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2006.10.25

虎07潜を救出せよ

※ 虎07潜を救出せよ・上下刊発売!

 さ、全国的に今日が発売日です。ブログ左にアマゾ ンコムへのリンクを張りました。他のネット 書 店はすでに表紙も入っているのに、アマゾ ンコムは相変わらず遅いですね。地方で入手困難な方は、ネットで買って下さい。上下刊なので間違いの無いように。都会の方は、こまめに書 店を回って下さい。最近ノベ ルスの棚も小さくなる一方で、ネットで購入するとなると、ますます棚が小さくなって、最終的には撤去という憂き目に遭いますから。
 四六版の棚って、カウン ター近くの目立つ場所にあるでしょう。実はあれもデッドスペースと化しつつあるんだけど、そこは書 店の顔とも言うべき棚だから、あの棚は撤去できないんですね。でもノベ ルスは、別に書 店の顔じゃないですからね、いつの間に無くなっていても、書 店としては構わなかったりする。じゃあ今、書 店じゃ何が売れているんだ? という話にもなるわけですが。

* 所で、本書では北朝 鮮は出てこないのですが、問題のテーマは、実は北朝 鮮の核です。それから韓 国の潜水 艦戦力。韓 国海 軍は、日本のシーレーンを破壊するために、日本の潜水 艦戦力を上回る規模の潜水 艦隊の創設に躍起になっているんですよね。済 州島に新たな海 軍基地を創設する計画も進んでいる。ドイツは、自国潜 水艦を韓 国に輸出することで、嘗てのドイ ツ潜 水艦隊を極東で再現しようとしている。
 そこいらへんをちらと書きました。あと頁の何処かに、司馬さんのフェイスが初めてちらと出てきます(^O^)/ 私の中では、司馬さんの風貌はパト レイバーの南雲さんなんですけれどね。

※ 長期病欠の奈良市職員、高級外 車の傷を市に補償要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061025-00000301-yom-soci&kz=soci

 なんか凄い人だってのと、こういう時に行政が補償するなんていう話は、本当に普通なんでしょうか。人身に係わるようなことならともかく、こんなことでいちいち金出していたんじゃ、いくらでも付け込めるでしょう。

※ 自社 株購 入権、最高裁が加算税課税認めず…国税が敗訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000005-yom-soci

 これは自社 株購 入に無縁なサラリーマンにとっては、雲の上の話で、ほとんど興味ないでしょうし、むしろ妬み嫉みな話でしょうが、自営業にとっては、非常に大きなトピックスです。というのは、これまでわれわれが、国税の行き当たりばったりの後出しジャンケンでどれだけ泣かされてきたか。
 物書きなんて決して一般的な商売じゃありませんから、そこの税 務所管内で、せいぜい物書きとして申 告する人間は数名しかいないわけです。都市部であっても。
 そしたらもう、その場で決めるですよ、奴らは。「それ課 税ですから」。それで文句を言って訴え出ても、苦情を審査する連中は税 務署OBで占められているから、こっちの言い分は全く通らない。そういう無茶苦茶な横暴がここ半世紀まかり通ってきた。
 これはそのしたい放題の税 務行政のあり方に釘を刺す良い判例が出てくれたと思います。

※ 「教諭自殺、学校に責任」両親が公務災害認定を申請
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061024i215.htm

 今時の公 立校で、新卒に担任させるというのは無茶だと思う。ふつうにこんなことがあるんだろうか。

※ 教育委員会の見直し論相次ぐ いじ め苦自殺が発端に
http://www.sankei.co.jp/news/061024/sei009.htm

 残念な話ですよね。国から地方への権限移譲の流れの中で、もっともそれが望まれ、かつ容易だと思われていた、教育に関する、予算や権限他で早々に躓いてしまった。ここしばらく起こっていることは、残念ながら、教育委員会には人事の管理能力しか無いということなんですよね。現場の教育を統べる能力は無いことを露呈した。

※ 「失 神ゲ ーム」で同級生にけがさせる、容疑で3人逮捕
http://www.asahi.com/national/update/1024/TKY200610240349.html

 怖いですよね。心臓 しんとうを起こしたら、A ED無くして救命は出来ないということを全国の学校で教育する必要があるかも知れないですね。

※ 江 戸時 代の身 分制度

 同和問題に絡んで江 戸時代の身 分制度の話でコメント欄が賑わっているのですが、個人的には、京都や江 戸の都会にはそれなりの身分制度があったんだろうな、ということは感じるのですが、田舎はどうなのでしょう。たとえば島津は、江 戸時代、余所の藩とは桁が違う武 士集団を抱えていたけれど、この9割方は、錆びた刀を床の間に飾って、普段は畑を耕している、実態は農 民だったと言われています。
 諸国もそんなものだったのだろうと思いますが、だとすると、いわゆる同和差別が固定したのはいつの頃なのか? それはむしろ華 族だ貴 族だのの階 級制度が取り入れられた明治時代のいつかでは無かろうかと思えるのですが。
 じゃあなぜ戦後のメディアや研究者たちは、それを江 戸時代の責任に持っていったのか? それは原因を江戸より後に持ってくると、天 皇制と絡めざるを得なくなるから、江 戸時代の責任ということにしたのでは無かろうか、と思うのですが。

※ ラ ゾー ナ出 撃

 火曜お昼前、ラ ゾー ナへと出 撃
 凄い! この大都会のエアポケット、全国的には、工場と公害の町として知られる、そして今は、川崎都民がただ寝に帰るだけの町に、こげなふとかショッピング・モールができたとですよ! 奥さん。そらもう北朝 鮮が戦 艦大和を作ってしまいますた、みたいな。
 もうフード コート。川崎市民全員が昼飯喰いに来ているとしか思えないような混雑振りで、そこいら中でテーブルの取り合いで銃撃戦が……。
 戦場を血の海にしてやっと確保したテーブルで不味~いスパ ゲティを食べる。レストラン街には、オイス ターバーに、ム ール貝をバケツで喰わせるベル ギービ ール屋があることが判明。
 ウルト ラマンのエリアで次男を遊ばせるが、2歳児が遊べるスペースが全然無い。「戦場の絆」をプレイしたかったんだが、そのまま帰る。無念。

※ メル マガおまけ フード コート

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コメント

うちの子は2年続けて新任教師(女性)でした。
はずればっかり引くなあと嫁と嘆いたものです。

投稿: ろく | 2006.10.25 10:40

>江 戸時代の責任ということにした

戦後に、戦争に負けたのはその時々の為政者のせいで、為政者の「問題点はこんなにいっぱいあった」としたかったのだと理解しています。江戸時代の学者がひとりでもそんなことを言ってれば、まことしやかにその学者は「主流派」であったと声高に主張して。これで「為政者は常に我々を迫害している」(ま、マスゴミの手法と似てます)

固定化したのは逆差別ゆえではないでしょうか~

投稿: たつや | 2006.10.25 10:40

(漏れて連投すみません)
個人的には「墓守」さんはイメージ悪いんですが、昭和天皇の葬儀の際には、京都の担当の集落(?)が東京まで自信をもって出張されていきましたね。なんも差別されていないと実感しました。

投稿: たつや | 2006.10.25 10:48

> いわゆる同和差別が固定したのはいつの頃なのか?

wikiの記述だと、江戸時代の中頃だという風に推定されていますね。
どなたかが書かれていたように、江戸の始め頃は「武士とそれ以外」という感じだったのが、幕藩体制の動揺に対する反動として身分の違いを殊更に言い立てるようになり、差別意識が浸透したと・・・

単純な進歩史観に従うと、時代が下るほど自由で平等な社会になると思い込みがちですが、どうもそうではなかったらしい。
例えば西欧では、中世後期からルネサンス頃には、あちこちの都市で民主的な市政運営が確立していたのに、17世紀から18世紀にには、貧富の格差が広がるとともに、少数の家族や有力商工人に権力が集中してゆきます。絶対王政はその極端な例と言えるでしょう。

流動性についても、もう少し丁寧に考える必要がありそうです。日本は江戸時代ですら流動性が比較的高い社会だと考えられていますが、山本博文『鬼平と出世:旗本たちの昇進競争』講談社現代新書, 2002年などを見ると、上昇の可能性はあっても実際にはなかなか大変そうです。下降したり離脱したりするのは簡単でしょうけれども(笑

> じゃあなぜ戦後のメディアや研究者たちは、それを江 戸時代の責任に持っていったのか?

ポジション・トークのようなものだと考えると分かりやすいのでは?
イギリスでもフランスでもアメリカでも、立場によって歴史の見方は全然違います。清教徒革命とかフランス革命とか産業革命とか南北戦争とかニューディール政策とか・・・
日本では戦後長い間左寄りの史観が支配的だったので、史観の対立に慣れていないのかもしれませんが、最近は百家争鳴の感があります。古い見方にしがみつきたい香具師は見ない振りをしていますが。

投稿: 信濃者 | 2006.10.25 11:01

>虎07潜
まずは奉祝、新刊発行です。
大石先生の作品は海外で読むと更に味わい深いので、次回出張の時まで大事にゆっくり読む予定です。

>江戸時代の身分制
地方は不明ですが、江戸では独自の役割を担っていたと思います。 この辺りは浅草弾左衛門の研究などで、色々と本が出ているはずです。
 基本的には、盛り場などの管理と治安維持、刑の執行と片付けなど、政治の末端を担っておりました。刑の執行人や獄卒などが特殊な身分 または嫌われることは、日本に限った話では無いと思います。

江戸時代を俯瞰すれば、彼らだけが特殊であったのでは無く、様々な身分が存在しそれぞれの中で生きるのが原則だった訳です。
 ですから、身分を越えた結婚は養子縁組などの方便が必要だったのであり、それは現代の差別とは違った問題なのだと思います。
いきなり数段階の移動は困難ですが、代々で身分を少しづつ変えてゆく程度の自由度はあったし、都市では金という他の基準も存在しました。
(農工商は、職業であり所定の手続きにより、変更は可能です。更に武士への転進も養子縁組で可能。 この点の誤解は多いと思います。)

現在の部落問題の源流がどこにあるかは浅学にして知りませんが、江戸時代の身分制だけを原因にするのは無理があると思います。

投稿: 外資社員 | 2006.10.25 11:07

※ 江 戸時 代の身 分制度
地方だと戦国時代あたりに鎧や兜を作る職人達がその技術が他の大名に漏れないように特定の場所に集められ、それが現在の被差別部落につながったという話は聞いたことあります。
ネットで調べたら、詳しく書いてあるサイトがありました。
http://www1.vecceed.ne.jp/~swtamura/minaosu07.htm

投稿: 岡倉天心 | 2006.10.25 11:37

家業というか、親の仕事を受け継ぐのは当たり前で、むしろ自然と表現する方がいいと思います。農村は労働人口は飽和しつあったので、子沢山の農村が町の商工労働者の供給源になって、農村から子どもを引き取って町が成長する。文化の成熟によって専門職が種々多様化した。お総菜屋さんとかまであったそうですが。
職業が専門化したということは想像に難くないのですが、流動化が低かったというのは困難だと思います。
低級武士と町民の移動もあったそうですが、ない方が都合の良い人がいるのも事実で。
封建制度、専門化した職業。みごとに、とある人々がとある時代に声高に叫んだ「階 級闘争」のいいネタにされたとしか思えません。

投稿: たつや | 2006.10.25 11:40

>島津

まず「藩=大名」・「旗本」ですが、ほとんど尾張あたりの出身です。土地に土着した武士というより国の経営を委託されている企業のようなものです。徳川家に近い大名によっては経営する土地がまとまっていなく近畿や関東に散らばっているところもありましたから、そういう藩はいよいよ土地経営を行っている企業に近い。島津ですが、これは例外的に出身地を最後まで守れた大名で、そういう意味で古風な経営が守られていたようです。同じような例に仙台藩があります。

>同和差別が固定

現在の形に固定されたのは明治以降だと思います。

エタ・非人も含めて士農工商は身分というより職業分科(?)かなと思います。そういう意味で江戸時代も区別は固定化されていただろうと・・・。豪商・豪農・大名、それぞれの資産を比較すれば大差ないとは言いませんが同等である例はあります。庄内藩の豪農の本間家は庄内藩の一般人からみればそこの殿様よりうらやましい農家ですし、前田家を経済的に支え続けた商家(失念)、伊達家を経済的に支えた大阪の商家(失念)などを考えると、また同じような関係がごく普通の農・商・士の間でもあったろうことを考えると、身分差というより職業的な立場の差でしかなかったのかと思います。弾家という鎌倉時代から続く由緒ある家が江戸にあったのですが、身分的にはエタ・非人です。しかし関東・甲信越・東北の十二カ国の皮革をいってに扱う特権を有していたことから、そこいらの貧乏大名や旗本よりはるかに大きな資産を有していました。また関東・甲信越・東北の十二カ国の同身分の取り締まり権・裁判権も有しており、その資産・権力は計り知れない規模でした。被差別民の中でという限定付ですが。この弾家のような家は江戸だけでもあといくつかありました。

こういうことを考えると江戸時代の一般的に言われる差別は現代のものとかけ離れています。

現代風になってしまったのは明治時代の政策によるものと考えます。それは士農工商エタ・非人が身分制撤廃の代わりにそれまで持っていた職業的特権を取り上げてしまったことに原因するものではないでしょうか。例えばそれまで皮革の分野には士農工商は見向きもしなかったというか、手をつけてはいけなかったものであったのに、明治以降は進んでかつての士族が手をつけるようになります。先に話題にした弾家もそれまで持っていた特権を剥奪され競争社会の中でみるみる没落していきました。それでも弾家のように充分力のあった被差別民は明治の競争社会の中で他の職分出身者と互角に戦えたのですが、職業的特権を取り上げられた充分な資産のない被差別民は身分が平民になっただけで取り残されてしまったわけです。資産を持たないといえばおおかたの士族も同様であったわけですが、こちらには新政府よりとりあえずの新たな出発に際しての資金援助があり、充分かどうかは知りませんが情報と知識があったわけですから。

>じゃあなぜ戦後の

それは階級闘争があったと思いたかった連中のせいでしょう。

投稿: k-74 | 2006.10.25 11:48

>「教諭自殺、学校に責任」両親が公務災害認定を申請

記事を読んでいると人生経験の少なさまで指摘されたとあり、読んでいて陰鬱とした気持ちになりました。
最近の給食費を払わない親とかもそうですが、自分の事はまるで省みずに、何故そこまで傲慢な事が出来るのだろうかという親が増えてきているような気がしてなりません。

大石氏は新任では無茶だろうという事を書かれていますが、最近この手の問題ではそれなりの経験がある教師でも親や生徒の問題行動に対応できずに疲れ果て、休職したりするケースが増えているとも聞きますから、新任でなくても起こりうる問題なのではと考えます。
いっその事、副担任の権限をもっと強化して「担任は常に二人」とかにしてしまう方が良いのかもしれません。

しかし生徒同士で苛め殺したかと思えば、親と生徒が教師を苛め殺す世界・・・どんだけ殺伐としてるのかとorz

投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.10.25 12:12

>島津

他藩と比較すれば薩摩藩のそれは上級武士=他藩武士階級で大多数の下級武士=農民ですよ。
薩摩藩の農民は奴隷階級といって差し支えない扱いを受けている。まして奄美に至っては。被差別階級を外に得ていただけなのでは?

投稿: | 2006.10.25 12:34

明日上京します。羽田の書店で虎潜を探してみます。所で、海上自衛隊の潜水艦隊は世界一優秀で、演習では米軍の空母を何隻も轟沈(大破?)していると聞いてますが、ホントですか?

投稿: 鈍牛 | 2006.10.25 12:38

>司馬さんの風貌はパトレイバーの南雲さんなんですけれどね

あぁ、なんとなくイメージできますね
ただ、中身のイメージは南雲さんじゃないですよね、司馬さんは知的じゃ(ry

となると土門は後藤さんなんでしょうか?

投稿: SEED | 2006.10.25 12:39

>韓 国海 軍は、日本のシーレーンを破壊するために、日本の潜水 艦戦力を上回る規模の潜水 艦隊の創設に躍起になっているんですよね。

ウリナラ国が必死になって整備しているF-15Kや独島艦は中露に対するワイルドカードとの話がありますが、なるほどねと思いますね。日本による統治は50年、中国のそれは1,500年ですから。勿論、対日もあるのでしょうけど。

空軍の戦闘機は予備エンジンの多くが不良で、多くの機体がグランドを余儀なくされているとの話もありますし、潜水艦自体も余り稼動率が良くないようですね。P-3Cも持ってますが、基地では真水による洗浄も行っていないそうですし。

現在、タレスと喧嘩しているそうですが、いまにHDWとも始めるでしょう。そして"我国独自の技術で世界一の潜水艦建造を"てな具合でポンコツを作り始めるでしょうね。XM2戦車みたいに。
中国の軍事技術と比較すると、中国の方が遥かにまともな方向に進んでいます。(軍事関連の論文の量も質も中国が圧倒している)何しろウリナラ国は裾野が狭すぎる。

投稿: keenedge | 2006.10.25 12:58

k-74 さま

>特権を剥奪され競争社会の中でみるみる没落していきました。

弾家のお話、大変興味をもって読まさせて頂きました。ありがとうございます。
ただ、少し疑問に思うのが、「特権」とされる根拠はなにかございますでしょうか。
弾家の本来の業以外の部分で副次的に得た権限はともかくも、専業化した根拠は高度に発達した技術すなわち専門職として、技術者として、業をなす限り、そうそう他者にその座を明け渡すものではないという理解をしています。武士の商法とされるように猿まねでは太刀打ちできるレベルでは既になかったと考えます。ただし、産業の構造変革による大資本家の登場という構図は想像に難くないのですが、それほどドラスティックに構造変革があったという知見も持ち合わせておりません。

投稿: たつや | 2006.10.25 13:11

>韓 国海 軍は、日本のシーレーンを破壊するために、日本の潜水 艦戦力を上回る規模の潜水 艦隊の創設に躍起になっているんですよね。

イギリス海軍に対する、ドイツ第三帝国海軍が目指すべきモデルというところですか。
未成なのに既に自慢のKDX-3はビスマルク級ですね。
KDX-2はさしずめ、巡戦少女シャルちゃん、ゼナちゃん・・・?

投稿: s_doi | 2006.10.25 13:39

>司馬さんの風貌
パトレイバーの香貫花・クランシーだと
思っていたのですが、南雲さんだったのですか。

投稿: 外資社員 | 2006.10.25 13:42

>親と生徒が教師を苛め殺す世界・・・どんだけ殺伐としてるのかと

昨日のニュースウォッチ9で、この件を取り上げていました。生徒の親が自殺した教師を子供を育てた経験がないなどと批判していたようです。23、4の新任教師は珍しくもない。ようするに子供生んでないから半人前、小娘と馬鹿にしてたんでしょう。
あの辺の住人はなんでも優越感にひたる癖があるからちょっとやっかい。

投稿: | 2006.10.25 15:37

>あの辺の住人はなんでも優越感にひたる癖があるからちょっとやっかい。

特定地域住民を色眼鏡で見た発言ですね。ここに差別が生まれる温床があります。

投稿: | 2006.10.25 15:48

投稿: keenedge | 2006.10.25 15:50

>特定地域住民を色眼鏡で見た発言ですね。ここに差別が生まれる温床があります。

地域性というものを認められない方ですか?
日本全国津々浦々ぜーんぶ同じ性質だとでも。
いやあ言葉狩りってこんな感じなんですね!

投稿: m | 2006.10.25 15:54

>特定地域住民を色眼鏡で見た発言ですね。

わたす、いつも色眼鏡をかけてます。ついでにネックガードもね。北海道のはなしがでていましたが、クレジット、ローンなどの返済率が極端に悪いのが北海道。この地域性を無視したら金融業は成り立ちません。

投稿: ななし | 2006.10.25 16:11

>特定地域住民を色眼鏡で見た発言ですね。ここに差別が生まれる温床があります。

言葉狩りってのは、こうやるんだよぉっ。
特定地域住民=特民???
ナ~ンセ~ンス!!!
反論にすらならん。

投稿: ハミーデ・タン | 2006.10.25 16:16

>>たつやさん
>>京都の担当の集落

「八瀬の童子」ですね。

投稿: せんせい | 2006.10.25 16:25

>日本の潜水 艦戦力を上回る規模の潜水 艦隊の~
 まぁ、どう見てもこっち向けの戦力ですからね。米韓安保の箍が外れたら、どうなる事やら……

>司馬さんのフェイス~
 私は95年以降、脳内映像の司馬小隊長は0083のシーマ・ガラハウ中佐で、声も真柴摩利さんでFIXしてます。

投稿: 名無し二等空士 | 2006.10.25 19:57

>せんせい さま

大変ありがとうございました。古い話でキーワードが思いつかず、資料集めに四苦八苦しておりました。


>じゃあなぜ戦後の

ほんと盛り上がらない。
大正デモクラシーとか誰かまともに勉強してようよ。。。ほんと史実観まったくないんだから。。。誰が教えたんだ(ブツブツ

新 婦人協会 1919/11/24
水平 社 1922/3/3
日本共 産党 1922/7/15
治安警 察法改正 1922/3/**
治 安維持法 1925/4/22
普通選挙法 1925/5/5

たしかに被部 落民差別はありました。
同じように共産 党にも、婦人にも、大きく人権侵害、迫害がありました。

だから どうよ。

国家レベルと国民レベルでの人権問題の混同も激しすぎる。野麦峠もマジで信じてるのかし。

投稿: たつや | 2006.10.25 20:35

>脳内映像の司馬小隊長

 GS美神というのもありかと……MP5ではなく、神通棍を振り回すことになるが……


>野麦峠

 江戸時代までは、間引かれていた子供が、取りあえず成人するまでは生きていられるようになったということなんだが……なお、拙者の父方の県は女工を出す側の土地だったが、女は女工に行って稼いで一人前というのが、一般的な空気だったらしい。紡績工場では、ともかく腹一杯飯を食えたし、現金収入も得られた。当時は、農家にとって現金収入そのものが貴重。

投稿: 土門見人 | 2006.10.25 21:03

>女は女工に行って稼いで一人前というのが、
>一般的な空気だったらしい。
>紡績工場では、ともかく腹一杯飯を食えたし、
>現金収入も得られた。
>当時は、農家にとって現金収入そのものが貴重。
現在のシンセンや、中国沿岸部の工場の風景 そのものですね。
そのまま同じと考えて良いかはともかく、彼女達は元気で明るいです。

日系企業が、月間労働時間短縮や完全土日休を
導入しようとして大反対に遭いました。
理由は、働きたいからで、少しでも早くお金を貯めて、郷里に帰りたいからだそうです。
日本の常識が相手には迷惑だった典型ですね。

投稿: 外資社員 | 2006.10.25 21:24

>虎07
外務省と中国大使館の接触シーンに触発されて
http://www.meijikinenkan.gr.jp/
取り敢えず、今日の昼飯は明治記念館。昨日の雨も嘘の様、雲ひとつない晴天の下、レフ板をもった助手が白無垢の撮影に追われてました。篝火ってあるんだ~って、昼飯時は燃してないけど。

投稿: pongchang | 2006.10.25 21:49

>脳内映像の司馬小隊長は0083のシーマ・ガラハウ中佐

それだ!
…南雲さんは、首から上はイメージなんですが、首から下はちょっと司馬
さんよりもきゃしゃ…というかメリハリに欠けるというかw

だもんで、私もシーマ様に1票。

投稿: 思い立ったら名無し | 2006.10.25 22:39

>シーマ・ガラハウ中佐

 すんません。この人は逝っちゃった人なんで勘弁して下さい(ーー;)。カヌカはありだけど、ちょっと雰囲気が冷た過ぎるかな。

投稿: 大石 | 2006.10.25 22:52

>明治記念館
といえば、なぜか防衛庁関係のイベント?を結構やるんだよね。
華やかな結婚式場で、くたびれたスーツ姿の男やうさんくさい報道関係者がウロウロ、明らかに浮いてましたね・・・。

投稿: 禿鷲 | 2006.10.25 22:54

>彼女達は元気で明るいです。
>日本の常識が相手には迷惑だった典型ですね。

 中国にある日系工場で働いていた時、今話題のキム・ジョソイルが視察に来たことありまーす。名誉でも何でもないけど、ちょっと自慢なんだナ。
 現地の女工さんは一般労働者の倍額の給料を貰っているものの、社員食堂の食事代だけで一日の半分以上の稼ぎが消えるので、彼女達は節約して蒸しパン(中身の無い肉まんみたいの)を食べてたっけ。タンメン一杯でも工場内は全て日本社員価格なので高い。それでも彼女たちに暗さは一切無い。

 日本での彼女達は日系会社の寮で用意する、賄い弁当を食べてた。明るく元気で働き者、日本語学習、お洒落にも熱心で、お嫁さんにしちゃいたいくらい可愛いのだ。(俺、騙されてる?)
 スパイを見破るには、国歌&ラジオ体操を試して見れば良い。

 中国女は上記の通り。欧米、特にアメリカの女は男女変わらず。アラブの女は女の権利を有している。日本の女は「男女平等社会の中で差別されつつ揉まれ(セクハラ)、同時に女らしさも求められ大変」と思われる。婦人(一部の真面目な)自衛官とか。

最近のイラン女性も黒装束で、日本以上を強いられつつあるみたいだが。既出?
http://www.youtube.com/watch?v=Gv4G7ecWCuU

投稿: ハミーデ・タン | 2006.10.25 22:58

>江戸時代の身分制

関西ですが、こちらの一部の被差別
部落は院内とよばれていまして。
昔は(おそらく江戸以前)寺院の管轄
だったようです。
村で事件やそれに連座した人々を
寺院の領地に移住(ゲットーのようなものか?)させて隔離したということ
だそうです。


投稿: | 2006.10.25 23:00

>野麦峠
製糸業=国策産業=富国強兵・軍国主義と都合よく左翼的歴史観に結び付けやすいのを幸いに、そっち系の人達があえて極端なイメージを作り込んで流布し続けた戦果といったとこでしょうか。

本が出版された当時、地元岡谷の事業主達は本気で怒ったみたいですね。野麦峠の記念碑が建つ際は、当時の関係者からかなり批判があったそうです。

投稿: | 2006.10.25 23:05

>長期病欠の奈良市職員、高級外 車の傷を市に補償要求
車検で認められている最低地上高が9cmなので、そもそも8cmの段差は保証対象外扱いなのでは。
路面の斜度がどの程度が解りませんが、フラットだとすると単に整備不良と追い返されて終のパターンのはず。

投稿: DC2 | 2006.10.25 23:18

多少でも加重がかかるとすぐに数センチ車高が落ちますから8センチの段差でも下はするかも知れませんね。
払いが認められるかどうかは別ですけど。
徐行するなり、通行を避けるなり、幾らでも被害に遭わない方法はありますね。

投稿: おめだ | 2006.10.25 23:35

>この人は逝っちゃった人なんで勘弁して下さい~
 シーマ中佐が逝っちゃうまでには、聞くも涙語るも涙のエピソードがあるんですよ。
 興味のある方は、0083 CDシネマ2「宇宙の蜻蛉」をどうぞ。アサクラ大佐やら、ソーラレイやらが絡んだ悲惨・陰惨話が聴けます。

投稿: 名無し二等空士 | 2006.10.25 23:42

たつや 様

>「特権」とされる根拠

あ、すいません。私は職業的特権という言い回しを二通りに使っていますね。一つは弾家にたいしてと、もう一つは被差別民一般に対してとです。後者の方は訂正いたします。


>それほどドラスティックに構造変革

もともと日本の皮革の生産量も消費量も多くありませんでした。であったからこそ独占権をもっていた弾家は資産家であれたわけです。変わってきたのは幕末あたりから。靴の需要が出始めた頃からです。ちろん一般人の靴の需要はほとんどありません。軍靴としての需要です。土佐、紀州などでは藩が工場を経営し武士の子弟を靴職人として勤めさせました。関東の藩にも同じようなことをしているところがあります

>武士の商法とされるように猿まねでは太刀打ちできるレベルでは既になかったと考えます

もちろん江戸時代と同じことを繰り返していたのであれば、武士の猿まねでは太刀打ちできなかったと思います。全く異なっていたのです。先も書きましたが日本の皮革の生産量も消費量もたいしたものではありませんでした。幕末あたりになって近代的軍隊をつくるにあたって軍靴が必要になりましたが、ここで使用する皮革はほとんど全て輸入に頼ったのです。日本のそれまでの皮革は西洋式の革靴には不向きだったこともあります。1930年頃になっても自給は20%程度でした。職業的制約が一旦外れるともう資金潤沢な輸入は商人の仕事になりますし、靴職人(皮革職人)のなり手も制約がありません。旧士族からも靴職人がでたことは先にも書きました。

弾左衛門は明治政府の政策を見ながら皮革の生産から靴の工場経営に乗り換え順調に発展させはしたのですが、戦争まかせの軍靴の需要とそういう状況の中での他社との競争に勝てず、三井(?)からの資金を援助を受ける形で自らが興した靴製造会社の経営権を手放していきます。

投稿: k-74 | 2006.10.26 00:06

>車の傷を市に補償要求
道路管理者には道路を安全に通行できる状態に保つ義務がありますので、車道上の段差が本当に8cmあったなら、賠償請求に応じなければならないかもしれませんね。ただし、駐車場などから、歩道を横切って車道上に出る際の段差はこの限りではありません。
http://www.kinkiroad.org/soudan/3-4.html
そうしょっちゅうある事案ではないとは思いますが、たまにはある、といったところでしょうか。ま、市の職員が市を訴えることは珍しいと思いますが、こういうことするのは、えてして高級車のユーザーが多いようですね。

投稿: ya-mana | 2006.10.26 00:46

奈良の不埒な公務員のニュースで筑紫はほぼ黙り。膳場がひとりでやっている。一回目の放送で「屠殺場のような・・・」と言っただけで長きに渡って運動体の糾弾にあった筑紫は内心「ざまー見ろ、バレてやんの」と思っているに違いない。それにしても奈良市のゴミ収集係は腐っている。これこそ民営化したらどうだ。

仏教でも、門徒物忌み知らずというように浄土真宗はボクら凡人から見ると一風変わっている。たしか、死は穢れでないので葬儀の後の清めの塩もいらないんですよね。
動物を殺す職業も、皮鞣しも、穢れているなんて思いません。モンゴルなど遊牧人と同様でその技術は誇れるものだ。被差別部落の大半は、浄土真宗だと聞いたことがありますが、こういった穢れに対する意識が他の宗派と違うことに由来するんですかね。

投稿: TOソープランド | 2006.10.26 01:00

先生、神保町三省堂と書泉、秋葉有隣堂で虎07潜を発見、
三省堂で購入しました。これから拝読します。三省堂、
ノベルスの売り場が頻繁に変わってわかりにくい・・・。
今週末から神田古本まつりも始まりますね。
http://jimbou.info/news/furuhon_fes06.html

投稿: パルメン | 2006.10.26 02:09

>江 戸時 代の身 分制度
必ずしも後世のご都合で「江戸期に確立」というわけでもないのではないでしょうか。
隆 慶一郎氏描くところの「道々の者」と呼ばれる漂白の民-渡り巫女、大道芸人、サンカ(どの字を当てたのか記憶が・・・・)など-が江戸期以前には「自由民」として数多く存在していたわけですが、江戸期に入って人別を徹底するようになったとき、彼らは士農工商に含まれない最下層に位置づけられたと記憶しています。
その立場というのは「人に非ず」というように、一応人として認められる農工商からは差別的な目で見られるわけですが、これは幕府にとってある意味下層におかれた農工商に「自分たちよりさらに下がいる」という精神的な捌け口を与えたようなものではないでしょうか。
徳川の巧いところは単に「被差別民」という立場に追いやっただけでなく、彼らに対してある種の「利権」を与えたことだと思います。
人が嫌がる「ゴミの収集(現代の言葉で申し訳ない。)」「死体洗い(ユカンといったのかな?字は忘れました。)」「城からの汚穢(糞尿ですね。)」などはほとんど占有事業だったように記憶していますが。
現代人にとってはどれも「利権」とは無縁の職業のようですが、当時としては「ゴミ」「糞尿」は重要な「有機肥料」ですし、かなりの収入があったようです。
近代になって「差別撤廃」という波に乗りながら、尚かつ江戸期からの「優遇措置」に見られるような「利権(もちろん現代では形が変わっていますが。)」だけ享受しよう。
そんな意識構造が今回の市職員のような人間を作り上げたのではないでしょうか。

投稿: ヒグマ | 2006.10.26 02:55

>江戸期に入って人別を徹底するようになったとき、彼らは士農工商に含まれない最下層に位置づけられたと記憶しています。

人別帳には階層を記していないと思いましたけど…。

>これは幕府にとってある意味下層におかれた農工商に「自分たちよりさらに下がいる」という精神的な捌け口を与えたようなものではないでしょうか。

当時の農工商は、何度も一揆を起こして幕府や藩に対して要求を通していますし、経済的にも武士より豊かで(武士は生産をしませんから)、精神的な捌け口が必要だったとはとても思えません。

武士階級は、現代で言えば行政の担い手であって、農工商の支配者ではありません。

>当時としては「ゴミ」「糞尿」は重要な「有機肥料」ですし、かなりの収入があったようです。

ゴミや糞尿の売買は普通の商売として商われていたようですが…。
ユカンは死者の親族が行っていたものでは。


投稿: む | 2006.10.26 08:53

お久しぶりです。OH-1好きな某A私説庁関係者です。
>司馬さんの顔
南雲隊長、シーマ少佐と出ましたが、幼少時代はネーミングから「レイアース」の獅堂光。WAC時代から「BLACK LAGOON」のレヴィになるという雰囲気が。
シーマだと「汚れ仕事」ばかりやらされててもまだ生真面目だったジオン軍正規兵だった頃かな。

SIG使うって点で劇場版パトレイバー2のイメージがあるのかなと思いますが、一番最初のシリーズ(アーリーデイズという名前で再販されてる筈)の5、6話での陸自クーデター部隊に対抗する凛々しい南雲さんじゃないとね。

んで土門と組み合わせると…
雰囲気として似合うのは「BLACK LAGOON」のロックとレヴィみたいな。

さらに悩むのが音無隊長。口やかましい「カミソリ」モードの後藤さんかな。

>学校問題
教育現場でもバディシステムが必要だと思うのですが、相手が「アカの手先のおフ○ラ豚」だと意味無いしなあ。
教師の友人に「SAS式メンタル・トレーニング」をプレゼントしたら大変喜ばれました。
ただ、現場では忙しいがいじめも無く「アカの手先」もいないんですが、夫婦生活が夫のあまりの凋落ぶりに…
うちも妻を失い、母が来てくれたのは良しとしても、俺が子供の頃は母は働いていたので育児の勘所がいまいちわかってない。
まあ、無理に無理を重ねてとうとう「ストレス性障害」と宣告されたので、自宅療養にしてもらい育児と家事に励んでいました。来週から職場復帰訓練が始まります。
娘はヘリが大好きなので、何とか視力を維持させようと努めているんですが、いかんせん両親の目が悪いもんで…
夏休みの工作にCH-47チヌーク型貯金箱を作りましたよ。毎日上空を飛ぶチヌークを見ては気合いを入れて作っていました。
しかも一番こだわったのが、「白枠付の日の丸」
テンプレートを駆使し、最終日の夜までかけてきっちり再現しました。

投稿: ほほえみデブ | 2006.10.26 08:56

>江戸の身分制
既に指摘が出ていますが、汲み取りと部落問題の関係はあまりないでしょう。 江戸の汲み取りといえば、葛西船が有名で近隣農家が対価を払って
(貰ってではない)汲み取り、肥料として使う。対価を払うということは更に高く取引されたとのことで、臭いけれど美味しい副業だったと思います。(船一艘の収入と農地1町(約1ha)の収入があるとの算定もあり)

岡倉天心さん ご紹介のHPには、享保時代に身分の締め付けが厳しくなったとの記述があり、事実です。 但し、締め付けが出るということは二面の意味があり、緩んでいるからとの見方も出来ます。 これ以降の状況を考えると、御家人株や武家屋敷(実際は借地権)の売買は盛んなり、身分制が更に緩んだことを考えると、享保の締め付けにより身分制が以降 確立できたとの考え方は、少なくとも江戸には当て嵌まらないと思います。 農村部については、別の考え方は必要かもしれませんけれど。


投稿: 外資社員 | 2006.10.26 09:55

>日本の常識が相手には迷惑だった

ILOの常識だと思います。
日本は過重労働を輸出すると揶揄されますから。


>k-74さま

しつこくてすみません(汗

軍靴のという大きな需要をもたらし、西洋式の革靴というものが新しく普及し、新しい人が大勢参画していった。という構図と理解しました。
ただそれは、動物の屠殺、解体、精肉、皮なめしといった日本国内での消費に関わる部分にはあまり影響を与えないものではないかと考えます。
いわゆるエタヒニンと呼ばれる人々の職業全てを俯瞰する必要もあり、それも含めて、軍靴、食肉という点を踏まえれば当時はかなりの成長産業であり、新規参入があったとしても、既存の流通ルートが破壊されるという事が考えにくいこと、また影響を受けるのは肉だけみても一部にしか過ぎない点が疑問に残ります。


>穢れ

まったくもって新しい概念ですね。いつのまにか「穢れた職業」が出現してきました。というか「穢れ」が忌み嫌われるものは「歴史的だ」「本能だ」と思いこんでいるのでしょうか。教育の成果だと思えないのでしょうか。
歴史的に見られる穢れはケガレであり、日常を意味します。対にハレがあり、非日常、祭りを意味します(晴れ着など)。

投稿: たつや | 2006.10.26 10:09

連投お許しを

> ハミーデ・タン さん、中国の日系企業
私の知っている工場では、寮費・食費は無料でした。 それは良い労働力を確保するには、良い環境を用意するのが重要だったからだと思います。
中国の文化では食べ物を重視しますので、食事が高いのは不満が大きいと危惧します。

>日本語学習、お洒落にも熱心で、お嫁さんに
>しちゃいたいくらい可愛いのだ。
>(俺、騙されてる?)
騙されていません、日本の男性で現地女性と結婚する人も結構おります。

但し自分の物差しを相手に押し付けないことです。 多分、彼女の両親や家族へのささやかな援助を惜しまなければ、良い奥さんで居てくれると思います。 そうしたことは夫に求められる重要なことだと思います。 日本では皆が豊かでそのような配慮は不要なのですが、生まれ育った背景の違いに気持ちを向けられるなら、幸福になれると思いますよ。

投稿: 外資社員 | 2006.10.26 10:10

>長野県の同和問題を扱った文学作品
 近代文学でこれを扱った原点は、島崎藤村の「破戒」あたりでしょうか?
あとは「橋の無い川」の舞台も長野県でしたっけ?

>中国への進出企業の注意点
 日本では「臭い飯を食う」と言われる刑務所暮らしですが、中国では「冷たい飯を食う」といわれます。「暖かい食事を出す」ことはそれ位重要視されているので、くれぐれも従業員の食事には細心の配慮を・・・と最初に書かれたのは昭和40年代だったりします。

投稿: Escher | 2006.10.26 10:47

>江戸の汲み取りといえば、葛西船が有名で近隣農家が対価を払って
これ映画かテレビ時代劇で見た。藤田まことの必殺仕事人。葛西衆の元締めが津川雅彦で江戸城大奥まで入り込め裏の仕事もやっているような設定。
>歴史的に見られる穢れはケガレであり、日常を意味します。対にハレがあり、非日常、祭りを意味します(晴れ着など)。
一般的に通用しない本義なるものは同和問題を語る上で不毛。どうも、お江戸でござるが一人いるようで。とほほ。

投稿: ginn bae | 2006.10.26 11:28

>あとは「橋の無い川」の舞台も長野県でしたっけ?

奈良県です。

投稿: 岡倉天心 | 2006.10.26 13:46

たつや 様

>既存の流通ルートが破壊されるという事が考えにくいこと、

明治期以降に残ったということであれば否定しません。また新たな弾家のような元締めが出てきたであろう事も否定しません。

昨日「専業化した根拠は高度に発達した技術すなわち専門職として、技術者として、業をなす限り、そうそう他者にその座を明け渡すものではない」と書かれていましたが、私はたいした技術は持っていなかったと考えます。先のお返事に供給も需要も少なかったと書いたとおり、江戸期の精肉・皮革産業は非常に零細でした。牛馬に関してですが江戸時代(一くくりにしてしまいますが・・・)屠殺がありません、とここでは言い切らせていただきます。精肉、皮革をとるための屠殺は無かったのです。自然死・事故死した牛馬からだけでまかないきれる需要でしかありませんから、おのずと求められる技術も流通方法もしれています。ヨーロッパでは被差別民(≒非キリスト教徒)のひとつとして豚商人などがあげられますが、彼らの技術や流通方法というのは専門的で分科しており非常に高度なものです。それに比べれば日本の江戸期のそれはかなり低かったと思っています。その程度の技術と流通方法(この流通も元締めがいてこそですが・・・)では大きな変革には対応できなかったであろうと考えます。

投稿: k-74 | 2006.10.26 18:09

>江戸期の精肉・皮革産業は非常に零細でした。
このサイトによると皮革は結構、盛んだったかも。
http://www.hyohiren.or.jp/history/index.html

輸入皮革も多かったようですし、加工産業としての皮革産業はそれなりにがんばっていたような。

投稿: む | 2006.10.26 21:26

> ほほえみデブ様、

Private Pyle, I'm gonna give you three seconds
--excactly three fucking seconds-- to wipe that
stupid-looking grin off your face, or
I will gouge out your eyeballs and skull-fuck you!!!

もちろん冗談です。
Full Metal Jacketの大ファンなので、秀逸なるハンドルについ大喜びをしてしまった次第です。ご容赦くださいm(__)m

こういうサイトもありますね。
http://www.ebaumsworld.com/jacket1.html

投稿: 信濃者 | 2006.10.27 09:34

Mmm good   うんよし
feels good    感じよし 
is good      具合よし
real good     全てよし
tastes good   味よし 
mighty good   スゲェよし
good for you   お前によし
good for me   俺によし

投稿: ハミーデ・タン | 2006.10.27 10:03

まず
>一般的に通用しない
マイワールドでどうぞ。

>k-74さま

すみません、少し整理させて下さい。私自身も誤解していました。

ご主張の点は、明治以後職を失った元従事者が没落したので、差別を受けているでよろしいでしょうか。。。
むしろご主張は、明治以後うはうはで新規参入した武士が、現在従事し、差別を受けていることになると思うのですが。。。

投稿: たつや | 2006.10.27 14:09

たつや 様

>むしろご主張は、明治以後うはうはで新規参入した武士が、現在従事し、差別を受けていることになると思うのですが。。。

なるほど、食肉・皮革産業に従事したら差別されなきゃならんのですね。どーんと世の中が変わったって言ってるのに・・・。

じゃ。

投稿: k-74 | 2006.10.27 17:24

>どーんと世の中が変わったって言ってるのに・・・。

はつみみーw

ではw

投稿: たつや | 2006.10.27 17:47

>虎07潜を救出せよ
我慢できずに読み始めましたが、止まりません。

これだけ複雑な国家間の関係を盛り込むと、
話が破綻するか、無理な感じがでるはずなのですが、
それを微塵も感じさせず、内容に引き込む所が
いつもながらお見事ですね。


投稿: 外資社員 | 2006.11.02 09:25

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