絵空事と堅実と
本日金曜日の日記は、16時頃の更新になります。
※ 副知事に板倉前消防庁長官・腰原前大町市長を起用へ
http://www.shinmai.co.jp/news/20060830/KT060828ATI090027000022.htm
ちょっとしたサプライズ、仰天人事ですよね。言ってみれば社長を務めた人間が、子会社の立て直しに工場長として赴任して来るようなものですから。前長官の方は、鮮やかなお手並みでたちまち県庁組織を立て直し、その業績を引っ提げて、何処かの自治体の長なり、国政選挙に1、2年で転進という形になるんでしょう。それがベストですが。
前大町市長の場合は、村井さんが中南信のご出身ですから、北信越を束ねて、県議会との泥臭い交渉事も引き受けるという形で、理想的な配置ですよね。県庁組織を再生させるために、全くしがらみの無い、かつ十二分な行政キャリアの持ち主と、一方は議会対策も出来れば、ボスが縁のないエリアのことも熟知している。本当は、6年前の田中県政発足時に、こういうシフトが欲しかったんですよね。そしたら3期4期も夢じゃなかったのに。
それで、今夜のNESW23にて、田中県政特集があるみたいです。
今日は、4時に県庁を出るそうですが、本当は私も長野県庁に見物に行きたかったですけどね、残念です。田中はこれで5千万の退職金を手にするそうですが、それを批判していた私はすっからかんになりました(~_~;)。
※ 2016年夏季五輪 国内立候補都市は東京
http://www.sankei.co.jp/news/060830/spo063.htm
姜尚中氏の福岡応援に石原知事反発 「怪しげな外国人」
http://www.asahi.com/politics/update/0830/009.html
私はもう日本はオリンピックに手を挙げるべきじゃない。途上国にチャンスをやるべきだと思っているので、この結果自体には、たいした感想は無いです。ただ驚いたのは、姜先生。この人、何を血迷ってオリンピック誘致なんてものに口出したんでしょうか。
オリンピックは、確かに景気効果があるかもしれないけれど、長野オリンピックの後始末を眺める立場になった者としては、あんたみたいな人が、オリンピックの誘致運動に首突っ込むなんて信じられないですよ。
※ 首相が日本庭園を突然訪問 退陣目前で気の緩み?
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006083001002644
この記事は、オーマイニュースの素人以下なんだけど、敢えて好意的に解釈すると、この記者は本当にうんざりしたんだと思う。買い物も出来ない、つまんない町で、もう任期切れを待つしかない首相の慰安旅行に付き合わされて、本当に嫌気が差したんだと思う(~_~;)。
※ バレー合宿、深夜の強制試合=「練習物足りない」と生徒起こす-高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060830-00000189-jij-soci
このニュースのキモは、普段は個人の脱線行為でしか発生しないだろうことが、複数の教師によって惹起させられたことですよね。5人もいて誰か引き留めろよ~、みたいな。
※携帯の「良番」詐欺で2人逮捕、4億円の購入希望も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060830-00000415-yom-soci
これ、突然ヤクザから電話が掛かってきて、「とっとと売れよ、ゴルウァ」みたいに脅されるんでしょう? 間違い電話の原因にもなるし、こういうのは欠番にすべきだと思う。
※ 柔道で重体の生徒、介護費60年分求め県など提訴へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060831i201.htm?from=main2
ぐらしか~。顧問がいても事故が起きるときは起きるしねぇ。
※ 埼玉と兵庫のストーカー事件、殺害に警察の責任認めず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060830-00000114-yom-soci
これは無理でしょう。警察に怠慢があったというのと、殺人を予見できたかと言うのは別ですから。
※ 左遷労災:うつ病になった化粧品メーカー勤務男性を認定
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060831k0000m040057000c.html
肝心の会社名が出てこないのは、スポンサー筋への配慮から?
※ 市民局厚生会“解散の宴” 高級ホテルで局長ら250人
http://www.sankei.co.jp/news/060830/sha059.htm
さすが大阪市役所クオリティ。このパーティの経費を考えると、せめて何処かの福祉団体に寄付するとか、市財政への寄付とか考えるべきだったと思う。私は、いつも思うんですけど、自分たちでパーティを回すせいか、いつもカツカツでやっているのに、どうしてこの人たちはこんな豪華な会食とか出来るんでしょうね。
※ 巨大ブラックホール発見 JAXA、127億光年の彼方に
http://www.sankei.co.jp/news/060830/sha058.htm
だからそれはバスターマシーン3号の……。
※ イラク撤退は「ナチスへの譲歩」…米国防長官が強調
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060830i512.htm
おまえ、そこで広島長崎を出すなよ。そこで原爆投下を正当化するということは、そんなにもイラク侵攻には正義が無かったことを逆に告白するようなものだと思う。
※ 液水液酸ロケットの可能性
昨日、日本のNロケットだって、ICBM転用出来るじゃん? と書いたことに関して、野木さんから突っ込みが入りまして(~_~;)、いえ、釣りじゃありません。いかにも野木さんがそう書いているような誤解を招きかねない表現だった点はお詫びの要ありですが、私は野木さんの記事を拝読しながら、まじでそういう考えを持つに至ったわけです。
以下は、素人の戯言として読んで貰いたいのですが、その液体燃料を常温で保存出来るか、それともクライオジェニックで保存しなければならないか? は、これは依然として大きな問題なわけですね。ただ、シャトルを初めとする西側の民生用ロケットの液酸液水は、クライオジェニック保存が必要であるという点を除けば、弾道弾用の常温保存液体燃料よりある部分は安全で扱い易い性格も持つ。という解釈でよろしいですか?(~_~;) つまりポテンシャルとして液酸液水にはそれなりのメリットがあるから、今でも主流なわけですね。
私が思ったのは、確かに液酸液水なりのデメリットはあるけれど、たとえば今回、シャトルはまた格納庫に引き込んだわけですよね。今朝のニュースだとまた発射台に戻るらしいけれど。あれは燃料はもう入っていたんでしょうか? いったん入れた燃料を抜いたら保守に相当時間を喰うらしいですから、もし入っていたとしたら入ったまま、格納庫に下がろうとしたんですかね。いずれにしても、一端入れた燃料をまた抜くということだって出来るわけですよね。この場合のメンテナンス性というのは、極低温の影響を受ける周囲の機器のメンテナンスが発生して、常温保存燃料よりだいぶやっかいみたいですが。
ここで問題になるのは、兵器に付き物の「即応性」という言葉の定義です。ボタン一発いつでも発射できるわけではない。確かに、燃料を「入れっぱなし」にも出来ない。でも、入れた後に抜くことはある。というか抜ける。燃料を抜いたロケットだって当然また使える。ということを考えると、日本政府は、あれはICBMとしては使えない、と国民向けにも諸外国に対してもアピールして来たわけだけども、そんなに使えない代物でも無いよな……、と考えたわけです。ミサイルなんて、使う前には当然危機レベルが向上して事前の準備だってできるわけですから。だから、私たちがこれまで率直に、種子島から上がるロケットは、ICBMには転用できない、と言って来たのは、これもある種のプロパガンダだよな、と思ったわけです。(ここでは、そもそも日本はそんなものに頼らなくても弾道弾転用可能な優秀な個体燃料推進ロケットを何種類も保有している、という話は置くとして)
いやま、あんたあの内容からそんな下らんことを思い付いたのか? とまた突っ込まれそうですが(~_~;)、そこが私ですから。記事自体は、面白いトリビアが一杯披露されています。スクラップして永久保存ものの内容ですから、ぜひ一家に一冊!
※ メルマガおまけ 別便にて
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コメント
>副知事
そんな人材が居ても手も挙げず、選挙の火中の栗はひろわなかったのか?が、感想。
>ロケット
あぁ、ファンボローに皆勤は立派として、この程度の理解だったら、向こうで何のレクチャー聞いても無駄足じゃないか?と心配が増す(「絵空事編」)。
他人は他人といっても、林譲治先生んとこみたいに(「堅実編」)、勉強なさい。
http://www.asahi-net.or.jp/~zq9j-hys/diary_n.htm
もっとも、SF作家クラブと冒険作家クラブの背景の違いは其所にあるんだが…
(谷甲州大先生は…別)
投稿: pongchang | 2006.08.31 11:17
>長野県 新知事体制
首長がブレインやスタッフを用意して、体制を作ってゆくようになってきたと考えてよいのでしょうか。
ならば田中体制での出納長、副知事が辞任する
のも、ある意味 当然ですね。
新体制を作り上げて、県政が改善される
ことを期待しております。
今夜のNEWS23:任期終了田中知事の足跡検証
どこまで掘るのか楽しみにしています。
内容によっては明日のネタですね。
投稿: 外資社員 | 2006.08.31 11:40
>肝心の会社名
今朝の日経に会社名が出ていました。
「コスメイトリックスラボラトリーズ」(渋谷区)という会社だそうです。
投稿: 成田の近くの住人 | 2006.08.31 11:45
姜尚中さんですか。
困った人ですねこの人は。正直彼が応援しなかったらオリンピックは福岡が日本代表になったと思いますよ。
単に石原知事憎しでの行動でしょうが、それが返って石原知事の力を強めているとしか言いようがない。活動家というのは本当に最低ですな。運動におぼれて、何のための運動かという事を忘れている。
本来左翼というなら、「オリンピックなどベルリン以来国家主義の温床だ」とオリンピック廃止論でもぶちまけるべきで、その方が大きな反響をよんだでしょうが、北京オリンピックを控えてそれも叶わず、こういうザマになった。反日の果てが大陸追従で、まるで反米からドイツとの同盟に走ったかつてのわが国みたいなもんですが、皮肉としか言いようがない。
私もテロのターゲットになりそうなオリンピックなんぞうんざりですから是非外国でやって欲しい。南アフリカかインドで開催するのが政治的にベターと思いますが。
投稿: ペルゼウス | 2006.08.31 11:46
ロケット
>向こうで何のレクチャー聞いても無駄足じゃないか?と心配が増す(「絵空事編」)。
>林譲治先生んとこみたいに(「堅実編」)、勉強なさい。
こういうことをコテハンで書き込む人間の神経というか良識を疑う。
批判は大事だし聞く耳を持つべきだが、だったら少なくとも論拠を披露すべきで、それをせずアドレス張って他人のフンドシで「勉強なさい。」とは???
まったく開いた口が塞がらない。
あ・ん・た は いったい何様のつもりだ。
投稿: デコイ | 2006.08.31 11:51
姜尚中は学者、物書きであって活動家じゃないですよ。
活動家ってのは逮捕された時以外、メディアに名前が出るものではありません。
林譲治さん本人はかなり出来た人物だと感じるんですけど、取り巻きは気色悪いのが多いなぁ~
投稿: 活動家 | 2006.08.31 12:07
>オリンピック
大石氏の意見に全面的に賛成です
つか日本は冬季もこの前やったし東京オリンピックも大分前とはいえやったんだから、別の国に譲るくらいの度量を見せろと言いたい。
南アフリカとか南アメリカとかで立候補してる国がありますけど、やっぱり治安とかの関係できびしいのでしょうかね?
投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.08.31 12:27
インドオリンピック、いいですね。
可能なら中東でもオリンピック開いて欲しいもんですけど。
投稿: | 2006.08.31 12:42
まぁ、村井さんに関しては「これからのお手並み拝見。」と言うことなんで、この人事からだけで評価するわけにも行きませんが。
>6年前の田中県政発足時に、こういうシフトが欲しかったんですよね。
>そしたら3期4期も夢じゃなかったのに。
いや、それが出来るような人間ならここで県民に「No」と言われるようなことも無かったわけで。
まともに人を信じることの出来ない田中康夫にそれを求めること自体が無駄でしょう。
>NESW23
先日の「なぜ改革は拒否されたか(だったっけ?)」と同じようなものでしょう。
一応見ますけどね。
ところで「国政」「知事」どっちなんでしょうね。
メディアはしきりと「国政に」と煽っているし、一部には「関西方面の知事選に出る心づもり」なんてまことしやかに言っている人間もいるし。
あの性格で「一議員」というのは巨泉と同じで耐えられないと思うんですがね。
私としてはやはりここは「塀の中へ」の転身を是非ともお願いしたいのですが。
>柔道で重体の生徒
これは「事故」と言うよりどう見ても「リンチを加えた」としか思えない。
その昔会津の某高校レスリング部で同じような事件がありましたが、ブレンバスターをかけて脳天から落とした挙げ句死亡。
結局は「練習中の事故」として処理されました。
その年(翌年だったかも。)は福島国体。
その高校は馬鹿揃いでもレスリングでは全国レベルの選手を有する高校。
となれば、裏でどんな会話が交わされたか・・・・・・・・。
学校での「事故」ってこんな話が多いですよね。
投稿: ヒグマ | 2006.08.31 13:21
※ 柔道で重体の生徒、介護費60年分求め県など提訴へ
ここを読むと、これは事故なんかではなく事件だという事がハッキリ判りますよ
http://www.jca.apc.org/praca/takeda/number3/031018.htm
投稿: あ | 2006.08.31 14:03
>もう任期切れを待つしかない首相の慰安旅行
大石センセ、マスゴミの飛ばし記事に毒されていますよ。しっかり責めの外交を続けています。
ウラン鉱山開発で協力、日・カザフ首脳が合意
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060828i414.htm
対日エネルギー協力へ意欲 ウズベク大統領。
また、日本が目指す国連安全保障理事会常任理事国入りや、
北朝鮮の核問題などへの日本の対応を全面的に支持する考えを表明。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20060824/20060824_006.shtml
このところの小泉首相の外遊は、次期外相への置き土産(もちろんいい意味での)を精力的に行っていると思いますがね。ただ、それが中国・韓国に向いていないのは事実で、それが気に食わないからこんな、ゴミ記事を飛ばしているんでしょう、共同通信は。
カザフスタンでの観光タワーは大統領自らのお誘いですね。小泉首相の気まぐれでもなんでも無いのに、それを気の緩みとか言うのは大統領に対しても、物凄く失礼ですね。
また、タシケントの公園の件も、「中央アジアで抑留された日本人の墓を訪ねた最初の総理」なのですが、そのことに気がついていないんだろうか?
さすが、「平壌支局を開設できるような連中」ですね。
投稿: | 2006.08.31 14:29
>ただ驚いたのは、姜先生。この人、何を血迷ってオリンピック誘致なんてものに口出したんでしょうか。
朝日の煽り記事じゃよくわからない。たぶん姜尚中教授は、こんなことを話したんじゃないですか。
福岡・九州オリンピック計画について考えるhttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/fukuokagorin/20060711/20060711_003.shtml
これでは、慎太郎はカチンとくる。しかし、東京のプレゼンで萩本欽一はないだろう。どっちもダメということで灰さようなら。
投稿: TOソープランド | 2006.08.31 14:53
オリンピックは何処が代表になろうが2016年は無理でしょう。2020年も無理。2024年以降だと思う。
投稿: | 2006.08.31 16:41
> 「金持ちの、金持ちによる、金持ちのためのオリンピック」・・・
カン教授も下劣なプロパガンダを買って出たものですね。
上で貼られたリンクの記事の中でカン氏は、「国威発揚のためのオリンピック」に反対してるようだが、これはおかしい。
そもそも、オリンピックには“国の代表”として参加しているのだから、“国威発揚”はオリンピックの根本原理の一つと言っても良い。
それに反対するならば、オリンピック自体に反対するか、根本的な改革を提唱すべきなのだ。この一事をとってしてもカン氏の主張はまったく理屈が通っていない。
日本が立候補するのは大いに結構だし、義務であるとすら考えます。
オリンピックの改革を主張しても、具体的な計画を提示しなければ所詮は絵に描いた餅。
オリンピックのあるべき姿という理念を、競技数とか立地とか安全とか選手育成方法などいうような物凄く具体的な諸要素に結び付けて示すには、オリンピックの開催地に立候補する他はありません。
金だけ出して口は出さない、というような“タニマチ”的発想では、何も変わりません。
それは、国連改革も同様だと思うのですが。。。
投稿: 規制ごっこ | 2006.08.31 18:44
慎ちゃんにあからさまに批判されて、狂焼酎も面目が立った。案外、嬉しがっているかも。何しろ、東大教授としての虚栄心とプライドだけに生きている男だから。
投稿: 土門見人 | 2006.08.31 19:36
またまた、脈絡のない話で恐縮ですが……
19DD
http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/18/jizen/sankou/01.pdf
19AGS
http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/18/jizen/sankou/02.pdf
あと、普段はあまり興味の無い陸モノで
機動戦闘車
http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/18/jizen/honbun/04.pdf
http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/18/jizen/youshi/04.pdf
http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/18/jizen/sankou/04.pdf
コレ、いわゆる戦車駆逐車って奴ですかねぇ。いよいよ日本も、ストライカーの105㎜搭載型みたいなの持つ様で。
投稿: 名無し二等空士 | 2006.08.31 19:45
2006/08/31 14:29:36コメントで
小泉首相の記事を紹介された西日本新聞、
興味を引く記事:先生も前に紹介された
チベットの青蔵鉄道で観光客が心臓発作で既に9名死亡
軍隊移動の目的やら、侵略色を薄めるのに
観光客を送り込んだのは良いのだが、
既にそんなに死んでいるでしょうか、
与圧のはずなのに何故?
それとも硬座車(3等車)には、ついていない
のか...気圧が低いのに酒飲んで浮かれた
せいなのか? 気になります。
他には同種の記事が見当たらないので、
ソースは西日本新聞が契約する北京の
記者:傍示文昭なる人がソースのようです。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20060831/20060831_015.shtml
投稿: 外資社員 | 2006.08.31 20:45
私は石原慎太郎がオリンピックに手を上げたのが意外でした。なんとなく「そんなものよそにやらせろ」とか言いそうな感じがして。
理由も無く3期目に立候補するのがいやなので、次に立つ口実として使ったのかも。
それにしても朝日新聞が必死に東京叩きをしているのに様式美を感じます。
投稿: 名無し零戦三二型信者 | 2006.08.31 21:10
>兵器としての即応性
えー、その辺も「宇宙へのパスポート1~3」で詳しく書いてありますよ。
以下抜粋しますが、3巻のH-2ロケットの打ち上げの時の描写188P
「風が強い。すでにロケットへの液体燃料の注入は開始されているから、いまから中止が決まったら間違いなく中2日の延期になってしまう。
液体酸素も液体水素も、常温ではぼうぼうと沸騰するから、運ぶはしから消えて無くなってしまう。水素なんか分子が小さいから、どれだけ厳重に封入しておいても分子がタンクをすり抜けて蒸発してしまう。
スペースシャトルでも液体酸素と液体水素の注入は行われるが、あちらでは軍用の緊急発射を睨んでか、強力なポンプでH-2ロケットの十倍くらいもあるようなタンクを半日もかけずに満杯にしてしまい、さらに抜くとなったら2~3時間。翌日にはまた囂々と液体燃料タンクに注ぎ込む余力がある。
ところが、液体酸素と液体水素の自前の精製設備を持たない種子島の場合、液体燃料が注入されてからロケットの延期が決まると、もちろん注入されていた燃料はタンクに戻されるが、その間も燃料は蒸発し続けるので翌日タンクに燃料に入れはじめても満タンに出来ない。」
ぶっちゃけ、「H-2は現段階でまったく即応性なし」です。まあ、年数回の打ち上げのために液体酸素・液体水素のプラントと強力ポンプを入れたなら本気になった証拠かも知れませんが、H-2の固体ロケットブースターで充分対応可能なので絶対やらないでしょうけどね。(まあ、固体はお値段高いんだけど長持ちするから。同3巻に数年保存したM-V打ち上げの話もあり)
投稿: ¥e | 2006.08.31 21:33
ちなみに、液体酸素・液体水素のロケットエンジンはスペースシャトルとH-2ぐらいしか使ってないはずです。液体酸素とケロシンが主流かと。
投稿: ¥e | 2006.08.31 21:48
地元の本屋で宇宙へのパスポート3巻売り切れで見つからないんですよね。
下のリンクのファンサイトに1巻の元原稿と言える紀行文があります。
HPとしてはほとんど活動してないようですが、紀行文はまだ読むことが出来ます。
紀行文といっても笹本祐一先生と漫画家あさりよしとう先生のオタク珍道中(失礼)といった楽しい文章です
。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~yukikaze/index.html
投稿: | 2006.08.31 22:02
あ、名前入れるの忘れた。
2006/08/31 22:02:02も私です。
>ちなみに、液体酸素・液体水素、、、
ヨーロッパのアリアンロケットの3段目も液酸、液水ですよ。
液酸、液水はとにかく馬力がありますから。
投稿: 森のクマ | 2006.08.31 22:09
>>機動戦闘車
元の図から見るとコンセプトはチェンタウロで、砲塔を90式っぽくして車体はとりあえず96式からイラスト張り付けたように見えますが、
「他国に無い」と言うことを強調してる所を見ると、
・C4I機能
・(96MPMSなどと協力しての)敵機甲部隊撃破から敵陣狙撃まで出来る精密射撃能力
・ある程度の機甲戦にも対応可能な正面装甲
って辺りが要求に入っていて
・将来装甲戦闘車(89MICVの後継?)との共通化によるコストダウン
を狙ってるんでしょうね。
多分、新戦車が思ったより安くできないので(あの仕様で90式より安い初期価格というのは無理だと思っていましたが…)、至急で火力制圧力を持ちかつ安価で多数調達できる車両を開発して、重点的でない地域の74式を使っている機甲科にアサインしようと言う目論見でしょうね。
外国製を買わされないようにするために武装はもうそろそろ試作品の評価が終わるはずの40/50mmテレコスピック機関砲と、新中MPMSって所で仕様が出されそうに見受けますが…
# 穴埋めに105mm砲タイプストライカーやチェンタウロが輸入される可能性は否定できませんが。
投稿: Artane. | 2006.08.31 22:15
>森のクマ様
失敬そうでした、訂正します。でもアリアン4までは3段目だけどアリアン5は一段目でなかったかしらん?
投稿: ¥e | 2006.08.31 22:27
>私は石原慎太郎がオリンピックに手を上げたのが意外でした。なんとなく「そんなものよそにやらせろ」とか言いそうな感じがして。
私もそう思ったのですが、カン氏はその恨根性から福岡で開催し、あわよくば韓国との共催を画策していたようです(W杯で懲りたっちゅーの)。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/fukuokagorin/20060711/20060711_002.shtml
まぁ福岡でやったとしても、そんなことにはならんと思いますが、東京が立候補すれば、福岡に勝ち目があるはずもなく、また2016のアジア開催の可能性は少ないと踏んでの、安全策なのかなと邪推いたしますw
どうせなら、台湾でやるってのはw?
投稿: Su-47 | 2006.08.31 22:29
大石先生、
またまたヤスヲ擁護の論陣を張るジャーナリストのHP発見してしまいました、、、。
http://www.yorozubp.com/0608/060827.htm
「県議会と県庁を敵に回してよく6年間も戦ったものだと思う。」などと述べ、最後には「改革推進には有権者の後押しが不可欠なのに、多くの有権者には我慢の持続ができないようである。」というのだからあきれますた。
長野県民としては「馬鹿言ってんじゃねーよ」です。
長野県民が我慢できなかったのは「改革」ではなく、改革を装ったデタラメです。それが取材をしないひとには本当に見えないらしい。
この分では、当分戦いは終わらないようです。トホホ。
投稿: | 2006.08.31 23:00
>ちなみに、液体酸素・液体水素のロケットエンジンはスペースシャトルとH-2ぐらいしか使ってないはずです。
中国の長征3号シリーズもお忘れなく。長征3号の構成はアリアン4と同じです(3段のみLH/LOX)。
投稿: 野木 恵一 | 2006.08.31 23:19
>アリアン5は一段目でなかったかしらん?
そのとおりです。
アリアン2~4が3段目、5が1段目です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3
アリアン5のヴァルカンエンジンは笹本作品でも出てきましたね。
投稿: 森のクマ | 2006.08.31 23:19
>※ 液水液酸ロケットの可能性
> 以下は、素人の戯言として読んで貰いたいのですが、
はい、素人の戯言として読みました。
投稿: 野木 恵一 | 2006.08.31 23:21
>野木様
ああっこっちでも間違ってた。謹んで訂正しますぅ。
【『宇宙に行くのに「液体酸素・液体水素エンジン」を全段で使ってるロケット』はスペースシャトルとH-2だけ】という風味に訂正してください(どっちも固体ブースターは使ってるけどさ)
投稿: ¥e | 2006.08.31 23:34
ちなみに、H-2ロケットは静止衛星軌道に2tのペイロード上げられます。
ぶっちゃけこれを対近隣諸国用に使う姿は「コロニーレーザーをMS迎撃に使う」「波動砲をガミラス艦載機迎撃に使用」みたいなもんですわ。
投稿: ¥e | 2006.08.31 23:50
>インドオリンピック
人口があれだけ多いのに、メダル数が全く少ない。宗教的に一部の人間しかスポーツが出来ない構造か?
>中東
競技場にあたら肌を出した女性選手が出場するのはもうそれだけでテロの温床かと。
どちらも宗教的理由で障害があり杉
投稿: 田口 | 2006.08.31 23:51
アトラスも
忘れないでいて
ほしい
投稿: L-WING | 2006.09.01 01:20
それを言うならdeltaだろう。
deltaIVは1st stageに至るまで液酸液水のみという過激な設計。
投稿: 通りすがり | 2006.09.01 04:19
田中知事最後の日、おっかけギャルも涙。
http://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow14784.jpg
投稿: 治部少輔 | 2006.09.01 08:44
相変わらず、将軍様よいしょの記事が…
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/nagano/story/20060901hochi045/
投稿: 成田の近くの住人 | 2006.09.01 10:10
>柔道
>女子生徒を投げたり、けったりしたうえ、数回にわたって道場の畳に頭から落とした
これは明らかに暴行であって、練習中の事故と同じ次元で考えちゃいかんでしょう。んで、学校側が必死に隠蔽しようとしたり、事故報告書に大嘘が書かれていたり、加害者の親がかなり香ばしかったりと。
http://www.jca.apc.org/praca/takeda/number3/031018.htm
ちなみに、加害者、180cm/120Kgだそうで。
投稿: くま | 2006.09.01 11:04
石原都知事は本当にオリンピックが目的なんだろうか
本当はオリンピックをダシにしてとの老朽化した施設
の立て替えや移転費用を国にも出させるための手段な
んじゃないか?
というのは穿った見方ですか?(´・ω・`)
投稿: M | 2006.09.01 12:35
> M | 2006/09/01 12:35:32さん
泥酔さんのスレに投稿したものですが、こういう見方も。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1153794600/225
石原都政の優先課題、環状高速道路の整備は進むのではないでしょうか。首都高中央環状線の全通は2014~2017年度、外環道は東側千葉区間が2016~2020年度の開通とされてますが、この2大プロジェクトを2016年五輪に合わせて半ば強引(土地収用等)に推進する可能性は考えられます。また2016年の招致に失敗し2020年五輪となった場合、悲願の外環道西側区間(関越-東名間)の整備も視野に入ってくるかもしれません。ネットの一部には石原知事は外環整備と横田共用化のために五輪招致を名乗り出たという穿った見方もあるくらいです。
投稿: | 2006.09.01 13:35
石原都知事は「オリンピックは都市と日本の再生の起爆剤になる」という趣旨の発言を繰り返しています。
だから、オリンピック招致を機に、都市インフラの整備を加速させようという思惑は間違いなくあると考えます。
ただ、それだけでオリンピック招致に名乗りを挙げたと考えるのは、あまりにも卑小な見方であり、とても穿った見方とは言えないと思います。
例えば、時々アドバルーンをぶち上げて注目度を維持し続けるのは、機会があれば国政に打って出て総理の椅子を狙うためだ、という見方もありますよ。
ご本人も否定しないし。
投稿: 規制ごっこ | 2006.09.01 14:00
>投稿 pongchang | 2006/08/31 11:17:48
林さんとは古いお付き合いで、彼の知識に対する貪欲な姿勢は良く存じていますが、まあ、やっぱりそりゃ普通に途方もなく無礼な物言いだと思う。ここまで書ける人の神経はちょっと信じられない。
あと他の方のコメントですか、一応、本筋としてシャトルの即応性の話をしているわけじゃないんで……。
>はい、素人の戯言として読みました。
野木さん、いくら何でもこういう大人げない突っ込みは止めましょうよ。
不必要に他者の人格を辱めるような行為に見えます。
投稿: 大石 | 2006.09.01 16:29
>柔道
>女子生徒を投げたり、けったりしたうえ、数回にわたって道場の畳に頭から落とした
たしか去年も兵庫県で柔道の練習で中学生が
死んだのがあったけど。柔道家はなんで
手加減を知らないのだろう?
他の格闘技やスポーツにくらべて柔道で死亡
するやつの方が多いとおもうんだけどな?
たしか稚内の事件の男子生徒も柔道部じゃ
なかったっけ?
柔道やると心身の鍛錬というよりも凶暴な
DQNになるのだろうか・・・・・
投稿: | 2006.09.01 17:13
>大石様
>シャトルの即応性
いや、たいへんこちらの書き方が悪かったですけれど、書いているのはH-2というか液体酸素・液体水素燃料ロケットエンジンの即応性の話ですよ。
種子島限定の話ですけど、あの引用文から
「スペースシャトルに比較すると数倍の時間がかかる燃料タンク注入と抜取(数日単位)」
「船で液体酸素・液体水素を持ち込まねばならない(射場まではフェリーからトレーラーで運搬らしい。これもあまり長期の保存は効かないだろうなあ)」
「待機してる間にもボンガボンガ蒸発する燃料(水素は特に足が速い)」
あたりを特に読み取っていただきたかったです。
デフコン上昇でミサイル待機→燃料注入に時間→即応性に劣る は想定内でしょうけど、
デフコン上昇→打ち上げまではミサイルは燃料満タンで現状保持→どんどん蒸発する燃料 は想定外に見えましたし、「海が荒れててフェリーが動かない」とかで即使えない状態なんてのもありえます。
種子島限定ですけどね、あくまで。この他にも「漁業補償」「射場から開けているのは東側」とかが種子島にはありますけどね。
で、自衛隊で液体酸素・液体水素ロケットエンジンのミサイルを持とうとするとこの辺の問題全部クリアーしないと使いようがないということですなあ。
……衛星軌道迎撃なら可能性はあるかw
あ、デルタも液酸液水やったな~。
投稿: ¥e | 2006.09.01 18:49
>ただ驚いたのは、姜先生。この人、何を血迷ってオリンピック誘致なんてものに口出したんでしょうか。
福岡に金もらったからだろうな。
TVばっかり出てるこの人物を僕は一種の芸能人として見てるよ。この人と小林よしのり
のバトルはけっこう面白いしww。
投稿: bb | 2006.09.01 20:00
>デフコン上昇でミサイル待機→燃料注入に時間→即応性に劣る
あのさ、技術的合理性と政治的意図って必ずしも一致しないわけでさ、これはオレ個人の意見だけど例えば日本が核弾頭付弾道弾を保有せんとし
これを欧米はじめ諸外国にまったく秘密裏に進めるとすると固体燃料にしろ常温液体にしろ新たに開発するとなるとその意図はバレバレなわけさ、
だから既存のロケットを転用し隠匿性をより重視するって判断もありなんじゃないの。そうすれば何も種子島に拘らずサイロ作ったってよいのだから。そうなると技術的合理性だけでナンセンスだという話とそれが技術的に可能かと言う話はまったく別物で話が噛み合わない所以だよ。
フランスがマジノ線に拘ったり、同盟がイゼルローンからしか侵攻がないフェザーンが既得権を放棄するなんて考えられないというのと一緒で、ラインハルトの言葉を借りれば「敵がそう思うのは勝ってだが何も我々がそれに付き合う必要はない。」ってことだよ。だから問題は技術的合理性を凌駕する政治的意図の必然性で、で!そこは作家の腕の見せ所ってことになる。
投稿: デコイ | 2006.09.02 09:27
ついでに政治的意図の必然性で
その昔センセは日米貿易摩擦をバックボーンにゲッパートと石原慎太郎(匿名)の対立を使ったし、一方、米のトムはバブル崩壊をきっかけとして使い、日本がロシアからICBMを衛星打ち上げ用と偽って輸入技術導入し、まんまとICBMを保有する。
投稿: デコイ | 2006.09.02 09:56
>2006/09/01 17:13:58さん
柔道に関しては他の武道・武術・格闘技に比べて競技者人口が多い(筈。資料見てないので推測ですが)ので、相対的に事故の件数も多くなるものと予測されます。
あと柔道は受ける側の人間にも技術が必要なので、受ける側の技術が低ければ低いほど技のダメージは上がりますし、不測の事態が発生しやすくなります。
私が中学の時にやっぱり事故がおきて知人が骨折したという事がありました。
そしてもし「受身を取りづらいように投げ」た場合、やはり相手へのダメージは倍増します。
最後にこれは柔道がメジャーであるためにあまりイメージされませんが、柔道はそれ単体でかなり強い武道です。
上でも書いたように受身を取らせない投げ方や、取ることの出来な人間へ技をかけた場合、そして何より「下が畳のように柔らかくない場合」は非常に危険です。
知名度に関わらず武道や武術は一歩間違えば危険なものばかりですから、それを踏まえたうえできちんと競技して欲しいですね。
投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.09.02 10:13
剣道や空手では、滅多に死人は出ないです。
(ちなみに、競技人口を単純に積算すれば空手が圧倒的に一番多いです。これは支配的な統一団体がないという業界の体質に依りますが)。
柔道はもっとも怪我をし易い当て身技を捨てることによって打撲や裂傷の数を減らしましたけれど、その一方で投げ技や絞め技を残したために骨折や脳障害という重大事故に対する備えが疎かのように思えます。
頭から投げたらヤバイにきまってるよなー。
ま、いちばん危険なスポーツは登山だと思いますけどね。
投稿: 空手形 | 2006.09.02 10:52
>デコイ様
えー、ぶっちゃけ「核ミサイルには固体ロケットブースター使えばOKで何の問題ないですが搭載量も飛距離も」という話は使わないでというのが前提ですから。再突入の研究は多少やってるからそのデータと弾頭さえ整えばすぐにでも核ミサイル保有国になれる潜在能力持ってますからね、日本は。
「適当な技術が無ければ使わざるを得ない」「政治的必要性があったら使う」なんてのは百も承知。こっちは想定してたのは長くても数年くらいの時点での話だしなしなあ。そっから先は来年度から予算付いてればそらできるよ。でも液酸液水ミサイルサイロ用地の土地を種子島基準で確保して建設して施設の運用まで考えると10年計画だろうからねえ。だから運用可能な種子島の現状を述べたまでで。まあ、固体だったら来年度にも可能性がありますけどさ。
液酸液水をミサイル利用するのは
「地球シミュレーター使ってエロゲー」
「北島マヤをエキストラに起用」
「核爆弾で土木工事」
ってことで一つ。
投稿: ¥e | 2006.09.02 11:12
¥eさんのおっっしゃる通りなんでしょうけど、
フィクションてか近未来シミュレートで、肝の諸外国に対する隠匿性の一点においてどうなの?まぁ、その他のなるほどってな3段論法は作家さんのそれこそ腕次第なんだろうけど。例えば湾岸戦争時、プルトニウムの抽出にマンハッタン計画と同じ方法をイラクは取っていたんだよね、確か。でそんな方法は莫大は費用がかかりイラクで実際その施設を発見するまで誰もがナンセンスでありえないと言っていた。そのへんが技術的合理性と可能性の違いかと。
ちなみに、北島マヤをエキストラに使うと主役が食われ舞台が崩壊します→舞台荒らし。
投稿: デコイ | 2006.09.02 11:37
そういや、漫画「Moonlight Mile」でも、H-IIAの復活に防衛庁が「国産ミサイル技術維持のため」とか言って金出してました。
フィクションとしてはむちゃくちゃ面白い作品ですよ。
投稿: 空手形 | 2006.09.02 11:44
>デコイ様
この場合の「外国においての秘匿性」は「固体ロケット」のほうですかね?そうならIHIエアロスペースの生産ですからねぇ。今現在でも秘密配備wされてても判らないかとおもいますよ。
「液酸液水」だけっていうのは、その、なんだ。
「固体」の技術持たないで「液酸液水」しか技術を持ってないっていうのは「ロータリーエンジンしか技術を持ってない自動車会社」みたいなもんかなあと。いや『軽トラにロータリー乗せてきたってのは面白そうだけどさ実際運用となるとどうよ』みたいな。
北島マヤは「コストが釣り合わない」例の一つ故。舞台全部もってかれても仕方がないw
投稿: ¥e | 2006.09.02 12:01
その昔、センセの作品に飛行空母アナハイムってなのが出てきましてそれが原子力なんかで飛んでるんですが普通に考えれば有得ないことなんですけど、それをコジツケで読者にまぁそれならあるかもと思わせるわけです。
この近未来の設定で例えばアナハイムが宇宙戦艦ヤマトみたいに波動エンジンで飛んでたら話はブチ壊しなわけです。
で、液水液酸ロケットに話を戻すと素人ながら創作過程を思うと例えばストーリーの構成上どうしても液水液酸で行きたいと思ったとすると、そもそも液水液酸っで弾道弾が物理的に可能かって話と可能だとしたら液水液酸を使わざるえないコジツケを考えるのが作家の力量の1つだと思うわけです。で、その可能かって話を「※ 液水液酸ロケットの可能性」でしてるのに技術的合理性だけで不可能だっていうことをそういうこと考えることを生業としてる人に向かって同様のプロの方がチャチヤいれるのは傍から見てて見苦しいなと思ったしだいです。
¥eさんへのレスになってないね。(ort)
投稿: デコイ | 2006.09.02 13:23
>デコイ様
「アナハイムは原子力」はOKで「アナハイムが波動エンジン」はNGはよくわかります。
こっちも「H-2を改造して弾道弾に」はよっぽど捻らないとNGで「H-2を衛星軌道迎撃に」は割とすんなりOKなんですよ。
この「捻り」がキモなんですけどさ、マッドサイエンティストやマッドエンジニアや超科学を使わないで折り合いを付ける方法が難しいなあと。
「H-2を改造して超多弾頭ミサイルに」だったらまあ、ちょっと面白そうだけど。
投稿: ¥e | 2006.09.02 13:39
¥eさん
>「コストが釣り合わない」例
これ考えると中々面白いかと、ちょっと遊んでみました。
「コブラボールで花火見物」
「ASIMO対先行者のロボレス」
「姫川亜弓がラーメン屋でバイト」
「サイレントコアが24時間TV100kmマラソンの伴走警備」
「冥王星に惑星破壊ミサイル」
「ロボスに昼寝」
投稿: デコイ | 2006.09.02 18:07
大石>書ける人の神経はちょっと信じられない
↓小説なら「はいはい」です。上手く料理しました。
デコイ>「アナハイムは原子力」はOKで
で、書き込んだ私の精神状態はというと
最近は記載が無いが、昨年の郵政解散以前、わりと「代議士」へのレクチャーの話があったんです。
永田元代議士はトンでもソースを真に受けて撃沈なさいました。
大石先生はそうそう酷くはないと思いますが、こと安保/航空宇宙ということで、十分な確認が無いままに関係者にレクチャーする可能性を感じた時点で切れた訳です。8/30の段階ではツッコみませんでしたが。
このブログはトラックバックよりコメントの方が充実してますけど、「大石先生が云っていた」という引用がトラックバックで飛散すると「消し様が無くなる」。gooはブログを検索から外しましたが、それでも他の検索でソースにする人がでる蓋然性がある。
大石先生がアルファブロガーであるという自覚は、「閲覧数」で誇示されていらっしゃる通りです。政治経済に関しては「オルタナティブ」を誇るのも作家として当然です。
しかし、こと「軍事/航空宇宙」にかんしては、「ソース」であると信頼されていることをお忘れなく。「ソース」であり、「アルファブロガー」であると思ってらっしゃらない?
投稿: pongchang | 2006.09.02 20:59