなでようとしても、虐待されている子どもは殴られるかと身をこわばらせてしまう、というような話が出てきましたが、本当に大きな傷を幼心に負っているのだなあと思いました。米国では虐待の兆候があるだけでも、強制保護、逮捕になる州もあると聞きます。私の住んでいたオハイオ州では、子どもだけで車で待たせているだけで、親が虐待で逮捕されることも普通にありました。

こういう分野は職人芸でちまちまと細かい事情を勘案しながら判断を下していくよりも、疑いがあるだけで原則、保護隔離。保護児童数の増加に耐えれるだけの箱を用意する、という(アメリカ式)物量作戦のほうがうまく良くと思うんですが、どうなんでしょうねえ。

投稿: 鈴木 | 2006.08.09 12:48

> 通話、メールが困難に

携帯電話は公衆便所の便座より汚いそうです。
トットと捨てて街に出ましょう。

出展記事引用訳はこちら

http://www.sorainu.com/archives/50438952.html

元ネタはこちら

http://www.allheadlinenews.com/articles/7004410895

投稿: ハマの住人 | 2006.08.09 13:00

>物量作戦のほうがうまく
なかなか質は保証出来ない。残念ながら。
番組の中でも「父親が施設出身で施設の中の事を思うと預けられない」というエピソードがあった。
平行して、老人施設のアシライのイザコザがある
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060806i211.htm
老人介護は極力需要に応じようと器を大きくしたが、その器を担げるだけの人手は無い。
番組でも3倍いれば児童相談所職員が燃え尽きないでといっていたが、やはり人的資源に限りはある。

投稿: pongchang | 2006.08.09 13:26

※ NHKスペシャル 硫黄島・玉砕戦

生き残った方が活き活きと証言されているのは良かったと思います。

反戦的な演出はお約束。

どうせ演出するなら、日米双方で生き残った元兵士たちが硫黄島で抱擁し合うような和解のシーンでも付け加えておいて欲しかったですね。

投稿: 規制ごっこ | 2006.08.09 14:29

硫黄島の司令人事は東条英機が人事介入して無理やり嫌いなインテリ栗林にしたという説がありますね。
あと、30代中年兵は丸亀連隊へ竹槍事件で毎日新聞の新名記者を召集するときに、一人37歳の新名を招集すると批判されるので辻褄あわせに召集された大正年間に徴兵検査を受けた人間を召集したときの人たちが硫黄島送りになったようですね。当の新名記者は海軍によって救われて辻褄あわせで召集された中年兵は硫黄島で全員死亡。
悲惨ですね。

投稿: dada | 2006.08.09 15:01

>NHKスペシャル 硫黄島・玉砕戦

NHKを見た限り、海水にガソリン混ぜ有り
生き埋め有り、火炎放射器有りの凄まじくて
凄惨な戦いだったようですが。
両軍とも最後の最後まで禁断の毒ガスの使用には踏み切らなかった。ある意味そういう局面でさえ理性を保っていたともいえるし。
逆に制限をかけたからこそ、戦いが長引きより凄惨な戦いへとエスカレートし、その日本兵とのすさまじい陸戦の経験が米軍の日本本土への上陸戦を忌避させ空爆至上主義へ進み
やがては原爆の使用へと行き着くところまで
行ってしまった。というのは私の考えすぎ
だろうか?第一次大戦の毒ガス戦の悲惨さ
から学んだ人類が毒ガスの使用をためらった
結果がこれだとすればあまりにも皮肉すぎる

投稿: KKKK | 2006.08.09 15:31

>生活保護とか税の徴収とか用地買収

の経験者はそういう場所を渡り歩くと、よくも悪くも法の穴を知りすぎてしまう傾向がありますね。
中年になってはじめてケースワーカーになると、事なかれ主義になるひとも...

投稿: 九州人 | 2006.08.09 17:32

>大阪監禁男
警察が動かなかった理由については先生の言われていることも該当しましょうが、日本では警察は基本的に〝住所不定無職〟と〝組織暴力〟を取り締まってさえいればチャンと仕事してることになってた時代が長かった、という話がありまして、まーそれは日本に限らないかもしれませんけども(他の先進国は日本ほど〝組織犯罪〟がヴィジブルではないでしょうが)、で、警察組織にはまだまだそういう意識が染み付いているところに持ってきて最近はイジョーに忙しいということでもあるそうで、「金持ちの息子のアパート管理人(って新聞とかでも最初は言ってましたよね。今は〝無職〟ってなってますけど)が成人女性相手になんかやっとる」だと警察は動かない、ということなんじゃないかいな、と私は考えておりますが。 

投稿: kamikitazawa | 2006.08.09 18:50

>暴力を振るう保護者から信頼を得つつ被害者である子供を守らねば
番組みてません、すんません。
でも暴力を振るう保護者(=信頼できない人間)から信頼を得るって、根本からすでに無理がるあると思う。言うなればキム・ジョンイルのご機嫌取りをするようなもんでしょ。そりゃ職員に負担がかかりますよ。

鈴木さんの
>ちまちまと細かい事情を勘案しながら判断を下していくよりも~(アメリカ式)物量作戦のほうが
うまくと私も思えるんですよ。

>3倍いれば児童相談所職員が燃え尽きないでといっていたが、やはり人的資源に限りはある。というpongchangさんご指摘も 、もっともですが児童相談所の人員だけの話じゃないですよね。アメリカでも強襲チームは警察官ですよ。
だから日本でも生活安全課あたりに常設の強襲班を置いたら良いと思うんですよね。ローテンションも考えて1班2チーム計4名いれば良いでしょう。それを県内で数箇所置けば足りるんでないでしょうか。


警官を増員してますが、それでも足りなければ交通課の取締業務を民間委託と機械任せにどんどんシフトして浮いた人員を回せばよい。(そもそも交通課業務は一般警察業務から外した方いい。一般市民の警察不信の原因は交通取締によるところ大なんですから)そして強制保護のガイドラインを作りその最終決定は福祉司が行い強襲班に通知、自分も現場に立会うようにする。

ガイドラインには試行錯誤が必要でしょうし時代とともに変化もするでしょうが、人命を最優先に強制力を行使する。親権の回復は裁判で可能ですが人命の回復は不可能ですから。そうすれば児童相談所は、ある段階で親の説得と言う不毛な作業から開放され児童自身のケアにもっと重点をおけるのじゃないでしょうか。

投稿: デコイ | 2006.08.09 19:08

>※ 髄液漏れ:子供の症例次々明らかに 「苦しさ分かって」
> ぐらしか~。30年前の私そのものだ。でも原因が解っただけでも良いですよね。それだけでも自分に自信が持てる。
>私の時は、二十歳を待たずに死を待つか首くくるしか選択肢は無かったんだから。

将来、機会があったら、大石先生の当時を描いた自伝か小説を読みたいと思います。
どちらの選択肢も、死という結末は共通なだけに、心に重いものが残りました。

投稿: まーねこ | 2006.08.09 19:13

>生活安全課あたりに常設の強襲班
アレゲな粗暴親を逮捕した結果としての児童保護にもつながるか、治安確保の面でも。
東大X学園の父親とか(藁)

投稿: pongchang | 2006.08.09 20:42

>アポロ計画のドラマシリーズを~
 国営放送地上波では、こんなのやる模様
ドキュメンタリードラマ「宇宙へ~ 冷戦と二人の天才」
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/spacerace/index.html
 ソヴィエトのコロリョフ、アメリカのフォン・ブラウン視点で、宇宙開発競争描いたドラマの様です。
 制作は、アタリ・ハズレの落差が酷いBBC・・・

投稿: 名無し二等空士 | 2006.08.09 20:44

※コミケ
>>そもそも今年の出し物は何かって? 知りません(~_~;)。

あの・・・7月末に連絡済なんですが・・・

8月12日 土曜日 西“や”ブロック-35a
【新刊】司馬3佐がみてる~夏~  オフセ 32P
【既刊】サイレント・コア        オフセ112P

今年のメインは「大石センセのサイン会」の予定だったんですけど(苦笑)

投稿: サイレントコア事務局 | 2006.08.09 20:50

>児童相談所

自分の住んでいる地域では勤務している人の大半が女性だった。通報を受けて虐待を受けている児童の元へ行ったまでは良かったが、暴れる親達が手に負えなくて逆に暴行を受けてしまい……という話は聞いた事がある。現場はほとんど戦場並みの修羅場なんだそうで、一時はそれが当たり前であるかのようにパトカーやら救急車がひっきりなしに飛び交っていた。そして行政の対応はもちろんアレ(知らん顔)だから人員確保もロクに出来ず。これではさすがに燃え尽きてしまうのかもしれない。

本来なら屈強な警官を同行させてその場で現行犯逮捕してしまうのが一番手っ取り早いと思うのだが、今はどうなのだろうか。

投稿: ddd | 2006.08.09 21:15

>ドキュメンタリードラマ「宇宙へ~ 冷戦と二人の天才」
コロリョフ博士がなくなったところで、終わるんだろうか。だとしたら幻のソ連月ロケットN-1は触れられず終いかな。

投稿: s_doi | 2006.08.09 21:42

恥かきまくり(__;)
下のほうまで見たら、N-1に言及してた。
映像とかあるといいなあ。
先の書き込みは無視してください

投稿: s_doi | 2006.08.09 21:47

 >>ホンダが子会社設立 4年後めどに航空機量産

 あまり関係ありませんが、本日、神戸市の新消防ヘリコプターの購入についての入札が行われ、川崎重工業が落札しました。金額は、6億5700万円でした。その他の参加者は、ユーロヘリの計2社。
 機種は、やっぱりBK117だろうなあ。CH-47JAだと面白いんですが。ユーロヘリは、ドーファンかスーパーピューマだろうし。

投稿: らりぱ | 2006.08.09 21:52

>硫黄島

硫黄島は現在、我々自衛官しかいないのですが、激戦の地であるため、犠牲者に方には不謹慎ですが幽霊話の尽きない場所であります。

実際、心霊現象の話題には事欠きませんし、その環境に耐えきれず任期半ばで転属をする者もいます(国旗を掲揚している時に、自衛官の隊列の後ろに並ぶ、旧日本軍兵士の分隊を見た者も)。

さてその硫黄島の心霊現象もある出来事の以前よりは遙かに静かになったそうです

それは天皇陛下が来島されて、慰霊をされた以後だそうです。

投稿: 陸の海自隊員 | 2006.08.09 21:53

http://www.city.kobe.jp/cityoffice/48/kidoutai/heri.html

 前記の補足で、神戸市消防が使用している機体の紹介です。みんなBK117。

投稿: らりぱ | 2006.08.09 22:15

>結果がこれだとすればあまりにも皮肉すぎる
冷戦期、全面戦争を回避しようと努力したら、米ソいずれかの後押しがあれば国家の滅亡がないと安心して、戦場では無制限に暴力が拡大したのも同じ。

>空爆至上主義
WW1の塹壕戦で戦闘不能になる軍人が多数発生。絶間なく続く砲撃によって死の恐怖にさらされた結果だと考えられました。脆弱な民間人を標的にすれば軍隊を相手にするより効率的に勝てるという考えが発生。

戦略爆撃の心理的な効果が薄いのは調査で判明したものの、対ソ戦略として過大な効果が喧伝されたというのが真相のようです。砲弾神経症、今でいうPTSDの本当の原因は、対人的な敵意にさらされることと殺人に対する罪悪感。

投稿: so | 2006.08.09 22:37

>3倍いれば児童相談所職員が燃え尽きない

それはそうでしょうが、あらゆる分野に当てはまる話ですね。警察の捜査に対する批判も同じでしょうし、国税増収を図るのにも、局員や税務署員を増やせばいいのだし。30人学級実現も医者不足も同根ですね。

投稿: | 2006.08.09 23:29

>戦略爆撃の心理的な効果が薄いのは調査で判明したものの

戦略爆撃の激しい時期にも、日独の生産高は大して変わっていなかったそうな。

戦略爆撃よりも、前線や軍事施設をピンポイントで破壊しなくては爆撃の効果は少なく、そのほうが効率的だと判明したため、米軍は精密誘導兵器の開発に邁進したのだとか。

投稿: | 2006.08.10 01:30

米軍は、日本爆撃の方針を既に決定していたはずで、硫黄島の経験から、方針転換したというのは余りにも短絡的な見方のような。

東京大空襲は、まだ硫黄島で組織的戦闘が行われていた間だし。

投稿: いーの | 2006.08.10 06:44

>サイレントコア事務局さん
前々から少し疑問に思っていたので良い機会なので質問しますが、上の記事での大石氏の提供予定物(オマケの方)を見てるとコミケットで販売して良いものの規約に違反しているように思えるのですが気のせいですか?
一回購入した物品を再販売するのって古物扱いになりませんか?
もし問題が無いのであれば良いのですが、もしそうでないのならばサークル責任者の方がきちんと確認と(大石氏に対しての)説明を行うべきだと思います。
書き手としても読み手としてもコミケットを愛する人間としては規約違反、この日記のいちファンとしてはそれによって大石氏が何がしかの不利益を被る可能性、この双方に関して不安があります。

もし杞憂であったならば、失礼な質問をして申し訳ありませんでした。

>大石氏
このコメントが何がしかの問題を引き起こすようだったり、不愉快を感じられるようでしたら、このコメント自体を削除してください。

投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.08.10 10:48

>一回購入した物品を再販売する
「おまけ」って書いてあるじゃん。

投稿: Za | 2006.08.10 11:52

 児相の強化は必要なんでしょうが、結局、予防効果があまり期待できない以上、消耗戦に終始するのではないでしょうか。

 原因なんか分からなくて良いので、虐待が(増えているのかどうかは分かりませんが)起きないような仕組みを作ることをちまちまとはじめる必要があるように思うのですが、そういう仕事をしている方って、いらっしゃらないんでしょうかね?

投稿: rijin | 2006.08.10 12:12

>偏頭痛持ち技術者さん

>>一回購入した物品を再販売するのって古物扱いになりませんか?

Zaさんのコメントにもありますように「おまけ」として配布しております。

「大石殿よりの提供品を販売した事はありません」

まぁ、"おまけの方が価値が高い"のは認めますが(苦笑)

投稿: サイレントコア事務局 | 2006.08.10 12:26

おまけでも既製品を配布するのは禁止じゃあありませんでしたっけか。
むかーし、トラブルがあったとか聞いたことありますけど。

投稿: | 2006.08.10 12:48

BK117なんて古いヘリがまだ……と思ったら、中身はぜんぜん別物に進化しているんですね。
UH-1やMi-8のような息の長い機体になって欲しいですね。

投稿: | 2006.08.10 12:49

>Zaさん
でもそれだと、例えば1日目に企業ブースで何か買って、3日目のサークル参加でおまけとしてそれをつけて本と一緒に頒布してもOKじゃね?って話になるわけで。
で、今書いた例は明らかに拙いと判断できます。ただサイレントコア事務局さんの例はどうなのかなぁと考えるとグレーだと思いますが黒だとも言い切れないので、少し心配になったのです。

>サイレントコア事務局さん
回答ありがとうございます。
ナマモノでもなく販売しているわけでもないので大丈夫かな?というのもあったのですが一応質問させていただきました。
お騒がせして申し訳ありません。
サークル参加、頑張ってくださいね。

投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.08.10 18:26

rijinさんへ
>児相の強化は必要なんでしょうが~起きないような仕組みを作ることをちまちまとはじめる必要がある~

虐待が増えてるのか減っているのか?一つには日本の社会保障が前近代だった昔から最下層の人々にはこういった問題があったと思いますよ。そして社会としてもそれに対応するだけの余裕がなかった。それが人権の尊重と社会基盤の充実に伴い表面化してきた。何れにしても虐待の増減の実態の統計は重要です、これを見誤ると対応策自体を間違う。

そして本題、虐待が起きないような仕組みってのは正直難しい。何故なら児童虐待の主原因は社会制度の欠陥というよりは、親(保護者自身の)に起因するからです。普通、虐待いうと暴力行為を想像しがちですが暴力は痕跡も残り発見し易く比較的対応も容易だそうです。問題はむしろネグレクトであり「衣服を替えない」「食事を与えない」「清潔な寝具を使わせない」「病気になっても医者に診せない」「就学年齢になっても学校に行かせない」「外にださない」「幼児を放置し親だけ遊びに行く、あるいは深夜に連れ回す」など子供のことを考慮せず親の都合を最優先させる。その延長線上に暴力行為があり暴力行為とネグレクトは独立した事象ではなく相関の関係にあります。そしてこれらは保護者自身の社会的未成熟、自身のネグレクト体験(自分も親に尊重されなかったから自分も子供を尊重しない=世代間連鎖)、アダルトチルドレンあるいは育児い伴う精神的疾病などが原因で、およそ社会の制度上の欠陥に起因するものはありません。

仮にそういった家庭に手厚い生活保護する施策をとればある程度は児童虐待を減らせるかもしれませんが、それは北朝鮮に人道支援を行うの一緒で財政が厳しいおり難しいし、困っている児童の為に使われるか怪しいし、そして不公正感を助長し到底、世論の賛同は得られないと思います。私は根本的に個人の自由が保障された社会では一定数の犯罪者の発生を阻止できないのと同様に問題保護者の発生も阻止できないと思います。

そして有効な手立は何かと振り返れば、やはり児童の早期保護に尽きると思います。そもそも育児そのものがストレスとなり虐待につながるケースが多いわけですから、育児から開放することが親の治療にもつながります。そしてネグレクトなどの世代間連鎖を断ち切ることにもなります。その為には前記したとおり警察の公権力も使って早期保護のディフェンスラインをまず押し上げましょう。そして一次保護施設の拡充も必要でしょう。

が本当に必要なのは里親です。現状でも里親は全然足りていません。これは里親、里子にまだまだ世間一般に偏見があってなり手が少ないのと、里親制度そのものの周知に力を入れていないのも原因と思います。ちなみに去年の数字で全国で里親が約7500人いてそこに里子が約3000人います。それに対して児童養護施設に養育されている児童の数は約3万人(乳児院の2歳未満幼児は含まず)ですから里親は圧倒的に足りない。施設で育つより里親の元で育つ方が子供にとって圧倒的に幸せであるのは事実です。何よりまず、この里親の育成拡充が早急は課題なんだと思います。そしてこの里親制度の拡充こそが虐待を起させない仕組みの
構築につながっていくのだと思います。


投稿: デコイ | 2006.08.10 18:50

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