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2006.10.18

JANJANにて

※ 作家・大石英司氏、“伊勢原市役所駐車場事件”で自民 党を擁護
http://www.janjan.jp/

 という市民ニュースサイトがございまして、先日の神奈川 16 区での市役所の敷地内を占領して選挙演説が行われたことに関して、市民記者の方のエントリーがありました。それには、記事タイトルにすでに私の固有名詞が入っているわけですが、そのこと自体、ちょっと違和感はあるけれど。てか違和感ありまくりだろ! それ誰よ? みたいなわけだが(~_~;)、自分で言うのも何だけど、私の固有名詞にさほどのニュースバリューがあるわけでもない。ブロガーの間では、それなりに知名度も上がっているみたいだけど。
 自分の意見が、それが否定的だろうと肯定的だろうと、普段まったく未見の空間で晒されていること自体は、私は原則として歓迎します。意見などというものは、知られてナンボですから。1000人の批判者の中から100人の理解者を得て自分の根城に連れ帰るのが私のモットーでもありますし。
 私が神奈川の補選で、自民党候補者を推しているかのような誤解も見受けられて、はたしてこの市民記者氏の論点は何処にあるのだろう、と疑問に感じる部分も若干あるのですが、再度、書いておきます。

 先日の、サッ カー場で自民党が幟を立てて観戦したことでの抗議のやりとりに関してもそうでした。なぜか日本人は、いつの時代からか、他人の政治的アピールに接することを不快に思うようになった。この辺りを研究すれば、面白い論文が書けると思うのですが、先の大戦で国家に裏切られたことが、そのトラウマの原因なのでしょうか。
 たとえば、ネットを利用しての選挙運動に反対する人は、少なくとも自身でネットを利用している有権者の中には、まずいないでしょう。みんな早くネット選挙が解禁されるべきだと思っている。その同じ人々が、毎朝駅頭で辻立ちしている政治家を目撃すると眉をひそめて足早に立ち去るという姿がある。ああいう中で、一人立ち止まって、その演説に耳を傾けるというのは、なかなか勇気がいる行為ですよ。そのスタッフですら、なんでこの人はこんな所で政治家の演説なんか聴いているんだろう? という不審の眼差しでキョロキョロと睨んだりしますから。

 それで不便を強いられた人がいた。いわんや不在者投票を妨害されたとあれば本末転倒では無いか? という意見はありだと思います。それはお気の毒さまでした。でもそういうコストをささやかなもの、われわれが政治を付託する上で、些末なインシデントだと思えるような時代が来ることを願っています。
 janjanというニュースサイトは、あれは日本版オーマイニュースのような性格を持っているのだと理解しますが、もしそこの市民記者諸氏に、某かの政治的な合意事項や目標があるとしたら、政治家の主張に触れられるべきチャンスは、より拡大されるべきだ、という私のスタンスにも幾ばくかの同意は得られるものと思っています。
 意見に相違はあれど、それはまずそこにそういう意見が存在することを知ってこそ、議論が生まれ、われわれは進歩できる。最近ちょっと革新勢力は元気が無かったけれど、こういうサイトがあって、そこで頑張っている人々がいることを知るのは嬉しいことです。願わくば、内弁慶にならず、自分たちと立場を異にする勢力との議論に堪えうるレベルの記事を送り続けて欲しいですね。

※ 全国の教 委責任者を招集へ=いじ め防止で19日に緊急会議-伊吹文 科相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000044-jij-pol

 私は過去一貫して、一人の教師がクラス全員を把握するのは不可能でナンセンスだと書いてきたけれど、これは半面というか、反面では嘘です。というのは、たとえば30人40人のクラスに於いては、実は半数の児童生徒は全く手が懸からない、いわゆる「よ ゐこ」です。それは、本人の資質や努力や運、性格によって、手が懸からない、教師から目を付けられないことを体得した子供たちで、クラスの半分は、そういう子供で占められる。問題は、残りの半分、あるいは1/3以下の子供たち。彼らは、ある時は加害者となり、ある時は被害者となる。その恐らくは10名前後の要注意児童や生徒に気配り出来ないか? と言えば、目配りは可能でしょう。それが行えてこそのプロです。

 私がもう一つ感じているのは、クラス内に於けるヒエラルキーの喪失が今日の虐 めの陰湿化、外部からの遮蔽を高じさせているように思える。昔は、クラス内に多層なヒエラルキーが存在していた。頭は悪いけれど、駆けっこは速い。やんちゃなだけに腕力はある。人付き合いが広い、男子に対して溜めを張れる女子。学級委員も、今のような順繰り持ち回りでは無く、そこそこリーダーシップを発揮できる子供が任命されていた。彼らは岡っ引きですよね。クラスに於ける岡っ引きとしての機能を果たしていた。
 社会が均質化し、歪んだ平等化教育の影響で、クラス内から、それらのヒエラルキーが喪失したことによって、いろんなタガが外れてしまった。教室のイラク化、何処でどういう問題が発生しているのか誰も把握出来なくなった。
 それに、問題は無いことを前提とする組織防衛が職員室や教育委員会に作用して、ますます虐 めを深刻化させた。
 虐 めを根絶させることは出来ないだろうけれど、各自がそれぞれの現場で責任を果たすことで、最悪の事態を回避することは可能だと思うし、それは家庭に於ける教育でも、「虐 めに知らんぷりをするのは同罪だ」と教えることで効果を発揮出来ると思う。

※ 「ゆ とり教育」の旗振り役 寺脇 研さん、文科 省を辞職へ
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY200610170506.html

 ゆ とり教育ほど誤解された政策もなく、国は最低基準だけ定めて現場や家庭の自主裁量に委ねましょう、という制度の主旨は全く理解されずに、いかにも学力低下を招いた結果だけがクローズアップされてしまった。家庭にその余裕は無く、なぜか現場にも創意工夫の意欲は無かった。
 この失敗がとりわけ不幸なのは、この文科 省の失敗を余所の省庁が見ていたことです。地方への財源や権限を移行することが政治の流れであったはずなのに、結局は、地方にも現場にもその能力は無いことが証明されてしまった。「ゆ とり教育」の失敗が無ければ、もう少しいろんな部分で、地方への移譲が進んでいたと思う。

※ 奈良・妊 婦転送死亡:19病院以上、拒否か 大淀病院「判断ミスあった」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061018ddm041040097000c.html

 私は、奈良という場所の地理的な位置づけが出来ないのですが、国が求めた医療体制の整備が間に合っていなかったみたいなニュースもありましたが、奈良というところは、首都圏に於ける埼玉や千葉的な位置づけからは遠いのでしょうか? 栃木&茨城程度?

※ 携帯「番号 持ち運 び制」 11%「替えたい」
http://www.asahi.com/business/update/1018/004.html

 メールアドレスの変更は出来ないし、手数料5千円も取られるしで、いざサービスがスタートした時点では、囲い込みみも終わっていたという感じですね。

※ 同 性 愛者の「結 婚」も市長が祝福 大阪市が活性化戦略
http://www.asahi.com/politics/update/1018/006.html

 そういう問題ではないと思うんだが……。

※ 火曜

 なんだか最近籠もっていたせいで、ズボンがきつくなったことを実感。午後、次男をフラッカーズに乗せて梶が谷の郵便局まで走る。途中、246に出た途端、次男と同年齢程度の子供を乗せた若いママに抜かれてしまい、俄然ハッスルして抜き返すが、その後1キロ近くずっと登り。 _| ̄|○ また抜かれやしないかとバックミラーが気になって仕方がない。激しく後悔する。
 夕方、実姉が北海道土産を持って来るので久しぶりに外食。帰省時を除けば、家族で外食したのは、春以来な感じがする。

※ 今日は、「核 開発かレジームチェンジか」の記事を書くつもりだったけれど、イレギュラーな記事が入ったので、また明日。

※ メル マガおまけ 狼瘡 or ナフ タリン中毒?

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コメント

>※ 「ゆ とり教育」の旗振り役 寺脇 研さん、文科 省を辞職へ

導入決めた人たちは、こんなこと言ってますけど。

★元教育改革国民会議座長・江崎玲於奈
「人間の遺伝子情報が解析され、もって生まれた能力がわかる時代になってきました。(中略)いずれは就学時に遺伝子検査を行い、それぞれの遺伝情報に見合った教育をしていく形になっていきますよ」

★元教育課程審議会会長、文化長官・三浦朱門
「出来んものは出来んままで結構。戦後50年、落ちこぼれの底辺を上げることにばかり力を注いできた労力を、できるものを限りなく伸ばすことに振り向ける。(中略)限りなく出来ない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです。それが『ゆとり教育』の本当の目的。エリート教育とは言いにくい時代だから、回りくどく言っただけだ」

投稿: | 2006.10.18 11:12

※ 作家・大石英司氏、“伊勢原市役所駐車場事件”で自民 党を擁護

大人の対応に感服しました・・・というか自己防衛というべきでしょうか・・・
ちょっとブログを読めば、大石氏が自民を擁護してるなんてとても書けないと思うんですが・・・
市民記者にそういう読解力を求めるのはナンセンスなのでしょうか?

※ 「ゆ とり教育」の旗振り役 寺脇 研さん、文科 省を辞職へ

「偏差値」や「知識」や「業者テスト」を徹底的に悪者にしたという印象しかありません。しかもその破壊力は強烈でした。
ゆとり教育が声高に叫ばれるようになって以来、塾に来る子供の質がガラリと変わった、という話をよく耳にしました。
親が不安になって塾に走ったため、目的意識をもった子供の割合が激減した、ということのようです。
また、「勉強ができると虐められる」という話もよく聞きました。
登校拒否(不登校)寸前の子供の家庭教師依頼が増えたのもこの時期です。数ヶ月の内に成績がグングン伸びて、教えている私が驚いたこともしばしばでした。子供たちは、一所懸命に勉強することに罪悪感や恐怖心を抱いていたように思われます。
塾講師仲間と話すたびに似たような話になってウンザリしたことを覚えています。

> 奈良というところは、首都圏に於ける埼玉や千葉的な位置づけからは遠いのでしょうか? 栃木&茨城程度?

関西はすぐに山の中になってしまいますから、簡単に比較はできないような気がしますが・・・栃木&茨城というのは当たらずとも遠からずだと思います。あるいは山梨とか群馬とか・・・

投稿: 信濃者 | 2006.10.18 11:33

>たとえば30人40人のクラスに於いては、実は半数の児童生徒は全く手が懸からない、いわゆる「よ ゐこ」です。

「クラス内に於けるヒエラルキーの喪失」ともリンクする?のかもしれませんが、最近では「よ ゐこ」の中から加害者や被害者が出てくるようになったというのが現場の実感らしいですよ。こんなこというとあれだけど「炎上」にも似た臭いを感じるんですがね。

投稿: | 2006.10.18 11:56

よっしゃー、一番乗りぃ~!
中公のサイトが更新されました。
http://www.chuko.co.jp/new/comming.asp

投稿: | 2006.10.18 12:26

>陸自から駆り出された「あの」特殊部隊も出撃する!

+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +

投稿: SEED | 2006.10.18 12:53

>作家・大石英司氏、自民 党を擁護
始めに 反自民なり、民主シンパの前提があってそれを補足する為の材料を探したかったのでしょうね。 資料引用をする場合の典型的な注意例のように思います。
今回は、ご本人がすぐに自分の考えを表明できるので間違いだと言えますが、著名な人になるほど本人の意思に沿わない引用も増えるのでしょうね。 ”合衆国崩壊”だって、ある局部だけ捉えれば反米小説という言い方も可能ですから。(笑)

>いじめ:クラス内に於けるヒエラルキーの喪失
ご指摘を頂いてなるほどと思いました。
私が子供の頃は、とりあえず何か得意なものを持つことがイジメの回避に繋がりましたが、現在では必ずしもそのように行くとは限らないのですね。
 娘の小学校で、評判の良かった先生は 出来る子に他の子供を教えさせたり、グループ全体で課題が終わるように協力させたりすることが巧みでした。この方法は、江戸時代の寺子屋で行なわれていた方法そのもので特に新しい方法ではありません。
この先生は、ヒエラルキーの復活と共同作業の体験という2つを実施していたのですね。
そういう方法の伝承すら、無くなりつつあるようで...


投稿: 外資社員 | 2006.10.18 12:56

>奈良という場所の地理的な位置づけが出来ないのですが

えー、地理的な位置ですと、地図を見ると解りやすいのですが、大阪の南東、京都の南、三重の西、和歌山の北東です。

投稿: | 2006.10.18 14:35

>クラス内に於けるヒエラルキーの喪失

体罰はだめ、運動会じゃみんな1番だし、女の子は女の子らしくは性差別だし。

日教組の持ち込んだ、みもくそもへったくれもない悪平等民主主義と、何でもダメのネガティブ思考骨抜き教育の成果だと思うのです。

投稿: たつや | 2006.10.18 15:36

>体罰はだめ
取り返しのつかない結果をもたらすので当然。
>運動会じゃみんな1番だし
典型的な都市伝説。幼稚園じゃあったかもな。
>日教組
日教組の悪口いってれは抑圧心理の解放がえられるのだろうか。その時点で思考が停まってる。

投稿: 轟 | 2006.10.18 16:05

>轟さま

もしよければ、日教組がご主張なさっている「信念なり」「教育のあるべき姿」をご存じならご教示下さい。私の耳には良き習慣について頑なに拒否する姿しか入ってきません。

投稿: たつや | 2006.10.18 16:20

>体罰はダメ
昔はよくやられたもんだけどなぁ。殴られて吹っ飛ぶなんてのは序の口で、縦笛で折れる位強くたたかれた奴(暫くピクリとも動かなかったけど)もいた。バケツを持たされて廊下に立つなんて、もう軽すぎて涙が出るくらい。

ただ、今の体罰と決定的に違うのは、個人的感情から発作的に手を出す先生はいなかった(ように思う)し、殴った後(放課後等)でちゃんと様子を見に来た事。だったら殴るなよって思ったけどね、当時は。

昔は子供同士の喧嘩なんてしょっちゅうだったから、モノの“加減”も身を以って学習したけど、そういう経過を経てこなかった人が先生になってしまったのは大きいと思うなぁ。勿論、感情のコントロールとは別だろうけどさ。

>日教組
おそらく思考が停まっていないであろうあなたの意見が書かれていないが、もしかして組員ですか?

投稿: 中資系社員 | 2006.10.18 17:41

>日教組の悪口いってれは抑圧心理の解放がえられるのだろうか。

日教組への脊髄反射的な反発はおおむね政治的行動を展開(しかも左側)してることへの逆思考の持ち主たちによるものだからまあ話半分に聞いておくのが吉ですよね。

投稿: | 2006.10.18 17:48

昔は良かった、というのはやめたほうがいいですよ。
昔は教師に殴られて障害を持つようになった人間が山ほどいましたけど
(鼓膜を破られたという話はよく聞くし、同じ学区の同じ学年には骨折や失明の被害が出ている)、
いまどきこれが「コルテラルダメージ」だとでも?
わたしも殴られた口ですが、もう定年退職した年齢の教師はそれこそ感情で殴ってきたし、自分の間違いをけっして認めませんでしたね。

日教組の組織員はいけ好かない連中が多いですが、間違いを指摘してきた相手に質問で返すというのは子どもっぽい反応です。
だいたい、日教組の組織力がもっとも強かったのは体罰全盛の80年代じゃないですかね。

投稿: L-WING | 2006.10.18 17:51

>日教組がご主張なさっている「信念なり」「教育のあるべき姿」をご存じならご教示下さい

知りませんよ。関心もない。体現的に私自身も娘も息子も「日教組」なるものが教育環境を阻害した事実はない。よって意識の外。医療に関する問題もあわせてどうも地域差があるようで東京や横浜、川崎に住む限り今話題の話は所詮は他人事ってことでしょう。

逆に聞きたい。日教組教師が減少して教育現場はよくなったのか。日教組悪玉論の方はこのあたりをどう理由づけるんだね。

投稿: 轟 | 2006.10.18 18:41

>体現的に私自身も娘も息子も「日教組」なるものが教育環境を阻害した事実はない。

「学年末で時間がなかったから」とのごまかしで、私自身は近代史が学ぶべき環境になかったという経験をしました。明治、大正、昭和の時代は端折られたため今の日本がおかれている正しい歴史認識ができていないと理解しています。それは拉致問題や竹島問題に無関心な日本人を作り上げたと考えています。

>日教組教師が減少して教育現場はよくなったのか。日教組悪玉論の方はこのあたりをどう理由づけるんだね。

昭和31年 教育委員会が住民による公選制から首長による任命制に移行することへの反対
昭和33年 教員の勤務評定を実施することへの反対
昭和36年 日本の全国統一学力テスト実施への反対
昭和40年 歴史教科書問題をめぐった裁判運動
(ウィキペディキュアから)

羮に懲りて膾を吹く状況を脱し、ようやく教員の免許制度について触れる総理がでてきました。私も勤務評定をすることが「全てバラ色」になるとは思えませんが、既出の「思考停止」がこの数十年間あったことは事実ではないでしょうか。

投稿: たつや | 2006.10.18 19:01

>私がもう一つ感じているのは、クラス内に於けるヒエラルキーの喪失が今日の虐 めの陰湿化、外部からの遮蔽を高じさせているように思える

 山形マット死事件は、田舎社会のヒエラルキー自体がいじめを生み出しているし、その中で地域ぐるみで犯罪を隠蔽している。教室以外の体育系クラブ(先輩を頂点とするヒエラルキーが厳然として存在する世界)のいじめも日常茶飯事。
 原因が何かを探るのはやめて(どうせ分からないのだから)、いじめのを早期に発見していじめられっこを救出することに傾注した方がよほどいじめられっこを助ける効果があるのでは?

投稿: | 2006.10.18 19:12

俺の小学校は日教組に牛耳られてて、中学からは私学に行ったので、二十歳過ぎた今でも君が代をまともに歌えたことがないw

まあどうしようもない学校でしたわ
何しろ組合活動に入れ込んで、全教員の三分の一が、年間で半分以下しか学校に来てなかったんだからw

投稿: | 2006.10.18 20:50

>中公のサイト
JanJanのサイトにも「公人」と書かれておりましたが、めでたく「中公人」に格下げされまして、ご同慶の至りです。
ええ、昨日「ハム人」と優勝に引っ掛けて書こうかとおもってやめて良かったです。

投稿: pongchang | 2006.10.18 21:44

やすおといわれてもいまでは遅すぎる
>田中康夫前知事が任命していた監査委員公用ケータイで「パケ代19万」
http://www.j-cast.com/2006/10/18003432.html
J-CASTって忘れられ系だけど、少し抑揚効いているかな

投稿: pongchang | 2006.10.18 22:06

>>信濃者さん

戯れ言ですが、東京と山隔てた山梨と、平野つづきの群馬を同列に比較するな、という群馬県出身者の苦情だす(笑)。まあ戦国時代には、南半分武田領だったこともあるわけですが(^_^;)。

投稿: フロレスタン | 2006.10.18 22:16

※ 全国の教委責任者を招集へ=いじめ防止で19日に緊急会議-伊吹文科相

結局、少子化対策だの教育改革だのスローガンだけ掲げておき、実際は事が明るみになるまで何もしていなかった、という事か。それに加えてこの意味不明な緊急会議、これでは……(頭痛)。

ひたすらに無惨なり、にっぽん。

投稿: | 2006.10.18 22:58

奈良は南北格差が激しいですね。
北部は大阪のベッドタウン、南部は超過疎地。

奈良県は47都道府県で一番昼間人口割合が少ないです。
つまり埼玉や千葉よりも「奈良府民」比率が高い。

この数字を見れば「奈良は埼玉のようなもの」と思えてきますが、南部の不便さは、相当なものです。
日本で一番広い村、十津川村も南部にあるし。

未だにテレビは衛星頼み、というエリアが結構あります。

マンガ「ガラスの仮面」の紅天女の舞台モデルは、奈良南部の山中ですね。

で、今回の事件は南部の入り口のエリアで起こったことです。

投稿: スルッとKANTO | 2006.10.18 23:16

 以前に、受身形と紛らわしいと勝手に感じた「~られる(尊敬・可能)」は九州弁の影響で自衛隊内の標準語になったと誤認していた私です。(←文法が変?)
 今日、「NHKの言葉おじさん」という番組で、「“ら”抜き言葉」は江戸時代の静岡で流行って以来、九州以外の全国に広まったそうで、これには可能のみを現す利便が有るそうです。なので、九州人と自衛隊員は伝統的な日本語を継承しているので堅苦しい(怒ってる&威張ってるみたいな)と思います。あと、愛知以南の「~しとぉ(る)」「やっとぉ(る)」(=している・やっている)も私的には敬語として受け入れがたいといった状況です。が、方言としての「~しちょる」は何となくOKです。

>中公のサイト
>pongchang 様
 せっかく無記名でポーンッと言い放ったつもりでいたのに、レスを受けると現世の様子が気になって疼くんです。今となっては、長い夢を見ていた気分です。

投稿: 伝染るんです | 2006.10.18 23:33

> 原因が何かを探るのはやめて(どうせ分からないのだから)、いじめのを早期に発見していじめられっこを救出することに傾注した方がよほどいじめられっこを助ける効果があるのでは?

でも、犯人を探し出して糾弾することは、血に飢えたマスコミ様と視聴者様の嗜虐心を満足させると言う立派な役目があるのですよ。
たぶん、問題の解決なんてしょうもないことよりも、溜飲が下がることのほうが、多くのヒトにとっては大切なんじゃないですかね。

個人的には、イジメを予防しようとすることによるコストの増加と悪影響のほうが問題だと思うので、後手後手であると言うことは自覚した上で、起きてしまった場合の緊急避難の方法を考えるべきなんじゃないかと思うのですけれど。
間に合わなくて、自殺しちゃった場合は、可哀想だけど、それもまた歩留まりだと言う他なくて…

投稿: y-mat | 2006.10.19 01:29

>日教組
 お恥ずかしい話、私は今でもこの「単語」を聞くだけで思考停止~フリーズしてしまいます。
 当時、先生からの嫌がらせを跳ね返す為に、テレビ・アニメである戦闘メカ・ザブングル(=失敗作の意)の主題歌を歌ったりして日々憂さ晴らしをしておりました。また、同時に親の前でも何の気なしに「スキよ スキよ スキよ うっふ~ん♪」とか「堕ちてゆくよぅな エ ク ス タ シー♪」とか無邪気に唄ってて(あぁ、もうこの時点で既に逃げとるわ)ケロッ ケロッ ケロッ♪
http://www.youtube.com/watch?v=deKyPLId0oI
(歌手の串田アキラは和田アキコの偽男名だと「確信」してましたが、どうやら間違いだったようです。私の人生はここでも否定されてしまいました。)

投稿: 伝染るんです | 2006.10.19 01:32

>イジメ

しかし、お上はこんな事を言っているようだが、

●自信と誇りの持てる「美しい国」へ
 「日本を、世界の人々が憧(あこが)れと尊敬を抱き、
《子どもたちの世代が》自信と誇りを持てる「美しい国、
日本」とするため、先頭に立って、全身全霊を傾けて
挑戦していく覚悟である」

やはりこうした現実とは懸け離れているのでは。 

投稿: | 2006.10.19 01:55

>y-matさん
自分は衆愚に属していないという書き方をするのは止めた方がよいと思いますよ。
一歩引いた所からものを見ようとするのは物事のより正確に把握するための手段ですが、引くことが目的になってしまっては、それこそが「嗜虐心を満足させるためだけの行為」になってしまいます。

あと原因の究明は被害者からすれば十二分に価値はあります。
断言できます。
そうでもしなければ彼らは思い知らず、半年もすれば苛めた者の事などすっかり忘れてしまうからです。
第三者が忘れるのなどはどうでも良いですが、加害者が何もかも忘れてしまうというのは苛められた者にとっては許しがたいことです。
阿呆の事などさっさと忘れてしまうのが一番被害者のためではありますが。

投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2006.10.19 02:57

> やはりこうした現実とは懸け離れているのでは。 

日本国憲法の前文を持ち出して、国際社会の現実との乖離を嘆くようなものですね。

(参考)
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s0

投稿: 信濃者 | 2006.10.19 02:58

>(参考)

なるほど、これはなかなかいい。
ほとんど気分は法学部の学生だ。
しかし、

>国際社会の現実との乖離

これについては無理に合わせる事もないと思うけど。
だいたいどこぞの地域は利害関係がやたらと複雑な
ところへ横から意味不明な事をやらかす国(どこ?)
もあるしで余計訳が分からん。
実際難しいところやね。

投稿: | 2006.10.19 05:17

>>イジメを予防しようとすることによるコストの増加と悪影響のほうが問題だと思うので

 例えば、最終的なコストを考えた場合、被害者もしくは加害者が、社会害なす犯罪者となったとき、国が面倒を見るコストだと思います。それならば検挙率という数値目標をどんなに満たさないでも、予防にコストをかけるのが一番コストがかからないのだと思います。
 メタボリックにしてもそうです。重病の疾病率を高める肥満を増やすよりは、という発想です。緊急避難は、胃ガンの全摘みたいなもので、その後の人生を考えるとあまりに過酷ですね。
 それがないよりマシというのが、女性専用車両です。緊急避難の例ですね。結果として男女差別だと言う方もいますが、被害者はもっぱらイジメの被害者と同じく熊みたいなオヤジにのしかかられて、悲鳴一つあげられない子供であるわけで、こんなコストをかけるぐらいならと言うなら、まず痴漢オヤジをつるし上げてから、ということだと思います。
 被害者が問題を増やしているのではなく、加害者が増やしいるんです。イジメはする側が居てはじめてイジメなのであって、出来るけれどやらないという抑制力がちゃんと効いてれば問題は起こりません。
 刺しちゃいけない、盗んじゃいけない、無視すんな、パンツ下ろすな、というのを最初から言わなければならないのは脱力しますが、もうそこから始めないといけないわけで。
 周囲に迷惑をかけないコスト計算をしながら、状況を改善する方法を模索するのは、わりといじめられっ子の基本的な思考パターンではないでしょうか。

投稿: まど | 2006.10.19 08:16

>山形マット死事件は、田舎社会のヒエラルキー
>自体がいじめを生み出しているし
大石先生が仰る学校におけるヒエラルキーとは、学級内の自治のようなものを意味していると思いますよ。 学級といえども小さな社会で、価値観は多少 一般社会とは違うけれど、そこで色々な役割を担っているいうことだと思います。

ですから、田舎社会のヒエラルキーが原因という
話ならば、田舎社会と学級内ヒエラルキーとの関連を話さないと議論がかみ合わないと思います。


 

投稿: 外資社員 | 2006.10.19 09:42

日教組がいけ好かない連中の組織であるということについては異論はないのですがどうにも議論の筋が悪い。

>たつや さん

> 「学年末で時間がなかったから」とのごまかしで、私自身は近代史が学ぶべき環境になかったという経験をしました。

たつやさんがお幾つか知りませんが、大学入試で近代史がよく出題されるようになったのは90年代半ば以降であり、それまでの高校では近代史は放置が基本でした。
現在は受験重要項目として力が入れられています。
つーか歴史くらい自分で勉強したらどうでしょうか。

> 明治、大正、昭和の時代は端折られたため今の日本がおかれている正しい歴史認識ができていないと理解しています。それは拉致問題や竹島問題に無関心な日本人を作り上げたと考えています。

ほほう。最近の高校では拉致問題や竹島問題を学ぶ基礎作りをしているのですか。それは知りませんでした。
「日本の学校では反日日本人をつくりあげる偏向歴史教育がされている」、というのが憂国諸兄の主張ではないのですか。

> 昭和31年 教育委員会が住民による公選制から首長による任命制に移行することへの反対

教育長が校長の言動を左右する今の状況が好ましいわけですね。


>名無しさん

> 俺の小学校は日教組に牛耳られてて、中学からは私学に行ったので、二十歳過ぎた今でも君が代をまともに歌えたことがないw

わたしも中学から私学の口ですが君が代は自分でオルガン弾いて覚えましたよ。
自分の愛国心の不足とやる気のなさを学校のせいにするのはどうかと思います。

投稿: L-WING | 2006.10.19 10:24

ま、日教組がこれまでにメディアを通じて発信してきたデムパを見れば、これがどうしようもない屑人間の集団だってことが、わかってしまうわけですがw

投稿: | 2006.10.19 12:33

>日教組の問題点
やはり、教育の場に政治を生で持ち込んだことだと思いますよ。 政治や主義を、規範やルールという変換を行なわずに、直接 教育の場に持ち込むのは非常に危険だと思います。

教育の現場で、ボトムアップで政治運動を行い、政府の方針と対立軸を求める。 そのことにより、教頭・校長はつるし上げられ、生徒から見れば規範となるべき教師がルール破りや、管理職や非組合員のイジメを学校の場でやった。 

教師が、ルール破りや、イジメをやったら、
学校内の管理ができなくなるのも当たり前だと思います。 結局、尻拭いは、非組合員の教師や管理職がやったのではないでしょうか。


投稿: 外資社員 | 2006.10.19 14:21

まずもって前投稿において typoがありました。お詫びします。
誤 ウィキペディキュア 正 ウィキペディア

>L-WINGさま

>現在は受験重要項目として力が入れられています。

なるほど最近の状況についてはよく知りませんでした。
90年代以前では近代史が放置されていた状況が確認できて良かったです。

>つーか歴史くらい自分で勉強したらどうでしょうか。

公教育不要論ですか?
また、ここで投稿するのは勉強した結果、疑問が生まれたので発言し、他の方の意見を聞きたいということなんですが?

>最近の高校では拉致問題や竹島問題を学ぶ基礎作りをしているのですか。

国民と国の関係や国が国民を守ってくれる、あるいは国家間の血塗られた不幸な歴史や領土の問題についての基礎を公教育でしなければ誰がしてくれるんですか?(苦笑

>教育長が校長の言動を左右する今の状況が好ましいわけですね。

北海道で市民が市長の言動を左右し、市長が教育長を動かし、教育長が校長を動かす事件が起こっていますが、何か問題がありましたか?

投稿: たつや | 2006.10.19 16:04

外資社員 さんの指摘は肯けます。
特に共産党系は党利党略が露骨ですからね。
具体的な教師を思い出しましたよ。

>たつや さん

> 公教育不要論ですか?

ご自分の体験を安易に全体に敷衍するのは頂けないと言っているのですが。

> 国民と国の関係や国が国民を守ってくれる、あるいは国家間の血塗られた不幸な歴史や領土の問題についての基礎を公教育でしなければ誰がしてくれるんですか?(苦笑

中学社会に公民という教科があるのをご存知ですか。
また高校の日本史は選択科目なんですが。笑う前に少しは調べてから発言してはいかがでしょうか。

> 北海道で市民が市長の言動を左右し、市長が教育長を動かし、教育長が校長を動かす事件が起こっていますが、何か問題がありましたか?

いまこのブログで話題になっていることはなんだか覚えておいででしょうか。
また原理的に言って、市長を動かすより教育長を動かす方が、教育長を動かすより校長を動かす方が簡単なのは、火を見るのと同じくらい明らかですが。

少し疲れました。

投稿: L-WING | 2006.10.19 18:45

たしかに噛み合っていません。

>ご自分の体験を安易に全体に敷衍するのは頂けない

「90年代以前に近代史が放置されていた」のは争いがないのですよね?
公教育には、小中高、大学が含まれており、その中で行われている選択の日本史も公民も含まれています。当然あたりまえのようにそれぞれが統一性をもって進められている。
公教育が統一性をもっているから、現場に出て来ている一端(放置)を見て「全体」をかいま見たと言っているのです。「敷衍するに値しない」とする事実の提示方よろしくお願いします。

>原理的に言って

A:日教組が公選制から任命制に移行することを反対したのはおかしい。
B:反対することは当然だ、現在の教育長が校長の言動を左右する今の状況は好ましくない。
A:任命制であってもその任命権者は公選によるものだから問題はない。
B:原理的に校長を動かす方が簡単だ。

すでに2行目から噛み合っていません。
「原理的に」言って「誰が」校長を動かすのですか?
公選制によろうと任命制によろうと教育長が校長を動かすのではないのでしょうか?社長の意向を聞かない支店長など首を刎ねられればよろしい。

投稿: たつや | 2006.10.19 19:54

奈良って大阪市中心部から4,50分でしょ。
だったら東京なら立川ぐらいじゃない。

投稿: 立川より西に住む男 | 2006.10.19 20:46

奈良といえば奈良漬け。位置付けといえば地位だべ。
奈良はミステリー・スポット的なので中央特別快速電車とか複合映画館とか存在し無いんじゃねの?なにより立川は東京都内だしい。都内じゃだめさ。比較対象は他県じゃなきゃね。

投稿: 伝染るんです | 2006.10.19 21:16

・・・ま、その。新興宗教「真如苑」の総本山という意味ではミステリー繋がりで、これは有りかも?

投稿: 伝染るんです | 2006.10.19 21:49

>奈良
埼玉は京都、神奈川が兵庫、んでもって奈良は、
北部は「チバラギ」、南部は群馬・栃木、
こんなとこでは?

投稿: | 2006.10.19 23:12

99%同意しますが、残りの1%は、、、関東のは「キ」なんですよ。関西、大阪の御人とお見受けしましたが、如何?
http://kotonoha.cc/no/48634

埼玉=武蔵の国の武士&昔懐かしキューポラの町、神奈川=中華街&西洋文化、「チバラキ」=ガサラキ、、、じゃなくて、奈良同様に古墳時代に栄えてて、互いに海運での交流があったとか。そういう意味では似ている。あとは医療体制の整備状況ですね。それは専門家に出番を譲りたいと思います。確実だし、速いから。

投稿: 伝染るんです | 2006.10.20 00:38

可哀想な和歌山忘れられて…静岡あつかいなのか?
で、もって滋賀が山梨か?

投稿: pongchang | 2006.10.20 05:48

>埼玉は京都

京都は鎌倉でしょう。

投稿: y-mat | 2006.10.20 07:15

うーん、関西で住み暮したことのある人間としては、違和感のある回答ばかりです(汗

京都、大阪、神戸の3都市に住む者は、いずれも「我が住むところが関西の中心地」という自負を持っているような気がします。
関東圏では誰もが23区を中心に考えるのではないでしょうか。
例えば、京都市内と京都府下との違いは、23区内と都下との違いよりもはるかに大きいものと考えられています(上・中・下の三京区のみを特別視する見方もあろうかとは思いますが)。
2chなどではすっかりネタになっていますが、関西にはあちこちにディープな穴が開いており、地域差や集団差が激しいところだなぁと思います。

投稿: 信濃者 | 2006.10.20 08:07

>関西にはあちこちにディープな穴が開いており

 確かに。関東からはその穴は見えずらいものです。私は不動産屋に騙され西成区、あいりん地区のド真中にアパートを契約させられた事がありました。
 逆に、地方から上京する人は、やはり首都と言う理由だけで東京都に拘る傾向があると思うのですが。新宿の不動産屋で話を聞き、中央線も整備されているとことだし、ウッカリ立川より更に西のアパートを契約してしまーたり。入居しやすい団地ということで高尾駅からバス15分の立地~御茶ノ水まで毎日通勤したりとか。

投稿: 伝染るんです | 2006.10.20 14:03

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